JP2007152923A - 辞典類の小口における五十音の字標識による表示 - Google Patents
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Abstract
【課題】辞典を引くときは小口の標識を頼りにする。字を引くのであるから標識は字を示すものであることが望ましい。さらに字の標識の傍にその字が添え書してあることも望ましい。本発明はこれらの課題を解決することを目標とする。
【解決手段】小口の表示を、従来の10個の行爪から、それに代えて五十音を示す約50個の字標識にすることをもって解決手段とする。字標識はその字の存在する頁群を示している。「す」の字標識は小口に明示されているからそれを指で押さえれば、そこがすなわち「す」の頁群である。一発で入る。また字標識のずらしにより、字標識間の間隔を最大にし、添え書の可能性を大きくした。
【選択図】図5
【解決手段】小口の表示を、従来の10個の行爪から、それに代えて五十音を示す約50個の字標識にすることをもって解決手段とする。字標識はその字の存在する頁群を示している。「す」の字標識は小口に明示されているからそれを指で押さえれば、そこがすなわち「す」の頁群である。一発で入る。また字標識のずらしにより、字標識間の間隔を最大にし、添え書の可能性を大きくした。
【選択図】図5
Description
本発明は、主として国語辞典類において、字を引くときに使う小口の表示の改良に関する。
国語辞典の小口を見ると、灰色の四角形が左肩下がりに10個見える。それぞれが五十音図の行を示している。これを行爪と呼ぶ。
このために、次のような問題点があった。
行爪は小口から見て、あ行、か行などの行の存在する頁群を表すものである。したがって例えば「すし」を引こうとするとき直ちに「す」の頁群を目指すことはできない。まず、さ行の行爪を指で押さえてパラパラすることから始める。行過ぎて再び戻ってまたパラパラを繰り返したりする。これは面倒であり、できたら一発で入りたい。これが従来の行爪の欠点である。
また標識の傍にその内容を示す添え書がしてあることが大切である。標識と添え書、これが小口の理想的な姿である。しかるに従来の辞典では添え書がほとんど無いに等しい欠点がある。
本発明はこれらの欠点を解決することを課題とする。
行爪は小口から見て、あ行、か行などの行の存在する頁群を表すものである。したがって例えば「すし」を引こうとするとき直ちに「す」の頁群を目指すことはできない。まず、さ行の行爪を指で押さえてパラパラすることから始める。行過ぎて再び戻ってまたパラパラを繰り返したりする。これは面倒であり、できたら一発で入りたい。これが従来の行爪の欠点である。
また標識の傍にその内容を示す添え書がしてあることが大切である。標識と添え書、これが小口の理想的な姿である。しかるに従来の辞典では添え書がほとんど無いに等しい欠点がある。
本発明はこれらの欠点を解決することを課題とする。
本発明は小口の表示を、従来の10個の行爪から50個の字標識に換えることをもって解決手段とする。
字標識とは、五十音の各字に割りつけた、頁の縁に付けた線分状の印である。辞典を立てた状態で、五十音の各字について、頁の縁に高さを異にして印をつけ、辞典を閉じて小口を見ると、字ごとに厚薄さまざまな約50個の四角形が見える。それが小口から見たときの字標識である。
字標識の高さは固定的とはせず、また字標識間にも予め定めた関係を設定をしない。字標識の高さは、個々の辞典の事情と要請から定められる。
これを実施例により説明する。
字標識とは、五十音の各字に割りつけた、頁の縁に付けた線分状の印である。辞典を立てた状態で、五十音の各字について、頁の縁に高さを異にして印をつけ、辞典を閉じて小口を見ると、字ごとに厚薄さまざまな約50個の四角形が見える。それが小口から見たときの字標識である。
字標識の高さは固定的とはせず、また字標識間にも予め定めた関係を設定をしない。字標識の高さは、個々の辞典の事情と要請から定められる。
これを実施例により説明する。
図1は従来の行爪の配列である。
これは実在する従来の辞典の小口を、横幅を約2倍してわかり易く模式的に表わしたものである。
これは実在する従来の辞典の小口を、横幅を約2倍してわかり易く模式的に表わしたものである。
図2は、本発明の1実施例である。図1の辞典について実施した例である。五十音図に模した典型的な配列の例である。本発明の字標識は字のある頁群を直接表示している。
五十音図の後半部は頁数が少ない。そのため図2の、五十音図的な字標識の配列では、辞典によっては後半部の字標識が混んでいて、見難くかつ引き難くなる場合が考えられる。これは改善しなくてはならない。字標識の間を広げたい要望が出る。これがこの場合の辞典の事情であり要望である。
字標識の実態は頁幅であるから、字標識の相互間隔は固定しており、それは本来変えられないものである。しかしこの難問を、本発明は字標識に付与した高さの自由性を利用して解決した。すなわち字標識のずらしで辞典の要望の応えたのである。
図3はずらしの説明図である。字標識A、字標識B、字標識Cが並んでいる場合を考える。字標識Aと字標識Bとは隣接し、その間の距離はm、字標識Bと字標識Cとは隣接しその間の距離はnである。図4は字標識Bの高さを下にずらして設定した図である。字標識Aの隣接の字標識は、字標識Bから字標識Cに変更された。そしてその間の距離はn+mになり拡大した。字標識Bはその左右に隣接の字標識自体がなくなった。
本発明はこのように字標識を上下にずらすことにより、配列上の見掛けの隣接する字標識を変更し、もって隣接字標識間の距離を調整するのである。
このずらしの説明は1個の字標識についてしたが,辞典の事情によるときは、複数個ずつ、また同一行に属する字標識の5個を一体としてずらすことがある。
