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JP2007110466A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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JP2007110466A
JP2007110466A JP2005299711A JP2005299711A JP2007110466A JP 2007110466 A JP2007110466 A JP 2007110466A JP 2005299711 A JP2005299711 A JP 2005299711A JP 2005299711 A JP2005299711 A JP 2005299711A JP 2007110466 A JP2007110466 A JP 2007110466A
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Kazushi Nishikata
一志 西方
Masanobu Shikato
正信 鹿戸
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Abstract

【課題】本発明は、高精度で調整されたキャリッジの輸送時の移動、振動を防止し、キャリッジの損傷・破損を抑制するキャリッジのロック機構を備えた画像読取装置において、ユーザ設置時におけるキャリッジのロックを確実に解除できる画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る画像読取装置の代表的な構成は、原稿を載置する原稿台ガラス4と、載置された原稿を原稿台ガラス4に付勢する原稿押え板5と、原稿台ガラス4の下部に配置され、移動しながら原稿台ガラス4上に載置された原稿を読み取るキャリッジ10と、キャリッジ10を装置筐体に固定するロック機構(爪部14、キャリッジロック20)と、を有し、ロック機構によりキャリッジ10を固定したロック状態で、原稿押え板5の原稿押え動作により、ロック機構によるキャリッジ10の固定が解除された解除状態になることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像読取装置およびこれを備えた画像形成装置に関するものである。
近年、デジタルイメージスキャナに代表される画像読取装置は、単体として利用されるものや、コピー機能、ファックス機能、プリンタ機能と組み合わせた複写機やプリンタ等の画像形成装置が提案されている。
図12は従来の画像読取装置の斜視図である。図13は従来の画像読取装置内部の構成図である。図12、図13に示すように、画像読取装置101は、読取キャリッジ(以下、キャリッジ)110を有している。
キャリッジ110は、副走査方向(矢印A方向)の両端をガイド軸108、ガイドレール116で支持される。キャリッジ110は、不図示のモータ、ギアを介し、ベルト109により駆動を受け、ガイド軸108に沿って移動する。キャリッジ110は移動しながら、原稿台ガラス104上に平置きされた原稿を読み取る。また、原稿押え板105は、原稿台ガラス104上の原稿を押える板であり、回動ヒンジ107を中心に後方に向けて開閉可能である。
このようなキャリッジ方式の画像読取装置、および画像読取装置を搭載した画像形成装置は、高精度で調整されたキャリッジが輸送時に不用意に移動したり、振動することのないように装置筐体に固定するためのロック機構を設けるのが一般的である。
画像読取装置101は、ロック機構(爪部114、キャリッジロック120)を有している。爪部114は、キャリッジ110に設けられており、画像読取装置101の筐体にスライド可能に構成されたキャリッジロック120と係合することにより、キャリッジ110を筐体にロックする。
ユーザはキャリッジ110がロックされた製品を受け取り、装置を適切な位置に設置後、ユーザ自身でキャリッジロック120をスライドさせる。これにより、爪部114との係合を解除してキャリッジ110のロック機構を解除し、装置を使用する。
しかしながら、上述のようなキャリッジのロック機構は、画像読取装置の外装面に操作指示の刻印を入れたり、取扱説明書に詳細に記載しているものの、ユーザ自身がロック/解除操作を行なうため、ロック機構の解除操作をし忘れてしまうケースがあった。キャリッジがロックされた状態で装置を使用した場合、ユーザは故障と勘違いし、ユーザクレームになるケースが多かった。従って、キャリッジのロック/解除操作をユーザ自身に行なわせるのは、ユーザビリティの観点から好ましくない。
このような問題に対して、例えば特許文献1のように、原稿押え板からキャリッジロック部にかけて輸送用の粘着テープを貼り、粘着テープをはがすと同時にロックが解除されるものがある。
