JP2007103485A - 研磨方法及びそれに用いる研磨液 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ポリエステル繊維を、硬質樹脂を含有するポリウレタンに含浸し、該ポリウレタンを湿式凝固、発泡させて得られた不織布よりなる研磨パッドを用い、酸化剤と、金属表面に対する保護膜形成剤と、酸と、水と、平均粒径が70nm以下であり、一次粒子及び平均2粒子未満凝集体である2次粒子を含む研磨粒子とを含有する研磨液を供給しながら被研磨体を研磨することを特徴とする研磨方法である。
【選択図】なし
Description
CMPの一般的な方法は、円形の研磨定盤(プラテン)上に研磨パッドを貼り付け、研磨パッド表面を研磨液で浸して、パッドに基盤(ウエハ)の表面を押しつけ、その裏面から所定の圧力(研磨圧力)を加えた状態で、研磨定盤及び基盤の双方を回転させ、発生する機械的摩擦により基盤の表面を平坦化するものである。
CMPに用いる金属用研磨溶液は、一般には研磨粒子(例えばアルミナ、シリカ)と酸化剤(例えば過酸化水素、過硫酸)とを含むものであって、酸化剤によって金属表面を酸化し、その酸化皮膜を研磨粒子で除去することで研磨していると考えられている。
また、研磨後に、半導体面に残留する研磨液を除去するために通常行なわれる洗浄工程において、固体研磨粒子を含有する研磨液を用いることによって、その洗浄工程が複雑となり、さらにその洗浄後の液(廃液)を処理するには固体研磨粒子を沈降分離する必要があるなどコスト面での問題点が存在する。
研磨パッドは、目詰まりした研磨用スラリー除去及び研磨パッド表面の起毛による研腐エッジ効果を保持するために研磨中、または研磨後のドレッシング(目立て)が必要である。このドレッシングに用いられるドレッサーとして、通常、ダイヤモンドまたはセラミックなどの硬質粒子を電着した電着砥石が用いられているため、研磨パッド表面をドレッシグのため研削すると、研磨パッドが消粍する。したがって、パッドの消耗を低く抑えるため、パッドは硬い材料により構成されていることが望まれ、上記従来例はこの要求に応えるものである。
すなわち、本発明は、下記の通りである。
<1> ポリエステル繊維を、硬質樹脂を含有するポリウレタンに含浸し、該ポリウレタンを湿式凝固、発泡させて得られた不織布よりなる研磨パッドを用い、酸化剤と、金属表面に対する保護膜形成剤と、酸と、水と、平均粒径が70nm以下であり、一次粒子及び平均2粒子未満凝集体である2次粒子を含む研磨粒子とを含有する研磨液を供給しながら被研磨体を研磨することを特徴とする研磨方法。
<2> ポリエステル繊維を、硬質樹脂を含有するポリウレタンに含浸し、該ポリウレタンを湿式凝固、発泡させて得られた不織布よりなる研磨パッドと、前記研磨パッドを装着する定盤と、前記研磨パッドに対向するように被研磨体を保持するヘッドと、該研磨パッドに、酸化剤、金属表面に対する保護膜形成剤、酸、水、及び、一次粒子及び平均2粒子未満凝集体である2次粒子を含む研磨粒子を含有する研磨液を供給する供給手段とを備えることを特徴とする研磨装置。
<3> 被研磨体に、ポリエステル繊維を、硬質樹脂を含有するポリウレタンに含浸し、該ポリウレタンを湿式凝固、発泡させて得られた不織布よりなる研磨パッドを当接させる工程と、該被研磨体と研磨パッドとの間に研磨液を供給する工程と、該被研磨体と研磨パッドとを相対的に移動させる工程とを備え、被研磨体を研磨して表面を平坦化させる研磨方法。
<5> 研磨粒子が、シリカ、アルミナ、セリア、チタニア、ジルコニア及びゲルマニアより選ばれた少なくとも1種からなる粒子である<4>記載の研磨液。
<6> 研磨粒子が、コロイダルシリカ又はコロイダルアルミナである<4>又は<5>記載の研磨液。
<7> 前記研磨液のpHが3以下であり、且つ、酸化剤の濃度が0.01〜3質量%である<4>乃至<6>のいずれか1項に記載の研磨液。
<8> さらに水溶性高分子を含有する<4>乃至<7>のいずれか1項に記載の研磨液。
<10> 前記酸化剤の濃度が0.01〜1.5質量%であり、配線基板におけるバリア金属の研磨用である<4>乃至<9>のいずれか1項に記載の研磨液。
<11> 前記酸が、有機酸である<4>乃至<10>のいずれか1項に記載の研磨液。
<12> 前記有機酸が、マロン酸、リンゴ酸、酒石酸、グリコール酸及びクエン酸から選ばれた少なくとも1種である<11>記載の研磨液。
