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JP2007165670A - 半導体回路装置およびその設計方法 - Google Patents

半導体回路装置およびその設計方法 Download PDF

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眞策 関戸
Kyoji Yamashita
恭司 山下
Kazuhiro Otani
一弘 大谷
Yasuyuki Sawara
康之 佐原
Daisaku Ikoma
大策 生駒
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】トランジスタのウェル端からの距離を考慮に入れた半導体回路装置の設計方法を提供する。
【解決手段】Nウェル112およびPウェル113を備えたセルにおいて、Nウェル112内のコンタクト用N型領域106の中心線121からNウェル端101’までの距離SP04をトランジスタがレジストからの影響を受けないだけの距離に設定する。ウェル境界101からコンタクト用N型領域106の中心線121までの距離はSP04と等しくなっている。Pウェル113上においてもNウェル112上と同様の設計となっている。このことにより、セル内のトランジスタは一方向のレジストからの影響を考慮したモデリングが可能となる。また、上記条件を満たしたセルアレーを作成することにより、設計精度を向上できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、多数のMISトランジスタが集積されてなる半導体回路装置およびその設計方法に関する。
近年、例えば、MIS型半導体集積回路などのLSI分野では、半導体素子パターンの微細化、高集積化、及び半導体素子の動作の高速化が進むにつれ、集積回路に要求される設計仕様も多様で複雑になってきている。一般的に、マイクロプロセッサに代表されるLSI(Large Scale Integration)は、セルと呼ばれる基本機能単位回路を多数組み合わせることにより構成されている。セルには、MISトランジスタ、容量、抵抗等の多数の素子が配置されている。そして、LSIの高性能化,高集積化に伴い、LSIの性能を決定するセルの回路設計が非常に重要になっている。また、セルの回路設計を高精度に行うためには、CAD(Computer Aided Design)ツールの役割が非常に大きい。
設計精度に深く関わるCADツールの一つとして、回路シミュレータがある。回路シミュレータとは、設計されたセルおよびLSIを対象として、トランジスタ、容量、抵抗等の各素子の接続情報や、トランジスタサイズ、容量値、抵抗値等の素子の特性情報を含むネットリストに基づいて、その設計に沿って製造されるであろうセルおよびLSIの回路動作を想定した回路シミュレーションを行なうものである。ネットリストは、例えば、設計されたセルのマスクレイアウトから回路の抽出装置によって抽出することができる。また、トランジスタの特性情報については、トランジスタの複雑な電気的特性を回路シミュレータ上で高精度に再現するために、数多くの電気的特性式(以下、トランジスタモデルという)が開発されている。また、トランジスタモデルによって所望のトランジスタの特性を再現するためには、トランジスタモデルに含まれるモデルパラメータを、所望のトランジスタの特性に合わせて最適化する(以下、“モデルパラメータの抽出”と略記する) ことが必要である。
以下、従来の半導体回路装置におけるセルのレイアウト、ならびに従来のセルの設計の際に使用されるトランジスタモデルについて説明する。
図10は、従来のトランジスタモデルについて説明するためのMISトランジスタの構造を模式的に示す図である。同図に示すように、トランジスタモデルは、素子分離領域Risで囲まれる活性領域Rtと、活性領域Rtを跨いで両側の素子分離領域Risに達するゲート電極1412と、活性領域Rtのうちゲート電極1412の両側方に位置する領域に形成されたソース領域1414aおよびドレイン領域1414bと、活性領域Rtのうちゲート電極1412 の下方に位置する領域であるチャネル領域1413 とを含んでいる。図10で斜線のハッチングによって示されるように、MISトランジスタのチャネル領域1413は、トランジスタモデルにおいては活性領域Rtとゲート電極1412とのオーバーラップ領域と定義される。また、トランジスタモデルでは、MISトランジスタの電流能力は、チャネル領域1413の幅W(チャネル幅)と長さL(チャネル長) 、活性領域Rtの電気抵抗、及び活性領域Rtに付加される抵抗(図示せず)によって決定され、トランジスタ周辺のレイアウトに関する情報については考慮されない。
次に、セルのレイアウトについて、図11に示すセルレイアウトを例にとって説明する。
