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JP2007109328A - 再生装置 - Google Patents

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JP2007109328A
JP2007109328A JP2005300095A JP2005300095A JP2007109328A JP 2007109328 A JP2007109328 A JP 2007109328A JP 2005300095 A JP2005300095 A JP 2005300095A JP 2005300095 A JP2005300095 A JP 2005300095A JP 2007109328 A JP2007109328 A JP 2007109328A
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drc
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JP2005300095A
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Makoto Igarashi
誠 五十嵐
Hidenori Otsu
秀紀 大津
Masami Nakamura
真巳 中村
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

【課題】音信号に対するダイナミックレンジコントロール処理のモードを変更する際のノイズを抑制する。
【解決手段】制御部31は、ユーザインターフェイス32を介して入力されたDRCモード変更指示に基づいて、デコード装置10にDRCモードを設定する。CPU221は、デコード装置10からデコーダ情報121及びDRC情報122を取得し、これらに基づいて、ゲイン係数テーブル23からゲイン係数を取得し、デコード装置10においてDRCモードの変更が完了した後に、レベル制御部24にゲイン係数を設定する。レベル制御部24は、係数乗算器21に設定するゲイン係数を、元のゲイン係数から新たなゲイン係数へ徐々に変化させるよう制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、再生装置に関する。
近年、音信号をデジタルデータとして記録する場合が多くなり、ドルビー(登録商標)デジタル、DTS(Digital Theater System)、AAC(Advanced Audio Coding)等のデジタル音信号の圧縮方法が知られている。例えば、サブバンド符号化方式により圧縮されたデジタル音信号をデコードする際に、複数チャンネルのビットストリームデータの各々に対応して設けられた逆量子化回路により、ビットストリームデータの各サブバンドサンプルをサブバンド毎に逆量子化し、複数の逆量子化回路の各サブバンド出力を、対応するサブバンド毎に合成し、合成された出力をサブバンド合成するデコーダが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、複数の入力信号に対するミキサ手段の出力についての包絡線情報に基づいてゲイン係数を求め、ゲイン係数に基づいてダイナミックレンジコントロールを行う出力特性設定装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
ドルビーデジタルのダイナミックレンジコントロール(Dynamic Range Control:以下、DRCという。)には、最大DRCモード、標準DRCモード、最小DRCモード、テレビ型DRCモードの4つのモードがある。
それぞれのモードの圧縮特性を図6、図7及び図8に示す。図6は、標準DRCモードの圧縮特性(Gstd)を最大DRCモード(Gmax)と比較して示した図である。また、図7は、最小DRCモードの圧縮特性(Gmin)を示す図であり、図8は、テレビ型DRCモードの圧縮特性(Gtv)を示す図である。
Figure 2007109328
表1に、各DRCモードの設定方法を示す。表1に示すように、DRCモードを設定する際には、デコーダに対して動作モードとスケール係数を設定し、必要なゲイン調整を行う。動作モードとは、ドルビーデジタルで規定されている標準動作モードのことであり、ラインモードとRF(Radio Frequency)モードの2つのモードがある。スケール係数とは、大きい音と小さい音それぞれ部分的に圧縮制御可能な係数である。
デコーダの実装方法にもよるが、一般的なデコーダICでは、最大DRCモード、標準DRCモード、テレビ型DRCモードの3つのモードは実装しているが、最小DRCモードは実装していない場合がある。このため、ドルビーデジタルのDRCを搭載する製品では、最小DRCモードに設定する場合には、デコーダをテレビ型DRCモードに設定してから係数乗算器又はゲイン調整回路等を用いて−11dBのゲイン調整を行っている。