特開2001−18501号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、輸送時の落下や衝撃により、粘着テープが捲れてしまったり、剥がれてしまうことも考えられ、信頼性に不安が残る。また、輸送時に使用する粘着テープは、装置設置後にはすぐに捨ててしまうことが多く、再度キャリッジにロックをかけて輸送することができなかった。
そこで本発明は、高精度で調整されたキャリッジの輸送時の移動、振動を防止し、キャリッジの損傷・破損を抑制するキャリッジのロック機構を備えた画像読取装置において、ユーザ設置時におけるキャリッジのロックを確実に解除できる画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る画像読取装置の代表的な構成は、原稿を載置する原稿台と、載置された原稿を前記原稿台に付勢する原稿押え手段と、前記原稿台の下部に配置され、移動しながら原稿台上に載置された原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段を装置筐体に固定するロック手段と、を有し、前記ロック手段により前記読取手段を固定したロック状態で、前記原稿押え手段の原稿押え動作により、前記ロック手段による前記読取手段の固定が解除された解除状態になることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、キャリッジの損傷・破損を抑制できるとともに、ユーザ設置時におけるキャリッジのロックを確実に解除できる。また、新規に特別な梱包の追加も不要であり、コストをおさえることもできる。
[第一実施形態]
本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置の第一実施形態について、図を用いて説明する。なお、本実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は本実施形態にかかる画像読取装置の斜視図である。図2はイメージスキャナ内部の構成図である。
図1に示すように、画像読取装置であるイメージスキャナ1は、装置筐体2、原稿台ガラスフレーム3、原稿台ガラス4、原稿押え手段である原稿押え板5、原稿押えシート6、キャリッジ10を有している。読み取るべき原稿を原稿台ガラス4の上に平置きに載置し、原稿押え板5の下面に設けられた原稿押えシート6で原稿を原稿台ガラス4に付勢した状態とする。この状態で、イメージスキャナ1は、原稿の画像読取を行なう。
原稿押え板5は、回動ヒンジ7を中心に後方に向けて開閉可能に構成されている。原稿押え板5は複数枚原稿の連続読取を行なう自動原稿給送装置(ADF)に置き換えてもよい。
図2に示すように、イメージスキャナ1は、読取光学部品をユニット化したキャリッジ方式を採用している。読取手段であるキャリッジ10は、原稿台ガラス4の下部に配置され、副走査方向(矢印A方向)の両端をガイド軸8、ガイドレール16で支持される。キャリッジ10は、不図示のモータ、ギアを介し、ベルト9により駆動を受け、ガイド軸8に沿って移動する。キャリッジ10は移動しながら、原稿台ガラス4上に平置きされた原稿を読み取る。
図3はキャリッジ内部の構成図である。図3に示すように、イメージスキャナ1は、ランプ17、反射ミラー11a、11b、11c、レンズ12、光電変換素子13を有している。
ランプ17は白色光であり、ランプ17により照射された原稿画像は反射ミラー11a、11b、11cを介し、レンズ12を経て光電変換素子13に導かれる。光電変換素子13は受光素子に結像された画像を電気信号に変換する。
図4は輸送時における画像読取装置の斜視図である。図4に示すように、保護部材18は、原稿台ガラス4と原稿押え板5との間に挟まれた状態で、装置輸送時の原稿台ガラス4を保護する。保護部材18は、通常、スポンジ状の弾性体で形成されている。また、保護部材18は、原稿台ガラス4の破損防止に加えて、原稿台ガラス4の傷防止、汚れ防止している。これにより、原稿台ガラス4に付着した傷、汚れがそのままはっきり読取画像に写ってしまうことを抑制し、読取画像の劣化を抑制できる。
(キャリッジロック機構)
次に、キャリッジ10のロック機構について詳細に説明する。図5は輸送時におけるキャリッジロック機構の構成図である。図6は使用状態におけるキャリッジロック機構の構成図である。
図5、図6に示すように、イメージスキャナ1は、ロック手段であるロック機構(爪部14、キャリッジロック20)、ロック解除レバー21、リンク22を有している。爪部14は、キャリッジ10に固定されている。キャリッジロック20は、水平方向(矢印X方向)に移動可能(スライド可能)に筐体2に支持されている。
ロック解除レバー21は、軸受23a、23bにより上下方向(矢印Y方向)に移動可能に筐体2に支持されている。リンク22は、一端をキャリッジロック20に回動可能に支持され、他端をロック解除レバー21に回動可能に支持されている。リンク22は、ロック解除レバー21の上下運動をキャリッジロック20の水平運動に変換する。
