JP2007158909A - 番組配信システム、および、番組配信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】有料契約で番組が配信されるデジタル放送であって、局側から契約情報が送信される番組の配信システムにおいて、伝送できる容量に対して、契約情報が占める割合を削減して、番組配信の帯域を有効利用する。
【解決手段】番組配信システムは、契約情報送出装置と、契約情報蓄積装置と、受信装置とを備える。契約情報送出装置は、受信装置が契約情報蓄積装置にアクセスするための契約取得情報を、受信装置に送信する。また、一方で、契約情報送出装置は、契約情報蓄積装置に契約情報を送信する。受信装置は、契約取得情報に基づき、契約情報蓄積装置にアクセスして、契約情報の取得要求を出し、契約情報蓄積装置は、契約情報送出装置から受信した契約情報を蓄積し、受信装置からの要求に応じて、受信装置に契約情報を送信する。
【選択図】図1
【解決手段】番組配信システムは、契約情報送出装置と、契約情報蓄積装置と、受信装置とを備える。契約情報送出装置は、受信装置が契約情報蓄積装置にアクセスするための契約取得情報を、受信装置に送信する。また、一方で、契約情報送出装置は、契約情報蓄積装置に契約情報を送信する。受信装置は、契約取得情報に基づき、契約情報蓄積装置にアクセスして、契約情報の取得要求を出し、契約情報蓄積装置は、契約情報送出装置から受信した契約情報を蓄積し、受信装置からの要求に応じて、受信装置に契約情報を送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、番組配信システム、および、番組配信方法に係り、特に、BS放送、CS放送、ケーブルテレビなど、デジタル放送の有料番組で、視聴者が局と契約によって番組の配信を受ける放送あるいはサービスの形態に用いて好適な番組配信システム、および、番組配信方法に関する。
衛星デジタル通信、衛星デジタル放送、デジタルケーブルTVなどの有料サービスにおいて、加入者が申し込んだ契約のみ視聴を許可する方法として、一般的に、電波産業会(ARIB)の標準規格「BSデジタル放送におけるアクセス制御方式(ARIB STD−B25)」(以下の非特許文献1参照)に示されるようなアクセス制御方式が用いられている。
以下、図6を用いて従来技術に係るBSデジタル放送におけるアクセス制御方式について概要を説明する。
図6は、従来技術に係るBSデジタル放送におけるアクセス制御方式の概要を示す構成図である。
図6は、従来技術に係るBSデジタル放送におけるアクセス制御方式の概要を示す構成図である。
このアクセス制御方式では、スクランブルされた映像、音声、データと、番組情報(ECM:Entitlement Control Message)と、個別情報(EMM: Entitlement Management Message)が、各事業者の送出装置101,102から伝送され、受信装置103に伝送される。
ここで、スクランブル鍵(Ks)は、映像、音声、データなどの伝送情報をスクランブルするための暗号鍵である。
ECMは、スクランブル鍵(Ks)と番組属性情報からなる番組情報を、事業者毎に異なるワーク鍵(Kw)で暗号化したものである。
また、EMMは、ワーク鍵(Kw)と加入者の契約情報等からなる個別情報を、マスタ鍵(Km)により暗号化したものである。
そして、受信装置103で受信したこれらの情報は、受信装置103に挿入されているセキュリティモジュール104に転送される。
セキュリティモジュール104では、予め格納されているマスタ鍵(Km)によりEMMの復号化がおこなわれ、ワーク鍵(Kw)および契約情報等の個別構報が格納される。また、ワーク鍵(Kw)を用いてECMの復号化がおこなわれ、番組属性情報およびスクランブル鍵(Ks)が取り出され、契約情報と番組属性情報とにより視聴条件を判定されて、視聴条件に合致していた場合、スクランブルを解除するデスクランブル機能を有する受信装置103にスクランブル鍵(Ks)を受け渡すことにより、デスクランブルされた映像、音声、データなどの伝送情報を利用することができる。
図6に示されるように、従来技術に係る番組配信システムにおいては、有料サービスを提供する事業者の送出装置101,102は、映像、音声、データと共に、当該事業者の個別情報(EMM)として契約情報105を、直接、受信装置103に送出する。
送出装置101,102において、契約情報を送出するための容量は限られており、かつ、複数の受信装置に対して、個々の契約情報を送信する必要があるため、通常、ある送出間隔で、契約情報を繰り返し送出している。
