[go: up one dir, main page]

JP2007168421A - 液体吐出ヘッド、液体供給装置、液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出ヘッド、液体供給装置、液体吐出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007168421A
JP2007168421A JP2006259176A JP2006259176A JP2007168421A JP 2007168421 A JP2007168421 A JP 2007168421A JP 2006259176 A JP2006259176 A JP 2006259176A JP 2006259176 A JP2006259176 A JP 2006259176A JP 2007168421 A JP2007168421 A JP 2007168421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
ink
supply chamber
liquid supply
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006259176A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4755057B2 (ja
Inventor
Yoshiyo Mukai
佳代 向井
Tomohiro Fujii
友裕 藤井
Hiroyuki Ishinaga
博之 石永
Yoichi Sonobe
洋一 園部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Inc filed Critical Canon Finetech Inc
Priority to JP2006259176A priority Critical patent/JP4755057B2/ja
Priority to US11/560,538 priority patent/US7661798B2/en
Priority to EP06124649A priority patent/EP1790482B1/en
Priority to CN2006101625053A priority patent/CN1970303B/zh
Publication of JP2007168421A publication Critical patent/JP2007168421A/ja
Priority to US12/645,898 priority patent/US8287098B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4755057B2 publication Critical patent/JP4755057B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/12Embodiments of or processes related to ink-jet heads with ink circulating through the whole print head

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】液体吐出ヘッド内における液体の流路抵抗および圧力損失を小さくして、ノズルに対する液体の供給速度を高めることができる液体吐出ヘッド、液体供給装置、および液体吐出装置を提供すること。
【解決手段】インク供給室44をメインインク供給室42と積層する形態に配置し、メインインク供給室42とインク供給室44との間に介在するフィルタ40は、複数のノズルが配列されるノズル配列平面と略平行な面に沿って延在させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、液体をノズルから吐出可能な液体吐出ヘッド、その液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体供給装置、および、その液体吐出ヘッドから液体を吐出させるための液体吐出装置に関するものである。
液体吐出ヘッドから吐出させる液体としては、インクや薬液などの種々の液体を用いることができ、インクを用いた場合には、そのインクを記録媒体に付与することによって画像を記録することができる。
従来、液体吐出ヘッドの液体供給系として、例えば、インクジェット記録ヘッド(液体吐出ヘッド)にインクを供給するインク供給系は、記録速度の高速化に伴って改良されてきた。しかし、インク(液体)内の異物や気泡をトラップするためのフィルタを流路中に配設する必要があるため、インクの流れに対してフィルタ部での圧力損失が大きく、高速記録の妨げとなってきた。
この不具合を解消すべく、フィルタ面積を大きくして圧力損失を小さくした場合には、液室内の気泡がフィルタの下面に溜まり、液体の供給を阻害するおそれがある。
そのため、フィルタの一部を閉じる弁を設けて、記録ヘッドの回復処理時のみインクの流速を上昇させて、気泡を追い出すように改善した提案がある(特許文献1)。同様な例として、フィルタに密接するような弁を設けて、記録ヘッドの回復処理時に、やはりインクの流速を上昇させて気泡を追い出し易くした提案もなされている(特許文献2)。
平06−064183号公報 平08−118672号公報
しかしながら、上記特許文献1、2の方法によると、フィルタ近傍に弁を設けるために、構造が複雑化してしまう。
本発明の目的は、液体吐出ヘッド内における液体の流路抵抗および圧力損失を小さくして、ノズルに対する液体の供給速度を高めることができる液体吐出ヘッド、液体供給装置、および液体吐出装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、液体吐出ヘッドの液室内の気泡を移動させて、気泡の除去効率を高めたり、液体の供給性能を常に維持することができる液体吐出ヘッド、液体供給装置、および液体吐出装置を提供することにある。
本発明の液体吐出ヘッドは、共通液室に連通する複数のノズルが同一のノズル配列平面上に配列され、前記ノズルから前記共通液室内のインクを吐出する液体吐出ヘッドにおいて、前記共通液室に連通するメイン液体供給室と、前記メイン液体供給室に隣接する液体供給室と、前記メイン液体供給室と前記液体供給室との間に介在し、かつ前記ノズル配列平面と平行な面に沿って延在するフィルタと、前記液体供給室内に連通する開口と、を備えることを特徴とする。
