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JP2007143273A - 取付具 - Google Patents

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JP2007143273A
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Masayuki Yamamoto
聖享 山本
Keiji Mori
圭司 森
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

【課題】被取付部材への固定強度を高めることができ、被取付部材への取り付け作業性及び被取付部材との解体作業性に優れ、さらにリサイクル性にも優れるワイヤハーネスの取付具を提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス1を被取付部材3へ固定する取付具2は、隙間をおいて対向配置された一対の挟持片11a,11bと、一対の挟持片11a,11bの中間部を互いに連結するヒンジ12と、を備え、一対の挟持片11a,11bの基端部間にワイヤハーネス1の一部分を収容し、一対の挟持片11a,11bの先端部の少なくとも一方の内表面には係止爪13が突設されており、被取付部材3に突設された支持片4が一対の挟持片11a,11bの先端部間に挟入されると、一対の挟持片11a,11bが、先端部間の対向間隔Wを広げるようにヒンジ12を中心に揺動し、それにより基端部間に収容したワイヤハーネス1の一部を基端部で挟持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被取付部材にワイヤハーネスを固定するためのワイヤハーネスの取付具に関する。
自動車等の車両において、ワイヤハーネスは、パネルやバンパーなどの被取付部材に固定されて車両の各所に配索されている。これらの被取付部材にワイヤハーネスを固定するための従来のワイヤハーネスの取付具として、図8に示すものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8に示すように、ワイヤハーネス100は、取付具であるハーネス保持部材101及びリブクリップ部材102により、被取付部材であるバンパー103に固定されている。バンパー103にはリブ104が突設されており、ワイヤハーネス100を保持した樹脂成形品のハーネス保持部材101は、その挿通孔105にリブ104を挿通させて、当該リブ104に取り付けられている。
リブクリップ部材102は、金属板を二つ折りにしてその対向片部106,107でリブ104を挟持可能に形成されて、リブ104の先端部に装着されている。リブクリップ部材102の片部106,107の少なくとも一方には、リブクリップ部材102がリブ104の先端部に装着された状態において、リブ104の先端側に向けて延びて且つ内側に起こされた押え片部108が形成されており、この押え片部108のエッジ部分がリブ104に食い込んで当該リブ104からのリブクリップ部材102の抜け止めがなされている。そして、リブクリップ部材102の片部106,107の少なくとも一方の端部には、リブ104の基端側に向けて延びて且つ外側に起こされた抜け止め片部109が形成されており、この抜け止め片部109がリブ104に取り付けられたハーネス保持部材101に当接してリブ104からのハーネス保持部材101の抜け止めがなされている。
特開2004−357456号公報
しかしながら、上述した従来のワイヤハーネスの取付具では、リブクリップ部材102を形成する金属板の剛性のみでリブ104を挟持して、押え変部108のエッジ部をリブ104に食い込ませる構成である。そのため、リブクリップ部材102のリブ104への固定強度は十分とはいえず、リブクリップ部材102及びハーネス保持部材101がリブ104から抜け落ちてしてしまう虞があり、これに対処するためにリブクリップ部材102を形成する金属板に高剛性のものを用いた場合に、リブクリップ部材102をリブ104に装着する際の取り付け作業性、並びにリブクリップ部材102及びハーネス保持部材101をリブ104から取り外す際の解体作業性が低下する虞がある。
