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JP2007127139A - ブリーザ装置 - Google Patents

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JP2007127139A
JP2007127139A JP2005317815A JP2005317815A JP2007127139A JP 2007127139 A JP2007127139 A JP 2007127139A JP 2005317815 A JP2005317815 A JP 2005317815A JP 2005317815 A JP2005317815 A JP 2005317815A JP 2007127139 A JP2007127139 A JP 2007127139A
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Japan
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valve
hole
pressure
intake
exhaust
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Application number
JP2005317815A
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English (en)
Inventor
Koji Akutagawa
浩次 芥川
Masayuki Tasaka
雅幸 田阪
Hiroshi Asane
浩史 朝根
Masaru Yoneyama
賢 米山
Shinichi Kakimoto
伸一 柿本
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/027Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】オイル漏れを防止するものでありながら、吸気と排気とを可能とするブリーザ装置を提供する。
【解決手段】ブリーザバルブ1には、取付けられる密封装置の密封空間と外部とを連通する通路10に介在するように、排気孔5cと吸気孔5bとを有する介在板5が備えられており、第1スプリング9により介在板5の排気孔5cを閉塞するように付勢された第1バルブ8と、第2スプリング7により介在板5の吸気孔5bを閉塞するように付勢された第2バルブ6とが、該介在板5を介して対向するように配置されている。これにより、1本のブリーザバルブ1によって、オイル漏れを防止するものでありながら、吸気と排気との双方が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば車輌に搭載される自動変速機、ディファレンシャル装置など、密封空間に液体が封入された密封装置の上部に取付けて好適なブリーザ装置に関する。
従来、例えば車輌に搭載される自動変速機、ディファレンシャル装置等に代表される密封装置には、密封されたケース内部に潤滑油が封入されており、その潤滑油の漏れを防止し、かつ内部の内圧が高くならないように外気を連通させるブリーザ装置(ブリーザプラグ)が備えられている(特許文献1)。このものは、例えば自動車のディファレンシャル装置に用いられ、外気側から付勢するスプリングによってバルブがキャップに向けて付勢されるように構成されており、通常状態では密封空間を密封して、例えば車輌が傾いた際などに潤滑油を封止し、また、内圧が高くなった際には、その内圧によりスプリングの付勢力に反してバルブをキャップより離反させ、内部と外気とを連通させて、内圧を減圧する(排気する)ことを可能としている。
特開昭58−13171号公報
ところで、上述したブリーザ装置は、比較的小さいケース(密封空間)を有する密封装置(比較的小さいディファレンシャル装置)に用いられているものであり、例えば長時間の駆動状態の後に水溜りに入った場合など、高温状態から急激に冷されたとしても、あまりケースが収縮せず、該密封空間の内圧が急激に下がることがない密封装置に用いられている。
