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JP2007150894A - 携帯端末 - Google Patents

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JP2007150894A JP2005344432A JP2005344432A JP2007150894A JP 2007150894 A JP2007150894 A JP 2007150894A JP 2005344432 A JP2005344432 A JP 2005344432A JP 2005344432 A JP2005344432 A JP 2005344432A JP 2007150894 A JP2007150894 A JP 2007150894A
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Abstract

【課題】有機ELディスプレイに好適であり、また、輝度の削減の処理に伴うユーザのウェブ閲覧への支障を軽減することができる、表示装置を提供する。
【解決手段】画素ごとの輝度を変更できる表示画面上の情報表示領域において、異なる領域種別それぞれに対応する対応領域を決定し、異なる領域種別それぞれに対応する対応領域の前記画素を異なる輝度により制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示画面における輝度を制御する携帯端末に関する。
近年、携帯電話装置の表示画面の表示デバイスとして、有機ELディスプレイを用いることが注目されている。この有機ELディスプレイは自発光型のディスプレイであり、高輝度、高視野角、超薄型という特徴を有している。また有機EL素子は単色で、緑、青、赤などの色を発光するものがあり、これらを組み合わせることでマルチカラーディスプレイを製造することができる。そして自発光型であるが故に液晶ディスプレイのようにバックライトを必要とせず、これにより薄型化することができるという特徴が得られる。しかしながら、画面全体の明るさが高い状態では消費電力が大きくなりバッテリーの消耗が早くなるという問題があった。ここで、表示領域の一部の領域のみを駆動(明るさを高く制御)し、残りの領域を非駆動にする技術が特許文献1で公開されている。この技術はLCDのバックライトを複数枚に分割して駆動する領域に対応したバックライトのみを点灯するというものである。
特開2005−156746号公報
図40は特許文献1の概要を示す第1の図である。
図40が示すように、上述の特許文献1の技術においては、表示画面のバックライトの駆動する領域を決定し、決定した駆動領域のみバックライトを駆動する。これにより、携帯電話の消費電力を削減している。
しかしながら上述の特許文献1の技術では、ユーザが注視したいと思う表示領域を臨機応変に変更することができなかった。また駆動領域以外は表示されなくなるので、駆動領域以外の情報について全く認識することができなくなるという問題があった。また特許文献1の技術はLCD(Liquid Crystal Display)において表示電力を削減する技術であるが、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイに好適な消費電力の削減手法が望まれていた。
そこで本発明は、有機ELディスプレイに好適であり、また、輝度の削減の処理に伴うユーザのウェブ閲覧等への支障を軽減することができる、携帯端末を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、各画素が自発光素子により構成された表示手段と、所定の領域を選択する選択手段と、該選択手段により選択している所定領域に対応する前記表示手段の画素と、前記選択手段により選択していない領域に対応する前記表示手段の画素の輝度を制御する制御手段と、を備える携帯端末である。
また本発明は、前記制御手段は、前記表示手段が表示する内容に基づいて当該表示手段を複数の領域に構成し、前記選択手段により選択していない領域のうち、前記表示手段が表示する内容に基づいて構成された各領域の画素の輝度を制御することを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段は、前記表示手段の表示能力に基づいて当該表示手段を複数の領域に構成し、前記選択手段により選択していない領域のうち、前記表示手段の表示能力に基づいて構成された各領域の画素の輝度を制御することを特徴とする。
また本発明は、前記選択手段により選択する所定領域とは、所定画素数に基づいて構成される領域であることを特徴とする。
また本発明は、前記選択手段により選択する所定領域とは、文法上の言語単位に基づいて構成される領域であることを特徴とする。
また本発明は、前記選択手段により選択する所定領域とは、記述言語に基づいて構成される領域であることを特徴とする。
また本発明は、前記選択手段は、カーソルの位置に基づいて所定の領域を選択することを特徴とする。
また本発明は、前記選択手段は、アプリケーションにより構成された選択対象項目により区切られている所定の領域を選択することを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末において、有機ELディスプレイに好適であり、また、輝度の削減の処理に伴うユーザのウェブ閲覧等への支障を軽減することができる表示装置を備えることができる。
以下、本発明の一実施形態による表示装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態による携帯端末における表示装置の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は携帯電話などの端末内の一機能である表示装置である。そして表示装置1はテンキーやマウスやキーボードなどから入力情報を受付ける入力部11、表示装置内の各処理部を制御する制御部12、表示画面上の情報表示領域全域において、各領域種別それぞれに対応する対応領域を決定する領域決定部13、決定した対応領域の領域種別に応じて各対応領域の画素の輝度を制御する発光輝度制御部14、発光輝度制御部14の出力する各画素の輝度値により表示画面への表示情報の表示を制御する表示制御部15、有機EL素子から構成される表示画面16、各種アプリケーションプログラムやアプリケーションで表示されるコンテンツデータや明るさテーブルなどの情報を記憶するデータベース17を備えている。なお、有機EL素子から構成される表示画面16は、自発光素子である有機EL素子から構成される画素を縦横に多数配列してなっており、例えば240×320画素となっている。これら画素の一つ一つを発光させて、多数の画素が連続発光することにより任意の画像を形成する。一つの画素は、赤、緑、青(即ちRGB)の3つの有機EL素子により構成されており、これら有機EL素子のそれぞれの発光強度を調整することによって画素全体としての発光色を形成している。
そして、表示装置1は、領域決定部13が画素ごとの輝度を変更できる表示画面16上の情報表示領域において領域種別ごとの表示領域を決定し、発光輝度制御部14が領域種別に応じて、各表示領域それぞれの画素を異なる輝度により制御して、コンテンツデータを表示する。ここでコンテンツデータとは、本実施形態においてはウェブブラウザで表示されるウェブページや、メールアプリケーションで表示されるメール内容などであるが、それ以外のアプリケーションプログラムによって表示されるコンテンツデータであってもよい。そして、各領域種別それぞれに対応する対応領域の決定(選択)は、表示画面においてユーザが注視していると思われる箇所をマウスポインタやカーソルや文字入力位置やコンテンツの内容などに応じて決定する。以下、本実施形態による表示装置1について、順を追って説明する。
<第1の実施形態>
図2は第1の実施形態による表示画面上の表示領域を示す図である。
第1の実施形態においては、メールアプリケーションによりメール作成画面を表示する際の表示装置1の処理について説明する。ここで、図2に示すように表示装置1は表示画面の表示領域にメール作成画面を表示する場合がある。そしてメール作成画面における表示領域は、表示する内容に基づいてタイトル・アイコン表示部、操作ガイド表示部、入力情報表示部、変換候補表示部に分割される。
図3はデータベースの記憶する明るさテーブルを示す図である。
この図が示すように明るさテーブルは、領域種別と、その領域種別に対応した明るさレベルとを対応付けて保持したテーブルである。領域種別とは、ユーザの操作などに応じて決定される表示領域内の異なる複数の領域の識別情報である。そして、たとえば領域種別が、カーソル領域、カーソルの前後のN文字の領域(又はカーソルの前後のN行の領域)、変換対象文字列の領域、タイトルアイコン表示部の領域、操作ガイド表示部の領域などの領域となる場合には、それらの領域種別に対応する各対応領域については、明るさレベル1の輝度により表示制御が行なわれる。また選択されている変換候補については明るさレベル0.75の輝度により表示制御が行なわれる。また選択されていない変換候補や、カーソル前後のN文字(又はカーソルを含む行の前後のN行に含まれない文字)については明るさレベル0.5の輝度により表示制御が行なわれる。また文字が表示されていない領域については明るさレベル0の輝度により表示制御が行なわれる。
図4は第1の実施形態による表示装置の処理フローである。
図5は第1の実施形態による表示装置の処理概要を示す図である。
次に図4、図5を用いて第1の実施形態による表示装置1の処理について説明する。
図4より、まず、制御部12の指示に基づいて表示制御部15がデータベース17に格納されているデータに基づくメール作成画面を表示画面に表示する。この際領域決定部13は、当該メール作成画面におけるタイトル・アイコン表示部を決定する(ステップS101)。また領域決定部13は、当該メール作成画面における操作ガイド表示部を決定する(ステップS102)。なおメール作成画面におけるタイトル・アイコン表示部に対応する領域の情報(例えば座標など)、メール作成画面における操作ガイド表示部に対応する領域の情報は、予めデータベースなどに格納されており、この情報に基づいて各領域が決定される。
