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JP2007167263A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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JP2007167263A
JP2007167263A JP2005367426A JP2005367426A JP2007167263A JP 2007167263 A JP2007167263 A JP 2007167263A JP 2005367426 A JP2005367426 A JP 2005367426A JP 2005367426 A JP2005367426 A JP 2005367426A JP 2007167263 A JP2007167263 A JP 2007167263A
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drum
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outer tub
washing machine
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JP2005367426A
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English (en)
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Naoto Yamaoka
直人 山岡
Giichi Baba
義一 馬場
Hiroyuki Tanaka
啓之 田中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to CNB2006101700478A priority patent/CN100558970C/zh
Priority to CN2009101457954A priority patent/CN101575791B/zh
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Abstract

【課題】脱水のためにドラムを高速回転させる際に、洗濯物の片寄りによってドラムが首振り振動した場合でも軸受に掛かる負荷を軽減して軸受の耐久性を高める。
【解決手段】ドラム13内周面に取り付けられたバッフル40は、断面山型の頂部の延伸方向がドラム13の中心軸線Cと斜交するように構成され、脱水運転時にはドラム13はその延伸方向の傾きと同方向(図では時計回り方向)に回転駆動される。ドラム13の回転速度が上昇する過程でドラム13内の洗濯物はバッフル40により持ち上げられるが、頂部の傾斜に従って洗濯物はドラム13後方側への移動が促進されるため、ドラム13の周方向における洗濯物の片寄りによって偏心荷重が発生する場合でも、その偏心荷重の位置は相対的に軸受16に近くなり軸受16に掛かる負荷が軽減される。
【選択図】図3

Description

本発明はドラム式洗濯機に関する。
一般にドラム式洗濯機は、略箱形状の筐体内に配設された外槽の内部に、水平軸又は傾斜軸を中心に周面円筒形状のドラムを回転自在に配置した構成を有しており、このドラム内に洗濯物を収容し、外槽内に水を貯留した状態でドラムを回転させることによって洗濯物の洗濯を行う。また、乾燥機能を有するドラム式洗濯機では、洗濯が終了すると、ドラムをゆっくりと回転させながら外槽内に加熱空気を送給することにより、洗濯物の乾燥を行うことができる。こうしたドラム式洗濯機では、その多くが、洗濯物をドラム内に出し入れするための衣類投入口が筐体の前面に設けられ、その衣類投入口を開閉するドアが設けられている。そして、そのドアを開くと、外槽の前面に形成された開口とドラムの前端面に設けられた衣類投入用開口とを通してドラム内部が覗けるように構成されている。
こうしたドラム式洗濯機では、洗いやすすぎ、或いは乾燥時にドラム内で洗濯物を撹拌したり洗濯物の位置の入れ替えを促進したりするために、ドラム内周面にバッフルを突設している。従来より、適切に洗濯物を撹拌するためにバッフルの形状について各種の提案がなされている。例えば、特許文献1に記載のドラム式洗濯機では、断面山型の頂部の延伸方向がドラムの回転軸方向でなくこれに斜交する方向であるような形状のバッフルが開示されており、これにより、ドラムが左右に反転駆動されるときに洗濯物がドラムの回転軸方向に沿って行き来し易いようにしている。
また特許文献2には、前上がり傾斜である軸を中心にドラムが回転自在に設けられたドラム式洗濯機において、上記特許文献1と同様に断面山型の頂部の延伸方向がドラムの回転軸方向でなくこれに斜交する方向であるような形状のバッフルが用いられ、洗濯物を洗う際にこのバッフルの作用により傾斜上方であるドラム前方側に洗濯物の移動を促進させることで洗濯物がドラム後方側に片寄ることを回避している。
