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JP2007156255A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2007156255A
JP2007156255A JP2005353689A JP2005353689A JP2007156255A JP 2007156255 A JP2007156255 A JP 2007156255A JP 2005353689 A JP2005353689 A JP 2005353689A JP 2005353689 A JP2005353689 A JP 2005353689A JP 2007156255 A JP2007156255 A JP 2007156255A
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JP2005353689A
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Kenji Watanabe
健二 渡辺
Itsutaka Miyamoto
厳恭 宮本
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Canon Inc
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Abstract

【課題】画像形成装置本体が知りうる情報を、ユーザが不満と感じる画像から得ることで、ユーザからのクレームに迅速かつ正確に対応し、ユーザ満足度上げることのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体上に形成された画像を記録材に転写する画像形成手段と、画像形成に関する各種情報を記憶する手段と、を有する画像形成装置において、画像形成に関する各種情報の少なくとも1つを記録材に印字する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば電子写真方式の複写機、プリンターなどとされる画像形成装置に関し、特に、ユーザからの改善要望に迅速に対応することのできる画像形成装置に関する。
従来、ユーザが印字した画像に関して不満がある場合、その印字サンプルを画像形成装置のサービスセンターに送り、画質が向上するように求める。サービスセンターでは、そのサンプルから不具合を推測し、ユーザへ対処方法を示している。
ところが、画像形成装置本体や各コンシューマブルユニットの状態、使用履歴、トラブルの種類等の詳細情報がない場合が多く、的確な対処ができていないのが現状である。
そこで、サービスセンターは、詳細情報の分かるテストサンプルをユーザに印字してもらい、それを再度送ってもらうことで対応を図ったり、ユーザとの電話連絡で詳細情報を聞いたりしている。
また、最近では特許文献1に開示されるように、交換式のプロセスカートリッジに不揮発メモリーを設けて対応することが行われている。つまり、メモリーに画像形成装置本体や各コンシューマブルユニットの状態、使用履歴、トラブルの種類等の詳細情報を書き込み、交換式のプロセスカートリッジ回収時にそれら情報からユーザへの対応が取られている。
特開平07−175370号公報
しかしながら、ユーザに上記詳細情報を記載したテストサンプルを印字し送付してもらっても、必ず時間のずれが生じてしまうため、ユーザが不満と感じる画像印字状態の情報と完全に一致することはできない。
例えば、装置本体の設置環境の温度や湿度が変わっている場合もあるし、各コンシューマブルユニットを交換されてしまっている場合もある。
また、装置本体は全てのプリントジョブの状態を記憶することは難しいので、ユーザが不満と感じる画像印字時の印字モード(印字速度や、給排紙口等)を正確に知りうるのは非常に困難である。
サービスセンターは、これらの情報を基にユーザ対応を行っているので、時には間違った対処方法を示したり、必要でない部品を送付したりしまっている。
また、ユーザにとっては、テストサンプルを紙に印字するという紙の消費や、それをサービスセンターに送るという煩わしさが伴う。さらに、サービスセンターの対応処置が適切でない場合、情報を提供したにもかかわらず不具合が改善しないという不満が生じる。
一方、交換式のプロセスカートリッジ内の不揮発メモリー内の情報からユーザへの対応を行う場合、プロセスカートリッジがサービスセンターに送り返されない限り、一切情報を得ることができない。また、情報を得たとしても、ユーザが不満と感じる画像形成時の印字モードやその他情報を正確に知りうることは困難となるので、ユーザの不満に適切かつ迅速に対応することが出来ない。
本発明の目的は、画像形成装置本体が知りうる情報を、ユーザが不満と感じる画像から得ることで、ユーザからのクレームに迅速かつ正確に対応し、ユーザ満足度上げることのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体上に形成された画像を記録材に転写する画像形成手段と、