図5は輸送時のキャリッジロック機構の状態であり、キャリッジ10がキャリッジロック20により固定されているロック状態を示す。図5に示すように、キャリッジロック20と爪部14を係合することにより、爪部14が主走査方向(図2中、矢印B方向)及び上下方向(矢印Y方向)へ移動することを規制し、キャリッジ10は筐体2にロックされる。
これにより、装置輸送時にキャリッジ10は不用意に移動したり、振動したりしない。このとき、ロック解除レバー21の上部(突出部)21aは、原稿台ガラスフレーム3からは突出した状態であるが、保護部材18の穴部18aに挿入された状態で原稿押え板5とは接触しない位置に保たれている。
図6は使用状態のキャリッジロック機構の状態であり、キャリッジ10の固定が解除された解除状態を示す。図6に示すように、ユーザはキャリッジ10がロックされた製品を受け取り、適切な位置に装置を設置する。そして、原稿押え板5を開いて保護部材18を取り外し、原稿押え板5を閉じる。これにより、原稿台ガラスフレーム3から突出していたロック解除レバー21(突出部21a)が原稿押え板5(原稿押え板5の一部)により下方(図6中、矢印Y1方向)に押し下げられる。
この動作に伴い、キャリッジロック20はリンク22を介して、爪部14から水平に離間する方向(図6中矢印X1方向)に移動する。そして、爪部14とキャリッジロック20との係合は解除され、キャリッジ10は主走査方向(矢印B方向)移動可能となり、使用状態となる。
この状態で軸受23a、23bとロック解除レバー21との摩擦力により、ロック解除レバー21の移動が規制され、突出部21aが原稿台ガラス4から突出しないようになっている。これにより、原稿押え板5を開いた際に、自然にロック状態にならないようになっている。
上記構成とすることにより、ユーザは装置を適切な位置に設置後、保護部材18を取り外し、「原稿押え板5を閉める」というユーザが装置を使用する際に必ず行なう動作に連動して、半自動的にキャリッジロック20が解除される。このため、キャリッジ10の損傷・破損を抑制できるとともに、ユーザ設置時におけるキャリッジ10のロックを確実に解除できる。
また、一度原稿押え板5を閉めると、突出していたロック解除レバー21(突出部21a)が原稿台ガラスフレーム3に隠れるため、ロックが解除されたことが見た目にもわかり易い。
また、従来から用いられている保護部材18の有無をキャリッジロック解除のきっかけとすることにより、新たに特別な梱包材の追加も不要であり、コストをおさえることができる。
なお、以上説明したキャリッジロック/解除機構は、ロック解除レバーの上下運動に伴って行なわれるものであれば、以上の構成に限定するものではなく、他の手段でも構わない。
(画像形成装置)
上記キャリッジロック機構を有するイメージスキャナ1は、単体としての利用に限定するものではなく、画像形成手段を有する画像形成装置にも利用可能である。図7は小型プリンタの上にイメージスキャナ1を配置したマルチファンクションプリンタ(以下、MFP)の構成を示す断面図である。
図7に示すように、画像形成装置であるプリンタ50の上部にイメージスキャナ1が配置され、その間に排出部58が配置される構成である。プリンタ50は、給送カセット51、給送・分離ローラ対52、レジストローラ53、走査光学装置59、画像形成プロセスユニット54、画像形成ドラム55、加熱定着器56、排出ローラ対57を有している。
給送カセット51に積載された記録材(記録シート)は、分離ローラ対52、レジストローラ53に搬送経路60に沿って画像形成ドラム55に搬送される。一方、走査光学装置59は画像形成ドラム55表面を露光し静電潜像を形成する。画像形成プロセスユニット54は、この静電潜像にトナーを塗布してトナー像を形成する。搬送された記録シートは、画像形成ドラム55上に形成されたトナー像を転写される。トナー像を転写された記録シートは、加熱定着器56にてトナー像を定着され、排出ローラ対57により排出部58へ排出される。
上記構成により、画像形成装置上部に配置されたイメージスキャナ1であっても、装置輸送時の原稿台ガラス4を保護すると同時に、ユーザ設置時のキャリッジロックの確実な解除の両立を図ることが可能となる。
[第二実施形態]
次に本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置の第二実施形態について図を用いて説明する。図8は本実施形態にかかる画像読取装置における操作部の構成図である。図9は本実施形態にかかる画像読取装置の斜視図である。上記第一実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図8、図9に示すように、本実施形態にかかる画像読取装置であるイメージスキャナ30は、ユーザが任意にキャリッジ10をロック/解除できるように操作部31を設けたものである。