次に制御部12は、入力部11から受付ける情報に基づいて、ユーザ操作が入力されたか否かを常時判定する(ステップS103)。入力部11から受付ける情報はキーボードやテンキーなどで押下されたボタンの情報などである。そして制御部12は、入力部11から受付けた情報に基づいて文字変換中であるか否かを判定する(ステップS104)。そして文字変換中である場合には、領域決定部13がその変換対象文字列の表示領域を決定する(ステップS105)。次に領域決定部13は、変換対象文字列の隣接する前後のN行(又は前後のN文字)の表示領域を決定する(ステップS106)。さらに領域決定部13は変換対象文字列に対する変換候補の表示領域(メール作成画面の変換候補表示部)を決定する(ステップS107)。そして領域決定部13は変換候補において選択されていない変換候補の表示領域を決定する(ステップS108)。
次に、ステップS104において入力部11から受付けた情報に基づいて文字変換中でないと判定した場合またはステップS108の後、領域決定部13はカーソル及びカーソルの前後のN文字(またはカーソルが含まれる行を基準として当該行に隣接する前後N行)の表示領域を決定する(ステップS109)。また領域決定部13はカーソルの前後のN文字に含まれない文字列(またはカーソルが含まれる行を基準として当該行に隣接するN行に含まれない文字列)の表示領域を決定する(ステップS110)。次に、領域決定部13は文字を表示しない領域を決定する(ステップS111)。以上の処理により、各領域種別に応じた表示領域が決定される。
次に、発光輝度制御部14は、領域種別に応じた輝度値を明るさテーブルから読み取る。そして、電子メール作成画面における異なる領域種別それぞれの表示領域について、例えば、元の輝度に輝度値を乗算し、異なる領域種別それぞれの表示領域についての新たな輝度を算出する(ステップS112)。そして、その輝度により、電子メール作成画面を表示する(ステップS113)。
次に、図5より、a1で示す電子メール作成画面は、入力情報表示部に文字が入力されておらず、カーソルだけが表示されている場合のイメージを示す図である。このとき、タイトル・アイコン表示部と、操作ガイド表示は、輝度値が1であるので、元の電子メール作成画面と同一輝度で表示される。また入力情報表示部や変換候補表示部では 文字が表示されていないため輝度値が0である。従って、画面が暗く表示される。a2で示す電子メール作成画面は、入力情報表示部に「ほんじつの」という文字列が入力されており、当該文字列が変換対象中であるので輝度値は1である。従って、元の画面どおり明るく表示される。a3で示す電子メール作成画面は、ユーザが入力文字列のカナ漢字変換を指示した場合の例であり、変換候補表示部に表示される変換候補のうち選択されている変換候補が輝度値0.75、変換候補のうち選択されていない変換候補が輝度値0.5で表示されている。
またa4で示す電子メール作成画面は、変換候補の選択変更があった場合の例を示している。「ほんじつの」から「本日の」へ変換候補の選択が変更された場合には、変換候補表示部に表示されている「本日の」の文字列が輝度値0.75、「ほんじつの」および「ホンジツノ」の各文字列が輝度値0.5で表示される。またユーザが文字を入力するに従って、入力行が増えるが、a5、a6の電子メール作成画面においては、カーソルが含まれる行と当該行に隣接する前1行について輝度値1.0により表示される。なお、隣接する前1行だけでなく、カーソルを基準として前後N行を輝度値1.0にしてもよいし、またカーソルを基準として前N文字を輝度値1.0としてもよく、または後ろN文字を輝度値1.0としてもよく、または前後N文字を輝度値1.0としてもよい。
以上の処理により、ユーザにより選択された文字入力の領域や、変換候補の表示領域など、ユーザが注視する範囲の領域について明るく表示され、また他のユーザが注視(選択)しない部分については輝度を下げている。また文字が表示されている領域であってユーザが注視していない領域については輝度を制限するだけで、ユーザに閲覧可能に表示されるているので、ユーザの入力作業に支障がでないよう輝度の制限をするとともに、その輝度の制限により消費電力を制限することができる。
<第2の実施形態>
図6は第2の実施形態による表示画面上の表示領域を示す図である。
第2の実施形態においては、メールアプリケーションによりメール閲覧画面を表示する際の表示装置1の処理について説明する。ここで、図6に示すように表示装置1はユーザの操作に基づいて表示画面上の表示領域にメール閲覧画面を表示する。そしてメール閲覧画面は、メール内容表示部と操作ガイド表示部に分割される。
図7は第2の実施形態における明るさテーブルを示す図である。
明るさテーブルは、領域種別と、その領域種別に対応した明るさレベルとを対応付けて保持している。そしてメール閲覧画面においては、ユーザ注視エリアの領域、非ユーザ注視エリアの領域、操作ガイド表示部の領域、文字が表示されていない領域、の各領域種別についての明るさレベルが保持されている。そして、ユーザ注視エリアの領域、操作ガイド表示部の領域については明るさレベル1の輝度により表示制御が行なわれる。また非ユーザ注視エリアの領域については明るさレベル0.5の輝度により表示制御が行なわれる。また文字が表示されていない領域については明るさレベル0の輝度により表示制御が行なわれる。
図8は第2の実施形態による表示装置の処理イメージを示す図である。
図8では、メール閲覧画面のメール内容表示部が表示分割エリア(領域)1、2、3に分割される際のイメージを示している。b1は表示分割エリアが行単位で分割される際のイメージを示しており、またb2は表示分割エリアがピクセル単位で分割される際のイメージを示しており、またb3はがピクセル単位で分割された表示分割エリアが隣接するエリアと重なる際のイメージを示している。表示部における表示分割エリアは、b1、b2、b3のいずれかの形態であればよい。なお、本実施形態において表示分割エリアはメール内容表示部を3つに分割するエリアであるが、3つでなくとも、表示部の表示能力(サイズや表示行数など)に基づいて複数に分割されればよい。
図9はユーザ注視エリアを説明する図である。
この図が示すように、メール閲覧画面はメール内容表示部が表示分割エリア1、表示分割エリア2、表示分割エリア3に分割される。そして、ユーザからの選択指示を入力部11から受付けることにより、表示分割エリア1〜3のどのエリアがユーザ注視エリアかを決定する。c1は表示分割エリア1がユーザ注視エリアで表示分割エリア2、3が非ユーザ注視エリアである状態を示している。メール閲覧画面が表示画面に表示される最初の状態はc1の状態で表示される。またc2は表示分割エリア2がユーザ注視エリアで表示分割エリア1、3が非ユーザ注視エリアである状態を示している。c3は表示分割エリア3がユーザ注視エリアで表示分割エリア1、2が非ユーザ注視エリアである状態を示している。そしてユーザ注視エリアの領域は明るさレベル1の輝度により表示制御が行なわれ、また非ユーザ注視エリアの領域は明るさレベル0.5の輝度により表示制御が行なわれる。
図10は第2の実施形態による表示装置の第1の処理フローを示す図である。
図11は第2の実施形態による表示装置の第2の処理フローを示す図である。
次に図10、図11を用いて第2の実施形態による表示装置1の処理について説明する。
図10より、まず、制御部12の指示に基づいて表示制御部15がデータベース17に格納されているメール閲覧画面を表示画面に表示する。この際領域決定部13は、当該メール閲覧画面におけるメール内容表示部の一番上の表示分割エリアをユーザ注視エリアと決定する(ステップS201)。なおメール内容表示部の各表示分割エリアの範囲の情報(座標など)は予めデータベース17などに記憶されており、領域決定部13はこの範囲の情報を読み取ってユーザ注視エリアや非ユーザ注視エリアを決定する。次に領域決定部13は操作ガイド表示部の表示領域を決定する(ステップS202)。そしてメール閲覧画面においてスクロール操作が行なわれたか否かを入力部11から受付ける情報に基づいて判定する(ステップS203)。
次にスクロールの指示がメール内容表示画面の下方向へのスクロールか上方向へのスクロールかの判定を行なう(ステップS204)。そしてステップS204においてメール内容表示画面の下方向へのスクロール操作の指示であると判定した場合には、領域決定部13は、メールの終端がユーザ注視エリアであるか否かを判定する(ステップS205a)。そして、終端でない場合、ユーザ注視エリアがメール内容表示部における一番下の表示分割エリアであるか否かを判定する(ステップS206a)。ステップS205aでメールの終端がユーザ注視エリアであると判定した場合には終了する。
次にステップS206aにおいてユーザ注視エリアがメール内容表示部における一番下の表示分割エリアでないと判定した場合、現在のユーザ注視エリアの一つ下の表示分割エリアをユーザ注視エリアと決定する(ステップS207a)。またステップS206aにおいてユーザ注視エリアがメール内容表示部における一番下の表示分割エリアであると判定した場合、ページ送りモードであるか否かを判定し(ステップS208a)、ページ送りモードである場合には、次のページのメール内容をメール内容表示部に表示すると共に、メール内容表示部における一番上の表示分割エリアをユーザ注視エリアと決定する(ステップS209a)。なおページ送りモードとは、メール内容表示部に表示されているメール内容の次の内容を表示するような場合に、現在表示されているメール内容を、その内容に続く次のページのメール内容へ全て変更する処理のことをいう。ステップS207a、ステップS209aの後、領域決定部13はユーザ注視エリアと決定されている表示分割エリア以外の表示分割エリアを非ユーザ注視エリアと決定する(ステップS210)。なおステップS203aにおいてスクロール操作が行なわれないと判定した場合には、メール閲覧を開始して最初のループの処理であるか否かを判定して(ステップS211)、最初のループの処理でない場合には処理を終了する。
ステップS210の後、またはステップS211においてメール閲覧を開始して最初のループの処理であると判定した場合、次に領域決定部13はメール内容表示部において文字を表示しない領域を決定する(ステップS212)。以上の処理により、各領域種別に応じた表示領域が決定される。
次に、発光輝度制御部14は、領域種別に応じた輝度値(明るさレベル)を明るさテーブルから読み取る。そして、メール閲覧画面における異なる領域種別それぞれの表示領域について、例えば元の輝度に輝度値を乗算し、異なる領域種別それぞれの表示領域についての新たな輝度を算出する(ステップS213)。そして、その輝度により、メール閲覧画面を表示する(ステップS214)。
また図11より、ステップS204においてメール内容表示画面の上方向へのスクロール操作の指示であると判定した場合には、領域決定部13は、メールの先端がユーザ注視エリアであるか否かを判定する(ステップS205b)。そして、先端でない場合、ユーザ注視エリアがメール内容表示部における一番上の表示分割エリアであるか否かを判定する(ステップS206b)。ステップS205bでメールの先端がユーザ注視エリアであると判定した場合には終了する。