また、上述した従来のワイヤハーネスの取付具では、まず、リブ104にリブクリップ部材102を装着し、その後にリブ104及びリブクリップ部材102を共に挿通孔105に挿通させながらハーネス保持部材101をリブ104に取り付ける構成である。即ち、ワイヤハーネス100をバンパー103に固定するのに、リブクリップ部材102の取り付け、及びハーネス保持部材101の取り付け、の2工程を必要とし、作業効率に劣る。
また、上述した従来のワイヤハーネスの取付具では、樹脂成形品のハーネス保持部材101に対し、リブクリップ部材102は、その剛性を確保するために金属板を用いており、リサイクルにあたっては解体後にハーネス保持部材101とリブクリップ部材102とを分別する必要があり、リサイクル性に劣る。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、被取付部材への固定強度を高めることができ、被取付部材への取り付け作業性及び被取付部材との解体作業性に優れ、さらにリサイクル性にも優れるワイヤハーネスの取付具を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明の取付具は下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1)ワイヤハーネスを被取付部材へ固定する取付具であって、
隙間をおいて対向配置された一対の挟持片と、該一対の挟持片の中間部を互いに連結するヒンジと、を備え、
前記一対の挟持片の基端部間に、前記ワイヤハーネスの一部分を収容し、
前記一対の挟持片の先端部の少なくとも一方の内表面には、係止爪が突設されており、
前記被取付部材に突設された支持片が前記一対の挟持片の前記先端部間に挟入されると、該一対の挟持片が、該先端部間の対向間隔を広げるように前記ヒンジを中心に揺動し、それにより前記基端部間に収容した前記ワイヤハーネスの一部分を該基端部で挟持することを特徴とする取付具。
(2)前記一対の挟持片の前記基端部の少なくとも一方の内表面には、該基端部間に収容された前記ワイヤハーネスの一部分よりも基端寄りの位置に突起が設けられていることを特徴とする(1)に記載の取付具。
(3)前記一対の挟持片が、前記支持片を形成している材料よりも高硬度な材料により形成されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載の取付具。
(4)前記一対の挟持片及び前記ヒンジが、合成樹脂により一体に形成されていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の取付具。
上記(1)の構成の取付具によれば、被取付部材に突設された支持片が一対の挟持片の先端部間に挟入されると、該一対の挟持片が、該先端部間の対向間隔を拡大させるようにヒンジを中心に揺動し、それにより基端部間に収容したワイヤハーネスの一部分を該基端部で挟持する。つまり、従来、ワイヤハーネスを保持する部材と、この保持部材を被取付部材に固定するための部材とに分割されていたものが取付具として1部材とされており、取付具の被取付部材への取り付け作業性及び被取付部材との解体作業性に優れる。また、取付具によるワイヤハーネスの保持、及び被取付部材への取付具の取り付けを1工程で行うことができるので、ワイヤハーネスを被取付部材に固定する際の作業効率に優れる。
さらに、上記(1)の構成の取付具によれば、ワイヤハーネスは一対の挟持片の基端部で挟持されて圧縮され、その際の反力は、一対の挟持片の先端部間の対向間隔を狭めるように該一対の挟持片をヒンジを中心に揺動させる方向に作用する。よって、一対の挟持片の先端部間に挟入された被取付部材の支持片は該先端部により挟持され、該先端部の内表面に設けられた係止突起が支持片に食い込むこととなる。これにより、一対の挟持片の先端部で被取付部材の支持片を強固に保持することができ、取付具の被取付部材への固定強度を向上させることができる。
上記(2)の構成の取付具によれば、一対の挟持片の基端部の内表面において該基端部間に収容されたワイヤハーネスの一部分よりも基端寄りの位置に突起が設けられており、該突起により基端部間に収容されたワイヤハーネスが該基端部間から外れてしまうことを防止することができ、ワイヤハーネスを被取付部材に固定する際の作業効率に優れる。