図9に、従来のドルビーデジタルのDRCを搭載する再生装置300の機能的構成を示す。再生装置300は、デコード装置50、ゲイン調整装置60、これらを制御する制御装置70及びD/A変換部80により構成されている。
デコード装置50は、デコード処理部51、レジスタ52及びインターフェイス53を備える。デコード処理部51は、ドルビーデジタル用のデコーダ511、DTS用のデコーダ512、PCM(Pulse Code Modulation)用のデコーダ513、AAC用のデコーダ514の中から、ストリームに適合したデコーダを選択スイッチ515により選択し、復号化処理を行う。また、ドルビーデジタルの場合には、同時にDRC処理を行う。レジスタ52は、現在選択されているデコーダを示すデコーダ情報521、現在設定されているDRCモードを示すDRC情報522等を保持する。インターフェイス53は、制御装置70とのデータのやりとりを仲介する。
ゲイン調整装置60は、係数乗算器61及びインターフェイス62を備える。係数乗算器61は、デコード装置50から出力された音信号に対して、チャンネル毎にゲイン調整を行う。インターフェイス62は、制御装置70とのデータのやりとりを仲介する。
制御装置70は、制御部71、ユーザインターフェイス72及びインターフェイス73を備える。制御部71は、デコード装置50にDRCモードを設定し、ゲイン調整装置60に適切なゲイン係数を設定する。ユーザインターフェイス72は、ユーザからDRCモード変更指示を受け付ける。インターフェイス73は、デコード装置50及びゲイン調整装置60とのデータのやりとりを仲介する。
特開2002−49394号公報 特開平8−70225号公報
しかし、ドルビーデジタルのような圧縮音信号は、PCMとは異なり、ある一定サンプル分のデータを1フレームとしているため、フレーム単位で復号化しなければならない。例えば、ドルビーデジタルでは、1536サンプル分のデータを1フレームと規定している。したがって、圧縮音信号入力時には、デコード装置50はフレーム単位で復号化処理やDRC処理を行う必要がある。このため、制御装置70がデコード装置50にDRCモードの変更を指示しても、実際には数千サンプル分遅れてデコード装置50のDRCモードが変更される。
一方、ゲイン調整装置60は、PCMに復号化された音信号を扱うため、サンプル毎にゲイン調整を行う。このため、制御装置70がゲイン調整装置60のゲイン係数を変更した場合には、ゲイン調整装置60は直ぐに変更されたゲイン係数でゲイン調整を行う。
したがって、制御装置70がデコード装置50とゲイン調整装置60に同時に変更を指示した場合に、ゲイン調整装置60のゲイン係数は直ちに変更されるが、デコード装置50のDRCモードの変更は遅延する。このように、デコード装置50とゲイン調整装置60の同期が取れていないため、短時間に急なゲインの変動が発生し、その結果ノイズが生じるという問題があった。
図10に、DRCモードを最小DRCモードから標準DRCモードに変更する場合の入力信号、出力信号、デコード装置50のDRCモード、ゲイン調整装置60に設定されるゲイン係数及び実現されるDRCモードを示す。入力信号は、ドルビーデジタル方式でレベルが−22dBの正弦波である。なお、最小DRCモードは、デコード装置50をテレビ型DRCモードに設定し、ゲイン調整装置60のゲイン係数を−11dBに設定することにより実現される。
図10に示す時刻T11は、制御装置70がデコード装置50とゲイン調整装置60に同時にモード変更を指示したタイミングを示す。デコード装置50はフレーム単位で処理を行うため、時刻T11において、DRCモードはテレビ型DRCモードのまま変化しないが、ゲイン調整装置60は直ぐにゲイン係数を−11dBから0dBへ変更する。
時刻T12は、デコード装置50が実際に標準DRCモードに変更されたタイミングを示す。時刻T11から時刻T12の間は、実現されるDRCモードが最小DRCモード+11dBとなり、意図しないモードになっている。このため、出力信号の波形に示されるように、短時間に急なゲインの変動が発生し、ノイズが生じ、ショック音が発生するおそれがあった。ショック音を防ぐために、従来はミュートをかけていた。