次にステップS206bにおいてユーザ注視エリアがメール内容表示部における一番上の表示分割エリアでないと判定した場合、現在のユーザ注視エリアの一つ上の表示分割エリアをユーザ注視エリアと決定する(ステップS207b)。またステップS206bにおいてユーザ注視エリアがメール内容表示部における一番上の表示分割エリアであると判定した場合、ページ送りモードであるか否かを判定し(ステップS208b)、ページ送りモードである場合には、前のページのメール内容をメール内容表示部に表示すると共に、メール内容表示部における一番下の表示分割エリアをユーザ注視エリアと決定する(ステップS209b)。そしてステップS207b、ステップS209bの後、上述のステップS210の処理が行なわれる。またステップS208bにおいて、ページ送りモードでないと判定した場合には、ステップS212の処理が行なわれる。またステップS205bにおいてメールの先端がユーザ注視エリアであると判定した場合には終了する。
図12は第2の実施形態による表示装置の処理概要を示す第1の図である。
図12では、ページ送りモードである場合の、メール閲覧画面の状態遷移を示している。d1では、「From キャサリン」、「Sub 久しぶり」といったメール送信元の情報と表題とが表示されている表示分割エリア1がユーザ注視エリアとなって、明るさレベル1、つまり元のメール閲覧画面の表示分割エリア1の輝度に対する輝度値が1となる明るさで表示制御されている。なお表示分割エリア1の文字が表示されていない領域は明るさレベル0、つまり元のメール閲覧画面の表示分割エリア1の輝度に対する輝度値が0となる明るさで表示制御されている。またd1では、「先日は〜家族全員で」というメール文章が表示分割エリア2、表示分割エリア3にあたり、ユーザ非注視エリアとなっている。この非ユーザ注視エリアでは、明るさレベル0.5、つまり、元のメール閲覧画面の表示分割エリア2、3の輝度に対する輝度値が0.5となる明るさで表示制御されている。
図12のd2はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアを一つ下の表示分割エリア2に設定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1の文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また表示分割エリア2がユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御されている。また表示分割エリア3は非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示されている。
図12のd3はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアをさらに一つ下の表示分割エリア3に設定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1の文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また表示分割エリア2が非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御されている。また表示分割エリア3はユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示されている。
図12のd4はユーザが下方向へのスクロール操作を行なって現在表示されているメール内容を、その内容に続く次のページのメール内容へ変更した場合の状態を示している。この状態においては、メール内容表示部に表示されるメール内容が次のページの内容に変更される。そして表示分割エリア1がユーザ注視エリアと決定され、「君の話を〜君さえ都」までの内容が明るさレベル1で表示される。また表示分割エリア2において文字が表示されている部分は明るさレベル0.5で、文字が表示されていない部分は明るさレベル0で表示される。また表示分割エリア3においては文字が表示されていないので、全ての領域が明るさレベル0で表示される。
図13は第2の実施形態による表示装置の処理概要を示す第2の図である。
図13では、3行の行送りモードである場合の、メール閲覧画面の状態遷移を示している。つまりページ送りモードに限らず、表示されているメール内容に続く次のメール内容を表示する際に、行単位でスクロールして表示するようにしてもよい。e1では、表示分割エリア1がユーザ注視エリアとなって、文字が表示されている部分は明るさレベル1で表示され、文字が表示されていない部分は明るさレベル0で表示される。また表示分割エリア2、3では全域に文字が表示されているので明るさレベル0.5で表示される。
図13のe2はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアを一つ下の表示分割エリア2に設定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1の文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また表示分割エリア2がユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御されている。また表示分割エリア3は非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示されている。
図13のe3はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアをさらに一つ下の表示分割エリア3に設定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1が非ユーザ注視エリアであるので、文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また表示分割エリア2が非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御されている。また表示分割エリア3はユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示されている。
図13のe4はユーザが下方向へのスクロール操作を行なって現在表示されているメール内容を、その内容に続く次のメール内容へ変更した場合の状態を示している。この状態においては、メール内容表示部に表示されるメール内容が3行スクロールして次の3行の内容が新たに表示され、前回表示されていた内容の最上部3行が非表示となっている。そしてこの場合、表示分割エリア3がユーザ注視エリアと決定され、「君の話を〜君さえ都」までの内容が明るさレベル1で表示される。また表示分割エリア1、2全ての領域が明るさレベル0.5で表示される。
図14は第2の実施形態による表示装置の処理概要を示す第3の図である。
図14では、1行の行送りモードである場合の、メール閲覧画面の状態遷移を示している。つまりページ送りモードに限らず、表示されているメール内容に続く次のメール内容を表示する際に、1行ずつスクロールして表示するようにしてもよい。f1では、表示分割エリア1がユーザ注視エリアとなって、文字が表示されている部分は明るさレベル1で表示され、文字が表示されていない部分は明るさレベル0で表示される。また表示分割エリア2、3では全域に文字が表示されているので明るさレベル0.5で表示される。
図14のf2はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアを一つ下の表示分割エリア2に設定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1が非ユーザ注視エリアであるので、文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また表示分割エリア2がユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御されている。また表示分割エリア3は非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示されている。
図14のf3はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアをさらに一つ下の表示分割エリア3に設定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1が非ユーザ注視エリアであるので、文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また表示分割エリア2が非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御されている。また表示分割エリア3はユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示されている。
図14のf4はユーザが下方向へのスクロール操作を行なって現在表示されているメール内容を、その内容に続く次のメール内容へ変更した場合の状態を示している。この状態においては、メール内容表示部に表示されるメール内容が1行スクロールして次の1行の内容が新たに表示され、前回表示されていた内容の最上部1行が非表示となっている。そしてこの場合、表示分割エリア3がユーザ注視エリアと決定され、「次は僕の〜していたら」までの内容が明るさレベル1で表示される。また表示分割エリア1において文字が表示されている部分が明るさレベル0.5、文字が表示されていない部分が明るさレベル0で表示される。また表示分割エリア2全ての領域が明るさレベル0.5で表示される。
図15は第2の実施形態による表示装置の処理概要を示す第4の図である。
図15では、表示分割エリアごとにユーザ注視エリアを決定する上述の例とは異なり、メールの文章における句点や読点(文法上の言語単位)に基づいて、ユーザ注視エリアを決定しており、表示装置1はこのような処理によりメール閲覧画面の輝度を変更するようにしてもよい。なお、本実施形態においては、時計、メール送信元、表題の組合せの領域を1つのユーザ注視エリアと設定し、メールの本文については文章の読点ごとに1つのユーザ注視エリアと決定する処理を行なう。
