[go: up one dir, main page]

JP2007170425A - 給脂構造 - Google Patents

給脂構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2007170425A
JP2007170425A JP2005364970A JP2005364970A JP2007170425A JP 2007170425 A JP2007170425 A JP 2007170425A JP 2005364970 A JP2005364970 A JP 2005364970A JP 2005364970 A JP2005364970 A JP 2005364970A JP 2007170425 A JP2007170425 A JP 2007170425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball nut
greasing
grease
sleeve
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005364970A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nishie
隆 西江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP2005364970A priority Critical patent/JP2007170425A/ja
Publication of JP2007170425A publication Critical patent/JP2007170425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

【課題】ボールネジ軸への穴加工等の難易度の高い加工を要することなくボールナット内部で循環しているボールへ無駄なく確実にグリースを給脂可能な給脂構造を提供する。
【解決手段】 本発明の給脂構造は、ボールナット10bの内周面に支持され、ボールナット10bの回転運動を直線運動に変換する円筒形状のボールネジ軸10aと、ボールナット10b内において循環しているボールとを有する駆動手段に給脂する給脂構造において、ボールナット10bを内周面16b側に備え、ボールナット10bと一体的に回転する円筒形状のスリーブ16を有し、スリーブ16には、スリーブ16の内周面16b側まで貫通した給脂穴19bが形成されており、ボールナット10bには、給脂穴19bと連通し、ボールナット10bの内周面10b2側まで貫通した給脂穴19cが形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ボールナットにグリースを供給するための給脂構造に関する。
ボールネジ機構は、ボールナットの内部に配設されたボールの回転によりボールネジ軸との摩擦を低減し、回転動作を直線動作へ効率良く変換する機構である。したがって、ボールネジの機能を最大限に発揮するためにはボールとボール転動面の間に潤滑油による油膜が形成される必要があり、そのためにはボールナット内部へ直接グリースを給脂することが重要となる。
図3に従来のボールネジ機構の給脂装置の一例を示す(特許文献1)。
ボールナット51の後端には回転部としての環状のフランジ部81が形成されている。フランジ部81の円周方向における複数箇所には、径方向に延びる潤滑剤安定路としての給脂穴82が形成されている。
フランジ部81の径方向外側には、環状体からなる給脂部材としての給脂用のプレート83が、フランジ部81に対して摺動自在に配設されている。プレート83は、プレート83の円周方向における複数箇所に配設されたボルトb2によって第1フランジ54に固定されている。したがって、ボールナット51が回転することで、フランジ部81の外周面とプレート83の内周面とが摺動することとなる。
また、プレート83の摺動部としての内周面には、フランジ部81の外周面に沿って溝部としての環状の油溝84が形成され、油溝84の円周方向における上端の位置に、潤滑剤供給路としての給脂穴85が径方向に形成されている。給脂穴82の径方向内方の端部は、ボールナット51とボールネジ軸63との間に形成された環状のすきま97に向けて開口させられ、給脂穴82の径方向外方の端部は油溝84に向けて開口させられる。給脂穴85は、径方向内方の端部が油溝84に連通しており、径方向外方の端部が外部からの給脂路に接続されている。
ナットカバー87は、ボールナット51、及びフランジ部81とプレート83との間に形成されたすきまを包囲するようにして配設されている。ボールナット51とナットカバー87との間にはグリース溜め91が形成されている。このグリース溜め91にはフランジ部81の外周面とプレート83の内周面とのすきまから漏れたグリースが溜まる。また、油溝84からフランジ部81の外周面とプレート83の内周面との間に形成されたすきまを介して後方(図に対して左方)に向けて漏れ出したグリースは、スラストベアリング58を潤滑する。
上記給脂装置の他、ボールネジの軸内部に、一端がボールネジ軸とボールナットとの間の螺合部に開口し、他端が外部に向けて開口する、グリース等の潤滑剤の流路となる給脂路が配設された装置が開示されている(特許文献2、3)。これらの給脂方法によれば、駆動源からの回転動作を直線動作へ変換するボールネジ機構においてボールナットが回転する構造であっても、潤滑剤であるグリースの流路は定まっているのでボールネジ軸へ容易に給脂できるというものである。
特許第3522629号公報 特許第3439127号公報 特開2003−83416号公報
特許文献1に開示された給脂装置の場合、ボールナット51に形成された回転部としてのフランジ部81及びフランジ部81の外周へ摺動自在に配設されたプレート83内にそれぞれ形成された給脂穴82、85をグリース等の潤滑剤が通ってボールネジ軸63へ給脂される。この方式の場合、ボールネジ軸63を潤滑したグリースが、ボールネジ軸63を伝ってボールナット51の内部へ進入することにより初めてボールナット51は給脂される。したがって、常にボールナット51の内部への確実な給脂が保障されるわけではない。
また、特許文献1に開示された給脂装置には、グリース溜め91が形成されている。つまり、特許文献1に開示された給脂装置では、ボールネジ軸63及びボールナット51へ給脂される必要なグリースの漏出が不可避な構造であるため、グリース溜め91が必要となる。グリースが確実に給脂されない場合、騒音の増大や、ボールの破損によりボールネジが正常に動作しないという問題が発生する場合があるだけでなく不要なグリースを給脂し続けなければならず、グリースの消費量の増加、コストアップとなる。
