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JP2007116627A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2007116627A JP2005308735A JP2005308735A JP2007116627A JP 2007116627 A JP2007116627 A JP 2007116627A JP 2005308735 A JP2005308735 A JP 2005308735A JP 2005308735 A JP2005308735 A JP 2005308735A JP 2007116627 A JP2007116627 A JP 2007116627A
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Tomohiro Tamaoki
智広 玉置
Kenji Hiromatsu
憲司 広松
Shunichi Komatsu
俊一 小松
Izuru Horiuchi
出 堀内
Takahiro Atomichi
高広 後路
Keizo Isemura
圭三 伊勢村
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Abstract

【課題】プリント動作時と同一の転送クロック周波数で、レジ検知時に必要なサンプリング周期を確保することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】シリアル通信により情報を受信する第1の基板と、該シリアル通信により情報を送信する第2の基板とを有する画像形成装置において、前記第1の基板が前記シリアル通信の転送ビット数を指定し、プリント動作時に転送される前記シリアル通信の転送ビット数と、プリント動作に先立って、若しくはプリント動作の間に行われる画像調整動作時に転送される前記シリアル通信の転送ビット数が異なることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式等を採用した画像形成装置に関し、特に画像形成装置内に配置された複数の基板が、シリアル通信で結ばれた構成を持つ画像形成装置に関するものである。
画像形成装置内には、様々な電気的負荷が存在し、そのうちの情報入力手段であるセンサにも種々のものがある。例えば、メカ的なフラグを組み合わせて紙の有無、搬送中の紙の先後端を検知するか、或は、給紙カセットやドアの開閉等の装置の状態を検知するフォトインタラプタ、搬送されてきた転写紙がOHPかどうかを判別するOHPセンサ、定着ローラの温度、環境温度/湿度を検知する温度センサや湿度センサ、カラー機において、各色のレジストレーションを合わせるために、感光体上や中間転写体上のトナー像を検知するレジ検知センサ等である。
従来、画像形成装置内で、これらのセンサは主たる制御基板であり、マイコンの実装されたメイン制御基板に図2のように直接接続され、センサからの束線を接続するコネクタや、センサの受け回路がメイン制御基板上で大きな面積を占めていた。このように構成された例としては、特許文献1のレジ検知センサの制御回路がある。この例では、レジ検知センサの受け回路である受光回路とその信号をサンプリングするパターン幅整形部とパターン幅、位置格納部が同一ユニット(基板)上に配置され、パターン幅整形部とパターン幅、位置格納部とCPUがバスにより接続されている。
或は、図3のようにこれらのセンサのうちマイコンがセンサの情報を受け取る周期(サンプリング周期)が長いものについては、負荷制御基板(サブ基板)にセンサの受け回路を実装して、それらのセンサからの束線をサブ基板に接続し、メイン制御基板とサブ基板間をシリアル通信で接続することで、コスト高な多層基板が使用され勝ちなメイン制御基板の面積を減らすと共に、サブ基板をセンサに近い位置に配置することで、センサ束線の這い回しを減らして、ノイズ等に強い構成を採ることが行われてきた。
特開2003−122082号公報
しかしながら、従来のシリアル通信の構成では以下のような問題が発生した。
1)低速のシリアル通信を使用した場合、全てのセンサ入力情報をシリアル通信で送ることができないため、高速な信号は個々にパラレルで転送する必要があった。