受信装置103は、受信装置の電源ONの状態、かつ、事業者が提供するサービスまたはサービスが属するネットワークを選局している間のみ、当該事業者の契約情報を受信できる状態にあるが、送出装置101,102からの契約情報は、ある周期で繰り返し送信されているので、確実に契約情報を受信するには、送出周期の間、当該サービスまたは当該サービスが属するネットワークを受信しておく必要がある。
ここで、個別情報(EMM)105は、一般的に、図6に示されるように、セキュリティーモジュールを特定するためのID、個別情報(EMM)の送信元を示す事業者識別および事業者識別に対応するワーク鍵(Kw)、ティア(チャンネル毎の視聴条件)からなる。この個別情報(EMM)は、上述のように、新規契約や契約更新や解約のつど、送出装置により作成され、各加入者宛に、ある一定期間中または定常的に繰り返し伝送されている。
電波産業会(ARIB)の標準規格「BSデジタル放送におけるアクセス制御方式(ARIB STD−B25)」(第3章)
上記従来技術では、受信装置を介してICカードなどのセキュリティモジュールに契約情報を届けるには、受信装置が電源ONの状態で、かつ、事業者が提供するサービスまたはサービスが属するネットワークを選局している必要があるために、ある一定期間中、あるいは定常的に契約情報をEMM にて繰り返し伝送する必要があった。
その結果、有料サービスにて伝送できる容量に対して、EMMが占める割合が増え、有料サービスにて提供する映像、音声、データなどへの割り当て容量が少なくなる。
また、限られた容量で、各サービス加入者宛にEMMを繰り返し送出するためには、ユーザ数の増加に伴い、繰り返し伝送する周期が長くなることにより、EMMを受信しにくい状態となり、結果、サービス加入者からの契約申請に応じた適切なサービスの提供の妨げとなる。
また、有料サービスを提供する事業者が全て同一のネットワークに属しているとは限らないため、サービス加入者の番組選局時問により、一部の事業者のEMMを受信しにくい状態となり、結果、ユーザからの契約申請に応じた適切なサービスの提供の妨げとなる。
本発明の目的は、局側から契約情報が送信される番組の配信システムにおいて、伝送できる容量に対して、契約情報が占める割合を削減して、番組配信の帯域を有効利用できるシステムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、サービス加入者の番組選局時間に依存せずに、サービス加入者が契約情報を受信する機会を与えることができるシステムを提供することにある。
本発明は、送出装置が受信装置に対して送信する最新の契約情報を、受信装置に直接送出するのではなく、契約情報蓄積装置に複数の事業者分蓄積する。また、送出装置は、契約情報取得先(電話番号、IPアドレスなど)を含む契約取得情報を、EMMにより受信装置に送出する。ここで、契約情報取得先は、事業者の局、あるいは、特別なセンターに置かれる契約情報蓄積装置である。
契約取得情報を受信した受信装置は、契約取得情報として送られてきた契約情報取得先を基に、契約情報蓄積装置から複数事業者分の契約情報を取得する。
契約情報蓄積装置は、契約情報が取得された日時を記憶し、送出装置からの問合せにより、契約情報の取得有無、所得日時を送出装置に受け渡す。
送出装置は、契約情報の取得状況により、契約情報取得先が受信したことを確認できた場合、契約取得情報の送出を停止する。
本発明によれば、局側から契約情報が送信される番組の配信システムにおいて、伝送できる容量に対して、契約情報が占める割合を削減して、番組配信の帯域を有効利用できるシステムを提供することができる。
また、本発明によれば、サービス加入者の番組選局時間に依存せずに、サービス加入者が契約情報を受信する機会を与えることができる。
以下、本発明に係る一実施形態を、図1ないし図5を用いて説明する。
先ず、図1を用いて本発明の一実施形態に係る番組配信システムの構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る番組配信システムを示す構成図である。
先ず、図1を用いて本発明の一実施形態に係る番組配信システムの構成を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る番組配信システムを示す構成図である。
図1に示されるように、各事業者の送出装置201,202では、有料サービス加入者からの契約申し込みに応じて、契約情報を契約情報蓄積装置203に送信する。
