JP2007128952A - 3次元構造のコイル体及びその製造方法、並びに磁気センサ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造が容易で、小型化が可能であり、製造コストの低減化及び製品精度の向上を図る。
【解決手段】本発明に係る3次元構造のコイル体3は、基板2上に絶縁層7,13を形成し、絶縁層7,13に切欠部9,15,16を一度に形成した後、切欠部9,15,16に導電体11,18を充填する工程を複数層に渡って繰り返し行うことにより、各絶縁層7,13の導電体11,18同士を連結可能なように構成されていることを特徴とする。【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る3次元構造のコイル体3は、基板2上に絶縁層7,13を形成し、絶縁層7,13に切欠部9,15,16を一度に形成した後、切欠部9,15,16に導電体11,18を充填する工程を複数層に渡って繰り返し行うことにより、各絶縁層7,13の導電体11,18同士を連結可能なように構成されていることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、磁気センサ等のコアを囲繞するように設けられた3次元構造のコイル体及びその製造方法、並びに磁気センサ及びその製造方法に関する。
一般に、磁気センサやアンテナ等において、大バルクハウゼンジャンプ現象を起こしうる素子や超伝導素子等から成るコアの周りには、コイルが設けられている。そして、この種の従来のコイルとしては、基板上に平面状に形成され、ピックアップ用コイルとして使用されるものが知られている(例えば、特許文献1,2,3参照)。
しかし、このような平面タイプのコイルでは、実質的にコイルの一部分しか有効に使用することができないため、不経済であると共に、小型化が図り難く、また、感度が低く、ノイズの影響を受け易いといった問題があった。さらに、この種のコイルを一般的なエッチングによって製造する従来の方法では、導電体部分の厚みを大きくすることに限界があり、インピーダンスの低減も図り難いといった問題があった。
そこで、近年、これらの問題を解決するため、コアを巻回するように立体型に形成された3次元構造のコイル体とその製造方法が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開2001−194181号公報
特開2004−325344号公報
WO2005/019776号公報
特開2005−184099号公報
しかしながら、上記した従来の3次元構造のコイル体及びその製造方法では、立体型コイルを形成させるために、基板に対して溝と貫通孔をそれぞれ別々に形成させる必要があったため、製造に非常に手間が掛かり、製造コストの低減化が図り難いといった問題があった。
また、製造工数が多く、製造作業が煩雑となるため、製品精度を高めることが難しく、製品の小型化にも限界があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、製造が容易で、小型化が可能であり、製造コストの低減化及び製品精度の向上を図ることができる3次元構造のコイル体及びその製造方法、並びに磁気センサ及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記した目的を解決するため、本発明に係る3次元構造のコイル体は、基板上に絶縁層を形成し、該絶縁層に切欠部を一度に形成した後、該切欠部に導電体を充填する工程を複数層に渡って繰り返し行うことにより、前記各絶縁層の導電体同士を連結可能なように構成されていることを特徴とする。
そして、前記絶縁層は、熱可溶性レジストであり、前記切欠部は、加熱された型を前記絶縁層にプレスすることにより形成可能となっていてもよい。
また、前記絶縁層は、ポジ型のレジストであり、前記切欠部は、マスクを通して前記絶縁層に光を照射することにより形成可能となっていてもよい。
さらに、前記絶縁層は、光重合反応性の流動状レジストであり、前記切欠部は、常温の型を前記絶縁層にプレスすることにより形成可能となっていてもよい。
また、本発明に係る3次元構造のコイル体の製造方法は、基板上に絶縁層を形成し、該絶縁層に切欠部を一度に形成した後、該切欠部に導電体を充填する工程を複数層に渡って繰り返し行うことにより、前記各絶縁層の導電体同士を連結することを特徴とする。
そして、熱可溶性レジストから成る絶縁層に対して加熱された型をプレスすることにより、前記絶縁層に前記切欠部を形成してもよい。
また、ポジ型のレジストから成る絶縁層に対してマスクを通して光を照射することにより、前記絶縁層に前記切欠部を形成してもよい。
さらに、光重合反応性の流動状レジストから成る絶縁層に対して常温の型をプレスすることにより、前記絶縁層に前記切欠部を形成してもよい。