2)高速のシリアル通信を使用した場合、全てのセンサ入力情報を送ることができるが、シリアル通信の転送クロックが速くなり過ぎるため、外来ノイズや静電気に弱くなって誤動作したり、放射ノイズが大きくなるといった問題があった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とする処は、プリント動作時と同一の転送クロック周波数で、レジ検知時に必要なサンプリング周期を確保することができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、シリアル通信により情報を受信する第1の基板と、該シリアル通信により情報を送信する第2の基板とを有する画像形成装置において、前記第1の基板が前記シリアル通信の転送ビット数を指定し、プリント動作時に転送される前記シリアル通信の転送ビット数と、プリント動作に先立って、若しくはプリント動作の間に行なわれる画像調整動作時に転送される前記シリアル通信の転送ビット数が異なることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1の基板がマイコンを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第2の基板にセンサが接続されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第2の基板にレジ検知センサが接続されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、プリント動作時の前記シリアル通信の転送ビット数が、画像調整時の転送ビット数に比較して大きいことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明において、プリント動作時の前記シリアル通信の転送ビット数と画像調整時の転送ビット数の指定を、前記第1の基板から出力されるロード信号により行うことを特徴とする。
本発明によれば、複数のセンサが接続されたサブ基板とそのセンサの情報をシリアル通信により受けるメイン制御基板から成る構成において、プリント動作時には、多数のセンサの入力情報を転送する必要があるが、メイン基板のマイコンがそれらの情報を必要とするサンプリング周期が大きいため、その分シリアル転送のビット数を多くした上で、転送頻度を下げて(サンプリング周期を長くして)シリアル通信し、一方、画像調整動作時のレジ検知動作のように、転写材の搬送が行われないため、紙検知センサ等の情報を必要としない場合は、シリアル転送のビット数を少なくした上で、転送頻度を上げて(サンプリング周期を短くして)シリアル通信し、プリント動作時と同一の転送クロック周波数で、レジ検知時に必要なサンプリング周期を確保することができる。
更に、プリント動作時と画像調整時にサブ基板がメイン制御基板に転送すべきビットの指定が、メイン制御基板が出力するLOAD信号によって可能であるため、メイン制御基板とサブ基板の間で特別な信号を用意しなくても、画像形成装置の動作状態に応じて、メイン制御基板側で転送するビット数の変更制御が可能となる。
以下に本発明に係る画像形成装置の一例として複数の画像形成手段を並列に配置したタンデム型のカラー画像出力装置に適用した場合の実施形態を具体的に説明する。
図1において、画像形成装置1は電子写真方式で、複数の画像形成手段を並列に配置した所謂タンデム型のカラー画像出力装置として構成されている。
図1に示すカラー画像形成装置1は、画像読取部1aと画像出力部1bから成り、該画像読取部1aはプラテンガラス1c上に載置されるか若しくは図示しない自動原稿送り装置により搬送される原稿の原稿画像を光学的に読み取り、電気信号に変換して画像出力部1bに送る。
画像出力部1bは大別して、画像形成手段であってそれ等の構成が同一である4つのステーションa,b,c,dが並設された画像形成部10、給送カセット21a,21b及び手差しトレイ27に収容された転写材Pを給送する給送ユニット20、ステーションa,b,c,dにおいてベルト部材であって中間転写体から成る中間転写ベルト31に1次転写されたトナー画像を転写材Pに二次転写する中間転写ユニット30、転写材Pに二次転写されたトナー画像を定着する定着ユニット40、中間転写ベルト31上の残留トナーをクリーニングするクリーニングユニット50及びこれ等の各ユニットを総合的に制御するメイン制御基板60及びサブ基板66等を有して構成される。
画像形成部10では、像担持体としての感光体ドラム11a,11b,11c,11dがその中心で軸支され、図1の矢印方向に回転駆動される。感光体ドラム11a〜11dの外周面に対向して、その回転方向に一次帯電器12a,12b,12c,12d、光学系13a,13b,13c,13d、折り返しミラー16a,16b,16c,16d、現像装置14a,14b,14c,14dが配置されている。