ところで、特許文献2に記載のドラム式洗濯機では、ドラムは軸体により片持ち支持されており、この軸体が取り付けられた後端面は傾斜下方に位置している。そのため、上述のように洗い運転時にドラム前方側に持ち上げられた洗濯物の偏在によってドラム周方向の偏心荷重があると、その偏心荷重の位置は軸受から相対的に遠いものとなるため、脱水時にドラムを高速回転させたときに軸受に掛かる負荷が大きくなり、軸受が摩耗し易くなったり破損し易くなったりする。こうした問題に対し、特許文献2に記載のドラム式洗濯機では配慮がなされていない。
また、こうしたドラム式洗濯機では、脱水時の振動を抑制するためにドラムの前端面の外周縁部に円環状のバランサが取り付けられるが、脱水時にドラムが首振り振動した際にもバランサ自体やバランサを固定する部材が外槽内壁面に接触することをできるだけ避ける必要がある。そのため、外槽内周壁面とドラム外周壁面との間の間隙を必要以上にとる必要があり、その結果、洗濯/乾燥容量を確保しながら外槽の径を小さくしたり、逆に筐体や外槽のサイズを大きくすることなく洗濯/乾燥容量を増加させることは難しかった。また、衣類投入口を設けたドラム前端面の外周縁部にバランサを取り付ける必要があるため、衣類投入口を大きく確保することが難しかった。
また特許文献3に記載のように、従来のドラム式洗濯機において、撹拌すると布縮みや型崩れし易い衣類や布製のスニーカーなどを乾燥するためにドラム内に乾燥対象を載置する乾燥棚を設置し、ドラムを回転駆動しないで温風をドラム内に供給する静止乾燥ができるようになっているものがある。こうしたドラム式洗濯機において、使用者がドラム内に乾燥棚を設置したまま脱水運転などを指示してしまうと、乾燥棚がドラム内で転動し、大きな音が発生したり、場合によってはドラム内の部材が破損したりするおそれがあった。
特開2004−57657号公報 特開2005−65921号公報 特開2005−152476号公報
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その第1の目的とするところは、傾斜軸を中心に回転自在に設けられたドラムを有するドラム式洗濯機において脱水時にドラムが高速で回転する際の軸受に掛かる負荷を軽減することができるドラム式洗濯機を提供することにある。
また本発明の第2の目的とするところは、ドラム前端面の外周縁部に円環状のバランサを取り付ける部分の周囲の構造を工夫することにより、洗濯/乾燥容量を確保しつつ外槽のサイズを小さくすることができるドラム式洗濯機を提供することにある。
また本発明の第3の目的とするところは、ドラム前端面の外周縁部に円環状のバランサを取り付ける構造を工夫することにより、バランサの内容積を十分に確保しながら衣類投入口のサイズを大きくすることができるドラム式洗濯機を提供することにある。
また本発明の第4の目的とするところは、ドラム内に乾燥棚を設置して静止乾燥を行えるようにしたドラム式洗濯機において、使用者が誤って脱水運転等を指示した場合でも大きな異常音の発生やドラム内の部材の損傷を防止することができるドラム式洗濯機を提供することにある。
上記第1の目的を達成するために成された第1発明は、外槽と、該外槽に設けられた軸受と、該軸受により回転自在に支承された軸体と、周面円筒形状であって後端面に前記軸体の一端が固着されたドラムと、を具備し、前記ドラムは前端面が後端面よりも高い位置となるように前上がり傾斜に配設されたドラム式洗濯機において、
前記ドラムの内周面に突設された、その回転の軸心方向に対し斜交する方向に延伸する頂部を有するバッフルと、
前記ドラムを回転させるべく前記軸体を駆動するモータと、
前記ドラム内に収容された洗濯物の脱水を行うために該ドラムを高速回転させる際に、その回転方向を前記バッフルの頂部の傾斜方向と同方向として前記モータを制御する制御手段と、
を備えることを特徴としている。
この第1発明に係るドラム式洗濯機では、脱水運転の際に、制御手段はバッフルの頂部の傾斜方向と同方向にドラムが高速回転するようにモータを制御する。ドラムの回転速度が上昇してゆく過程で、バッフルは洗濯物に対し傾斜下方側、つまりドラム後方側に押すような力を及ぼす。これにより、洗濯物は全体としてドラム内の後方側、つまり軸体が取り付けられた端面側に集まり易くなる。したがって、ドラム全体としての荷重は相対的に軸受に近い位置に移動することとなり、脱水時にドラム周方向での洗濯物の片寄りによって首振り振動が起こる場合でも、軸受に掛かる負荷を軽減することができる。
また第1発明に係るドラム式洗濯機において、好ましくは、前記ドラム内に収容された洗濯物を乾燥させるために前端面側からその内部に温風を供給する温風供給手段を備え、前記制御手段は前記温風供給手段を作動させて乾燥運転を行う際に、前記ドラムの回転方向を左右反転させつつ前記バッフルの頂部の傾斜方向と逆方向に回転する時間を同方向に回転する時間よりも長く設定して前記モータを制御する構成とするとよい。
バッフルの頂部の傾斜方向と逆方向にドラムが回転されるときバッフルは洗濯物をドラムの傾斜上方側、つまり前方側に持ち上げ、反対に、バッフルの頂部の傾斜方向と同方向にドラムが回転されるときバッフルは洗濯物をドラムの傾斜下方側、つまり後方側に移動させる。いずれの場合でもバッフルはドラム内の洗濯物の撹拌を促進するが、前者の時間が後者の時間よりも長く設定されているために、温風供給手段による温風供給口に近い側に洗濯物が移動し易い。これにより、洗濯物が温風に晒され易く、乾燥効率を高めることができる。また、乾燥に際して洗濯物がドラム内の後方側にかたまることを防止できるので、洗濯物にシワが付くことを軽減することができる。
