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JP2007145767A - シロリムス誘導体又はパクリタキセルの安定化法 - Google Patents

シロリムス誘導体又はパクリタキセルの安定化法 Download PDF

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JP2007145767A JP2005343667A JP2005343667A JP2007145767A JP 2007145767 A JP2007145767 A JP 2007145767A JP 2005343667 A JP2005343667 A JP 2005343667A JP 2005343667 A JP2005343667 A JP 2005343667A JP 2007145767 A JP2007145767 A JP 2007145767A
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Nobutaka Oka
信孝 岡
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Abstract

【課題】
シロリムス誘導体又はパクリタキセルの変質・劣化を防止してこれらを安定化し、これらの薬物並びにこれらの薬物を配合した医薬品等の有効期間を延長すること及び徐放性製剤や薬物放出型体内埋植構造物にあってはこれらの薬物が溶出し終わるまでの間も薬物を安定に保ちその有効性を向上する。
【解決手段】
エダラボンをシロリムス誘導体又はパクリタキセル並びに必要に応じて加えられる他の添加物と共にエタノールやテトラヒドロフランなどの溶媒に溶解して溶液とし又は懸濁してスラリーとした後、必要に応じて溶媒を溜去・乾燥してエダラボン添加シロリムス誘導体又はエダラボン添加パクリタキセルとする。
【選択図】図1

