JP2007128309A - 媒体処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ロール紙に印刷されるカットマークがセンサで検知されない場合でも装置の運用を続行可能とする媒体処理装置を提供する。
【解決手段】券1枚分毎にカットマークが印刷されたロール紙2を繰り出してカットする場合、マーク検知センサ4でカットマークが検知できなかった場合、メインモータ17を所定量だけ駆動してロール紙2をカット位置まで搬送し、ロール紙2をカットする。そしてカットマークが検知されなかったことをカットマーク不検知フラグで記憶しておき、次の発券処理でさらにカットマークが検知された場合はそのまま発券処理を行い、検知されなかった場合は発券処理を中止する。これにより、カットマークがたまたま検知されない場合に、エラー処理にすることなく装置の運用を続行することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】券1枚分毎にカットマークが印刷されたロール紙2を繰り出してカットする場合、マーク検知センサ4でカットマークが検知できなかった場合、メインモータ17を所定量だけ駆動してロール紙2をカット位置まで搬送し、ロール紙2をカットする。そしてカットマークが検知されなかったことをカットマーク不検知フラグで記憶しておき、次の発券処理でさらにカットマークが検知された場合はそのまま発券処理を行い、検知されなかった場合は発券処理を中止する。これにより、カットマークがたまたま検知されない場合に、エラー処理にすることなく装置の運用を続行することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、鉄道等で使用する券発行装置等の媒体処理装置に関し、とくにロール状の媒体を収納しておき、所定の長さにカットして媒体を排出する媒体処理装置に関する。
従来、鉄道で使用される券発行装置においては、ロール紙を装置内に収納しておき、券発行の要求があった場合、ロール紙を繰り出して所定の長さ(券1枚分の長さ)に切断し、さらに切断したものに印刷を行って券として排出するようにしている。繰り出したロール紙を所定の長さに切断するためには、券1枚分の長さを検知する必要があるが、従来では、ロール紙に予め券1枚の長さ毎にマーク(カットマーク)を印刷しておき、このカットマークをセンサで検知した時点を基準にして所定距離だけロール紙を搬送することにより、券1枚分の長さだけロール紙を搬送するようにしていた。このようなロール紙に予め印刷したマークを検知して媒体の搬送を制御することは、例えば特開平5−42730号公報に開示されている。
特開平5−42730号公報
しかしながら従来の装置においては、ロール紙に印刷されるカットマークの印刷の濃度が薄い場合、センサで検知されない場合がある。この場合はエラー処理となり、装置の運用が停止される。しかしながら、検知されなかったカットマークがたまたま印刷が薄く、その後に印刷されているカットマークは検知可能である場合がある。従来の装置では、このような場合もエラー処理を行った後でなければ運用再開できないので、装置運用効率の点で不効率であるという問題があった。
上記課題を解決するために、本発明は、ロール状の媒体を繰り出して該媒体に設けたマークを検知し、媒体を所定の長さにカットして排出する媒体処理装置において、媒体の搬送時に該媒体の搬送距離を測定する搬送距離測定手段を設け、 前記マークが検知されなかった場合に、前記搬送距離測定手段による測定結果に基づいて媒体を所定距離搬送してカットすることを特徴とするものである。
上記構成の本発明によれば、媒体に設けられているマークが検知されなかった場合でも、搬送距離測定手段により測定した媒体の搬送距離に基づいて媒体を所定の長さにカットするので、エラー処理にすることなく装置の運用を続行することができる。
以下、本発明を実施するための形態を図面に従って説明する。図1は本発明の第1実施の形態による券発行装置を示す機構概略図である。なお以下に説明する実施の形態では、媒体処理装置として券発行装置を例にして説明する。
図1において、券発行装置1には、発行する券の原紙となるロール紙2が回転自在に収納されている。ロール紙2が繰り出される先には搬送路3が形成されている。搬送路3に沿って、マーク検知センサ4、カッタ部5、ロール紙セットセンサ6、磁気記録部7、印字部8および排出スタッカ9が設けられている。マーク検知センサ4は、ロール紙2に券の長さ毎に印刷されているカットマークを検知するためのセンサである。図2、図3にカットマークが印刷されているロール紙を示す。