上記第2の目的を達成するために成された第2発明は、外槽と、該外槽内に回転自在に配置された周面円筒形状のドラムと、前記ドラムの端面の外周縁に取り付けられた円環状の流体バランサと、を具備するドラム式洗濯機において、
前記流体バランサは前記ドラムの円筒形状の胴部外側から該胴部の板材を貫通するねじにより固定され、前記外槽の胴部内壁面は前記ドラムの回転に伴って前記ねじの頭部に対面する円環状の部位が外方に凹んだ形状であることを特徴としている。
第2発明に係るドラム式洗濯機によれば、バランサ固定用のねじの頭部がドラム胴部の外方へ突出している個所で外槽胴部の内壁面が凹形状であるため、両者の間の離間間隔が確保でき、脱水時にドラムが首振り振動しても上記ねじの頭部が外槽の内壁面に接触することを防止することができる。また、凹形状とした以外の部分においては外槽を構成する外槽胴の内径を小さくすることができるので、筐体の幅を小さくして省スペース化を図ることができる。或いは逆に、外槽胴の内径を同じにしてドラム胴部の径を大きくすることができるので、筐体の大きさを変えずに洗濯/乾燥容量を増加させることができる。また、外槽の衣類投入用の開口に近い位置で外槽胴に凹形状部が形成されていることで、その開口付近の強度を高くすることができる。
上記第3の目的を達成するために成された第3発明は、外槽と、該外槽内に前後方向に延伸する軸を中心に回転自在に配置された周面円筒形状のドラムと、前記ドラムの衣類投入口が形成された前端面の外周縁に取り付けられた円環状の流体バランサと、を具備するドラム式洗濯機において、
前記流体バランサは内周壁面に円環状の突条を有し、前記ドラムの前端面は衣類投入口を取り囲む断面凹形状の環状板部材で構成され、前記流体バランサはその突条が前記環状板部材の内周側の端部に当接した状態で該環状板部材の断面凹形状部に嵌着されることを特徴としている。
第3発明に係るドラム式洗濯機によれば、円環状のバランサの内周面の内側がドラムの衣類投入口となるため、大きなサイズの衣類投入口を確保しつつバランサの容積も確保することができる。バランサの容積が大きいことにより、脱水時に洗濯物の片寄りによる偏心荷重の矯正が可能であるような偏心荷重量が大きくなり、それだけ脱水時の振動や騒音を軽減することができる。また、衣類投入口を大きくできることで、ドラム内への洗濯物の出し入れが行い易くなるし、ドラム内が覗き易くなるため洗濯物の取り忘れの軽減につながる。
上記第4の目的を達成するために成された第4発明は、外槽と、該外槽に設けられた軸受と、該軸受により回転自在に支承された軸体と、周面円筒形状であって後端面に前記軸体の一端が固着されたドラムと、を具備し、前記ドラム内に静止乾燥用の乾燥棚を装着した状態で乾燥運転を行えるようにしたドラム式洗濯機において、
前記ドラムの後端面に前記軸体を固定するために該ドラム内方から螺設された複数のねじの頭部を被覆するように、該ドラム後端面の内側中央に装着されたキャップを備え、前記キャップの中心に保持孔を形成し、前記乾燥棚に前記保持孔に挿入されれる保持軸を設けて該保持軸を前記保持孔に挿入することでドラム内で乾燥棚を保持するようにしたことを特徴としている。
第4発明に係るドラム式洗濯機では、乾燥棚はドラムに対しては保持軸をキャップの保持孔に挿入することにより保持されており、この保持孔はドラムの回転軸上に存在するので、乾燥棚が設置された状態でドラムが回転駆動されてしまった場合でも、保持軸と保持孔の内壁とが擦れるだけであって乾燥棚はその位置を維持する。したがって、乾燥棚がドラム内で転動することがなく、異常騒音や異常振動などの発生を防止することができる。また、ドラム内に乾燥棚を設置する際に保持軸を保持孔に挿入すればよいので設置が容易である。
上述したように第1発明に係るドラム式洗濯機によれば、ドラムが高速で回転駆動される際に洗濯物がドラムの周方向に偏在していた場合でも、軸受に掛かる負荷を軽減して軸受の耐久性を向上させることができる。また、相対的にドラムの首振り振動が小さくなるので、振動や騒音の低減にも有効である。
第2発明に係るドラム式洗濯機によれば、同一の洗濯/乾燥容量に対し外槽の外径を相対的に小さくできるため、筐体のサイズを小型化することができる。また筐体のサイズを同一とすれば、ドラムをそれだけ大きくして洗濯/乾燥容量を増加させることができる。さらにまた、衣類を出し入れするための外槽の開口部周縁の強度を高めることができる。
第3発明に係るドラム式洗濯機によれば、流体バランサの容積を大きくすることで脱水運転時の振動抑制の効果を高めることができる。また、ドラムの衣類投入口を大きくしてドラム内への洗濯物の出し入れを容易にすることができる。
第4発明に係るドラム式洗濯機によれば、静止乾燥用の乾燥棚がドラム内に設置された状態で誤ってドラムが回転された場合でも、異常騒音や異常振動の発生を防止でき、乾燥棚やドラム内の部材が損傷することも防止できる。
以下、本発明の一実施例であるドラム式洗濯乾燥機について図面を参照して説明する。図1は本実施例のドラム式洗濯乾燥機のドアを開放した状態での外観側面図、図2は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図、図3は本実施例のドラム式洗濯乾燥機において給排水経路が現れる位置での概略側面縦断面図、図4は本実施例のドラム式洗濯乾燥機において乾燥経路が現れる位置での概略側面縦断面図である。