本発明の液体供給装置は、上記の液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体供給装置であって、前記開口と、液体を収容可能な液体タンクと、の間を連通可能な連通路を備えることを特徴とする。
本発明の液体吐出装置は、上記の液体吐出ヘッドから、液体を吐出させるための液体吐出装置であって、前記開口と、液体を収容可能な液体タンクと、の間を連通可能な連通路を備えることを特徴とする。
本発明によれば、液体供給室をメイン液体供給室と積層する形態に配置し、さらに、液体供給室とメイン液体供給室との間に介在するフィルタは、複数のノズルが配列されるノズル配列平面と略平行な面に沿って延在させることにより、液体吐出ヘッド内における液体の流路抵抗および圧力損失を小さくして、ノズルに対する液体の供給速度を高めることができる。
また、メイン液体供給室の上側の壁部に傾斜面部を形成することにより、メインインク供給室内の気泡を積極的に移動させて、気泡の除去効率を高めたり、液体の供給性能を常に維持することができる。
液体吐出ヘッドからインクを吐出させて画像を記録する場合には、インクをスムーズに供給して高速記録を実現することができる。さらに、多量の廃インクを発生させることなく、効率的に気泡を除去することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1から図10は、本発明の第1の実施形態を説明するための図である。
図1は、本発明のインク吐出装置(液体吐出装置)の構成例を説明するための概略正面図である。本例のインク吐出装置は、6つの液体吐出ヘッド11を用いて記録用紙(記録媒体)P上に画像を記録する記録装置を構成する。本例のインク吐出装置は、各ヘッド11のそれぞれに対応する回復ユニット12、各ヘッド11のそれぞれに供給するためのインク(液体)を収容するインクカートリッジ13、搬送部14、オペレーションパネル部15、および給紙部16などから構成される。記録用紙Pは、給紙部16から搬送部14へ給紙され、その搬送部14によって矢印A方向に搬送される。その記録用紙Pは、各ヘッド11と対向する記録位置を移動するときに、各ヘッド11から吐出されるインクによって画像が記録される。各ヘッド11は、記録用紙Pの搬送方向(矢印A方向)に沿って配列されている。各ヘッド11には、記録用紙Pの搬送方向と交差する方向(本例では直交する方向)に配列された複数の吐出口が形成されている。それらの吐出口は、後述するように、インク流路および吐出エネルギー発生手段と共にノズルを形成する。各ヘッド11は、対応するインクカートリッジ13からイエロー(Y)、淡マゼンタ(LM)、マゼンタ(M)、淡シアン(LC)、シアン(C)、およびブラック(K)のインクが供給される。各ヘッド11は、後述するように、これらのインクを駆動信号に応じて吐出口から吐出する。
本例のインク吐出装置は、記録用紙Pの記録領域の幅方向の全域に渡って延在する長尺なヘッド11を用いたインクジェット記録装置としての適用例である。しかし本発明は、ヘッドの主走査方向の記録走査と、その主走査方向と交差する副走査方向における記録用紙の所定量の搬送と、を繰り返すシリアルスキャン方式のインクジェット記録装置にも適用することができる。
図2は、図1のインク吐出装置におけるインク供給系(液体供給系)の概略構成図である。着脱可能に備えられるインクカートリッジ13内のインクは、ヘッド11の吐出口に適正なインクのオリフィス面を形成するように、サブタンク23を通してヘッド11に供給される。24は、インクカートリッジ13からサブタンク23へインクを供給するための供給ポンプ、25は、サブタンク23からヘッド11へインクを供給するための加圧ポンプである。26は、後述するヘッド11の加圧時において、インクのリターン経路を閉鎖するための回復弁である。供給ポンプ24は後述するリサイクル動作にも使用され、27は、そのリサイクル動作の際に、インク経路を選択のための供給弁である。リサイクル動作は、ヘッド11の回復処理時に排出されたインクを再利用するための動作であり、このリサイクル動作時には、回復ユニット12の回復桶28が用いられる。この回復桶28は、ヘッド11の吐出面(吐出口の形成面)の下方に設置され、この回復桶28からサブタンク23へのインク経路は、リサイクル弁29によって開閉される。
供給ポンプ24、加圧ポンプ25、回復弁26、供給弁27、リサイクル弁29は、後述する動作モードに応じて、制御部(制御手段)100により関連的に制御される。
次に、このようなインク吐出装置におけるインク供給系の動作モードについて説明する。
インク供給系の動作モードには、記録モードと、インク供給モードと、循環モードと、加圧モードと、の4つがある。記録モードは、画像の記録時にサブタンク23からヘッド11へインクを供給するモードであり、インク供給モードは、インクカートリッジ13からサブタンク23へインクを供給するモードである。また、循環モードは、サブタンク23とヘッド11との間においてインクを循環させるモードであり、加圧モードは、サブタンク23からヘッド11へインクを加圧供給するモードである。
記録モード時には、ヘッド11からのインクの吐出により、そのヘッド11内のインクが減少して、その内圧が下がる。そして、ヘッド11のノズル内の毛細管現象により、サブタンク23内のインクが加圧ポンプ25および回復弁26のそれぞれを通ってヘッド11に補給される。インク供給モード時は、供給ポンプ24が作動し、カートリッジ13からサブタンク23内へインクが供給される。循環モード時は、加圧ポンプ25により、サブタンク23とヘッド11間にてインクを循環させる。つまり、サブタンク23内のインクが加圧ポンプ25によってヘッド11内に送られ、そのヘッド11内のインクが回復弁26を通してサブタンク23内に戻される。このようなインクの循環により、後述するように、ヘッド11や流路中の気泡が除去され、適正な記録を行うことが可能となる。この循環モード時にヘッド11の吐出口から回復桶28に排出されたインクは、供給ポンプ24の動作により、リサイクル弁29を通してサブタンク23に戻される。加圧モードは、後述するように、ヘッド11のノズル内にある気泡、増粘インク、および異物等を排出するために行われる。この加圧モード時には、回復弁26を閉鎖して、加圧ポンプ25を駆動することにより、サブタンク23からヘッド11へ強制的にインクが送られて、ヘッド11の吐出口から回復桶28内にインクが強制的に排出される。
図3は、ヘッド11の構成例を説明するための正面図であり、図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図、図5は、図3のV円部の拡大図である。本例のヘッドは4インチの記録幅(ノズル列の長さに相当)をもつ。