さらに、本発明に係る磁気センサは、基板上に絶縁層を形成し、該絶縁層に切欠部を一度に形成した後、該切欠部に導電体を充填する工程を複数層に渡って繰り返し行う間において、別の絶縁層上にコアを配置する工程を行うことにより、3次元構造のコイル体の内部にコアを配置可能となっていることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る磁気センサの製造方法は、基板上に絶縁層を形成し、該絶縁層に切欠部を一度に形成した後、該切欠部に導電体を充填する工程を複数層に渡って繰り返し行う間に、別の絶縁層上にコアを配置する工程を行い、3次元構造のコイル体の内部にコアを配置することを特徴とする。
本発明によれば、絶縁層毎に切欠部を一度で形成することができるため、3次元構造のコイル体及び磁気センサの製造作業が簡略化され、製造コストの低減化を図ることができる。また、工数の削減に伴い、製品精度を高めることができると共に、集積化が可能となり、製品の量産を図ることができる。
さらに、コイル体全体を有効に利用することができるため、製品の小型化を図ることができると共に、ノイズを低減し、感度を高めることができる。さらにまた、3次元構造とすることにより、コイル体の断面積を広く取ることができるため、インピーダンスを低減することができると共に、磁気センサの設計の自由度を高めることができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
先ず、図1を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る3次元構造のコイル体及び磁気センサについて説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る3次元構造のコイル体及び磁気センサを示す斜視図である。
この磁気センサ1は、平板状の基板2と、基板2上に鉛直方向に立体渦巻状に形成された3次元構造のコイル体3と、該コイル体3の内部に形成された薄板状のコア4とから構成されている。
基板2は、例えば、シリコンやガラス製で、3次元構造のコイル体3は、例えば、銅製であり、コイル体3の両端部には、第1接続端子部5、第2接続端子部6がそれぞれ形成されている。また、コア4としては、磁性体の他、大バルクハウゼンジャンプ現象を起こしうる素子、超伝導素子、磁気抵抗素子、ホール素子等であってもよい。
次に、図2〜図18を参照しつつ、本発明の第1の実施の形態に係る3次元構造のコイル体及び磁気センサの製造方法について説明する。ここで、図2〜図18は、それぞれ、本発明の第1の実施の形態に係る3次元構造のコイル体及び磁気センサの製造方法の各工程を示す斜視図である。
先ず、図2の基板2上に、絶縁層として、図3に示すように熱可溶性レジストを塗布し、下層7を形成し、この下層7に対して、上方から、図4の加熱された下層用型8を、図5に示すようにプレスする。この状態において、下層用型8及び下層7を冷却した後、図6に示すように、下層用型8を下層7から取り除き、その下層7に、切欠部として溝9を一度に形成する。
そして、図7に示すように、下層7上に銅メッキし、溝9に銅材を充填した後、図8及び図9に示すように、メッキ部分の不要部分10を取り除き、下層側導電体11を形成する。このように下層側導電体11を形成した下層7上に、図10に示すように、絶縁層としてレジストを塗布し、中間層12を形成し、この中間層12にコア4を成膜する(図11参照)。
次いで、コア4を成膜した中間層12上に、さらに絶縁層として、図12に示すようにレジストを塗布し、上層13を形成し、この上層13に対して、上方から、図13の加熱された上層用型14を、図14に示すようにプレスする。この状態において、上層用型14及び上層13を冷却した後、図15に示すように、上層用型14を上層13から取り除き、その上層13に、切欠部として溝15及び貫通孔16を一度に形成する。
そして、図16に示すように、上層13上に銅メッキし、溝15及び貫通孔16に銅材を充填した後、図17及び図18に示すように、メッキ部分の不要部分17を取り除き、第1及び第2接続端子部5,6を有する上層側導電体18を形成する。
この結果、貫通孔16に充填された銅材により連結部19が形成され、連結部19によって上層側導電体18と下層側導電体11とが接続され、図1に示す3次元構造のコイル体3及び磁気センサ1が形成される。
次に、主に、図19〜図24、図25及び図26を参照しつつ、本発明の第2の実施の形態に係る3次元構造のコイル体及び磁気センサの製造方法について説明する。ここで、図19〜図24は、それぞれ、本発明の第2の実施の形態に係る3次元構造のコイル体及び磁気センサの製造方法の各工程を示す斜視図、図25は本実施の形態に係る3次元構造のコイル体及び磁気センサの製造方法において使用する第1上層マスクを示す平面図、図26は本実施の形態に係る3次元構造のコイル体及び磁気センサの製造方法において使用する第2上層マスクを示す平面図である。なお、以下の説明においては、説明の簡略化のため、上記した第1の実施の形態の場合と同様の製造工程については、上記した第1の実施の形態の説明において使用した図面と同一の図面、図2,3,7〜12,16〜18を使用し、それらの工程に関する詳細な説明は省略する。