本発明は上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、音信号に対するダイナミックレンジコントロール処理のモードを変更する際のノイズを抑制することができる再生装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、デジタル圧縮された音信号に復号化処理を行うとともに、複数のダイナミックレンジコントロールモードのうち何れか一つのモード下でダイナミックレンジコントロール処理を行うデコード手段と、前記デコード手段により復号化処理及びダイナミックレンジコントロール処理が行われた音信号のゲイン調整を行うゲイン調整手段と、外部から入力されたダイナミックレンジコントロールモード変更指示に基づいて、前記デコード手段のダイナミックレンジコントロールモードを設定するモード設定手段と、前記デコード手段が前記設定されたダイナミックレンジコントロールモードに変更された後に、当該変更されたダイナミックレンジコントロールモードに適したゲイン調整を行うよう前記ゲイン調整手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする再生装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の再生装置において、前記制御手段は、前記変更されたダイナミックレンジコントロールモードに適したゲイン調整を行うよう前記ゲイン調整手段を制御する際に、元のゲインから新たなゲインへ徐々に変化させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の再生装置において、前記制御手段は、前記デコード手段から現状のダイナミックレンジコントロールモードを示す情報を取得することにより、前記デコード手段が前記設定されたダイナミックレンジコントロールモードに変更されたことを判断することを特徴とする。
本発明によれば、音信号に対するダイナミックレンジコントロール処理のモードを変更する際のノイズを抑制することができる。
図1に、本発明の実施の形態における再生装置100の機能的構成を示す。再生装置100は、デコード装置10、ゲイン調整装置20、制御装置30及びD/A変換部40により構成されている。
図1に示すように、デコード装置10は、デコード処理部11、レジスタ12及びインターフェイス13を備える。
デコード処理部11は、ドルビーデジタル用のデコーダ111、DTS用のデコーダ112、PCM用のデコーダ113、AAC用のデコーダ114、選択スイッチ115を備え、デジタル音信号のストリームに適合したデコーダを選択し、復号化処理を行う。また、デジタル音信号がドルビーデジタル方式で圧縮されている場合には、ドルビーデジタル用のデコーダ111は、復号化処理とともに、最大DRCモード、標準DRCモード、最小DRCモード、テレビ型DRCモードのうち何れか一つのモード下でDRC処理を行う(表1参照)。
レジスタ12は、一時的にデータを格納しておくメモリデバイスであって、デコーダ情報121、DRC情報122等を保持する。デコーダ情報121とは、現在選択されているデコーダを示す情報(ドルビーデジタル、DTS、PCM、AAC等)をいう。何れのデコーダを選択するかは、デコード装置10に内蔵されているデジタル音信号に適したデコーダを自動検出する手段(図示せず)により検出される。DRC情報122とは、制御装置30から設定された動作モード(ラインモード又はRFモード)、制御装置30から設定されたスケール係数(0.0又は1.0)、現状のデコーダの動作モード(ラインモード又はRFモード)の3つの情報を含む。
インターフェイス13は、制御装置30とのデータのやりとりを仲介する。
ゲイン調整装置20は、係数乗算器21、ゲイン係数生成部22、ゲイン係数テーブル23、レベル制御部24及びインターフェイス25を備える。
係数乗算器21は、デコード装置10から出力された音信号に対して、チャンネル毎にゲイン調整を行う。ゲイン調整は、レベル制御部24によって設定されるゲイン係数に基づいて行う。
ゲイン係数生成部22は、CPU(Central Processing Unit)221等を備える。CPU221は、デコード装置10からデコーダ情報121及びDRC情報122を取得し、デコーダ情報121及びDRC情報122に基づいて、デコーダ及びDRCモードに適したゲイン係数をゲイン係数テーブル23から取得し、レベル制御部24にゲイン係数を設定する。DRCモード変更指示があった場合には、CPU221は、デコード装置10において、制御装置30から設定されたDRCモードへの変更が完了した後に、レベル制御部24に新たなゲイン係数を設定する。
ゲイン係数テーブル23は、デコーダ情報121及びDRC情報122と、ゲイン係数とを対応付けたテーブルであり、ゲイン調整装置20の内蔵メモリに記憶されている。表2に、ゲイン係数テーブル23を示す。
Figure 2007109328
表2に示すように、ゲイン係数テーブル23において、PCM、DTS、AACについては、デコーダ毎にゲイン係数が設定されている。ドルビーデジタルの場合には、DRCモード(動作モードとスケール係数の組合せ)毎にゲイン係数が設定されている。ゲイン係数「7FFFFF」は0dB、「241347」は−11dBに対応している。なお、ドルビーデジタルデコーダでは動作モードがRFモードの場合にはスケール係数は反映されないが(表1参照)、制御装置30がデコード装置10をどのモードに設定しているかをゲイン調整装置20側で判断するために、最小DRCモードの場合にはスケール係数を0.0、テレビ型DRCモードの場合にはスケール係数を1.0に設定することとする。