これらの図において、セラミック製のベースプレート31は、シリコンによって形成されたヒーター基板32を支持している。ヒーター基板32には、インクの吐出エネルギー発生素子としての複数の電気熱変換体(ヒーター)と、これらの電気熱変換体に対応するインク流路を形成するための複数の流路壁と、が形成されている。これらの電気熱変換体およびインク流路によって、吐出口からインクを吐出可能なノズルNが複数構成される。またヒーター基板32には、各ノズルNに連通する共通液室33を囲むための液室枠も形成されている。このように形成されたノズルNの側壁および液室枠の上には、共通液室33を形成するための天板34が接合されている。したがって、ヒーター基板32と天板34は、互いに一体化した状態でベースプレート31に積層接着されている。このような積層接着は、銀ペーストなどの熱伝導率のよい接着剤によって行われる。ベースプレート31におけるヒーター基板32の後方(図4中の上方)には、実装済みのPCB(配線基板)35が両面テープにより支持されている。ヒーター基板32上の各吐出エネルギー発生素子と、PCB35と、は、各々の配線に対応するワイヤボンディング36により電気的に接続されている。
天板34の上面にはインク供給部材(液体供給部材)37が接合されている。このインク供給部材37は、インク供給ケース(液体供給ケース)38とインク供給ケースカバー(液体供給ケースカバー)39とより構成されている。インク供給ケース38には、予め、液室と、その液室に連通する流路溝と、が形成されている。インク供給ケースカバー39がインク供給ケース38の上面を塞ぐことにより、後述するように、管状の流路が形成される。本例の場合、インク供給ケース38とインク供給ケースカバー39との接合は、熱硬化型の接着剤により行われる。このようにインク供給部材37に形成された流路によって、天板34に形成された連通路34Aにインクが供給される。
また、インク供給ケース38には、第1、第2、および第3の3つのフィルタ40,41,43が配設されている。第1フィルタ40はインク中の異物の除去を目的とし、第2フィルタ41はメインインク供給室(メイン液体供給室)42内の気泡の除去を目的とし、第3フィルタ43は第1インク供給室(第1液体供給室)44内の気泡の除去を目的とする。各々のフィルタ40,41,43は、ステンレスの繊維を8μm間隔でメッシュ状に織り込んだ材料により形成されており、熱溶着によって液体供給ケース38に固定されている。各フィルタ40,41,43の機能の詳細については後述する。
図6は、本例におけるヘッド11の要部の斜視図である。本図は、ヘッド11をインク供給ケース38側から見た斜視図であり、説明の便宜上、インク供給ケースカバー39やねじ等は省略している。
インク吐出装置のサブタンク23より供給されたインクは、まず、ヘッド11の第1ジョイント開口45を通って第1インク供給室44に供給される。その第1インク供給室44内のインクは、第1フィルタ40を通ってメインインク供給室42へ供給される。メインインク供給室42は、上下の壁部42A,42Bと、左右および前後の4つの壁部42C,42Dおよび42E,42Fによって形成されている。それらの壁部42Aから42Fの内、壁部42Fはインク供給ケースカバー39に形成され、他の壁部はインク供給ケース38に形成されている。
このようなメインインク供給室42内に供給されたインクは、壁部42Eに形成された供給口42Gと、天板34に形成された連通路34Aおよび共通液室33(図5参照)を経て、ノズルNに達する。また、メインインク供給室42に供給されたインクは、第2フィルタ41を通って第2インク供給室(第2液体供給室)46へ送られ、さらに第2ジョイント開口47を経てサブタンク23へ戻る。
このようなインクの流れにおいて、高速記録を可能とするためには、ノズルNへのインク供給がスムーズに行われなければならない。つまり、インク流路における流路抵抗をできるだけ小さくするように設計する必要がある。そこで本例におけるヘッド11は、図3から図5のように、第1インク供給室44、メインインク供給室42、共通液室33、およびノズルNが直接的に連通している。さらに、第1ジョイント開口45、第1インク供給室44、およびノズルNは、図4中の上方から下方に向かう直線的な流路を形成している。また、ヘッド11内の流路抵抗を小さくするために、流路の断面積は、ヘッド11の入り口である第1ジョイント開口45の内径と同一、あるいはそれ以上とされている。これにより、インクが滞りなく供給される。本例においては、流路全体に渡ってφ3(直径3mm)以上の断面積となっている。
さらに、インクの供給性能を損なわないように、ヘッド11内のインクの圧力損失の要因となるフィルタを大面積化している。本例においては、第1フィルタ40の有効面積をφ20(直径20mm)相当とすることにより、そのフィルタ40による圧力損失を最小にしている。また、ノズルNの列が位置するノズル配列平面と平行な平面上に、第1フィルタ40を配置することによって、そのフィルタ40の大面積化に伴うヘッド11の大型化を回避している。このような効果を得る上において、フィルタ40は、ノズル配列平面と完全に平行である必要はなく、略平行であればよい。したがって、フィルタ40をノズル配列平面と平行な平面上に配置するということは、フィルタ40をノズル配列平面と略平行な平面上に配置することを含む。
ノズルNはヒーター基板32と天板34との間に形成されるため、ノズル配列平面は、ヒーター基板32と天板34との接合部に沿うように図4および図5中の上下方向に延在する。第1フィルタ40は、そのノズル配列平面と平行な平面上、つまり図3中の紙面と平行な平面上に位置する。
一方、第1フィルタ40として大面積フィルタを採用した場合の最大の問題は、そのフィルタの上流部に滞留しやすい気泡の除去である。本例においては、第1インク供給室44内に滞留しやすい気泡の除去が問題となる。この部分に気泡が残留していると、その気泡がインクの供給の妨げとなり、フィルタ40の有効面積全体を効果的に活用することができない。
そこで本例においては、第1インク供給室44と第2インク供給室46とを連通するバイパス流路48を設け、さらに、このバイパス流路48内に第3フィルタ43を設けることによって、このような問題を解消した。この第3フィルタ43は、インクと共に流入する気泡を第1インク供給室44から取り除くように、その面積が小さく設計されている。すなわち、第3フィルタ43の面積が小さくすることにより、第1インク供給室44から第3フィルタ43を通るインクの流速を上げて、その第1インク供給室44から気泡を取り除くようになっている。