画像形成に関する各種情報を記憶する手段と、
を有する画像形成装置において、
前記画像形成に関する各種情報の少なくとも1つを前記記録材に印字することを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、サービスセンターに送られたユーザサンプル画像からその画像の画像形成状態の情報を確実に知ることができ、その情報をもとに、ユーザに対して迅速かつ適切な対応を行うことができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
本実施例にて、本発明に係る画像形成装置は、電子写真方式のフルカラーレーザービームプリンタとされる。先ず、画像形成装置の全体構成について説明する。
[画像形成装置の全体構成]
図1を参照すると、本実施例の画像形成装置であるフルカラーレーザービームプリンタ100の全体構成が示される。
本実施例にて、画像形成装置100は、垂直方向に並設された4個の像担持体としてのドラム状の電子写真感光体(以下、「感光体ドラム」という。)1(1a、1b、1c、1d)を備えている。感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)は、駆動手段(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1の表面を均一に帯電する帯電装置2(2a、2b、2c、2d)、及び、画像情報に基づいて光像を照射する露光装置3(3a、3b、3c、3d)が配置される。本実施例にて、露光装置3は、画像情報に基づいてレーザービームを照射するスキャナユニットとされ、感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。
また、感光体ドラム1の周りには、感光体ドラム1上の静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4(4a、4b、4c、4d)、及び、感光体ドラム1上のトナー像を普通紙(転写紙)のような記録材Sに転写させる静電転写ユニット5が配置される。
更に、感光体ドラム1の周りには、転写後の感光体ドラム1の表面に残った転写残トナーを除去するクリーニングブレード60(60a、60b、60c、60d)をそれぞれ備えたクリーニング装置6(6a、6b、6c、6d)が配設されている。
ここで、本実施例では、感光体ドラム1と、帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置6は、一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を形成している。以下、感光体ドラム1から順に詳述する。
感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)は、例えば直径30mmのアルミシリンダの外周面に有機光導電体層(OPC感光体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、反時計周りに回転駆動される。
帯電装置2(2a、2b、2c、2d)としては、接触帯電方式のものを使用することができる。本実施例にて、帯電装置2の帯電部材は、ローラ状に形成された導電性ローラである。このローラ2を感光体ドラム1の表面に当接させるとともに、このローラ2に帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させる。
スキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)は、対応する感光体ドラム1と上下方向において略同レベルに配置される。スキャナユニット3においては、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、スキャナモーター(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9(9a、9b、9c、9d)に照射される。ポリゴンミラー9に反射した画像光は、結像レンズ10(10a、10b、10c、10d)を介して帯電済みの感光体ドラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成する。
図2をも参照すると理解されるように、現像装置4(4a、4b、4c、4d)は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを夫々収納した現像剤収納部、即ち、トナー容器41(41a、41b、41c、41d)、及び、現像枠体、即ち、現像容器45(45a、45b、45c、45d)を有する。