本ドラム式洗濯乾燥機の外形を成す筐体1は全体として略箱形状である。図1、図2に示すように、筐体1の前面1aは、上部から中央部にかけて緩やかに湾曲しつつやや斜め上方を向く形状になっており、そこに略円形状の衣類投入口1bが形成され、衣類投入口1bは内部を透視可能である横開き式のドア2で開閉されるようになっている。また、前面1aの上部、つまり衣類投入口1bの上には、左右に細長く、各種操作キーが表示器が配置された操作パネル5が設けられ、その左側には引き出し式の洗剤容器6が設置され、右側には同じく引き出し式の乾燥フィルタ容器7が設置されている。
また前部平坦部1eの後部左端には一端が水道栓に接続される給水ホースの他端が接続される給水ホース接続口3が配置され、その右隣には一端が浴槽内の風呂水に浸漬される風呂水ホースの他端が接続される風呂水ホース接続口4が配置されている。給水ホース接続口3は後述する給水バルブ21の入水口を直接上面に露出させることで形成されており、風呂水ホース接続口4は風呂水ポンプ22の入水口を直接上面に露出させることで形成されている。
次に図3、図4により内部構成を説明すると、筐体1の内部には、周面が略円筒形状の外槽10が左右両下側方を支持するダンパ11と上部を牽引する図示しないばねにより適度に揺動自在に支持されている。外槽10の前面部は筐体1の衣類投入口1bに相対して円形状に開口しており、この開口部10aと衣類投入口1bとはゴムなどの弾性体から成るシール部材12によって連結されている。
外槽10の内部には、洗濯物を収容するための周面略円筒形状のドラム13が、前後方向に延伸し且つ前上がりに傾斜して設けられた主軸14により軸支されている。ドラム13の前端面には大きく開口した衣類投入口13aが形成され、上記ドア2が開放されると、前方斜め上から外槽10の開口部10aとこのドラム13の衣類投入口13aとを通して、ドラム13内部が覗き込めるようになっている。ここでは、ドラム13の中心軸線Cつまり主軸14の中心軸線の傾斜角度θは水平線に対して約15°に定められているが、これは一例であり、傾斜角度θは例えば10〜30°程度の適度な角度に設定される。
主軸14の前端はドラム13の後端面の後方側に強固に固定され、外槽10の後面部に装着された軸受固定部材15の内周に設けられた軸受16により回転自在に支承されている。外槽10の後方側に突出した主軸14の端部には、アウタロータ型の直流ブラシレスモータであるドラムモータ17のロータ172が取り付けられ、一方、軸受固定部材15にはステータ側界磁コイル171が固定されている。永久磁石を含むロータ172はステータ側界磁コイル171の外周を取り囲むように配置されており、これによりモータ17は主軸14の延伸方向に薄型の構造を有している。なお、詳細構造は後述する。図示しない制御回路からステータ側界磁コイル171に駆動電流が供給されるとロータ172は回転し、主軸14を介してロータ172と同一の回転速度でドラム13が回転駆動される。
筐体1内の上部空間には、給水バルブ21や風呂水給水用の風呂水ポンプ22、洗剤投入部23を含む給水ユニット20が配設されている。この給水バルブ21の上方に指向した入水口が上記給水ホース接続口3であり、風呂水ポンプ22の上方に指向した入水口が上記風呂水ホース接続口4である。洗剤容器6を引き出し自在に内装する洗剤投入部23は給水バルブ21の前方に配置され、給水バルブ21や風呂水ポンプ22を経て洗剤投入部23に供給された水は主として洗剤容器6の内部を通り、洗剤投入部23の底部に接続された注水管24を通して外槽10の後部に設けられた注水口25から外槽10内へと供給される。
上述したように給水が行われて外槽10に貯留した水は通水穴13bを通してドラム13内へと流入する。また、脱水時にドラム13内で洗濯物から吐き出された水は通水穴13bを通して外槽10側へ飛散する。外槽10の底部後方には排水口26が設けられ、排水口26は排水バルブ27の流入口に接続されており、排水バルブ27が開放されると外槽10内に貯留されている水は排水管28を通して機外へと排出される。
このドラム式洗濯乾燥機は、脱水後の洗濯物を乾燥させる機能も有しており、図4に示すように、外槽10の後面下部に空気排出口31が設けられ、その空気排出口31に接続された通風路32は外槽10の後方、側方及び上方を通って外槽10前面上部に設けられた空気供給口36に接続されている。この通風路32の途中には、前方に引き出し自在である乾燥フィルタ容器7内に収納された乾燥フィルタ(図示しない)、ファンモータ34により回転駆動されるファン33、乾燥用のヒータ35が配設されている。また、通風路32の直立部には図示しない冷却水ホースの端部が接続されている。
而して、乾燥運転時には、ファン33により生起された空気流がヒータ35で加熱された後に空気供給口36から吐き出されてドラム13内に供給される。その加熱空気はドラム13内部を通過する際に洗濯物と熱交換を行って水分を奪い、空気排出口31を通って通風路32に流れ込む。通風路32の直立部には冷却水ホースを介して水が連続的又は間欠的に流下されており、水蒸気を多量に含む加熱空気がこの冷却水に接触すると水蒸気は凝縮して結露する。結露した水は冷却水と共に通風路32の内壁を伝い落ちて外槽10内に流れ、排水口26から排出される。通風路32内で水蒸気が除かれた乾いた空気は乾燥フィルタを通過し、ファン33を経てヒータ35に戻る、というように循環する。乾燥フィルタを通過する際に空気に混入している糸屑、塵埃、花粉などの異物が除去される。
