[go: up one dir, main page]

JP2007094903A - 情報処理端末装置、認証方法および認証プログラム - Google Patents

情報処理端末装置、認証方法および認証プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007094903A
JP2007094903A JP2005285438A JP2005285438A JP2007094903A JP 2007094903 A JP2007094903 A JP 2007094903A JP 2005285438 A JP2005285438 A JP 2005285438A JP 2005285438 A JP2005285438 A JP 2005285438A JP 2007094903 A JP2007094903 A JP 2007094903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
authentication
hot spot
information
screen
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005285438A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Noguchi
祐一郎 野口
Masaki Sato
雅規 佐藤
Ichiro Iida
一朗 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2005285438A priority Critical patent/JP2007094903A/ja
Publication of JP2007094903A publication Critical patent/JP2007094903A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】ホットスポットの認証における操作者の端末操作の負荷を軽減すること。
【解決手段】ホットスポット101における、ネットワーク100への接続のための認証情報をそれぞれ記憶する認証情報記憶部404と、ホットスポット101を検出するネットワーク検出部402と、ネットワーク検出部402によって検出されたホットスポット101から、マークアップ言語によって記述された画面情報(HTMLデータ)を受信する無線通信制御部401と、受信された画面情報に基づく画面の内容を評価し、評価された結果に基づいて、画面の内容を遷移させるとともに、認証情報記憶部404によって記憶されたホットスポットに対応する認証情報を用いて認証処理をおこなうシナリオ実行制御部403と、を備る。
【選択図】図4

Description

この発明は、情報処理端末装置、情報処理端末装置の認証方法および情報処理端末装置の認証プログラムであって、特に、VoIP(Voice over IP)を利用して音声通話をおこなう情報処理端末装置、認証方法および認証プログラムに関する。
従来、公衆電話回線網の代わりにインターネットなどのIP網を利用して格安で電話をかける、いわゆるIP電話を、携帯電話機などの携帯端末装置、特に小型携帯端末装置においても実現したいというニーズが高まってきている。そのため、IP上の音声通話であるVoIP(IP電話)を利用することが考えられる。また、携帯端末装置は、電話としての機能のほか、データ通信装置(情報処理端末装置)として、Webを閲覧したり、電子メールの送受信をおこなう機能を兼ね備えているのが一般的であり、これらの機能と電話機能をともに無線LANなどを用いて実現している。
ここで、無線LANの接続にはホットスポットを用いるのが一般的である。ホットスポットを用いて、IP電話の位置登録操作をおこなってはじめてIP電話として利用することができるようになる。ただし、ホットスポットを用いてネットワークに接続するためには、それぞれのホットスポットにおいて認証処理が必要になる。通常、ホットスポットにおける認証方式はWeb認証(CGI認証)である場合が多い。
また、Web認証ではなく、認証専用の通信プロトコルを用いた従来技術として、複数の事業者が提供する様々な認証方式を必要とするホットスポットを利用してネットワーク接続サービスを享受する場合に、プロファイルサーバが、ホットスポットエリアを形成するアクセスポイントを介して接続される無線デジタルカメラの認証処理を実施し、その認証処理が完了すると、ホットスポットサービスの認証サーバとの間の認証処理を、無線デジタルカメラが実施するための認証情報を、プロファイルサーバから無線デジタルカメラに提供するものがある(たとえば特許文献1参照。)。
特開2004−128886号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、位置登録をするためのホットスポットにおける認証において、操作者の端末操作が必要となるという問題点があった。すなわち、あらたなホットスポットに移動するたびに、待ち受け状態を保つためだけに、所定の認証操作を操作者に強いることになり(たとえば、ホットスポット利用時には画面を注視していないとIP電話は使えないことになり)、携帯電話としての利便性を損なうという問題点があった。
Webブラウザのパスワードマネージャを適用して、ホットスポットにおける認証情報を自動補完し、IP電話の位置登録を自動実行することが考えられるが、この場合でも認証結果に応じたユーザの端末操作がやはり必要となる。したがって、認証情報の自動入力だけでは十分でなく、認証結果に応じたIP携帯電話の適応的な制御が必要となる。
また、パスワードマネージャは、認証情報入力画面のURLごとに認証情報を記憶するため、ホットスポットごとに認証情報を記憶する必要がある。したがって、ホットスポット間のローミング関係を反映したデータ構造を備えておらず、操作者は、ローミング関係にあるホットスポットでも同じ認証情報を再登録する必要あるだけでなく、認証情報を変更する場合もローミング関係にあるすべてのホットスポットについて変更する必要あり、認証情報の登録、変更操作が煩雑となるという問題点があった。セキュリティの万全を期す上でパスワードは定期的に変更する必要があるため、認証情報の変更手続きは操作者に多大な負荷を与えることになる。このように、IP電話を使用するに当たって、認証情報の効率的管理が大きな課題となる。
また、上記特許文献1にかかる従来技術にあっては、Web認証ではなく認証専用の通信プロトコルを用いた認証なので、当該プロトコルに対する認証情報をホットスポットごとに管理しており、ローミング関係を反映することができないという問題点があった。また、認証用の専用のソフトウエアをインストールしなければならないという問題点があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ホットスポットの認証における操作者の端末操作の負荷を軽減することが可能な情報処理端末装置、情報処理端末装置の認証方法および情報処理端末装置の認証プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる情報処理端末装置、認証方法および認証プログラムは、無線によるネットワーク接続サービスを提供する空間(以下「ホットスポット」という)における、前記ネットワークへの接続のための認証情報をそれぞれ記憶し、前記ホットスポットを検出し、検出されたホットスポットから、マークアップ言語によって記述された画面情報を受信し、受信された画面情報に基づく画面の内容を評価し、評価された結果に基づいて、記憶された前記ホットスポットに対応する認証情報を用いて認証処理をおこなうことを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理端末装置、認証方法および認証プログラムは、上記発明において、操作者による前記画面の内容の確認が必要であると判断した場合に、前記操作者に報知する。