つまり、トナー容器41に関して言えば、例えば、シアン現像装置4aはシアン色のトナーを収納したトナー容器41a、イエロー現像装置4bはイエロー色のトナーを収納したトナー容器41b、マゼンタ現像装置4cはマゼンタ色のトナーを収納したトナー容器41c、及び、ブラック現像装置4dはブラック色のトナーを収納したトナー容器41dを有する。各トナー容器41内には、感光体ドラム1と対向して、現像剤を担持搬送する現像剤担持体としての現像ローラ40(40a、40b、40c、40d)が配置されている。
図2にて、トナー容器41内の現像剤、即ち、トナーは、トナー搬送攪拌機構42によってトナー供給ローラ43へ送り込まれる。次いで、トナーは、トナー供給ローラ43、及び、現像ローラ40の外周に圧接された現像ブレード44によって、現像ローラ40の外周に塗布され、且つ、トナーに電荷が付与される。そして、現像ローラ40に現像バイアスを印加することにより、感光体ドラム1に形成された潜像を現像し、トナー像とする。
また、図示してはいないが、各現像装置1は、トナー残量検知機構を備えており、トナー容器内にLED光を透過することで、透過時間をセンシングし、トナー残量の検出を行っている。
全ての感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)に対向し、接するように循環移動する静電転写ベルト11が配設される。静電転写ベルト11は1011〜1014Ω・cmの体積固有抵抗を持たせた厚さ約150μmのフィルム状部材で構成される。この静電転写ベルト11は、垂直方向に4軸でローラ13、14a、14b、15に支持され、図中左側の外周面に記録材Sを静電吸着して上記感光体ドラム1に記録材Sを接触させるべく循環移動する。これにより、記録材Sは、静電転写ベルト11により転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像を転写される。
この静電転写ベルト11の内側に当接し、4個の感光体ドラム1a、1b、1c、1dに対向した位置に転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)が並設される。これら転写ローラ12から正極性の電荷が静電転写ベルト11を介して記録材Sに印加され、この電荷による電界により、感光体ドラム1に接触中の記録材Sに、感光体ドラム1上の負極性のトナー像が転写される。
静電転写ベルト11は、周長約700mm、厚み150μmのベルトであり、駆動ローラ13、従動ローラ14a、14b、テンションローラ15の4本のローラにより掛け渡され、図の矢印方向に回転する。これにより、上述した静電転写ベルト11が循環移動して記録材Sが従動ローラ14a側から駆動ローラ13側へ搬送される間にトナー像を転写される。
給紙部16は、各プロセスカートリッジ7にて形成される画像形成部に記録材Sを給紙搬送するものであり、複数枚の転写紙のような記録材Sが給紙カセット17に収納されている。画像形成時には給紙ローラ18(半月ローラ)が給紙カセット17上最上部の記録材Sを給紙し、記録材S先端はレジストローラ対19に突き当たり一旦停止し、ループを形成した後静電転写ベルト11の回転と画像書出し位置の同期をとって、レジストローラ対19によって静電転写ベルト11へと給紙されていく。
定着部、即ち、定着ユニット20は、記録材Sに転写された複数色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱ローラ21aと、これに圧接して記録材Sに熱及び圧力を与える加圧ローラ21bを有する。その下流には排紙ローラ対23があり、記録材Sを装置本体外に排出する。
また、定着ローラ対21(21a、21b)と排紙ローラ対23との間には排紙センサー(不図示)を配置しており、記録材Sが確実に本体外に排出できたか、定着ローラ対21に巻きついていないかをモニターしている。
すなわち、感光体ドラム1上のトナー像を転写した記録材Sは定着ユニット20を通過する際に定着ローラ対21で搬送されるとともに、定着ローラ対21によって熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナー像が記録材S表面に定着される。
両面パス27は、静電転写ベルトユニット5の裏面部に形成されている。両面パスには対をなす搬送ローラ25、26が上下に配置され、図中下方向に記録材Sを搬送していく。最下点には記録材Sの搬送方向を変えるべくUターンパス27が設けられ、Uターンパス28に導かれた記録材Sはレジストローラ対19に再給紙されていく。
画像形成の動作としては、プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dが、印字タイミングに合わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1a、1b、1c、1dが、反時計回り方向に回転駆動される。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応するスキャナユニット3が順次駆動される。この駆動により、帯電ローラ2は感光体ドラム1の周面に一様な電荷を付与し、スキャナユニット3は、その感光体ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム1周面上に静電潜像を形成する。現像装置4内の現像ローラ40は、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて感光体ドラム1周面上にトナー像を形成(現像)する。