しかし、例えば自動変速機等に代表される比較的大きいケース(密封空間)を有する密封装置においては、高温状態から急激に冷されると、ケースが収縮して密封空間の内圧が急激に下がる場合が生じる。このため、上述のような排気だけが可能なブリーザ装置を用いると、急激な内圧変化によって、例えばケースより突出する回転軸をシールしているシールリングが変形ないし脱落し、シールリングとしての機能を損なう虞や、密封装置の内部の機能(例えば変速機構の機能)を損なう虞もある。
そこで、例えば上記排気だけが可能なブリーザ装置とは別に、オイルを封止し、かつ吸気が可能な逆止弁を新たに配設することが考えられる。しかしながら、ブリーザ装置と逆止弁とを配設するためには、例えばケースに2箇所の孔を穿設する必要があり、ケース強度の増強に伴うケースの肥大化等の問題を生じてしまうと共に、逆止弁を新たに設けるために部品点数の増加や、製造工程の増加も生じてしまう。更に、逆止弁を新たに配設するためには、例えば自動変速機やディファレンシャル装置等の密封装置とそれに隣接する他の装置や車体フレーム等との間に、新たに設置空間を設ける必要が生じ、搭載する車輌においても肥大化を招いてしまうという問題もある。
そこで本発明は、密封空間に封入された液体の漏れを防止するものでありながら、吸気と排気とを可能とするブリーザ装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は、液体が封入される密封空間を有する密封装置に取付けられ、該密封空間と外部との間に介在するブリーザ装置(1)において、
前記密封空間と前記外部とを連通する排気路(例えば5c)及び吸気路(例えば5b)を有する通路(10)と、
前記排気路(例えば5c)を閉塞又は開放する第1バルブ(8)と、
前記排気路(例えば5c)を閉塞するように前記第1バルブ(8)を付勢する第1付勢手段(9)と、
前記吸気路(例えば5b)を閉塞又は開放すると共に、前記第1バルブ(8)に対して対向配置された第2バルブ(6)と、
前記吸気路(例えば5b)を閉塞するように前記第2バルブ(6)を付勢する第2付勢手段(7)と、を備える、
ことを特徴とするブリーザ装置(1)にある。
請求項2に係る本発明は、前記通路(10)上に介在して、前記排気路を形成する排気孔(5c)と前記吸気路を形成する吸気孔(5b)と、を有する介在部材(5a)を備え、
前記介在部材(5a)は、前記第1バルブ(8)と前記第2バルブ(6)との間に配設される、
ことを特徴とする請求項1記載のブリーザ装置(1)にある。
請求項3に係る本発明は、前記第1バルブ(8)及び前記第2バルブ(6)が、同心(CT)上に配置されてなる、
ことを特徴とする請求項2記載のブリーザ装置(1)にある。
請求項4に係る本発明は、前記第1付勢手段(9)の付勢力を、前記密封装置の傾斜に伴い前記液体が前記排気孔(5b)を介して前記第1バルブ(8)を押圧する状態の第1の圧力(P1)より大きくなるように、かつ前記密封空間内の圧力が所定の高温状態となり高められた状態の第2の圧力(P2)より小さくなるように構成した、
ことを特徴とする請求項2または3記載のブリーザ装置(1)にある。
請求項5に係る本発明は、前記第2の圧力(P2)は、前記密封空間の密封状態を維持可能な状態の範囲内の圧力である、
ことを特徴とする請求項4記載のブリーザ装置(1)にある。
請求項6に係る本発明は、前記密封装置は、ケース本体と、該ケース本体に穿設された孔部と、該孔部より突出する回転軸と、該孔部と該回転軸との間をシールするシール部材と、を有し、
前記第2の圧力(P2)は、前記密封空間の気圧により前記シール部材が機能を維持可能な状態の範囲内の圧力である、
ことを特徴とする請求項5記載のブリーザ装置(1)にある。
請求項7に係る本発明は、前記介在部材(5a)は、中心部に前記吸気孔(5b)と、該吸気孔(5b)の外周側に前記排気孔(5c)とを有する円板状に形成されてなり、
前記第1及び前記第2付勢手段は、それぞれ第1及び第2コイルスプリング(9,7)からなり、
前記第1バルブ(8)は、前記吸気孔(5b)に対応する部分に中空孔(8a)を有し、かつ前記排気孔(5c)より大径な中空円板状に形成されて、前記排気孔(5c)を閉塞可能とされてなり、
前記第2バルブ(6)は、前記吸気孔(5b)よりも大径でかつ前記排気孔(5c)よりも小径な円板状に形成されて、前記吸気孔(5b)を閉塞可能とされてなり、
前記介在部材(5a)、前記第1及び第2コイルスプリング(9,7)、前記第1及び第2バルブ(8,6)、前記通路(10)の前記介在部材(5a)より前記密封空間側の部分(10A,10B)が同心(CT)上に配置された、
ことを特徴とする請求項2ないし6のいずれか記載のブリーザ装置(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、排気路を閉塞又は開放する第1バルブと吸気路を閉塞又は開放する第2バルブとが、密封空間と外部とを連通する通路上に対向配置されているので、密封空間に封入された液体の漏れを防止可能でありながら、吸気と排気との双方を可能にすることができる。これにより、密封装置の保護を図ることができるものでありながら、例えば新たに逆止弁を配設することを不要とすることができ、部品点数の増加、製造工程の増加、密封装置のケースや搭載する車輌の肥大化等を防ぐことができる。
請求項2に係る本発明によると、排気孔と吸気孔とを有する介在部材が、第1バルブと第2バルブとの間に配設されるので、第1バルブによる排気孔の閉塞又は開放と、第2バルブよる吸気孔の閉塞又は開放との双方を1つの介在部材により可能にすることができ、ブリーザ装置のコンパクト化を図ることができる。
請求項3に係る本発明によると、第1バルブ及び第2バルブが、同心上に配置されるので、ブリーザ装置のコンパクト化を図ることができる。
請求項4に係る本発明によると、第1付勢手段の付勢力を、密封装置の傾斜に伴い液体が排気孔を介して第1バルブを押圧する状態の第1の圧力より大きくなるように、かつ密封空間内の圧力が所定の高温状態となり高められた状態の第2の圧力より小さくなるように構成したので、例えば密封装置が傾斜(上下逆転)したとしても密封空間に封入された液体の漏れを確実に防止することができ、かつ密封空間の気圧が所定の高温状態となり高められた状態になる前に排気することができ、密封装置を確実に保護することができる。
請求項5に係る本発明によると、第2の圧力は、密封空間の密封状態を維持可能な状態の範囲内の圧力であるので、密封装置の密封状態を維持することができ、密封装置を確実に保護することができる。
請求項6に係る本発明によると、第2の圧力が、密封空間の気圧によりシール部材が機能を維持可能な状態の範囲内の圧力であるので、密封装置のシール機能を維持する状態で排気することができ、密封装置における密封状態を確実に保護することができる。
請求項7に係る本発明によると、介在部材、第1及び第2コイルスプリング、第1及び第2バルブ、通路の介在部材より密封空間側の部分が同心上に配置されているので、1本のプラグ状に構成することができ、特に従来のブリーザ装置と外形形状を大幅に変更することなく、液体の漏れの防止、及び吸気・排気が可能なブリーザ装置を提供することができる。
また、第1バルブが中空円板状に、かつ第2バルブが円板状に形成されているので、同心上で吸気と排気とを可能にすることができるものでありながら、円板状の第2バルブが通路の介在部材より密封空間側の部分と同心上にあって、例えば液体が通路より急激に流入しても、その流れを緩衝し、直接的に第1バルブに液体の流圧が生じることを防ぐことができる。これによって、より確実に液体の漏れを防止することができる。
更に、第1バルブが排気孔を開放した際に、第2バルブの外周側、排気孔、及び介在板と該第1バルブとの間(或いは中空孔)を通って排気し、かつ第2バルブが吸気孔を開放した際に、第1バルブの中空孔、吸気孔、及び該第2バルブの外周側を通って吸気することが可能となり、第1バルブ、介在部材、第2バルブの3枚の板が並列配置されたコンパクトな構成でありながら、吸気又は排気を可能とすることができる。
以下、本発明に係る実施の形態を図1乃至図5に沿って説明する。
本発明に係るブリーザ装置(以下、「ブリーザバルブ」という)1は、例えば車輌等に搭載される自動変速機(密封装置)のミッションケースの上部に穿設された取付孔に(或いはホース等を介して)嵌着されるものであり、通常時には、図1に示す上下方向(少なくともX1方向が真横より上となる方向)で用いられるものである。なお、自動変速機のミッションケースは、通常シールされて密封空間を形成しており、その密封空間内には変速歯車機構の油圧制御のためや潤滑用のためのオートマチックトランスミッションフルード(液体)(以下、「ATF」という)が封入されている。
本ブリーザバルブ1は、図1に示すように、本体ケース3とカバーケース4とからなるバルブケース2を備えており、該バルブケース2内に詳しくは後述する通路10が形成されている。該本体ケース3は、例えば比較的硬度の高い金属製或いは樹脂製からなり、略円管状の管部3Aと、詳しくは後述するガスケット5及び上記カバーケース4を装着し得る装着部3Bとを有して構成されている。
該本体ケース3の管部3Aの内部には、中心軸(同心)CTを中心とした貫通孔3aが形成されており、該上記通路10の一部の通路10Aを構成している。該管部3Aの外側には、該管部3AのX1−X2方向の略中程に鍔部3bが形成されており、該鍔部3bよりX2方向側に例えば3段の掛かり形状に形成された取付部3cが備えられている。該取付部3cは、上記自動変速機のミッションケースの上部の取付孔に圧着・取付し得るようになっており、取付時には、該鍔部3bがミッションケースに当接して位置決めされる。
一方、上記本体ケース3の装着部3Bは、全体視略フランジ状に形成されており、内部に上記貫通孔3aよりも大径で、かつ後述の第2バルブ板(第2バルブ)6よりも小径な内径を有する穴部3dが形成されて、該貫通孔3aに連通して上記通路10の一部の通路10Bを構成している。該穴部3dの内周面には、例えば周方向均等な位置に複数の溝3eが形成されており、該溝部3eに後述のガスケット5の脚部5gの係着部5hが嵌合し得るように構成されている。また、該穴部3dの開口部分は、上述のように第2バルブ板6よりも小径であるため、該第2バルブ板6がX2方向に移動駆動した際に当接する当接部3fとなっている。そして、装着部3BのX2方向の端部には、内周側がテーパ状に形成され、先端が先細形状となる圧接部3gが備えられており、後述のガスケット5に圧接されて、該ガスケット5と本体ケース3との間をシールするように構成されている。
該ガスケット5は、例えば比較的硬度の低い金属製或いは樹脂製からなり、大まかに、円板状に形成され、上記通路10に介在する形となる介在板(介在部材)5aと、該介在板5aより略鉛直方向に延設された複数の脚部5gとを有して構成されている。該ガスケット5は、該脚部5gの先端部分である係着部5hが上記ケース本体3の溝部3eの外周面に対して嵌入・係着されると共に、介在板5aの外周部分が圧接部3gの先細先端部分に圧接されて食込み、これによって本体ケース3に対してシールされた形で装着されており、上記本体ケース3の装着部3Bに対して上記中心軸CTを中心とする形で装着されている。
なお、ガスケット5の脚部5gの内周面は、後述の第2バルブ板6の外径よりも大径に形成されており、該第2バルブ板6のX1−X2方向の移動駆動を妨げないと共に、特に係着部5hが上記ケース本体3の溝部3eの外周側だけに存して該溝部3eの内周側に空隙を形成し、該第2バルブ板6が上記当接部3fに当接して穴部3dの開口部分を閉塞したとしても空気を導通する通路が確保されるように構成されている。
上記介在板5aには、図2に示すように、中心部分に吸気孔(吸気路)5bが形成されていると共に、該吸気孔5bの外周側に例えば4つの排気孔(排気路)5cが形成されている。言い換えると、外周環状部5fの内周側に、上記吸気孔5bと上記4つの排気孔5cとを区画するな内周環状部5dが4本のブリッジ5eで支持される形に形成されている。なお、本実施の形態においては、排気孔5cが4つであるものを一例として説明しているが、特に何個であっても良いことは勿論のことである。
一方、図1に示すように、上記ガスケット5に内包された形となる上記穴部3dには、介在板5aのX2方向の面に対向して配置された第2バルブ板6と、該穴部3dの底部分3hと第2バルブ板6との間に縮設された第2スプリング(第2付勢手段)7とが、上記中心軸CTを中心とした位置に備えられている。該第2バルブ板6は、例えばゴム製の円板形状からなり、その外径が上記吸気孔5bよりも大径に、かつ4つの排気孔5cの位置よりも小径となるように形成されている。これにより、該第2バルブ板6は、第2スプリング7の付勢力に基づき吸気孔5bだけを閉塞又は開放し得るように構成されている。
該第2スプリング7の付勢力は、例えば本ブリーザバルブ1が取付けられた自動変速機のミッションケースの密封空間内における気圧(以下、「内気圧」とする)が、外部の気圧(以下、「外気圧」とする)よりも低下した場合に、その差圧によって上記ミッションケースと入力軸或いは出力軸との間のシールリングがシール機能を維持可能な内気圧、即ちシールリングが変形乃至脱落してシール機能を損なうような内気圧まで低下する前に、上記第2バルブ板6がX2方向に移動駆動し得る付勢力であればよく、特に差圧が僅かであっても第2バルブ板6がX2方向に移動駆動するような比較的弱い付勢力でも足りる。
なお、ここでは、内気圧が低下した際に、一般にシールリングがシール機能を損なう圧が自動変速機を保護するための圧として最も高いため(最も圧力低下に耐えられないため)、「シールリングがシール機能を損なう内気圧」としているが、自動変速機内において、この「シールリングがシール機能を損なう内気圧」よりも高い圧でその機能を損なうその他の部位があれば、この限りではなく、この場合は、その部位の機能が損なわれる圧よりも、第2スプリング7の付勢力を弱く設定することは勿論のことである。
一方、上記本体ケース3の装着部3BのX1方向側には、全体視略カップ状に形成された例えば金属製或いは樹脂製のカバーケース4が、該カバーケース4の先端縁部4eが上記圧接部3gにカシメられる形で、装着されている。該カバーケース4の内部には、後述の第1バルブ板(第1バルブ)8よりも小径な内径を有する小径穴部4aと、該第1バルブ板8よりも大径で、上記圧接部3gの外径と略同径な内径を有する大径穴部4cとが形成されており、これら小径穴部4a及び大径穴部4cにより、上記吸気孔5b又は排気孔5cを介して上記通路10Bに連通する上記通路10の一部の通路10Cを構成している。また、該小径穴部4aの開口部分は、小径穴部4aが第1バルブ板8よりも小径であるため、該第1バルブ板8がX1方向に移動駆動した際に当接する当接部4dとなっている。そして、上記大径穴部4cの内周面には、例えば1箇所の溝部4dが形成されており(図1中左方側参照)、上記本体ケース3の圧接部3gとカバーケース4の大径穴部4cとの間に空隙を存し、上記通路10Cに連通する上記通路10の一部の通路10Dを構成している。
上記カバーケース4とガスケット5とに内包された形となる小径穴部4a及び大径穴部4cには、介在板5aのX1方向の面に対向して配置された第1バルブ板8と、該小径穴部4aの底部分4bと第1バルブ板8との間に縮設された第1スプリング(第1付勢手段)9とが、上記中心軸CTを中心とした位置に備えられている。つまり該第1バルブ板8と上述の第2バルブ板6とは、介在板5aを介して対向配置されるように構成されている。
該第1バルブ板8は、例えばゴム製で中心部分に貫通孔8aを有する中空円板形状からなり、その外径が上記排気孔5cよりも大径で、更に上記小径穴部4aの内径よりも大径となるように形成されている。また、該貫通孔8aの内径は、上記吸気孔5bよりも大径で、かつ排気孔5cよりも小径に形成されており、つまり上記介在板5aの環状部5dに重なる大きさの径に形成されている。これにより、該第1バルブ板8は、第1スプリング9の付勢力に基づき排気孔5cだけを閉塞又は開放し得るように構成されている。
該第1スプリング9の付勢力は、例えば車輌が横転した場合等に自動変速機が傾斜し、それに伴い、ミッションケース内のATFが、その自重により排気孔5cを介して第1バルブ板8を押圧する第1の圧力P1(つまり全ての排気孔5cの断面積に応じて生じる圧力)よりも強く、かつ例えば密封空間内の圧力が所定の高温状態となり高められ、内気圧が外気圧よりも上昇した場合に、その差圧によっても上記シールリングのシール機能が維持可能である圧力、即ちシールリングが変形乃至脱落してシール機能を損なうような第2の圧力P2の内気圧まで上昇する前に、上記第1バルブ板8がX1方向に移動駆動し得る付勢力であればよい。つまり、この第1スプリング9の付勢力を「F」とし、数式で示すと、「P1<F<P2」の関係であればよい。
なお、ここでは、内気圧が上昇した際に、一般にシールリングがシール機能を維持可能な範囲内の圧が自動変速機を保護するための圧の範囲として最も低いため(最も圧力上昇に耐えられないため)、第2の圧力P2を「シールリングがシール機能を維持可能な状態の範囲内の圧力」としているが、自動変速機内において、この「シールリングがシール機能を維持可能な範囲内の圧力」よりも低い圧でその機能を損なうその他の部位があれば、この限りではなく、この場合は、その部位の機能が損なわれる圧を第2の圧力P2として、該第2の圧力P2よりも第1スプリング9の付勢力を弱く設定することは勿論のことである。
以上のように本ブリーザバルブ1は、上記通路10A,10B,10C,10Dで構成される、自動変速機のミッションケース内の密封空間と外部とを連通する通路10において、該通路10A,10Bと該通路10C,10Dとの間に介在板5aが介在しており、該介在板5aを介して第1バルブ板8と第2バルブ板6とが対向配置されるように構成されている。また、全ての構成部材が、中心軸CTを中心とした同心上に配置されて、全体として従来のブリーザプラグと同様のプラグ形状を成している。
つづいて、本ブリーザバルブ1の動作について図1乃至図5に沿って説明する。まず、通常時、即ち車輌が横転してなく、外気圧と内気圧とが略々同じである状態においては、図1に示すように、第1スプリング9の付勢力によって第1バルブ板8が介在板5aにX2方向に向けて押圧され、該第1バルブ板8により排気孔5cを閉塞すると共に、第2スプリング7の付勢力によって第2バルブ板6が介在板5aにX1方向に向けて押圧され、該第2バルブ板6により排気孔5bを閉塞する。この状態においては、通路10A,10Bと通路10C,10Dとの間が遮断され、つまり自動変速機のミッションケースは、吸気及び排気を行わない状態となる。
次に、例えば自動変速機の温度が上昇した場合(所定の高温状態となった場合)など、ミッションケース内の内気圧が上述の第1の圧力P1よりも上昇した状態になると、排気孔5cを閉塞している第1バルブ板8の該排気孔5cに対応する部分に(即ち排気孔5cの断面積に対して)該第1の圧力P1が作用し、図3に示すように、第1スプリング9の付勢に反して第1バルブ板8がX1方向に押圧駆動されて該排気孔5cが開口され、通路10A,10Bと通路10C,10Dとが連通して、つまり第2バルブ板6の外周側、排気孔5c、第1バルブ板8と介在板5aとの間(或いは貫通孔8a)を通って矢印AirAに示すようにミッションケース内の空気が排気される。これによって、ミッションケース内の内気圧が減圧され、該内気圧が上述の第2の圧力P2以上になることはなく、自動変速機は保護される。
またこの際、排気孔5cより排気される空気圧が特に強い場合であっても、第1バルブ板8の外周部分が当接部4dに当接して、必要以上にX1方向に移動しないと共に、該第1バルブ板8がその空気圧によって傾斜することが防止される。
その後、上述の排気によってミッションケース内の内気圧が上記第1の圧力P1よりも減圧されると、再び第1スプリング9の付勢力が排気孔5cより排気される空気圧に勝り、該第1バルブ板8がX2方向に介在板5aを押圧して排気孔5cを閉塞し、つまり図1に示す状態に戻る。
ここで、例えば車輌が横転した場合等、自動変速機の上下方向が逆転すると、図4に示すように、本ブリーザバルブ1の上下方向(X1−X2方向)も逆転し、通路10Aを介してブリーザバルブ1内にATFが流入する。この際、そのATFの流れは、通路10Aと同心上にある円板状の第2バルブ板6の中心付近に当たって緩衝され、排気孔5cを介して直接的に第1バルブ板8に流圧が生じることはない。
このようにATFが通路10B内に流入してくると、ATFの自重が排気孔5cを介して第1バルブ板8に作用するが、上述のように第1スプリング9の付勢力が、ATFが押圧する状態の第1の圧力P1よりも強いため、第1バルブ板9がX1方向に押圧駆動されることはなく、排気孔5cが閉塞されたままとなって、つまりATFが外部(通路10C側)に漏れることはない。
一方、例えば自動変速機の温度が急激に下降した場合など、ミッションケース内の内気圧が低下した状態になると、吸気孔5bを閉塞している第2バルブ板6の該吸気孔5bに対応する部分に(即ち吸気孔5bの断面積に対して)外気圧が作用し、図5に示すように、第2スプリング7の付勢に反して第2バルブ板6がX2方向に押圧駆動されて該吸気孔5bが開口され、通路10D,10Cと通路10B,10Aとが連通して、つまり第1バルブ板8の貫通孔8a、吸気孔5b、第2バルブ板6の外周側を通って矢印AirBに示すようにミッションケース内の空気が吸気される。これによって、ミッションケース内の内気圧の負圧が解消され、該内気圧が上述しようなシールリングが機能を損なうような圧まで低下することはなく、自動変速機は保護される。
またこの際、吸気孔5bより吸気される空気圧が特に強い場合であっても、第2バルブ板6の外周部分が当接部3fに当接して、必要以上にX2方向に移動しないと共に、該第2バルブ板6がその空気圧によって傾斜することが防止される。
そして、上述の吸気によってミッションケース内の内気圧の負圧が解消されると、再び第2スプリング6の付勢力が吸気孔5bより吸気される空気圧に勝り、該第2バルブ板6がX1方向に介在板5aを押圧して吸気孔5bを閉塞し、つまり図1に示す状態に戻る。
以上説明したように本発明に係るブリーザバルブ1によると、排気孔5cを閉塞又は開放する第1バルブ板8と吸気孔5bを閉塞又は開放する第2バルブ板6とが、ミッションケース内の密封空間と外部とを連通する通路10上に対向配置されているので、ミッションケース内の密封空間に封入されたATFの漏れを防止可能でありながら、吸気と排気との双方を可能にすることができる。これにより、自動変速機の保護を図ることができるものでありながら、例えば新たに逆止弁を配設することを不要とすることができ、部品点数の増加、製造工程の増加、ミッションケースや搭載する車輌の肥大化等を防ぐことができる。
また、排気孔5cと吸気孔5bとを有する介在板5aが、第1バルブ板8と第2バルブ板6との間に配設されるので、第1バルブ板8による排気孔5cの閉塞又は開放と、第2バルブ板6よる吸気孔5bの閉塞又は開放との双方を1つの介在板5aにより可能にすることができ、ブリーザバルブ1のコンパクト化を図ることができる。
更に、第1バルブ板8及び第2バルブ板6が、同心CT上に配置されるので、ブリーザバルブ1のコンパクト化を図ることができる。
また、第1スプリング9の付勢力を、自動変速機の傾斜に伴いATFが排気孔5cを介して第1バルブ板8を押圧する状態の第1の圧力P1より大きくなるように、かつミッションケース内の密封空間内の圧力が所定の高温状態となり高められた状態の第2の圧力P2より小さくなるように構成したので、例えば自動変速機が傾斜(上下逆転)したとしても密封空間に封入されたATFの漏れを確実に防止することができ、かつ密封空間の気圧が所定の高温状態となり高められた状態になる前に排気することができ、自動変速機を確実に保護することができる。
また特に、第2の圧力P2が、密封空間の密封状態を維持可能な状態の範囲内の圧力でああって、詳細にはミッションケース内の気圧によりシールリングが機能を維持可能な状態の範囲内の圧力であるので、自動変速機のシール機能を維持可能な状態で排気することができ、自動変速機における密封状態を確実に保護することができる。
更に、介在板5a、第1及び第2コイルスプリング9,7、第1及び第2バルブ板8,6、通路10の介在板5aより密封空間側の部分の通路10A,10Bが中心軸CTの同心上に配置されているので、1本のプラグ状に構成することができ、特に従来のブリーザ装置と外形形状を大幅に変更することなく、ATFの漏れの防止、及び吸気・排気が可能なブリーザバルブ1を提供することができる。
また、第1バルブ板8が中空円板状に、かつ第2バルブ板6が円板状に形成されているので、同心上で吸気と排気とを可能にすることができるものでありながら、円板状の第2バルブ板6が通路10の介在板5aより密封空間側の部分の通路10A,10Bと同心上にあって、例えばATFが通路10Aより急激に流入しても、その流れを緩衝し、直接的に第1バルブ板8にATFの流圧が生じることを防ぐことができる。これによって、より確実にATFの漏れを防止することができる。
更に、第1バルブ板8が排気孔5cを開放した際に、第2バルブ板6の外周側、排気孔5c、及び介在板5aと該第1バルブ板8との間(或いは貫通孔8a)を通って排気し、かつ第2バルブ板6が吸気孔5bを開放した際に、第1バルブ板8の貫通孔8a、吸気孔5b、及び該第2バルブ板8の外周側を通って吸気することが可能となり、第1バルブ板8、介在板5a、第2バルブ板6の3枚の板が並列配置されたコンパクトな構成でありながら、吸気又は排気を可能とすることができる。
なお、以上説明した実施の形態においては、本ブリーザバルブ1を自動変速機に用いた場合を一例として説明したが、これに限らず、ディファレンシャル装置、燃料タンク等の密封空間に液体が封入された密封装置であれば、どのようなものにも本発明を適用し得ることは勿論のことである。また、この際の液体は、いうまでもなく、潤滑油等のオイル、ガソリン、軽油等、密封装置に応じて液体の種類が異なるものであるが、どのような液体が封入されているものであっても、本発明を適用し得る。
また、本ブリーザバルブ1は、全体視略プラグ状に形成され、特に各構成部材が同心上に配置されたものであったが、用いる密封装置やその車両搭載性に応じて、種々形状の変更がなされても、第1及び第2バルブが対向配置され、吸気・排気と液体漏れの防止とを可能にするものであれば、本発明を適用範囲内である。この際、特に通路10A,10Bが一直線上でなく、屈曲形成されて液体の流れを緩衝するもの等が考えられる。
更に、本ブリーザバルブ1は、第1バルブ板8と第2バルブ板6との間に介在板5aが介在しているものを説明したが、これに限らず、例えば第1バルブ板8が排気路を閉塞した位置に位置決めするストッパ等の部材や、例えば第2バルブ板6が吸気路を閉塞した位置に位置決めするストッパ等の部材を配設してもよく、つまり介在板5aが必ずしも間に介在していないものであっても構わない。
また、本ブリーザバルブ1においては、第1及び第2バルブが板状に形成され、それぞれコイルスプリングからなる第1及び第2スプリングで付勢するものを一例に説明したが、第1及び第2バルブの形状は、吸気孔及び排気孔を閉塞又は開放し得る形状であればよく、また、それら第1及び第2バルブを付勢できるものであれば、例えば板ばね等の付勢手段であってもよい。
本発明に係るブリーザバルブを示す断面図。 図1におけるA−A矢視断面図。 本ブリーザバルブの排気時を示す断面図。 本ブリーザバルブにオイルの圧が生じた場合を示す断面図。 本ブリーザバルブの吸気時を示す断面図。
符号の説明
1 ブリーザ装置(ブリーザバルブ)
5a 介在部材(介在板)
5b 吸気路、吸気孔
5c 排気路、排気孔
6 第2バルブ(第2バルブ板)
7 第2付勢手段、第2コイルスプリング(第2スプリング)
8 第1バルブ(第1バルブ板)
8a 中空孔(貫通孔)
9 第1付勢手段、第1コイルスプリング(第1スプリング)
10 通路
CT 同心(中心軸)
P1 第1の圧力
P2 第2の圧力

Claims (7)

  1. 液体が封入される密封空間を有する密封装置に取付けられ、該密封空間と外部との間に介在するブリーザ装置において、
    前記密封空間と前記外部とを連通する排気路及び吸気路を有する通路と、
    前記排気路を閉塞又は開放する第1バルブと、
    前記排気路を閉塞するように前記第1バルブを付勢する第1付勢手段と、
    前記吸気路を閉塞又は開放すると共に、前記第1バルブに対して対向配置された第2バルブと、
    前記吸気路を閉塞するように前記第2バルブを付勢する第2付勢手段と、を備える、
    ことを特徴とするブリーザ装置。
  2. 前記通路上に介在して、前記排気路を形成する排気孔と、前記吸気路を形成する吸気孔と、を有する介在部材を備え、
    前記介在部材は、前記第1バルブと前記第2バルブとの間に配設される、
    ことを特徴とする請求項1記載のブリーザ装置。
  3. 前記第1バルブ及び前記第2バルブが、同心上に配置されてなる、
    ことを特徴とする請求項2記載のブリーザ装置。
  4. 前記第1付勢手段の付勢力を、前記密封装置の傾斜に伴い前記液体が前記排気孔を介して前記第1バルブを押圧する状態の第1の圧力より大きくなるように、かつ前記密封空間内の圧力が所定の高温状態となり高められた状態の第2の圧力より小さくなるように構成した、
    ことを特徴とする請求項2または3記載のブリーザ装置。
  5. 前記第2の圧力は、前記密封空間の密封状態を維持可能な状態の範囲内の圧力である、
    ことを特徴とする請求項4記載のブリーザ装置。
  6. 前記密封装置は、ケース本体と、該ケース本体に穿設された孔部と、該孔部より突出する回転軸と、該孔部と該回転軸との間をシールするシール部材と、を有し、
    前記第2の圧力は、前記密封空間の気圧により前記シール部材が機能を維持可能な状態の範囲内の圧力である、
    ことを特徴とする請求項5記載のブリーザ装置。
  7. 前記介在部材は、中心部に前記吸気孔と、該吸気孔の外周側に前記排気孔とを有する円板状に形成されてなり、
    前記第1及び前記第2付勢手段は、それぞれ第1及び第2コイルスプリングからなり、
    前記第1バルブは、前記吸気孔に対応する部分に中空孔を有し、かつ前記排気孔より大径な中空円板状に形成されて、前記排気孔を閉塞可能とされてなり、
    前記第2バルブは、前記吸気孔よりも大径でかつ前記排気孔よりも小径な円板状に形成されて、前記吸気孔を閉塞可能とされてなり、
    前記介在部材、前記第1及び第2コイルスプリング、前記第1及び第2バルブ、前記通路の前記介在部材より前記密封空間側の部分が同心上に配置された、
    ことを特徴とする請求項2ないし6のいずれか記載のブリーザ装置。

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