JP2007112190A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、自動車等に備えてある車両用シートにおいて、簡便な操作でリラックス状態にするシートを提供する。
【解決手段】 フロントシート10にはフロントシートバック10aとフロントシートクッション10bが付設してあり、リアシート20にはリアシートの姿勢を変化させる姿勢変化手段と着座者の頭部を覆うキャノピー60を備えている。
そして、リアシート20をリラックス状態にする操作をすると、フロントシート10がリラックス状態に対応する状態にした後に、姿勢変化手段とキャノピー60をリラックス状態に作動する。
【選択図】 図1
【解決手段】 フロントシート10にはフロントシートバック10aとフロントシートクッション10bが付設してあり、リアシート20にはリアシートの姿勢を変化させる姿勢変化手段と着座者の頭部を覆うキャノピー60を備えている。
そして、リアシート20をリラックス状態にする操作をすると、フロントシート10がリラックス状態に対応する状態にした後に、姿勢変化手段とキャノピー60をリラックス状態に作動する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車等に使用する車両用シートに関し、特に、リラックス状態にする車両用シートに関する。
従来、自動車等には、フロントシートとリアシートが有り、リアシートにはリラックスするために、足を持ち上げるオットマンや、背中の形状に合わせるための中折れ機構、更には、着座者のプライベート空間を作るキャノピーを備えている。尚、オットマンを備えた車両については、例えば、特開2005−96644号公報がある。
又、前記リアシートの前部には、オットマンや中折れ機構やキャノピーを操作する操作箱が備えてあり、この操作箱にはオットマン釦、中折れ機構釦、キャノピー釦が設けてある。
そして、リアシートの座っている着座者は、リラックスするために、前記オットマン釦を押すと、オットマンが持ち上がって足を持ち上げる状態になる。又、中折れ機構釦を押すと、リアシートの中折れ機構が作動して、背中の曲がりに合うようにリアシートの中途が曲折し、キャノピー釦を押すとキャノピーが着座者の頭の上から覆いリラックスできる。
そして、リアシートの座っている着座者は、リラックスするために、前記オットマン釦を押すと、オットマンが持ち上がって足を持ち上げる状態になる。又、中折れ機構釦を押すと、リアシートの中折れ機構が作動して、背中の曲がりに合うようにリアシートの中途が曲折し、キャノピー釦を押すとキャノピーが着座者の頭の上から覆いリラックスできる。
前記のように、オットマンや中折れ機構やキャノピーを操作するためには、操作箱に設けてある各々の操作釦を操作する必要があるので、着座者は、操作が面倒である。
そこで、本発明は、車両の着座者がリラックス状態にする場合、簡便な操作でリラックス状態になる車両シートを提供する。
そこで、本発明は、車両の着座者がリラックス状態にする場合、簡便な操作でリラックス状態になる車両シートを提供する。
請求項1の車両用シートは、フロントシートとリアシートを配置し、フロントシートにはフロントシートバックとフロントシートクッションが付設してあり、リアシートにはリアシートの姿勢を変化させる姿勢変化手段と着座者の頭部を覆うキャノピーを備えている。
そして、リアシートをリラックス状態にする操作をすると、フロントシートがリラックス状態に対応する状態にした後に、前記姿勢変化手段とキャノピーをリラックス状態に作動する。
又、請求項2の車両用シートは、姿勢変化手段として中折れ機構若しくはオットマン機構若しくはリアシートクッション若しくはそれらの組合せである。
請求項3の車両用シートは、リアシートをリラックス状態にする操作をすると、姿勢変化手段を作動させた後に、キャノピーを作動させ、リラックス状態を解除する操作をすると、キャノピーを作動させ後に姿勢変化手段を作動させる。
そして、リアシートをリラックス状態にする操作をすると、フロントシートがリラックス状態に対応する状態にした後に、前記姿勢変化手段とキャノピーをリラックス状態に作動する。
又、請求項2の車両用シートは、姿勢変化手段として中折れ機構若しくはオットマン機構若しくはリアシートクッション若しくはそれらの組合せである。
請求項3の車両用シートは、リアシートをリラックス状態にする操作をすると、姿勢変化手段を作動させた後に、キャノピーを作動させ、リラックス状態を解除する操作をすると、キャノピーを作動させ後に姿勢変化手段を作動させる。
請求項1の車両用シートの発明は、通常状態からリラックス状態に、所謂、ワンタッチで行うことができる。