図11は、半導体基板の一部に設けられた従来のセル1100のレイアウトの一例を模式的に示す平面図である。半導体基板には、Nウェル1112とPウェル1113とが設けられており、ウェル境界1101において互いに隣接する。ウェル境界1101において互いに隣接するNウェル1112とPウェル1113とが設けられている。Nウェル1112 には、素子分離領域Risによって囲まれるPMIS活性領域1104が設けられている。Pウェル1113には、素子分離領域Risによって囲まれるNMIS活性領域1105が設けられている。図11では、Nウェル1112及びPウェル1113 に、それぞれ1つの活性領域が設けられている例が示されているが、実際の半導体回路装置においては、極めて多数の活性領域が設けられている。
PMIS活性領域1104の上には、P型MISトランジスタのゲート1108 が配置されている。NMIS活性領域1105の上には、N型MISトランジスタのゲート1109が配置されている。なお、図示されていないが、周知のMISトランジスタと同様に、各ゲートは、ゲート絶縁膜及びゲート電極によって構成された、いわゆる絶縁ゲート構造を有している。
各活性領域における各ゲートの側方に位置する領域がソース・ドレイン領域であり、各ソース・ドレイン領域間に電圧が印加され、ゲートにバイアスが印加されると、各活性領域における各ゲートの下方に位置する領域にチャネル領域が形成され、そのチャネル領域を電流が流れる。
図11に示すセル1100において、Nウェル1112のゲート幅方向の端(以下、「Nウェル端1101‘」と表記)とコンタクト用N型領域1106の中心線との間隔はSP14、コンタクト用N型領域1106中心線とPMIS活性領域1104との間隔はSP03、PMIS活性領域1104の幅はSP02、PMIS活性領域1104とNウェル1112とPウェル1113との境界であるウェル境界1101との間隔はSP01とする。また、Pウェル1113のゲート幅方向の端(以下、「Pウェル端1111’」と表記)とコンタクト用P型領域1107の中心線との間隔はSN14、コンタクト用P型領域1107の中心線とNMIS活性領域1105との間隔はSN03と、NMIS活性領域1105の幅はSN02、NMIS活性領域1105とウェル境界1101との間隔はSN01とする。そして、P型MISトランジスタのセル領域1102は右斜線の幅広のハッチング(SP01+SP02+SP03)で示し、N型MISトランジスタのセル領域1103は左斜線の幅広のハッチング(SN01+SN02+SN03)で示している。PMIS活性領域1104におけるゲート1108の側方領域およびコンタクト用P型領域1107にはP型不純物が含まれており、NMIS活性領域1105におけるゲート1109の側方領域およびコンタクト用N型領域1106にはN型不純物が含まれている。
図1(a)、(b)は、MISトランジスタ作成時に、レジストをマスクとしてイオン注入を行う工程を模式的に示す図である。この工程は、必要な注入を選択的に行うために、イオンが注入されない部分をレジスト膜で覆い、必要な場所のみに不純物イオンを注入をするものである。図1では、PMIS領域にのみイオン注入を行うため、NMIS領域上にレジストを形成してイオン注入を行う例を示す。通常は図1(a)に示すように、レジストに覆われていない部分に所定量の不純物イオンが注入されることが理想である。しかし、実際は、図1(b)に示すように、レジストに注入された不純物イオンがレジストを構成する高分子により散乱を受け、その注入の方向が変わる現象(レジスト散乱)や、注入角度が0度でない場合、もしくは0度であっても、確率的に0度でない角度のイオンが存在し、そのようなイオンがレジストの側壁に当たり、ある一定の割合で反射する現象(レジスト反射)が起こるため実効的なドーズ量の増加を招き、しきい値電圧の増加による駆動力の低下が起こる。
図2は、図11に示すようなCMOSトランジスタにおいてSP01+SP02の値を変更した場合のトランジスタ特性の変化を示す図である。縦軸に示すΔVthは、対象となるトランジスタのしきい値と単独で設けられたN型MISトランジスタもしくはP型MISトランジスタのしきい値との差である。ここでは、P型MISトランジスタについてのシミュレーション結果を示す。また、P型MISトランジスタはNウェル端1101’側にレジストが形成されない(ウェル境界1101側のみにレジストが形成される)ものとする。P型MISトランジスタのゲート幅は一定とする。
図2に示す結果から、CMOSトランジスタにおいてトランジスタがウェル境界1101から近い位置に設置されると、しきい値電圧が増加することが分かる。単独で形成されるP型MISトランジスタは、この図では、SP01+SP02=1μmの点に相当すると考えてよい。
以上をまとめると、本願発明者らが行ったシミュレーション結果から、最近の微細化されたMISトランジスタを搭載した半導体回路装置では、その性能がMISトランジスタのゲート長とゲート幅だけではなく、MISトランジスタがウェル境界からどの程度離れているかによって変わりうることが分かる。また非特許文献1「IEEE TRANSACTION ON ELECTRON DEVICES,VOL50,NO.9SEPTEMBER 2003 Lateral Ion Implant Straggle and Mask Proximity Effect」にも以上で説明したことが記載されている。