図15のg1では、まず、時計、メール送信元、表題を表示している行がユーザ注視エリアと決定され、文字が表示されている部分は明るさレベル1で表示され、文字が表示されていない部分は明るさレベル0で表示される。またその他のメール内容表示部における領域全域では文字が表示されているので明るさレベル0.5で表示される。
図15のg2はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアをメール本文の最初の読点で区切られる文章に設定した場合の状態を示している。この状態においては時計、メール送信元、表題を表示している行が非ユーザ注視エリアと決定され、文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また「先日は〜ありがとう。」という文章の表示されたエリアがユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御される。また「おかげで〜家族全員で」という文章の表示されたエリアが非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御される。
図15のg3はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアを次の読点で区切られる文章に設定した場合の状態を示している。この状態においては時計、メール送信元、表題を表示している行が非ユーザ注視エリアと決定され、文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また「先日は〜ありがとう。」という文章の表示されたエリアが非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御される。また「おかげで〜になったよ。」という文章の表示されたエリアがユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御される。またその次の「次は〜家族全員で」という文章の表示されたエリアが非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示される。
図15のg4はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアをさらに次の読点で区切られる文章に設定した場合の状態を示している。この状態においては時計、メール送信元、表題を表示している行が非ユーザ注視エリアと決定され、文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また「先日は〜になったよ。」という文章の表示されたエリアが非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御される。また「次は〜おいでよ。」という文章の表示されたエリアがユーザ注視エリアとなり、明るさレベル1で表示制御される。またその次の「家族全員で」という文章の表示されたエリアが非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示される。
図15のg5はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアを表示されている文章の最後の次に続く文章に設定した場合の状態を示している。ユーザが下方向へのスクロール操作を行なって現在表示されているメール内容にに続く次のメール内容を表示する場合、次の文章の読点を含む行がスクロール表示され、それに伴って元のメール内容表示部の上部の行(この例においては、時計、メール送信元、表題を表示している行)が非表示となる。そして、「先日は〜おいでよ。」という文章の表示されたエリアが非ユーザ注視エリアとなり、明るさレベル0.5で表示制御される。またg4でユーザ注視エリアとなった文章以降であって読点で区切られる「家族全員〜言っていたよ。」という文章の表示されたエリアがユーザ注視エリアとなり、明るさレベル1で表示制御される。またその次の「君さえ都」という文章が非ユーザ注視エリアとなり、明るさレベル0.5で表示制御される。なおこの例においては行送りモードの場合を例示しているが、ページ送りモードの処理が行なわれるようにしてもよい。
図16は第2の実施形態による表示装置の処理概要を示す第5の図である。
図16では、メールの文章における句点や読点に基づいて、ユーザ注視エリアを決定する図15で示した例と同様の例であり、さらに文章の改行部分が含まれる場合の例を示す図である。
図16のh1では、まず、時計、メール送信元、表題を表示している行がユーザ注視エリアと決定され、文字が表示されている部分は明るさレベル1で表示され、文字が表示されていない部分は明るさレベル0で表示される。またその他のメール内容表示部において文字が表示されている領域は明るさレベル0.5で表示制御される。また文章の改行により文字が表示されていない領域は明るさレベル0で表示制御される。
図16のh2はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアをメール本文の最初の読点で区切られる文章に設定した場合の状態を示している。この状態においては時計、メール送信元、表題を表示している行が非ユーザ注視エリアと決定され、文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また「先日は〜ありがとう。」という文章の表示されたエリアがユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御される。また「おかげで〜おいでよ」という文章の表示されたエリアが非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御される。また改行されることにより文字が表示されていない領域は明るさレベル0で表示制御される。
図16のh3はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアを次の読点で区切られる文章に設定した場合の状態を示している。この状態においては時計、メール送信元、表題を表示している行が非ユーザ注視エリアと決定され、文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また「先日は〜ありがとう。」という文章の表示されたエリアが非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御される。また「おかげで〜になったよ。」という文章の表示されたエリアがユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御される。またその次の「次は〜おいでよ」という文章の表示されたエリアが非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御される。また改行されることにより文字が表示されていない領域は明るさレベル0で表示制御される。
図16のh4はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアをさらに次の読点で区切られる文章に設定した場合の状態を示している。この状態においては時計、メール送信元、表題を表示している行が非ユーザ注視エリアと決定され、文字が表示されている部分が明るさ0.5、文字の表示されていない部分の明るさレベル0で表示制御されている。また「先日は〜になったよ。」という文章の表示されたエリアが非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御される。また「次は〜おいでよ。」という文章の表示されたエリアがユーザ注視エリアとなり、明るさレベル1で表示制御される。また改行されることにより文字が表示されていない領域は明るさレベル0で表示制御される。
図16のh5はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアを表示されている文章の最後の次に続く文章に設定した場合の状態を示している。ユーザが下方向へのスクロール操作を行なって現在表示されているメール内容にに続く次のメール内容を表示する場合、次の文章の読点を含む行がスクロール表示され、それに伴って元のメール内容表示部の上部の行(この例においては、時計、メール送信元、表題を表示している行と「先日は君の家に招待」という文章の行)が非表示となる。そして、「してくれて〜おいでよ。」という文章の表示されたエリアが非ユーザ注視エリアとなり、明るさレベル0.5で表示制御される。またg4でユーザ注視エリアとなった文章以降であって読点で区切られる「家族全員〜言っていたよ。」という文章の表示されたエリアがユーザ注視エリアとなり、明るさレベル1で表示制御される。また改行されることにより文字が表示されていない領域は明るさレベル0で表示制御される。なおこの例においても行送りモードの場合を例示しているが、ページ送りモードの処理が行なわれるようにしてもよい。
以上の処理により、ユーザのスクロールによって、注視していると思われる領域について明るく表示され、また他のユーザが注視しない部分については輝度を下げている。また文字が表示されている領域であってユーザが注視していない領域については輝度を制限するだけで、ユーザに閲覧可能に表示されるているので、ユーザのメール内容の閲覧に支障がでないように、輝度の制限をするとともに、その輝度の制限により消費電力を制限することができる。
<第3の実施形態>
図17は第3の実施形態による表示画面上の表示領域を示す第1の図である。
まず、ウェブアプリケーションによりウェブ閲覧画面Aを表示する際の表示装置1の処理について説明する。ここで、図17に示すように表示装置1はユーザの操作に基づいて表示画面上の表示領域にウェブ閲覧画面Aを表示する場合がある。そしてウェブ閲覧画面Aは、ウェブ内容表示部と操作ガイド表示部に分割される。またウェブ閲覧画面Aはウェブ内容表示部において他のウェブページ(リンク先)を指定する文字列(以下、リンク先指定文字列とする)が表示されている。ウェブ閲覧画面Aにおいては「今日の株価」、「今日の番組」、「明日の天気」というリンク指定先文字列を表示する例である。なお、リンク指定先文字列をキー操作などでクリックまたは選択することにより、他のウェブページがウェブ閲覧画面に表示され、例えばHTMLタグとしてリンク先のURLを格納することにより実現される。
図18は第3の実施形態による表示画面上の表示領域を示す第2の図である。
図18に示すように表示装置1はユーザの操作に基づいて表示画面上の表示領域にウェブ閲覧画面Bを表示する場合がある。ウェブ閲覧画面Bは、ウェブ内容表示部と操作ガイド表示部に分割される。またウェブ閲覧画面Bはウェブ内容表示部において複数のフレームを表示する場合の例である。ここでフレームとはウェブ内容表示部において、HTMLやXMLなどのウェブページの記述言語によって表示領域が複数分割された各分割領域を示すものである。