先ず、図2の基板2上に、絶縁層として、図3に示すように、光の照射時間を変化させ
ることで切欠深さを制御可能なタイプのポジ型のレジストを塗布し、下層7を形成し、この下層7の上方に、図19に示すように、下層マスク21をセットし、下層マスク21の上方から下層7に向ってX線を照射する。下層マスク21には、下層側導電体22のコイルパターンに対応して孔23が形成されているため、X線はその孔23を通って下層7を照射し、一度の照射で下層7に切欠部として溝24を形成する。
ることで切欠深さを制御可能なタイプのポジ型のレジストを塗布し、下層7を形成し、この下層7の上方に、図19に示すように、下層マスク21をセットし、下層マスク21の上方から下層7に向ってX線を照射する。下層マスク21には、下層側導電体22のコイルパターンに対応して孔23が形成されているため、X線はその孔23を通って下層7を照射し、一度の照射で下層7に切欠部として溝24を形成する。
そして、上記した第1の実施の形態の場合と同様に、図7〜図12に示すように、下層7に下層側導電体11を形成すると共に、中間層12にコア4を成膜し、この中間層12の上にさらに上層13を形成する。
次いで、図21に示すように、この上層13の上方に、第1上層マスク25と第2上層マスク26を第2上層マスク26が第1上層マスク25の上方に位置するように重合してセットする。
この場合、第1上層マスク25には、図25に示すように、コイルパターンに対応して、それぞれ斜め平行に複数個(図25では、17個)のスリット孔27が開口されている。そして、一方側(図25では左側)のスリット孔27の端部には、第1接続端子部5に対応して矩形孔28aが開口され、他方側(図25では右側)のスリット孔27の端部から各スリット孔27の外側を横切るように一方の端部側に向って延出する直線孔29の端部には、第2接続端子部6に対応して矩形孔28bが開口されている。
一方、この第2上層マスク26には、図26に示すように、第1上層マスク25のスリット孔27に対応する位置に、それぞれ、スリット孔30が開口されている。そして、これらの各スリット孔30の両端部30a,30bの開口幅は、第1上層マスク25のスリット孔27の開口幅より広く、該両端部間の孔30cの開口幅は、第1上層マスク25のスリット孔27の開口幅より狭く、スリット孔27の1/3の幅に設定されている。また、第2上層マスク26には、第1上層マスク25の矩形孔28a,28b及び直線孔29に対応する位置に、それぞれ、小孔31a,31b及び32が所定間隔を置いて不連続に開口されており、各小孔31a,31b及び32の開口幅は、スリット孔30の両端部間の孔30cの開口幅と同一且つ各小孔31a,31b及び32間の幅の1/2となるように設定されている。
そして、このように重合してセットされた第1及び第2上層マスク25,26の上方から、図22に示すように、上層13に向ってX線を照射する。その後、図23及び図24に示すように、第1上層マスク25に対して第2上層マスク26を、第2上層マスク26のスリット孔30の両端部間の孔30cの開口幅分ずつ、横方向(図中の矢印方向)にずらし、それぞれの状態で所定時間、X線を照射する。この結果、上層13に対するX線の照射時間は、第2上層マスク26のスリット孔30の両端部30a,30bに対応する部分33が、それ以外の孔30c、小孔31a,31b及び32に対応する部分34の3倍となるため、深さの異なる貫通孔と溝が、両端部30a,30bに対応する部分33と孔30c、小孔31,32に対応する部分34にそれぞれ一度に形成される。
そして、上記した第1の実施の形態の場合と同様に、図16〜図18に示すように、上層側導電体18を形成し、連結部19により上層側導電体18と下層側導電体11とを接続し、図1に示す3次元構造のコイル体3及び磁気センサ1を形成する。
なお、上記した第2の実施の形態において使用した下層マスク21、第1上層マスク25及び第2上層マスク26の形状や数は単なる例示に過ぎず、絶縁層に形成されるコイルパターンに応じて各種変更が可能である。
次に、図2〜図18を参照しつつ、本発明の第3の実施の形態に係る3次元構造のコイル体及び磁気センサの製造方法について説明する。なお、以下の説明においては、上記した第1の実施の形態の説明において使用した図面と同一の図面、図2〜18を使用して説明し、上記した第1の実施の形態の場合と同様の製造工程については、説明の簡略化のため、詳細な説明を省略する。
先ず、図2の基板2上に、絶縁層として、図3に示すように光重合反応性の流動状レジストを塗布し、下層7を形成し、この下層7に対して、図4の光を透過可能な常温の下層用型8を、図5に示すようにセットし、その上方から光を照射する。これによって、下層7は硬化し、その後、図6に示すように、下層用型8を下層7から取り除き、その下層7に、切欠部として溝9を一度に形成する。