上記(3)の構成の取付具によれば、一対の挟持片を形成する材料は支持片を形成する材料よりも高硬度であるので、係止爪を確実に支持片に食い込ませることができる。これにより、一対の挟持片の先端部で被取付部材の支持片を強固に保持することができ、取付具の被取付部材への固定強度を向上させることができる。
上記(4)の構成の取付具によれば、一対の挟持片及びヒンジが合成樹脂により一体成形されているから、被取付部材との解体後、これら挟持片及びヒンジの分別の必要がなく、リサイクル性に優れる。
このように、本発明によれば、被取付部材への固定強度を高めることができ、被取付部材への取り付け作業性及び被取付部材との解体作業性に優れ、さらにリサイクル性にも優れるワイヤハーネスの取付具を提供することができる。
以下、本発明に係る取付具の好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る取付具の一実施形態の斜視図、図2は図1の取付具の単体斜視図、図3は図2におけるIII-III矢視断面図、図4は図2におけるIV-IV矢視断面図、図5は基端部間にワイヤハーネスを収容した図1の取付具の断面図、図6は被取付部材に取り付けられた図1の取付具の斜視図、図7は図6におけるVII-VII矢視断面図である。
図1に示すように、ワイヤハーネス1は、取付具2により被取付部材であるバンパー3に固定される。バンパー3は、例えば合成樹脂製の一体成形品であって、その表面には支持片としての矩形板状のリブ4が突設されている。
さらに図2〜図4を参照して、取付具2は、隙間をおいて対向配置された一対の挟持片11a,11b、及びこれらの挟持片11a,11bを互いに連結するヒンジ12を備えている。これら一対の挟持片11a,11b及びヒンジ12は、リブ4及びバンパー3を形成する合成樹脂よりも高硬度な合成樹脂により一体成形されている。
挟持片11a,11bは、矩形板状に形成されており、図示のものは、長辺がリブ4の幅と略同一の寸法とされており、取付具2は、挟持片11a,11bの長辺がリブ4の端縁と略平行となるようにバンパー3に取り付けられる。以後、挟持片11a(11b)の短辺に沿う方向を便宜的に前後方向とし、挟持片11a(11b)の一組の長辺のうちリブ4に近接している側を前端(先端)、他方の長辺を後端(基端)として取付具2の各部について説明する。
挟持片11aの先端部の内表面、即ち、挟持片11bと互いに対向している面の両側縁部には、略三角錐状の係止爪13がそれぞれ突設されている。これらの係止爪13は、詳細は後述するが、取付具2がバンパー3に取り付けられた際に、リブ4に食い込んで取付具2のリブ4からの抜け落ちを阻止するものである。尚、これらの係止爪13は、挟持片11bの内表面に設けられていてもよく、また挟持片11a及び11bの両内表面に設けられていてもよい。
ヒンジ12は、挟持片11a,11bの先端縁と平行に該挟持片11a,11bの一方の側縁から他方の側縁まで延在する薄板状に形成され、これらの挟持片11a,11bの前後方向中間部の内表面にそれぞれ接続して該挟持片11a,11bを互いに連結している。ヒンジ12により互いに連結された挟持片11a,11bは、ヒンジ12を弾性変形させながら、先端部間の対向間隔を広げ、或いは狭めるようにヒンジ12を中心に揺動可能とされている。
挟持片11a,11bの基端部の内表面には、ヒンジ12との接続箇所の基端側に隣接する位置に、挟持片11a,11bの先端縁と平行に該挟持片11a,11bの一方の側縁から他方の側縁まで延在する凹溝14a,14bがそれぞれ刻設されており、これら凹溝14a,14b及びヒンジ12とでワイヤハーネス1の一部分を収容する収容空間15が画成されている。
さらに図5を参照して、ワイヤハーネス1は、その一部分を挟持片11a,11bの基端部間に画成された収容空間15内に収容される。収容空間15を画成している凹溝14a,14bの表面、及び該表面に連続するヒンジ12の側面は、前後方向と平行な断面において円弧状に湾曲しており、ワイヤハーネス1の円柱状の外形にほぼ整合するように形成されている。これにより、取付具2は、凹溝14a,14bの表面、及びヒンジ12の側面の全面でワイヤハーネス1の外周面を支持する。