ただし、第3フィルタ43の面積を小さくし過ぎた場合には、それを通るインク流抵抗が大きくなって、第3フィルタ43側へのインクの流入が全く行われなくなるおそれがある。この場合には、第1インク供給室44内の気泡を取り除くことができなくなる。一方、第3フィルタ43の面積が大き過ぎた場合には、その第3フィルタ43における流抵抗が第1フィルタ40における流抵抗よりも小さくなり、第1インク供給室44内のインクの大部分が第3フィルタ43側へ流入して、本来供給されるべき第1フィルタ40側へは供給されなくなるおそれがある。本例では、第1インク供給室44の気泡を除去しながら、第1フィルタ40を通してメインインク供給室42へ効率良くインクが供給できるように、第3フィルタ43の面積をφ2(直径2mm)とした。第3フィルタ43の密度を変更することによって、それを通過するインクの流速を上げることも可能である。
本例のインク吐出装置は、インクを吐出するために発熱エネルギーを必要とする。すなわち、ヒーター基板32上の電気熱変換体が発生する熱エネルギーによりインクを発泡させ、その発泡エネルギーを利用して、ノズルから図5中の下方にインクを吐出させるように構成されている。そのため、記録動作が長時間連続した場合には、熱エネルギーがインクに蓄積されてインクの温度が上昇し、そのインク中に溶存する気体がヘッド11内に溜まってしまうおそれがある。このヘッド11内の気泡を除去しなければ、インクの吐出が適正に行われなくなる。なお、インクを吐出させるための吐出エネルギー発生手段は、電気熱変換体を用いる構成のみに特定されず任意であり、例えば、ピエゾ素子などを用いてインク吐出させる構成であってもよい。
本例のヘッド11においては、図4のように、各ノズルN、共通液室33、およびメインインク供給室42を直接的に連通させることにより、記録動作に伴った生じた気泡をメインインク供給室42に貯めることが可能である。さらに、メインインク供給室42を大容量液室とすることにより、気泡をある程度まで多く貯めることができる。また、第2フィルタ41を設けることにより、メインインク供給室42内に存在する気泡を容易に除去することができる。つまり、加圧ポンプ25によってサブタンク23とヘッド11との間にてインクを循環させる循環モード時は、第2フィルタ41を通過するインクの流速を上げることができるため、その第2フィルタ41を通して、メインインク供給室42内の気泡を容易に除去することができる。
図7から図10は、ヘッド11とサブタンク23との間のインク供給システムを模式的に表した図であり、それぞれインクの供給状態毎におけるインクの流れを表す。
図7は、メインインク供給室42にインクを充填するときのインクの流れを表す図である。
サブタンク23内のインクは、加圧ポンプ25の作動により、第1ジョイント開口45から第1インク供給室44に入り、そして第1フィルタ40を通ってメインインク供給室42内に流入する。その際、メインインク供給室42内の気体は、第2フィルタ41および第2インク供給室46を通して第2ジョイント開口47から排出されるため、メインインク供給室42内はインクで満たされる。図7はインクの流路を模式的に現しており、図3から図6のヘッド11の構成においては、第2インク供給室46内の気体が流路L1,L2,L3を通して排出される。すなわち、第2インク供給室46内の気体は、インク供給ケース38内に形成された流路L1、インク供給ケース38の溝部とインク供給ケースカバー39とによって形成された流路L2、およびインク供給ケース38内に形成された流路L3を通して、第2ジョイント開口47から排出される。
ここで、メインインク供給室42にインクをスムーズに充填するためには、ヘッド11内の圧力損失の要因となる第1フィルタ40を大面積化することが望ましい。しかし一方において、第1フィルタ40の大面積化により、その単位面積当たりのインクの流速が低下するため、第1インク供給室44に存在する気泡が第1フィルタ40を通過しづらくなる。その結果、第1フィルタ40の上流側に気泡が溜まり、それがインクの流れを阻害するおそれがある。そのため、前述したように、第1インク供給室44と第2インク供給室46との間を結ぶバイパス流路48を形成し、その流路48内に第3フィルタ43を配設した。これにより、第1インク供給室44内の気泡は、第3フィルタ43および第2インク供給室46を経由して、第2ジョイント開口47から排出することができる。つまり、第3フィルタ43の部分においてインクの流速を上げることにより、第1インク供給室44からの気泡の除去が可能となる。したがって、第1フィルタ40の全面を通して、インクをスムーズに充填することができる。
図7はインクの流路を模式的に現しており、図3から図6のヘッド11の構成においては、インク供給ケース38に、第1ジョイント開口45と第1インク供給室44との間を連通する流路L4が形成されている。また、インク供給ケース38の溝部とインク供給ケースカバー39とによって流路L5が形成され、インク供給ケース38には、流路L5と前述した流路L2とを連通する流路L6が形成される。したがって、図7におけるバイパス流路48、つまり第1および第2インク供給室44、46の間を連通する流路は、流路L4,L5,L6,L2,L1によって形成されることになる。バイパス流路48は、要は、第1インク供給室44内の気体を、第3フィルタ43を通して第2ジョイント開口47から排出することができればよい。また、図3から図6のヘッド11の構成においては、インク供給ケース38内の空間が第1および第2フィルタ40,41によって画成されることにより、第1,第2インク供給室44,46およびメインインク供給室42が形成される。
図8は、ヘッド11のノズル内に存在する気泡、増粘インク、および異物等を排出するための加圧回復時におけるインクの流れ表す。この加圧回復時におけるインク供給系の動作は、前述した加圧モードに対応する。
前述したように、本例のインク吐出装置は、インクの吐出に発熱エネルギーを必要とする。そのため、長時間連続して記録を行った場合に、その熱エネルギーがインクに蓄積されてインクの温度が上昇することにより、インク中に溶存する気体がノズル内に溜まってしまうおそれがある。この気泡を除去しなければ、インクの吐出が適正に行われなくなる。よって、ノズルN内の気泡を適宜除去する必要がある。サブタンク23内のインクは、加圧ポンプ25の作動により、第1ジョイント開口45から第1インク供給室44内に入り、そして第1フィルタ40を通ってメインインク供給室42内に流入する。この加圧回復時には、回復弁26が閉鎖されているため、メインインク供給室42に供給されたインクは、共通液室33からノズルN側へ強制的に流される。そして、そのインクは、ノズルN内の気泡、増粘インク、および異物等と共に、ヘッド11ノズルNの吐出口から強制的に排出される。図8もインクの流路を模式的に現しており、図3から図6のヘッド11の構成においては、メインインク供給室42内のインクは、インク供給ケース38に形成された流路L7、天板34の連通路34A、および共通液室33を通して、ノズルNの吐出口から強制的に排出される。