最上流にある感光体ドラム1周面上のトナー像の先端が、静電転写ベルト11との対向点に回転搬送されてくる。このタイミングで、即ち、感光体ドラム1上のトナー像先端に記録材Sの印字開始位置が一致するように、レジストローラ対19が回転を開始して記録材Sを静電転写ベルト11へ給送する。
記録材Sは、静電吸着ローラ22と静電転写ベルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベルト11の外周に圧接し、かつ、静電転写ベルト11と静電吸着ローラ22との間に電圧を印加する。これにより、誘電体である記録材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に電荷を誘起し、記録材を静電転写ベルト11の外周に静電吸着する。これにより、記録材Sは静電転写ベルト11に安定して吸着され、最上流の画像形成部から最下流の画像形成部の転写位置まで搬送される。
このように搬送されながら記録材Sは、各感光体ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界によって、各感光体ドラム1のトナー像を順次転写される。
4色のトナー像を転写された記録材Sは、ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11から曲率分離され、定着ユニット20に搬入される。記録材Sは、定着ユニット20で上記トナー像を熱定着された後、排紙ローラ対23によって、排紙部24から画像面を下にした状態で本体外に排出される。
両面印字の動作について説明する。プリンタ本体は、両面印字の信号を受け取ると、記録材Sが定着ローラ対21を抜けたことを排紙センサーにて検知する。その検出信号により、排紙ローラ対23は逆回転を行い、両面パス27に記録材Sを導いていく。両面パス27に入った記録材Sは搬送ローラ25、26により、Uターンパス28を通り、レジストローラ対19まで搬送されていく。その後、表面印字と同様の画像形成プロセスで印字が完了し、記録材Sは排紙部24より装置本体外に排出される。
次に、画像形成装置100の画像形成時における各種情報の記憶手段について説明する。
制御手段Aは、コンシューマブルユニットであるプロセスカートリッジ7の寿命をカウントしている。つまり、プロセスカートリッジ7内の感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)、帯電装置2(2a、2b、2c、2d)、現像装置4(4a、4b、4c、4d)の使用量、即ち、回転量又は回転時間がカウントされている。更に、静電転写ユニット5内の駆動ローラ13、及び、定着ユニット20内の加圧ローラ21bの回転量をも常にカウントされ、コンシューマブルユニットの寿命がカウントされている。また、画像形成装置100の印字枚数のカウントも行い、それら内容を記憶手段M(図1)に記録している。図1では、記憶手段Mは、装置本体に設けるものとしたが、プロセスカートリッジ7に配置することも可能である。
コンシューマブルユニットが交換されたことがわかると制御手段Aは、交換されたコンシューマブルユニットの値を一旦リセットし、再びカウントを始める。制御手段Aは、プリント動作開始時にパソコン等により指定された、給紙口、排紙口、或いは、印字モード等の情報を記憶手段Mに記録する。記憶手段Mには、更に、図示しない本体内に設置された環境センサによる画像形成装置100の設置環境の温度、湿度などを記録することができる。
次に、画像形成装置100の画像形成時における各種情報の印字方法について説明する。本実施例では、画像領域内にドット印字にて画像形成時の各種情報を暗号化する場合について説明する。ここでいう画像領域内とは、画像形成装置100の画像保証領域のことである。本実施例では、用紙端部より全域5mm内側を画像保証領域としており、本実施例の画像領域内も用紙端部より全域5mm内側となる。
制御手段Aは、記憶手段M内の各種情報を画像処理部Bに送り、画像処理部Bがパソコン等から送られた画像及び制御手段Aから送られた記憶手段M内の各種情報をドット画像に処理する。その後の画像形成方法は通常プリント時と同様なのでここでは省略する。
画像処理部Bは、パソコン等から送られた画像内に画像形成時の各種情報を暗号化したドットを組み込めるかどうか判断し、ドットを組み込める場合、画像領域IA内に暗号化した各種情報をドット処理し、ドット印字領域DAを設けて画像領域IA内に印字するように画像処理を行う。
一方、組み込めない場合(例えば、画像領域内全域に渡って画像がある場合等)は、画像領域外つまり用紙端部から5mmの余白部に暗号化したドットを印字する。これについては実施例2で述べる。