図10は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の電気系のブロック構成図である。制御部50はCPU、ROM、RAM、タイマなどを含むマイクロコンピュータ(マイコン)を中心に構成されており、ROMに格納されている制御プログラムに基づいて、洗い、すすぎ、脱水及び乾燥の各行程の運転動作を行うための各種の制御を実行する。制御部50には、使用者が各種設定や指示を与えるために操作パネル5に設けられた操作部53からキー入力信号が与えられるとともに、ドアスイッチ55からドア2の開閉検知信号が、水位センサ56から外槽10内に貯留された水の水位検知信号が、温度センサ57から洗いやすすぎ行程時には水温に応じた、乾燥時にはドラム13の出口側の空気の温度に応じた温度検知信号がそれぞれ入力される。また、制御部50には負荷駆動部51が接続されており、この負荷駆動部51を介してドラムモータ17、ファンモータ34、乾燥用ヒータ35、給水バルブ21、風呂水ポンプ22、排水バルブ27等の動作を制御する。
次に、本実施例のドラム式洗濯乾燥機の特徴的な構成及びその作用・動作について説明する。
図3に示すようにドラム13の内周面にはドラム13の回転に伴って洗濯物を掻き上げることで洗濯物を撹拌したり移動を促進させたりするためのバッフル40が、ドラム13の周方向に略等角度間隔で3本設けられている。図5は1本のバッフル40の概略形状を示す平面図(a)及びA−A’矢視線、B−B’矢視線、C−C’矢視線の各断面図(b)である。バッフル40はその頂部401が長く延伸する略山形形状であって、頂部401の延伸方向D2は基部402の延伸方向D1に対し所定角度φで以て斜交している。
図3に示すように、バッフル40は基部402がドラム13の中心軸線Cの方向とほぼ平行になるように取り付けられている。したがって、各バッフル40の頂部401の延伸方向D2はドラム13の中心軸線Cの方向に対して所定角度φで以て斜交している。このドラム13を正面視で時計回り方向に回転させるとき、各バッフル40の頂部401にあって回転方向に対しドラム13前方側が先行しドラム後方側が遅れる。したがって、バッフル40はドラム13内に収容されている洗濯物に対しドラム13の後方側、つまりドラム13の傾斜下方に移動させるような力を及ぼす。逆にドラム13を正面視で反時計回り方向に回転させるときには、バッフル40はドラム13内に収容されている洗濯物に対しドラム13の前方側、つまりドラム13の傾斜上方に移動させるような力を及ぼす。
本発明における制御手段としての制御部50は標準的には所定のプログラムに従って洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各行程を順次実行するように各部を制御するが、特に脱水運転時にはドラム13が時計回り方向に高速回転(例えば最高回転速度1000rpm)するように負荷駆動部51を介してドラムモータ17を制御する。脱水時にドラム13の回転速度の上昇に伴ってドラム13内の洗濯物は当初ばらけながらドラム13の周方向に広がって、洗濯物に作用する遠心力が重量よりも大きくなると各洗濯物はドラム13の内周面に張り付く。その際に、バッフル40は洗濯物を全体的にドラム13の後方側に移動させるので、ドラム13周方向にみれば洗濯物はあまり片寄りなく分散して配置されるが、中心軸線Cに沿った方向でみれば後方側に洗濯物は片寄る。したがって、ドラム13周方向での洗濯物の片寄りに起因する偏心荷重の位置は中心軸線Cに沿った方向でみれば軸受16に相対的に近い位置となる。これにより、偏心荷重によってドラム13が振動する場合でも、同じ大きさの偏心荷重が軸受16から遠い位置に存在する場合と比較して、軸受16に掛かる負荷が小さくなり、軸受16の耐久性を向上させることができる。
また後述の静止乾燥を除く通常の乾燥の際には、制御部50はファンモータ34を駆動することでファン33を回転させ、乾燥用ヒータ35に通電を行うことで空気供給口36からドラム13内に温風を吹き込み、洗濯物が撹拌されるような回転速度(例えば40〜50rpm)で以てドラム13を回転駆動させる(即ち、ファン33、ファンモータ34及び乾燥用ヒータ35が本発明における温風供給手段に相当する)。その際に、制御部50はドラム13の回転駆動パターンが図8に示すようになるように負荷駆動部51を介してドラムモータ17を制御する。即ち、ドラム13を一方向でなく左右方向に反転回転させるが、反時計回り方向の回転時間t2を時計回り方向の回転時間t1よりも長く設定する。ドラム13を左右反転させることで洗濯物を満遍なく撹拌して乾燥むらを起こしにくくすることができるが、特に反時計回り方向にドラム13が回転されるときに上述したように洗濯物はドラム13の前方側、つまり空気供給口36に近い側への移動が促進される。そのため、各洗濯物が温風に晒され易くなり、しかもドラム13の傾斜下方に洗濯物がかたまることも回避できるので、洗濯物が効率良く乾燥でき、シワの発生も抑制できる。
