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JP2007097715A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性物品の周縁部方向への体液の拡散、及び、体液の漏れを抑制でき、且つ、使用時において使用者に与える不快感を軽減できる吸収性物品を提供する。
【解決手段】液透過性のトップシート10と液不透過性のバックシート20との間に吸収体30を備える生理用ナプキン1は、トップシート10と吸収体30との間に、セカンドシート40を備える。吸収体30とセカンドシート40とは、トップシート10を伴わずに圧着されてなる圧着部50を介して一体化されており、この圧着部50は、使用時に使用者の膣口に対向する膣口対向部位を跨ぎ、且つ、吸収体30の長手方向略中心線に沿った領域に、設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、経血やおりもの等の体液を吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド等の吸収性物品に関する。
従来から、液透過性トップシートと液不透過性バックシートとの間に吸収体を備える吸収性物品(例えば、経血やおりもの等を吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド)として、以下のような構成が知られている。
第1番目は、トップシートと吸収体とが、このトップシートの上面から圧着(例えば、熱エンボス)されてなる凹状溝のセンターエンボスを介して、一体化された吸収性物品である。そして、前記センターエンボスは、使用時に使用者の膣口に対向する膣口対向部位を含む範囲に亘り、且つ、前記トップシートの長手方向略中心線に沿って、設けられている(例えば、特許文献1参照)。
この吸収性物品によれば、吸収体を圧着してセンターエンボスを設けたので、吸収体には、センターエンボスから周縁部の方向に向けて密度勾配が形成される。また、膣口対向部位を含む範囲に亘ってセンターエンボスを設けたので、膣口対向部位に排出された体液(例えば、経血、おりもの)が、毛細管現象によって、高密度であるセンターエンボスに移行する。更に、トップシートの長手方向略中心線に沿ってセンターエンボスを設けたので、体液が吸収性物品の中心部に移行する。
従って、この吸収性物品によれば、吸収性物品の周縁部方向への体液の拡散を抑制できる。
第2番目は、トップシートと吸収体との間にセカンドシートを備えた吸収性物品である。そして、この吸収体は、前記セカンドシートの上面から前記トップシートは伴わずに圧着されてなる多数の点状圧着部を介して、前記セカンドシートと一体化されている。ここで、この点状圧着部は、所定の間隔をおいて、前記セカンドシートの全面にわたって設けられている(特許文献2参照)。
この吸収性物品によれば、トップシートと吸収体との間にセカンドシートを設けたので、吸収された体液が吸収体からトップシートへ逆戻ることを防止でき、このセカンドシートと吸収体とを部分的に一体化したので、使用者から排出された体液を迅速に吸収体に吸収させることができる。また、セカンドシートを圧着して点状圧着部を設けたので、トップシートの繊維間にわずかに残留する水分も、前述した毛細管現象によってセカンドシートに移行するため、トップシートのドライタッチ性を良化でき、使用者に与える不快感を軽減できる。更に、点状圧着部をセカンドシート全面に亘って設けたので、トップシートのドライタッチ性を広範囲において良化できるので、使用者に与える不快感をより軽減できる。
従って、この吸収性物品によれば、排出された体液を迅速に吸収でき、且つ、使用者に与える不快感をより軽減できる。
特開2003−24376号公報 特開平8−322881号公報
しかしながら、前述した特許文献1記載の吸収性物品によれば、トップシートの上面から凹状溝のセンターエンボスを設けたので、トップシートが膣口の陰唇に密着できず、トップシートと陰唇との間に隙間が生じる。このため、体液の漏れが起こりやすいという問題があった。
更に、センターエンボスを設けるために、トップシートに熱加工(例えば、熱エンボス)を施したので、トップシートが硬化する。このため、トップシートの膣口対向部位が膣口に当接した際に、使用者に強い不快感を与えるという問題があった。
また、前述した特許文献2記載の吸収性物品によれば、点状圧着部をセカンドシートの全面に亘って設けたので、以下のような問題があった。