図3に、画像領域IA内の左下部にドット印字領域DAを設けて暗号化した画像形成時の各種情報をドットDtで示した例を記す。図4に、その詳細を示す。
図4に示すように、本実施例では、ドットDtの径は100μmとされ、各情報の区切りを43μmのラインLnで行っている。ドットDt及びラインLnの色をイエローとする。
このようにドット径を100μmとし、かつ、ドット色及びライン色をイエローとすることで、ユーザ画像に影響のないレベル、つまり、ユーザが認識できないレベルで画像形成時の情報を示すことができる。各ドットDtの意味を以下に示す。
図4にて、左側から順に、4組の3点ドットは各カートリッジYCRG、CCRG、MCRG、BkCRG(即ち、イエローカートリッジ7a、シアンカートリッジ7b、マゼンタカートリッジ7c、ブラックカートリッジ7d)に関する情報である。次の2組の3点ドットは本体に関する情報であり、次の1組の3点ドットは静電転写ユニット5に関する情報であり、次の1組の3点ドットは定着ユニット20に関する情報である。次の2組の3点ドットは印字モードに関する情報であり、次の1組の3点ドットは給紙口に関する情報である。また、次の1組の3点ドットは温度に関する情報であり、そして、次の1組の3点ドットは湿度に関する情報である。
つまり、イエロー、シアン、マゼンダ、ブラックの4色のプロセスカートリッジ7、静電転写ユニット5、及び、定着ユニット20のコンシューマブルユニットの寿命カウントを0〜3ドットの4段階で表している。そして、装置本体100の寿命カウント、印字モードを0〜6ドットの7段階で表している。また、給紙口、温度、湿度の3種類をそれぞれ0〜3ドットの4段階で表すようにしている。図5に、各段階の例を示す。図4には、3点ドットの全てのドットを印字した場合を示している。
このように、画像形成に関する各種情報を画像領域IA内に印字することにより、ユーザから送られた印字サンプルから、そのサンプル画像の画像形成に関する各種情報が得られる。これによって、ユーザに対して適切な対応を行うことができる。
例えば、不具合画像の原因が温度や湿度に起因するものだと分かれば、それを回避する印字モードをユーザに連絡することもできるし、プリントサンプルが推奨の印字モードで印刷されていなければ、推奨印字モードをユーザに知らせることもできる。また、コンシューマブルユニットの印字枚数から、寿命起因で起きた問題かどうかの判断も行え、必要であれば、ユーザにコンシューマブルユニットを送付することも可能である。また、ユーザにコンシューマブルユニット寿命が、後どの位かを知らせることもできる。
これらにより、今までユーザに対し間違った対処方法を示したり、必要でない部品を送付することで起こっていたユーザの不満を解消することができる。
さらに、画像形成に関する各種情報を画像域内にユーザが認識できない大きさで印字するので、トナーやインクの消費は非常に微量で済む。かつ、ユーザの認識しづらい色で印字するのでユーザが画像サンプルに違和感を覚えることもない。
また、今までは情報を得るために、ユーザに対して各種情報を掲載したテストサンプルを紙に印字することを要求していた。しかし、本実施例によれば、既にユーザサンプル内に各種情報があるので、その必要もなくなり、ユーザにとって不必要な紙の消費や、それをサービスセンターに送るという煩わしさも解消することができる。
また、画像形成に関する各種情報をバーコード等で暗号化することで、わずかなスペースに数多くの画像形成に関する情報を記録することができる。
本実施例では、図4に示すように、13組の3点ドットで11種類の情報を示すようにした。
しかし、これに限定されるものではなく、更にドット数を増やし、コンシューマブルユニットのシリアル番号、印字枚数や回転時間等の履歴、画像形成装置本体のシリアル番号、画像形成回数や通紙枚数、エラー種類、トータルエラー回数の情報を追加することも可能である。
また、ユーザからの問い合わせの多い画像は、コンシューマブルユニット寿命に起因することが多い。従って、コンシューマブルユニットの寿命を超えた時点から上述した画像形成情報を暗号化したドットを印字するだけでも、ユーザからの問い合わせに対し、的確な対処が行える。
実施例2
図6は、本発明に係る画像形成装置の第2の実施例を示す。本実施例を説明するにあたり、上記画像形成装置100と同一部材等には同一符号を付すとともに、構成的かつ機能的に変わらないものについては、その説明を省略する。
実施例1では、画像領域IA内にドット領域DAを設け、このドット領域DA内に画像形成時の各種情報を暗号化したドットDtで示した。
これに対して、本実施例では、画像領域外に各種情報を暗号化したバーコードBCにより印字する。
本実施例によれば、画像領域外に設けたバーコード領域SAに各種情報を印字することにより、ユーザ画像がどのような場合でも対応することが可能となる。つまり、ユーザ画像が画像領域内全面ある場合でも対応可能となる。