先ず、一次帯電器12a〜12dにより感光体ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与えた後、光学系13a〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した例えばレーザービーム等の光線を感光体ドラム11a〜11d上に露光させることによって、そこに静電潜像を形成する。
更に、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色の現像剤(以下、これを「トナー」と呼ぶ)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって各色のトナーを供給して上記静電潜像を顕像化する。
顕像化された可視画像を中間転写体となる中間転写ベルト31に転写する1次転写領域Ta,Tb,Tc,Tdの下流側では、クリーニング装置15a,15b,15c,15dにより転写材Pに転写されずに感光体ドラム11a〜11d上に残された残留トナーを掻き落として各感光体ドラム11a〜11d表面の清掃を行う。以上に示した画像形成プロセスにより各色トナーによる画像形成が順次行われる。
給送ユニット20は、転写材Pを収納するための給送カセット21a,21b及び手差しトレイ27、該給送カセット21a,21b若しくは手差しトレイ27から転写材Pを1枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a,22b,26、各ピックアップローラ22a,22b,26から送り出された転写材Pをレジストローラ対25まで搬送するための給送ローラ対23及び給送ガイド24、そして、画像形成部10の画像形成タイミングに合わせて転写材Pを2次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ対25を有して構成される。
給紙ユニット内には、転写材がピックアップできたかどうかを検知する給紙センサ102と縦パス上の紙の遅れ量を検知する縦パスセンサ103、レジローラの手前にレジローラへの到達タイミングを検出するレジ前センサ101、転写材がOHPかどうかを検出するOHPセンサ104があり、図示していないが、カセット有無センサ、紙有無センサ、紙残量検知センサ、カセットサイズ検知スイッチを有する。
次に、中間転写ユニット30の構成について詳細に説明する。
ベルト部材となる中間転写ベルト31は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPVdF(ポリフッ化ビニリデン)等により構成され、中間転写ベルト31に回転駆動力を伝達する駆動ローラ32、図示しないバネ等の付勢によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ33、中間転写ベルト31を挟んで2次転写領域Teに対向する従動ローラ34に巻回して張架される。又、中間転写ベルト上に形成された画像ずれ検知用パターンを読み取るためのレジ検知センサである光センサ2a,2bが、ステーションaの下流に配置されている。
中間転写ベルト31は、駆動ローラ32とテンションローラ33との間に1次転写平面Aが形成される。
駆動ローラ32は、金属ローラの表面に数mm厚のゴム(例えば、ウレタンゴムやクロロプレンゴム)をコーティングして中間転写ベルト31とのスリップを防いでいる。又、駆動ローラ32は、図示しないパルスモータによって回転駆動される。
各感光体ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する1次転写領域Ta〜Tdで該中間転写ベルト31の裏面側には1次転写用帯電器35a,35b,35c,35dが配置されている。
中間転写ベルト31を介在して従動ローラ34に対向して2次転写ローラ36が配置されており、該中間転写ベルト31とのニップ部によって2次転写領域Teが形成されている。
2次転写ローラ36は、ベルト部材であって中間転写体となる中間転写ベルト31に対して適度な圧力で加圧されている。又、中間転写ベルト31上で2次転写領域Teよりも中間転写ベルト31の回転方向下流側には、該中間転写ベルト31上の画像形成面をクリーニングするためのクリーニングユニット5が設けられている。
クリーニングユニット50は、中間転写ベルト31表面に当接するクリーニングブレード51及び該クリーニングブレード51により掻き取られた残留トナーを収納する廃トナーボックス52が設けられている。