第1番目は、全面に亘って吸収体が圧縮され、その柔軟性が低下することである。このため、使用中に起こる膣口等の形状変化に充分に追従できない(フィット性が悪い)から、体液の漏れが起こりやすい。
第2番目は、体液が各々の点状圧縮部に移行するため、体液の移行を吸収体の中心部に誘導できないことである。この結果、体液が吸収体の全体に拡散しているように見えるから、使用者に強い不安感を与える。
そこで、本発明は、吸収性物品の周縁部方向への体液の拡散、及び、体液の漏れを抑制でき、且つ、使用時において使用者に与える不快感を軽減できる吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明は、具体的には、以下のようなものを提供する。
(1) 液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートとの間に吸収体を備える吸収性物品において、前記トップシートと前記吸収体との間に、セカンドシートを備え、前記吸収体と前記セカンドシートとは、前記トップシートを伴わずに圧着されてなる圧着部を介して一体化されており、前記圧着部は、使用時に使用者の膣口に対向する膣口対向部位を含み、且つ、前記吸収体の長手方向略中心線に沿った領域に、設けられていることを特徴とする吸収性物品。
(1)の発明によれば、トップシートと吸収体との間にセカンドシートを設けたので、吸収された体液が吸収体からトップシートへ逆戻ることを防止でき、セカンドシートと吸収体とを部分的に一体化したので、使用者から排出された体液を素早く吸収体に吸収させることができる。
ここで、吸収体を圧着して圧着部を設けたので、吸収体には、圧着部から周縁部の方向に向けて密度勾配が形成される。また、膣口対向部位を含む範囲に亘って圧着部を設けたので、膣口対向部位に排出された体液(例えば、経血、おりもの)が、毛細管現象によって、高密度である圧着部に移行する。更に、吸収体の長手方向略中心線に沿った領域に圧着部を設けたので、体液が吸収性物品の中心部に移行するから、吸収性物品の周縁部方向への体液の拡散を抑制できる。
また、トップシートを伴わずに圧着部を形成したので、トップシートの自由度が失われない。このため、トップシートが使用者の膣口等の形状変化に充分に追従できる(フィット性が良い)から、体液の漏れを抑制できる。また、トップシートを伴わずに圧着部を形成したので、トップシートが硬化されないから、使用時において使用者に与える不快感を軽減できる。
(2) 前記圧着部は、前記吸収体の長手方向両端から各々少なくとも10mmの範囲を除いて設けられている(1)記載の吸収性物品。
圧着部が吸収体の長手方向両端近傍に設けられていると、この圧着部に移行した体液が吸収体両端部から漏れるおそれがある。
ここで、(2)の発明によれば、吸収体の長手方向両端から各々少なくとも10mmの範囲を除いて圧着部を設けたので、吸収性物品の長手方向の周縁部方向への体液の拡散、及び、吸収体の長手方向両端からの体液の漏れを抑制できる。
(3) 前記圧着部の総面積は、前記吸収体の上面面積に対して、5%以上30%以下である(1)又は(2)記載の吸収性物品。
圧着部の総面積が小さすぎると、セカンドシートから吸収体へ体液が移行しにくくなるため、体液の吸収が遅くなる。一方で、圧着部の総面積が大きすぎると、吸収体の嵩が減るためにフィット性が悪化し、体液の漏れが起こりやすくなるとともに、吸収体の剛性が高くなるため使用時において使用者に強い違和感を与える。
ここで、(3)の発明によれば、圧着部の総面積を5%以上30%以下としたので、セカンドシートから吸収体へ体液が移行しやすくなるから、体液を迅速に吸収でき、且つ、吸収体の嵩の減少及び剛性の増加が抑えられるから、体液の漏れをより抑制できるとともに、使用時において使用者に与える違和感をより軽減できる。
(4) 前記圧着部は、前記吸収体の長手方向に10mm以下の間隔をもって、断続的に設けられており、断続的に設けられている各圧着部の面積は、0.5mm以上である(3)記載の吸収性物品。
(4)の発明によれば、まず、圧着部を断続的に設けた。
ここで、圧着部の各々の間隔が大きすぎると、吸収体の密度勾配が充分には形成されないため、この各々の間に排出された体液は、圧着部への移行の誘導を受けにくい。これにより、体液が吸収体の側縁部方向に拡散し、体液の漏れが生じるおそれがある。
(4)の発明によれば、圧着部の各々を、長手方向に10mm以下の間隔をもって配置したので、吸収体の密度勾配が充分に形成される。このため、圧着部の各々の間に排出された体液の圧着部への移行を誘導できるから、体液の漏れを抑制できる。