また、この発明にかかる情報処理端末装置、認証方法および認証プログラムは、上記発明において、前記ホットスポット検出手段によって検出されたホットスポットからローミングが可能なホットスポットに関する情報を記憶し、前記ローミング情報記憶手段によって記憶された情報に基づいて、記憶された、前記ローミングが可能なホットスポットに対応する認証情報を用いて認証処理をおこなうことを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理端末装置、認証方法および認証プログラムは、上記発明において、認証処理が完了した場合に、位置管理サーバに対して、VoIPを用いた音声通話をおこなうための位置登録をおこなうことを特徴とする。
また、この発明にかかる情報処理端末装置、認証方法および認証プログラムは、上記発明において、検出されたホットスポットにおける実効伝送速度を計測し、計測された実効伝送速度に基づいて、前記位置管理サーバに対する位置登録を中止することを特徴とする。その際、前記画面情報のデータ量と前記画面の遷移時間に基づいて、前記実効伝送速度を計測するようにするとよい。
本発明によれば、操作者に対して不要な端末操作をさせることなく、ホットスポットにおける認証および位置登録をおこなうことが可能な情報処理端末装置、情報処理端末装置の認証方法および情報処理端末装置の認証プログラムが得られるという効果を奏する。また、認証に用いる情報の登録、変更を容易におこなうことが可能な情報処理端末装置、情報処理端末装置の認証方法および情報処理端末装置の認証プログラムが得られるという効果を奏する。また、VoIPによる音声通話の品質の低下を防止することが可能な情報処理端末装置、情報処理端末装置の認証方法および情報処理端末装置の認証プログラムが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理端末装置、情報処理端末装置の認証方法および情報処理端末装置の認証プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(全体システムの構成)
図1は、この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の認証方法を実現する全体システムの構成を示す説明図である。図1において、100はネットワークであり、101はホットスポットであり、102は位置管理サーバであり、103は認証ゲートウェイであり、104はユーザアカウント管理サーバであり、105は無線基地局であり、110は本実施の形態にかかる情報処理端末装置である。
ここで、ネットワーク100は、たとえばインターネットなどのコンピュータネットワークである。また、ホットスポット101は、無線基地局105が無線によるネットワーク接続サービスを提供する空間、具体的には、たとえば、駅、レストラン、ホテルなどの公的場所で提供される公衆無線LANサービスを提供する空間である。ホットスポットでは事業者間のローミングが可能であり、一つの認証情報で複数のホットスポットを利用することができる。
また、ホットスポット利用時の認証方式は、Web認証を用いる。Web認証を用いることによって、認証用の専用クライアントソフトが必要なく、ブラウザ搭載であれば任意の端末(パソコン/PDA/ゲーム機/IP携帯電話等)を収容することができる。また、事業者によってはオプションでIEEE802.1x/EAPに対応する。
位置管理サーバ102は、ネットワーク100に接続され、携帯型の情報処理端末装置110でVoIPによる音声通信をおこなう際に、当該情報処理端末装置110が存在する位置を登録し、その位置登録の管理をおこなう。そして、位置登録がされていれば、該情報処理端末装置110宛の着信があった場合にVoIPによる音声通話をおこなう。一方、位置登録がされていなければ、着信があった場合にPHSへ電話するように制御する。すなわち、VoIP機能とPHS機能の両方を備えた情報処理端末装置110であれば、位置管理サーバ102に位置登録がされていればVoIP機能を利用した通話をおこない、位置登録がされていなければPHS機能を利用した通話をおこなうことになる。
認証ゲートウェイ103は、各ホットスポット101からネットワーク100に接続する際のファイアウォールであり、ユーザアカウント管理サーバ104によって管理されているユーザアカウントを用いて認証をおこなう。また、無線基地局105は、情報処理端末装置110との間の無線通信をおこなう。
情報処理端末装置110は、無線LANでのIP電話が可能な携帯電話であり、PHS機能を備えていてもよい。情報処理端末装置110は、移動先のホットスポット101で通話するあるいは相手からの電話を待ち受けるには、自身がどのホットスポット101にいるかを位置管理サーバ102に教える必要があるため、位置管理サーバ102に対して位置登録をおこなうことが必要である。そして、認証ゲートウェイ103において認証された情報処理端末装置110だけが、該ホットスポット101でのネットワーク100への接続が許容される。
ホットスポットサービスを提供する業者は複数存在する。各業者は、それぞれ個別にユーザアカウントを管理しており、同じ業者が提供しているホットスポットでは、いずれのホットスポットであっても該業者のユーザアカウントを用いればサービスを利用、すなわちネットワークへの接続が可能となっている。また、ある業者同士はローミングサービス、すなわち複数の業者が提携し、片方の業者に登録されているユーザアカウントを他方の業者でも利用可能とするサービスを提供しているものもある。ローミング関係にあるホットスポット101は、他のホットスポットのユーザアカウント管理サーバを参照して認証することができる。したがって、端末の操作者は現有のホットスポット101のアカウント(認証情報)を使って、ローミング関係にあるほかの業者が提供しているホットスポット101でも利用することが可能になる。
(情報処理端末装置の外観およびハードウエア構成)
つぎに、本実施の形態にかかる外観および情報処理端末装置について説明する。図2は、この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の外観図(正面図、背面図、側面図、上面図)である。図2に示すように、情報処理端末装置110の外観および寸法は従来の携帯電話機などとほぼ同様である。ただし、本情報処理端末装置110はCF型のPHSカードを挿入するカードスロット201を備える。
また、図3は上記情報処理端末装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。図3において、たとえば携帯電話機型あるいはPDA型の形状をなす情報処理端末装置110は、電源300と、CPU301と、メモリ302と、操作ボタン303と、ディスプレイ304と、マイク305と、スピーカ306と、PHSインターフェース307と、WLANインターフェース308と、を備えている。
電源300は、情報処理端末装置110内の各部に電力を供給する。CPU301は、メモリ302に記憶されたプログラムを実行することによって情報処理端末装置110全体の制御を司る。メモリ302は、プログラムやデータなどを記憶する。操作ボタン303は、数字キーや十字キーなどからなる。ディスプレイ304は、メニューなどを表示する。ディスプレイ304は、たとえば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどである。マイク305は、音声を情報処理端末装置110内部に入力する。スピーカ306は、音声を装置外部へ出力する。さらに、図示は省略するが、従来の携帯電話機と同様に、振動を発生し、操作者に報知する振動発生装置(バイブレータ)を備えていてもよい。WLANインターフェース308は、図1に示した無線基地局105との無線通信を制御する。WLANインターフェース308は、IEEE802.11bなどによる無線通信を制御する。