図9は、記録中におけるインクの流れを表す。この記録中におけるインク供給系の動作は、前述した記録モードに対応する。
記録中におけるノズルNからのインク滴Iの吐出により、ヘッド11内のインクが減少して、その内圧が下がる。そして、ノズルN内の毛細管現象により、サブタンク23内のインクは、加圧ポンプ25と第1ジョイント開口45を通ってヘッド11に補給される。このときは回復弁26も開放されており、第2ジョイント開口47からもヘッド11内にインクが流入する。記録中、特に高速記録を持続するためには、ノズルNにインクをスムーズに供給する必要があり、第1フィルタ40における圧力損失を小さくする必要がある。そのために、インク充填時と同様に、第1フィルタ40の全面を有効に利用してインクが供給できるように、第1インク供給室44内の気泡を排除する。すなわち、第1インク供給室44から第2インク供給室46に通ずるバイパス流路48に備えられた第3フィルタ43を介して、第1インク供給室44内の気泡を排出しながら、メインインク供給室42にインクを供給する。よって、高速記録中にもノズルNへのインクの供給が滞ることがない。図9もインクの流路を模式的に現しており、図3から図6のヘッド11の構成においては、メインインク供給室42内のインクは、インク供給ケース38に形成された流路L7、天板34の連通路34A、および共通液室33を通してノズルN内に供給され、そして、そのノズルNの吐出口からインク滴Iとして吐出される。
図10は、サブタンク23とヘッド11との間にてインクを循環させる循環回復時のインクの流れを表す。この循環回復により、記録中にヘッド11や流路中に生じた気泡が除去され、適正な記録の維持が可能となる。この循環回復時におけるインク供給系の動作は、前述した循環モードに対応する。
この循環回復の際、サブタンク23内のインクは、加圧ポンプ25の作動により、第1ジョイント開口45から第1インク供給室44に入り、第1フィルタ40を通してメインインク供給室42内に流入する。それと同時に、メインインク供給室42に溜まった気泡は、第2フィルタ42を通って第2ジョイント開口47側へ排出される。本例のヘッド11は、メインインク供給室42を大容量液室としているため、長時間連続して記録する際に生じる気泡をメインインク供給室42内にある程度まで貯めることができる。そのメインインク供給室42内に溜まった気泡は、この循環回復の動作により、第2フィルタ41を通して容易に除去することができる。
(第2の実施形態)
図11および図12は、本発明の第2の実施形態を説明するための図である。これらの図において、前述した実施形態と同様の部分には、同一符号を付して説明を省略する。
前述した実施形態と同様に、メインインク供給室(メイン液体供給室)42は、壁部42Aから42Fによって形成されており、下側の壁部42Bと共通液室33に連通する供給口43Gは、図11中の左右方向において平行に形成されている。
本実施形態において、上側の壁部42Aには、水平方向に対して角度θ1で傾斜する傾斜面が形成されており、その傾斜面は、第1フィルタ40側から第2フィルタ41側に向かって上向きに傾斜している。つまり、壁部42Aには、重力方向に対して直交しない傾斜面が形成されている。このように上側の壁部42Aに傾斜面を形成することにより、メインインク供給室42内の気泡を第2フィルタ41側に集中させることができる。すなわち、メインインク供給室42内において浮力により浮き上がる気泡を、上側の壁部42Aに沿って移動させることができる。角度θ1を4°以上に設定することにより、気泡の移動が確認できた。このように上側の壁部42Aを傾斜させることにより、ヘッド11内の気泡の除去効率をさらに高めることが可能となり、循環モードの実施に要する時間も短縮することができる。角度θ1は、4°より大きくなるほど気泡を移動させる作用も強くなる。しかし、角度θ1が大きくなるほどヘッド11の高さも高くなるため、実用上は20°程度が望ましい。
本例においては、上側の壁部42Aがノズル配列平面と直交し、その壁部42Aに角度θ1の傾斜面部が形成されている。しかし壁部42Aは、メインインク供給室42内の気泡を移動させるための傾斜面部を有するものであればよい。
(第3の実施形態)
図13は、本発明の第3の実施形態を説明するための図である。図13において、前述した実施形態と同様の部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態において、上側の壁部42Aの図13中右側には、水平方向に対して角度θ1で傾斜する部分(傾斜面)42A−1が形成されており、その部分42A−1は、第1フィルタ40側から第2フィルタ41側に向かって上向きに傾斜している。さらに、上側の壁部42Aの図13中左側の部分には、水平方向に対して角度θ2で傾斜する部分(傾斜面)42A−2が形成されており、その部分42A−2は、第2フィルタ41側から第1フィルタ40側に向かって上向きに傾斜している。これらの部分42A−1,42A−2によって、第1フィルタ40と第2フィルタ41との間に位置する頂点部(頂点)42A−3が形成される。
メインインク供給室42内における第2フィルタ41の近傍に微小な気泡が残留した場合には、その気泡によって、記録動作中における第2フィルタ41からのインク供給が阻害されるおそれがある。本例においては、上側の壁部42Aに、第2フィルタ41側から第1フィルタ側40に向かって上向きの角度θ2を成す部分42A−2を形成することによって、第2フィルタ41から離れた位置の壁部42Aの頂点部42A−3に、気泡を溜めることが可能となる。この結果、気泡の除去効率を高めつつ、第2フィルタ41の近傍に残留する気泡によってインク供給が阻害されることなく、記録動作中のインク供給性能を維持することができる。