図8に示すように、操作部31は、操作ハンドル部32、指示刻印33、カバー34を有している。操作ハンドル部32は、ロック解除レバー21に固定されている。指示刻印33は、ロック(Lock)/解除(UnLock)の文字であり、筐体2に記されている。ユーザは操作ハンドル部32を上下に動かすことで、原稿押え板5の開閉によらずロック解除レバー21を動かすことができ、任意にロック(Lock)/解除(UnLock)が切り替え可能になる。
図9に示すように、カバー34は、筐体2に着脱可能であり、操作ハンドル部32、指示刻印33を覆うことができる。操作ハンドル部32、指示刻印33は、通常はいたずらにロック(Lock)/解除(UnLock)の切り替えが行なわれないようにカバー34で覆われている。
上述のような構成により、ユーザは一度装置を設置した後も保護部材18を原稿台ガラス4上に載置し、キャリッジロック20をかけて移動することが可能となる。移動先では、同じように保護部材18を外し、「原稿押え板を閉める」というユーザが装置を使用する際に必ず行なう動作に連動して、半自動的にキャリッジロック20が解除されるために、再設置時におけるキャリッジ10のロックを確実に解除できる。
[第三実施形態]
次に本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置の第三実施形態について図を用いて説明する。図10は本実施形態にかかる輸送時のキャリッジロック機構の構成図であり、図11は本実施形態にかかる使用状態のキャリッジロック機構の構成図である。上記第一実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図10、図11に示すように、本実施形態にかかる画像読取装置であるイメージスキャナ40は、キャリッジロック20、リンク22、ロック解除レバー21に変えて、キャリッジロック45、ねじりコイルバネ42、ロック解除レバー41を設けたものである。
キャリッジロック45は、中央に配置された軸44により筐体2に回転自在に指示されている。キャリッジロック45の一端は爪部14と係合するL字状に曲がった係合部45aとなっており、他端はロック解除レバー41で押圧される傾斜部45bとなっている。
ねじりコイルバネ42は、キャリッジロック45を爪部14と係合する方向に付勢している。ロック解除レバー41は、軸受43により上下移動可能に筐体2に支持されている。軸受43は例えばゴムのような弾性体でできており、ロック解除レバー41の自重やねじりコイルバネ42の付勢力ではロック解除レバー41が動かない摩擦力をもって、ロック解除レバー41を支持する。
図10は輸送時のキャリッジロック機構の状態であり、キャリッジ10がキャリッジロック45により固定されているロック状態である。図10に示すように、キャリッジロック45と爪部14を係合することにより、爪部14が主走査方向(図2中、矢印B方向)及び上下方向(矢印Y方向)へ移動することを規制し、キャリッジ10は筐体2にロックされる。
これにより、装置輸送時にキャリッジ10は不用意に移動したり、振動したりしない。このとき、ロック解除レバー41の上部(突出部41a)は、原稿台ガラスフレーム3からは突出した状態であるが、保護部材18の穴部18aに挿入された状態で原稿押え板5とは接触しない位置に保たれている。
図11は使用状態のキャリッジロック機構の状態であり、キャリッジ10の固定が解除された解除状態を示す。図11に示すように、ユーザはキャリッジ10がロックされた製品を受け取り、適切な位置に装置を設置する。そして、原稿押え板5を開いて保護部材18を取り外し、原稿押え板5を閉じる。これにより、原稿台ガラスフレーム3から突出していたロック解除レバー41(突出部41a)が原稿押え板5(原稿押え板5の一部)により下方(図11中、矢印Y1方向)に押し下げられる。
この動作に伴い、ねじりコイルバネ42の付勢力に抗して傾斜部45bは押し下げられ、軸44を中心としてキャリッジロック45が回動し、係合部45aが上方に移動する。そして、爪部14とキャリッジロック45との係合は解除され、キャリッジ10は主走査方向(矢印B方向)移動可能となり、使用状態となる。
この状態で軸受43とロック解除レバー41との摩擦力により、ロック解除レバー41のの移動が規制され、突出部41aが原稿台ガラス4から突出しないようになっている。これにより、原稿押え板5を開いた際に、自然にロック状態にならないようになっている。
上記構成とすることにより、ユーザは装置を適切な位置に設置後、保護部材18を取り外し、「原稿押え板5を閉める」というユーザが装置を使用する際に必ず行なう動作に連動して、半自動的にキャリッジロック45が解除される。このため、キャリッジ10の損傷・破損を抑制できるとともに、ユーザ設置時におけるキャリッジ10のロックを確実に解除できる。