又、請求項2の車両用シートの発明は、姿勢変化手段として中折れ機構若しくはオットマン機構若しくはリアシートクッション若しくはそれらの組合せで構成できるので、何れを選択するかによって、種々のリラックスした姿勢をとることができる。
又、請求項3の車両用シートは、姿勢変化手段とキャノピーの操作により、着座者の乗降を妨げない。
又、請求項2の車両用シートの発明は、姿勢変化手段として中折れ機構若しくはオットマン機構若しくはリアシートクッション若しくはそれらの組合せで構成できるので、何れを選択するかによって、種々のリラックスした姿勢をとることができる。
又、請求項3の車両用シートは、姿勢変化手段とキャノピーの操作により、着座者の乗降を妨げない。
本願の発明を添付図面を参照して説明する。
図1、2は、車両の室内に配置のフロントシート10とリアシート20を示し、図1は着座者がリラックス状態の図、図2は通常状態の図である。
フロントシート10は、フロントシートバック10aとフロントシートクッション10bで構成してある。そして、前記フロントシートクッション10bは、車両の床に対して前後動可能なフロントスライダ12に取り付けてあり、このフロントスライダ12はフロントスライドモータ12aを介して前後動する。
尚、このフロントスライドモータ12aは、正逆回転数を計数し、前記フロントシートクッション10bがフロントスライダ12における何れの位置にいるかが判る。即ち、前記フロントスライドモータ12aの正逆回転数は、フロントシートクッション10bの車両の床に対する位置が判り、フロントシートクッション位置検出器を構成する。
図1、2は、車両の室内に配置のフロントシート10とリアシート20を示し、図1は着座者がリラックス状態の図、図2は通常状態の図である。
フロントシート10は、フロントシートバック10aとフロントシートクッション10bで構成してある。そして、前記フロントシートクッション10bは、車両の床に対して前後動可能なフロントスライダ12に取り付けてあり、このフロントスライダ12はフロントスライドモータ12aを介して前後動する。
尚、このフロントスライドモータ12aは、正逆回転数を計数し、前記フロントシートクッション10bがフロントスライダ12における何れの位置にいるかが判る。即ち、前記フロントスライドモータ12aの正逆回転数は、フロントシートクッション10bの車両の床に対する位置が判り、フロントシートクッション位置検出器を構成する。
又、前記フロントシートクッション10bには着座検出器14が取り付けてあり、着座者が座って居るか否かを検出する。この着座検出器14は、後記で詳述するが、安全面に対する要素をなす。
又、前記フロントシートシートバック10aは、前記フロントシートシートクッション10bの右端部(後端部)を基準に前後傾動する機構を備えている。そして、この前後傾動機構は、フロントリクライニングモータ13の回転による送りネジ(図示略)を介して動作させる。
尚、このフロントリクライニングモータ13の正逆回転数を計数し、前記フロントシートシートバック10aの傾動位置(角度)が判るようになっていて、フロントシートバック10aの位置を検出するフロントシートバック検出器を構成している。
又、前記フロントシートシートバック10aは、前記フロントシートシートクッション10bの右端部(後端部)を基準に前後傾動する機構を備えている。そして、この前後傾動機構は、フロントリクライニングモータ13の回転による送りネジ(図示略)を介して動作させる。
尚、このフロントリクライニングモータ13の正逆回転数を計数し、前記フロントシートシートバック10aの傾動位置(角度)が判るようになっていて、フロントシートバック10aの位置を検出するフロントシートバック検出器を構成している。
次に、着座者100がリラックス状態で着座しているリアシート20について、図1を参照して説明する。このリアシート20は、リアシートバック20aとリアシートクッション20bで構成してある。
又、リアシート20を変化させてリラックスさせる姿勢変化手段として、リアシートクッション、オットマン機構、中折れ機構を単独で構成してもよいし、或は適宜の組合せで構成してもよい。
また、前記リアシートクッション20bの端部には、良く知られた、足を載置可能な水平の使用状態と垂直な通常状態になるオットマン21が取り付けてあり、このオットマン21はオットマンモータ21aを介する回動機構で回動可能になっている。
この回動機構はリンクで構成してあり、支軸25に対してピン結合の主動リンク26と、この主動リンク26とオットマン本体27の支持フレーム28とをピン結合して四節リンクを構成する揺動リンク29a、29bと、一方の揺動リンク29bにピン結合され、揺動リンク29a、29bを揺動操作する操作リンク30とを備えている。又、操作リンク30の端部はベース部材31にピン結合され、ベース部材31の端部は支軸25で回動可能に結合してある。