契約情報蓄積装置203では、カードID毎に複数事業者分の契約情報および契約情報登録日時、契約情報が取得された日時を管理する。
各事業者の送出装置201,202では、スクランブルされた映像、音声、データと、番組情報とを、受信装置に送信する。また、各事業者の送出装置201,202は、契約取得情報206を受信装置204に送信する。ここで、契約情報の取得先とは、契約情報蓄積装置203であり、受信装置204から契約情報所得先にアクセスするための情報として、電話回線で接続されているときには、電話番号、ネットワーク回線で接続されているときには、IPアドレスなどが考えられる。
受信装置204は、セキュリティモジュール205が挿入されており、この契約情報の取得先に関する情報に基づき、セキュリティモジュールIDにより特定される契約情報の取得要求をおこなう。
受信装置204では、契約取得情報206に含まれる契約情報取得先(電話番号、IPアドレス)に基づき、電話回線やIPネットワークの通信回線を介して、契約情報蓄積装置にアクセスする。
また、契約情報蓄積装置203では、管理部され、登録されている契約情報から、契約情報の取得要求があった受信装置204に挿入されているセキュリティモジュールIDに対応する契約情報105を抽出し、そのセキュリティモジュールIDに対して、複数の事業者分の契約情報105を、受信装置を介して、受信装置に挿入されているセキュリティモジュールに送信する。
セキュリティモジュール205では、セキュリティモジュールに、予め格納されたマスタ鍵(Km)を用いて契約情報を復号化する。ここで、契約情報は、図6に示されるように、番組情報を復号化するために必要なワーク鍵(Kw)およびティアと呼ばれる視聴条件(視聴者のチャンネル毎の契約情報)を含む情報である。
受信装置204では、従来技術の手法に従い、復号化されたワーク鍵(Kw)により受け取ったECMを復号し、番組情報とスクランブル鍵(Ks)を取り出す。そして、スクランブル鍵(Ks)により、デスクランブルした映像、音声、データを出力することにより、加入者の契約に応じたサービスを提供する。
次に、図2ないし図4を用いて本発明に係る番組配信システムの各部の詳細な構成と動作について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る送出装置のブロック図である。
図3は、本発明の一実施形態に係る受信装置のブロック図である。
図4は、本発明の一実施形態に係る契約情報蓄積装置のブロック図である。
図2は、本発明の一実施形態に係る送出装置のブロック図である。
図3は、本発明の一実施形態に係る受信装置のブロック図である。
図4は、本発明の一実施形態に係る契約情報蓄積装置のブロック図である。
送出装置201,202は、通常、事業者の局側に置かれる装置であり、番組を配信する役割りと、視聴者の契約情報を契約情報蓄積装置203に送信する役割りと、視聴者の受信装置に契約取得情報(契約情報蓄積装置203にアクセスするための情報)を送信する役割りとを担っている。なお、本実施形態では、送出装置は、番組を配信する送信する機能と、契約情報と契約取得情報を送信する機能とを同一の装置で実現するイメージで記述したが、別々の装置として実装されてもよい。
送出装置201,202は、図2に示されるように、番組管理部301と、スクランブル部302と、番組情報管理部303と、番組情報暗号部304と、契約情報管理部305と、Km管理部307と、契約取得情報暗号部306と、契約情報暗号部308と、多重化部309と、通信部310から成る。
番組管理部301は、番組の映像、音声、データを生成し出力する部分である。
スクランブル部302は、スクランブル鍵(Ks)により映像、音声、データのスクランブルをおこなう部分である。
番組情報管理部303は、スクランブル鍵(Ks)の生成、および番組を視聴するための視聴条件、スクランブル鍵(Ks)を含む番組情報を生成し出力する部分である。
番組情報暗号部304は、各事業者に対応したワーク鍵(Kw)にて番組情報を暗号化する部分である。
契約情報管理部305は、事業者が提供するサーピスの加入者の契約情報、および加入者の受信装置あるいはICカードなどのセキュリティモジュールを特定するための識別番号(以下、「カードID」)、および契約情報取得先を管理し、契約情報および契約情報取得先を出力する部分である。
Km管理部307は、カードIDに対応するマスタ鍵(Km)を管理し出力する部分である。
契約取得情報暗号部306は、Kmにより契約取得情報を暗号化し出力する部分である。