また、各圧着部の面積が小さすぎると、セカンドシートの溶融が困難になるために、セカンドシートと吸収体との一体化が困難になる。ここで、(4)の発明によれば、各圧着部の面積を0.5mm以上としたので、セカンドシートの溶融が容易だから、容易にセカンドシートと吸収体とを一体化できる。
本発明によれば、膣口対向部位を含む範囲に亘って圧着部を設けたので、膣口対向部位に排出された体液が圧着部に移行する。更に、セカンドシートの長手方向略中心線に沿った領域に圧着部を設けたので、体液が吸収性物品の中心部に移行するから、吸収性物品の周縁部方向への体液の拡散を抑制できる。
ここで、トップシートを伴わずに圧着部を形成したので、トップシートの自由度が失われない。このため、トップシートは使用者の膣口等の形状変化に充分に追従できる(フィット性が良い)から、体液の漏れを抑制できる。また、トップシートを伴わずに圧着部を形成したので、トップシートが硬化されないから、使用時において使用者に与える不快感を軽減できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、第1実施形態以外の各実施形態の説明において、第1実施形態と共通するものについては同一符号を付し、その説明を省略若しくは簡略化する。
<第1実施形態>
[吸収性物品の全体構成]
図1は、本発明の第1実施形態の生理用ナプキン1を示すものであり、外力が作用していない自由状態を示す斜視図である。図2は、この生理用ナプキン1を平坦な状態に展開した状態を肌側表面から見た平面図である。図3は、図1のIII−III線の矢視断面図である。
以下においては、生理用ナプキン1を構成する各要素の2つの表面のうち、身体に向く表面を「肌側表面」と呼び、反対側の表面を「着衣側表面」と呼ぶ。また、生理用ナプキンの長手方向を「縦方向」と呼び、前記縦方向と直交する方向を「横方向」と呼ぶ。各要素の寸法は、特に明記しない限り、縦方向に測定した寸法を「長さ寸法」とし、前記横方向に測定した寸法を「幅寸法」と呼ぶ。
生理用ナプキン1(吸収性物品の一例)は、液透過性のトップシート10と液不透過性のバックシート20との間に吸収体30を備えている。また、生理用ナプキン1は、トップシート10と吸収体30との間に、セカンドシート40を備えている。これら各部材は、ゴム系ホットメルト型接着剤及びヒートシールにより、互いに接着されている。
そして、吸収体30とセカンドシート40とは、トップシート10を伴わずに圧着されてなる圧着部50を介して一体化されている。圧着部50は、使用時に使用者の膣口に対向する膣口対向部位(後述する)を含み、且つ、吸収体30の長手方向略中心線Oyに沿った領域に、設けられている。圧着は、圧着部の周辺部位に高密度領域を形成できる限りにおいて特に限定されないが、例えば、熱エンボス、超音波溶着により行うことができる。
生理用ナプキン1の両側部には、前方において、吸収体30の両側端部30cよりも左右両側に突出した前方フラップ部4と、前方フラップ部4よりも後方において左右両側に突出した折り返しフラップ部5と、折り返しフラップ部5よりもさらに後方において、左右両側に突出した後方フラップ部6と、が設けられている。バックシート20及びサイドシート60は、前方フラップ部4、折り返しフラップ部5、後方フラップ部6において重ねられ、ゴム系ホットメルト型接着剤及びヒートシールにより、互いに接着されている。
生理用ナプキン1は、曲線形状の前縁部2と、同様に曲線形状の後縁部3と、を有する縦長形状である。例えば、長手方向略中心線Oyでの長さ寸法は210mm以上420mm以下(例えば、350mm)であり、幅方向の寸法は折り返しフラップ部5が設けられている領域において150mm以上200mm以下(例えば、170mm)、その他の領域において60mm以上120mm以下(例えば、100mm)である。
吸収体30も縦長形状であり、前縁部2よりもやや後方に位置する曲線形状の前端部30a及び、後縁部3よりもやや前方に位置する曲線形状の後端部30bを有している。吸収体30の左右両側端部30cは、長手方向略中心線Oyと平行な略直線形状である。
吸収体30は、例えば、長さ方向の寸法が190mm以上400mm以下(例えば、315mm)で、幅方向の寸法が60mm以上85mm以下(例えば、75mm)であり、生理用ナプキン1の略中央部に設けられている。