他の特徴として図3中のBに示す部分の詳細を図6に示す。脱水時にドラム13が高速回転されるとき、ドラム13の周方向に洗濯物の片寄りがあるとドラム13が首振り振動するため、それを抑制するためにドラム13の前端面の衣類投入口13aの外周縁部に円環状の流体バランサ41が取り付けられている。
図6に示すように、流体バランサ41の内部には円周方向に沿った4本の流路413が形成されており、各流路413にはそれぞれ所定量の液体が封入されている。また図示しないものの各流路413内には円周方向の所定角度(例えば約60°)毎に仕切板が設けられており、各流路413内の液体は、この仕切板と流体バランサ41の内面との間の隙間を介して自由に流通することができるようになっている。これにより、流体バランサ41内の液体は、ドラム13が比較的低い回転速度(例えば約100rpm)で回転している間は、洗濯物の片寄りに起因する振動とほぼ同位相の振動を生じるように偏在し、ドラム13の回転速度が相対的に高い速度(例えば約300rpm)を超えると、洗濯物の片寄りに起因する振動とは逆位相の振動を生じるように偏在する。したがって、ドラム13が高速回転する際に、洗濯物の片寄りに起因する振動を流体バランサ41内の液体の偏在による振動によって打ち消すことができ、ドラム13の振動を抑制することができる。
流体バランサ41は合成樹脂製の2つの部材を突き合わせて振動溶着により一体化したものであり、両部材の内周側及び外周側の壁面には溶着時の突き合わせの面積を確保するために周方向に広がるフランジが形成されていて、溶着により両部材のフランジが一体化されてリブ411、412となっている。ドラム13は、ステンレス製の板部材を円筒形状に形成した胴部材131と前端面を形成する円環状の前端面部材(本発明における環状板部材に相当)132とを含むが、前端面部材132はその断面が略コ字形状となっており、内周側の縁端部は略半円状に外周方向に巻き込まれたカール部132aとなっている。この前端面部材132の外周側縁端部と胴部材131の前縁端部とは加締によって接合された上で、胴部材131の外側から螺入されたねじ42により固定されている。
前端面部材132の断面略コ字形状の凹部は流体バランサ41が半分程度収まるようになっており、そのように流体バランサ41を凹部に収納したときに外周側リブ411は加締部133に当接し、本発明における突条である内周側リブ412はカール部132aに当接する。そして、このように凹部に収納された流体バランサ41は、前端面部材132と胴部材131とを接合するねじ42により、その両部材131、132に対して、つまりドラム13に対して固定されている。
前端面部材132のカール部132aの内周側は衣類投入口13aとなっているから、衣類投入口13aの周縁部は流体バランサ41で補強された状態となっており、衣類投入口13aを広く確保しても高い強度を得られる。また、衣類投入口13aの周縁部のほぼ全体を流体バランサ41として利用できるので、流体バランサ41の容積を大きくすることができる。上述したような流体バランサ41の偏心荷重の打ち消しの性能は流体バランサ41の流路413の内容積とこれに封入される液体の量に依存するから、偏心荷重の打ち消しの性能を高めてドラム13の振動を抑制することができる。
図6に示すように、ねじ42の頭部はドラム13の胴部材131や加締部133よりも外周側に突出しているため、外槽10内でドラム13が振動した場合に、このねじ42の頭部が外槽10の内壁面に接触する可能性が高い。そこで、外槽10の内周から見たときにその周壁面を外方に窪ませることで、ねじ42頭部との間の間隔を確保する逃がし部103を形成してある。詳しく述べると、外槽10の周壁面の構成部材である外槽胴部材101の前縁部101aはその後方側よりも内径が少し大きくされている。この外槽胴部材101の前縁部101aの内周に外槽前端面部材102の後縁部102aを嵌挿し、両者をオーバーラップさせた上で外槽胴部材101と外槽前端面部材102とをねじ104で固定するようにしている。
従来の固定方法では、外槽前端面部材102の後縁部102aを外槽胴部材101の前縁部101aの内周側段差101bに当接する位置まで嵌挿するようにしている。それに対しこの実施例の構成では、図6に示すように、外槽胴部材101の前縁部101aと外槽前端面部材102の後縁部102aとが十分な長さだけオーバーラップした状態でも、外槽前端面部材102の後縁部102aの端部と外槽胴部材101の前縁部101aの内周側段差101bとの間に間隙が形成され、それがちょうどねじ42頭部の外方に来るようにしている。即ち、外槽10の周面の内周に沿って円環状に形成される上記間隙を逃がし部103として利用している。一般に円筒形状の部材の内周面に円環状の外方への凹みを形成するのは樹脂成型では困難である場合が多く、可能であってもコストが高くつく。これに対し、上記構成では外槽胴部材101の前縁部101aの径を広げればよいだけであるので、樹脂成型の際の型抜きも問題なく行えるという利点がある。
このように逃がし部103を外槽10側に設けることで、ドラム13が振動してもねじ42の頭部が外槽胴部材101の内壁面に接触することを回避することができる。また、外槽胴部材101の全体の径を大きくする必要がないため、筐体1のサイズを大きくする必要がなく、例えば同一の筐体1のサイズにおいてドラム13をできるだけ大きくして洗濯/乾燥容量を大きくすることができる。