契約情報暗号部308は、Kmにより契約情報を暗号化し出力する部分である。
多重化部309は、スクランブルされた映像、音声、データ、および、暗号化された番組情報および契約取得情報を多重化して送信する部分である。
通信部310は、通信回線を介して、契約情報を契約情報蓄積装置203へ送信する部分である。
各事業者の送出装置201,202では、有料サービス加入者からの契約申し込みに応じて、契約情報管理部305により、当該事業者の契約情報を生成し、契約情報暗号部308にて暗号化され、通信部310および通信回線を介して、暗号化された契約情報を契約情報蓄積装置203に送信する。
また、各事業者の送出装置201,202では、契約情報管理部307により、契約情報取得先などを含んだ契約取得情報206を生成・出力し、各カードIDに対応したマスタ鍵(Km)を用いて契約取得情報暗号部306により暗号化した契約取得情報206と、スクランブル部302によりスクランブルされた映像、音声、データと、番組情報暗号部304にて暗号化された番組情報とを、多重化部309により多重化して出力する。
受信装置204は、局からの番組を受信しスクランブルを解除して表示装置に出力する装置である。
なお、図3に示される410の範囲に示すブロックの機能は、ICカードなどのセキュリティモジュール側にておこなわれ、411の範囲に示すブロックの機能は受信装置の本体側にておこなわれる機能である。また、マスタ鍵(Km)407は、ICカードなどのセキュリティモジュールに予め格納されている。
セキュリティモジュール205を装着した受信装置204は、図3に示されるように、分離部401と、デスクランブル部402と、通信部409と、番組情報復号部403と、視聴判定部404と、契約情報蓄積部405と、契約情報復号部406と、契約取得情報復号部408とから成る。
分離部401は、スクランブルされた映像、音声、データと、番組情報、契約取得情報206を分離する部分である。
デスクランブル部402は、スクランブル鍵(Ks)から映像、音声、データのデスクランブルをおこなう部分である。
通信部409は、通信回線を介して契約情報取得先(契約情報蓄積装置203)にアクセスし、セキュリティモジュールIDに対応した複数事業者分の契約情報を契約情報蓄積装置203から受信する部分である。
番組情報復号部403は、Kwから番維情報を復号化する部分である。
視聴判定部404は、番組情報および契約情報から視聴判定をおこない、視聴条件に合致していた場合、スクランブル鍵(Ks)を出力する部分である。
契約情報蓄積部405は、複数事業者分の契約情報を蓄積し、各事業者に対応したKwおよび契約情報を受け渡す部分である。
契約情報復号部406は、Km404から契約情報を復号化する部分である。
契約取得情報復号部408は、ICカードなどのセキュリティモジュールにあらかじめ格納されたKm407から、契約取得情報206を復号化し、契約情報取得先を出力する部分である。
契約情報蓄積装置203は、送出装置201,202から契約情報を受信し、蓄積しておき、受信装置204からの要求に応じて契約情報蓄積装置203に蓄積された契約情報を送信する役割りを有する。契約情報蓄積装置203は、事業者の局、あるいは、番組配信事業者の特別なセンターに置かれる装置である。
契約情報蓄積装置203は、図4に示されるように、通信部501と、通信部502と、制御部503と、管理部504から成る。
通信部501は、通信回線を介して受信装置204との通信をおこなう部分である。
通信部502は、通信回線を介して送出装置201,202との通信をおこなう部分である。
制御部503は、送出装置および受信装置の通信を制御する部分である。
管理部504は、セキュリティモジュールID毎(契約者毎)に、送出装置から送られてきた契約情報を複数の事業者分蓄積し、契約情報登録日時、契約情報の送出日時を管理する部分である。
契約情報蓄積装置203では、セキュリティモジュールID毎(契約者毎)に複数事業者分の契約情報および契約情報登録日時、契約情報が取得された日時を管理する。
契約情報蓄積装置203では、管理部504にて登録されている契約情報から、取得要求があったセキュリティモジュールIDに対応する契約情報105を抽出し、取得要求があったセキュリティモジュールIDに対して、複数の事業者分の契約情報105を、制御部503、通信部501、通信回線、および受信装置204を介して、セキュリティモジュール205に送信する。