Description

本発明はシロリムス誘導体又はパクリタキセルの安定化法に関するものである。シロリムス誘導体又はパクリタキセルは主として薬物放出型体内埋植構造物の有効成分として使用されている。以下、薬物放出型体内埋植構造物をステントとして記述するが本発明はステントに限定されるものではなく薬物送達システムなどを包含するものである。
シロリムス、ビオリムス、エベロリムス、タクロリムスなどのシロリムス誘導体又はパクリタキセルは経皮的冠動脈治療用の薬物放出型ステントに含まれる再狭窄防止剤の有効成分として用いられているが、化学的に不安定であり大気中では短期間のうちに変質・劣化して保管や取扱いが難しかった。また、これらの化合物は薬物放出型ステントに配合された場合でも変質・劣化速度は大きく、薬物放出型ステントの有効成分含量の急速な低下は避けられなかった。
このため、シロリムス誘導体又はパクリタキセル含有薬物放出型ステントの有効期間は短く、酸素を遮断した密封容器中に貯蔵しても変質・劣化を防ぐことはできず、低温で貯蔵してもその効果は限られたものであった。
また、薬物放出型ステント中のシロリムス誘導体又はパクリタキセルの変質・劣化は人体へのステント留置術実施後も継続するので、体内で6箇月もの長期間にわたってシロリムス誘導体又はパクリタキセルが溶出し有効性を発揮するよう設計された薬物放出型ステントでは薬理作用の減弱は不可避であり、このような徐放性製剤においては極めて重大な問題であった。
このようにシロリムス誘導体又はパクリタキセルを安定化する技術が必要とされ、多くの安定化剤が提案されていたが有効な安定化法が実用化されていなかったため、例えばシロリムス含有薬物放出型ステントは室温・5箇月でシロリムス含量が15%程度低下し、その有効期間は室温で3箇月と限定された。すなわち、既存の技術を駆使して製造されたシロリムス含有薬物放出型ステントでも製造後3箇月で使用できなくなり廃棄せざるを得なかった。
特開2005−296665 審査報告書 衛研発第2372号 平成16年2月18日 P.7 ハ.安定性に関する資料 審査報告書 衛研発第2372号 平成16年2月18日 P.20 承認条件 5.
ステントは病変部の大きさにより最適な寸法のものが選択・使用されるので長さ及び径の異なる多種類のステントを取り揃えておく必要がある。そのため、有効期間が3箇月と非常に短いと廃棄されるステントの数が多くなり、その経済的損失は非常に大きかった。
本発明の課題はシロリムス誘導体又はパクリタキセルの変質・劣化を防止してこれらを安定化し、これらの薬物並びにこれらの薬物を配合した医薬品等の有効期間を延長すること及び徐放性製剤や薬物放出型体内埋植構造物にあってはこれらの薬物が溶出し終わるまでの間も薬物を安定に保ちその有効性を向上することである。
本発明者はシロリムス誘導体又はパクリタキセルの変質・劣化について研究し、シロリムス誘導体のラパマイシン環又はパクリタキセルの二重結合部分などが酸化されて他の化合物に変化すること、活性酸素がその直接の原因物質であること、活性酸素の発生に鉄イオンが関与していること、変質・劣化反応は残留溶媒が存在すると容易に進むことなどシロリムス誘導体又はパクリタキセルの変質・劣化機構を解明した。
さらに、酸素は活性酸素のもとになるが本来はラジカル禁止剤であり活性酸素の生成を抑制するので、酸素を除去した密封容器中に薬物放出型ステントを貯蔵すると逆にシロリムス誘導体又はパクリタキセルの変質・劣化が加速される場合もあり、酸素の除去は必ずしもシロリムス誘導体又はパクリタキセルの安定化に有効ではないことを見いだした。
これらの知見を基に、活性酸素に対してはラジカル捕捉剤を、また、鉄イオンに対してはイオン捕捉作用のあるキレート化剤を、さらに残留溶媒に対しては乾燥促進作用のある界面活性化剤を配合すべく種々の化合物を探索したところエダラボンがこれら複数の作用をあわせ持ち、加えて血栓症を予防する作用を持っていることを見いだした。
特開2004−203820 鉄キレート剤 特開2004−115505 動脈壁障害の予防及び/又は治療のための医薬
エダラボンのシロリムス誘導体又はパクリタキセルに対する安定化効果を検討した結果、エダラボンをシロリムス誘導体又はパクリタキセルと十分混和した状態で共存させることによって液体中におけると同様に固体中に分散しているシロリムス誘導体又はパクリタキセルに対しても優れた安定化効果を示し、その安定化効果を示す用量においては人体に対する安全性が十分確保されることを確認して本発明を完成した。
本発明は、エダラボンをエタノールやテトラヒドロフラン(THF)などの溶媒に溶解しシロリムス誘導体又はパクリタキセルに添加して均一な混合液又はスラリーとした後、乾燥して溶媒を除去しエダラボン添加シロリムス誘導体又はエダラボン添加パクリタキセルとする方法により変質・劣化を防止するシロリムス誘導体又はパクリタキセルの安定化法である。
本発明を実施することにより室温下で有効期間の長い(1)シロリムス誘導体又はパクリタキセル(2)これらの薬物を含む薬物放出型体内埋植構造物が得られる。特にシロリムス誘導体又はパクリタキセル含有薬物放出型ステントにおいてはその有効期間を室温3箇月から1年以上に延長することができる。