又、リアシート20を変化させてリラックスさせる姿勢変化手段として、リアシートクッション、オットマン機構、中折れ機構を単独で構成してもよいし、或は適宜の組合せで構成してもよい。
また、前記リアシートクッション20bの端部には、良く知られた、足を載置可能な水平の使用状態と垂直な通常状態になるオットマン21が取り付けてあり、このオットマン21はオットマンモータ21aを介する回動機構で回動可能になっている。
この回動機構はリンクで構成してあり、支軸25に対してピン結合の主動リンク26と、この主動リンク26とオットマン本体27の支持フレーム28とをピン結合して四節リンクを構成する揺動リンク29a、29bと、一方の揺動リンク29bにピン結合され、揺動リンク29a、29bを揺動操作する操作リンク30とを備えている。又、操作リンク30の端部はベース部材31にピン結合され、ベース部材31の端部は支軸25で回動可能に結合してある。
前記オットマンモータ21aを正転させると、前記支軸25を中心に、主動リンク26が反時計方向に回転して、各揺動リンク29a、29b、操作リンク30及びベース部材31がピン結合で回動し、図1に示すリラックス可能な、オットマン21を使用状態にする。
一方、オットマンモータ21aを逆転させると、前記支軸25を中心に、主動リンク26が時計方向に回転して、各揺動リンク29a、29b、操作リンク30及びベース部材31がピン結合で回動し、通常状態にする(図2)。
尚、前記オットマンモータ21aの回転数の計数によって、オットマン21の使用状態か、通常状態かの位置(状態)を検出するオットマン検出器を構成している。又、尚、オットマン21とオットマンモータ21a及び前記リンク機構とでオットマン機構を構成する。
一方、オットマンモータ21aを逆転させると、前記支軸25を中心に、主動リンク26が時計方向に回転して、各揺動リンク29a、29b、操作リンク30及びベース部材31がピン結合で回動し、通常状態にする(図2)。
尚、前記オットマンモータ21aの回転数の計数によって、オットマン21の使用状態か、通常状態かの位置(状態)を検出するオットマン検出器を構成している。又、尚、オットマン21とオットマンモータ21a及び前記リンク機構とでオットマン機構を構成する。
前記リアシートクッション20bは、車両の床に対して前後動可能なリアスライダ35に取り付けてあり、このリアスライダ35はリアスライドモータ35aを介して前後動する。従って、リアシートクッション20bは前記リアスライドモータ35aの回転によって、前後動する。
又、前記リアシートクッション20bの前後動に対して動作する前連結杆40と、この前連結杆40に連結部材43で結合してある後連結杆41が取り付けてある。又、この前連結杆40はリアシートクッション20b側に、後連結杆41はリアシートバック20a側に設けてあり、後連結杆41の下端部には固定回動軸42が形成してあり、一方の他端部には誘導溝45が形成してある。
又、前記リアシートクッション20bの前後動に対して動作する前連結杆40と、この前連結杆40に連結部材43で結合してある後連結杆41が取り付けてある。又、この前連結杆40はリアシートクッション20b側に、後連結杆41はリアシートバック20a側に設けてあり、後連結杆41の下端部には固定回動軸42が形成してあり、一方の他端部には誘導溝45が形成してある。
そして、前記リアシートクッション20bが前後動すると、前連結杆40が連動して移動し、この前連結杆40の移動に伴って、前記連結部材43が固定回動軸42を中心に回動する。そして、この回動に伴って、後連結杆41は前記誘導溝45で誘導されながら回動して、リアシートバック20aを傾斜させる(図1)。
尚、前記リアスライドモータ35aの回転数によって、リアシートクッション20bの床に対する位置が判るようになっていて、リアシートクッション20bの位置を検出するリアシートクッション検出器を構成している。
尚、前記リアスライドモータ35aの回転数によって、リアシートクッション20bの床に対する位置が判るようになっていて、リアシートクッション20bの位置を検出するリアシートクッション検出器を構成している。
次に、リアシートバック20aの中折れ機構について説明する。
リアシートバック20aには、下連結杆50と上連結杆51が設けてあり、回動軸52で回動可能に連結してある。従って、下連結杆50は回動軸52で自由回動可能である。
又、中折れモータ53を介して送りネジ54が設けてあり、この送りネジ54によって、前記上連結杆51は前記回動軸52で回動する。
従って、この上連結杆51の位置によって、リアシートバック20aは回動軸52を中心に、予め決められた傾斜状態になり(図1)、前記中折れモータ53を逆転すると、図2に示すように、着座者が通常状態で着座する状態のリアシートバック20aの位置になる。