本発明の第1の実施形態における液体吐出ヘッドを搭載した液体吐出装置の概略構成図である。 図1の液体吐出ヘッドに対する液体の供給系の概略構成図である。 図1の液体吐出ヘッドの要部の拡大正面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図4のV円部の拡大図である。 図1の液体吐出ヘッドの要部の斜視図である。 図1の液体吐出ヘッドに対する液体供給路の液体充填時におけるインクの流れの説明図である。 図1の液体吐出ヘッドに対する液体供給路の加圧回復時におけるインクの流れの説明図である。 図1の液体吐出ヘッドに対する液体供給路の記録中におけるインクの流れの説明図である。 図1の液体吐出ヘッドに対する液体供給路の気泡除去時におけるインクの流れの説明図である。 本発明の第2の実施形態における液体吐出ヘッドの要部の拡大正面図である。 図11の液体吐出ヘッドの要部の斜視図である。 本発明の第3の実施形態における液体吐出ヘッドの要部の拡大正面図である。
符号の説明
11 インク吐出ヘッド(液体吐出ヘッド)
12 回復ユニット
23 サブタンク
24 供給ポンプ
25 加圧ポンプ
26 回復弁
27 供給弁
28 回復桶
29 リサイクル弁
32 ヒーター基板
33 共通液室
34 天板
37 インク供給部材(液体供給部材)
38 インク供給ケース(液体供給ケース)
39 インク供給ケースカバー(液体供給ケースカバー)
40 第1フィルタ
41 第2フィルタ
42 メインインク供給室(メイン液体供給室)
43 第3フィルタ
44 第1インク供給室(第1液体供給室)
45 第1ジョイント開口(第1開口)
46 第2インク供給室(第2液体供給室)
47 第2ジョイント開口(第2開口)
48 バイパス流路
100 制御部(制御手段)

Claims (15)

  1. 共通液室に連通する複数のノズルが同一のノズル配列平面上に配列され、前記ノズルから前記共通液室内のインクを吐出する液体吐出ヘッドにおいて、
    前記共通液室に連通するメイン液体供給室と、
    前記メイン液体供給室に隣接する液体供給室と、
    前記メイン液体供給室と前記液体供給室との間に介在し、かつ前記ノズル配列平面と平行な面に沿って延在するフィルタと、
    前記液体供給室内に連通する開口と、
    を備えることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  2. 前記開口と前記液体供給室は、前記ノズル内の液体の流れに沿う略直線の流路によって連通し、
    前記メイン液体供給室と前記共通液室は略直線の流路によって連通する
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 内部に空間を有する液体供給ケースを備え、
    前記フィルタは、前記液体供給ケースの内部を画成することによって前記メイン液体供給室と前記液体供給室を形成する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記共通液室および前記ノズルを形成する基板と天板とを備え、
    前記天板は、前記液体供給ケースに対して積層配置され、
    前記液体供給ケースおよび前記天板は、前記メイン液体供給室と前記共通液室とを直線的に連通する連通路を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記開口は、前記液体供給ケースに形成されることを特徴とする請求項3または4に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記液体供給室は、第1および第2液体供給室を含み、
    前記開口は、前記第1液体供給室に連通する第1開口と、前記第2液体供給室に連通する第2開口と、を含み、
    前記フィルタは、前記メイン液体供給室と前記第1液体供給室との間に介在する第1フィルタと、前記メイン液体供給室と前記第2液体供給室との間に介在する第2フィルタと、を含む
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記第1および第2フィルタは、メッシュ密度あるいは面積が異なることを特徴とする請求項6に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記第1液体供給室と前記第2の液体供給室との間を連通するバイパス流路と、
    前記バイパス流路中に配備される第3フィルタと、
    を備えることを特徴とする請求項6または7に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記ノズルからインクを吐出させるための熱エネルギーを発生する電気熱変換体を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記メイン液体供給室を形成する上側の壁部は、水平方向に対して傾斜する傾斜面を有することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  11. 前記傾斜面の傾斜角度は、水平方向に対して4°以上であることを特徴とする請求項10に記載の液体吐出ヘッド。
  12. 前記メイン液体供給室を形成する上側の壁部は、前記第1フィルタと第2フィルタとの間の位置に頂点を形成する2つの傾斜面を有することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
  13. 前記傾斜面の傾斜角度は、水平方向に対して4°以上であることを特徴とする請求項12に記載の液体吐出ヘッド。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載の液体吐出ヘッドに液体を供給するための液体供給装置であって、
    前記開口と、液体を収容可能な液体タンクと、の間を連通可能な連通路を備えることを特徴とする液体供給装置。
  15. 請求項1から13のいずれかに記載の液体吐出ヘッドから、液体を吐出させるための液体吐出装置であって、
    前記開口と、液体を収容可能な液体タンクと、の間を連通可能な連通路を備えることを特徴とする液体吐出装置。
JP2006259176A 2005-11-25 2006-09-25 液体供給装置および液体吐出装置 Expired - Fee Related JP4755057B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006259176A JP4755057B2 (ja) 2005-11-25 2006-09-25 液体供給装置および液体吐出装置
US11/560,538 US7661798B2 (en) 2005-11-25 2006-11-16 Liquid ejection head, liquid supply apparatus, liquid ejection apparatus, and liquid supply method