また、特許文献1に開示された給脂装置は、油溝84からフランジ部81の外周面とプレート83の内周面との間に形成されたすきまを介して後方(図に対して左方)に向けて漏れ出したグリースがスラストベアリング58を潤滑する構造となっている。このため、ボールネジ軸63及びボールナット51の潤滑剤と、スラストベアリング58の潤滑剤とは同質のものでなければならず、潤滑剤の選択の範囲が限定されてしまう。
一方、特許文献2、3に開示された給脂方法を採用するには、ボールネジ軸への穴加工が必要となる。この加工における穴径は小さいものであり、機械のサイズが大きくなるにつれてネジ長さは長くなるため、難易度が高い加工となる。したがって、加工時間がかかり、その結果コストが高くなるという問題がある。また、ボールナットは機械作動中ボールネジ軸を往復動作する為、ボールナット内部へ確実にグリースを給脂する為にはボールナットがボールネジ軸上のある決まった位置にあるときに常に給脂しなければならず、グリース供給タンクからの伝達流路長さを考えると、機械の動作を制御するコントローラにより給脂のタイミングを設定することは極めて困難である。
そこで、本発明は、ボールネジ軸への穴加工等の難易度の高い加工を要することなくボールナット内部で循環しているボールへ無駄なく確実にグリースを給脂可能な給脂構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の給脂構造は、ボールナットの内周面に支持され、ボールナットの回転運動を直線運動に変換する円筒形状のボールネジ軸と、ボールナット内において循環しているボールとを有する駆動手段に給脂する給脂構造において、ボールナットを内周面側に備え、ボールナットと一体的に回転する円筒形状のスリーブを有し、スリーブには、スリーブの内周面側まで貫通した給脂穴が形成されており、ボールナットには、スリーブの給脂穴と連通し、ボールナットの内周面側まで貫通した給脂穴が形成されていることを特徴とする。
上記の通り本発明の給脂構造は、給脂穴が形成されたスリーブ、およびスリーブの給脂穴と連通し、内周面側まで貫通した給脂穴が形成されたボールナットを供えている。すなわち、本発明の給脂構造はボールナットの外周側に配置されたスリーブからボールナット内に直接グリースを供給することができる。よって、ボールナットに給脂するための穴加工されたボールネジ軸を用意することもなく、また、ボールネジ軸を介してボールナットに給脂する必要もない。
また、本発明の給脂構造は、ボールナットに形成された給脂穴が、一端側がボールナットの外周面側であり、スリーブの内周面に環状に形成された油溝に対応する位置に開口しているものであってもよい。
また、本発明の給脂構造は、円筒形状のベアリングケースと、ベアリングケースの一端に設けられたカバーとを有し、カバーには、一端側が油溝に対応する位置に開口した貫通穴である給脂穴が形成されているものであってもよい。特に、スリーブには、カバーに対向する前端面に形成された環状の油溝と、内周面に環状に形成された油溝とが形成されており、給脂穴が油溝と油溝とを連通させる貫通穴であってもよい。スリーブの前端面に環状に油溝が形成されているので、スリーブが回転していても、カバーの給脂穴は常にスリーブの前端面に形成された油溝に対向していることとなる。よって、カバー側は固定されており、スリーブと同期して回転しないが、カバーに形成された給脂穴から供給されたグリースは油溝に確実に供給される。
また、本発明の給脂構造は、環状に形成された油溝の内周側および外周側に、給脂穴から供給されるグリースがカバーとスリーブとの間に形成される隙間から外部へと漏洩するのを防止するためのシール部材を有するものであってもよい。これにより、グリース量の節約によるコストの低減、及び給脂量のコントロールの容易化を図ることができる。
また、シール部材は、油溝と、スリーブを回転可能に支持するベアリングケース内に収納されたベアリングとの間に配置されているものであってもよい。この場合、ボールナット内を潤滑するグリースとベアリングに使用しているグリースとの混同を防止することができる。
以上、本発明によれば、ボールナットの外周側に配置されたスリーブからボールナット内に直接グリースを供給することができる。このため、ボールネジ軸内部に小径で長い穴加工は必要なく、コストを低減させることができる。また、ボールネジ軸を介してボールナットに給脂するのではないため、無駄なく確実にボールナット内にグリースを供給することができる。
以下、この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明のグリース給脂方法を適用した型締装置の正面図であり、図2は図1のA部拡大図である。
固定盤2はマシンベース1に固定されている。可動プレート3はタイバー6によりエンドプレート4と一体構造として固定されており、エンドプレート4とともに往復動作を行う。タイバー6はタイバーナット7により可動プレート3に締結されている。固定盤2および可動プレート3の間には金型5が設置される。
固定盤2、エンドプレート4およびクロスヘッド8はリンク機構(ダブルトグル機構)9によって連結されている。リンク機構9はトグルリンク9a、リンクピン9bからなる。
ボールネジ10はボールナット10bの回転動作をボールネジ軸10aの往復動作へと変換するネジ機構である。ボールネジ軸10aはナット11によりクロスヘッド8に締結されており、ボールナット10bの回転動作から変換された直線動作がボールネジ軸10aよりクロスヘッド8へと伝達される。
エンドプレート4には、ネジ機構10を回転支持する軸受機構12が設けられている。軸受機構12の内部の詳細(A部)は図2に示す。
軸受機構12は、ベアリングケース14、カバー15、円筒形状のスリーブ16によりネジ機構10を回転可能に保持している。以下、軸受機構12の詳細について説明する。
まず、軸受機構12の構成の概略について説明する。
ベアリングケース14はボルト21bによりエンドプレート4に固定されており、このベアリングケース14のクロスヘッド8側にはカバー15がボルト21aにより固定されている。ベアリングケース14内には2つのベアリング17が組み込まれており、これらベアリング17によりスリーブ16が回転可能に支持されている。スリーブ16内にはボールナット10bが収納されている。ボールナット10bの後端面(図2中、ボールナット10bの下側端面)にはボールナットフランジ10cが設けられている。ボールナットフランジ10cと、スリーブ16と、ボールナットフランジ10cの後端面側に設けられたプーリ13とはボルト21cにより連結されることで一体化されている。つまり、プーリ13、スリーブ16、ボールナット10bが一体化されている。プーリ13にはタイミングベルトが掛け回されており、不図示のサーボモータの駆動力によりプーリ13が回転駆動されることでスリーブ16およびボールナット10bが回転する。
次に、軸受機構12の給脂構造について説明する。