レベル制御部24は、ゲイン係数生成部22から設定されたゲイン係数を係数乗算器21に設定する。ゲイン係数の値を変更する場合には、レベル制御部24は、係数乗算器21に設定するゲイン係数を、元のゲイン係数から新たなゲイン係数へ徐々に変化させるよう制御する。ゲイン係数生成部22及びレベル制御部24により、特許請求の範囲に記載の制御手段が実現される。
インターフェイス25は、デコード装置10とのデータのやりとりを仲介する。
制御装置30は、制御部31、ユーザインターフェイス32及びインターフェイス33を備える。
制御部31は、ユーザインターフェイス32を介して入力されたDRCモード変更指示に基づいて、デコード装置10にDRCモードを設定するモード設定手段である。
ユーザインターフェイス32は、ユーザからDRCモード変更指示を受け付け、制御部31に出力する。
インターフェイス33は、デコード装置10とのデータのやりとりを仲介する。
D/A変換部40は、ゲイン調整装置20から出力される信号に対してD/A変換を行う。
次に、再生装置100の動作を説明する。図2は、ゲイン係数生成部22のCPU221により実行されるゲイン係数生成処理を示すフローチャートである。
まず、図2に示すように、インターフェイス25を介して、デコード装置10からデコーダ情報121とDRC情報122とが取得される(ステップS1,S2)。次に、デコーダ情報121と、DRC情報122のうち制御装置30からデコード装置10に設定された動作モード及びスケール係数とに基づいて、ゲイン係数テーブル23からデコーダ及びDRCモードに適したゲイン係数が取得される(ステップS3)。
ここで、入力信号がドルビーデジタル方式であって、かつ、DRCモードの変更が指示されたか否かが判断される(ステップS4)。入力信号がドルビーデジタル方式であるか否かは、デコード装置10から取得したデコーダ情報121により判断される。また、DRCモードの変更が指示されたか否かは、デコード装置10から取得したDRC情報122と、ゲイン調整装置20の内部に保持されている前回取得したDRC情報とが比較されることにより判断される。
入力信号がドルビーデジタル方式であって、かつ、DRCモードの変更が指示された場合には(ステップS4;YES)、DRCモードの変更が完了するまで待機状態となる(ステップS5)。具体的には、デコード装置10からDRC情報122のうち現状のデコーダの動作モードを示す情報が一定間隔で取得され、ステップS2において取得された制御装置30からデコード装置10に設定された動作モードと同じモードになった場合に、DRCモードの変更が完了したと判断される。
DRCモードの変更が完了した場合(ステップS5;YES)、又は、入力信号がドルビーデジタル方式でない場合、若しくは入力信号がドルビーデジタル方式であってDRCモードの変更が指示されていない場合には(ステップS4;NO)、ステップS3で取得したゲイン係数がレベル制御部24に設定される(ステップS6)。
ここで、CPU221は、ゲイン係数を0dBから−11dBへ変更する場合は減算指示を、ゲイン係数を−11dBから0dBへ変更する場合は加算指示をレベル制御部24に設定する。例えば、標準DRCモードから最小DRCモードへの移行ならば減算指示を設定し、最小DRCモードから標準DRCモードへの移行ならば加算指示を設定する。
次に、図3を参照して、レベル制御部24により実行されるレベル調整処理について説明する。レベル調整処理は、デコード装置10から出力される音信号の1サンプル毎に実行される処理である。
ここでは、レベル制御部24が保持しているゲイン係数を現状ゲイン係数、ゲイン係数生成部22からレベル制御部24に設定されたゲイン係数を目標ゲイン係数、係数乗算器21に設定するゲイン係数を単にゲイン係数とする。また、予め定められた一定期間に現状ゲイン係数から目標ゲイン係数に徐々に変化させる際の差分を変化量とする。
図3に示すように、まず、1サンプル前に係数乗算器21に設定したゲイン係数が現状ゲイン係数として設定される(ステップS11)。次に、ゲイン係数生成部22から減算指示が設定されたか加算指示が設定されたかが判断される(ステップS12)。
ゲイン係数生成部22から減算指示が設定された場合には(ステップS12;YES)、現状ゲイン係数から変化量を減算した結果が現状ゲイン係数に代入される(ステップS13)。ここで、現状ゲイン係数と、ゲイン係数生成部22により設定された目標ゲイン係数とが比較され(ステップS14)、現状ゲイン係数が目標ゲイン係数より小さい場合には(ステップS14;YES)、目標ゲイン係数がゲイン係数に代入される(ステップS15)。つまり、ゲイン係数が目標ゲイン係数(例えば−11dB)より小さくならないようにする。ステップS14において、現状ゲイン係数が目標ゲイン係数以上の場合には(ステップS14;NO)、現状ゲイン係数がゲイン係数に代入される(ステップS16)。