EP06124649A EP1790482B1 (en) 2005-11-25 2006-11-23 Liquid ejection head, liquid supply apparatus, liquid ejection apparatus, and liquid supply method
CN2006101625053A CN1970303B (zh) 2005-11-25 2006-11-24 液体排出头、液体供给装置、液体排出装置以及液体供给方法
US12/645,898 US8287098B2 (en) 2005-11-25 2009-12-23 Liquid ejection head, liquid supply apparatus, liquid ejection apparatus, and liquid supply method

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005340673 2005-11-25
JP2005340673 2005-11-25
JP2006259176A JP4755057B2 (ja) 2005-11-25 2006-09-25 液体供給装置および液体吐出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007168421A true JP2007168421A (ja) 2007-07-05
JP4755057B2 JP4755057B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=38295601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006259176A Expired - Fee Related JP4755057B2 (ja) 2005-11-25 2006-09-25 液体供給装置および液体吐出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4755057B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011520664A (ja) * 2008-05-23 2011-07-21 富士フイルム株式会社 流体液滴を吐出するための流体の循環
JP2011148224A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッドユニット及び画像形成装置
US8313171B2 (en) 2010-03-30 2012-11-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid jetting head and ink-jet printer
US8337000B2 (en) 2009-02-09 2012-12-25 Canon Finetech Inc. Inkjet print head and ink storage apparatus
US8851643B2 (en) 2012-08-30 2014-10-07 Ricoh Company, Ltd. Inkjet image forming apparatus
JP2015128850A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP2017185716A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 東芝テック株式会社 インク循環装置、インクジェット記録装置
US9827771B2 (en) 2015-08-03 2017-11-28 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus and liquid supplying apparatus
JP2019014170A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
JPWO2022107204A1 (ja) * 2020-11-17 2022-05-27

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06183024A (ja) * 1992-12-22 1994-07-05 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2000103075A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Brother Ind Ltd インクジェット式記録装置
JP2002144576A (ja) * 2000-11-17 2002-05-21 Canon Inc 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP2004082544A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Sii Printek Inc インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06183024A (ja) * 1992-12-22 1994-07-05 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2000103075A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Brother Ind Ltd インクジェット式記録装置
JP2002144576A (ja) * 2000-11-17 2002-05-21 Canon Inc 液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
JP2004082544A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Sii Printek Inc インクジェットヘッド及びインクジェット式記録装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011520664A (ja) * 2008-05-23 2011-07-21 富士フイルム株式会社 流体液滴を吐出するための流体の循環