図3はずらしの説明図である。字標識A、字標識B、字標識Cが並んでいる場合を考える。字標識Aと字標識Bとは隣接し、その間の距離はm、字標識Bと字標識Cとは隣接しその間の距離はnである。図4は字標識Bの高さを下にずらして設定した図である。字標識Aの隣接の字標識は、字標識Bから字標識Cに変更された。そしてその間の距離はn+mになり拡大した。字標識Bはその左右に隣接の字標識自体がなくなった。
本発明はこのように字標識を上下にずらすことにより、配列上の見掛けの隣接する字標識を変更し、もって隣接字標識間の距離を調整するのである。
このずらしの説明は1個の字標識についてしたが,辞典の事情によるときは、複数個ずつ、また同一行に属する字標識の5個を一体としてずらすことがある。
図5は、本発明の1実施例である。図2に示した実施例の字標識の配置についてずらしを実施し、相互の距離を広げた実施例である。同一行に属する字標識の5個を一体としてずらした例である。五十音図の後半部が格段に広広とし、見やすくかつ引きやすくなったことがわかる。また添え書の可能性も増したのである。
本発明は、従来の行爪に重畳して実施することができる。行爪の歴史は長いから、ある期間行爪と字標識が重畳し合った辞典のあることも意味がある。
ここでの辞典の事情、要請は、位置が固定している行爪を避けて、字標識を設定することである。このとき字標識を1個または複数個で上下させなければならない。これに応えることができるのも本発明において、字標識の高さの設定を自由にしたからである。
ここでの辞典の事情、要請は、位置が固定している行爪を避けて、字標識を設定することである。このとき字標識を1個または複数個で上下させなければならない。これに応えることができるのも本発明において、字標識の高さの設定を自由にしたからである。
本発明においては、字標識はその字の存在する頁群を直接示している。引くときは求める字の字標識に指を立て、一発で入る。その引き易さは飛躍的で、爽快感すらある。
また標識間の距離を確保については、図2と比べて図5における広さ、特に五十音後半部における効果は瞠目に値する。これを利用して、字標識の傍にその字を添え書印刷すれば、五十音の初学者、よく覚えないまま成人してしまった人、また霧のかかり始めた過熟年者には大層な福音で、素早く楽に辞典を引くことができる。本発明の効たるや著しい。
本発明を実施するための最良の形態は図5である。ここにおける字標識の配置において、字標識間の距離が最も大となり、添え書で字を印刷する余地の確保に適っている。
図2、図5が実施例である。
図5の12あ行の字標識、13か行の字標識および14さ行字標識をともに上段に設定するのも斉一性がとれてよい実施例になる。
図5の12あ行の字標識を上段、13か行の字標識を中段そして14さ行字標識を下段に設定しても別な斉一性があり、これもよい実施例となる。
図示しないが、従来の行爪に字標識を重畳するのもよい実施例となる。
図5の12あ行の字標識、13か行の字標識および14さ行字標識をともに上段に設定するのも斉一性がとれてよい実施例になる。
図5の12あ行の字標識を上段、13か行の字標識を中段そして14さ行字標識を下段に設定しても別な斉一性があり、これもよい実施例となる。
図示しないが、従来の行爪に字標識を重畳するのもよい実施例となる。
1 辞典の小口
2 あ行の行爪
3 か行の行爪
4 さ行の行爪
5 た行の行爪
6 な行の行爪
7 は行の行爪
8 ま行の行爪
9 や行の行爪
10 ら行の行爪
11 わ行の行爪
12 あ行の字標識
13 か行の字標識
14 さ行の字標識
15 た行の字標識
16 な行の字標識
17 は行の字標識
18 ま行の字標識
19 や行の字標識
20 ら行の字標識
21 わ行の字標識
22 字標識A
23 字標識B
24 字標識C
2 あ行の行爪
3 か行の行爪
4 さ行の行爪
5 た行の行爪
6 な行の行爪
7 は行の行爪
8 ま行の行爪
9 や行の行爪
10 ら行の行爪
11 わ行の行爪
12 あ行の字標識
13 か行の字標識
14 さ行の字標識
15 た行の字標識
16 な行の字標識
17 は行の字標識
18 ま行の字標識
19 や行の字標識
20 ら行の字標識
21 わ行の字標識
22 字標識A
23 字標識B
24 字標識C
Claims (1)
- 辞典類における、五十音のそれぞれの字に対応した字標識を構成要素とする表示を有する小口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005380870A JP2007152923A (ja) | 2005-12-08 | 2005-12-08 | 辞典類の小口における五十音の字標識による表示 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005380870A JP2007152923A (ja) | 2005-12-08 | 2005-12-08 | 辞典類の小口における五十音の字標識による表示 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007152923A true JP2007152923A (ja) | 2007-06-21 |
Family
ID=38237860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005380870A Pending JP2007152923A (ja) | 2005-12-08 | 2005-12-08 | 辞典類の小口における五十音の字標識による表示 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007152923A (ja) |
-
2005
- 2005-12-08 JP JP2005380870A patent/JP2007152923A/ja active Pending
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