なお、PHSインターフェース307は具体的にはCF型のPHSカードであり、本装置のカードスロット(図2の201)に挿入されているものとする。したがって本装置のハードウエア構成としては、(1)PHSインターフェース307とWLANインターフェース308の双方を具備する場合と、(2)WLANインターフェース308のみを具備する場合とを想定することができるが、以下では(1)の場合を想定することにする。
そして、上記(1)の場合、PHSとWLANの切り替え時に通話が切断されてしまうという問題があるので、本情報処理端末装置110は上述の従来技術を利用して、これらの間のシームレスローミングを実現している。
(情報処理端末装置の機能的構成)
つぎに、本実施の形態にかかる情報処理端末装置の機能的構成について説明する。図4は、この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の機能的構成を示すブロック図である。
図4において、情報処理端末装置110は、無線通信制御部401と、ネットワーク検出部402と、シナリオ実行制御部403と、認証情報記憶部404と、シナリオ情報記憶部405と、ローミング情報記憶部406と、画面情報入出力制御部407と、Webブラウザエンジン408と、GUI制御部409と、IP電話制御部410と、アラーム制御部411とを含む構成となっている。
無線通信制御部401は、ホットスポット101における無線基地局105との無線通信の制御を司る。具体的には、ホットスポット101における無線基地局105から、無線LANのSSID(Service Set Identifer)を含むビーコンパケットや、マークアップ言語の一例であるHTMLデータを受信する。また、後述する位置情報の登録などに関するデータを無線基地局105へ送信する。無線通信制御部401は、具体的には、たとえば、WLANインターフェース308によってその機能を実現する。
ネットワーク検出部402は、ホットスポット101を検出する。具体的には、無線LANのSSIDにより、ホットスポット101を検出する。本実施の形態では、以降SSIDをホットスポット101の識別子(ホットスポットID)とするが、ネットワークアドレスやドメイン情報などであってもよい。ネットワーク検出部402は、たとえば、図3に示したCPU301が、メモリ302に記憶されたプログラムを実行することによってそれぞれの機能を実現する。
シナリオ実行制御部403は、無線通信制御部401によって受信されたHTMLデータに基づく画面の内容、すなわち、HTMLデータに基づいて画面(Webブラウザ)を展開し、展開された画面を後述するシナリオ情報をロードし、ロードしたシナリオ情報(スクリプト)を用いて画面を評価する。そして、評価された結果に基づいて、上記画面の内容を遷移させるとともに、画面遷移するたびに、認証情報記憶部404によって記憶された、検出されたホットスポット101に対応する認証情報を用いて認証処理をおこなう。シナリオ実行制御部403は、たとえば、図3に示したCPU301が、メモリ302に記憶されたプログラムを実行することによってそれぞれの機能を実現する。
認証情報記憶部404は、ホットスポット101における、ネットワーク(インターネット)100への接続のための認証情報をそれぞれ記憶する。認証情報は、具体的には、たとえば、ユーザIDおよびパスワードから構成される、また、上記ホットスポットIDごとにホットスポットIDと関連付けして認証情報を管理している。図5は、認証情報記憶部のデータ構造の一例を示す説明図である。図5において、たとえば、ホットスポットIDである「HS_X」の認証情報は、ユーザIDが「12345」であり、パスワードが「abc」である。同様にホットスポットID「HS_Y」の認証情報は、ユーザIDが「23456」であり、パスワードが「def」である。認証情報記憶部404は、たとえば、図3に示したメモリ302によってその機能を実現する。
シナリオ情報記憶部405は、ホットスポットIDごとにシナリオ情報を管理する。シナリオ情報記憶部405は、たとえば、図3に示したメモリ302によってその機能を実現する。ここで、シナリオ情報は、Web画面を構成するHTMLデータの評価式とそれに基づくIP携帯電話の動作が規定されたスクリプトである。図6は、シナリオ情報記憶部に記憶されるシナリオ情報の一例を示す説明図である。
図6において、スクリプト601では、Web画面のタイトル(<title>)を参照し、ログインが成功したことを表すキーフレーズ(具体的にはたとえば「login_ok」など)が存在するか否かを評価し、ログインが成功したことを表すキーフレーズが存在する場合(具体的にはたとえば図9に示す認証成功画面が表示されている場合)は、位置管理サーバ102に対して位置登録をするように記述されている。これは、後述する図8のフローチャートのステップS808:YesおよびS816に対応している。
また、スクリプト602では、まず、Web画面のURL(url)を参照し、そこにログインができなかったことを表すキーフレーズ(具体的にはたとえば「error」など)が存在するか否かを評価し、ログインができなかったことを表すキーフレーズがある場合(具体的にはたとえば、図10に示す認証失敗画面、図11に示す二重ログイン画面が表示されている場合)は、さらに、本文(<body>)を評価するように記述されている。これは、後述する図8のフローチャートのステップS808:Noに対応している。
また、スクリプト603では、本文(<body>)を参照し、本文に認証失敗を表すキーフレーズ(具体的にはたとえば「login_ng」など)が存在するか否かを評価し、認証失敗を表すキーフレーズが存在する場合(具体的にはたとえば図10に示す認証失敗画面が表示されている場合)は、再認証処理をおこなうように記述されている。これは、後述する図8のステップS809:Yesに対応している。さらに、スクリプト603では、本文(<body>)を参照し、本文に二重ログインを表すキーフレーズ(具体的にはたとえば「already_used」など)が存在するか否かを評価し、二重ログインを表すキーフレーズが存在する場合(具体的にはたとえば図11に示す二重ログイン画面が表示されている場合)は、二重ログイン処理をおこなうように記述されている。これは、後述する図8のステップS810:Yesに対応している。
ローミング情報記憶部406は、ネットワーク検出部402によって検出されたホットスポット101からローミングが可能なホットスポットに関する情報を記憶する。ローミング情報記憶部406は、たとえば、図3に示したメモリ302によってその機能を実現する。図7は、ローミング情報記憶部406のデータ構造の一例を示す説明図である。図7に示すように、ホットスポットIDごとに参照先IDをテーブルで管理している。ここで、参照先IDは、認証時に認証情報を参照されるホットスポットのIDである。
図7から、「HS_A」が「HS_X」、「HS_Z」と、「HS_B」が「HS_X」と、「HS_C」が「HS_Y」とそれぞれローミング関係にあることがわかる。従来方式では、すべてのホットスポット101(すなわち、「HS_A」、「HS_B」、「HS_C」、「HS_X」、「HS_Y」、「HS_Z」の6つ)についてユーザはあらかじめ認証情報を登録しておく必要があった。これに対して、本実施の形態ではローミング情報記憶部406によって、ホットスポット101間のローミング関係を定義しているため、必要なホットスポット101の認証情報(本実施例では「HS_X」、「HS_Y」、「HS_Z」の3つ)だけをユーザは登録すればよい。認証情報の登録時だけでなく、認証情報を変更する場合も、関連するすべてのホットスポットについて変更する必要はなく、1つのホットスポット101だけでよく、登録手続き、変更手続きともに効率的におこなわせることが可能となる。
画面情報入出力制御部407は、Webブラウザエンジン408のAPIを通して、認証情報の自動補完などのWeb画面への入力やWeb画面情報の取得をおこなう。画面情報入出力制御部407は、たとえば、図3に示したCPU301が、メモリ302に記憶されたプログラムを実行することによってそれぞれの機能を実現する。ここで、Web画面情報は複数のHTMLデータから構成される。GUI制御部409や、操作ボタン303およびディスプレイ304を制御して、操作者との間の情報の入出力を管理する。また、IP電話制御部410は、VoIP(Voice over IP)を利用して音声通話をおこなう。すなわち、公衆電話回線網の代わりにインターネットなどのIP網を利用して格安で電話をかける、いわゆるIP電話としての機能を、たとえば、図3に示したCPU301が、メモリ302に記憶されたプログラムを実行することによって実現する。
アラーム制御部411は、画面の内容を遷移させた結果、操作者による上記画面の内容の確認が必要であると判断した場合(具体的には、たとえば、再入力処理をおこなう場合など)に、前記操作者に報知する。アラーム制御部411は、ディスプレイ304に画像を表示したり、発光させたりすること、スピーカ306に警告音を発生させること、図示を省略するバイブレータを振動させることなど、状況に応じて、最適な報知手段を設定することができる。アラーム制御部411は、たとえば、図3に示したCPU301が、メモリ302に記憶されたプログラムを実行することによってそれぞれの機能を実現する。
また、シナリオ実行制御部403は、ローミング情報記憶部406によって記憶された情報に基づいて、ローミングが可能なホットスポット101に対応する認証情報を用いて認証処理をおこなう認証機能も備えるようにしてよい。
また、シナリオ実行制御部403は、ネットワーク検出部402によって検出されたホットスポット101における実効伝送速度を計測する。そして、計測された実効伝送速度に基づいて、位置管理サーバ102に対する位置登録を中止するようにしてもよい。具体的には、シナリオ実行制御部403は、計測された実効伝送速度が所定の速度以下であるか否かを判断し、所定の速度以下の場合に、認証処理を実行するが、位置管理サーバ102に対する位置登録はおこなわない。このようにすることで、帯域が減少することで生じるIP電話の音声品質の低下を防ぐことができる。ただし、認証処理は実行しているので、音声通信以外のデータ通信についてはおこなうことができる。
(情報処理端末装置の処理の手順)
つぎに、情報処理端末装置の処理の手順について説明する。図8は、この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の処理の手順を示すフローチャートである。図8のフローチャートにおいて、まず、ホットスポット101を検出したか否かを判断する(ステップS801)。ここで、ホットスポット101を検出するのを待って、検出した場合(ステップS801:Yes)は、検出したホットスポット101に対応するシナリオ情報をシナリオ情報記憶部405からロードする(ステップS802)とともに、起動URLを指定してWebブラウザを起動する(ステップS803)。
つぎに、受信したHTMLデータに基づいて画面を遷移させる(ステップS804)。そして、Web画面の表示が完了したか否かを判断する(ステップS805)。ここで、表示が完了するのを待って、完了した場合(ステップS805:Yes)は、ステップS802においてロードしたシナリオ情報を用いて、表示が完了したWeb画面を構成するHTMLデータを評価する(ステップS806)。
評価の結果、Web画面が起動URL画面であるか否かを判断する(ステップS807)。ここで、Web画面が起動URL画面ではないと判断した場合(ステップS807:No)は、つぎに、Web画面が認証成功画面であるか否かを判断する(ステップS808)。図9は、認証成功画面の一例を示す説明図である。認証成功画面には、図9に示したほかに、「Welcome」などの記述が存在するため、それらを手掛かりとして認証成功画面であるか否かを判断する。
ステップS808において、Web画面が認証成功画面ではないと判断した場合(ステップS808:No)は、つぎに、Web画面が認証失敗画面であるか否かを判断する(ステップS809)。図10は、認証失敗画面の一例を示す説明図である。認証失敗画面には、図10に示したほかに、「パスワードエラー」などの記述が存在するため、それらを手掛かりとして認証失敗画面であるか否かを判断する。
ステップS809において、Web画面が認証失敗画面ではないと判断した場合(ステップS809:No)は、つぎに、Web画面が二重ログイン画面であるか否かを判断する(ステップS810)。図11は、二重ログイン画面の一例を示す説明図である。ここで、Web画面が二重ログイン画面ではないと判断した場合(ステップS810:No)は、つぎに、認証情報入力画面であるか否かを判断する(ステップS811)。一番最初は、未だ認証情報の入力をおこなっていないため、Web画面が、起動URL画面、認証成功画面、二重ログイン画面になることはなく、少なくとも一度は、ステップS808〜S810を経てステップS811へ移行することになる。
図12は、認証情報入力画面の一例を示す説明図である。図12に示すように、認証情報入力画面には、ユーザIDとパスワードを入力する入力欄が設けられている。ここで、Web画面が認証情報入力画面でないと判断した場合(ステップS811:No)は、システムエラーとして一連の処理を終了する。一方、Web画面が認証情報入力画面であると判断した(通常はこの画面が表示されることになる)場合(ステップS811:Yes)は、つぎに、図4に示した認証情報記憶部404によってあらかじめ記憶されていた認証情報(ユーザIDおよびパスワード)であって、当該ホットスポット101に対応する認証情報を、認証情報入力画面に設けられた入力欄にそれぞれ自動入力する(ステップS812)。その後、ステップS804へ戻る。
そして、ステップS804〜S806の各ステップにおける処理を実行後、Web画面が起動URL画面ではないと判断され(ステップS807:No)、認証成功画面でもないと判断され(ステップS808:No)、ステップS809において、Web画面が認証失敗画面である場合(ステップS809:Yes)は、以下に説明する再認証処理(ステップS813〜S815)を実行する。
再認証処理は、たとえばパスワードなどが更新されているにも関わらず、認証情報記憶部404に保持しているパスワードがまだ古い状態であった場合などに該当する処理である。具体的には、まず、認証情報の入力を指示(報知)するとともに、GUI制御部409を制御して、認証情報(IDおよびパスワード)の入力用ダイアログを表示する(ステップS813)。この認証情報の入力用ダイアログについては、図示は省略するが、あらかじめ情報処理端末装置110内の所定の記憶領域に記憶しておき、ホットスポット101が変わっても、常に同一の画面(具体的にはIDおよびパスワードの入力欄を備える画面)をその都度表示する。
つぎに、認証情報の入力画面に対して操作者から認証情報の入力があったか否かを判断する(ステップS814)。ここで、操作者から認証情報の入力があるのを待って、入力があった場合(ステップS814:Yes)は、入力があった認証情報を保持し(ステップS815)、その後、Webを認証情報入力画面になるように画面の遷移をおこなう。そして、Web画面の表示が完了するのを待って、完了した場合に、ステップS811へ移行し、ステップS811において、Web画面が認証情報入力画面になっているか否かを判断する。
そして、ステップS811において、Web画面が認証情報入力画面になっている場合(ステップS811:Yes)に、図12に示した認証情報入力画面のユーザIDおよびパスワードの入力欄に対して、ステップS812において保持した認証情報(ユーザIDおよびパスワード)をそれぞれ自動入力する(ステップS812)。その後、ステップS804へ戻る。
そして、ステップS804〜S806の各ステップにおける処理を実行後、Web画面が起動URL画面あるいは認証成功画面であると判断された場合(ステップS807:YesまたはステップS808:Yes)は、その後、認証ゲートウェイ103を介して、位置管理サーバ102に対して位置登録を実行し(ステップS816)、一連の処理を終了する。認証ゲートウェイ103を介して位置管理サーバ102に対する位置登録は、数十秒から数分間隔でおこなう。そのため、位置登録をおこなうたびに認証ゲートウェイ103に対して認証処理をおこなってもよく、また、ホットスポット101の圏内から出ない限り、上記認証処理をおこなうことなく、位置登録をおこなうようにしてもよい。
また、ステップS812において保持した認証情報を用いて認証が成功した場合には、当該認証情報は、図4に示した認証情報記憶部404に自動登録するとよい。それによって、再度、同一ホットスポットの利用の場合には、当該認証情報を用いて入力を自動化することができる。
また、ステップS810において、二重ログイン画面であると判断した場合(ステップS810:Yes)は、二重ログイン処理を操作者へ指示(報知)した(ステップS817)後、一連の処理を終了する。本実施の形態では、図9に示した認証成功画面、図10に示した認証失敗画面、図11に示した二重ログイン画面、図12に示した認証情報入力画面について、HTMLデータに基づいて画面展開はおこなうが、実際にディスプレイ3
04には表示せず、操作者はその内容を視認することができない。そこで、ステップS817では、二重ログイン処理の指示(報知)の方法として、別途ガイダンスを示す代わりに、図11に示した二重ログイン画面を視認可能にするようにしてもよい。
二重ログインは、たとえば、現在、圏内に入っているホットスポットにおいて既に他の端末でIP通信をおこなっている(すなわち、他の端末がログインしている)状態で、さらにVoIPを利用するためのログイン処理を情報処理端末装置110がおこなおうとすると起こるエラーである。二重ログイン認証失敗画面には、図11に示すように、他の端末のログアウト処理を促す記述もあわせておこなっているため、その画面を視認可能にすることによって、操作者はログインできない原因と、今後の対応策を容易に把握することができる。操作者(ユーザ)はWeb画面記載の手順にしたがって、ログイン済みの他端末でログアウト処理などをおこない、該ホットスポットでIP電話を利用可能にすることができる。また、図示は省略するが、MAC認証失敗の場合もWeb画面をそのままユーザに表示、ユーザは事業者の管理画面でIP携帯電話端末のMACアドレス登録などをおこなうことができる。
図13は、この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の別の処理の手順を示すフローチャートであり、図8に示したフローチャートにさらにローミング機能を実現する処理を付加している。図8のステップS811において、認証情報入力画面であると判断した場合(ステップS811:Yes)に、図7に示したローミング情報記憶部406のホットスポットIDから参照先IDを検索する(ステップS1301)。
つぎに、ローミング情報記憶部406にホットスポットIDに対応する参照先IDが存在するか否かを判断する(ステップS1302)。ここで、参照先IDが存在する場合(ステップS1302:Yes)は、図5に示した認証情報記憶部404において、上記参照先IDから認証情報を検索する(ステップS1303)。そして、認証情報記憶部404に参照先IDに対応する認証情報が存在するか否かを判断する(ステップS1304)。ここで、認証情報が存在する場合(ステップS1304:Yes)は、図8に示したステップS812へ移行する。
ステップS1302において、参照先IDが存在しない場合(ステップS1302:No)は、認証失敗を通知する(ステップS1305)。具体的には、たとえば『該当するローミング先が見つかりません』などの内容を通知する。その後、図8に示したステップS813へ移行する。
ステップS1304において、認証情報が存在しない場合(ステップS1304:No)は、認証失敗を通知する(ステップS1306)。具体的には、たとえば『ローミング先の認証情報が見つかりません』などの内容を通知する。その後、図8に示したステップS813へ移行する。
図14は、この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の別の処理の手順を示すフローチャートであり、認証情報またはローミング情報の登録・変更処理を示している。図14のフローチャートにおいて、まず、操作者からの認証情報の登録・変更の要求があったか否かを判断する(ステップS1401)。具体的には、たとえば、操作者がGUIを操作してホットスポットIDを指定することで、GUI制御部409を介して、認証情報の登録・変更を要求する。
ステップS1401において、要求があるのを待って、要求があった場合(ステップS1401:Yes)は、つぎに、ローミング情報記憶部406に上記指定されたホットスポットIDに対応した参照先IDが存在するか否かを判断する(ステップS1402)。ここで、参照先IDが存在する場合(ステップS1402:Yes)は、当該参照先IDに対応した認証情報を表示する(ステップS1403)。その際、操作者に対して、表示した認証情報の変更に関する情報の入力を要求する(具体的には、『変更する認証情報(ユーザID/パスワードを入力してください』などの内容の表示をする)。
そして、変更情報の入力があったか否かを判断する(ステップS1404)。ここで、変更情報の入力があるのを待って、変更情報の入力があった場合(ステップS1404:Yes)は、入力があった変更情報に基づいて、認証情報記憶部404において上記参照先IDに対応した認証情報を更新し(ステップS1405)、一連の処理を終了する。
ステップS1402において、参照先IDが存在しない場合(ステップS1402:No)は、ステップS1401において入力があったホットスポットIDに対して、ローミング関係にある参照先のIDを入力するのか、あるいは、当該ホットスポットIDの認証情報を入力するのかを確認する(ステップS1406)。具体的には、どちらかを入力するように要求する。そして、確認の入力があったか否かを判断する(ステップS1407)。
ステップS1407において、確認の入力があるのを待って、確認の入力があった場合(ステップS1407:Yes)は、操作者が入力した内容がいずれかを判断する(ステップS1408)。ここで、入力内容が参照先IDである場合(ステップS1408:参照先ID)は、ホットスポットIDと参照先IDの組をローミング情報記憶部406に新規に登録し(ステップS1409)、一連の処理を終了する。一方、入力内容が認証情報である場合(ステップS1408:認証情報)は、ホットスポットIDと認証情報の組を認証情報記憶部404に新規に登録し(ステップS1410)、一連の処理を終了する。