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーター等の熱源を備えた定着ローラ41aと、該定着ローラ41aに加圧される加圧ローラ41b(尚、該加圧ローラ41bにも熱源を備える場合もある)及び上記ローラ対41a,41bのニップ部へ転写材Pを導くための搬送ガイド43、定着ユニット40の熱を内部で閉じ込めるための定着断熱カバー46,47、又、上記ローラ対41a,41bから排出されてきた転写材Pを更に画像形成装置1の外部に導き出すための内排出ローラ対44、外排出ローラ対45、機外に排出された転写材Pを積載する排出トレイ48等を有して構成される。
二次転写領域から定着にかけては、図示していないが、二転巻き付き検知センサ、定着入り口センサ、内排紙センサ等の紙検知センサとともに、定着の温度を検知するためのサーミスタ等を有する。
画像形成装置本体には、図示していないが、本体のドアの開閉状態を検知するドア検知センサ(フォトインタラプタ)が存在する。
メイン制御基板60は、詳しくは図9に示すように、上記各ユニット内の機構の動作を制御するためのCPU(中央演算装置)61やRAM(ランダムアクセスメモリ)62、ROM(リードオンリメモリ)63、モータドライバ部64、シリアルデータをパラレルに変換するシリアル/パラレル回路65、レジ検知センサのパターン幅整形部29及びパターン幅/位置格納部(レジスタ)37等を有しており、サブ基板66にはフォトインタラプタの複数の受け回路67と、詳しくは後述するレジ検知センサの受光回路17、パラレル入力信号をシリアルに変換するパラレル/シリアル回路68等を有して構成される。本実施の形態の構成では、サブ基板66には給送ユニット部とその付近のセンサ及びスイッチが接続されており、具体的なセンサとその信号数(ビット数)を挙げると、
給紙センサ102:2ケ⇒2ビット
縦パスセンサ103:2:⇒2ビット
レジ前センサ101:1ケ⇒1ビット
OHPセンサ104:2ケ⇒2ビット
カセット有無センサ:2ケ⇒2ビット
紙有無センサ:3ケ⇒3ビット
紙残量検知センサ:4ケ⇒4ビット
カセットサイズ検知スイッチ:8ケ⇒8ビット
レジ検知センサ:2ケ⇒2ビット
計 26ビット
である。
次に、画像形成装置1のプリント動作について詳細に説明する。図9に示すCPU61は、カセット有無センサ、紙有無センサ、紙残量センサ、カセットサイズ検知スイッチからの入力情報により、プリント動作待ちの状態では、給紙可能な紙を常に把握している。又、プリント動作中においても、動作中の紙の残量や紙の有無、ユーザーのカセット操作の状態を把握するため、これらの入力情報を常に把握している。
これらのセンサやスイッチからの入力は前記したようにサブ基板66に接続され、受け回路を通った信号がパラレル/シリアル回路68に入力され、パラレル信号がシリアル信号に変換されて、シリアル通信69を使用してメイン制御基板60に転送される。メイン制御基板60では、シリアル/パラレル回路65により、シリアル通信69に載せられたセンサ入力情報がパラレル信号に変換され、それをCPU61がバスを通して定期的に読むことで、入力情報を把握する。
CPU61から画像形成動作開始信号が発せられると、選択された転写材Pの用紙サイズ等により選択された給送手段から給送動作を開始する。
例えば、図1に示す上段の給送手段から給送された場合について説明すると、先ず、ピックアップローラ22aにより給送カセット21aから転写材Pが1枚ずつ送り出される。ここで、給紙センサ102で紙が検知されない場合、転写材のピックアップに失敗したと判断して、再度給紙動作を行うリトライ動作を行う。そして、給送ローラ対23によって転写材Pが給送ガイド24の間を案内されてレジストローラ対25まで搬送される。縦パスセンサ13は、転写材の先端の検知を行い、予定されたタイミングより転写材の到達が遅れている場合は、転写材搬送ローラの回転速度を速くしてタイミングの調整を行う。
転写材がレジストローラ対25まで搬送された時には、レジストローラ対25は、停止されており、転写材P先端はレジストローラ対25のニップ部に突き当たる。レジストローラの手前には、レジ前センサ101があり、このセンサ11が転写材の先端を検知してから、所定量だけ給送ローラを駆動して止めることで、レジストローラ手前で転写材が形成するループ量を一定にする。
その後、画像形成部10が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ対25は回転を始める。
ここで、レジストローラ対の手前には図示していないがOHPセンサが存在し、転写材PがOHPである場合に画像形成条件を変更する。