生理用ナプキン1の横方向の両側部に位置するサイドシート60の対向縁部60aは、吸収体30の両側端部30cよりも内側(長手方向略中心線Oy側)に位置している。吸収体30の両側部分は、その肌側表面がトップシート10で覆われ、このトップシート10の表面が更にサイドシート60で覆われている。サイドシート60の対向縁部60a同士で挟まれた領域には、液透過性のトップシート10が現れており、この領域で且つ吸収体30が設けられている部分が主な体液吸収領域となっている。
膣対向基準線X1は、生理用ナプキン1の前縁部2から後方へ100mm以上200mm以下の範囲で、好ましくは前縁部2から後方へ100mm以上140mm以下の範囲に位置しており、例えば前縁部2から後方へ約120mm離れて位置している。
膣口対向部位とは、膣対向基準線X1と長手方向略中心線Oyとの交点を略中心として、その近傍であって、使用者の膣口に当接する部位を意味する。ここで、膣口対向部位は、この生理用ナプキン1を下着に固着させて、使用者の股間部に装着するときに、ほぼ膣口の中心に一致させる目安にもなる。
この目安は、生理用ナプキンを肌側表面から見たときの全体形状や、肌側表面に形成されている圧縮線70の形状等の全体デザインによって、適宜決定できる。左右両側に突出する折り返しフラップ部5の縦方向寸法の中心を通る膣対向基準線X1は、膣口の中心部に対向させる目安とすることができる。また、圧縮線70の横方向での間隔が膣対向基準線X1の位置で狭められているので、この圧縮線70の形状も目安とすることができる。
生理用ナプキン1は、バックシート20の着衣側表面に、生理用ナプキン1を下着に固着させるためのセンター感圧接着剤層80が設けられている(塗布量は、例えば50g/m)。そして、このセンター感圧接着剤層80は、縦方向中心線Oyの左右両側において長手方向略中心線Oyと略平行に形成されている。例えば、長さ方向の寸法が290mm、幅方向の寸法が15mmのセンター感圧接着剤層の2本が、生理用ナプキン1の略中央部において、長手方向略中心線Oyを対称軸として、幅方向に15mmの間隔をもって設けられている。
また、図示はしないが、折り返しフラップ部5が形成されている領域には、バックシート20の着衣側表面にフラップ用感圧接着剤層が設けられている。例えば、長さ方向の寸法が30mm、幅方向の寸法が15mmのフラップ用感圧接着剤層が、各々のフラップの略中央部に設けられている。
更に、図示はしないが、後方の領域には、バックシート20の着衣側表面に後方領域用感圧接着剤層が設けられている。例えば、長さ方向の寸法が15mm以上20mm以下、幅方向の寸法が10mmの後方領域用感圧接着剤層が、生理用ナプキン1の前縁部2から後方へ約230mm以上300mm以下離れた位置に、長手方向略中心線Oyに沿って設けられている。
[トップシート]
トップシート10は、液透過性であり、一般的に液親水性である。また、使用者の肌に当接するので、柔軟性に富み、風合いのよい素材が好ましく用いられる。具体的には、ポリプロピレン及びポリエチレンからなる液透過性の不織布、フィルム、多孔性プラスティックフィルム、多孔性フォーム等の化学繊維、綿等の天然繊維を挙げることができ、これらは単独で若しくは複合して用いることができる。
例えば、芯部がポリプロピレン(PP)樹脂で鞘部がポリエチレン(PE)樹脂の芯鞘型複合合成繊維(繊維径2.2dtex)と、芯部がポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂で鞘部がポリエチレン(PE)樹脂の芯鞘型複合合成繊維(繊維径2.6dtex)と、が混合されて形成されたスルーエア不織布であり、その目付けは35g/mである。
[バックシート]
バックシート20は、一般的に、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、エチレンビニルアセテート等を単独で若しくは複合して得られる液不透過性の樹脂フィルム、防漏性の不織布、樹脂フィルムが貼り合わされた不織布、樹脂と紙とのラミネート材、樹脂フィルムにフィラー等を添加して延伸することで透湿性をもたせたもの、等の素材が好ましく用いられる。例えば、目付けが23.5g/mであるポリエチレンフィルムを挙げることができる。
[吸収体]
吸収体30は、一般的に、粉砕パルプを液透過性の紙やセルロースシートで包んだもの、高吸収性ポリマーを混合したもの等を用いることができ、例えば、エアレイドパルプ、親水性繊維を使用したスパンレース不織布やメルトブロン不織布、吸水紙、又はこれらが組み合わされたものを挙げることができる。また、高吸水性ポリマーとしては、デンプン重合体、アクリル酸系重合体、セルロース系等を挙げることができる。
吸収体30は、例えば、高吸収性高分子(アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物)を3重量%含む針葉樹クラフトパルプであり、その目付けは300g/mである。
また、吸収体30の形状としては、特に限定されず、粒状、シート状、繊維状等を挙げることができる。
[セカンドシート]
セカンドシート40は、液透過性があり、フィット性向上の点からクッション性及び嵩維持性に優れ、且つ、熱融着成分を含んでいることが好ましい。具体的には、ポリプロピレン、ポリエチレン又はこれらの複合繊維からなる不織布(例えば、スルーエア不織布)、フィルム、多孔性プラスティックフィルム、多孔性フォーム等の化学繊維等を挙げることができる。嵩高性及び柔軟性の点からは、高デニールの中空繊維等が好ましい。また、熱融着成分としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリビニリデン、アクリル樹脂、ナイロン樹脂等が挙げられる。
セカンドシート40は、例えば、芯部がポリプロピレン(PP)樹脂で、鞘部がポリエチレン(PE)樹脂の芯鞘型の複合合成繊維(繊維径2.2dtex)で形成されたスルーエア不織布とし、その目付けを20g/mとすることができる。
また、セカンドシート40は、体液のトップシート10からの移行の誘導性を向上させるために、親水性の高い素材で構成することが好ましく、例えば、スパンレース又はパルプ混スパンレース等を用いたり、油剤等で親水処理したりすればよい。
セカンドシート40の厚みは、小さすぎるとフィット性が悪化する一方、大きすぎるとセカンドシート40内での体液の移行速度が低下する結果、吸収速度が低下する。そこで、セカンドシート40の厚みは、3g/cm荷重下において0.1mm以上3mm以下であることが好ましい。より好ましくは、0.5mm以上2mm以下である。
また、セカンドシート40の厚みは、セカンドシート40を重ねる、折り返す、エンボスによる賦形を行う、折り返したセカンドシート40の間に伸縮材を貼り付けてセカンドシート40の上層を持ち上げる等の手法で、増加させてもよい。
セカンドシート40の密度は、小さすぎると表面材からの経血の移行性が低下する一方、大きすぎるとセカンドシート40内での体液の移行速度が低下する結果、吸収速度が低下する。そこで、セカンドシート40の密度は、0.030g/cm以上0.24g/cm以下であることが好ましい。より好ましくは、0.10g/cm以上0.15g/cm以下である。
ただし、トップシート10の密度が0.24g/cmを超える場合には、充分な密度勾配を形成する点から、セカンドシート40の密度をトップシート10の密度以上とすることが好ましい。
セカンドシート40は、圧着部50の近傍を除いて、トップシート10と固定されている。圧着部50の近傍をトップシート10と固定すると、セカンドシート40に伴ってトップシート10が凹形状に変形される結果、フィット性が低下するので好ましくない。この固定は、特に限定されないが、例えばホットメルト型接着剤を用いて行うことができる。
[圧着部]
圧着部50は、膣口対向部位を含み且つ吸収体30の長手方向略中心線Oyに沿った領域に、連続して圧着されている。そして、吸収体30の長手方向両端30a、30bから各々少なくとも10mm(各々、La、Lb)の範囲を除いて設けられている。
なお、圧着部50は、セカンドシート40及び吸収体30を、肌側表面の側から圧着して形成している。
また、圧着部50を設け圧着部50の総面積は、吸収体30の上面面積に対して5%以上30%以下である。
圧着部50の深さが小さすぎると、圧縮される吸収体30の厚み減少率が小さくなり、圧着部50周辺の圧縮度が低くなるので、密度勾配が充分に形成されにくい。一方、圧着部50の深さが大きすぎると、セカンドシート40が過度に引き伸ばされて圧着部50の周辺で破断するおそれがあり、破断すると体液の連通性が損なわれるため、体液の吸収速度が遅くなる。そこで、圧着部50の深さは、1.0mm以上13mm以下であることが好ましい。より好ましくは、3.0mm以上10mm以下である。
圧着部50における密度が小さすぎると、非圧着部との密度勾配が小さくなるので、体液の移行が遅くなる。そこで、圧着部50における密度は、0.25g/cm以上、又は、非圧着部におけるセカンドシート40の密度に対して2倍以上であることが好ましい。より好ましくは、0.50g/cm以上である。ここで、非圧着部とは圧着が行われていない部位を意味する。