また、シロリムス誘導体又はパクリタキセル含有薬物放出型ステントが体内病変部位に挿入留置された後シロリムス誘導体又はパクリタキセルが溶出し終わるまでの間、変質・劣化することなく安定に保たれるため、病変部位で治療に要する十分な薬物濃度が得られ、薬物放出型ステントの有効性を著しく向上させることが可能となる。
さらに、エダラボンは活性酸素による培養血管内皮細胞障害を抑制することから、血管内皮の損傷による血栓の形成を防止する作用が認められるので、ステント血栓症を予防し薬物放出型ステントの安全性を向上することが期待される。
エダラボンをエタノール又はTHF溶液とし、シロリムス誘導体又はパクリタキセル及び必要に応じて加えられる他の添加物に添加して均一な混合液又はスラリーとする。これを乾燥して溶媒を除去しエダラボン添加シロリムス誘導体又はパクリタキセルとする。薬物放出型ステントの場合は、混合液又はスラリーをステントに塗布した後、乾燥して溶媒を除去しエダラボン添加シロリムス誘導体又はパクリタキセル含有皮膜を形成する。
エダラボンの使用量の上限は化学的には設ける必要はなく、人体に対する安全性の面から制限される。例えば薬物放出型ステントの場合は1回のステント留置術で使用されるステントの総数につき60mgである。この量はエダラボンの血管内単回投与毒性試験結果から導かれた量であり、ステントの1回の使用数が3本の場合はステント1本あたり20mgとなる。しかし薬物放出型ステントの表面にエダラボンを含まない被膜を施すなどの方法によってステントの体内留置後に現れるエダラボンの最高血中濃度を抑制した場合はさらに増加することができる。
シロリムス誘導体又はパクリタキセルを安定化するためには共存するエダラボンの量は多い方が好ましいが、逆にエダラボンの人体への影響を小さくするためには少なくする必要がある。このような場合の添加量の下限は、シロリムス誘導体又はパクリタキセルに対して0.003%程度であるが、他の安定化剤例えばジブチルヒドロキシトルエンやビタミンEなどと組み合わせて使用する場合はさらに少なくすることができる。
次に実施例をもって本発明を詳細に説明する。実施例に先立ち、各実施例で使用したシロリムス誘導体又はパクリタキセルの定量法を説明する。
製剤中のシロリムス誘導体又はパクリタキセルの定量法:試料0.5gをとり,その質量を精密に量り粉末とする.シロリムス誘導体又はパクリタキセルとして0.03gに対応する量を精密に量りTHF50mLを正確に加え,1時間振り混ぜた後遠心分離する.上澄液5mLを正確に量り,内標準溶液5mLを正確に加え試料溶液とする.別にシロリムス誘導体又はパクリタキセル標準液5mLを正確に量り,内標準溶液5mLを正確に加え標準溶液とする.試料溶液及び標準溶液10μLにつき次の条件でHPLC法により試験を行い,内標準物質のピーク面積に対するシロリムス誘導体又はパクリタキセルのピーク面積の比A及びAを求める.シロリムス誘導体又はパクリタキセルの量(mg)=シロリムス誘導体又はパクリタキセル標準品の量(mg)×A/A×1/2
シロリムス誘導体又はパクリタキセル標準液:シロリムス誘導体又はパクリタキセル標準品(あらかじめ水分を測定しておく)約0.25gを精密に量り,THFに溶かし,正確に100mLとする.内標準溶液:パラオキシ安息香酸ブチルのアセトニトリル溶液(1→80000).HPLC検出器:紫外吸光光度計(測定波長:220nm).カラム:内径約4mm、長さ約25cmのステンレス管に粒径5μmの液体クロマトグラフ用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんする.カラム温度:25℃付近の一定温度.移動相:アセトニトリル.流量:シロリムス誘導体又はパクリタキセルの保持時間が約7分になるよう調整する.カラムの選定:標準溶液10μLにつき、上記の条件で操作するときシロリムス誘導体又はパクリタキセルとパラオキシ安息香酸ブチルの分離度が3以上のものを用いる.
蒸留して過酸化物等を除去したTHF500mLに(A)シロリムス、(B)ビオリムス、(C)エベロリムス、(D)タクロリムス、(E)パクリタキセル各5.4mgを溶解して有効成分溶液(A)〜(E)とした。
別に、蒸留して過酸化物等を除去したTHF500mLにポリエチレンビニルアセテート(PEVA)5.4mg及びポリブチルメタアクリレート(PBMA)5.4mgを溶解しエダラボンを含まないポリマー溶液(X)とした。
ポリマー溶液(X)500mLにエダラボンを1mg又は600mgを加えて溶解し、エダラボン1mgを含むポリマー溶液(Y)、エダラボン600mgを含むポリマー溶液(Z)とした。
有効成分溶液(A)〜(E)各500mLに、エダラボンを含まないポリマー溶液(X)又はエダラボン1mgを含むポリマー溶液(Y)又はエダラボン600mgを含むポリマー溶液(Z)500mLをそれぞれ加えて混合し、比較用有効成分ポリマー溶液(AX)〜(EX)、試験用有効成分ポリマー溶液(AY)〜(EY)、試験用有効成分ポリマー溶液(AZ)〜(EZ)とした。