図2、図3において、ロール紙2は外側に磁気面2aを有し、内側に印字面2bを有し、印字面2bは券1枚分毎に分かれている。印字面2bには図3に示すように、券の通番10が印刷されており、印字面2bの外側にはカットマーク11が印刷されている。
図1において、カッタ部5は、ロール紙2を所定の長さ(券1枚分の長さ)にカットするためのカッタを実装しており、カッタはカッタモータ12により駆動される。ロール紙セットセンサ6は、ロール紙2をセットする際にロール紙2の先端部を検知するセンサである。
磁気記録部7には、ロール紙2の磁気面2aに磁気記録を行う書き込みヘッド7aおよびこれに対向するプラテン7b、および磁気面2aに記録された磁気情報を読み取る読み取りヘッド7cおよびこれに対向するプラテン7dが設けられている。
印字部8には、ロール紙2の印字面2bに印字するもので、サーマルヘッド13、プラテン14、インクリボン15等から構成される。排出スタッカ9は、切断され、印字が行われた券が排出されるもので、券の購入者は排出スタッカ9に排出された券を取り出すことができる。
搬送路3には一対の搬送ローラ16が随所に回転可能に配設され、これらの搬送ローラ16により繰り出されたロール紙2およびカットされた券が搬送される。搬送ローラ16はメインモータ17により回転駆動される。
図4は第1の実施の形態の券発行装置の制御系を示すブロック図である。図4において、制御部21は券発行装置1の動作全体を制御するもので、マイクロプロセッサ等により構成され、パルスカウンタ22およびカットマーク不検知フラグ23を内蔵している。パルスカウンタ22はメインモータ17の駆動パルス数をカウントするもので、駆動パルス数をカウントすることによりロール紙2の搬送距離を測定する。カットマーク不検知フラグ23は、ロール紙2に印刷されたカットマーク11がマーク検知センサ4により検知されなかった場合にオンとされ、検知されなかったことを記憶する。
制御部21には通信部24を介して上位装置25に接続されている。上位装置25は券発行装置1に対して発券指示を与える。制御部21は上位装置25からの発券指示を受け取ると、発券処理を実行する。制御部21にはほかにセンサ制御回路26、モータ駆動回路27、磁気制御部28および印字制御部29が接続され、制御部21はこれらを制御する。
センサ制御回路26は図1に示すマーク検知センサ4およびロール紙セットセンサ6が接続され、これらのセンサ4、6を制御すると共に、センサ4、6からの信号を受信して制御部21へ出力する。モータ駆動回路27は、カッタモータ12およびメインモータ17が接続され、これらのモータ12、17を駆動する。
磁気制御部28は、磁気記録部7の書き込みヘッド7aおよび読み取りヘッド7cが接続され、これらのヘッド7a、7cを制御する。印字制御部29は、サーマルヘッド13が接続され、サーマルヘッド13を制御する。
次に第1の実施の形態の券発行装置1における発券動作を説明する。図5は第1の実施の形態の発券動作を示すフローチャートである。発券動作を行う前の券発行装置1においては、ロール紙2の先端部が搬送路3に繰り出されて、先端がロール紙セットセンサ6の検知位置に位置するようにセットされている。
上位装置25から発券指示が出され、制御部21がこれを受け取ると(ステップ1)、制御部21はモータ駆動回路27を介してメインモータ17を駆動開始する(ステップ2)。駆動開始と同時に、制御部21は、カットマーク不検知フラグ23がオンになっているかどうかを確認し(ステップ3)、オンになっていない場合には、パルスカウンタ22をセットし、メインモータ17の駆動パルス数のカウントを開始する(ステップ4)。
カットマーク不検知フラグ23がオンになっていることは、前回の発券処理動作においてカットマーク11が検知されなかったことを意味し、カットマーク不検知フラグ23がオフになっていることは、前回の発券処理動作においてカットマーク11が検知されたことを意味する。メインモータ17が駆動されることにより搬送ローラ16が回転し、ロール紙2は搬送路3を磁気記録部7へ向けて搬送される。
ロール紙2が搬送されることによりロール紙2に印刷されているカットマーク11が移動し、マーク検知センサ4の検知位置まで到達する。カットマーク11が良好に印刷されていればマーク検知センサ4によりカットマーク11が検知されるが、印刷が薄いと検知されない場合がある(ステップ5)。