図7は本実施例のドラム式洗濯乾燥機において主軸14の後端部のロータ172の取付部分の詳細断面図である。この構造は中心軸線Cを中心に上下対称であるため、上半分のみを記載している。上述したように、軸受固定部材15に対して位置が固定されたステータ側界磁コイル171を取り囲むようにモータ17のロータ172が配置されているが、ロータ172は主軸14の周囲から外周側に延展する円盤状部材173の外周端部に永久磁石174が取り付られた構造となっている。主軸14の後端部手前は軸方向に鋸歯状の溝条が形成されたセレーション軸14aとなっており、一方、ロータ172の円盤状部材173の内周側に形成された円筒状のボス175の内周にはセレーション軸14aの溝条に歯合するセレーション176が形成されており、両者の歯合により円盤状部材173と主軸14とは結合されている。さらに、主軸14の後端部はねじ溝が切削されたねじ軸14bとなっており、このねじ軸14bにナット177を螺合して締め付けることで上記のようにセレーション軸14aに挿入された円盤状部材173は抜けないようになっており、これによりロータ172と主軸14とは一体化されている。
本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、セレーション軸14aとセレーション176の歯合による上記結合部は、ロータ172の円盤状部材173よりも後方側に突出して設けられている。逆に言えば、ロータ172の円盤状部材173の外周縁部は相対的に前方に位置している。このドラム式洗濯乾燥機ではドラム13が前上がり傾斜配置であるため、円盤状部材173の上部側に位置する外周縁部が後方に飛び出すようになっており、そのためにこの部分と筐体1の後壁1dの内面との間の間隙の確保が難しい。これに対し、上述したように結合部を円盤状部材173よりも後方側に位置させて円盤状部材173の位置を全体的に前方にすることにより、円盤状部材173の上部側の外周縁部の後方への突出長を抑えることができ、図7に示すように後壁1dの内面との間に外槽10が振動した場合でも後壁1dに接触しない程度の間隙L1を確保することができる。一方、セレーション軸14aとセレーション176の歯合による結合部は相対的に後方に位置することになるが、前述したようにドラム13の中心軸線Cが傾斜しているため、主軸14の最後端のねじ軸14bと筐体1の後壁1d内面との間にも、外槽10が振動した場合でも後壁1dに接触しない程度の十分な間隙L2を確保することができる。このようにして、外槽10の後壁に装着された部材と筐体1の後壁1dとの接触を回避しつつ、筐体1の前後方向のサイズを抑えることができる。
本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、布製スニーカーなど撹拌に適さない洗濯物を乾燥するためにドラム13内に乾燥棚を設置してその上に洗濯物を載置し、さらに棚乾燥専用のコースを設定して乾燥運転を行うことでドラム13を回転させずに乾燥を行えるようにしている。ドラム13内に乾燥棚44を設置するために、図3に示すように、ドラム13の後端面の中央に取り付けた合成樹脂製のキャップ43の中央、つまりドラム13の中心軸線C上に適宜の深さの保持孔431を形成してある。このキャップ43は元々はドラム13の後端面の後方側に主軸14を固定するためにドラム13内方側から螺入されるねじの頭部を被覆するためのものである。
乾燥棚44は後部側に略水平に延伸する保持軸441を備え、図4及び図9に示すように、この保持軸441をキャップ43の保持孔431に挿入し、前部両側を外槽10の開口部10aの周縁部に載せるようにして3点支持により乾燥棚44を固定する。保持孔431に対する保持軸441の挿入長はドア2を閉鎖した状態での乾燥棚44の前後方向の遊び(ガタ)よりも長く設定されているため、乾燥運転時等に乾燥棚44がドラム13内でガタついた場合でも、保持軸441が保持孔431から脱落することはなく、乾燥棚44は安定した状態を維持する。
上述したように乾燥棚44は元々位置が固定されていて回転しない外槽10の開口部10a周縁部で前側の2点が保持され、後部側は上述した保持孔431へ保持軸441の挿入による1点支持である。この乾燥棚44を利用した乾燥運転時にはドラム13は回転駆動されないが、乾燥棚44がドラム13内に装着された状態で使用者が誤って脱水運転の設定などを行ってしまった場合には、ドラム13が高速で回転するおそれがある。その場合、ドラム13の回転に伴ってキャップ43も回転するが、保持孔431はドラム13の中心軸線C上に位置するため、仮にキャップ43が回転しても保持軸441と保持孔431との接触部分が摩擦で擦れるだけであり、乾燥棚44自体は転動することはない。
なお、上記実施例は本発明の一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正、追加を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは明らかである。