また、以下の特許文献2に示された方法を用いても半導体回路装置の設計を行うことができる。
なお、図12は、従来の方法で設計されたセルをアレー状に配置することで形成された半導体回路装置を示す平面図である。この半導体回路装置においては、縦方向(ゲート幅方向)にNウェル1212とPウェル1213とが交互に配置されている。P型MISトランジスタのセル領域1202及びN型MISトランジスタのセル領域1203は、図11におけるP型MISトランジスタのセル領域1102及びN型MISトランジスタのセル領域1103にそれぞれ相当する。また、Nウェル1212及びPウェル1213は、図11におけるNウェル1112及びPウェル1113に相当する。また、Nウェル1212とPウェル1213との境界であるウェル境界1201は、図11におけるウェル境界1101に相当する。また、Nウェル端1201’は、図11におけるNウェル端1101’に相当する。
IEEE TRANSACTION ON ELECTRON DEVICES,VOL50,NO.9SEPTEMBER 2003 Lateral Ion Implant Straggle and Mask Proximity Effect. SoC/SiPディベロッパーズ・コンファレンス2005/5/20 Accountin for Manufacturing Variation with Silecon Modeling」)
図12に示すように、一般的に標準セルはアレー状に配置されるが、トランジスタがウェル境界1201又は、1201'からの距離によりトランジスタ特性が変化するために、内部のセルとアレーの最外周に配置されたセルとでトランジスタの特性は異なり、半導体回路装置の設計の精度を高く保持することが困難であった。
本発明の目的は、上記の不具合を解消すべく、MISトランジスタのウェル端からの距離に影響を受けない半導体回路装置の設計方法を提供することにある。
本発明の第1の半導体回路装置は、セルアレー形成領域に、第1導電型のMISトランジスタと第2導電型のMISトランジスタとを有するセルがアレー状に複数個配置されてなる半導体回路装置において、前記セルアレー形成領域には、第1導電型の第1のウェルと第2導電型の第2ウェルがゲート幅方向に交互に複数個配置されており、前記第1のウェル及び第2のウェルのうち、前記セルアレー形成領域におけるゲート幅方向のもっとも外側に配置された外側ウェルの外側端部と外側ウェル内に形成された活性領域との距離が所定値以上に設定されている。
この構成において、例えば所望の設計ルールでレジストからの反射、散乱の影響を抑えるのに十分な距離を求めた上で、外側ウェルの外側端部と外側セル内に形成された活性領域との距離を算出された距離以上に設定すれば、活性領域に形成されるMISトランジスタがセルアレー形成領域のゲート幅方向の端部からレジストの影響を受けなくなる。そのため、トランジスタの特性の劣化を抑制することができる。また、半導体回路装置内に形成されるトランジスタの特性ばらつきを抑えることができる。
前記所定値は、例えば1μmであってもよい。
本発明の第2の半導体回路装置は、基板内に形成されたNウェルおよびPウェルと、前記Nウェル内に形成された第1のPMIS活性領域と、前記第1のPMIS活性領域上に形成され、ゲート電極を有する第1のPチャネル型トランジスタと、前記Pウェル内に形成された第1のNMIS活性領域と、前記第1のNMIS活性領域上に形成され、ゲート電極を有する第1のNチャネル型トランジスタと、前記Nウェル内に形成されたコンタクト用N型領域と、前記Pウェル内に形成されたコンタクト用P型領域とを有するセルがアレー状に複数個配置されてなる半導体回路装置であって、前記Nウェルと前記Pウェルとの境界線から前記Nウェルのゲート幅方向の端部までの距離は、前記境界線から前記コンタクト用N型領域の中心線までの距離の1倍より大きく2倍以下であり、前記境界線から前記Pウェルのゲート幅方向の端部までの距離は、前記境界線から前記コンタクト用P型領域の中心線までの距離の1倍より大きく2倍以下である。
本発明の第1の半導体回路装置の設計方法は、上述した本発明の半導体回路装置の設計方法であって、前記セルを準備するステップ(a)と、前記セルを前記セルアレー形成領域にアレー状に配置して半導体回路装置の設計を行うステップ(b)とを備えている。
この方法によれば、既存の設計ツールを用いて容易に半導体回路装置を設計することができる。
本発明の第2の半導体回路装置の設計方法は、基板内に形成されたNウェルおよびPウェルと、前記Nウェル内に形成されたPMIS活性領域と、前記PMIS活性領域上に形成され、ゲート電極を有するP型MISトランジスタと、前記Pウェル内に形成されたNMIS活性領域と、前記NMIS活性領域上に形成され、ゲート電極を有するN型MISトランジスタとを有するセルを準備するステップ(a)と、前記セルをアレー状に配置してセルアレーを作製するステップ(b)と、前記ステップ(b)で作製された前記セルアレーのうち、ゲート幅方向の端部に位置するセルにダミー領域を付加するステップ(c)とを備えている。