図15は、この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の別の処理の手順を示すフローチャートであり、図8に示したフローチャートにさらに位置情報の登録制御機能を実現する処理を付加している。図8のステップS807において起動URL画面であると判断した場合(ステップS807:Yes)、または同ステップS808において認証成功画面であると判断した場合(ステップS808:Yes)に、ホットスポットの実効伝送速度を算出する(ステップS1501)。
つぎに、算出した実効伝送速度が所定の速度以下か否かを判断する(ステップS1502)。ここで、所定の速度以下でない場合、すなわち所定の速度と同じか上回る場合(ステップS1502:No)は、図8に示したステップS816へ移行し、位置登録を実行する。一方、所定の速度以下である場合(ステップS1502:Yes)は、VoIPによる音声通話ができない旨を通知し(ステップS1503)、位置登録を実行することなく、一連の処理を終了する。この場合は、PHSによる待ち受けをすることになる。このように、所定の速度以下では、位置登録をしないようにしたことによって、VoIPの通話品質を保持することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ホットスポット101における、ネットワーク100への接続のための認証情報をそれぞれ記憶する認証情報記憶部404と、ホットスポット101を検出するネットワーク検出部402と、ネットワーク検出部402によって検出されたホットスポット101から、マークアップ言語によって記述された画面情報(HTMLデータ)を受信する無線通信制御部401と、受信された画面情報に基づく画面の内容を評価し、評価された結果に基づいて、画面の内容を遷移させるとともに、認証情報記憶部404によって記憶されたホットスポットに対応する認証情報を用いて認証処理をおこなうシナリオ実行制御部403と、を備えたので、操作者に対して不要な端末操作をさせることなく、ホットスポット101における認証をおこなうことができる。
また、本実施の形態によれば、画面の内容を遷移させた結果、操作者による画面の内容の確認が必要であると判断した場合に、操作者に報知するアラーム制御部411を備えたので、操作者が必要な操作をし忘れることで、IP電話での待ち受けができない状態を回避することができる。
また、ネットワーク検出部402によって検出されたホットスポットからローミングが可能なホットスポットに関する情報を記憶するローミング情報記憶分406を備え、シナリオ実行制御部403が、ローミング情報記憶部406によって記憶された情報に基づいて、認証情報記憶部404によって記憶された、ローミングが可能なホットスポット101に対応する認証情報を用いて認証処理をおこなうので、認証に用いる情報の登録、変更を容易におこなうことができる。
IP電話制御部410を備え、シナリオ実行制御部403が、認証処理が完了した場合に、位置管理サーバ102に対して、IP電話制御部410による音声通話をおこなうための位置登録をおこなうとともに、検出されたホットスポット101における実効伝送速度を画面情報のデータ量と画面の遷移時間に基づいて計測し、計測された実効伝送速度に基づいて、位置管理サーバ102に対する位置登録を中止するので、VoIPによる音声通話の品質の低下を防止することができる。
なお、本実施の形態で説明した認証方法は、あらかじめ用意されたプログラムを携帯電話、PDA、パーソナルコンピュータなどの情報処理端末装置で実行することにより実現することができる。このプログラムは、RAM、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
(付記1)無線によるネットワーク接続サービスを提供する空間(以下「ホットスポット」という)における、前記ネットワークへの接続のための認証情報をそれぞれ記憶する認証情報記憶手段と、
前記ホットスポットを検出するホットスポット検出手段と、
前記ホットスポット検出手段によって検出されたホットスポットから、マークアップ言語によって記述された画面情報を受信する画面情報受信手段と、
前記画面情報受信手段によって受信された画面情報に基づく画面の内容を評価する評価手段と、
前記評価手段によって評価された結果に基づいて、前記認証情報記憶手段によって記憶された前記ホットスポットに対応する認証情報を用いて認証処理をおこなう認証処理手段と、
を備えたことを特徴とする情報処理端末装置。
(付記2)前記認証処理手段は、操作者による前記画面の内容の確認が必要であると判断した場合に、前記操作者に報知することを特徴とする付記1に記載の情報処理端末装置。
(付記3)前記ホットスポット検出手段によって検出されたホットスポットからローミングが可能なホットスポットに関する情報を記憶するローミング情報記憶手段を備え、
前記認証処理手段は、前記ローミング情報記憶手段によって記憶された情報に基づいて、前記認証情報記憶手段によって記憶された、前記ローミングが可能なホットスポットに対応する認証情報を用いて認証処理をおこなうことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理端末装置。
(付記4)さらに、VoIPを利用した音声通話手段と、
前記認証処理手段によって認証処理が完了した場合に、位置管理サーバに対して、前記音声通話手段による音声通話をおこなうための位置登録をおこなう位置登録手段と、
を備えたことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の情報処理端末装置。
(付記5)前記ホットスポット検出手段によって検出されたホットスポットにおける実効伝送速度を計測する計測手段を備え、
前記位置登録手段は、前記計測手段によって計測された実効伝送速度に基づいて、前記位置管理サーバに対する位置登録を中止することを特徴とする付記4に記載の情報処理端末装置。
(付記6)前記計測手段は、前記画面情報のデータ量と前記画面の遷移時間に基づいて、前記実効伝送速度を計測することを特徴とする付記5に記載の情報処理端末装置。
(付記7)情報処理端末装置の認証方法であって、
無線によるネットワーク接続サービスを提供する空間(以下「ホットスポット」という)を検出するホットスポット検出工程と、
前記ホットスポット検出工程によって検出されたホットスポットから、マークアップ言語によって記述された画面情報を受信する画面情報受信工程と、
前記画面情報受信工程によって受信された画面情報に基づく画面の内容を評価する評価工程と、
前記評価工程によって評価された結果に基づいて、前記ホットスポットに対応する、前記ネットワークへの接続のための認証情報を用いて認証処理をおこなう認証処理工程と、
を含んだことを特徴とする認証方法。
(付記8)無線によるネットワーク接続サービスを提供する空間(以下「ホットスポット」という)を検出させるホットスポット検出工程と、
前記ホットスポット検出工程によって検出されたホットスポットから、マークアップ言語によって記述された画面情報を受信させる画面情報受信工程と、
前記画面情報受信工程によって受信された画面情報に基づく画面の内容を評価させる評価工程と、
前記評価工程によって評価された結果に基づいて、前記ホットスポットに対応する、前記ネットワークへの接続のための認証情報を用いて認証処理をおこなわせる認証処理工程と、
を情報処理端末装置に実行させることを特徴とする認証プログラム。
以上のように、本発明にかかる情報処理端末装置、情報処理端末装置の認証方法および情報処理端末装置の認証プログラムは、VoIPアプリケーションを用いた音声通話に利用可能であり、特に、たとえば携帯電話機、PDAなどの携帯型情報処理端末装置に適している。