<13> 前記金属表面に対する保護膜形成剤が、ベンゾトリアゾール及びその誘導体から選ばれた少なくとも1種である<4>乃至<12>のいずれか1項に記載の研磨液。
<14> 前記酸化剤が、過酸化水素、硝酸、過ヨウ素酸カリウム、次亜塩素酸及びオゾン水より選ばれた少なくとも1種である<4>乃至<13>のいずれか1項に記載の研磨液。
<16> 前記バリア金属が、タンタル、窒化タンタル、タンタル合金、タンタル含有化合物から選択される<15>記載の研磨液。
<17> <4>乃至<16>のいずれか1項に記載の研磨液を用いて、タンタル、窒化タンタル、タンタル合金、タンタル含有化合物から選択される1種以上からなるバリア層を研磨する研磨方法。
<18> <4>乃至<16>のいずれか1項に記載の研磨液を用いて、銅又は銅合金とそのバリア層を含む面を研磨する研磨方法。
また、本発明の研磨液を用いた、研磨パッドのドレッシング工程を必要とせず、研磨レートを高く安定して維持できる研磨装置、及び、該研磨装置を用いた平坦な表面を有する被研磨体の研磨方法を提供することができる。
本発明の研磨液は、研磨粒子、酸化剤、金属表面に対する保護膜形成剤、酸及び水を含有する研磨液であり、ここに含まれる研磨粒子が、平均粒径が70nm以下であり、一次粒子及び平均2粒子未満凝集体である2次粒子を含む研磨粒子であることを特徴とする。
(研磨粒子)
本発明に用いられる研磨粒子は、平均粒径70nm以下の1次時粒子、2次粒子を含む粒子であることが好ましい。研磨粒子の平均粒径は好ましくは40nm以下であり、より好ましくは30〜20nmである。
この平均粒径は、2次粒子を含む粒子の平均であり、本発明における平均粒径は、以下の方法により測定した値を採用している。
研磨粒子の平均粒径は、光回折散乱式粒度分布計(例えば、COULTER Electronics社製の COULTER N4SD)を用いて、測定温度20℃でintensity(散乱強度、濁度に相当)が5E+04〜4E+05の範囲になるように調整して(強度が強すぎる場合には純水で希釈して)5回測定し、Unimodal値の平均値を求め、これを平均粒径とした。なお、溶媒屈折率:1.333(水)、粒子屈折率:unknownと設定、溶媒粘度:1.005cp(水)、Run Time:200sec、レーザー入射角:90°で行った。
本発明においては、研磨粒子が前記した意味での平均粒径が70nm以下であり、さらに、粒度分布の標準偏差が10nm以下であることが好ましい。粒度分布の標準偏差は7〜3nmであることがより好ましい。粒度分布は、前記粒径の測定に用いた光回折散乱式粒度分布計で求めることができ、得られた値を基に常法により標準偏差を求めることができる。
研磨液中に含まれる研磨粒子濃度は、0.05〜3質量%であることが好ましい。
研磨液には、さらに水溶性高分子を含むことができ、その場合の導体の酸化剤の濃度は、0.01〜1.5質量%であることが好ましい。
ヘテロ原子として好ましくは、窒素原子、硫黄原子、酸素原子、セレン原子、テルル原子、リン原子、ケイ素原子、及びホウ素原子であり、さらに好ましくは、窒素原子、硫黄原子、酸素原子、及びセレン原子であり、特に好ましくは、窒素原子、硫黄原子、及び酸素原子であり、最も好ましくは窒素原子、及び硫黄原子である。
ピロール環、チオフェン環、フラン環、ピラン環、チオピラン環、イミダゾール環、ピラゾール環、チアゾール環、イソチアゾール環、オキサゾール環、イソオキサゾール環、ピリジン環、ピラジン環、ピリミジン環、ピリダジン環、ピロリジン環、ピラゾリジン環、イミダゾリジン環、イソオキサゾリジン環、イソチアゾリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環、モルホリン環、チオモルホリン環、クロマン環、チオクロマン環、イソクロマン環、イソチオクロマン環、インドリン環、イソインドリン環、ピリンジン環、インドリジン環、インドール環、インダゾール環、プリン環、キノリジン環、イソキノリン環、キノリン環、ナフチリジン環、フタラジン環、キノキサリン環、キナゾリン環、シンノリン環、プテリジン環、アクリジン環、ペリミジン環、フェナントロリン環、カルバゾール環、カルボリン環、フェナジン環、アンチリジン環、チアジアゾール環、オキサジアゾール環、トリアジン環、トリアゾール環、テトラゾール環、ベンズイミダゾール環、ベンズオキサゾール環、ベンズチアゾール環、ベンズチアジアゾール環、ベンズフロキサン環、ナフトイミダゾール環、ベンズトリアゾール環、テトラアザインデン環等が挙げられ、より好ましくはトリアゾール環、テトラゾール環が挙げられる。