本発明の半導体回路装置およびその設計方法によれば、主として1方向のウェル境界からのみの影響を受けるMISトランジスタ構造をとることにより、セルがアレーの内部、最外周部に配置されるに関係なくトランジスタ特性を正確に反映した半導体回路装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
図3は、本発明の第1の実施形態に係る半導体回路装置のセルのレイアウトを模式的に示す平面図である。
同図に示すように、半導体基板には、ウェル境界101において互いに隣接するNウェル112とPウェル113とが設けられている。Nウェル112 には、素子分離領域Risによって囲まれるPMIS活性領域104と、Nウェルコンタクト用に設けられたコンタクト用N型領域106とが設けられている。Pウェル113には、素子分離領域Risによって囲まれるNMIS活性領域105と、Pウェルコンタクト用に設けられたコンタクト用P型領域107とが設けられている。また、PMIS活性領域104上には、Pチャネル型トランジスタのゲート108が配置されている。NMIS活性領域105上には、Nチャネル型トランジスタのゲート109が配置されている。なお、図示されていないが、周知のトランジスタと同様に、各ゲートは、ゲート絶縁膜及びゲート電極によって構成された、いわゆる絶縁ゲート構造を有している。また、ウェル境界112を除くPウェル113の外周をウェル枠151とし、ウェル枠151のうち、ゲート幅方向のNウェル112の端をNウェル端101’とし、ゲート幅方向のPウェル113の端をPウェル端111’とする。そして、P型MISトランジスタのセル領域102は右斜線の幅広のハッチング(SP01+SP02+SP03)で示し、N型MISトランジスタのセル領域103は左斜線の幅広のハッチング(SN01+SN02+SN03)で示している。PMIS活性領域104におけるゲート108の両側方に位置するソース・ドレイン領域にはP型不純物が含まれており、コンタクト用N型領域106にはN型不純物が含まれている。また、NMIS活性領域105におけるゲート109の両側方に位置するソース・ドレイン領域にはN型不純物が含まれており、コンタクト用P型領域107にはP型不純物が含まれている。なお、本明細書内で、「ゲート幅方向」とは、各トランジスタのゲート電極が延びる方向を指し、「ゲート長方向」とは、ゲート幅方向と直行し、トランジスタのチャネル内でキャリアが走行する方向を指すものとする。
また、ウェル境界101からPMIS活性領域104までの距離をSP01とし、PMIS活性領域104のゲート幅方向の長さ(ゲート幅)をWpもしくはSP02とし、PMIS活性領域104からコンタクト用N型領域106の中心線121までの間隔をSP03とし、コンタクト用N型領域106の中心線121からNウェル端101’までをSP04とする。また、ウェル境界101からNMIS活性領域105までの距離をSN01とし、NMIS活性領域105のゲート幅方向の長さをWnもしくはSN02とし、NMIS活性領域105からコンタクト用P型領域107の中心線131までの間隔をSN03とし、コンタクト用P型領域107の中心線131からPウェル端111’までの間隔をSN04とする。
本実施形態のセル100を図11に示す従来のセルと比べると、本実施形態のセルではNウェル112およびPウェル113がいずれも従来のセルより大きくなっていることが分かる。具体的には、図3と図11において、SP14<SP04,SN14<SN04となっている。図3において、図11に示す従来のセルのNウェル端1101’及びPウェル端1111’の位置を参考として一点鎖線で示している。
また、図3において、コンタクト用N型領域106とコンタクト用P型領域107はそれぞれゲート長方向(図3のX方向)が長辺となるように配置されているが、コンタクト用N型領域106とコンタクト用P型領域107は、それぞれNウェル112内、Pウェル113内ならどこに配置されてもよい。
なお、図3には、Nウェル112及びPウェル113に、それぞれ1つの活性領域が設けられる例が示されているが、実際の半導体回路装置においては、極めて多数の活性領域が設けられている。
また、本実施形態のセル100においては、SP03+SP04の値が1μm以上となっていることが望ましい。図2を用いて説明したように、ウェル境界101からの距離が近すぎると、形成されるトランジスタの特性に影響を及ぼす。だだし、この図2は、あるプロセス世代(例えばゲート長が65nmまたは100nm)におけるシミュレーション結果であり、レジストからの影響がある距離は、プロセス世代などによっても変わってくる。具体的にはレジストからの影響がある距離は、レジストの材質、高さ、イオン注入の角度、エネルギーにより決まり、値はTEG(Test Element Group)を用いた実験から求めてもよく、シミュレーションから求めてもよい。図2に示す結果では、レジストの影響を受けるウェル境界からの距離Xc1は1μm未満の範囲であり、レジストからの影響を受けないウェル境界からの距離Xc2は1μm以上である。