レジストローラ対25の回転時期は、画像形成部10により中間転写ベルト31上に1次転写されたトナー画像と転写材Pとが2次転写領域Teにおいて丁度一致するようにその回転タイミングが設定されている。
一方、画像形成部10では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述した画像形成プロセスにより中間転写ベルト31の回転方向において最上流側にある感光体ドラム11d上に形成されたトナー画像が高電圧が印加された1次転写用帯電器35dによって1次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に1次転写される。
1次転写されたトナー画像は次の1次転写領域Tcまで搬送される。そこでは各画像形成部10間をトナー画像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前のトナー画像の上にレジストを合わせて次のトナー画像が転写される。以下も同様の工程が繰り返され、結局、4色のトナー画像が順次、中間転写ベルト31上において1次転写される。
その後、転写材Pが2次転写領域Teに進入して中間転写ベルト31に接触すると、転写材Pの通過タイミングに合わせて2次転写ローラ36に高電圧を印加させる。
そして、前述した画像形成プロセスにより中間転写ベルト31上に形成された4色のトナー画像が転写材Pの表面に転写される。その後、転写材Pは搬送ガイド43によって定着ローラ41aと加圧ローラ41bとのニップ部まで正確に案内される。
そして、これ等のローラ対41a,41bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が転写材Pの表面に定着される。その後、転写材Pは、内外排出ローラ対44,45により搬送されて機外に排出され、排出トレイ48上に積載される。
以上、本実施の形態における、画像形成装置のプリント動作を説明してきたが、ここで、プリント動作時のメイン制御基板60とサブ基板66のシリアル通信69について図11(a),(b)を使用して説明する。
図11(a)は本シリアル通信で使用される信号を示す。LOAD信号は、メイン制御基板60のシリアル/パラレル回路65が出力する、転送の開始と終了を制御する信号であり、CLK信号はシリアル転送を行うための同期クロックであり、メイン制御基板60とサブ基板66のどちらが出力しても構わないが、本実施の形態ではシリアル/パラレル回路65が出力している。
DATA信号は、サブ基板のパラレル/シリアル回路68が出力する信号であり、サブ基板66に接続されたセンサやスイッチからの入力情報をシリアルに変換して転送する。サブ基板はLOAD信号が”L”になると、クロックの立ち上がりに同期して、Bit1に割り当てられたものから順に、DATA信号上にデータを送出する。本実施の形態では、Bit1と2にレジ検知センサの入力情報が割り当てられており、最初にこれらの信号が送出される。
CLK信号の周波数は20kHzであり、周期にすると50μSである。プリント動作時は、図11(b)にあるように、サブ基板66に接続された全てのセンサの入力情報をメイン制御基板60に転送するため、26bitのデータ転送に掛かる26クロックの時間と、各転送の間にLOAD信号がHiになる1クロックを足して27クロックの転送周期となり、26クロックの長さのLOAD信号がメイン制御基板60上のシリアル/パラレル変換回路65から出力される。
即ち、5μS×27クロック=1350μSが各センサの情報がメイン制御基板60に伝わるサンプリング周期となるが、メイン制御基板60では、CPU61がバスを通して、1350μSかそれ以上の周期でこれらの情報をシリアル/パラレル回路65から読み出して使用する。プリント動作中にメイン制御基板60のCPU61が使用する、サブ基板66に接続されたセンサの情報とは、転写材の有無/種類や搬送中の転写材の先後端を検知するフォトインタラプタやOHPセンサであったり、紙の有無やカセットの状態を検知するセンサ(フォトインタラプタ)であり、サンプリング周期が長くても問題の無いものである。例えば、転写材の搬送速度が100mm/sであった場合、1350μSで転写材が移動する距離は0.135mmという値であるため、転写材の位置を把握するためのサンプリングの分解能としては十分であることが分かる。
メイン制御基板60上のシリアル/パラレル回路65を図14(a),(b)を使用して説明する。