US8616689B2 (en) 2008-05-23 2013-12-31 Fujifilm Corporation Circulating fluid for fluid droplet ejecting
US8337000B2 (en) 2009-02-09 2012-12-25 Canon Finetech Inc. Inkjet print head and ink storage apparatus
JP2011148224A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Ricoh Co Ltd 液体吐出ヘッドユニット及び画像形成装置
US8313171B2 (en) 2010-03-30 2012-11-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Liquid jetting head and ink-jet printer
US8851643B2 (en) 2012-08-30 2014-10-07 Ricoh Company, Ltd. Inkjet image forming apparatus
JP2015128850A (ja) * 2014-01-07 2015-07-16 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
US9827771B2 (en) 2015-08-03 2017-11-28 Seiko Epson Corporation Liquid ejecting apparatus and liquid supplying apparatus
US10081191B2 (en) 2015-08-03 2018-09-25 Seiko Epson Corporation Method of discharging fluid in a liquid ejecting apparatus
JP2017185716A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 東芝テック株式会社 インク循環装置、インクジェット記録装置
JP2019014170A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
JP7005196B2 (ja) 2017-07-07 2022-01-21 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
JPWO2022107204A1 (ja) * 2020-11-17 2022-05-27
WO2022107204A1 (ja) * 2020-11-17 2022-05-27 コニカミノルタ株式会社 液滴吐出装置及び送液方法
JP7673756B2 (ja) 2020-11-17 2025-05-09 コニカミノルタ株式会社 液滴吐出装置及び送液方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4755057B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1790482B1 (en) Liquid ejection head, liquid supply apparatus, liquid ejection apparatus, and liquid supply method
JP4755057B2 (ja) 液体供給装置および液体吐出装置
KR100938475B1 (ko) 액체방울 침착 장치
CN1970303B (zh) 液体排出头、液体供给装置、液体排出装置以及液体供给方法
JP4270300B2 (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、及び液体吐出装置の気泡除去方法
JP5882005B2 (ja) 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP6059865B2 (ja) 液体吐出ヘッドおよび液体吐出記録装置
JP2009285900A (ja) ライン型ヘッドユニット
US20080007602A1 (en) Ink cartridge
KR100717027B1 (ko) 잉크 공급 장치 및 이를 구비하는 잉크젯 화상형성장치
WO2009147944A1 (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射記録装置及び液体噴射ヘッドの液体充填方法
US7992979B2 (en) Ink-jet recording apparatus
JP2010052210A (ja) 気泡制御ユニット、液体噴射ヘッド、及び、液体噴射装置
JP2008246842A (ja) 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置
CN107825850B (zh) 喷墨头、喷墨记录装置以及喷墨头的制造方法
WO2010103937A1 (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射記録装置および液体噴射ヘッドの液体充填方法
US20020130934A1 (en) Ink-jet head cartridge with bubble chamber
JPH08238772A (ja) インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置
JP2008105340A (ja) インクジェットヘッド
JPH06106731A (ja) インクジェット記録手段およびインクジェット記録装置
JP6272007B2 (ja) 液体吐出ヘッド
JP2003246075A (ja) インクタンク、インクジェットカートリッジ、インクジェット記録装置
JPWO2017169681A1 (ja) インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
JP2003054004A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録ヘッド、並びにインクジェット記録方法
JP2014004693A (ja) 液体吐出ヘッドおよび液体吐出記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110526

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees