[go: up one dir, main page]

JP2007108361A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007108361A
JP2007108361A JP2005298283A JP2005298283A JP2007108361A JP 2007108361 A JP2007108361 A JP 2007108361A JP 2005298283 A JP2005298283 A JP 2005298283A JP 2005298283 A JP2005298283 A JP 2005298283A JP 2007108361 A JP2007108361 A JP 2007108361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
speed
toner image
intermediate transfer
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005298283A
Other languages
English (en)
Inventor
Shingo Kitamura
慎吾 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005298283A priority Critical patent/JP2007108361A/ja
Publication of JP2007108361A publication Critical patent/JP2007108361A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】画像形成に掛かる時間を短縮することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】駆動手段と、中間転写体の基準位置での基準信号を生成する基準信号生成手段と、基準信号を基に画像形成制御を行う画像形成手段と、用紙の種類又はトナー画像の種類に応じて定着速度を少なくとも2速以上持つ定着速度を制御する定着速度制御手段を有し、感光ドラムで現像されたトナー画像を転写ベルトに転写する第1の位置、用紙に中間転写体上のトナー画像を転写する第2の位置、前記所定の画像形成速度より遅い前記定着速度で定着する場合において、感光ドラム上のトナー画像の現像終了後、前記トナー画像の後端が前記第1の位置で中間転写体に転写終了後、転写ベルトの駆動速度を前記画像形成速度以上で駆動し、前記基準信号が生成される中間転写体の基準位置が前記第2の位置に到達するまで前記定着速度制御手段の前記定着速度に合わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
感光ドラム上のトナー画像を複数回、中間転写体に転写しカラー画像を形成する画像形成装置に関して、特許文献1に示すように従来はトナー画像形成中は、感光ドラムの駆動速度、中間転写体の駆動速度は同一速度で回転させていた。これは、感光ドラムと転写ベルトは一定回転で回転させることで、高精度なトナー画像を形成しているからである。この駆動源としてはDCブラシレスモータを用いるのが一般的である。
中間転写体は、画像形成装置が形成可能な、少なくとも最大画像サイズ以上の長さがある。中間転写体上に2面の画像を書き込み可能な画像に関しては、中間転写体1回転で2面の画像形成を行うことで画像生産性を上げている。
図3に従来の画像形成装置の厚紙用紙に画像形成する場合のタイミング図を示す。
301は感光ドラムと中間転写体を駆動するためのドラム/ITBモータの速度である。302は中間転写体の所定位置に取り付けられたマークをセンサで検出した基準信号である。中間転写体の1回転毎に基準信号が1回発生する。画像形成装置はこの基準信号を基に画像形成制御が行われる。
303はレジ駆動モータの速度を示し、レジローラ部に待機している用紙が、レジローラを駆動することで中間転写体から用紙へトナー画像を転写する2次転写位置に搬送される。従来は、感光ドラム上に形成されたトナー画像を中間転写体に一次転写して、中間転写体上にトナー画像を形成する訳であるが、中間転写体上への一次転写が終了した図中304のタイミングで、ドラム/ITBモータの速度が変更される。
図中、306の速度1から速度2の変更であるが、速度1はトナー画像の形成速度であり、通常プロセススピードと呼ばれている速度である。速度2は用紙である厚紙に高品質にトナー画像を定着するための速度であり、用紙が厚くなるに応じて速度は前記プロセススピードである速度1に対して遅くなる。従来は、定着速度を画像形成速度以外に変更する場合、中間転写体へのカラー画像形成後、画像形成速度から定着速度に変更し定着速度で用紙に転写して定着を行っていた。これは、中間転写体上のトナー画像の用紙への転写位置から定着入り口位置までの長さを、最大画像サイズ+速度変更に必要な距離を取ってしまうと装置自体が大型化してしまい実用性が無いためである。
このようにトナー画像の一次転写が終了してから、ドラム/ITBの速度を速度1から速度2に減速し、減速した速度2により検知される基準信号で用紙へトナー画像を2次転写して定着していた。特許文献2に示すように、機器によっては、プロセススピードから定着速度へ減速するために中間転写ベルトを空回転させる必要があり、生産性の低下を招いている。
又、中間転写体長に半分以下の画像サイズが小さい場合には、中間転写体上にA面とB面の2つのトナー画像を中間転写体1回転で構成して、2次転写時に2枚の用紙に2面分のトナー画像を転写することが行われている。これは、画像サイズが中間転写体長の半分以上である大きな画像サイズ時に比べ画像サイズが小さい場合の生産性が2倍にすることができる大きな利点がある。
図7はA面、B面の2枚の画像を構成するための基準信号発生部を示す図である。
図中、701は本来無端ベルトである中間転写体を平面展開した図であり、αとβ部は本来繋がっており、回転動作する。702Aは中間転写体上に形成されるA面のトナー画像の基準信号用マークである。702Bは中間転写体上に形成されるB面のトナー画像の基準信号用マークである。
703はA面、B面のマークを検出するためのセンサであり、703AはA面マーク検出用のセンサ、703BはB面マーク検出用のセンサである。中間転写体701が回転駆動されるとA面及びB面のマークがセンサ703により検出され、この検出信号Aは704の様に中間転写体1回転毎のパルス信号となり、検出信号Bは705のように中間転写体1回転毎のパルス信号となる。このA面検出信号とB面検出信号は位相706が180度ずれた信号となる。このA面の基準信号と、B面の基準信号に応じて画像形成を行うことで、中間転写体上に2面のトナー画像を生成することが行われている。
特開平1−166070号公報 特開2001−305830号公報
紙種に応じて画像形成速度以外の定着速度で定着する場合、
・中間転写体の画像形成速度から定着速度への減速時間
・転写としては、画像形成速度での転写が可能であるが、遅い定着速度での中間転写体上のトナー画像を用紙への転写する2次転写部の転写時間
・定着速度での転写位置から定着器入り口まで定着速度での用紙搬送時間
という時間が掛かっていたために、特に厚紙、OHP等の紙種においては生産性が極端に低下していた。
又、中間転写体長の半分以下の小さな画像サイズの場合は、中間転写体上に2面のトナー画像を構成し生産性を挙げているが、この小さな画像サイズも1面構成では大きな画像サイズの形成と同じ時間が掛かってしまう。これは、同一速度で駆動される中間転写体上に画像を形成しない部分が増えて単位時間当たりの生産性を上げることができないからである。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、画像形成に掛かる時間を短縮することができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、感光ドラムで現像されたトナー画像を転写ベルトに転写し、転写ベルト上の画像を用紙に転写して画像を形成する画像形成装置において、
感光ドラムと中間転写体を所定の画像形成速度で回転させる駆動手段と、
中間転写体の基準位置での基準信号を生成する基準信号生成手段と、
前記基準信号生成手段で生成された基準信号をもとに画像形成制御を行う画像形成手段と、
用紙の種類又はトナー画像の種類に応じて定着速度を少なくとも2速以上持つ定着速度を制御する定着速度制御手段を有し、
感光ドラムで現像されたトナー画像を転写ベルトに転写する第1の位置、用紙に中間転写体上のトナー画像を転写する第2の位置、前記所定の画像形成速度より遅い前記定着速度で定着する場合において、感光ドラム上のトナー画像の現像終了後、前記トナー画像の後端が前記第1の位置で中間転写体に転写終了後、転写ベルトの駆動速度を前記画像形成速度以上で駆動し、前記基準信号が生成される中間転写体の基準位置が前記第2の位置に到達するまで前記定着速度制御手段の前記定着速度に合わせることを特徴とする。
本発明によれば、ベルト上に画像を形成しない部分で、画像形成上必要の無い部分においては、極力ベルト駆動速度を上げて、画像形成に掛かる時間を短縮することができる。又、定着速度を複数持つような場合で、複数の速度が混在した印刷JOBにおいても生産性を最大限に引き出すことが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明に係る画像形成装置の一例であるフルカラープリンタの構成図である。
100は複写装置本体、142は原稿の自動給紙を行う循環式自動原稿送り装置(以下、RDFと記す)であり、複数枚の原稿は上向き重ねておいた場合、原稿は1番下にあるものから順番に読み込まれるようになっている。
以下に本実施の形態に係る画像形成装置の動作について説明する。
図1において、101は原稿載置台としての原稿台ガラスで、102は原稿照明ランプで走査ミラー103と共にスキャナを構成している。不図示のモータによりスキャナが所定方向に往復走査されて原稿の反射光を走査ミラー103〜105を介してレンズ107を透過してCCDセンサ108に結像する。
117はレーザで、イメージセンサ部106で電気信号に変換され画像制御部139で所定の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ光を感光体ドラム1に照射する。
像担持体としての感光体ドラム(以下、単に「感光体」と言う)1 は、図示しないモータで矢印A方向に回転できるように設けられている。感光体1の周囲には、一次帯電器7、露光装置117、色現像ユニット13、黒現像ユニット14、転写帯電器10、クリーナ装置12が配置されている。
前記色現像ユニット13は、カラー現像のための3台の現像装置13Y,13M,13Cから成る。現像装置13Y,13M,13Cは、感光体1上の潜像をそれぞれY,M,Cのトナーで現像する。各色のトナーを現像する際には、図示しないモータによって現像ユニット13を矢印R方向に回転させ、当該色の現像装置が感光体1に当接するように位置合わせされる。
又、フルカラー及び黒単色画像に使用される黒トナーの現像は、黒現像装置14にて潜像を黒トナーで現像する。
感光体1上に現像された各色のトナー像は、転写装置10によって中間転写体としてのベルト2に順次転写されて、4色のトナー像が重ね合わされる。ベルト2は、ローラ17,18,19,170,180に張架されている。これらのうち、ローラ17は、図示しない駆動源に結合されてベルト2を駆動する駆動ローラとして機能し、ローラ18は、ベルト2の張力を調節するテンションローラとして機能し、ローラ19は、2次転写装置としての転写ローラ21のバックアップローラとして機能する。
ベルト2を挟んでローラ17と対向する位置にはベルトクリーナ22が設けられていて、ベルト2上の残留トナーがブレードで掻き落とされる。
記録紙カセット122からピックアップローラ123で搬送路に引き出された記録紙は、ローラ対138,126によってニップ部、つまり2次転写装置21とベルト2との当接部に給送される。ベルト2上に形成されたトナー像は、このニップ部で記録紙上に転写され、定着装置150で熱定着されて装置外へ排出される。
定着器150は、上下2つのローラと外部加熱ローラの3ローラで構成され、上側のローラ内部には上ヒータ132、下側のローラ内部には下ヒータ133の2つのヒータが挿入されており、外部加熱ローラ140には外部ヒータ141が挿入されている。
又、上ローラ表面に押し当てられて配置されている上サーミスタ134の出力及び下ローラ表面に押し当てられて配置されている下サーミスタ135、外部ローラ表面には外部サーミスタ142の出力により図示しないヒーター制御部により上ヒーター132、下ヒータ133、外部ヒータ141のオンオフを制御し、ローラ表面の温度を一定に保っている。定着器150で加圧、加熱により定着され、排出ローラ131により本体の外に排出される。
上記構成によるカラープリンタでは、次のようにして画像が形成される。
即ち、先ず帯電装置7に電圧を印加して感光体1の表面を予定の帯電部電位で一様にマイナス帯電させる。続いて、帯電された感光体1上の画像部分が予定の露光部電位になるようにレーザースキャナからなる露光装置117で露光を行い潜像が形成される。露光装置117は、画像信号に基づいてオン・オフすることにより、画像に対応した潜像を形成する。
現像装置13Y等の現像ローラには各色毎に予め設定された現像バイアスが印加されており、前記潜像は該現像ローラの位置を通過時にトナーで現像され、トナー像として可視化される。トナー像は、転写装置10でベルト2に転写され、更に2次転写装置21で記録紙に転写された後、定着装置5に送給される。フルカラープリント時はベルト上で4色のトナーが重ね合わされた後、記録紙に転写される。感光体1上に残留したトナーは、予備清掃装置でトナーの帯電をクリーニングし易い状態にし、クリーナ装置12で除去・回収され、最後に、感光体1は、除電装置(不図示)で一様に0ボルト付近まで除電されて、次の画像形成サイクルに備える。
上記カラープリンタの画像形成タイミングは、ベルト2上の所定位置を基準として制御されている。ベルト2は、駆動ローラ17、テンションローラ18、バックアップローラ19から成るローラ類に掛け渡されていて、テンションローラ18によって所定の張力が与えられている。
駆動ローラ17及びローラ19の間には、基準位置を検知する反射型センサ160及び161が配置されている。反射型センサ160及び161は、ベルト2の外周面端部に設けられた反射テープ等のマーキングを検知してイメージ・トップ信号(以下、ITOP信号とする)を出力する。
前記感光体1の外周の長さとベルト2の周長は、1:n(nは整数)で表される整数比になっている。このように設定しておくと、ベルト2が1周する間に、感光体1が整数回転し、ベルト1周前と全く同じ状態に戻るため、中間転写ベルト2上に4色を重ね合わせる際に(ベルトは4周回る)、感光体1の回転ムラによる色ズレを回避することが可能である
図2は、ドラム/中間転写体を用いた画像形成装置の概略図である。感光ドラム201と中間転写体202は、同一のステッピングモータ205で回転駆動される。212は基準信号を生成するためのセンサであり、中間転写体202に取り付けられたマークを検出して、検出信号を画像形成装置の制御部211に送る。
図示しないレーザ走査部において、感光ドラム上に画像信号に応じた潜像画像を形成する。そして、潜像画像をトナーで現像することで感光ドラム上には可視化されたトナー画像が形成される。現像器は、回転現像器207に入っており、現像色に応じて回転現像器は回転駆動され、所定の現像色の現像器を感光ドラムに当接する構成となっている。感光ドラム上に形成されたトナー画像、例えばマゼンダのトナー画像が形成され、中間転写体の基準信号に応じた中間転写体上の位置に一次転写ローラ部203で中間転写体202にトナー画像が転写される。この一連の画像形成制御は、センサ212で生成される中間転写体上の位置を表す基準信号を基に制御することで、中間転写体の所定位置にトナー画像を形成することができる。
更に、回転現像器207を回転させて現像色を変えることでシアン、イエロー、ブラックのトナー画像を感光ドラムで現像し、前記基準信号に応じて、感光ドラム201でトナー画像を現像し、このトナー画像を中間転写体に転写する。前記基準信号を基に中間転写体上にトナー画像を形成するために、中間転写体202上にはマゼンダ・シアン・イエロー・ブラックの4色のトナー画像が同じ位置に形成されカラー画像が形成される。
この中間転写体202上に可視化されたトナー画像を用紙上に転写するためには、2次転写ローラ部204においてトナー画像の先端と用紙上の画像先端部の位相を合わせるように用紙をレジローラ部208から用紙を搬送して、用紙上にトナー画像の転写を行う。この位相を合わせる制御も前記基準信号を基にレジローラ駆動開始タイミングを制御回路211で生成し用紙を搬送することで可能となる。更に、用紙上のトナー画像を永久画像とするためには、トナー画像に対して、熱更には圧力を与え用紙にトナーを定着させることが必要となる。
そこで、2次転写ローラ部204にて用紙に転写されたトナー画像は、定着前の用紙搬送部209により定着器210に搬送される。そして、定着器210を通し永久画像とする。この定着器210は、トナーを永久画像とさせ、主に所定の熱量を与えなければ用紙上の画像品位が極端に落ちてしまう。そこで、用紙の種類や、用紙上のトナー量に応じて定着速度を変えて、用紙の種類や用紙のトナー量によらず所定の熱量をトナー画像に与えられ構成となっている。
図4に本発明の画像形成装置のタイミング図を示す。
前述の感光ドラムへの潜像形成、トナーの現像、トナー画像の中間転写体への転写は画像形成のプロセス速度である速度1にて実行される。このため、ドラム/ITBモータは、図中406に示すように速度1で駆動される。感光ドラムに形成されたトナー画像の中間転写体への転写である一次転写が終了したタイミング404でドラム/ITBモータは、増速されて次のマークを検出し基準信号402を生成する前までに定着速度である速度2に減速される。ドラム/中間転写体モータは、ステッピングモータであるために、中間転写体の位置信号である基準信号検知から中間転写体1回転分の駆動パルス数は把握でき、次の基準信号までの区間で増速、減速するためにはステッピングモータの駆動パルス数を制御することで容易に制御可能である。
そして、所定の定着速度で回転された中間転写体の回転で基準信号が生成され、この基準信号を基にレジ駆動モータ403を駆動し用紙を給紙して、トナー画像を用紙に転写する。
図5に従来の制御と本発明の制御による画像形成のタイミング図を示す。
従来の画像形成制御に対して本発明の制御を用いることで、機器の構成を大幅に変更することなく、コストも同等で1枚当たりの画像形成を行う時間は、Δt(504)だけ短縮される。
<実施の形態2>
図6に中間転写体に画像を2面形成する場合のタイミング図を示す。
601は従来のドラム駆動の速度で画像形成中は速度一定である。602はA面の基準信号であり、この基準信号に応じて、感光ドラムにトナー画像が形成される。そして、一次転写位置で感光ドラム上のトナー画像が中間転写体上に転写される。604はA面の基準信号に応じてトナー画像が中間転写体上に一次転写された様子を示す。この一例の場合は、A面のみにトナー画像を形成している例のために、B面には画像が形成されない。よって、B面の基準信号603も使用されない。
この例のように従来は、中間転写体上に中間転写体長の半分以下の小さな画像を形成する場合、A面、B面の2面分形成しても、A面若しくはB面の一方を形成しても画像形成に要する時間は変わらなかった。
そこで、本実施の形態は、A面の感光ドラム上に形成されたトナー画像の中間転写体上への一次転写が終了したタイミングでドラム/ITBモータの駆動速度605を増速して次のA及びBの使用基準信号マークが来る前に減速し画像形成速度にすることで、画像形成時間を短縮する。