また、吸収体30とともに圧着部50側に巻き込まれる部分におけるセカンドシート40のティッシュやパルプの破断を防止するため、圧着部50は垂直方向に角度をつけた斜め方向に形成してもよい。
[サイドシート]
サイドシート60は、芯部がポリエチレン樹脂で鞘部がポリプロピレン樹脂の芯鞘型の複合合成繊維で形成された(混合率1:1)スパンボンド不織布であり、例えば目付けが22g/m2である。
[感圧接着剤層]
センター感圧接着剤層80、フラップ用感圧接着剤層、後方領域感圧接着剤層は、いずれも、例えば、ゴム系ホットメルト型接着剤、オレフィン系ホットメルト型接着剤、メカニカルファスナー、スチレンゴム系の滑り止め材で、構成できる。
本実施形態によれば、以下のような作用効果が得られる。
(A)トップシート10と吸収体30との間にセカンドシート40を設けたので、吸収された体液が吸収体30からトップシート10へ逆戻ることを防止でき、セカンドシート40と吸収体30とを部分的に一体化したので、使用者から排出された体液を素早く吸収体30に吸収させることができる。
ここで、膣口対向部位を含む範囲に亘って圧着部50を設けたので、膣口対向部位に排出された体液が圧着部50に移行する。更に、吸収体30の長手方向略中心線Oyに沿った領域に圧着部50を設けたので、体液が生理用ナプキン1の中心部に移行するから、生理用ナプキン1の周縁部方向への体液の拡散を抑制できる。
(B)トップシート10を伴わずに圧着部50を形成したので、トップシート10の自由度が失われない。このため、トップシート10は使用者の膣口等の形状変化に充分に追従できる(フィット性が良い)から、体液の漏れを抑制できる。また、トップシート10を伴わずに圧着部50を形成したので、トップシート10が硬化されないから、使用時において使用者に与える不快感を軽減できる。
(C)吸収体30の長手方向両端30a、30bから各々少なくとも10mm(各々、La、Lb)の範囲を除いて圧着部50を設けたので、吸収性物品1の長手方向の周縁部方向への体液の拡散を抑制でき、且つ、吸収体30の長手方向両端30a、30bからの体液の漏れを抑制できる。
(D)圧着部50の総面積を5%以上30%以下としたので、吸収体30の柔軟性を損なうことなく、セカンドシート40から吸収体30へ体液が移行しやすくなるから、体液を迅速に吸収でき、且つ、吸収体30の嵩の減少及び剛性の増加が抑えられるから、体液の漏れをより抑制できるとともに、使用時において使用者に与える違和感を軽減できる。
<第2実施形態>
図4は、本発明の第2実施形態の生理用ナプキンの吸収体30Aを平坦な状態に展開した状態を肌側表面から見た平面図である。
本実施形態では、圧着部50Aの構造が第1実施形態と異なる。
即ち、圧着部50Aは、膣口対向部位を含み且つ吸収体30Aの長手方向略中心線Oyに沿った領域に、断続的に形成されている。そして、圧着部50Aの各々は、長手方向に10mm以下の間隔(図中Lc)をもって形成されている。また、圧着部50Aの各々の面積は、0.5mm以上である。
なお、圧着部50Aの各々の長手方向の寸法(図中Ld)は、体液の移行の誘導性を向上させる点で、30mm以上であることが好ましい。
本実施形態によれば、前述した(A)〜(D)に加えて、以下のような作用効果が得られる。
(E)圧着部50Aの各々を、長手方向に10mm以下の間隔(Lc)をもって配置したので、吸収体30Aの密度勾配が充分に形成される。このため、圧着部50Aの各々の間に排出された体液の圧着部50Aへの移行を誘導できるから、体液の漏れを抑制できる。
(F)圧着部50Aの各々の面積を0.5mm以上としたので、セカンドシートの溶融が容易だから、容易にセカンドシートと吸収体30Aとを一体化できる。
<第3実施形態>
図5は、本発明の第3実施形態の生理用ナプキン1Bの膣口対向部位における横断面図である。
本実施形態では、セカンドシート40Bの構造が第1〜第2実施形態と異なる。
生理用ナプキン1Bのセカンドシート40Bは、この両端が長手方向略中心線に向かって折りたたまれている。そして、この折りたたまれたセカンドシート40Bには、この折りたたみ線より両端側において、膣口対向部位を含む領域に亘り、縦方向(生理用ナプキン1Bの長手方向)に弾性伸縮部材41が設けられている。
弾性伸縮部材41は、特に限定されないが、長手方向略中心線Oyと膣対向基準線X1との交点を中心として、前方0mm以上80mm以下(例えば、40mm)の地点から、後方側に50mm以上220mm以下(例えば、180mm)の長さに亘って、伸縮倍率1.3倍以上2.2倍以下で設けることができる。また、弾性伸縮部材41は、例えば、ホットメルト型接着剤により固定できる。