受信装置204では、分離部401にて分離された契約取得情報206を、セキュリティモジュール410にあらかじめ格納されたマスタ鍵(Km)を用いて、契約情報取得先復号部により復号化し、契約取得情報206に含まれる契約情報取得先(契約情報蓄積装置203の電話番号、IPアドレス)に対して、通信部409および電話回線やRFリターン回線などの通信回線を介して、アクセスする。
セキュリティモジュール205では、セキュリティモジュールに予め格納されたマスタ鍵(Km)を用いて契約情報復号部406にて契約情報を復号化し、契約情報蓄積部405に契約情報を記録する。ここで、契約情報105は、図1に示したように、番組情報を復号化するために必要なワーク鍵(Kw)およびティアと呼ばれる視聴条件(視聴者のチャンネル毎の契約)を含む情報である。
受信装置204では、選局した番組に対応する番組情報を分離部401にて分離し、セキュリティモジュール205の契約情報蓄積部205から対応するワーク鍵(Kw)を番組情報復号部403に転送し、番組情報復号部403にて番組情報を復号化する。視聴判定部404では、契約情報および番組情報により、契約に合致した番組であるかどうかを判定し、合致していた場合、デスクランブル部402にスクランブル鍵(Ks)を受け渡す。デスクランブル部402では、スクランブル鍵(Ks)を用いてデスクランブルした映像、音声、データを出力することにより、加入者の契約に応じたサービスを提供する。
次に、図5を用いて本発明の一実施形態に係る番組配信システムの各構成部間の通信シーケンスについて説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る番組配信システムの各構成部間の通信シーケンス図である。
図5は、本発明の一実施形態に係る番組配信システムの各構成部間の通信シーケンス図である。
送出装置201,202では、契約情報蓄積装置203に契約情報を送信し、蓄積しておく。次に、送出装置201または送出装置202から、受信装置204を介して、セキュリティモジュール205に契約取得情報を送信する。
セキュリティモジュール205は、契約取得情報を復号化し、契約情報取得先を受信装置204に送信する。
受信装置204は、受信した契約情報取得先を基に、契約情報蓄積装置203に接続要求を出し、コネクションを確立した後、セキュリティモジュールIDを含んだ契約情報取得要求を契約情報蓄積装置203へ送信する。
契約情報蓄積装置203では、セキュリティモジュールIDに対応した契約情報を順次、受信装置204を介してセキュリティモジュール205に送信し、セキュリティモジュール205からの契約情報受信通知に基づき、管理部504の送出日時を更新する。
セキュリティモジュール205は、契約情報蓄積装置203から受信した契約情報をセキュリティモジュール内に蓄積後、契約情報蓄積装置203に対して、受信完了通知を送信する。
契約情報蓄積装置203では、セキュリティモジュールIDに対応した複数の契約情報の送出を完了すると、受信装置204に対して切断要求を出しコネクションを切断する。
本実施形態において、さらに、以下の処理を追加してもよい。
契約情報蓄積装置203では、各事業者の送出装置201,202から契約情報送出日時の取得要求があった場合、指定のあったセキュリティモジュールの契約情報送出日時を各事業者の送出装置201,202に転送する。
そして、各事業者の送出装置201,202では、契約情報送出日時から契約取得情報の取得の有無を判断し、すでに契約取得情報を受信ずみである受信装置に対しては、契約取得情報の送信を停止する。
さらに、以下の処理を追加しても良い。
各事業者の送出装置201,202では、図1の契約情報206aに示されるように、契約情報取得のタイミングを指示する契約情報取得指示フラグを含めてもよい。この契約情報取得指示フラグがONのときには、受信装置204が契約取得情報206を受信した時点で、すぐに契約情報を取得する処理がセキュリティモジュール205に追加されている。そうすることにより、加入者からの要請に対して、送出装置201,202からの指示により即時に最新の契約情報105を取得して、加入者の契約情報を更新することができる。
さらに、受信装置204において、前回の契約情報取得日時を保持しておき、ある一定期聞、契約情報を取得していない場合、あるいは、受信装置の電源ON時、あるいは、セキュリティモジュールが挿入された時に、即時に契約情報の取得をおこなう処理を追加してもよい。そうすることにより、長期間電源がONとなっていなかった受信装置や、セキュリティモジュールが長期間挿入されていなかった受信装置204でも、最新の契約情報を複数の有料事業者分受信することができる。