本実施形態のセル100では、SP03+SP04およびSN03+SN04を1μm以上としているので、図3に示すPMIS活性領域104上のP型MISトランジスタおよびNMIS活性領域105上のN型MISトランジスタは、一対のウェル境界101のうち片側のみに影響される状態にすることが可能となる。これにより、一方向のウェルからの依存性を考慮したモデリングが可能となる。
なお、図3でトランジスタの左右方向(X方向)にもレジストが形成される場合には、ウェル枠151の左右を拡げてX方向の長さを大きくしてもよい。これにより、左右方向に配置されるレジストからの影響も低減することができる。
以上の説明は、1つのCMOSトランジスタの場合であったが、次に、2つ以上のCMOSトランジスタを配置する場合を説明する。
図4は、本実施形態の半導体回路装置のセルにおいて、2つのCMOSトランジスタを含む場合のレイアウトを模式的に示す平面図である。同図に示すように、2つ以上CMOSトランジスタを縦方向(ゲート幅方向)に配置する際には、PMIS活性領域104との間でコンタクト用N型領域106を挟むようにPMIS活性領域250とその上に形成されたP型MISトランジスタを配置する。また、NMIS活性領域105との間でコンタクト用P型領域107を挟むようにNMIS活性領域260とその上に形成されたN型MISトランジスタを配置する。
このセルでは、Nウェル端101’からウェル境界101までの距離がウェル境界101からコンタクト用N型領域106上に形成されたコンタクトまでの距離の2倍以下(1倍より大きい)となっている。また、SP03+SP04は1μm以上となっていることが望ましい。
これと同様に、Pウェル端111’からウェル境界101までの距離がウェル境界101からコンタクト用P型領域107上に形成されたコンタクトまでの距離の2倍以下(1倍より大きい)となっており、またSN03+SN04は1μm以上となっていることが望ましい。図4に示す例では、SP04=SP01+SP02+SP03、SN04=SN01+SN02+SN03となっている。
これにより、PMIS活性領域104上のP型MISトランジスタ(図4の(1))およびNMIS活性領域105上のN型MISトランジスタ(図4の(3))は、ウェル境界101の方からレジストの影響を受け、Nウェル端101’またはPウェル端111’の方からレジストの影響を受けないことになる。また、PMIS活性領域250上のP型MISトランジスタ(図4の(2))およびNMIS活性領域260上のN型MISトランジスタ(図4の(4))は、Nウェル端101’またはPウェル端111’の方からレジストの影響を受け、ウェル境界101の方からレジストの影響を受けない。このため、本実施形態のセルを配置することによって、半導体回路装置内のトランジスタの特性を均一にすることができる。このように、2つ以上のCMOSトランジスタを配置した場合も、一方向のウェルからのみの特性変動を考慮したモデリングが可能となる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る半導体回路装置のセルアレーのレイアウトを模式的に示す平面図である。また、図5(a)〜(e)は、半導体回路装置のセルをアレー状に配置する方法を説明するための図である。なお、図7は、本実施形態の半導体回路装置のセルアレーの図6とは別のレイアウトを模式的に示す平面図である。
まず、図5においてセル領域の定義とセルをアレー状にする方法について説明する。図5(a)は、図11を模式的に示したものであり、図5(b)は、図3を模式的に示したものであり、図5(c)は、図4を模式的に示したものである。また、 図5(d)は、図5(a)に示す従来のセルを縦方向に並べたものであり、図5(e)は、図5(b)に示す第1の実施形態のセルを縦方向に並べたものである。これらの図において、P型MISトランジスタのセル領域202、1202は左斜線のハッチングで示し、N型MISトランジスタのセル領域203、1203は右斜線のハッチングで示している。ここで、トランジスタのセル領域とは、セルのうち、当該トランジスタが形成された活性領域とその周囲の素子分離領域とを含む、ウェル境界からコンタクト用不純物領域(コンタクト用N型領域又はコンタクト用P型領域)の中心線までの間の領域のことを意味する。