本実施形態によれば、前述した(A)〜(F)に加えて、次のような作用効果が得られる。
(G)折りたたまれたセカンドシート40Bに、この折りたたみ線より両端側において、膣口対向部位を含む領域に亘り、縦方向(生理用ナプキン1Bの長手方向)に弾性伸縮部材41を設けたので、弾性伸縮部材41の収縮に伴って、膣口対向部位を含む領域のトップシート10Bが使用者の肌側に隆起する。ここで、セカンドシート40Bをこの両端が長手方向略中心線側に向かうように折りたたんだので、膣口対向部位の近傍のトップシート10Bが隆起する。弾性伸縮部材41が伸縮することで、この隆起が膣口の形状変化に応じて調節されるので、生理用ナプキン1Bはフィット性に優れ、体液の漏れをより抑制できる。
<第4実施形態>
図6は、本発明の第4実施形態の生理用ナプキン1Cの膣口対向部位における横断面図である。
本実施形態では、セカンドシート40Cの構造が第1〜第3実施形態と異なる。
即ち、生理用ナプキン1Cのセカンドシート40Cは、長手方向略中心線に沿ってバックシート側に屈曲された第1セカンドシート401と、この第1セカンドシート401に対向する第2セカンドシート402と、からなる。第1セカンドシート401及び第2セカンドシート402は、これらの両端部において互いに固定されている。
そして、吸収体30と第2セカンドシート402とは、トップシート10Cを伴わずに圧着されてなる圧着部50を介して一体化されている。
また、第1セカンドシート401には、膣口対向部位を含む領域に亘り、縦方向(生理用ナプキン1Cの長手方向)に弾性伸縮部材41Cが設けられている。
体液の移行の誘導性及び吸収速度を向上させる点から、第1セカンドシート401は液透過性が相対的に高く、第2セカンドシート402は密度が相対的に大きいことが好ましい。例えば、第1セカンドシート401は液透過性に優れるスルーエア不織布で、第2セカンドシート402は液親水性に優れるスパンレースで形成できる。
本実施形態によれば、前述した(A)〜(F)に加えて、次のような作用効果が得られる。
(G’)第1セカンドシート401に、膣口対向部位を含む領域に亘り、縦方向(生理用ナプキン1Cの長手方向)に弾性伸縮部材41Cを設けたので、弾性伸縮部材41Cの収縮に伴って、膣口対向部位を含む領域のトップシート10Cが使用者の肌側に隆起する。ここで、第1セカンドシート401を長手方向略中心線に沿って屈曲したので、膣口対向部位の近傍のトップシート10Cが隆起する。弾性伸縮部材41Cが伸縮することで、この隆起が膣口の形状変化に応じて調節されるので、生理用ナプキン1Cはフィット性により優れ、体液の漏れをより抑制できる。
<第5実施形態>
図7は、本発明の第5実施形態の生理用ナプキン1Dの膣口対向部位における横断面図である。
本実施形態は、吸収体30D及びセカンドシート40Dの構造が、第1〜第4実施形態と異なる。
即ち、吸収体30Dとセカンドシート40Dとは、着衣側からバックシート20を伴わずに圧着されてなる圧着部50Dを介して一体化されている。
本実施形態によれば、前述した(A)〜(G)又は(G’)に加えて、次のような作用効果が得られる。
(H)着衣側から吸収体30Dを圧着して圧着部50Dを形成したので、使用者から生理用ナプキン1Dの幅方向中心側(長手方向略中心線側)に力が付加された場合、吸収体30Dが圧着部50Dにおいて屈曲する。この屈曲に伴って、セカンドシート40D、トップシート10Dが使用者肌側に隆起され、この隆起したトップシート10Dが使用者の膣口により密着するので、体液の漏れを抑制できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、以下の変形例を挙げることができる。
[変形例1]
図8は、本発明の変形例1に係る生理用ナプキンの吸収体30Eを平坦な状態に展開した状態を肌側表面から見た平面図である。
本変形例は、圧着部50Eの構造が、前記実施形態と異なる。
即ち、吸収体30Eの圧着部50Eは、膣口対向部位を含み且つ吸収体30Eの長手方向略中心線Oyに沿った領域に、断続的に形成されている。そして、圧着部50Eの各々の形状は、幅方向に長辺を有する長方形で構成されている。
[変形例2]
図9は、本発明の変形例2に係る生理用ナプキンの吸収体30Fを平坦な状態に展開した状態を肌側表面から見た平面図である。
本変形例は、圧着部50Fの構造が、前記実施形態と異なる。