尚、前記中折れモータ53の回転数の計数によって、リアシートバック20aが中折れ状態であるか否かの中折れ検出器を構成している。
リアシートバック20aには、下連結杆50と上連結杆51が設けてあり、回動軸52で回動可能に連結してある。従って、下連結杆50は回動軸52で自由回動可能である。
又、中折れモータ53を介して送りネジ54が設けてあり、この送りネジ54によって、前記上連結杆51は前記回動軸52で回動する。
従って、この上連結杆51の位置によって、リアシートバック20aは回動軸52を中心に、予め決められた傾斜状態になり(図1)、前記中折れモータ53を逆転すると、図2に示すように、着座者が通常状態で着座する状態のリアシートバック20aの位置になる。
尚、前記中折れモータ53の回転数の計数によって、リアシートバック20aが中折れ状態であるか否かの中折れ検出器を構成している。
又、リアシートバック20aの頂部には、キャノピー60が取り付けてあり、キャノピー60が着座者の頭の上から覆い、リラックスできる状態にしたり、リアシートバック20aの後ろ側に収納可能になっている。
リアシートバック20aの中央には、キャノピーモータ61が取り付けてあり、下プーリ62を介して回転力を、その下プーリ62の上に設置の上プーリ63にベルト64を介して伝達する。又、上プーリ63の回転軸65には、第1の誘導杆66が取り付けてあり、その他端部は前記キャノピー60に固定してある。又、前記回転軸65に固定の支持板67には、第2の誘導杆68が回転可能に取り付けてあり、その他端部は、前記キャノピー60に固定してある。
リアシートバック20aの中央には、キャノピーモータ61が取り付けてあり、下プーリ62を介して回転力を、その下プーリ62の上に設置の上プーリ63にベルト64を介して伝達する。又、上プーリ63の回転軸65には、第1の誘導杆66が取り付けてあり、その他端部は前記キャノピー60に固定してある。又、前記回転軸65に固定の支持板67には、第2の誘導杆68が回転可能に取り付けてあり、その他端部は、前記キャノピー60に固定してある。
前記キャノピーモータ61を逆回転すると、下プーリ、上プーリが回転し、第1の誘導杆66が時計方向に回転すると共に、第2の誘導杆68も時計方向に回転し、キャノピー60を着座者の頭の上からリアシートバック20aの後ろ側に収納する。又、キャノピーモータ61を正回転すると、前記とは逆の動作になり、キャノピー60はリアシートバック20aの後ろ側から着座者の頭の上に到る。
尚、キャノピーモータ61の回転数によって、キャノピー60が収納位置か使用状態であるか否かを検出するキャノピー検出器を構成する。
尚、キャノピーモータ61の回転数によって、キャノピー60が収納位置か使用状態であるか否かを検出するキャノピー検出器を構成する。
次に、前記構成におけるリラックス状態にするための、オットマン、中折れ機構及びキャノピーの操作について説明する。
リアシートの前部には、図3(A)に示すように、オットマンや中折れ機構やキャノピーを操作する操作箱98が備えてある。そして、この操作箱98には、手動操作(単体操作)用のオットマン釦90、中折れ機構釦91、キャノピー釦92と、自動変動するリラックス釦93及び緊急停止釦95が設けてある。
リアシートの前部には、図3(A)に示すように、オットマンや中折れ機構やキャノピーを操作する操作箱98が備えてある。そして、この操作箱98には、手動操作(単体操作)用のオットマン釦90、中折れ機構釦91、キャノピー釦92と、自動変動するリラックス釦93及び緊急停止釦95が設けてある。
尚、前記各釦90、91、92、93は、押す毎に、モータ回転が先に起動したときの反対方向に回転して、状態変更をするように構成してあり、緊急停止釦95を押すと、現在可動中のモータ及びその後稼動するモータの全てが停止する。
又、各釦90、91、92、93を押すと、各モータの回転数は予め決められていて、所定回転数になったとき停止するように制御される。
又、各釦90、91、92、93を押すと、各モータの回転数は予め決められていて、所定回転数になったとき停止するように制御される。
又、図3(B)には制御ブロックを示し、制御装置(CPU、RAM、ROM等で構成)には、フロントシートクッション位置検出器、フロントシートバック検出器、着座検出器14、オットマン検出器、リアシートクッション検出器、中折れ検出器、キャノピー検出器からの信号を入力し、後述の制御フローに従って、フロントスライドモータ12a、フロントリクライニングモータ13、オットマンモータ21a、リアスライドモータ35a、中折れモータ53、及びキャノピーモータ61を制御する。
尚、前記各検出器は、モータの回転数で行っているが、リミットスイッチ、光電管等で、各々の位置(角度)を検出するように構成してもよい。