図19は第3の実施形態による表示画面上の表示領域を示す第3の図である。
図19に示すように表示装置1はユーザの操作に基づいて表示画面上の表示領域にウェブ閲覧画面Cを表示する場合がある。ウェブ閲覧画面Cは、ウェブ内容表示部と操作ガイド表示部に分割される。またウェブ閲覧画面Cはウェブ内容表示部に画像を表示する場合の例である。
図20は第3の実施形態による表示画面上の表示領域を示す第4の図である。
図20に示すように表示装置1はユーザの操作に基づいて表示画面上の表示領域にウェブ閲覧画面Dを表示する場合がある。ウェブ閲覧画面Dは、ウェブ内容表示部と操作ガイド表示部に分割される。またウェブ閲覧画面Cはウェブ内容表示部に複数行にわたるリンク指定先文字列(URLなど)を表示する場合の例である。
図21は第3の実施形態における明るさテーブルを示す図である。
明るさテーブルは、領域種別と、その領域種別に対応した明るさレベルとを対応付けて保持している。そしてウェブ閲覧画面においては、ユーザ注視エリアの領域、操作ガイド表示部の領域、ユーザ注視エリアに一部でも含まれている画像の領域、フォーカスがあるリンク指定先文字列の領域、のそれぞれについては明るさレベル1の輝度により表示制御が行なわれる。また非ユーザ注視エリアの領域、選択されていないフレームの領域、のそれぞれについては明るさレベル0.5の輝度により表示制御をが行なわれる。またユーザ注視エリアに含まれない画像の領域については明るさレベル0.25の輝度により表示制御が行なわれる。
図22は第3の実施形態による表示装置の第1の処理フローを示す図である。
図23はフレーム明るさ決定処理フローを示す図である。
図24は第3の実施形態による表示装置の第2の処理フローを示す図である。
図25は第3の実施形態による表示装置の第3の処理フローを示す図である。
図26は画像明るさ決定処理フローを示す図である。
図27はリンク明るさ決定処理フローを示す図である。
次に図22〜27を用いて第3の実施形態による表示装置1の処理について説明する。
図22より、まず、制御部12の指示に基づいて表示制御部15がデータベース17に格納されているウェブ閲覧画面を表示画面に表示する際に、領域決定部13は、当該ウェブ閲覧画面のウェブ内容表示部において、フレーム明るさ決定処理を行なう(ステップS301)。この処理は図23に示すように、まず、選択されていないフレームを非ユーザ注視エリアと決定する(ステップS301a)。そして領域決定部13は選択されているフレームのサイズがN画素以下か否かを判定し(ステップS301b)し、N画素以下である場合には選択されているフレーム全体をユーザ注視エリアと決定し(ステップS301c)、N画素以下でない場合には、選択されているフレームをユーザ注視エリア候補と決定する(ステップS301d)。
次に、領域決定部13は選択されているフレームの大きさがN画素以下か否かを判定し(ステップS302)、N画素より大きい場合には選択されているフレーム内の一番上の領域を表示分割エリアをユーザ注視エリアと決定する(ステップS303)。なおフレームがN画素より大きい場合にユーザ注視エリアと決定する一番上の領域は予めデータベースに規定されているものとする。例えばフレームを均等分割、または複数に均等分割するよう規定されている。そして領域決定部13は、ステップS301aに基づいて非ユーザ注視エリアを決定する(ステップS304)。次に、領域決定部13は操作ガイド表示部の表示領域を決定する(ステップS305)。
次に領域決定部13は、スクロール操作が行なわれたか否かを判定する(ステップS306)。そしてスクロールが行なわれた場合には、選択されているフレームの大きさがN画素以下か否かを判定する(ステップS307)。そして、N画素以下でない場合には、スクロールが下方向または上方向のいずれかかを判定する(ステップS308)。次に領域決定部13は、選択されているフレームの一番下の表示分割エリアがユーザ注視エリアであるか否かを判定する(ステップS309)。そして選択されているフレームの一番下の表示分割エリアがユーザ注視エリアでない場合には、上述のステップS301a〜S301dと同様のフレーム明るさ決定処理を行なう(ステップS310)。ステップS309において、選択されているフレームの一番下の表示分割エリアがユーザ注視エリアである場合には処理を終了する。ステップS310の次に領域決定部13は、ユーザ注視エリアの中にフォーカスされている(ユーザによって選択されている)リンク指定先文字列があるか否かを判定する(ステップS311)。またユーザ注視エリアの中でスクロールの移動方向に他のリンク先指定文字列があるか否かを判定する(ステップS312)。
そして領域決定部13は、ステップS311においてフォーカスされているリンク指定先文字列がない場合や、ステップS312で移動方向に他のリンク先指定文字列がない場合には、選択されているフレーム内で現在のユーザ注視エリアの一つ下の表示分割エリアをユーザ注視エリアと決定する(ステップS313)。次に領域決定部13は、非ユーザ注視エリアを決定する(ステップS314)。
また上述のステップS306において、入力部11で受付けた情報に基づいてスクロール操作が行なわれていないと判定した場合には、別フレームが選択されたか否かを判定する(ステップS315)。そして別フレームが選択されている場合には、ステップS301a〜ステップS301dのフレーム明るさ決定処理を行なう(ステップS316)。また選択されているフレームの大きさがN画素以下か否かを判定し(ステップS317)、N画素よりも大きい場合には、選択されているフレーム内の一番上の表示分割エリアをユーザ注視エリアと決定する(ステップS318)。またユーザ注視エリア以外を非ユーザ注視エリアと決定する(ステップS319)。またステップS315で別フレームが選択されていない場合、またステップS319の後、ウェブ閲覧を開始して最初のループか否かを判定する(ステップS320)。そして、最初のループでない場合には処理を終了する。
ステップS308においてスクロール操作が上方向であると判定した場合、また図24より、選択されているフレームの一番上の表示分割エリアがユーザ注視エリアか否かを判定する(ステップS321)。そして、選択されているフレームの一番上の表示分割エリアがユーザ注視エリアでない場合には、ステップS301a〜S301dと同様のフレーム明るさ決定処理を行なう(ステップS322)。なお、ステップS321において、選択されているフレームの一番上の表示分割エリアがユーザ注視エリアである場合には処理を終了する。ステップS322の次に領域決定部13は、ユーザ注視エリアの中にフォーカスされている(ユーザによって選択されている)リンク指定先文字列があるか否かを判定する(ステップS323)。またユーザ注視エリアの中でスクロールの移動方向に他のリンク先指定文字列があるか否かを判定する(ステップS324)。
そして領域決定部13は、ステップS323においてフォーカスされているリンク指定先文字列がない場合や、ステップS324で移動方向に他のリンク先指定文字列がない場合には、選択されているフレーム内で現在のユーザ注視エリアの一つ上の表示分割エリアをユーザ注視エリアと決定する(ステップS325)。次に領域決定部13は、非ユーザ注視エリアを決定する(ステップS326)。
次に、ステップS312、ステップS324においてユーザ注視エリアの中で、スクロールの移動方向に他のリンクがある場合や、ステップS314やステップS326の処理の後や、ステップS320においてWeb閲覧を開始して最初のループである場合には、図25より、次に画像明るさ決定処理を行なう(ステップS327)。この画像明るさ決定処理は、図26より、まず、ユーザ注視エリアと非ユーザ注視エリアにまたがる画像があるか否かを判定する(ステップS327a)。ユーザ注視エリアと非ユーザ注視エリアにまたがる画像がない場合には画像明るさ決定処理を終了する。そして、ユーザ注視エリアと非ユーザ注視エリアにまたがる画像がある場合には、画像の表示領域を決定する(ステップS327b)。また次にリンク明るさ決定処理を行なう(ステップS328)。このリンク明るさ決定処理は、図27より、まず、リンクがユーザの操作に基づいて指定されフォーカスされているか否かを判定する(ステップS328a)。そしてフォーカスしている場合には、フォーカスしているリンク先指定文字列がユーザ注視エリアと非ユーザ注視エリアの範囲にまたがって表示されているか否かを判定する(ステップS328b)。そしてまたがっている場合にはフォーカスしているリンク先指定文字列の表示領域を決定する(ステップS328c)。またがっていない場合にはリンク明るさ決定処理を終了する。以上の処理により、各領域種別に応じた表示領域が決定される。
次に、発光輝度制御部14は、領域種別に応じた輝度値(明るさレベル)を明るさテーブルから読み取る。そして、メール閲覧画面における異なる領域種別それぞれの表示領域について、元の輝度に輝度値を乗算し、異なる領域種別それぞれの表示領域についての新たな輝度を算出する(ステップS329)。そして、その輝度により、メール閲覧画面を表示する(ステップS330)。
図28は第3の実施形態による表示装置の処理概要を示す第1の図である。
図28では、表示画面においてウェブ閲覧画面Aが表示された際のユーザ操作による状態遷移を示しており、この状態遷移について説明する。まずi1では、ウェブ内容表示部において、「ニュース」、「今日の株価」、「日経平均+100」が表示分割エリア1にあたり、最初の状態では表示分割エリア1がユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル1、つまり元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が1となる明るさで表示制御される。またウェブ内容表示部における他の表示分割エリアの領域については明るさレベル0.5、つまり、元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が0.5となる明るさで表示制御される。なお、表示分割エリア1には「今日の株価」というリンク先指定文字列が表示されているので、この文字列がフォーカスされて表示される(例えば色のハイライトになりフォーカスされていることを示している)。操作ガイド表示部は常に明るさレベル1で表示制御される。