本発明で用いる複素環化合物に導入しうる置換基としては、例えば以下のものが挙げられる。但し、これらに限定されるものではない。
さらに、複数の置換基のうち2以上が互いに結合して環を形成してもよく、例えば、芳香環、脂肪族炭化水素環、複素環などを形成し、これらがさらに組み合わされて多環縮合環を形成することもでき、例えば、ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環、ピロール環、フラン環、チオフェン環、イミダゾール環、オキサゾール環、チアゾール環などが挙げられる。
すなわち、1,2,3,4−テトラゾール、5−アミノ−1,2,3,4−テトラゾール、5−メチル−1,2,3,4−テトラゾール、1,2,3−トリアゾール、4−アミノ−1,2,3−トリアゾール、4,5−ジアミノ−1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール、3,5−ジアミノ−1,2,4−トリアゾールである。
酸の例として、その範囲で、例えば、無機酸、有機酸、アミノ酸が挙げられる。
無機酸としては、硫酸、硝酸、ホウ酸、燐酸などが挙げられ、無機酸の中では燐酸が好ましい。
有機酸としては、水溶性のものが望ましい。以下の群から選ばれたものがより適している。ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、2−メチル酪酸、n−ヘキサン酸、3,3−ジメチル酪酸、2−エチル酪酸、4−メチルペンタン酸、n−ヘプタン酸、2−メチルヘキサン酸、n−オクタン酸、2−エチルヘキサン酸、安息香酸、グリコール酸、サリチル酸、グリセリン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、マレイン酸、フタル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、乳酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、イミノ二酢酸、ジエチルヒドロキシルグリシン、及びそれらのアンモニウム塩やアルカリ金属塩等の塩、硫酸、硝酸、アンモニア、アンモニウム塩類、又はそれらの混合物等が挙げられる。これらの中ではギ酸、マロン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、イミノ二酢酸、ジエチルヒドロキシルグリシンが銅、銅合金及び銅又は銅合金の酸化物から選ばれた少なくとも1種の金属層を含む積層膜に対して好適である。
グリシン、L−アラニン、β−アラニン、L−2−アミノ酪酸、L−ノルバリン、L−バリン、L−ロイシン、L−ノルロイシン、L−イソロイシン、L−アロイソロイシン、L−フェニルアラニン、L−プロリン、サルコシン、L−オルニチン、L−リシン、タウリン、L−セリン、L−トレオニン、L−アロトレオニン、L−ホモセリン、L−チロシン、3,5−ジヨ−ド−L−チロシン、β−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−L−アラニン、L−チロキシン、
特に、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、グリシン、グリコール酸、β−アラニン、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、イミノ二酢酸、ジエチルヒドロキシルグリシンについては実用的なCMP速度を維持しつつ、エッチング速度を効果的に抑制できるという点で好ましい。
界面活性剤はディッシング量低減作用を有し、ディッシングの発生を抑制する。界面活性剤としては、本発明の金属用研磨液は、界面活性剤及び/又は親水性ポリマーを含有することが好ましい。界面活性剤と親水性ポリマーは、いずれも被研磨面への接触角を低下させる作用を有して、均一な研磨を促す作用を有する。用いられる界面活性剤及び/又は親水性ポリマーとしては、以下の群から選ばれたものが好適である。
陰イオン界面活性剤として、カルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、リン酸エステル塩が挙げられ、カルボン酸塩として、石鹸、N−アシルアミノ酸塩、ポリオキシエチレンまたはポリオキシプロピレンアルキルエーテルカルボン酸塩、アシル化ペプチド;スルホン酸塩として、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼン及びアルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩、スルホコハク酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、N−アシルスルホン酸塩;硫酸エステル塩として、硫酸化油、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン又はポリオキシプロピレンアルキルアリルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩;リン酸エステル塩として、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレン又はポリオキシプロピレンアルキルアリルエーテルリン酸塩を挙げることができる。
非イオン界面活性剤として、エーテル型、エーテルエステル型、エステル型、含窒素型が挙げられ、エーテル型として、ポリオキシエチレンアルキルおよびアルキルフェニルエーテル、アルキルアリルホルムアルデヒド縮合ポリオキシエチレンエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルが挙げられ、エーテルエステル型として、グリセリンエステルのポリオキシエチレンエーテル、ソルビタンエステルのポリオキシエチレンエーテル、ソルビトールエステルのポリオキシエチレンエーテル、エステル型として、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、グリセリンエステル、ポリグリセリンエステル、ソルビタンエステル、プロピレングリコールエステル、ショ糖エステル、含窒素型として、脂肪酸アルカノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミド等が例示される。
その他に、フッ素系界面活性剤などが挙げられる。
上記例示化合物の中でもシクロヘキサノール、ポリアクリル酸アンモニウム塩、ポリビニルアルコール、コハク酸アミド、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーがより好ましい。
界面活性剤は1種のみでもよいし、2種以上を使用してもよく、異なる種類の活性剤を併用することもできる。
四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、1,3−ジアミノプロパン−N,N,N’,N’
−四酢酸、1,2−ジアミノプロパン−N,N,N’,N’−四酢酸、エチレンジアミン
−N,N’−ジコハク酸(ラセミ体)、エチレンジアミンジコハク酸(SS体)、N−(
2−カルボキシラートエチル)−L−アスパラギン酸、N−(カルボキシメチル)−L−アスパラギン酸、β−アラニンジ酢酸、メチルイミノジ酢酸、ニトリロ三酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、イミノジ酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、エチレンジアミン1−N,N’−ニ酢酸、エチレンジアミンオルトヒドロキシフェニル酢酸、N,N
−ビス(2−ヒドロキシベンジル)エチレンジアミン−N,N−ジ酢酸など及びその塩が挙げられる。対塩の種類は、アルカリ金属塩及びアンモニウム塩が好ましく、特にはアンモニウム塩が好ましい。
本発明の研磨液には、キレート剤、アルカリ、緩衝剤を加えるのが好ましい。以下にそのキレート剤、アルカリ、緩衝剤について記載する。
本発明の研磨液は、混入する多価金属イオンなどの悪影響を低減させるために、必要に応じてキレート剤(すなわち硬水軟化剤)を含有することが好ましい。
キレート剤としては、カルシウムやマグネシウムの沈澱防止剤である汎用の硬水軟化剤やその類縁化合物であり、例えば、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、エチレンジアミン四酢酸、N,N,N−トリメチレンホスホン酸、エチレンジアミン−N,N,N′,N′−テトラメチレンスルホン酸、トランスシクロヘキサンジアミン四酢酸、1,2−ジアミノプロパン四酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、エチレンジアミンオルトヒドロキシフェニル酢酸、エチレンジアミンジ琥珀酸(SS体)、N−(2−カルボキシラートエチル)−L−アスパラギン酸、β−アラニンジ酢酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、N,N′−ビス(2−ヒドロキシベンジル)エチレンジアミン−N,N′−ジ酢酸、1,2−ジヒドロキシベンゼン−4,6−ジスルホン酸等が挙げられる。
キレート剤の添加量は混入する多価金属イオンなどの金属イオンを封鎖するのに充分な量であれば良く、例えば、研磨に使用する際の研磨液の1L中、0.0003mol〜0.07molになるように添加する。
また、本発明の研磨液には以下の添加剤を用いることが好ましい。
アンモニア;ジメチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、プロピレンジアミン等のアルキルアミンや、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム及びキトサン等のアミン;ジチゾン、クプロイン(2,2’−ビ
キノリン)、ネオクプロイン(2,9−ジメチル−1,10−フェナントロリン)、バソクプロイン(2,9−ジメチル−4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン)及びキュペラゾン(ビスシクロヘキサノンオキサリルヒドラゾン)等のイミン;ベンズイミダゾール−2−チオール、2−[2−(ベンゾチアゾリル)]チオプロピオン酸、2−[2−(ベンゾチアゾリル)]チオブチル酸、2−メルカプトベンゾチアゾール、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、3−アミノ−1H−1,2,4−トリアゾール、ベンゾトリアゾール、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、1−ジヒドロキシプロピルベンゾトリアゾール、2,3−ジカルボキシプロピルベンゾトリアゾール、4−ヒドロキシベンゾトリアゾール、4−カルボキシル−1H−ベンゾトリアゾール、
本発明の研磨液は、必要に応じて、pH調整のためにアルカリ剤、さらにはpHの変動抑制の点から緩衝剤を含有することができる。
アルカリ剤及び緩衝剤としては、水酸化アンモニウム及びテトラメチルアンモニウムハイドロキサイドなどの有機水酸化アンモニウム、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミンなどのようなアルカノールアミン類などの非金属アルカリ剤、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどのアルカリ金属水酸化物、炭酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩、四ホウ酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、グリシル塩、N,N−ジメチルグリシン塩、ロイシン塩、ノルロイシン塩、グアニン塩、3,4−ジヒドロキシフェニルアラニン塩、アラニン塩、アミノ酪酸塩、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール塩、バリン塩、プロリン塩、トリスヒドロキシアミノメタン塩、リシン塩などを用いることができる。
特に好ましいアルカリ剤として水酸化アンモニウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム及びテトラメチルアンモニウムハイドロキサイドである。
本発明は、また、上記の導体用研磨液を用いて、銅又は銅合金とそのバリア層を含む面を研磨する研磨方法に関する
図1は、本発明にかかる実施の研磨パッドの概略部分断面図を示す。図示されないポリエステル繊維と該繊維を含浸したポリウレタンで構成される軟質樹脂14は、硬質樹脂球粒子12または硬質樹脂異形粒子の各粒子をそれぞれ粒子同士が互いに接触することが少なく軟質樹脂14内に分散した状態で軟質樹脂14を介して結合し、軟質樹脂14は厚み方向に連続気泡10を有するので、適度の研磨用スラリー通過性を有している。また、研磨時に、連続気泡10には適量の研磨用スラリーが含有されるので、連続気泡10は研磨パッドのほぼ全域に渡って多数存在することが望ましい。
一方、硬質樹脂粒子粉末の材料としては、軟質樹脂との良好な結合性という点から、軟質樹脂と同系のポリレタン樹脂や超高分子ポリエチレンを使用することが好ましい。硬度は柔らかすぎると被研磨体との平坦部接触面積が増加してハイドロダイナミクス効果が大きくなり、研磨レートが不安定になる。よって、硬質樹脂粒子の硬度は95(JIS−K6301)以上が望ましい。
(試験例1〜3及び比較例1〜4)
試験例1においては、研磨粒子としてのコロイダルシリカ、金属表面に対する保護膜形成剤としての1−H―ベンゾトリアゾール0.2質量%、酸化剤として過酸化水素水を0.5質量%、酸としてリンゴ酸を0.4質量%、並びに蒸留水を混合して研磨用組成物を調製するとともに、研磨用組成物のpHを硝酸により2.5に調整した。研磨粒子の粒子径及び各成分の含有量を表1に示す。
銅ブランケットウエハの厚みを、シート抵抗機(VR−120;国際電気システムサービス株式会社製)を用いて測定した。次いで、銅ブランケットウエハ表面に、各例の研磨用組成物を用いるとともに下記研磨条件1により1分間研磨を施した。そして、研磨後の銅ブランケットウエハの厚みを前記と同様にして測定した後、下記計算式に基づいて研磨速度を求めた。
<研磨条件1>
研磨機:片面CMP用研磨機(LGP612;ラップマスターSFT社製)、研磨パッド:本発明Pad(以下に詳述する)、もしくは、ポリウレタン製の積層研磨パッド(IC−1000/Suba400;ロデール社製:表1中には、「IC10000」と記載した。)、研磨加工圧力:2.4psi、定盤回転数:60rpm、研磨用組成物の供給速度:200ml/min、キャリア回転数:60rpm
本実施の形態の場合、硬質樹脂粒子に対する軟質樹脂の容積比は50%である。
軟質樹脂は、研磨パッドの厚み方向の通気性をより良好にしてスラリー保持性をより良好にするためにポリエステル繊維をポリウレタンで適当に含浸せた後に湿式凝固して発泡させた、いわゆる不織布タイブのものを用いた。
150℃における蒸気成形により焼結させることにより、軟質樹脂は厚み方向に連続気泡を有するので、適度の研磨用スラリー通過性を有している。
なお研磨パッドはブロック状に作製した後、スライシング装置によって厚み2mmに切断し、切断面を平滑化した。研磨時のスラリー通過性をさらに良好にするために、図2の概略断面図に示す如き形状で、幅2mm、深さ0.6mmのスラリー通過溝を15mm間隔でXY格子状に研磨パッドの表面に設けた。
下記の条件で、スラリーを供給しながらパターン形成された各ウエハに設けられた膜を研磨し、その時の段差を測定した。
基盤:フォトリソグラフィー工程と反応性イオンエッチング工程によりシリコン酸化膜をパターニングして、幅0.09〜100μm、深さ600nmの配線用溝と接続孔を形成、さらに、スッパタリング法により厚さ20nmのTa膜を形成し、続いてスッパタリング法により厚さ50nmの銅膜を形成後、メッキ法により合計厚さ1000nmの銅膜を形成した8inchウエハを使用した
研磨量はブランケットウエハを用いた試験にて得られた研磨速度より計算し、銅膜の研磨量にして200nmオーバーの研磨を施した。次いで、銅パターンウエハ表面の100μm幅の孤立配線部において、接触式の表面測定装置であるプロファイラ(Dektak320Si;Veeco社製)を用いてディッシング量を測定した。
一方、比較例1、3に示すように、研磨パッドを本発明のものから、IC1000に変更すると5枚連続研磨時の研磨速度が下がり、ドレッシング工程の実施が必要になる。また、比較例2、3に示すように研磨粒子粒径70nmを超えると、銅の研磨速度が大きくなり、最適な銅/バリアメタルの研磨選択性を有することが困難である。同様に、比較例4に示すように平均凝集数が2を超えると、銅の研磨速度が大きくなり、最適な銅/バリアメタルの研磨選択性を有することが困難である。