尚、前記各検出器は、モータの回転数で行っているが、リミットスイッチ、光電管等で、各々の位置(角度)を検出するように構成してもよい。
(単体の操作)
この単体操作は、制御フローを示すのを略す。
(1)オットマンの操作
リアシートに座っている着座者は、リラックスするために、オットマン釦90を押すと、オットマンモータ21aが正回転し、図1に示すリラックス可能な、オットマン21を使用状態になる。
又、再度、オットマン釦90を押すと、オットマンモータ21aが逆回転し、オットマン21を図2に示す通常状態になる。
尚、このオットマン釦90を押すと、後述のリラックス釦93と異なり、フロントシートクッション10bの位置に無関係に作動する。
この単体操作は、制御フローを示すのを略す。
(1)オットマンの操作
リアシートに座っている着座者は、リラックスするために、オットマン釦90を押すと、オットマンモータ21aが正回転し、図1に示すリラックス可能な、オットマン21を使用状態になる。
又、再度、オットマン釦90を押すと、オットマンモータ21aが逆回転し、オットマン21を図2に示す通常状態になる。
尚、このオットマン釦90を押すと、後述のリラックス釦93と異なり、フロントシートクッション10bの位置に無関係に作動する。
(2)中折れ機構
中折れ釦91を操作すると、リアシートクッション20bの移動と共に、リアシートバック20aの中折れ機構が作動する。
具体的には、先ず、リアスライドモータ35aが正回転して、リアシートクッション20bを移動させる。その後、中折れモータ53が正回転し、上連結杆51が回動軸52で回動し、リアシートバック20aは予め決められた状態に傾斜する。
又、次に、再度、中折れ釦91を操作すると、中折れモータ53が逆回転し、前記とは逆の動作になり、リアシートバック20aは予め決められた他の状態に傾斜し、その後、リアスライドモータ35aが逆回転して、リアシートクッション20bを元の状態に戻す。
尚、この中折れ釦91を押すと、後述のリラックス釦93と異なり、フロントシートクッション10bの位置に無関係に作動する。
中折れ釦91を操作すると、リアシートクッション20bの移動と共に、リアシートバック20aの中折れ機構が作動する。
具体的には、先ず、リアスライドモータ35aが正回転して、リアシートクッション20bを移動させる。その後、中折れモータ53が正回転し、上連結杆51が回動軸52で回動し、リアシートバック20aは予め決められた状態に傾斜する。
又、次に、再度、中折れ釦91を操作すると、中折れモータ53が逆回転し、前記とは逆の動作になり、リアシートバック20aは予め決められた他の状態に傾斜し、その後、リアスライドモータ35aが逆回転して、リアシートクッション20bを元の状態に戻す。
尚、この中折れ釦91を押すと、後述のリラックス釦93と異なり、フロントシートクッション10bの位置に無関係に作動する。
(3)キャノピー
キャノピー釦92を押すと、キャノピーモータ61が逆回転し、キャノピー60を着座者の頭の上からシートバック20aの後ろ側に収納する。
又、更に、キャノピー釦92を押すと、キャノピーモータ61が正回転して、キャノピー60はリアシートバック20aの後ろ側から着座者の頭の上に到って、頭を覆う。
キャノピー釦92を押すと、キャノピーモータ61が逆回転し、キャノピー60を着座者の頭の上からシートバック20aの後ろ側に収納する。
又、更に、キャノピー釦92を押すと、キャノピーモータ61が正回転して、キャノピー60はリアシートバック20aの後ろ側から着座者の頭の上に到って、頭を覆う。
(4)リラックス釦
このリラックス釦93を押したときの制御フローを図4に示す。
先ず、リラックス釦93が押されたか否かを判断する(S1)。そして、リラックス釦93が押されたときには、着座検出器14によって、フロントシート10に着座者が座っているか否かを判断し(S2)、着座者が座っているときには、警報を鳴らした後に(S3)、安全を確保するために作動を停止する制御をするか、或は、安全確認をした後に、リラックス状態にする各機器を作動させるか、何れかを選択して構成する。
尚、この実施例では、安全を確認のために警報を鳴らした後にS4に進む。
このS4では、F=0か否かを判断する。このF=0の場合には、現在、通常状態であることを示し、F=1の時には、現在、リラック状態であることを示す。
このリラックス釦93を押したときの制御フローを図4に示す。
先ず、リラックス釦93が押されたか否かを判断する(S1)。そして、リラックス釦93が押されたときには、着座検出器14によって、フロントシート10に着座者が座っているか否かを判断し(S2)、着座者が座っているときには、警報を鳴らした後に(S3)、安全を確保するために作動を停止する制御をするか、或は、安全確認をした後に、リラックス状態にする各機器を作動させるか、何れかを選択して構成する。