まず、図5(a)の従来のセルについて説明する。従来のセルアレーでは、隣接するセル領域同士がその境界において重なる。また、一般的にセル領域の高さ(Y方向の長さ)は全てのセルで同じであり、セル領域の幅(X方向の長さ)はセルにより異なる。ここで、P型MISトランジスタのセル領域1202及びN型MISトランジスタのセル領域1203は、図11におけるP型MISトランジスタのセル領域1102及びN型MISトランジスタのセル領域1103にそれぞれ相当する。また、Nウェル1212及びPウェル1213は、図11におけるNウェル1112及びPウェル1113に相当する。また、ウェル境界1201とNウェル端1201’とPウェル端1211’は、それぞれ図11のウェル境界1101とNウェル端1101’とPウェル端1111’に相当する。
一方、図5(b)に示す第1の実施形態のセルではP型MISトランジスタのセル領域202とNウェル端201’との距離が従来のセルよりも広く、セル領域203とN型MISトランジスタのPウェル端211’との距離も従来のセルより広い。ここで、P型MISトランジスタのセル領域202及びN型MISトランジスタのセル領域203は、図3におけるP型MISトランジスタのセル領域102及びN型MISトランジスタのセル領域103にそれぞれ相当する。また、Nウェル212及びPウェル213は、図3におけるNウェル112及びPウェル113に相当する。また、ウェル境界201とNウェル端201’とPウェル端211’は、それぞれ図3のウェル境界101とNウェル端101’とPウェル端111’に相当する。
また、図5(c)に示す第1の実施形態のセルではNウェル212に2つのP型MISトランジスタのセル領域202がゲート幅方向に設けられ、Pウェル213に2つのN型MISトランジスタのセル領域203がゲート幅方向に設けられている。ここで、P型MISトランジスタのセル領域202及びN型MISトランジスタのセル領域203は、図4におけるP型MISトランジスタのセル領域102及びN型MISトランジスタのセル領域103にそれぞれ相当する。また、Nウェル212及びPウェル213は、図4におけるNウェル112及びPウェル113に相当する。また、ウェル境界201とNウェル端201’とPウェル端211’は、それぞれ図4のウェル境界101とNウェル端101’とPウェル端111’に相当する。また、2つのP型MISトランジスタのセル領域202の境界線221と2つのN型MISトランジスタのセル領域203の境界線231は、それぞれ図4のコンタクト用N型領域106の中心線121とコンタクト用P型領域107の中心線131に相当する。
通常、半導体回路設計時には、図4のように、PMIS活性領域104上のP型MISトランジスタ(1)とPMIS活性領域250上のP型MISトランジスタ(2)とは、コンタクト用N型領域106の中心線121を境にX軸でフリップして配置される。また、NMIS活性領域105上のN型MISトランジスタ(3)とNMIS活性領域260上のN型MISトランジスタ(4)とは、コンタクト用P型領域107の中心線131を境にX軸でフリップして配置される。
なお、Nウェル端101’からウェル境界101までの距離がウェル境界101からコンタクト用N型領域106上に形成されたコンタクトまでの距離の2倍より大きくなると、フリップしたNウェルとPウェルとが重なってしまう。よって、Nウェル端101’からウェル境界101までの距離もウェル境界101からコンタクト用N型領域106上に形成されたコンタクトまでの距離の最大2倍以下(1倍より大きい)にする。また、Pウェル端111’からウェル境界101までの距離がウェル境界101からコンタクト用P型領域107上に形成されたコンタクトまでの距離の2倍より大きくなると、フリップしたNウェルとPウェルとが重なってしまう。よって、Pウェル端111’からウェル境界101までの距離もウェル境界101からコンタクト用N型領域107上に形成されたコンタクトまでの距離の最大2倍以下(1倍より大きい)にする。
図5(d)は、図5(a)に示す従来のセルを縦方向にPMIS−NMIS−NMIS−PMIS−PMIS−NMIS−NMIS−PMISの順で並べたものである。この図5(d)に示すセルアレーを更に横方向にも並べていくと図12のようになる。
これに対し、図5(b)に示す第1の実施形態のセルを縦方向にPMIS−NMIS−NMIS−PMIS−PMIS−NMIS−NMIS−PMISの順に並べられたものである。この図5(e)に示すセルアレーを更に横方向に並べれば、図6に示す本実施形態の半導体回路装置のセルアレーとなる。
ここで、図8は、図6に示す本実施形態のセルアレーにおけるマスクレイアウトを示す平面図であり、図13は、図12に示す従来のセルアレーにおけるマスクレイアウトを示す平面図である。図8及び図13は、Nウェル形成用マスクのレイアウトを示したものであり、注入部501、1501は図6及び図12におけるNウェル212、1212にそれぞれ相当し、レジスト部500、1500は図6及び図12におけるPウェル213、1213にそれぞれ相当する。