本発明の一実施例によるドラム式洗濯乾燥機のドアを開放した状態での外観側面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機において給排水経路が現れる位置での概略側面縦断面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機において乾燥経路が現れる位置での概略側面縦断面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機においてバッフルの概略形状を示す平面図(a)及びA−A’矢視線、B−B’矢視線、C−C’矢視線の各断面図(b)。 図3中のB部の詳細図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機において主軸の後端部のロータの取付部分の詳細断面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機において乾燥運転時のドラムの回転駆動パターンを示す図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機において乾燥棚の装着状態を示す正面斜視図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機の電気系のブロック構成図。
符号の説明
1…筐体
2…ドア
10…外槽
101…外槽胴部材
101a…前縁部
101b…内周側段差
102…外槽前端面部材
102a…後縁部
103…逃がし部
104…ねじ
10a…開口部
13…ドラム
131…胴部材
132…前端面部材
132a…カール部
133…加締部
13a…衣類投入口
13b…通水穴
14…主軸
14a…セレーション軸
14b…ねじ軸
15…軸受固定部材
16…軸受
17…ドラムモータ
171…ステータ側界磁コイル
172…ロータ
173…円盤状部材
174…永久磁石
175…ボス
176…セレーション
177…ナット
31…空気排出口
32…通風路
33…ファン
34…ファンモータ
35…乾燥用ヒータ
36…空気供給口
40…バッフル
401…頂部
402…基部
41…流体バランサ
411…外周側リブ
412…内周側リブ
413…流路
42…ねじ
43…キャップ
431…保持孔
44…乾燥棚
441…保持軸
50…制御部
51…負荷駆動部

Claims (5)

  1. 外槽と、該外槽に設けられた軸受と、該軸受により回転自在に支承された軸体と、周面円筒形状であって後端面に前記軸体の一端が固着されたドラムと、を具備し、前記ドラムは前端面が後端面よりも高い位置となるように前上がり傾斜に配設されたドラム式洗濯機において、
    前記ドラムの内周面に突設された、その回転の軸心方向に対し斜交する方向に延伸する頂部を有するバッフルと、
    前記ドラムを回転させるべく前記軸体を駆動するモータと、
    前記ドラム内に収容された洗濯物の脱水を行うために該ドラムを高速回転させる際に、その回転方向を前記バッフルの頂部の傾斜方向と同方向として前記モータを制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 前記ドラム内に収容された洗濯物を乾燥させるために前端面側からその内部に温風を供給する温風供給手段を備え、
    前記制御手段は前記温風供給手段を作動させて乾燥運転を行う際に、前記ドラムの回転方向を左右反転させつつ前記バッフルの頂部の傾斜方向と逆方向に回転する時間を同方向に回転する時間よりも長く設定して前記モータを制御することを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 外槽と、該外槽内に回転自在に配置された周面円筒形状のドラムと、前記ドラムの端面の外周縁に取り付けられた円環状の流体バランサと、を具備するドラム式洗濯機において、
    前記流体バランサは前記ドラムの円筒形状の胴部外側から該胴部の板材を貫通するねじにより固定され、前記外槽の胴部内壁面は前記ドラムの回転に伴って前記ねじの頭部に対面する円環状の部位が外方に凹んだ形状であることを特徴とするドラム式洗濯機。
  4. 外槽と、該外槽内に前後方向に延伸する軸を中心に回転自在に配置された周面円筒形状のドラムと、前記ドラムの衣類投入口が形成された前端面の外周縁に取り付けられた円環状の流体バランサと、を具備するドラム式洗濯機において、
    前記流体バランサは内周壁面に円環状の突条を有し、前記ドラムの前端面は衣類投入口を取り囲む断面凹形状の環状板部材で構成され、前記流体バランサはその突条が前記環状板部材の内周側の端部に当接した状態で該環状板部材の断面凹形状部に嵌着されることを特徴とするドラム式洗濯機。
  5. 外槽と、該外槽に設けられた軸受と、該軸受により回転自在に支承された軸体と、周面円筒形状であって後端面に前記軸体の一端が固着されたドラムと、を具備し、前記ドラム内に静止乾燥用の乾燥棚を装着した状態で乾燥運転を行えるようにしたドラム式洗濯機において、
    前記ドラムの後端面に前記軸体を固定するために該ドラム内方から螺設された複数のねじの頭部を被覆するように、該ドラム後端面の内側中央に装着されたキャップを備え、前記キャップの中心に保持孔を形成し、前記乾燥棚に前記保持孔に挿入されれる保持軸を設けて該保持軸を前記保持孔に挿入することでドラム内で乾燥棚を保持するようにしたことを特徴とするドラム式洗濯機。

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