図28のi2はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアを一つ下の表示分割エリア2に設定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1が非ユーザ注視エリアとなり、明るさレベル0.5で表示制御される。また表示分割エリア2はユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御される。表示分割エリア2には「今日の番組」というリンク先指定文字列が表示されているので、この文字列がフォーカスされて表示される。また表示分割エリア3は非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示される。
図28のi3はユーザが下方向へのスクロール操作を行なって表示分割エリア2の2つめのリンク先指定文字列を指定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1、3の領域が非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御される。また表示分割エリア2はユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御される。そして、2つ目のリンク先指定文字列である「明日の天気」の文字列がフォーカスされて表示される。
図28のi4はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアをさらに一つ下の表示分割エリア3に設定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1、2が明るさ0.5で表示制御される。また表示分割エリア3がユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示される。
図29は第3の実施形態による表示装置の処理概要を示す第2の図である。
図29では、表示画面においてウェブ閲覧画面Bが表示された際のユーザ操作による状態遷移を示しており、この状態遷移について説明する。まずj1では、ウェブ内容表示部において、「明日の天気」がフレーム1に表示されており、最初の状態ではフレーム1がユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル1、つまり元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が1となる明るさで表示制御される。またウェブ内容表示部におけるフレーム2、3の領域については明るさレベル0.5、つまり、元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が0.5となる明るさで表示制御される。操作ガイド表示部は常に明るさレベル1で表示制御される。
図29のj2はユーザがフレーム2を選択した場合の状態を示している。この状態においてはフレーム1が非ユーザ注視エリアとなり、明るさレベル0.5で表示制御される。またフレーム2はフレーム2の画素数がN画素以上となる。従って、フレーム2の上部の領域のみがユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル1で表示制御される。なお上部の範囲は、例えばフレーム2を2分割した上部であるが、これ以外でも、複数に分割した1つの部分であればよい。なおフレーム2の下部の範囲は、非ユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル0.5で表示制御される。またフレーム3は非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御される。
図29のj3はユーザがフレーム2の下部を指定した場合の状態を示している。この状態においてはフレーム1、3の領域が非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御される。またフレーム2は上部の領域が非ユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル0.5で表示制御される。そしてフレーム2の下部の領域がユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル1で表示制御される。
図29のj4はユーザがフレーム3を選択した場合の状態を示している。この状態においてはフレーム1、2が非ユーザ注視エリアとなり、明るさレベル0.5で表示制御される。またフレーム3はフレーム3の画素数がN画素以上となる。従って、フレーム3の上部の領域のみがユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル1で表示制御される。またフレーム3の下部の範囲は、非ユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル0.5で表示制御される。
図30は第3の実施形態による表示装置の処理概要を示す第3の図である。
図30では、表示画面においてウェブ閲覧画面Cが表示された際のユーザ操作による状態遷移を示しており、この状態遷移について説明する。まずk1では、ウェブ内容表示部において、「ニュース」、「今日の株価」、「日経平均+100」と画像の領域が表示分割エリア1にあたり、最初の状態では表示分割エリア1がユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル1、つまり元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が1となる明るさで表示制御される。また画像についてもその一部が表示分割エリア1に含まれるので、明るさレベル1で表示制御される。またウェブ内容表示部における他の表示分割エリアの領域については明るさレベル0.5、つまり、元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が0.5となる明るさで表示制御される。操作ガイド表示部は常に明るさレベル1で表示制御される。
図30のk2はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアを一つ下の表示分割エリア2に設定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1が非ユーザ注視エリアとなり、明るさレベル0.5で表示制御される。また表示分割エリア2はユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御される。また表示分割エリア2には画像の一部が含まれるので、当該画像が明るさレベル1で表示制御される。また表示分割エリア2には「今日の番組」というリンク先指定文字列が表示されているので、この文字列がフォーカスされて表示される。また表示分割エリア3は非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示される。
図30のk3はユーザが下方向へのスクロール操作を行なって表示分割エリア2の2つめのリンク先指定文字列を指定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1、3の領域が非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示制御される。また表示分割エリア2はユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御される。また表示分割エリア2には画像の一部が含まれるので、当該画像が明るさレベル1で表示制御される。そして、2つ目のリンク先指定文字列である「明日の天気」の文字列がフォーカスされて表示される。
図30のk4はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアをさらに一つ下の表示分割エリア3に設定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1、2が明るさ0.5で表示制御される。また画像についても表示分割エリア3に含まれないため非ユーザ注視エリアと特定されて、明るさレベル0.25で表示制御される。また表示分割エリア3がユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル1で表示される。
図31は第3の実施形態による表示装置の処理概要を示す第4の図である。
図31では、表示画面においてウェブ閲覧画面Dが表示された際のユーザ操作による状態遷移を示しており、この状態遷移について説明する。まずm1では、ウェブ内容表示部において、「ニュース」、「今日の株価→http://ww」が表示分割エリア1にあたり、最初の状態では表示分割エリア1がユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル1、つまり元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が1となる明るさで表示制御される。ここで「今日の株価→http://ww」という文字列の中にはリンク先指定文字列としてURLが含まれており、このURLが表示分割エリア1および表示分割エリア2にまたがって表示されている。従って領域決定部13はリンク先指定文字列となるURLの全て、つまり表示分割エリア1と2にまたがるURLの文字列をユーザ注視エリアと特定する。そして、表示分割エリア1と表示分割エリア2にまたがるリンク先指定文字列が明るさレベル1で表示制御される。また表示分割エリア2の領域であって、表示分割エリア1と表示分割エリア2にまたがるリンク先指定文字列を含まない領域については、非ユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル0.5、つまり、元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が0.5となる明るさで表示制御される。また同様に表示分割エリア3も非ユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル0.5で表示制御される。なお、操作ガイド表示部は常に明るさレベル1で表示制御される。