カットマーク11が検知された場合、制御部21は、検知した時点から所定距離だけロール紙2を搬送する(ステップ6)。これはメインモータ17に所定数のパルスを与えて駆動することにより行う。所定距離だけ搬送すると、ロール紙2は、券1枚分の境界がカッタ部5のカッタの位置になる。ここで制御部21は、カッタモータ12を駆動し、ロール紙2をカットする(ステップ7)。
カットされたロール紙2は1枚分の券として搬送路3をさらに磁気記録部7へ向けて搬送され、磁気記録部7の書き込みヘッド7aにより必要事項が磁気記録され、読み取りヘッド7bにより磁気記録のチェックを行う。そして印字部8へ搬送され、サーマルヘッド13により印字面2bに必要事項が印字され、排出スタッカ9へ排出され、発券処理を終了する(ステップ8)。なおカッタ部5でカットされた残りのロール紙2は、先端部がロール紙セットセンサ6の検知位置に位置するところで停止させておく。
またカットマーク不検知フラグ23がオンであった場合には(ステップ9)、カットマーク不検知フラグ23をオフにし(ステップ10)、発券動作を終了する。
ステップ5においてカットマーク11が検知されなかった場合、制御部21は、カットマーク不検知フラグ23がオンになっているかどうかを確認し(ステップ11)、カットマーク不検知フラグ23がオンになっている場合には、前回の発券動作でカットマーク11が検知されなかったとして、即ち、2回連続してカットマーク11が検知されなかったとして、カットマーク不検知エラーとして発券動作を中止し、上位装置25にその旨を通知する(ステップ12)。なおこの場合の中止は、一時的な中断状態の意味も含むものである。
カットマーク不検知フラグ23がオンになっていない場合、制御部21は、前回の発券動作でカットマーク11が検知されており、今回はカットマーク11が検知されなかったとして、カットマーク不検知フラグ23をオンにする(ステップ13)とともに、パルスカウンタ22でカウントしているメインモータ17の駆動パルス数が所定の数になるまでメインモータ17を駆動する(ステップ14)。
メインモータ17の駆動パルス数が所定の数になるまでメインモータ17を駆動することにより、ロール紙2は、券1枚分の境界がカッタ部5のカッタの位置に到達するまで搬送される。ここで制御部21は、カッタモータ12を駆動し、ロール紙2をカットする(ステップ15)。
この後はカットマーク11が検知された場合と同様に、カットされたロール紙2は1枚分の券として搬送路3をさらに磁気記録部7へ向けて搬送され、磁気記録部7の書き込みヘッド7aにより必要事項が磁気記録され、読み取りヘッド7bにより磁気記録のチェックを行う。そして印字部8へ搬送され、サーマルヘッド13により印字面2bに必要事項が印字され、排出スタッカ9へ排出され、発券処理を終了する(ステップ16)。そしてカッタ部5でカットされた残りのロール紙2は、先端部がロール紙セットセンサ6の検知位置に位置するところで停止させておく。なおパルスカウンタ22のカウント値はクリアされる。
以上のように第1の実施の形態によれば、カット位置までのロール紙2の搬送をメインモータ17の駆動パルスをカウントすることにより行うようにしたので、カットマーク11がたまたま検知されなかった場合でも、正確な位置でロール紙2をカットすることができ、発券処理を行うことが可能となる。そして次の発券指示の際にカットマーク11が検知されれば、そのまま発券動作を続行するので、不必要な装置の中断を防止することが可能になる。
上記実施の形態ではカットマーク11の不検知が2回連続した場合に発券動作を中止するようにしたが、3回以上連続した場合に発券動作を中止するようにしても良い。その場合は、カットマーク11の不検知の回数をカウントし、所定の回数になったら発券動作を中止とし、それまではカット位置までのロール紙2の搬送をメインモータ17の駆動パルスをカウントすることにより行うようにすればよい。
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態の券発行装置は、機構的な構成は前記第1の実施の形態の券発行装置と同様であり、相違点は、上位装置から発券指示が出される前に事前にロール紙をカット位置まで搬送しておくようにし、その際、カットマークが検知されなかった場合、カット位置までのロール紙の搬送をメインモータの駆動パルスをカウントすることにより行うようにしたものである。
次に第2の実施の形態の発券動作を図6に示すフローチャートにより説明する。図6は第2の実施の形態の発券動作を示すフローチャートである。なお説明に当たっては図1および図4に示す各要素を流用する。