尚、この実施例では、安全を確認のために警報を鳴らした後にS4に進む。
このS4では、F=0か否かを判断する。このF=0の場合には、現在、通常状態であることを示し、F=1の時には、現在、リラック状態であることを示す。
そして、前記S4において、F=0のときには、通常状態からリラックス状態に変更するので、フロントシートクッション位置検出器とフロントシートバック検出器からフロントシートがリラックス状態か否かを判断する(S5)。
そして、図2(通常状態)に示す通常状態のときには、フロントシートクッション10bの位置が後側に、フロントシートバック10aも後側に傾斜している時には、フロントスライドモータ12aとフロントリクライニングモータ13を起動して(S6)、図1に示すリラックス状態にしてS5に戻る。
そして、図2(通常状態)に示す通常状態のときには、フロントシートクッション10bの位置が後側に、フロントシートバック10aも後側に傾斜している時には、フロントスライドモータ12aとフロントリクライニングモータ13を起動して(S6)、図1に示すリラックス状態にしてS5に戻る。
一方、既に、フロントシートクッション10bとフロントシートバック10aが、リラックス状態であるときには、S7に進む。
このS7では、リアシートクッション検出器と中折れ検出器及びオットマンモータ21aから、リアシート20がリラックス状態であるか否かを判断する。
そして、リラックス状態でないときには、リアスライドモータ35aを起動し、その後、中折れモータ53を起動し、その後に、オットマンモータ21aを起動し(S6A)、リラックス状態にした後にS7に戻る。
このS7では、リアシートクッション検出器と中折れ検出器及びオットマンモータ21aから、リアシート20がリラックス状態であるか否かを判断する。
そして、リラックス状態でないときには、リアスライドモータ35aを起動し、その後、中折れモータ53を起動し、その後に、オットマンモータ21aを起動し(S6A)、リラックス状態にした後にS7に戻る。
一方、前記S7でリラックス状態であるときには、キャノピーモータ61を起動する(S8)。
そして、このキャノピーモータ61が所定回転数になると停止し、F=1にセットして終了する(S9)。終了時に、F=1にセットしたので、次回に、リラックス釦93を押すと、S10から始める。
そして、このキャノピーモータ61が所定回転数になると停止し、F=1にセットして終了する(S9)。終了時に、F=1にセットしたので、次回に、リラックス釦93を押すと、S10から始める。
このS10以後は、リラックス状態から通常状態に戻す制御であり、S10では、キャノピー60がリラックス状態であるか否かを判断する。
そして、キャノピー60がリラックス状態であるときには、キャノピーモータ61を起動して、キャノピー60を通常状態にする(S11)。一方、キャノピー60が通常状態であるときには、S12に進む。
そして、キャノピー60がリラックス状態であるときには、キャノピーモータ61を起動して、キャノピー60を通常状態にする(S11)。一方、キャノピー60が通常状態であるときには、S12に進む。
次に、リアシート20がリラックス状態であるか否かを判断し(S12)、通常状態であるときには、S14に進む。一方、リラックス状態であるときには、中折れモータ53を起動して通常状態にし、その後(或は同時に)、リアスライドモータ35aを起動して通常状態にする(S13)。
次に、フロントシート10がリラックス状態であるか否かを判断し(S14)、通常状態であるときにはS16に進む。一方、リラックス状態であるときには、フロントスライドモータ12aを起動して、フロントシートクッション10bを通常状態に戻し、その後(或は同時に)、フロントリクライニングモータ13を起動して、フロントシートバック10aを通常状態に戻す(S15)。そして、F=0にセットして終了する(S16)。
次に、フロントシート10がリラックス状態であるか否かを判断し(S14)、通常状態であるときにはS16に進む。一方、リラックス状態であるときには、フロントスライドモータ12aを起動して、フロントシートクッション10bを通常状態に戻し、その後(或は同時に)、フロントリクライニングモータ13を起動して、フロントシートバック10aを通常状態に戻す(S15)。そして、F=0にセットして終了する(S16)。
以上のように、リラックス釦93を押す毎に、リラックス状態と通常状態に、交互に変更でき便利である。
尚、例えば、通常状態からリラックス状態に変更するとき、フロントシートバック10aの状態等の位置(状態)を判断した後に、次の動作を実施しているが、これらの条件は、各機器の構造、構成等を考慮して適宜選択する。即ち、何れの機器を作動させた後に、他の機器を作動させるかは、構成機器によって異なるので、それらの機器の構成に合わせて条件を設定する。