カウンタ/ラッチパルス回路141は、LOAD信号が”L”の間、カウント動作を行い、カウント値に応じたラッチパルス1〜ラッチパルス26を発生する。ラッチ回路1(1402)、ラッチ回路2(1403)〜ラッチ回路26(1427:図示せず)はトランスペアレントラッチ回路であり、ラッチイネーブル信号LEとデータ入力D、データ出力Qを持ち、各ラッチパルスとDATAが入力され、対応するデータがラッチされ、ラッチデータ1〜ラッチデータ26として出力される。これらのラッチデータは、シリアル/パラレル回路65内で、メイン制御基板60上のCPU61が読み取ることが可能なレジスタとして展開され、周期的にCPUが読み出して使用するとともに、ラッチデータ1及び2はパラレルデータとしても出力され、パターン幅整形部29に入力される。
次に、画像調整動作時に行われるレジストレーション補正動作について図4〜図9を用いて説明する。
CPU61からの指示でレジストレーション補正動作が始まり、画像ずれ検知用パターン3を検知すると、図4に示すレジ検知センサである光センサ2a,2b及び図5に示す受光回路17によって電気信号に変換されて、サブ基板60上のパラレル/シリアル回路68に入力され、パラレル信号がシリアル信号に変換されて、シリアル通信69を使用してメイン制御基板60に転送される。メイン制御基板60では、シリアル/パラレル回路65により、シリアル通信69に載せられたセンサ入力情報がパラレル信号に変換され、これがパターン幅整形部29に入力される。
図4は光センサ2a,2bが中間転写ベルト31上の画像ずれ検知用パターン3を検知する様子を示したものであり、画像ずれ検知用パターン3をLED4aとフォトトランジスタ4b等の発光素子、受光素子から成る光センサ2a,2bで読み取る。この光センサ2a,2bは、プロセス方向と直交する方向に所定の距離をおいて2組み配置されており、画像ずれ検知用パターン3もこの光センサ2a,2b上を通過するように形成される。
尚、中間転写ベルト31には光センサ2a,2b内の発光素子となるLED4aが照射する光(例えば赤外光)の反射率が画像ずれ検知用パターン3の反射率に比べて大きい材質のものを使用しており、この反射率の違いにより画像ずれ検知用パターン3のパターン検知を可能としている。
図5はLED4aから照射された光が画像ずれ検知用パターン3若しくは中間転写ベルト31に反射し、その反射光を受光素子となるフォトトランジスタ4bが受光した際の出力信号を電気信号に変換する受光回路17を示す。
図4及び図5において、光センサ2a,2bにより中間転写ベルト31の部位を検知すると反射光量が大きいためフォトトランジスタ4bには光電流が多く流れて、抵抗器5で電流/電圧変換され、抵抗器6,7,8とオペアンプ9で増幅される。
一方、光センサ2a,2bにより画像ずれ検知用パターン3を検知すると反射光量が小さいためフォトトランジスタ4bには中間転写ベルト31の部位に比べて少ない光電流が流れ、同様に抵抗器5で電流/電圧変換され、抵抗器6,7,8とオペアンプ9で増幅される。
中間転写ベルト31の部位→画像ずれ検知用パターン3→中間転写ベルト31の部位の順番で受光回路17が反射光を検知した様子を図6に示す。
図6において、光センサ2a,2bにより中間転写ベルト31を検知した転写ベルト検知レベルVaと、画像ずれ検知用パターン3を検知したパターン検知レベルVbとの中間に閾値レベルVtを設定する。
この閾値レベルVtは図5に示す可変抵抗器18により設定され、フォトトランジスタ4bを流れる光電流が、電流/電圧変換されてオペアンプ9から出力された電圧値と、可変抵抗器18により設定された閾値レベルVtの電圧値とをコンパレータ19により比較することで、図6に示すパターン検知出力28を作り出すことができる。
ここで、画像調整動作時に行われるレジストレーション補正動作時のメイン制御基板60とサブ基板66のシリアル通信69について図11(c)を使用して説明する。
LOAD信号、CLK信号、DATA信号はプリント動作時と同じ意味の信号であるが、メイン制御基板が出力するLOAD信号の長さが異なる。CLK信号の周波数はプリント動作時と同様に20kHzであり、周期にすると50μSである。レジストレーション補正動作時は、図11(c)にあるように、サブ基板に接続されたレジ検知センサ2a,2bの入力情報がメイン制御基板60に転送される。そのため、2bitのデータ転送に掛かる2クロックの時間と、各転送の間にLOAD信号がHiになる1クロックを足して3クロックの転送周期になる。即ち、50μS×3クロック=150μSが各センサの情報がメイン制御基板60に伝わるサンプリング周期となる。