まず上位装置25から発券指示が出される前に、上位装置25から券発行装置1に対してプリセット動作指示が出される(ステップ21)。プリセット動作は、発券指示が出される前に事前にロール紙をカット位置まで搬送しておく動作である。なおプリセット動作指示が出される前に、ロール紙2の先端部はロール紙セットセンサ6の検出位置に位置するようにセットされている。
プリセット動作指示が出されると、制御部21はモータ駆動回路27を介してメインモータ17を駆動開始する(ステップ22)。駆動開始と同時に、制御部21は、カットマーク不検知フラグ23がオンになっているかどうかを確認し(ステップ23)、オンになっていない場合には、パルスカウンタ22をセットし、メインモータ17の駆動パルス数のカウントを開始する(ステップ24)。
カットマーク不検知フラグ23がオンになっていることは、上述したように、前回の発券処理動作においてカットマーク11が検知されなかったことを意味し、カットマーク不検知フラグ23がオフになっていることは、前回の発券処理動作においてカットマーク11が検知されたことを意味する。メインモータ17が駆動されることにより搬送ローラ16が回転し、ロール紙2は搬送路3をカット位置へ向けて搬送される。
ロール紙2が搬送されることによりロール紙2に印刷されているカットマーク11が移動し、マーク検知センサ4の検知位置まで到達する。ここでカットマーク11が検知されると(ステップ25)、制御部21は、検知した時点から所定距離だけロール紙2を搬送する(ステップ26)。これはメインモータ17に所定数のパルスを与えて駆動することにより行う。所定距離だけ搬送すると、ロール紙2は、券1枚分の境界がカッタ部5のカッタの位置になる。ここで制御部21は、メインモータ17の駆動を停止し(ステップ27)、待機状態に入る。
上位装置25から発券指示を受けると(ステップ28)、制御部21はカッタモータ12を駆動し、ロール紙2をカットする(ステップ29)。そしてメインモータ17を駆動し、カットされたロール紙2を1枚分の券として搬送路3をさらに磁気記録部7へ向けて搬送し、磁気記録部7の書き込みヘッド7aにより必要事項を磁気記録するとともに、読み取りヘッド7bにより磁気記録のチェックを行う。そして印字部8へ搬送し、サーマルヘッド13により印字面2bに必要事項を印字し、排出スタッカ9へ排出して、発券処理を終了する(ステップ30)。
発券処理を終了すると、制御部21はその旨を上位装置25に通知し、これに対して上位装置25は券発行装置1に対してプリセット動作指示を出す。プリセット動作指示を受け取ると、制御部21はモータ駆動回路27を介してメインモータ17を駆動して、残りのロール紙2を、券1枚分の境界がカッタ部5のカッタの位置になる位置、即ち、カット位置にまで搬送させておく(ステップ31)。
また制御部21は、カットマーク不検知フラグ23がオンであるかどうかチェックし(ステップ32)、オンであった場合にはカットマーク不検知フラグ23をオフにし(ステップ33)、発券動作を終了する。
ステップ25においてカットマーク11が検知されなかった場合、制御部21は、カットマーク不検知フラグ23がオンになっているかどうかを確認し(ステップ34)、カットマーク不検知フラグ23がオンになっている場合には、前回の発券動作でカットマーク11が検知されなかったとして、即ち、2回連続してカットマーク11が検知されなかったとして、カットマーク不検知エラーとして発券動作を中止し、上位装置25にその旨を通知する(ステップ35)。
カットマーク不検知フラグ23がオンになっていない場合、制御部21は、前回の発券動作でカットマーク11が検知されており、今回はカットマーク11が検知されなかったとして、カットマーク不検知フラグ23をオンにする(ステップ36)とともに、パルスカウンタ22でカウントしているメインモータ17の駆動パルス数が所定の数になるまでメインモータ17を駆動する(ステップ37)。
メインモータ17の駆動パルス数が所定の数になるまでメインモータ17を駆動することにより、ロール紙2は、券1枚分の境界がカッタ部5のカッタの位置に到達するまで搬送される。ここで制御部21は、メインモータ17の駆動を停止し(ステップ38)、待機状態に入る。
上位装置25から発券指示を受けると(ステップ39)、制御部21はカッタモータ12を駆動し、ロール紙2をカットする(ステップ40)。この後はカットマーク11が検知された場合と同様に、メインモータ17を駆動し、カットされたロール紙2を1枚分の券として搬送路3をさらに磁気記録部7へ向けて搬送し、磁気記録部7の書き込みヘッド7aにより必要事項を磁気記録するとともに、読み取りヘッド7bにより磁気記録のチェックを行う。そして印字部8へ搬送し、サーマルヘッド13により印字面2bに必要事項を印字し、排出スタッカ9へ排出して、発券処理を終了する(ステップ41)。