挟持片11a,11bの基端部の内表面には、凹溝14a,14bの縁の基端側に隣接する位置、即ち、収容空間15内に収容されたワイヤハーネス1よりも基端寄りの位置に複数の突起16がそれぞれ設けられている。これらの突起16の突端と対向する挟持片11a又は11bの内表面との間隔は、図5に示すように、収容空間15内にワイヤハーネス1が収容されて挟持片11a,11bの基端部の対向間隔が最も広がった際に、ワイヤハーネス1の径よりも小さくなるように設定されている。
また、挟持片11a,11bの外表面には、複数のリブ17がそれぞれ突設されており、これらのリブ17は前後方向にその先端縁から基端縁まで延在している。
次に、この取付具2を用いてのワイヤハーネス1のバンパー3への固定作業を説明する。
まず、ワイヤハーネス1は、取付具2の挟持片11a,11bの基端縁の間から挿入され、挟持片11a,11bの基端部間に画成された収容空間15内に収容される。ワイヤハーネス1が挿入されるに伴い、挟持片11a,11bは、ヒンジ12を中心に基端部間の対向間隔を広げるように揺動する。図5に示すように、突起16の突端と対向する挟持片11a又は11bの内表面との間隔は、収容空間15内にワイヤハーネス1が収容されて挟持片11a,11bの基端部の対向間隔が最も広がった際にワイヤハーネス1の径よりも小さくなるように設定されており、よって、収容空間15内に収容されたワイヤハーネス1が該収容空間15から外れてしまうことが防止されている。
図5に示すように、ヒンジ12を中心に基端部間の対向間隔を広げるように揺動した挟持片11a,11bの先端部間の対向間隔は狭められており、その間隔Wはリブ4の厚み未満となっている。この状態で、取付具2は、図6及び図7に示すように、挟持片11a,11bの先端部間にリブ4が挟入されるようにしてバンパー3に取り付けられる。
図6及び図7に示すように、挟持片11a,11bの先端部間にリブ4が挟入されるに伴い、挟持片11a,11bは、ヒンジ12を中心に先端部間の対向間隔を広げるように揺動する。これにより、挟持片11a,11bの基端部間の対向間隔が狭められ、収容空間15に収容されているワイヤハーネス1は、挟持片11a,11bの基端部で挟持される。ここで、収容空間15を画成している凹溝14a,14bの表面、及び該表面に連続するヒンジ12の側面は、上述のとおりワイヤハーネス1の外形にほぼ整合するように形成されているので、挟持されたワイヤハーネス1の一部分に負荷が集中することがなく、これにより、ワイヤハーネス1の損傷が防止されている。
そして、挟持片11a,11bの基端部で挟持されたワイヤハーネス1は圧縮されるが、その際の反力は、先端部間の対向間隔Wを狭めるように挟持片11a,11bをヒンジ12を中心に揺動させる方向に作用しており、さらに、挟持片11a,11bは複数のリブ17により撓み難くなっている。そのため、挟持片11a,11bの先端部間に挟入されたリブ4は該先端部により挟持される。ここで、挟持片11aは、リブ4を形成する合成樹脂よりも高硬度な合成樹脂により形成されているので、挟持片11aの先端部の内表面に設けられた係止突起13がリブ4に確実に食い込むこととなる。これにより、取付具2のリブ4からの抜け落ちが阻止されている。
このようにしてバンパー3に取り付けられた取付具2を該バンパー3から取り外すに際しては、例えば、挟持片11a,11bの基端部を押圧してワイヤハーネス1をさらに圧縮しながら該挟持片11a,11bの先端部間の対向間隔を広げ、係止爪13とリブ4との係合を解除した後に、取付具2を後方に引き抜くことにより、取付具2をバンパー3から容易に取り外すことができる。
以上説明したように、本実施形態の取付具2によれば、バンパー3に突設されたリブ4が一対の挟持片11a,11bの先端部間に挟入されると、該一対の挟持片11a,11bが、該先端部間の対向間隔Wを拡大させるようにヒンジ12を中心に揺動し、それにより基端部間に収容したワイヤハーネス1の一部分を該基端部で挟持する。つまり、従来、ワイヤハーネスを保持する部材と、該保持部材を被取付部材に固定するための部材とに分割されていたものが取付具2として1部材とされており、取付具2のバンパー3への取り付け作業性及びバンパー3との解体作業性に優れる。また、取付具2によるワイヤハーネス1の保持、及びバンパー3への取付具2の取り付けを1工程で行うことができるので、ワイヤハーネス1をバンパー3に固定する際の作業効率に優れる。