尚、例えば、通常状態からリラックス状態に変更するとき、フロントシートバック10aの状態等の位置(状態)を判断した後に、次の動作を実施しているが、これらの条件は、各機器の構造、構成等を考慮して適宜選択する。即ち、何れの機器を作動させた後に、他の機器を作動させるかは、構成機器によって異なるので、それらの機器の構成に合わせて条件を設定する。
10 フロントシート
12a フロントスライドモータ
13 フロントリクライニングモータ
14 着座検出器
20 リアシート
21a オットマンモータ
35a リアスライドモータ
53 中折れモータ
61 キャノピーモータ
12a フロントスライドモータ
13 フロントリクライニングモータ
14 着座検出器
20 リアシート
21a オットマンモータ
35a リアスライドモータ
53 中折れモータ
61 キャノピーモータ
Claims (3)
- フロントシートとリアシートを配置し、
前記フロントシートにはフロントシートバックとフロントシートクッションが付設してあり、
前記リアシートにはリアシートの姿勢を変化させる姿勢変化手段と着座者の頭部を覆うキャノピーを備える車両用シートであって、
リアシートをリラックス状態にする操作をすると、
前記フロントシートをリラックス状態に対応する状態にした後に、前記姿勢変化手段とキャノピーをリラックス状態に作動することを特徴とする車両用シート。 - 前記姿勢変化手段が、中折れ機構若しくはオットマン機構若しくはリアシートクッション若しくはそれらの組合せであることを特徴とする請求項1の車両用シート。
- リアシートをリラックス状態にする操作をすると、姿勢変化手段を作動させた後に、キャノピーを作動させ、リラックス状態を解除する操作をすると、キャノピーを作動させ後に姿勢変化手段を作動させることを特徴とする請求項1又は請求項2の車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005302910A JP2007112190A (ja) | 2005-10-18 | 2005-10-18 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005302910A JP2007112190A (ja) | 2005-10-18 | 2005-10-18 | 車両用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007112190A true JP2007112190A (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=38094785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005302910A Pending JP2007112190A (ja) | 2005-10-18 | 2005-10-18 | 車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007112190A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10391889B2 (en) | 2015-12-04 | 2019-08-27 | Hyundai Motor Company | System for controlling rear seat according to seating mode and method therefor |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0182940U (ja) * | 1987-11-26 | 1989-06-02 | ||
JPH01145631U (ja) * | 1988-03-16 | 1989-10-06 | ||
JPH05507213A (ja) * | 1990-03-20 | 1993-10-21 | フェリング、ジェラルド、ジェイ. | 調節できるキャノピーを持つ椅子 |
-
2005
- 2005-10-18 JP JP2005302910A patent/JP2007112190A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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A977 | Report on retrieval |
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