また、一度原稿押え板5を閉めると、突出していたロック解除レバー41(突出部41a)が原稿台ガラスフレーム3に隠れるため、ロックが解除されたことが見た目にもわかり易い。
また、従来から用いられている保護部材18の有無をキャリッジロック解除のきっかけとすることにより、新たに特別な梱包材の追加も不要であり、コストをおさえることができる。
なお、上記第一〜第三実施形態では、キャリッジロック20とロック解除レバー21、キャリッジロック45とロック解除レバー41を別体として構成しているが本発明はかかる構成に限定されるものではない。ロック解除レバーとキャリッジロックを一体としてもよい。例えば、ロック解除レバー21の下部をU字形状とし、上方に持ち上がった先端部分と爪部14とが係合する構成としてもよい。この場合、輸送時は先端部分が爪部14と係合してロック状態となり、使用時はロック解除レバー21が押し下げられることで先端部分が下がり、爪部14との係合が解除され、使用状態となる。
第一実施形態にかかる画像読取装置の斜視図である。 イメージスキャナ内部の構成図である。 キャリッジ内部の構成図である。 輸送時における画像読取装置の斜視図である。 輸送時におけるキャリッジロック機構の構成図である。 使用状態におけるキャリッジロック機構の構成図である。 第一実施形態にかかる画像読取装置を搭載した画像形成装置の構成を説明する概略図である。 第二実施形態にかかる画像読取装置における操作部の構成図である。 第二施形態にかかる画像読取装置の斜視図である。 第三実施形態にかかる輸送時のキャリッジロック機構の構成図である。 第三実施形態にかかる使用状態のキャリッジロック機構の構成図である。 従来の画像読取装置の斜視図である。 従来の画像読取装置内部の構成図である。
符号の説明
1、40…イメージスキャナ(画像読取装置に対応)、2…筐体、3…原稿台ガラスフレーム、4…原稿台ガラス(原稿台に対応)、5…原稿押え板(原稿押え手段に対応)、6…原稿押えシート、7…回動ヒンジ、8…ガイド軸、9…ベルト、10…キャリッジ(読取手段に対応)、11…反射ミラー、12…レンズ、13…光電変換素子、14…爪部(ロック手段を構成)、16…ガイドレール、17…ランプ、18…保護部材、18a…穴部、20、45…キャリッジロック(ロック手段を構成)、21、41…ロック解除レバー、21a、41a…突出部、22…リンク、23、43…軸受、30…イメージスキャナ、31…操作部、32…操作ハンドル部、33…指示刻印、34…カバー、42…ねじりコイルバネ、44…軸、45a…係合部、45b…傾斜部、50…プリンタ、51…給送カセット、52…分離ローラ対、53…レジストローラ、54…画像形成プロセスユニット、55…画像形成ドラム、56…加熱定着器、57…排出ローラ対、58…排出部、59…走査光学装置、60…搬送経路

Claims (5)

  1. 原稿を載置する原稿台と、
    載置された原稿を前記原稿台に付勢する原稿押え手段と、
    前記原稿台の下部に配置され、移動しながら原稿台上に載置された原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段を装置筐体に固定するロック手段と、を有し、
    前記ロック手段により前記読取手段を固定したロック状態で、前記原稿押え手段の原稿押え動作により、前記ロック手段による前記読取手段の固定が解除された解除状態になることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記ロック手段は、ロック状態においてその一部が原稿台より突出した突出部を有し、
    前記原稿押え手段の原稿押え動作により、前記原稿押え手段の一部が前記突出部を押し下げて、前記解除状態になることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 装置輸送時に前記原稿台を保護するために前記原稿台と前記原稿押え手段との間に配置される保護部材を有し、
    前記保護部材が前記原稿台と前記原稿押え手段との間に配置されているときには前記原稿押え手段と前記突出部は接触せず、前記保護部材を取り外し、前記原稿押え手段の原稿押え動作をすることにより、前記原稿押え手段の一部が前記突出部を押し下げて、前解除状態になることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記ロック手段はユーザが任意でロック/解除状態を切り替え可能としたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像読取装置と、
    記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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