さらに、本実施形態の取付具2によれば、ワイヤハーネス1は一対の挟持片11a,11bの基端部で挟持されて圧縮され、その際の反力は、一対の挟持片11a,11bの先端部間の対向間隔Wを狭めるように該一対の挟持片11a,11bをヒンジ12を中心に揺動させる方向に作用する。よって、一対の挟持片11a,11bの先端部間に挟入されたリブ4は該先端部により挟持され、該先端部の内表面に設けられた係止突起13が支持片に食い込むこととなる。これにより、一対の挟持片11a,11bの先端部でリブ4を強固に保持することができ、取付具2のバンパー3への固定強度を向上させることができる。
また、本実施形態の取付具2によれば、一対の挟持片11a,11bの基端部の内表面において該基端部間に収容されたワイヤハーネス1の一部分よりも基端寄りの位置に突起16が設けられており、該突起16により基端部間に収容されたワイヤハーネス1が該基端部間から外れてしまうことを防止することができ、ワイヤハーネス1をバンパー3に固定する際の作業効率に優れる。
また、本実施形態の取付具2によれば、一対の挟持片11a,11bを形成する材料はリブ4を形成する材料よりも高硬度であるので、係止爪13を確実にリブ4に食い込ませることができる。これにより、一対の挟持片11a,11bの先端部でバンパー3のリブ4を強固に保持することができ、取付具2のバンパー3への固定強度を向上させることができる。
また、本実施形態の取付具2によれば、一対の挟持片11a,11b及びヒンジ12が合成樹脂により一体成形されているから、バンパー3との解体後、これら挟持片11a,11b及びヒンジ12の分別の必要がなく、リサイクル性に優れる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
本発明に係る取付具の一実施形態の斜視図である。 図1の取付具の単体斜視図である。 図2におけるIII-III矢視断面図である。 図2におけるIV-IV矢視断面図である。 基端部間にワイヤハーネスを収容した図1の取付具の断面図である。 被取付部材に取り付けられた図1の取付具の斜視図である。 図6におけるVII-VII矢視断面図である。 従来の取付具の斜視図である。
符号の説明
1 ワイヤハーネス
2 取付具
3 バンパー(被取付部材)
4 リブ(支持片)
11a 挟持片
11b 挟持片
12 ヒンジ
13 係止爪
16 突起

Claims (4)

  1. ワイヤハーネスを被取付部材へ固定する取付具であって、
    隙間をおいて対向配置された一対の挟持片と、該一対の挟持片の中間部を互いに連結するヒンジと、を備え、
    前記一対の挟持片の基端部間に、前記ワイヤハーネスの一部分を収容し、
    前記一対の挟持片の先端部の少なくとも一方の内表面には、係止爪が突設されており、
    前記被取付部材に突設された支持片が前記一対の挟持片の前記先端部間に挟入されると、該一対の挟持片が、該先端部間の対向間隔を広げるように前記ヒンジを中心に揺動し、それにより前記基端部間に収容した前記ワイヤハーネスの一部分を該基端部で挟持することを特徴とする取付具。
  2. 前記一対の挟持片の前記基端部の少なくとも一方の内表面には、該基端部間に収容された前記ワイヤハーネスの一部分よりも基端寄りの位置に突起が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の取付具。
  3. 前記一対の挟持片が、前記支持片を形成している材料よりも高硬度な材料により形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の取付具。
  4. 前記一対の挟持片及び前記ヒンジが、合成樹脂により一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の取付具。
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