比較用有効成分ポリマー溶液(AX)〜(EX)、試験用有効成分ポリマー溶液(AY)〜(EY)、試験用有効成分ポリマー溶液(AZ)〜(EZ)を3cm×5cmの316Lステンレス鋼片の片側に均一に噴霧・塗布した後、室温で通気乾燥し比較用有効成分ポリマー被覆テストピース(AX)〜(EX)試験用有効成分ポリマー被覆テストピース(AY)〜(EY)、試験用有効成分ポリマー被覆テストピース(AZ)〜(EZ)各6枚を作成した。このうち各3枚を直ちに試験に供し、被膜を採取してHPLC法によりシロリムス誘導体又はパクリタキセルの含量を測定した。
残りの比較用有効成分ポリマー被覆テストピース(AX)〜(EX)、試験用有効成分ポリマー被覆テストピース(AY)〜(EY)、試験用有効成分ポリマー被覆テストピース(AZ)〜(EZ)各3枚を40℃±2℃/75%RH±5%RHの恒温・恒湿槽内に1箇月間保存した後、被膜を採取してHPLC法によりシロリムス誘導体又はパクリタキセルの含量を測定し経時変化を見た。
その結果、1箇月後のシロリムス誘導体又はパクリタキセルの残存量の割合は、初期値に対して平均(AX)84.7%、(BX)83.2%、(CX)82.4%、(DX)82.7%、(EX)83.8%、(AY)92.6%、(BY)90.9%、(CY)90.1%、(DY)90.4%、(EY)91.6%、(AZ)98.0%、(BZ)96.3%、(CZ)95.3%、(DZ)95.7%、(EZ)96.9%で、エダラボンを共存させたものはいずれも90%以上残存していた。
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)500mLに(F)シロリムス、(G)ビオリムス、(H)エベロリムス、(I)タクロリムス、(J)パクリタキセル各5.4mgを溶解して有効成分溶液(F)〜(J)とした。別にDMF500mLにポリL−乳酸(PLLA)10.8mgの割合で溶解しエダラボンを含まないポリマー溶液(V)とした。ポリマー溶液(V)500mLにエダラボン0.10mgを加えて溶解しポリマー溶液(W)とした。
有効成分溶液(F)〜(J)各500mLに、エダラボンを含まないポリマー溶液(V)又はエダラボン0.1mgを含むポリマー溶液(W)500mLをそれぞれ加えて混合し、比較用有効成分ポリマー溶液(FV)〜(JV)、試験用有効成分ポリマー溶液(FW)〜(JW)とした。
比較用有効成分ポリマー溶液(FV)〜(JV)、試験用有効成分ポリマー溶液(FW)〜(JW)を3cm×5cmの316Lステンレス鋼片の片側に均一に噴霧・塗布した後、室温で通気乾燥し比較用有効成分ポリマー被覆テストピース(FV)〜(JV)、試験用有効成分ポリマー被覆テストピース(FW)〜(JW)各6枚を作成した。このうち各3枚を直ちに試験に供し、被膜を採取してHPLC法によりシロリムス誘導体又はパクリタキセルの含量を測定した。
残りの比較用有効成分ポリマー被覆テストピース(FV)〜(JV)、試験用有効成分ポリマー被覆テストピース(FW)〜(JW)各3枚を、25℃±2℃/60%RH±5%RHの恒温・恒湿槽内に12箇月間保存した後、被膜を採取してHPLC法によりシロリムス誘導体又はパクリタキセルの含量を測定し経時変化を見た。
その結果、12箇月後のシロリムス誘導体又はパクリタキセルの残存量の割合は、初期値に対して平均(FV)62.8%、(GV)59.6%、(HV)58.0%、(IV)58.7%、(JV)60.8%、(FW)87.0%、(GW)86.0%、(HW)85.5%、(IW)85.7%、(JW)86.4%でエダラボンを共存させたものはいずれも規格値85%以上残存しておりエダラボン共存の効果が認められた。
化学的に不安定なシロリムス誘導体又はパクリタキセルにエダラボンを共存させて安定化する本発明の方法は、化学的に不安定な他の医薬品原薬や化学物質、例えばエーテル結合を持ち容易に酸化されて過酸化物を生成するTHFなどにも適用できる。
また、ステント留置術実施時に発生する活性酸素が原因と考えられる急性・亜急性血栓症の発生が再狭窄と並んで大きな問題となっていた。
審査報告書 衛研発第2372号 平成16年2月18日 P.20 承認条件4.
本発明のエダラボンを共存させる方法を体内埋植薬物送達システムに応用すれば、共存する他の薬物が安定化されてその有効性が向上すると同時にエダラボンの活性酸素消去作用により薬物送達システム埋植に伴う血栓症が予防されて安全性が向上する。
エダラボンの構造式

Claims (3)

  1. エダラボンをシロリムス誘導体又はパクリタキセルと共存させることによって、シロリムス誘導体又はパクリタキセルの変質・劣化を防止することを特徴とするシロリムス誘導体又はパクリタキセルの安定化法。
  2. 請求項1のシロリムス誘導体がシロリムス、ビオリムス、エベロリムス、タクロリムスである請求項1のシロリムス誘導体又はパクリタキセルの安定化法。
  3. 請求項1のシロリムス誘導体がラパマイシン環を化学的に修飾した化合物である請求項1のシロリムス誘導体又はパクリタキセルの安定化法。
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