一方、ゲイン係数生成部22から加算指示が設定された場合には(ステップS12;NO)、現状ゲイン係数に変化量を加算した結果が現状ゲイン係数に代入される(ステップS17)。ここで、現状ゲイン係数と、ゲイン係数生成部22により設定された目標ゲイン係数とが比較され(ステップS18)、現状ゲイン係数が目標ゲイン係数より大きい場合には(ステップS18;YES)、目標ゲイン係数がゲイン係数に代入される(ステップS19)。つまり、ゲイン係数が目標ゲイン係数(例えば0dB)より大きくならないようにする。ステップS18において、現状ゲイン係数が目標ゲイン係数以下の場合には(ステップS18;NO)、現状ゲイン係数がゲイン係数に代入される(ステップS20)。
ステップS15、ステップS16、ステップS19、ステップS20の後、係数乗算器21にゲイン係数が設定される(ステップS21)。
なお、ゲイン係数を変更する際に、徐々に値を変化させるよう制御しない場合には、ゲイン係数生成部22から設定されたゲイン係数を、そのまま係数乗算器21に設定すればよい。
図4に、DRCモードを最小DRCモードから標準DRCモードに変更する場合の入力信号、出力信号、デコード装置10のDRCモード、ゲイン調整装置20に設定されるゲイン係数及び実現されるDRCモードを示す。入力信号は、ドルビーデジタル方式でレベルが−22dBの正弦波である。
図4に示す時刻T1は、制御装置30がデコード装置10にモード変更を指示したタイミングを示す。デコード装置10はフレーム単位で処理を行うため、時刻T1において、DRCモードはテレビ型DRCモードのまま変化していない。
時刻T2は、デコード装置10が実際に制御装置30から指示されたDRCモードに変更されたタイミングを示す。このタイミングで、ゲイン調整装置20は、デコード装置10から取得したDRC情報122(現状のデコーダの動作モードを示す情報)によりDRCモードの変更が完了したと判断し、ゲイン係数の変更を開始する。
時刻T2から時刻T3の間は、ゲイン調整装置20がゲイン係数を−11dBから0dBへ徐々に変化させる途中の状態である。
時刻T3は、ゲイン調整装置20においてゲイン係数の変更が完了したタイミングを示している。これより後は、変更指示されたDRCモードになっている。
デコード装置10において制御装置30から指示されたDRCモードへの変更が完了した後に、ゲイン調整装置20においてゲイン係数を変更するので、図4の出力信号の波形に示されるように、短時間に急なゲインの変動が発生しない。ある一定期間(時刻T2の直後)ゲインが小さい期間があるが、これは聴感上気にならない部分である。
以上説明したように、再生装置100によれば、デコード装置10とゲイン調整装置20の同期が取れているため、入力信号がドルビーデジタルの場合にDRCモードを変更する際に生じるノイズを抑制することができる。また、DRCモードを変更する場合にミュートが必要ではなくなるため、システムの応答速度の高速化を図ることができる。
また、従来では、入力信号がドルビーデジタルからPCM、又はPCMからドルビーデジタル等に変化する際に、DRC有効又は無効時のノイズが発生するおそれがあったが、デコード装置10とゲイン調整装置20の同期を取ることにより、このノイズを抑制することができる。
なお、再生装置100は、DSP(Digital Signal Processor)により実現されることとしてもよい。
<変形例>
次に、本発明を適用した変形例として、再生装置200について説明する。
図5に示す再生装置200において、上記実施の形態に示した再生装置100と同一の構成部分については同一の符号を付し、その構成については説明を省略する。以下、再生装置200に特徴的な構成及び処理について説明する。
再生装置200では、制御装置30がゲイン係数生成部34及びゲイン係数テーブル35を備えた構成となっている。
制御部31は、ユーザインターフェイス32を介して入力されたDRCモード変更指示に基づいて、デコード装置10にDRCモードを設定する。また、制御部31は、ゲイン係数生成部34がゲイン係数テーブル35から取得したゲイン係数をゲイン調整装置20のレベル制御部24に設定する。
ユーザインターフェイス32は、ユーザからDRCモード変更指示を受け付け、制御部31に出力する。
インターフェイス33は、デコード装置10及びゲイン調整装置20とのデータのやりとりを仲介する。
ゲイン係数生成部34は、デコード装置10から取得したデコーダ情報121及びDRC情報122に基づいて、ゲイン係数テーブル35からゲイン係数を取得し、制御部31にゲイン係数を出力する。
ゲイン係数テーブル35は、デコーダ情報121及びDRC情報122と、ゲイン係数とを対応付けたテーブルである。ゲイン係数テーブル35の内容については、表2に示したゲイン係数テーブル23と同様であるため、説明を省略する。