図6Aの点線で囲んだ部分の拡大図を図6Bに示す。
感光ドラム上のトナー画像を中間転写体上に転写する一次転写が終了したタイミング601でドラム/ITBモータの速度を速度1から速度2に増速する。又、基準信号609を生成する前にドラム/ITBモータの速度を速度2から速度1に源速する。この増減速により一定速度の場合よりも次の画像形成を行うための基準信号生成時間t1(611)を短縮可能である。
本発明により、1枚の画像形成時間が従来の技術に対して、Δt(607)だけ短縮され、画像形成装置の生産性をコストを上げずに向上可能である。
制御部でのドラム/ITBモータの制御フローは以下の通りである。
ドラム/ITBモータが駆動されると、先ず速度1で回転駆動される。その後、一次転写位置でのトナー画像の転写が終了したかが判別されて、終了した場合は、ドラム/ITBモータの速度を速度1から速度2に増速して、ドラム/ITBモータ制御ルーチンから抜ける。。終了していない場合は、ドラム/ITBモータの速度が速度2かが判別される。速度1の場合は、何も制御せずドラム/ITBモータ制御ルーチンから抜ける。速度2の場合は、速度2から速度1への減速開始タイミングであるかが判別される。減速タイミングである場合は、ドラム/ITBモータを速度1に減速する。減速タイミングで無い場合は、何も制御せずドラム/ITBモータ制御ルーチンから抜ける。
本発明に係る画像形成装置の一例であるフルカラープリンタの構成図である。 ドラム/中間転写体を用いた画像形成装置の概略図 従来の画像形成装置の厚紙用紙に画像形成する場合のタイミング図 本発明の画像形成装置のタイミング図 従来の制御と本発明の制御による画像形成のタイミング図 中間転写体に画像を2面形成する場合のタイミング図 A面、B面の2枚の画像を構成するための基準信号発生部を示す図
符号の説明
1 感光体
10 転写帯電器
12 クリーナ装置
13 色現像器
14 黒現像器
100 複写装置本体
117 露光装置
142 RDF
150 定着器

Claims (3)

  1. 感光ドラムで現像されたトナー画像を転写ベルトに転写し、転写ベルト上の画像を用紙に転写して画像を形成する画像形成装置において、
    感光ドラムと中間転写体を所定の画像形成速度で回転させる駆動手段と、
    中間転写体の基準位置での基準信号を生成する基準信号生成手段と、
    前記基準信号生成手段で生成された基準信号をもとに画像形成制御を行う画像形成手段と、
    用紙の種類又はトナー画像の種類に応じて定着速度を少なくとも2速以上持つ定着速度を制御する定着速度制御手段を有し、
    感光ドラムで現像されたトナー画像を転写ベルトに転写する第1の位置、用紙に中間転写体上のトナー画像を転写する第2の位置、前記所定の画像形成速度より遅い前記定着速度で定着する場合において、感光ドラム上のトナー画像の現像終了後、前記トナー画像の後端が前記第1の位置で中間転写体に転写終了後、転写ベルトの駆動速度を前記画像形成速度以上で駆動し、前記基準信号が生成される中間転写体の基準位置が前記第2の位置に到達するまで前記定着速度制御手段の前記定着速度に合わせることを特徴とする画像形成装置。
  2. 感光ドラム上に現像したカラートナー画像を複数回、転写ベルト上の同じ位置に転写することでカラー画像を形成する画像形成装置であって、
    用紙の種類又はトナー画像の種類に応じて定着速度を、少なくとも2速以上持ち、感光ドラム上の複数の色トナーの1色分のトナー画像の現像終了後、トナー画像の後端が前記第1の位置で中間転写体に転写終了後、転写ベルト上のトナー画像先端が前記第1の位置まで転写ベルトの駆動速度を任意に変更可能なことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 転写ベルトの回転速度を任意に可変可能な画像形成装置であって、
    用紙の種類又はトナー画像の種類に応じて定着速度を、少なくとも2速以上持ち、転写ベルトは継ぎ目の無い無端ベルトであって、無端ベルトのベルト周長は、一般的なスモールサイズ紙(例えば、A4、LTR)の長さをα、画像形成装置が連続して用紙を給紙する場合の、前記第2位置での用紙の間隔をβとしたときに、少なくとも(2×α)+(2×β)以上の長さを有し、
    感光ドラムで現像されたトナー画像を転写ベルトに転写する第1の位置、画像を形成する用紙のサイズが前記一般的なスモールサイズ以上の場合に、感光ドラム上で現像する複数の色トナーの内1色分のトナー画像の現像を行いトナー画像の後端が前記第1の位置で中間転写体に転写終了後、転写ベルト上のトナー画像先端が前記第1の位置まで転写ベルトの駆動速度を任意に変更可能なことを特徴とする画像形成装置。