即ち、吸収体30Fの圧着部50Fは、膣口対向部位を含み且つ吸収体30Fの長手方向略中心線Oyに沿った領域に、断続的に形成されている。そして、圧着部50Fの各々の形状は、幅方向に長辺を有する長方形で構成され、膣口対向部位の近傍における長方形の長辺は、他の部位における長方形の長辺よりも長く構成されている。
[変形例3]
図10は、本発明の変形例3に係る生理用ナプキンの吸収体30Gを平坦な状態に展開した状態を肌側表面から見た平面図である。
本変形例は、圧着部50Gの構造が、前記実施形態と異なる。
即ち、吸収体30Gの圧着部50Gは、膣口対向部位を含み且つ吸収体30Gの長手方向略中心線Oyに沿った領域に連続して形成された複数本の圧着部ラインが、吸収体30Gの縦方向に、所定の間隔をもって略平行に配置されている。
ここで、所定の間隔(図中、Le)は、通常、20mm以下(例えば、5mm)である。
[変形例4]
図11は、本発明の変形例4に係る生理用ナプキンの吸収体30Hを平坦な状態に展開した状態を肌側表面から見た平面図である。
本変形例は、圧着部50Hの構造が、変形例3と異なる。
即ち、吸収体30Hの圧着部50Hは、膣口対向部位を含み且つ吸収体30Hの長手方向略中心線Oyに沿った領域に断続的に形成された複数本の圧着部ラインが、吸収体30Hの縦方向に、所定の間隔をもって略平行に配置されている。この圧着ラインの各々は、三角形状の複数の圧着部で構成されている。
ここで、所定の間隔は、通常、20mm以下(例えば、5mm)である。
なお、圧着部の各々の形状は、三角形や長方形に限定されず、円形等であってもよい。
本発明の第1実施形態に係る吸収性物品の自由状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る吸収性物品を平面状に展開した状態を肌側表面から示す平面図である。 図1のIII−III線の矢視断面図である。 本発明の第2実施形態に係る吸収性物品の吸収体を平面状に展開した状態を肌側表面から示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係る吸収性物品の膣口対向部位における横断面図である。 本発明の第4実施形態に係る吸収性物品の膣口対向部位における横断面図である。 本発明の第5実施形態に係る吸収性物品の膣口対向部位における横断面図である。 本発明の変形例1に係る吸収性物品の吸収体を平面状に展開した状態を肌側表面から示す平面図である。 本発明の変形例2に係る吸収性物品の吸収体を平面状に展開した状態を肌側表面から示す平面図である。 本発明の変形例3に係る吸収性物品の吸収体を平面状に展開した状態を肌側表面から示す平面図である。 本発明の変形例4に係る吸収性物品の吸収体を平面状に展開した状態を肌側表面から示す平面図である。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
10 トップシート
20 バックシート
30 吸収体
30a、30b 吸収体の長手方向両端
40 セカンドシート
50 圧着部
501 各圧着部
Oy 長手方向中心線
X1 膣対向基準線

Claims (4)

  1. 液透過性のトップシートと液不透過性のバックシートとの間に吸収体を備える吸収性物品において、
    前記トップシートと前記吸収体との間に、セカンドシートを備え、
    前記吸収体と前記セカンドシートとは、前記トップシートを伴わずに圧着されてなる圧着部を介して一体化されており、
    前記圧着部は、使用時に使用者の膣口に対向する膣口対向部位を含み、且つ、前記吸収体の長手方向略中心線に沿った領域に、設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記圧着部は、前記吸収体の長手方向両端から各々少なくとも10mmの範囲を除いて設けられている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記圧着部の総面積は、前記吸収体の上面面積に対して、5%以上30%以下である請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記圧着部は、前記吸収体の長手方向に10mm以下の間隔をもって、断続的に設けられており、
    断続的に設けられている各圧着部の面積は、0.5mm以上である請求項3記載の吸収性物品。
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