本実施形態のマスクレイアウトでは、レジスト部500の縦方向(ゲート幅方向)長さと注入部501の縦方向長さが端部においてもほぼ等しくなっている。これに対し、従来のマスクレイアウトでは、端に位置する注入部1501の縦方向長さはセルアレーの内部に位置する注入部1501の縦方向長さよりも短くなっている。また、図9に示すように、セルアレーにおいて、左右方向(ゲート長方向)の両端部のセル枠を上下方向(ゲート幅方向)の両端部のセル枠と同じだけ拡げたほうが望ましい。セル枠の左右方向の端部(ウェル端222)とPMIS活性領域104との距離およびセル枠の左右方向の端部(ウェル端222)とNMIS活性領域105との距離は、それぞれウェル境界101からPMIS活性領域104までの距離、およびウェル境界101からNMIS活性領域105までの距離より充分大きくする必要がある。また、望ましくは1μm以上にする必要がある。
図6に示す本実施形態のセルアレーでは、端部のトランジスタがNウェル端201’に形成されるレジストからの影響を受けない。そのため、セルアレーの内部のトランジスタと周辺部のトランジスタとで特性のばらつきを抑え、特性を均一化することができる。また、図9のように、左右方向の両端部に位置するセル領域202,203からウェル端222までの距離を、ゲート幅方向における端部のセル領域202からNウェル端201’までの距離と同様な距離で設計する。これにより、左右方向の両端部に位置するトランジスタがセルアレーの左右方向に配置されたレジストからの影響を抑制することができるので、トランジスタの特性をより精度良く均一化することができる。
また、半導体回路装置のもう一つの設計方法としては、従来の方法で図12に示すようなセルアレーをレイアウトした後、図7に示すように、ダミーNウェル領域301をアレーの周囲に生成する方法も考えられる。図7に示す構成では、ダミーNウェル領域301を配置することにより、従来のセルアレーにおけるNウェル端1201’からダミーNウェル領域301の幅分だけNウェル領域を拡げることができる。これにより、端部のセル領域202からダミーNウェル端301’までの距離を、図6におけるセル領域202からNウェル端201’までの距離と同じように設定することができる。また、横方向も広げることにより、左右方向の両端部に位置するトランジスタがセルアレーの左右方向に配置されたレジストからの影響を抑制することができる。このような配置により、全てのセルアレー上のトランジスタが第1の実施形態で説明した条件を満足するため、より高精度な設計精度を実現することができる。また、第1の実施形態で作成したトランジスタにてモデリングを行ってパラメータを抽出し、第2の実施形態にて作成したセルアレーに対して、そのパラメータを使用することにより、高精度な設計を実現することができる。なお、図7に示すセルアレーのマスクパターンは図6と同様に図8のようになる。
以上をまとめると、セルをアレー化する方法設計方法として、アレー作成後にダミーを設ける方法と、最初から単体でウェル枠を広げたものを使用して設計する方法とがある。前者は、セルの重なりが小さいためDRC(Design Rule check)等の処理時間が短く、後者は、一般的な設計ツールを用いて手軽に実施することができる。
本発明の設計方法は、LSIなどの集積化された半導体回路装置の設計に利用される。
(a)、(b)は、トランジスタ作成時に、レジストをマスクとしてイオン注入を行う工程を模式的に示す図である。 図11に示すようなCMOSにおいてSP01+SP02の値を変更した場合のトランジスタ特性の変化を示す図である。 第1の実施形態に係る半導体回路装置のセルのレイアウトを模式的に示す平面図である。 第1の実施形態に係る半導体回路装置のセルにおいて、2つのCMOSトランジスタを含む場合のレイアウトを模式的に示す平面図である。 (a)〜(e)は、半導体回路装置のセルをアレー状に配置する方法を説明するための図である。 第2の実施形態に係る半導体回路装置のセルアレーのレイアウトを模式的に示す平面図である。 第2の実施形態に係る半導体回路装置のセルアレーのもう1つのレイアウトを模式的に示す平面図である。 図6に示す第2の実施形態に係るセルアレーにおけるマスクレイアウトを示す平面図である。 第2の実施形態に係る半導体回路装置のセルアレーのレイアウトの変形例を模式的に示す平面図である。 従来のトランジスタモデルについて説明するためのトランジスタの構造を模式的に示す図である。 半導体基板の一部に設けられた従来のセルのレイアウトの一例を模式的に示す平面図である。 従来の方法で設計されたセルをアレー状に配置することで形成された半導体回路装置を示す平面図である。 図12に示す従来のセルアレーにおけるマスクレイアウトを示す平面図である。
符号の説明
100 セル
101、201 ウェル境界
101’、201’ Nウェル端
111’、211’ Pウェル端
112、212 Nウェル
113、213 Pウェル
104、250 PMIS活性領域
105、260 NMIS活性領域
106 コンタクト用N型活性領域
107 コンタクト用P型活性領域
108、109 ゲート
121、131、221、231 中心線
131’ Pウェル端
151 ウェル枠
102、103、202、203 セル領域
222 ウェル端