その後、上記した第1の実施の形態の場合と同様に、図7〜図12に示すように、下層7に下層側導電体11を形成すると共に、中間層12にコア4を成膜し、この中間層12の上にさらに上層13を形成する。
次いで、図13に示すように、この上層13に対して、図13の光を透過可能な常温の上層用型14を、図14に示すようにセットし、その上方から光を照射する。これによって、上層13は硬化し、その後、図15に示すように、上層用型14を上層13から取り除き、その上層13に、切欠部として溝15及び貫通孔16を一度に形成する。
そして、上記した第1の実施の形態の場合と同様に、図16〜図18に示すように、上層側導電体18を形成し、連結部19により上層側導電体18と下層側導電体11とを接続し、図1に示す3次元構造のコイル体3及び磁気センサ1を形成する。
このように、上記した各実施の形態によれば、深さの異なる溝や貫通孔等の切欠部を絶縁層毎に一度に形成することができるため、3次元構造のコイル体及び磁気センサの製造作業が簡略化され、製造コストの低減化を図ることができる。また、製造工数の削減に伴い、製品精度を高めることができると共に、集積化が可能となり、製品の量産を容易に行うことができる。さらに、コイル体全体を有効に利用することができるようになるため、製品の小型化を図ることができると共に、ノイズを低減し、感度を高めることができる。さらにまた、3次元構造とすることにより、コイル体の断面積を広く取ることができるため、インピーダンスを低減することができ、磁気センサの設計の自由度を高めることもできる。
なお、上記した各実施の形態では、コア4及び中間層12を設置しているが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、コア4及び中間層12のないコイル体3に適用することも可能である。
1 磁気センサ
2 基板
3 3次元構造のコイル体
4 コア
7 下層
8 上層用型
9 溝
11 下層側導電体
13 上層
14 上層用型
15 溝
16 貫通孔
18 上層側導電体
21 下層マスク
25 第1上層マスク
26 第2上層マスク
2 基板
3 3次元構造のコイル体
4 コア
7 下層
8 上層用型
9 溝
11 下層側導電体
13 上層
14 上層用型
15 溝
16 貫通孔
18 上層側導電体
21 下層マスク
25 第1上層マスク
26 第2上層マスク
Claims (10)
- 基板上に絶縁層を形成し、該絶縁層に切欠部を一度に形成した後、該切欠部に導電体を充填する工程を複数層に渡って繰り返し行うことにより、前記各絶縁層の導電体同士を連結可能なように構成されていることを特徴とする3次元構造のコイル体。
- 前記絶縁層は、熱可溶性レジストであり、前記切欠部は、加熱された型を前記絶縁層にプレスすることにより形成可能となっている請求項1に記載の3次元構造のコイル体。
- 前記絶縁層は、ポジ型のレジストであり、前記切欠部は、マスクを通して前記絶縁層に光を照射することにより形成可能となっている請求項1に記載の3次元構造のコイル体。
- 前記絶縁層は、光重合反応性の流動状レジストであり、前記切欠部は、光を透過可能な型を前記絶縁層にセットした状態で光を照射することにより形成可能となっている請求項1に記載の3次元構造のコイル体。
- 基板上に絶縁層を形成し、該絶縁層に切欠部を一度に形成した後、該切欠部に導電体を充填する工程を複数層に渡って繰り返し行うことにより、前記各絶縁層の導電体同士を連結することを特徴とする3次元構造のコイル体の製造方法。
- 熱可溶性レジストから成る絶縁層に対して加熱された型をプレスすることにより、前記絶縁層に前記切欠部を形成する請求項6に記載の3次元構造のコイル体。
- ポジ型のレジストから成る絶縁層に対してマスクを通して光を照射することにより、前記絶縁層に前記切欠部を形成する請求項6に記載の3次元構造のコイル体。
- 光重合反応性の流動状レジストから成る絶縁層に光を透過可能な型をセットした状態で光を照射することにより、前記絶縁層に前記切欠部を形成する請求項6に記載の3次元構造のコイル体。
- 基板上に絶縁層を形成し、該絶縁層に切欠部を一度に形成した後、該切欠部に導電体を充填する工程を複数層に渡って繰り返し行う間において、別の絶縁層上にコアを配置する工程を行うことにより、3次元構造のコイル体の内部にコアを配置可能となっていることを特徴とする磁気センサ。
- 基板上に絶縁層を形成し、該絶縁層に切欠部を一度に形成した後、該切欠部に導電体を充填する工程を複数層に渡って繰り返し行う間に、別の絶縁層上にコアを配置する工程を行い、3次元構造のコイル体の内部にコアを配置することを特徴とする磁気センサの製造方法。
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