図31のm2はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアを一つ下の表示分割エリア2に設定した場合の状態を示している。この状態においては、表示分割エリア1の領域であって、表示分割エリア1と表示分割エリア2にまたがるリンク先指定文字列の表示領域以外の領域が非ユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル0.5で表示制御される。また、また表示分割エリア2はユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示制御さるとともに、表示分割エリア1と表示分割エリア2にまたがるリンク先指定文字列がユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル1で表示制御さる。また表示分割エリア3は非ユーザ注視エリアであるので、明るさレベル0.5で表示される。
図31のm3はユーザが下方向へのスクロール操作を行なってユーザ注視エリアをさらに一つ下の表示分割エリア3に設定した場合の状態を示している。この状態においては表示分割エリア1、2が明るさ0.5で表示制御される。また表示分割エリア3がユーザ注視エリアであるので、明るさレベル1で表示される。また表示分割エリア3には「今日の番組」というリンク先指定文字列が表示されているので、この文字列がフォーカスされて表示される。
以上の処理により、ユーザのスクロールによって、注視していると思われる領域について明るく表示され、また他のユーザが注視しない部分については輝度を下げている。また画像やリンク先指定文字列などユーザがウェブ閲覧時に注視すべき領域は明るく表示する領域として特定される。また文字が表示されている領域であってユーザが注視していない領域については輝度を制限するだけで、ユーザに閲覧可能に表示されるているので、ユーザのウェブ閲覧に支障がでないように、輝度の制限をするとともに、その輝度の制限により消費電力を制限することができる。
<第4の実施形態>
図32は第4の実施形態による表示画面上の表示領域を示す図である。
第4の実施形態においては、ウェブアプリケーションによりウェブ閲覧画面Eを表示し、ポインタによって閲覧領域を指定する際の表示装置1の処理について説明する。ここで、図32に示すように表示装置1はユーザの操作に基づいて表示画面上の表示領域にウェブ閲覧画面Eを表示する場合がある。そしてウェブ閲覧画面Eは、ウェブ内容表示部と操作ガイド表示部に分割される。またウェブ閲覧画面Eはウェブ内容表示部において他のウェブページへリンクしている文字列が表示されている。ウェブ閲覧画面Eにおいては「今日の株価」、「今日の番組」、「明日の天気」というリンク指定先文字列を表示する例である。またウェブ閲覧画面Eにはポインタが表示される。このポインタはマウスや十字キーボタンなどのユーザ操作により、表示される画像である。
図33は第4の実施形態における明るさテーブルを示す図である。
明るさテーブルは、領域種別と、その領域種別に対応した明るさレベルとを対応付けて保持している。そしてウェブ閲覧画面Eにおいては、ポインタが含まれる行の領域と、ポインタが含まれる行に隣接するN行の領域と、操作ガイド表示部の領域、のそれぞれについては明るさレベル1の輝度により表示制御が行なわれる。なお、ポインタとそのポインタの画素が特定する文章中の文字と当該文字の前後N文字を明るさレベル1の輝度により表示制御するようにしてもよい。またポインタとそのポインタを基準とした所定の範囲を明るさレベル1の輝度により表示制御するようにしてもよい。またポインタが含まれる行の領域と、ポインタが含まれる行に隣接するN行の領域に含まれない領域については明るさレベル0.5の輝度により表示制御が行なわれる。
図34は第4の実施形態による表示装置の第1の処理フローを示す図である。
次に図34を用いて第4の実施形態による表示装置1の処理について説明する。
まず、制御部12の指示に基づいて表示制御部15がデータベース17に格納されているウェブ閲覧画面Eを表示画面に表示する際に、領域決定部13は操作ガイド表示部の表示領域を決定する(ステップS401)。次に領域決定部13は、ユーザの操作に基づいてポインタが移動されたか否かを、入力部11から受付ける情報に基づいて判定する(ステップS402)。そしてポインタの移動がない場合には、ポインタの移動があるか否かを繰り返し判定する。そして、ポインタの移動があった場合には、ポインタが含まれる行と当該行の隣接する前後N行の表示領域を決定する(ステップS403)。なお、ポインタが含まれる行と当該行に隣接する前後N行の表示領域ではなく、そのほか、ポインタが含まれる行と当該行に隣接する前N行の表示領域の決定、ポインタが指定する文字とその文字の前後のN文字の表示領域の決定、ポインタとそのポインタを基準とした所定の範囲の表示領域を決定、などを行なうようにしてもよい。次に領域決定部13は、ポインタが含まれる行と当該行の隣接する前後N行の表示領域以外の領域を決定する(ステップS404)。以上の処理により、各領域種別に応じた表示領域が決定される。
次に、発光輝度制御部14は、領域種別に応じた輝度値を明るさテーブルから読み取る。そして、メール閲覧画面における異なる領域種別それぞれの表示領域について、例えば元の輝度に輝度値を乗算し、異なる領域種別それぞれの表示領域についての新たな輝度を算出する(ステップS405)。そして、その輝度により、メール閲覧画面を表示する(ステップS406)。
図35は第4の実施形態による表示装置の処理概要を示す第1の図である。
図35では、表示画面においてウェブ閲覧画面Eが表示された際のユーザ操作による状態遷移を示しており、この状態遷移について説明する。なお、この例においてはポインタが含まれる行と当該行の隣接する前後1行の表示領域がユーザ注視エリアと特定される処理について説明する。
まずn1では、ウェブ内容表示部において、「ニュース」が表示される行にポインタが表示されているとする。すると、ポインタが指定する「ニュース」の表示した行と、当該行の前後1行がユーザ注視エリアと特定される。なおポインタの指定した行がウェブ内容表示部の最上部の行である場合には、当該ポインタの指定した行の前の行が存在しないので、ポインタが指定する行と、当該行の後1行がユーザ注視エリアとなる。そしてユーザ注視エリアが、明るさレベル1、つまり元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が1となる明るさで表示制御される。またそれ以外の行の領域については非ユーザ注視エリアと特定され、明るさレベル0.5、つまり、元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が0.5となる明るさで表示制御される。このようにして、n1〜n2の遷移において、ユーザが操作してポインタを移動させると、当該ポインタの指定した行と、当該行の前後1行がユーザ注視エリアと特定され、またそれ以外の行が非ユーザ注視エリアと特定される。またn3〜n7においてはユーザがポインタを移動させると、n1、n2での処理と同様に、当該ポインタの指定した行と、当該行の前後1行がユーザ注視エリアと特定され、またそれ以外の行が非ユーザ注視エリアと特定され、それぞれのエリアに応じた明るさレベルで表示制御される。なお、n2、n5、n6などにおいてリンク先指定文字列が表示されている場合には、この文字列がフォーカスされて表示される
以上の処理により、ユーザのポインタの移動に基づいて、ユーザが注視していると思われる領域について明るく表示され、またユーザが注視しない他の部分については輝度を下げている。また文字が表示されている領域であってユーザが注視していない領域については輝度を制限するだけで、ユーザに閲覧可能に表示されるているので、ユーザのウェブ閲覧に支障がでないように、輝度の制限をするとともに、その輝度の制限により消費電力を制限することができる。
<第5の実施形態>
図36は第5の実施形態による表示画面上の表示領域を示す図である。
第5の実施形態においては、ウェブアプリケーションにより画像を保持したウェブ閲覧画面Fを表示し、ポインタによって閲覧領域を指定する際の表示装置1の処理について説明する。ここで、図36に示すように表示装置1はユーザの操作に基づいて表示画面上の表示領域にウェブ閲覧画面Fを表示する場合がある。そしてウェブ閲覧画面Fは、ウェブ内容表示部と操作ガイド表示部に分割される。またウェブ閲覧画面Fは画像とウェブ内容表示部において他のウェブページへリンクしている文字列が表示されている。またウェブ閲覧画面Fにおいては「今日の株価」、「今日の番組」、「明日の天気」というリンク指定先文字列を表示する。またウェブ閲覧画面Fにはポインタが表示される。このポインタはマウスや十字キーボタンなどのユーザ操作により、表示される画像である。
図37は第5の実施形態における明るさテーブルを示す図である。
明るさテーブルは、領域種別と、その領域種別に対応した明るさレベルとを対応付けて保持している。そしてウェブ閲覧画面Fにおいては、画像の上にポインタがない時と、画像の上ポインタがある時で、領域種別により異なる明るさレベルが適用される。まず画像の上にポインタがない時には、ポインタが含まれる行の領域と、ポインタが含まれる行に隣接する前後N行の領域と、操作ガイド表示部の領域、のそれぞれについては明るさレベル1の輝度により表示制御が行なわれ、また、ポインタが含まれる行の領域と、ポインタが含まれる行に隣接するN行の領域に含まれない領域については明るさレベル0.5の輝度により表示制御が行なわれ、また画像の領域は明るさレベル0.25の輝度により表意時制御が行なわれる。なお、明るさレベル1の輝度により表示制御を行なう領域は、ポインタとそのポインタの画素が特定する文章中の文字と当該文字の前後N文字の領域であってもよいし、またポインタとそのポインタを基準とした所定の範囲であってもよい。また画像の上にポインタがある時には、ポインタと画像と操作ガイド表示部の領域、のそれぞれについては明るさレベル1の輝度により表示制御が行なわれ、また、画像とポインタ以外の文字列と背景につては明るさレベル0.5の輝度により表示制御が行なわれる。
図38は第5の実施形態による表示装置の第1の処理フローを示す図である。
次に図38を用いて第5の実施形態による表示装置1の処理について説明する。