この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の認証方法を実現する全体システムの構成を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の外観図である。 この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の機能的構成を示すブロック図である。 認証情報記憶部のデータ構造の一例を示す説明図である。 シナリオ情報記憶部に記憶されるシナリオ情報の一例を示す説明図である。 ローミング情報記憶部のデータ構造の一例を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の処理の手順を示すフローチャートである。 認証成功画面の一例を示す説明図である。 認証失敗画面の一例を示す説明図である。 二重ログイン画面の一例を示す説明図である。 認証情報入力画面の一例を示す説明図である。 この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の別の処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の別の処理の手順を示すフローチャートである。 この発明の本実施の形態にかかる情報処理端末装置の別の処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 ネットワーク
101 ホットスポット
102 位置管理サーバ
103 認証ゲートウェイ
104 ユーザアカウント管理サーバ
105 無線基地局
110 情報処理端末装置
300 電源
301 CPU
302 メモリ
303 操作ボタン
304 ディスプレイ
305 マイク
306 スピーカ
307 PHSインターフェース
308 WLANインターフェース
401 無線通信制御部
402 ネットワーク検出部
403 シナリオ実行制御部
404 認証情報記憶部
405 シナリオ情報記憶部
406 ローミング情報記憶部
407 画面情報入出力制御部
408 Webブラウザエンジン
409 GUI制御部
410 IP電話制御部
411 アラーム制御部

Claims (5)

  1. 無線によるネットワーク接続サービスを提供する空間(以下「ホットスポット」という)における、前記ネットワークへの接続のための認証情報をそれぞれ記憶する認証情報記憶手段と、
    前記ホットスポットを検出するホットスポット検出手段と、
    前記ホットスポット検出手段によって検出されたホットスポットから、マークアップ言語によって記述された画面情報を受信する画面情報受信手段と、
    前記画面情報受信手段によって受信された画面情報に基づく画面の内容を評価する評価手段と、
    前記評価手段によって評価された結果に基づいて、前記認証情報記憶手段によって記憶された前記ホットスポットに対応する認証情報を用いて認証処理をおこなう認証処理手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理端末装置。
  2. 前記ホットスポット検出手段によって検出されたホットスポットからローミングが可能なホットスポットに関する情報を記憶するローミング情報記憶手段を備え、
    前記認証処理手段は、前記ローミング情報記憶手段によって記憶された情報に基づいて、前記認証情報記憶手段によって記憶された、前記ローミングが可能なホットスポットに対応する認証情報を用いて認証処理をおこなうことを特徴とする請求項1に記載の情報処理端末装置。
  3. さらに、VoIPを利用した音声通話手段と、
    前記認証処理手段によって認証処理が完了した場合に、位置管理サーバに対して、前記音声通話手段による音声通話をおこなうための位置登録をおこなう位置登録手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理端末装置。
  4. 情報処理端末装置の認証方法であって、
    無線によるネットワーク接続サービスを提供する空間(以下「ホットスポット」という)を検出するホットスポット検出工程と、
    前記ホットスポット検出工程によって検出されたホットスポットから、マークアップ言語によって記述された画面情報を受信する画面情報受信工程と、
    前記画面情報受信工程によって受信された画面情報に基づく画面の内容を評価する評価工程と、
    前記評価工程によって評価された結果に基づいて、前記ホットスポットに対応する、前記ネットワークへの接続のための認証情報を用いて認証処理をおこなう認証処理工程と、
    を含んだことを特徴とする認証方法。
  5. 無線によるネットワーク接続サービスを提供する空間(以下「ホットスポット」という)を検出させるホットスポット検出工程と、
    前記ホットスポット検出工程によって検出されたホットスポットから、マークアップ言語によって記述された画面情報を受信させる画面情報受信工程と、
    前記画面情報受信工程によって受信された画面情報に基づく画面の内容を評価させる評価工程と、
    前記評価工程によって評価された結果に基づいて、前記ホットスポットに対応する、前記ネットワークへの接続のための認証情報を用いて認証処理をおこなわせる認証処理工程と、
    を情報処理端末装置に実行させることを特徴とする認証プログラム。

JP2005285438A 2005-09-29 2005-09-29 情報処理端末装置、認証方法および認証プログラム Pending JP2007094903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005285438A JP2007094903A (ja) 2005-09-29 2005-09-29 情報処理端末装置、認証方法および認証プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005285438A JP2007094903A (ja) 2005-09-29 2005-09-29 情報処理端末装置、認証方法および認証プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007094903A true JP2007094903A (ja) 2007-04-12

Family

ID=37980521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005285438A Pending JP2007094903A (ja) 2005-09-29 2005-09-29 情報処理端末装置、認証方法および認証プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007094903A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009217821A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Symantec Corp 有効なログイン証明書の検出、キャプチャー、処理
JP2010533422A (ja) * 2007-07-09 2010-10-21 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド 移動端末のウェブ・ベースの無線プロビジョニングおよび無線活性化
JP2015537262A (ja) * 2012-09-26 2015-12-24 テンセント テクノロジー (シェンツェン) カンパニー リミテッド 画像データを共有するためのシステム及び方法
JP2019036895A (ja) * 2017-08-18 2019-03-07 株式会社タウンWiFi 端末装置、認証支援システム、認証支援方法、認証支援プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004080138A (ja) * 2002-08-12 2004-03-11 Kddi Corp ユーザ認証方法およびプログラムならびにデータ通信端末