スリーブ16の内周面16bには環状の油溝20bが形成されている。また、スリーブ16の前端面16a(図2中、カバー15側の端面)にも環状の油溝20aが形成されている。さらにスリーブ16には油溝20aと油溝20bとを連通するように、グリースの流路である給脂穴19bが形成されている。
また、ボールナット10bには、その外周面10b1から内部のボール循環経路まで貫通するように、同じくグリースの流路となる給脂穴19cが複数設けられている。給脂穴19cはボールナット10bの概ね中央に設けられており、この給脂穴19cの位置と、スリーブ16の内周面16bに設けられた油溝20b、及びこの油溝20bに繋がる給脂穴19bの位置は一致する。
ボールナット10b及びスリーブ16の回転動作は上述したようにベアリング17にて支持されているが、ベアリング17内に封入されている潤滑油が外部へ(図では下側方向へ)漏れ出さないようにシール部材18cがスリーブ16の外周に配設されている。
ベアリング17を固定保持するカバー15と、油溝20aが形成されているスリーブ16の前端面16aとの間に微小な隙間が形成されている。このカバー15にはグリースの流路となる給脂穴19aが貫通して設けられている。なお、給脂穴19aは、スリーブ16の前端面16aに設けられている油溝20a、及びこの油溝20aに繋がる給脂穴19bの位置と一致するように設けられている。また、給脂穴19aのスリーブ16と反対側の端部には、給脂穴19aにグリースを供給するためのグリースチューブ、グリースニップルといった接続部品(図示せず)が設けられている。
また、カバー15のスリーブ16側の面、及びスリーブ16の外周面上には、シール部材18a、18bがそれぞれが配設されている。シール部材18aは油溝20aの内周側に設けられている。シール部材18bは油溝20aの外周側であって、油溝20aとベアリング17との間となる位置に設けられている。これらシール部材18a、18bは、給脂穴19aから給脂されたグリースの漏出を防止するためのものである。つまり、シール部材18aはカバー15と油溝20aが設けられているスリーブ16の端面との間の微小な隙間からボールネジ軸10a側への漏出を防止し、これにより、グリース量の節約によるコストの低減、及び給脂量のコントロールの容易化を図ることができる。一方、シール部材18bは外周のベアリング17の方への漏出を防止し、これにより、ベアリング17に使用しているグリース等の潤滑油との混同がないといった効果がある。
以上の構成の軸受機構12において、ボールナット10bの内部で循環しているボール10dへのグリースの給脂は以下のようにしてなされる。
グリースは、まず、グリースポンプ等の供給源(図示せず)からグリースチューブ、グリースニップルを介してカバー15に貫通して形成された給脂穴19aに供給される。
給脂穴19aに供給されたグリースは給脂穴19aを通り、カバー15とスリーブ16の前端面16aとの間の微小な隙間を介してスリーブ16の前端面16aの油溝20aに流入する。カバー15はベアリングケース14に固定されているため回転しないが、スリーブ16は回転している。しかしながら油溝20aはスリーブ16の前端面16aに環状に形成されているので、スリーブ16が回転していても、カバー15の給脂穴19aは常に油溝20aに対向していることとなる。よって、カバー15側は固定されており、スリーブ16と同期して回転しないが、給脂穴19aから供給されたグリースは油溝20aに確実に供給される。
油溝20aに流入したグリースは給脂穴19b内を通り、油溝20bへと流れ込む。
スリーブ16の内周面16bに環状に形成された油溝20bへと流れ込んだグリースは、ボールナット10bの、油溝20bに対応する位置に形成された給脂穴19c内へと流入する。給脂穴19cは、ボールナット10bの内部に収納されたボールネジ軸10aのボール循環経路まで貫通する、すなわち、外周面10b1側から内周面10b2側まで貫通するようにボールナット10bに形成されている。よって、給脂穴19c内に供給されたグリースはボールナット10bの内部で循環しているボール10dへ直接給脂されることとなる。
以上のように、本実施形態の給脂構造は、ボールナット10bを内周面16b側に備え、ボールナット10bと一体的に回転する円筒形状のスリーブ16を有し、スリーブ16には、スリーブ16の内周面16b側まで貫通した給脂穴19bが形成されており、ボールナット10bには、給脂穴19bと連通し、ボールナット10bの内周面10b2側まで貫通した給脂穴19cが形成されている。このため、従来技術のようにグリースがボールネジ軸を伝ってボールナットの内部へ進入することにより初めてボールナットが給脂される構成ではなく、ボールナットに直接グリースを供給することができる。よって、本実施形態の給脂構造は、ボールナットに対して確実な給脂を行うことができ、グリースの不安定な供給に起因する騒音の増大や、ボールの破損によりボールネジが正常に動作しないという問題の発生を未然に防ぐことができる。
また、このように、直接グリースを供給することができるため、必要以上のグリースを供給する必要がなく、グリースの消費量を押えることができる。
さらに、本実施形態の場合、ボールネジ軸内にグリース供給用の穴径の小さい長穴を形成するといった難易度の高い加工を要せず、コストを抑制することができる。
なお、竪型射出成形機に関する実施形態を説明したが、同様の構造の型締装置を有する横型射出成形機においても本発明にて提案するボールネジへの給脂方法は適用できる。
また、本実施形態においては、給脂穴19cは、ボールナット10bの、ボールネジ軸10aの軸方向中央部にのみ形成された例を示したがこの構成に限定されるものではない。給脂穴19cが中央部に設けられていることでボールナット10b内に満遍なく給脂可能であるが、給脂穴19cはボールネジ軸10aの軸方向に複数設けるものであってもよく、この場合、よりさらに満遍なくボールナット10b内に給脂可能となる。また、油溝20bは軸方向に複数設けられた給脂穴19cのそれぞれに対応するように複数設けられているものであってもよいし、あるいは軸方向に幅広に設けておき、グリースがこの幅広の油溝20bから複数の給脂穴19cへと分配される構成としてもよい。
本発明のグリース給脂装置の一例を適用した型締装置の正面図である。 図1のA部拡大図である。 従来のボールネジ機構の給脂装置の一例の側断面図である。
符号の説明
1 マシンベース
2 固定盤
3 可動プレート
4 エンドプレート
5 金型
5a 上型
5b 下型
6 タイバー
7 タイバーナット
8 クロスヘッド
9 リンク機構
9a トグルリンク
9b リンクピン
10 ボールネジ
10a ボールネジ軸
10b ボールナット
10b1 外周面
10b2 内周面
10c ボールナットフランジ
11 ナット
12 軸受機構
13 プーリ
14 ベアリングケース
15 カバー
16 スリーブ
16a 前端面
16b 内周面
17 ベアリング
18a、18b、18c シール部材
19a、19b、19c 給脂穴
20a、20b 油溝
21a、21b ボルト