まず、制御部12の指示に基づいて表示制御部15がデータベース17に格納されているウェブ閲覧画面Fを表示画面に表示する際に、領域決定部13は操作ガイド表示部の表示領域を決定する(ステップS501)。次に領域決定部13は、ユーザの操作に基づいてポインタが移動されたか否かを、入力部11から受付ける情報に基づいて判定する(ステップS502)。そしてポインタの移動がない場合には、ポインタの移動があるか否かを繰り返し判定する。そして、ポインタの移動があった場合には、ポインタが画像の上にあるか否かを判定する(ステップS503)。そして領域決定部13は、画像の上にない場合には、画像の表示領域を決定する(ステップS504)。次に領域決定部13は、ポインタが含まれる行と当該行の隣接する前後N行の表示領域を決定する(ステップS505)。なお、ポインタが含まれる行と当該行に隣接する前後N行の表示領域ではなく、そのほか、ポインタが含まれる行と当該行に隣接する前N行の表示領域の決定、ポインタが指定する文字とその文字の前後のN文字の表示領域の決定、ポインタとそのポインタを基準とした所定の範囲の表示領域を決定、などを行なうようにしてもよい。次に領域決定部13は、ポインタが含まれる行と当該行の隣接する前後N行の表示領域以外の領域を決定する(ステップS506)。またステップS503において、画像の上にない場合には領域決定部13は画像の表示領域を決定する(ステップS507)。そして画像以外の表示領域を決定する(ステップS508)。
ステップS506、S508の後、発光輝度制御部14は、明るさテーブルを用いて、ポインタが画像の上にない場合とある場合で、領域種別により異なる明るさレベルを適用する。そして、ポインタが画像の上にない場合とある場合のそれぞれの場合における領域種別に応じた輝度値を明るさテーブルから読み取る。そして、メール閲覧画面における異なる領域種別それぞれの表示領域について、例えば元の輝度に輝度の輝度値を乗算し、異なる領域種別それぞれの表示領域についての新たな輝度を算出する(ステップS509)。そして、その輝度により、メール閲覧画面を表示する(ステップS510)。
図39は第5の実施形態による表示装置の処理概要を示す第1の図である。
図39では、表示画面においてウェブ閲覧画面Fが表示された際のユーザ操作による状態遷移を示しており、この状態遷移について説明する。なお、この例においてはポインタが含まれる行と当該行の隣接する前後1行の表示領域がユーザ注視エリアと特定される処理について説明する。
まずp1では、ウェブ内容表示部において、「ニュース」が表示される行にポインタが表示されているとする。すると、ポインタが指定する「ニュース」の表示した行と、当該行の前後1行がユーザ注視エリアと特定される。なおポインタの指定した行がウェブ内容表示部の最上部の行である場合には、当該ポインタの指定した行の前の行が存在しないので、ポインタが指定する行と、当該行の後1行がユーザ注視エリアとなる。またこのポインタが画像上にないと判定される。そして、ポインタが画像上にない時の各領域種別に応じた明るさレベルが明るさテーブルから読み取られ、ユーザ注視エリア(ポインタが指定する行と、当該行の後1行)が明るさレベル1、つまり元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が1となる明るさで表示制御される。また画像は明るさレベル0.25、つまり、元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が0.25となる明るさで表示制御される。またその他の領域は明るさレベル0.5、つまり、元のウェブ閲覧画面の輝度に対する輝度値が0.5となる明るさで表示制御される。またp2〜p3、p5〜p7においてはユーザがポインタを移動させると、p1での処理と同様に、ポインタの指定した行と、当該行の前後1行がユーザ注視エリアと特定され、またそれ以外の行が非ユーザ注視エリアと特定され、それぞれのエリアに応じた明るさレベルで表示制御される。なお操作ガイド表示部は常に明るさレベル1で表示制御される。
またp4では、ポインタが画像上にある時の各領域種別に応じた明るさレベルが明るさテーブルから読み取られ、ウェブ内容表示部において画像、ポインタが明るさレベル1で表示制御される。またそれ以外のウェブ内容表示部の領域については、明るさレベル0.5で表示制御される。なお、第5の実施形態においては、画像上にポインタがない場合には、画像が明るさレベル0.25で表示制御されているが、これに限らず、例えばポインタが表示分割エリア(ポインタの位置する行の前後N行などを表示分割エリアとする)を指定している場合に、当該エリアとこのエリアに含まれる画像をユーザ注視エリアとして明るさレベル1で表示制御するようにしてもよい。
以上の処理により、ユーザのポインタの移動に基づいて、ユーザが注視していると思われる領域について明るく表示され、またユーザが注視しない他の部分については輝度を下げている。また画像についてもユーザがポインタを指定して注視している際に明るく表示する領域として特定される。また文字が表示されている領域であってユーザが注視していない領域については輝度を制限するだけで、ユーザに閲覧可能に表示されるているので、ユーザのウェブ閲覧に支障がでないように、輝度の制限をするとともに、その輝度の制限により消費電力を制限することができる。
なお上述の表示装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
また、本実施例では、変更する輝度値をデフォルトの輝度に対する低減率で示している。そして、この低減率に基づいて表示用のデータに対して処理を行なっているが、この処理のほかにも、表示部に関する電流、電圧、発光している時間(デューティー比)などを制御して画面の輝度を変更する輝度値に基づいて下げる制御により実現しても良い。
また、本実施の表示装置は、バッテリー駆動の携帯端末に適用すると有効である。なお、携帯端末とは、例えば、携帯電話機、PDA、携帯テレビ、ノート型PCなどのバッテリー駆動装置などが挙げられる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神及び意図を逸脱しない限り、種々変形が可能である。
表示装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態による表示画面上の表示領域を示す図である。 第1の実施形態による明るさテーブルを示す図である。 第1の実施形態による表示装置の処理フローである。 第1の実施形態による表示装置の処理概要を示す図である。 第2の実施形態による表示画面上の表示領域を示す図である。 第2の実施形態における明るさテーブルを示す図である。 第2の実施形態による表示装置の処理イメージを示す図である。 ユーザ注視エリアを説明する図である。 第2の実施形態による表示装置の第1の処理フローを示す図である。 第2の実施形態による表示装置の第2の処理フローを示す図である。 第2の実施形態による表示装置の処理概要を示す第1の図である。 第2の実施形態による表示装置の処理概要を示す第2の図である。 第2の実施形態による表示装置の処理概要を示す第3の図である。 第2の実施形態による表示装置の処理概要を示す第4の図である。 第2の実施形態による表示装置の処理概要を示す第5の図である。 第3の実施形態による表示画面上の表示領域を示す第1の図である。 第3の実施形態による表示画面上の表示領域を示す第2の図である。 第3の実施形態による表示画面上の表示領域を示す第3の図である。 第3の実施形態による表示画面上の表示領域を示す第4の図である。 第3の実施形態における明るさテーブルを示す図である。 第3の実施形態による表示装置の第1の処理フローを示す図である。 第3の実施形態によるフレーム明るさ決定処理フローを示す図である。 第3の実施形態による表示装置の第2の処理フローを示す図である。 第3の実施形態による表示装置の第3の処理フローを示す図である。 画像明るさ決定処理フローを示す図である。 リンク明るさ決定処理フローを示す図である。 第3の実施形態による表示装置の処理概要を示す第1の図である。 第3の実施形態による表示装置の処理概要を示す第2の図である。 第3の実施形態による表示装置の処理概要を示す第3の図である。 第3の実施形態による表示装置の処理概要を示す第4の図である。 第4の実施形態による表示画面上の表示領域を示す図である。 第4の実施形態における明るさテーブルを示す図である。 第4の実施形態による表示装置の第1の処理フローを示す図である。 第4の実施形態による表示装置の処理概要を示す第1の図である。 第5の実施形態による表示画面上の表示領域を示す図である。 第5の実施形態における明るさテーブルを示す図である。 第5の実施形態による表示装置の第1の処理フローを示す図である。 第5の実施形態による表示装置の処理概要を示す第1の図である。 特許文献1の概要を示す第1の図である。
符号の説明
11・・・入力部
12・・・制御部
13・・・領域決定部
14・・・発光輝度制御部
15・・・表示制御部
16・・・表示画面
17・・・データベース

Claims (8)

  1. 各画素が自発光素子により構成された表示手段と、
    所定の領域を選択する選択手段と、
    該選択手段により選択している所定領域に対応する前記表示手段の画素と、前記選択手段により選択していない領域に対応する前記表示手段の画素の輝度を制御する制御手段と、
    を備える携帯端末。
  2. 前記制御手段は、前記表示手段が表示する内容に基づいて当該表示手段を複数の領域に構成し、前記選択手段により選択していない領域のうち、前記表示手段が表示する内容に基づいて構成された各領域の画素の輝度を制御することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記制御手段は、前記表示手段の表示能力に基づいて当該表示手段を複数の領域に構成し、前記選択手段により選択していない領域のうち、前記表示手段の表示能力に基づいて構成された各領域の画素の輝度を制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  4. 前記選択手段により選択する所定領域とは、所定画素数に基づいて構成される領域であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. 前記選択手段により選択する所定領域とは、文法上の言語単位に基づいて構成される領域であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  6. 前記選択手段により選択する所定領域とは、記述言語に基づいて構成される領域であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  7. 前記選択手段は、カーソルの位置に基づいて所定の領域を選択することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  8. 前記選択手段は、アプリケーションにより構成された選択対象項目により区切られている所定の領域を選択することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
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