また、これまでの実施形態では、契約情報蓄積装置203にアクセスするための契約取得情報を、送出装置201,202から受信装置204に送信したが、契約情報蓄積装置203の宛先となる情報を変えないときには、セキュリティモジュール内に固定で保持してもよい。
このようにするとシステムの柔軟性が欠けるという面もあるが、契約取得情報を送信しなくてもよくなるため、システムの構成が簡易化され、通信帯域の有効利用を図ることができる。
上記のように、本実施形態によれば、契約情報の情報量と比較して、契約取得情報の情報量は少なく、かつ、契約情報取得先を受信したことを確認後、受信装置に対して契約取得情報を送る必要がなくなるため、有料サービスにて伝送できる全容量に対して、契約情報を送出するための容量を削減することができ、その分、映像、音声、データ送信に割り当てる容量を増やすことができる。
また、受信装置は、各事業者の有料サービスの選局時間に依存せずに、複数事業者分の最新の契約情報を契約情報蓄積装置から受信することができるため、契約情報の受信漏れによる不適切なサービスを加入者に提供することを極力削減でき、加入者の契約申し込み(契約変更、解約など)に応じた適切なサービスを各事業者が提供することができる。
105…契約情報
201…有料サービス事業者Aの送出装置
202…有料サービス事業者Bの送出装置
203…契約情報蓄積装置
204…受信装置
205…セキュリティモジュール
305…契約情報管理部
306…契約取得情報暗号部
308…契約情報暗号部
310…通信部
405…契約情報蓄積部
406…契約情報復号部
408…契約取得情報復号部
409…通信部
504…管理部
201…有料サービス事業者Aの送出装置
202…有料サービス事業者Bの送出装置
203…契約情報蓄積装置
204…受信装置
205…セキュリティモジュール
305…契約情報管理部
306…契約取得情報暗号部
308…契約情報暗号部
310…通信部
405…契約情報蓄積部
406…契約情報復号部
408…契約取得情報復号部
409…通信部
504…管理部
Claims (7)
- 受信側で番組の契約情報を受信することにより、番組を視聴可能とする番組配信システムにおいて、
契約情報送出装置と、
契約情報蓄積装置と、
受信装置とを備え、
前記契約情報送出装置は、前記契約情報蓄積装置に契約情報を送信し、
前記契約情報蓄積装置は、前記契約情報送出装置から受信した契約情報を蓄積し、前記受信装置からの要求に応じて、前記受信装置に契約情報を送信することを特徴とする番組配信システム。 - 前記契約情報送出装置は、受信装置が契約情報蓄積装置にアクセスするための契約取得情報を、前記受信装置に送信することを特徴とする請求項1記載の番組配信システム。
- 受信側で番組の契約情報を受信することにより、番組を視聴可能とする番組配信の受信装置において、
契約取得情報を受信し、その契約取得情報に基づき、契約情報が蓄積された契約情報蓄積装置にアクセスして契約情報を受信することを特徴とする受信装置。 - 前記契約取得情報は、前記契約取得情報を受信したタイミングで、前記契約情報蓄積装置に契約情報の取得要求をおこなうことを特徴とする請求項3記載の受信装置。
- 前記受信装置は、契約情報を取得してから一定期間後に、前記契約情報蓄積装置に契約情報の取得要求をおこなうことを特徴とする請求項3記載の受信装置。
- 電源がONされたタイミング、または、番組のスクランブルを解除することを可能にするセキュリティモジュールを挿入されたタイミングで、前記契約情報蓄積装置に契約情報の取得要求をおこなうことを特徴とする請求項3記載の受信装置。
- 受信側で番組の契約情報を受信することにより、番組を視聴可能とする番組配信方法において、
契約情報送出装置から契約情報蓄積装置に契約情報を送信するステップ、
前記契約情報蓄積装置が、前記契約情報送出装置から契約情報を受信し、その契約情報を蓄積するステップ、
受信装置が前記契約情報蓄積装置に対して、契約情報の取得要求を送信するステップ、
前記契約情報蓄積装置は、前記受信装置からの契約情報の取得要求に応じて、前記受信装置に契約情報を送信するステップを有することを特徴とする番組配信方法。
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2005
- 2005-12-07 JP JP2005353325A patent/JP2007158909A/ja active Pending
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