メイン制御基板60では、シリアル/パラレル回路65を通ることで、パラレル信号となったレジ検知センサ2a,2bの出力信号がパターン幅整形部29に入力される。ここで、レジストレーション補正動作時の中間転写ベルトの移動速度が100mm/sであった場合、150μSで転写材が移動する距離は15μSである。つまり、レジ検知センサ2a,2bの出力信号が、サブ基板66とメイン制御基板60の間のシリアル通信により、150μS(15μm)毎にサンプリングされていることになる。レジストレーション補正動作は各色間の相対位置のずれを補正するものであるが、このずれが大きいと色味の違いとなって知覚されるため、150μm以下にすることが望ましい。よって、15μm毎のサンプリングにより、各色間のレジのずれをレジ検知センサ2a,2bで検出することで、最終的に150μm以下の補正が実現される。
レジストレーション補正動作時のメイン制御基板60上のシリアル/パラレル回路65を図14(c)を使用して説明する。プリント動作時と同様に、カウンタ/ラッチパルス回路141は、LOAD信号が”L”の間、カウント動作を行い、カウント値に応じたラッチパルス1〜ラッチパルス26を発生する。レジストレーション補正動作時には、LOAD信号が2クロック分しか出力されないため、カウンタは”2”までしかカウントアップせず、ラッチ回路1(1402)、ラッチ回路2(1403)のみ動作する。よって、図14(c)のように、150μS毎にラッチデータ1,2が更新され、それらがパラレルデータとして出力され、パターン幅整形部29に入力されることで、レジストレーション補正動作に使用される。
パターン幅整形部29では、図8に示すように、傷や汚れによる受光回路の出力が除去されるよう、CPU61が設定する一定時間T以上出力が継続したときのみ画像ずれ検知用パターン3であると判別し、パターン幅及びパターン位置をパターン幅、位置格納部(レジスタ)37で格納する制御を行う。このパターン幅整形部29とパターン幅、位置格納部37の制御に関しては詳しくは後述する。
そして、パターン幅、位置格納部37に格納されたデータに基づいて、各色に相当する各感光体ドラム11a〜11d上でのレジストレーションのずれをCPU61とROM63に格納されたテーブル等を用いて計算し、記録されるべき画像信号に電気的補正を行ったり、モータドライバ部64により各折り返しミラー16a〜16dを制御するモータを駆動制御してレーザービーム光路中に設けられている各折り返しミラー16a〜16dを制御し、光路長変化或は光路変化の補正を行っている。
本実施の形態において、画像を形成する複数の画像形成手段となる感光体ドラム11a〜11dは、該感光体ドラム11a〜11dによって形成される各々の画像のずれを補正するための画像ずれ検知用パターン3を形成するパターン形成手段を兼ねている、
次に、図10を用いてパターン幅、位置格納部(レジスタ)37におけるデータ格納タイミングを説明する。図7に示すパターン幅整形部29で得られたパターン幅整形部出力信号に基づきカウンタを動作させ、更にはラッチタイミング信号を生成し、データを格納していく。
例えば、図7に示すような画像ずれ検知用パターン3が図10に示すような信号で得られた場合、図13に示すパターン幅、位置格納部37のDレジスタにはカウンタ値「0」が格納される。
続いて、Eレジスタには「100」、Fレジスタには「150」、Gレジスタには「110」、…と、その後も各レジスタに各カウンタ値データの格納が行われる。これにより、画像ずれ検知用パターン3のパターン幅、更にパターンの間隔を検知することができ、最初に検知した信号からの絶対位置を求めることも可能となる。
次に、上述したパターン検知手段となるパターン幅整形部29の検知結果に基づいて、画像形成手段となる各感光体ドラム11a〜11dのレジストレーションを補正するレジストレーション補正手段によるレジストレーション補正動作シーケンスを図8のフローチャートを用いて説明する。
図9に示すCPU61は、例えば、画像形成装置1の電源投入時や電源を投入してから所定時間後、画像形成が行えるタイミングでレジストレーション補正動作を行う。
レジストレーション補正動作が始まると、図12に示すステップS1で中間転写ベルト31を回転駆動させ、ステップS2で、各感光体ドラム11a〜11dにより該中間転写ベルト31に対して画像ずれ検知用パターン3の書き込みを開始する。中間転写ベルト31上に書き込まれた画像ずれ検知用パターン3が光センサ2a,2bを通過する前にLED4aを点灯させ(ステップS3)、ステップS4で画像ずれ検知用パターン3の検知動作を開始する。