301 ダミーNウェル領域
301’ ダミーNウェル端
500 レジスト部
501 注入部

Claims (10)

  1. セルアレー形成領域に、第1導電型のMISトランジスタと第2導電型のMISトランジスタとを有するセルがアレー状に複数個配置されてなる半導体回路装置において、
    前記セルアレー形成領域には、第1導電型の第1のウェルと第2導電型の第2のウェルがゲート幅方向に交互に複数個配置されており、
    前記第1のウェル及び第2のウェルのうち、前記セルアレー形成領域におけるゲート幅方向のもっとも外側に配置された外側ウェルの外側端部と外側ウェル内に形成された活性領域との距離が所定値以上に設定されていることを特徴とする半導体回路装置。
  2. 請求項1に記載の半導体回路装置において、
    前記所定値は1μmであることを特徴とする半導体回路装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体回路装置において、
    前記活性領域と前記外側ウェルの外側端部との間に形成された外側ウェルコンタクト用領域を有し、
    前記外側ウェルと隣接する他のウェルとの境界線から前記外側ウェルの外側端部までの距離は、前記境界線から前記外側ウェルコンタクト用領域の中心線までの距離の1倍より大きく2倍以下であることを特徴とする半導体回路装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の半導体回路装置において、
    前記セルアレー形成領域におけるゲート幅方向で前記外側ウェルよりも内側に配置された第1のウェル内には、ゲート幅方向に対向して設けられた第1の活性領域及び第2の活性領域と、前記第1の活性領域と前記第2の活性領域との間に形成された第1のウェルコンタクト用領域とを有し、
    前記第1のウェルと前記第2のウェルとの境界線から前記第1のウェルのゲート幅方向の端部までの距離は、前記境界線から前記第1のウェルコンタクト用領域の中心線までの距離の1倍より大きく2倍以下であることを特徴とする半導体回路装置。
  5. 請求項3又は4に記載の半導体回路装置において、
    前記セルの外枠のゲート長方向の端部から前記活性領域までの距離は前記境界線から前記活性領域までの距離よりも大きいことを特徴とする半導体回路装置。
  6. 請求項3又は4に記載の半導体回路装置において、
    前記セルの外枠のゲート長方向の端部から前記活性領域までの距離が1μm以上であることを特徴とする半導体回路装置。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の半導体回路装置において、
    前記第1導電型はN型であり、前記第2導電型はP型であることを特徴とする半導体回路装置。
  8. 基板内に形成されたNウェルおよびPウェルと、前記Nウェル内に形成された第1のPMIS活性領域と、前記第1のPMIS活性領域上に形成され、ゲート電極を有する第1のPチャネル型トランジスタと、前記Pウェル内に形成された第1のNMIS活性領域と、前記第1のNMIS活性領域上に形成され、ゲート電極を有する第1のNチャネル型トランジスタと、前記Nウェル内に形成されたコンタクト用N型領域と、前記Pウェル内に形成されたコンタクト用P型領域とを有するセルがアレー状に複数個配置されてなる半導体回路装置であって、
    前記Nウェルと前記Pウェルとの境界線から前記Nウェルのゲート幅方向の端部までの距離は、前記境界線から前記コンタクト用N型領域の中心線までの距離の1倍より大きく2倍以下であり、
    前記境界線から前記Pウェルのゲート幅方向の端部までの距離は、前記境界線から前記コンタクト用P型領域の中心線までの距離の1倍より大きく2倍以下であることを特徴とする半導体回路装置。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の半導体回路装置の設計方法であって、
    前記セルを準備するステップ(a)と、
    前記セルを前記セルアレー形成領域にアレー状に配置して半導体回路装置の設計を行うステップ(b)とを備えていることを特徴とする半導体回路装置の設計方法。
  10. 基板内に形成されたNウェルおよびPウェルと、前記Nウェル内に形成されたPMIS活性領域と、前記PMIS活性領域上に形成され、ゲート電極を有するP型MISトランジスタと、前記Pウェル内に形成されたNMIS活性領域と、前記NMIS活性領域上に形成され、ゲート電極を有するN型MISトランジスタとを有するセルを準備するステップ(a)と、
    前記セルをアレー状に配置してセルアレーを作製するステップ(b)と、
    前記ステップ(b)で作製された前記セルアレーのうち、ゲート幅方向の端部に位置するセルにダミー領域を付加するステップ(c)とを備えていることを特徴とする半導体回路装置の設計方法。
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