各種情報の記憶手段Mは、実施例1と同様なので省略する。記憶手段M内の各種情報を制御手段Aは画像処理部Bに送り、画像処理部Bがその情報をバーコード画像に処理する。その後の画像形成方法は、通常プリント時と同様なのでここでは省略する。
画像形成時の各種情報を暗号化したバーコードBCは、ユーザから指定された場所もしくは、画像処理部Bが任意で設定した場所に印字される。図6では、用紙後端の余白部(バーコード領域BA)にバーコード印字した例を示している。図7に、バーコードBAの各桁の意味を示す。
イエロー、シアン、マゼンダ、ブラックの4色のプロセスカートリッジYCRG、CCRG、MCRG、BkCRG(即ち、イエローカートリッジ7a、シアンカートリッジ7b、マゼンタカートリッジ7c、ブラックカートリッジ7d)、及び、静電転写ユニット5、定着ユニット20のコンシューマブルユニットの寿命カウントを0〜9の10段階で表し、本体の寿命カウントを00〜99の100段階で表している。また、印字モード、給紙口、排紙口、温度、湿度の4種類をそれぞれ0〜9の10段階で表すようにしている。これらの効果は、実施例1で説明した内容と同様である。
尚、本実施例では13桁のバーコードBCで12種類の情報を示すようにした。しかし、バーコード数を増やし、更にコンシューマブルユニットのシリアル番号、印字枚数や回転時間等の履歴、画像形成装置本体のシリアル番号、画像形成回数や通紙枚数、エラー種類、トータルエラー回数の情報を追加することも可能である。また、コンシューマブルユニットの寿命を超えた時点から上述した画像形成情報を暗号化したバーコードを印字するだけでも、ユーザからの問い合わせに対し、的確な対処が行える。
実施例3
次に、本発明における画像形成装置の第3の実施例について説明する。本実施例においても実施例1、2で説明した画像形成装置100に好適に具現化される。従って、上記画像形成装置については、同一部材等には同一符号を付すとともに、構成的かつ機能的に変わらないものについては、その説明を省略する。
実施例1及び2では、記録材Sの印字面側に画像形成時の各種情報を暗号化したドットやバーコードで示したが、本実施例では、記録材裏面(印字する側とは反対)に各種情報を暗号化したドットやバーコードにより印字する。
記録材裏面に各種情報を印字することにより、ユーザ画像がどのような場合でも対応することが可能となる。つまり、ユーザ画像が画像領域内全面ある場合でも対応可能であり、かつ、記録材裏面なのでどのような大きさで印字してもユーザに違和感を感じさせることはない。
各種情報の記憶手段M及び画像処理手段Bは、実施例1、2と同様なので省略する。本実施例に従った画像形成方法について説明する。
画像形成時の各種情報を暗号化したバーコードを、静電転写ベルト11上に転写する。次に前記バーコードBCが1枚目の記録材裏面になるタイミングで1枚目の記録材Sを静電転写ベルト11に給紙する。静電転写ベルト11上に転写された前記バーコードBCは、1枚面の表面に形成されるユーザ画像ととも記録材Sに転写され、定着ユニット20にて、記録材表面のユーザ画像と記録材裏面の画像形成時の各種情報を暗号化したバーコードトナー像が定着される。
1枚目に関しては、上記方法で前記バーコードBCを印字するので、1枚目の画像形成時の各種情報を1枚目の記録材Sの裏面から得ることができる。一方、2枚目以降に関しては、静電転写ベルト11の周長や紙間にもよるが、1枚目と同様にあらかじめ静電転写ベルト11上に印字することで対応できる。
勿論、本実施例の画像形成装置100においては、記録材Sの裏面への印字は、両面印字工程を実行して印字することも可能である。
尚、本実施例では13桁のバーコードで12種類の情報を示すようにした。しかし、バーコード数を増やしさらにコンシューマブルユニットのシリアル番号、印字枚数や回転時間等の履歴、画像形成装置本体のシリアル番号、画像形成回数通紙枚数、エラー種類、トータルエラー回数の情報を追加することも可能である。また、ユーザからの問い合わせの多い不具合画像は、コンシューマブルユニット寿命に起因することが多いので、コンシューマブルユニットの寿命が80%を超えた時点から上述した画像形成情報を暗号化したバーコードを印字するのも有効である。
実施例4
上記実施例1、2、3では、感光体ドラム1上に形成された現像剤像(トナー像)を、静電転写ベルト11上に担持搬送される記録材Sに転写する画像形成装置について説明した。しかし、本発明は、感光体ドラム1上の形成された現像剤像(トナー像)を一旦中間転写体に転写し、中間転写体から記録材Sに転写する、所謂、中間転写方式の画像形成装置においても、本発明の上記構成は同様に適用して、同様の作用効果を達成することができる。
図8に、斯かる中間転写方式の画像形成装置の一例を示す。本実施例の画像形成装置は、先に実施例1、2、3で説明した図1に示す画像形成装置と同様の全体構成とされる。
ただ、本実施例では、図1に示す画像形成装置にて記録材Sを搬送するために設けられた静電転写ベルトユニット5は、中間転写ベルトユニット5Aとされる点で相違するのみである。