Claims (6)

  1. ボールナット(10b)の内周面に支持され、前記ボールナット(10b)の回転運動を直線運動に変換する円筒形状のボールネジ軸(10a)と、前記ボールナット(10b)内において循環しているボールとを有する駆動手段に給脂する給脂構造において、
    前記ボールナット(10b)を内周面(16b)側に備え、前記ボールナット(10b)と一体的に回転する円筒形状のスリーブ(16)を有し、前記スリーブ(16)には、前記スリーブ(16)の内周面(16b)側まで貫通した給脂穴(19b)が形成されており、前記ボールナット(10b)には、前記給脂穴(19b)と連通し、前記ボールナット(10b)の内周面(10b2)側まで貫通した給脂穴(19c)が形成されていることを特徴とする給脂構造。
  2. 前記給脂穴(19c)は、一端側が前記ボールナット(10b)の外周面側であり、前記油溝(20b)に対応する位置に開口している、請求項1に記載の給脂構造。
  3. 円筒形状のベアリングケース(14)と、前記ベアリングケース(14)の一端に設けられたカバー(15)とを有し、前記カバー(15)には、一端側が前記油溝(20a)に対応する位置に開口した貫通穴である給脂穴(19a)が形成されている、請求項1または2に記載の給脂構造。
  4. 前記スリーブ(16)には、前記カバー(15)に対向する前端面(16a)に形成された環状の油溝(20a)と、内周面に環状に形成された油溝(20b)とが形成されており、前記給脂穴(19b)が前記油溝(20a)と前記油溝(20b)とを連通させる貫通穴である、請求項3に記載の給脂構造。
  5. 環状に形成された前記油溝(20a)の内周側および外周側に、前記給脂穴(19a)から供給されるグリースが前記カバー(15)と前記スリーブ(16)との間に形成される隙間から外部へと漏洩するのを防止するためのシール部材(18a、18b)を有する、請求項3または4に記載の給脂構造。
  6. 前記シール部材(18b)は、前記油溝(20a)と、前記スリーブ(16)を回転可能に支持する前記ベアリングケース(14)内に収納されたベアリング(17)との間に配置されている、請求項5に記載の給脂構造。
JP2005364970A 2005-12-19 2005-12-19 給脂構造 Pending JP2007170425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005364970A JP2007170425A (ja) 2005-12-19 2005-12-19 給脂構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005364970A JP2007170425A (ja) 2005-12-19 2005-12-19 給脂構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007170425A true JP2007170425A (ja) 2007-07-05