レベル制御部24は、制御部31から設定されたゲイン係数を係数乗算器21に設定する。ゲイン係数の値を変更する場合には、レベル制御部24は、係数乗算器21に設定するゲイン係数を、元のゲイン係数から新たなゲイン係数へ徐々に変化させるよう制御する。
再生装置200では、制御装置30がゲイン係数生成部34及びゲイン係数テーブル35を備えているため、再生装置100と比較して、ゲイン調整装置20の構成が簡単になり、ゲイン調整装置20の負荷が低減される。
また、レベル制御部24も制御装置30に含まれる構成にすれば、従来のゲイン調整装置を変更することなく本発明を実現することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る再生装置の例であり、これに限定されるものではない。再生装置を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施の形態における再生装置100の機能的構成を示すブロック図である。 ゲイン係数生成部22のCPU221により実行されるゲイン係数生成処理を示すフローチャートである。 レベル制御部24により実行されるレベル調整処理を示すフローチャートである。 DRCモードを最小DRCモードから標準DRCモードに変更する場合の入力信号、出力信号、デコード装置10のDRCモード、ゲイン調整装置20に設定されるゲイン係数及び実現されるDRCモードを示す図である。 変形例における再生装置200機能的構成を示すブロック図である。 標準DRCモードの圧縮特性を示すグラフである。 最小DRCモードの圧縮特性を示すグラフである。 テレビ型DRCモードの圧縮特性を示すグラフである。 従来の再生装置300の機能的構成を示すブロック図である。 DRCモードを最小DRCモードから標準DRCモードに変更する場合の入力信号、出力信号、デコード装置50のDRCモード、ゲイン調整装置60に設定されるゲイン係数及び実現されるDRCモードを示す図である。
符号の説明
10 デコード装置
11 デコード処理部
111 ドルビーデジタル用のデコーダ
112 DTS用のデコーダ
113 PCM用のデコーダ
114 AAC用のデコーダ
115 選択スイッチ
12 レジスタ
121 デコーダ情報
122 DRC情報
13 インターフェイス
20 ゲイン調整装置
21 係数乗算器
22 ゲイン係数生成部
221 CPU
23 ゲイン係数テーブル
24 レベル制御部
25 インターフェイス
30 制御装置
31 制御部
32 ユーザインターフェイス
33 インターフェイス
34 ゲイン係数生成部
35 ゲイン係数テーブル
40 D/A変換部
50 デコード装置
51 デコード処理部
511 ドルビーデジタル用のデコーダ
512 DTS用のデコーダ
513 PCM用のデコーダ
514 AAC用のデコーダ
515 選択スイッチ
52 レジスタ
521 デコーダ情報
522 DRC情報
53 インターフェイス
60 ゲイン調整装置
61 係数乗算器
62 インターフェイス
70 制御装置
71 制御部
72 ユーザインターフェイス
73 インターフェイス
80 D/A変換部
100 再生装置
200 再生装置
300 再生装置

Claims (3)

  1. デジタル圧縮された音信号に復号化処理を行うとともに、複数のダイナミックレンジコントロールモードのうち何れか一つのモード下でダイナミックレンジコントロール処理を行うデコード手段と、
    前記デコード手段により復号化処理及びダイナミックレンジコントロール処理が行われた音信号のゲイン調整を行うゲイン調整手段と、
    外部から入力されたダイナミックレンジコントロールモード変更指示に基づいて、前記デコード手段のダイナミックレンジコントロールモードを設定するモード設定手段と、
    前記デコード手段が前記設定されたダイナミックレンジコントロールモードに変更された後に、当該変更されたダイナミックレンジコントロールモードに適したゲイン調整を行うよう前記ゲイン調整手段を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする再生装置。
  2. 請求項1に記載の再生装置において、
    前記制御手段は、前記変更されたダイナミックレンジコントロールモードに適したゲイン調整を行うよう前記ゲイン調整手段を制御する際に、元のゲインから新たなゲインへ徐々に変化させることを特徴とする再生装置。
  3. 請求項1又は2に記載の再生装置において、
    前記制御手段は、前記デコード手段から現状のダイナミックレンジコントロールモードを示す情報を取得することにより、前記デコード手段が前記設定されたダイナミックレンジコントロールモードに変更されたことを判断することを特徴とする再生装置。
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Cited By (4)

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