JP2005298283A 2005-10-13 2005-10-13 画像形成装置 Withdrawn JP2007108361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005298283A JP2007108361A (ja) 2005-10-13 2005-10-13 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005298283A JP2007108361A (ja) 2005-10-13 2005-10-13 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007108361A true JP2007108361A (ja) 2007-04-26

Family

ID=38034274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005298283A Withdrawn JP2007108361A (ja) 2005-10-13 2005-10-13 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007108361A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102866610A (zh) * 2011-07-07 2013-01-09 佳能株式会社 图像形成设备及其控制方法
JP2016057640A (ja) * 2015-12-16 2016-04-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102866610A (zh) * 2011-07-07 2013-01-09 佳能株式会社 图像形成设备及其控制方法
US20130011152A1 (en) * 2011-07-07 2013-01-10 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2013019946A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Canon Inc 画像形成装置
CN102866610B (zh) * 2011-07-07 2015-04-01 佳能株式会社 图像形成设备及其控制方法
KR101530757B1 (ko) * 2011-07-07 2015-06-22 캐논 가부시끼가이샤 화상 형성 장치, 화상 형성 장치의 제어 방법 및 컴퓨터 판독가능한 저장 매체
CN104749918A (zh) * 2011-07-07 2015-07-01 佳能株式会社 图像形成设备及其控制方法
US9141058B2 (en) * 2011-07-07 2015-09-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with changing photosensitive member speed
JP2016057640A (ja) * 2015-12-16 2016-04-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3455067B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2000284561A (ja) 画像形成装置
JPH10221974A (ja) 画像形成装置
JP2001215857A (ja) 画像形成装置、転写材搬送制御方法、転写装置及びベルト装置
JP2000187428A (ja) 画像形成装置
JP3600473B2 (ja) 画像形成装置
JP3496566B2 (ja) 画像形成装置
JP2001134040A (ja) 画像形成装置
JP2007108361A (ja) 画像形成装置
JPH0895422A (ja) 画像形成装置
JP3743274B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP3989156B2 (ja) 画像形成装置
JP3600472B2 (ja) 画像形成装置
JP2010224497A (ja) 画像形成装置
JP2000181244A (ja) 画像形成装置
JP2004109621A (ja) 画像形成装置
JP3825924B2 (ja) カラー画像形成方法及び装置
JP3984691B2 (ja) 画像形成装置
JP2003215945A (ja) 画像形成装置および方法
JPH10247049A (ja) 画像形成装置
JP2000137424A (ja) 画像形成装置
JPH1195577A (ja) 画像形成装置
JPH09244316A (ja) 画像形成装置
JPH0895424A (ja) 画像形成装置
JP2000019896A (ja) 画像形成装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090106