12 硬質樹脂粒子
14 軟質樹脂
16 スラリー通過溝
18 研磨パッド表面
Claims (18)
- ポリエステル繊維を、硬質樹脂を含有するポリウレタンに含浸し、該ポリウレタンを湿式凝固、発泡させて得られた不織布よりなる研磨パッドを用い、酸化剤と、金属表面に対する保護膜形成剤と、酸と、水と、平均粒径が70nm以下であり、一次粒子及び平均2粒子未満凝集体である2次粒子を含む研磨粒子とを含有する研磨液を供給しながら被研磨体を研磨することを特徴とする研磨方法。
- ポリエステル繊維を、硬質樹脂を含有するポリウレタンに含浸し、該ポリウレタンを湿式凝固、発泡させて得られた不織布よりなる研磨パッドと、前記研磨パッドを装着する定盤と、前記研磨パッドに対向するように被研磨体を保持するヘッドと、該研磨パッドに、酸化剤、金属表面に対する保護膜形成剤、酸、水、及び、一次粒子及び平均2粒子未満凝集体である2次粒子を含む研磨粒子を含有する研磨液を供給する供給手段と、を備えることを特徴とする研磨装置。
- 被研磨体に、ポリエステル繊維を、硬質樹脂を含有するポリウレタンに含浸し、該ポリウレタンを湿式凝固、発泡させて得られた不織布よりなる研磨パッドを当接させる工程と、該被研磨体と研磨パッドとの間に研磨液を供給する工程と、該被研磨体と研磨パッドとを相対的に移動させる工程とを備え、被研磨体を研磨して表面を平坦化させる研磨方法。
- 研磨粒子、酸化剤、金属表面に対する保護膜形成剤、酸及び水を含有する研磨液であり、該研磨粒子の平均粒径が70nm以下であり、粒度分布の標準偏差が10nm以下であることを特徴とする研磨液。
- 研磨粒子が、シリカ、アルミナ、セリア、チタニア、ジルコニア及びゲルマニアより選ばれた少なくとも1種からなる粒子である請求項4記載の研磨液。
- 研磨粒子が、コロイダルシリカ又はコロイダルアルミナである請求項4又は請求項5記載の研磨液。
- 前記研磨液のpHが3以下であり、且つ、酸化剤の濃度が0.01〜3質量%である請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の研磨液。
- さらに水溶性高分子を含有する請求項4乃至請求項7のいずれか1項に記載の研磨液。
- 前記水溶性高分子が、ポリアクリル酸もしくはその塩、ポリメタクリル酸もしくはその塩、ポリアミド酸もしくはその塩、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール及びポリビニルピロリドンからなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項8記載の研磨液。
- 前記酸化剤の濃度が0.01〜1.5質量%であり、配線基板におけるバリア金属の研磨用である請求項4乃至請求項9のいずれか1項に記載の研磨液。
- 前記酸が、有機酸である請求項4乃至請求項10のいずれか1項に記載の研磨液。
- 前記有機酸が、マロン酸、リンゴ酸、酒石酸、グリコール酸及びクエン酸から選ばれた少なくとも1種である請求項11記載の研磨液。
- 前記金属表面に対する保護膜形成剤が、ベンゾトリアゾール及びその誘導体から選ばれた少なくとも1種である請求項4乃至請求項12のいずれか1項に記載の研磨液。
- 前記酸化剤が、過酸化水素、硝酸、過ヨウ素酸カリウム、次亜塩素酸及びオゾン水より選ばれた少なくとも1種である請求項4乃至請求項13のいずれか1項に記載の研磨液。
- 銅又は銅合金により形成される金属配線のバリア層を形成するバリア金属を研磨対象とする請求項4乃至請求項14のいずれか1項に記載の研磨液。
- 前記バリア金属が、タンタル、窒化タンタル、タンタル合金、タンタル含有化合物から選択される請求項15記載の研磨液。
- 請求項4乃至請求項16のいずれか1項に記載の研磨液を用いて、タンタル、窒化タンタル、タンタル合金、タンタル含有化合物から選択される1種以上からなるバリア層を研磨する研磨方法。
- 請求項4乃至請求項16のいずれか1項に記載の研磨液を用いて、銅又は銅合金とそのバリア層を含む面を研磨する研磨方法。
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