発券処理を終了すると、制御部21はその旨を上位装置25に通知し、これに対して上位装置25は券発行装置1に対してプリセット動作指示を出す。プリセット動作指示を受け取ると、制御部21はモータ駆動回路27を介してメインモータ17を駆動して、残りのロール紙2を、券1枚分の境界がカッタ部5のカッタの位置になる位置、即ち、カット位置にまで搬送させておく(ステップ42)。
以上のように第2の実施の形態によれば、カット位置までのロール紙2の搬送をメインモータ17の駆動パルスをカウントすることにより行うようにしたので、カットマーク11がたまたま検知されなかった場合でも、正確な位置でロール紙2をカットすることができ、発券処理を行うことが可能となる。そして次の発券指示の際にカットマーク11が検知されれば、そのまま発券動作を続行するので、不必要な装置の中断を防止することが可能になる。
また発券指示が出される前にプリセット動作によりロール紙2をカット位置まで搬送させておくので、発券指示が出されてから券を排出するまでの時間が短縮され、高速発券が可能となる。
また第2の実施の形態でも、3回以上連続した場合に発券動作を中止するようにしても良い。さらに上記の説明では、プリセット動作を上位装置25からの指示により行うようにしているが、券発行装置1のファームウェア処理により行うようにしても良い。
また上記各実施の形態では、カットマーク11が検知されなかったことをカットマーク不検知フラグ23をオンすることにより記憶するようにしているが、他の手段として、券発行装置1のファームウェアで記憶するようにしても良い。さらに上記各実施の形態では、券発行装置を例にして説明したが、ロール状の媒体を繰り出してマークを基準にしてカットを行う装置であれば、本発明は他の装置にも適用可能である。
1 券発行装置
2 ロール紙
5 カット部
11 カットマーク
21 制御部
22 パルスカウンタ
23 カットマーク不検知フラグ
2 ロール紙
5 カット部
11 カットマーク
21 制御部
22 パルスカウンタ
23 カットマーク不検知フラグ
Claims (4)
- ロール状の媒体を繰り出して該媒体に設けたマークを検知し、媒体を所定の長さにカットして排出する媒体処理装置において、
媒体の搬送時に該媒体の搬送距離を測定する搬送距離測定手段を設け、
前記マークが検知されなかった場合に、前記搬送距離測定手段による測定結果に基づいて媒体を所定距離搬送してカットすることを特徴とする媒体処理装置。 - 前記搬送距離測定手段は、媒体を搬送するためのパルスモータのパルス数を計数することにより媒体の搬送距離を測定する請求項1記載の媒体処理装置。
- 前記マークが検知されなかったことを記憶する記憶手段を有し、
前記マークが検知されなかったことが連続した場合、処理動作を中止する請求項1または2記載の媒体処理装置。 - 媒体の処理は上位装置からの指示により開始されるものであり、
前記搬送距離測定手段による媒体の搬送距離の測定は、前記上位装置からの指示が出される前に行われる請求項1記載の媒体処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005320837A JP2007128309A (ja) | 2005-11-04 | 2005-11-04 | 媒体処理装置 |
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JP2007128309A true JP2007128309A (ja) | 2007-05-24 |
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JP2005320837A Pending JP2007128309A (ja) | 2005-11-04 | 2005-11-04 | 媒体処理装置 |
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-
2005
- 2005-11-04 JP JP2005320837A patent/JP2007128309A/ja active Pending
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