Family

ID=38297253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005364970A Pending JP2007170425A (ja) 2005-12-19 2005-12-19 給脂構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007170425A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009061597A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009061597A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090129714A1 (en) Roller bearing device and method of lubricating roller bearing
US20080245172A1 (en) Method for lubricating wave reduction gear, and rotating table device
US20090148088A1 (en) Lubricator for Rolling Bearings
KR101934066B1 (ko) 유성기어장치
US11986915B2 (en) Rotary table device
WO2014013409A2 (en) A concentric camshaft arrangement
JP2008261405A (ja) 流体送給機構における回転シール機構およびロータリジョイント
JP2008240938A (ja) 転がり軸受の潤滑装置
JP3616499B2 (ja) 工作機械の主軸装置
KR20190028780A (ko) 볼 베어링, 주축 장치 및 공작 기계
CN113958691B (zh) 具有轴和壳体部件的减速器
JP2020182271A (ja) 車両用電動機の軸受の潤滑機構
US6799896B2 (en) Separator grease retention and feed system for wheel spindle bearings
JP2008019948A (ja) 軸受ユニット
JP2007170425A (ja) 給脂構造
JPH08118199A (ja) 工作機械の送り装置
JPH06264934A (ja) 主軸装置の軸受潤滑機構
JP2011106493A (ja) 転がり軸受装置
US4945620A (en) Spindle head assembly
EP2037155A2 (en) Lubricating oil supply device
JP3806904B2 (ja) 回転工具のミスト供給機構
CN111734943B (zh) 一种滚筒润滑油自动加注装置
JP2006336767A (ja) 軸受潤滑装置
JP3449530B2 (ja) 竪型成形機のターンテーブル回動機構
JP4048343B2 (ja) 遠心クラッチの潤滑機構

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20081023

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081029

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090304

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02