ステップS4では、前述したように、光センサ2a,2bからの信号を受光回路17、画像ずれ検知用パターン3のパターン幅を整形するパターン幅整形部29を介すことで傷や汚れ等による誤検知信号を除去し、画像ずれ検知用パターン3のパターン幅や位置をパターン幅、位置格納部(レジスタ)37に示すレジスタD〜Sに順次格納する。
ステップS5でLED4aを消灯すると共に中間転写ベルト31の回転駆動を停止し、パターン幅、間隔検知動作を終了してステップS6に進み、前記各レジスタD〜Sに格納されたデータ及びROM63に格納されているテーブル等に基づき記録されるべき画像信号に電気的補正及びレーザービーム光路中に設けられている折り返しミラー16a〜16dを駆動して、光路長変化或は光路変化の補正を行って、レジストレーション補正動作を終了する。
例えば、図7では画像ずれ検知用パターン3を読み取った場合の該画像ずれ検知用パターン3が格納されている様子を示す。光センサ2a,2bは画像ずれ検知用パターン3aを読み取ることで得られる画像ずれ検知用パターン出力を基に画像ずれ検知用パターン3aの位置データ及び幅データをレジスタD,E,F,Gに格納する。
同様に、光センサ2a,2bが各画像ずれ検知用パターン3b〜3dを読み取ることで得られる画像ずれ検知用パターン出力を基に画像ずれ検知用パターン3b〜3dの位置データ及び幅データを各レジスタH〜Sにそれぞれ格納する。
本発明に係る画像形成装置の断面図である。 画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 光センサが中間転写ベルト上の画像ずれ検知用パターンを検知する様子を示す図である。 反射光を受光素子となるフォトトランジスタが受光した際の出力信号を電気信号に変換する受光回路を示す図である。 受光回路が反射光を検知した様子を示す図である。 画像ずれ検知用パターン3を示す図である。 パターン幅整形部における画像ずれ検知用パターンの判別とそれに伴う制御を示す図である。 画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 パターン幅、位置格納部(レジスタ)におけるデータ格納タイミングを示す図である。 画像調整動作時に行われるレジストレーション補正動作時のメイン制御基板とサブ基板のシリアル通信を示す図である。 レジストレーション補正動作を説明するフローチャートである。 画像ずれ検知用パターン読み取りデータを示す図である。 メイン制御基板上のシリアル/パラレル回路の構成と動作を説明する図である。
符号の説明
1 カラー画像形成装置
10 画像形成部
20 給送ユニット
30 中間転写ユニット
40 定着ユニット
50 クリーニングユニット
60 メイン制御基板

Claims (6)

  1. シリアル通信により情報を受信する第1の基板と、該シリアル通信により情報を送信する第2の基板とを有する画像形成装置において、
    前記第1の基板が前記シリアル通信の転送ビット数を指定し、プリント動作時に転送される前記シリアル通信の転送ビット数と、プリント動作に先立って、若しくはプリント動作の間に行なわれる画像調整動作時に転送される前記シリアル通信の転送ビット数が異なることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の基板がマイコンを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の基板にセンサが接続されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の基板にレジ検知センサが接続されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. プリント動作時の前記シリアル通信の転送ビット数が、画像調整時の転送ビット数に比較して大きいことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. プリント動作時の前記シリアル通信の転送ビット数と画像調整時の転送ビット数の指定を、前記第1の基板から出力されるロード信号により行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013114589A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Seiko Epson Corp マイクロコントローラー

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