従って、同じ構成及び作用を成す部材には、同じ参照番号を付し、実施例1でなした説明を援用し、ここでの再度の説明は省略する。以下に、本実施例の画像形成装置の相違点について簡単に説明する。
本実施例における中間転写ベルトユニット5Aは、図1の画像形成装置における静電転写ベルト11の代わりに、無端ベルト状とされる中間転写ベルト11Aを備えており、各画像形成部、即ち、プロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)で形成された感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)上の現像剤像(トナー像)が、中間転写ベルト11A上に直接転写される。
各画像形成部にて形成され中間転写ベルト11Aに転写されたトナ像が、図1の画像形成装置の吸着ローラ22の代わりに、第二転写手段としての転写ローラ29が配置された第二転写部にて、給紙カセット17より搬送された記録材Sに一括転写される。
トナー像が一括転写された記録材Sは、定着ユニット20により定着され、外部に排出される。
本実施例の中間転写方式の画像形成装置においても、実施例1、2、3で説明した本発明の上記構成を同様に適用して、同様の作用効果を達成することができる。
なお、中間転写方式の画像形成装置においては、記録材Sの裏面に画像情報を印字する場合には、両面パス27を利用することが必要となる。
本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す概略構成断面図である。 プロセスカートリッジの一実施例を示す概略構成断面図である。 ドット印字の一実施例を説明するための図である。 ドット印字の一実施例を説明するための詳細図である。 ドット印字におけるドットの意味を説明するための図である。 バーコード印字の一実施例を説明するための図である。 バーコード印字の一実施例を説明するための詳細図である。 本発明に係る画像形成装置の他の実施例を示す概略構成断面図である。
符号の説明
1(1a、1b、1c、1d) 感光体ドラム(像担持体)
2(2a、2b、2c、2d) 帯電ローラ(帯電装置)
3(3a、3b、3c、3d) スキャナユニット(露光装置)
4(4a、4b、4c、4d) 現像装置
5 転写ベルトユニット
5a 中間転写ベルトユニット
7(7a、7b、7c、7d) プロセスカートリッジ(画像形成部)
11 静電転写ベルト
11A 中間転写ベルト
20 定着ユニット
100 画像形成装置
M 記憶手段

Claims (9)

  1. 像担持体上に形成された画像を記録材に転写する画像形成手段と、
    画像形成に関する各種情報を記憶する手段と、
    を有する画像形成装置において、
    前記画像形成に関する各種情報の少なくとも1つを前記記録材に印字することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成に関する各種情報の少なくとも1つは、前記記録材上の画像形成領域内に、又は、画像形成域外に、又は、前記記録材の裏面に、印字することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 前記各種情報とは、
    (a)前記画像形成装置の設置環境の温度や湿度、
    (b)印字時の印字モード、
    (c)給紙口や排紙口の種類、
    (d)コンシューマブルユニットのシリアル番号、
    (e)印字枚数や回転時間の履歴、
    (f)画像形成装置本体のシリアル番号、
    (g)画像形成回数や通紙枚数、
    (h)エラーの種類、又は、
    (i)トータルエラー回数、
    であることを特徴とする請求項1又は2の画像形成装置。
  4. 前記画像形成に関する各種情報は、ドットやバーコードにて暗号化して前記記録材上に印字することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成に関する各種情報は、ユーザが認識しにくい色を使用して前記記録材上に印字することを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ユーザが認識しにくい色は、イエローであることを特徴とする請求項5の画像形成装置。
  7. 前記画像形成に関する各種情報は、ユーザが認識しにくい大きさで前記記録材上に印字することを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  8. 前記ユーザが認識しにくい大きさは、100μm以下であることを特徴とする請求項7の画像形成装置。
  9. 前記画像形成に関する各種情報は、コンシューマブルユニットや画像形成装置の印字枚数に応じて前記記録材上に印字することを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載の画像形成装置。
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