JP2004088424A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Nec Corp 公衆無線lanサービスエリア内通知装置および方法
JP2005080197A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Sharp Corp 無線通信システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004080138A (ja) * 2002-08-12 2004-03-11 Kddi Corp ユーザ認証方法およびプログラムならびにデータ通信端末
JP2004088424A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Nec Corp 公衆無線lanサービスエリア内通知装置および方法
JP2005080197A (ja) * 2003-09-03 2005-03-24 Sharp Corp 無線通信システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010533422A (ja) * 2007-07-09 2010-10-21 アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド 移動端末のウェブ・ベースの無線プロビジョニングおよび無線活性化
US8516136B2 (en) 2007-07-09 2013-08-20 Alcatel Lucent Web-based over-the-air provisioning and activation of mobile terminals
JP2009217821A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Symantec Corp 有効なログイン証明書の検出、キャプチャー、処理
US8479010B2 (en) 2008-03-07 2013-07-02 Symantec Corporation Detecting, capturing and processing valid login credentials
JP2015537262A (ja) * 2012-09-26 2015-12-24 テンセント テクノロジー (シェンツェン) カンパニー リミテッド 画像データを共有するためのシステム及び方法
JP2019036895A (ja) * 2017-08-18 2019-03-07 株式会社タウンWiFi 端末装置、認証支援システム、認証支援方法、認証支援プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7877090B2 (en) Roaming across different access mechanisms and network technologies
US20220295249A1 (en) Service mode display on a handheld communication device
TWI533658B (zh) 存取控制客戶端輔助漫遊的方法及設備
CN108551675B (zh) 一种应用客户端、服务端及对应的Portal认证方法
KR101005212B1 (ko) 네트워크 접속 처리 방법 및 장치와 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
US8805436B2 (en) Network-adaptive function control method for dual-mode mobile terminal
KR101669059B1 (ko) 휴대 단말기의 통화 절환 서비스 방법 및 시스템
US9571503B2 (en) Method for connecting to network and electronic device thereof
US20120158979A1 (en) Method and apparatus for controlling access to access point in mobile terminal
US7725592B1 (en) Communication system having service hand-off function, user terminal device, transmission destination terminal device, and proxy server device
JP2008017083A (ja) 遠隔操作システム、遠隔操作方法および遠隔操作プログラム
KR100972068B1 (ko) 무선 네트워크 사이의 끊김없는 로밍을 위한 시스템 및방법
CA2693659C (en) Method and apparatus for location request tracking
JP4080224B2 (ja) 移動体通信装置及び通信装置管理装置及び移動体通信網/近距離無線連携システム及び移動体通信装置の通信方法及び通信装置管理方法及び移動体通信網/近距離無線連携方法及びコンピュータに実行させるためのプログラム及びコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2007094903A (ja) 情報処理端末装置、認証方法および認証プログラム
US8301120B2 (en) Method and system of transport mode notification on a multi-mode handheld communication device
US20130117355A1 (en) Apparatus and method for transmitting data in a mobile communication system
KR101010816B1 (ko) 이동성 관리를 촉진시키는 장치 및 방법
JP7070094B2 (ja) 通信装置のためのコンピュータプログラムと通信装置
JP4597654B2 (ja) データ更新方法及び管理サーバ
WO2024207359A1 (zh) 认证方法和装置、网络设备及计算机存储介质
KR102086464B1 (ko) 통신 시스템, 통신 단말 및 상기 단말에서의 이종 네트워크간 핸드오버 방법
WO2024032499A1 (zh) Dns查询方法及通信设备
Abou-Atme et al. A new class of services for mobile devices using bluetooth connectivity
HK1213379B (en) Application client and server and relevant method for portal authentication

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110502

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111019

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111024

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20111216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121119