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JP2007087512A - 不揮発性半導体記憶装置、及び、不揮発性半導体記憶装置の動作方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置、及び、不揮発性半導体記憶装置の動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
製造プロセスの変動や動作温度の変化に対するメモリセルの特性の変動に合わせて、センスアンプの最適な活性化タイミングを発生させることが可能な不揮発性半導体装置を提供する。
【解決手段】
不揮発性半導体記憶装置は、リファレンスセル21と検出回路5とを具備する。リファレンスセル21は、メモリセル11と同じ構造を有する。リファレンスビット線RBLは、リファレンスセル21に接続され、読み出し動作に際してプリチャージ電圧を印加される。検出回路5は、読み出し動作時に、リファレンスビット線RBLの電圧が設定電圧以下になったことを検出して、メモリセル11のセンスアンプ9駆動用の制御信号を出力する。センスアンプ9は、制御信号に応答して、メモリセル11に接続され読み出し動作に際してプリチャージ電圧を印加されたビット線BLの電圧と参照電圧とに基づいて、メモリセルのデータを読み出す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置、及び、不揮発性半導体記憶装置の動作方法に関する。
一般的に、ダイナミックセンスアンプは通常のロジック回路と同じトランジスタを用いて構成でき、かつ同じ電源電圧で動作させることができるため、チップ面積を小さく抑えることができるという特長を持つ。
しかしながら、ダイナミックセンスアンプは、センスアンプの入力端(ビット線電圧の入力端と参照電圧の入力端)にセンスアンプの動作マージン以上の十分な差電圧(信号電圧)が生成された後に動作を開始しないと誤動作してしまう。したがって、誤動作しないためには、十分な信号電圧が生成されるまで待つ必要がある。しかし、待ち時間は、製造プロセスの変動や動作温度の変化によって変動するメモリセル特性に左右される。そのため、製造歩留まりを下げないためには、一般に、最も悪いメモリセル特性にタイミング設計を合わなければならない。したがって、製造個数が増加して、製造されるメモリセルの特性が改善したとしても、タイミング設計を変更しなければアクセス時間は改善しない(高速動作は実現できない)。すなわち、高い製造歩留まりと高速動作の両立が難しいという問題があった。
従来、ダイナミックセンスアンプの動作タイミングが最適になるように制御するためのセンスアンプ活性化又は非活性化信号の生成技術として、特開2001−357687号公報(特許文献1)や、米国特許6,128,226(特許文献2)が知られている。
特開2001−357687号には不揮発性半導体記憶装置が開示されている。この不揮発性半導体記憶装置において、メモリセルの書き込み状態と消去状態の中間の閾値電圧に設定したリファレンスセルを用意する。ビット線及びリファレンスビット線を、プリチャージ回路により予めプリチャージする。ビット線及びリファレンスビット線の電圧は、それぞれメモリセル及びリファレンスセルの状態に応じて、引き抜かれていく。ビット線及びリファレンスビット線の電圧が十分に低い電圧となると、それぞれセンスアンプ及びリファレンスセル用センスアンプが反転する。ただし、リファレンスセルの閾値電圧は、消去状態にあるメモリセルの閾値電圧よりも高い。そのため、メモリセルが消去状態にある場合、リファレンスセル用センスアンプよりも前にセンスアンプが反転する。一方、メモリセルが書き込み状態にある場合、リファレンスセル用センスアンプが反転したときでも、センスアンプはまだ反転していない。したがって、リファレンスセル用センスアンプが反転したタイミングをセンス終了のタイミングとする。それにより、メモリセルの読み出しを正しく実行する。センスアンプのセンス開始のタイミングは、ビット線のプリチャージの終了に対応している。
米国特許6,128,226号には、メモリアレイ内のアレイセルからの信号をセンスする装置の開示されている。この装置において、センスアンプは、メモリセルの読み出しビット線電圧(Vcell−erased又はVcell−programmed)と、参照電圧とを比較することで、データを判定する。データの判定は、センスアンプ活性化信号φ2のタイミングで実行する。参照電圧は、参照電圧発生回路(Reference Unit)で生成される。参照電圧は、メモリセルと同構造で消去状態のリファレンスセルに流れる電流がビット線の2倍又は3倍の寄生容量を充電することによって得られる。センスアンプ活性化信号φ2は、メモリセルと同構造で消去状態のタイミング生成用リファレンスセルに流れる電流が容量Ctを充電することにより得られる電圧Vtimerと、定電圧であるVdc−refとの比較により生成される。
特開2001−357687号 米国特許6,128,226号
しかし、特開2001−357687号の不揮発性半導体記憶装置では、センスアンプの非活性化のタイミング生成のために、専用のリファレンスセルが必要となる。また、リファレンスセルを専用の中間電位に書き込む必要がある。そのため、専用の書き込み回路、ベリファイ回路及びシーケンス回路が必要となる。すなわち、回路が複雑になる。また、データが確定する時点は、センス終了のタイミングを示す制御信号が生成された時点である。これはリファレンスセルのオン電流すなわちビット線電圧を引き抜く速度で決まるからである。すなわち、センスの動作速度は、消去状態のセルの閾値電圧よりも高めに設定されたリファレンスセルのオン電流で決まることになる。そのため、読み出し速度が遅くなる。
一方、米国特許6,128,226号の装置では、センスアンプの活性化又は非活性化のタイミング生成のために、専用のリファレンスユニットが必要となる。また、タイミング生成用リファレンスセルがメモリセルアレイ内にない。そのため、タイミング生成用リファレンスセルの受ける加工ばらつきが、メモリセルのそれと異なる。すなわち、メモリセルが充電する容量はビット線寄生容量であるのに対し、タイミング生成回路は容量Ctという値を持つキャパシタである。したがって、プロセス変動や温度変動に対応させて、最適なタイミングを生成することは困難である。同様に、参照電圧発生回路のリファレンスセルがメモリセルアレイ内にない。そのため、リファレンスセルの受ける加工ばらつきが、メモリセルのそれと異なる。したがって、センスアンプ活性化信号φ2が生成されたとき、十分な信号電圧(ビット線電圧と参照電圧との差)が得られる保証はない。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、本発明の不揮発性半導体記憶装置は、リファレンスセル(21)と出回路(5)とを具備する。リファレンスセル(21)は、メモリセル(11)と同じ構造を有する。検出回路(5)は、前記リファレンスセル(21)に接続されたリファレンスビット線(RBL)の電圧(VRBL)が、設定電圧(Vref)以下になったことを検出して、前記メモリセル(11)のセンスアンプ(9)の駆動用の制御信号(S/A enable)を出力する。
本発明において、リファレンスビット線(RBL)の電圧(VRBL)は、読み出し動作に際して、まずプリチャージ電圧になる。その後、ワード線(WL)に読み出し電圧(Vg)が印加されリファレンスセル(21)にオン電流が流れることで、電圧(VRBL)は減少して行く。そして、リファレンスビット線(RBL)の電圧(VRBL)が設定電圧以下になるタイミングが検出されて、制御信号(S/A enable)がセンスアンプ(9)へ出力される。このとき、ビット線(BL)の電圧(VBL)は、読み出し動作に際して、まずプリチャージ電圧になる。その後、ワード線(WL)に読み出し電圧(Vg)が印加され、メモリセル(21)の記憶状態に対応してオン電流が流れる/流れないことで、電圧(VBL)は減少して行く/ほとんど減少しない。そして、制御信号(S/A enable)に応答して、ビット線(BL)の電圧(VBL)と参照電圧(Vref)との比較により、データを読み出すことができる。
本発明では、制御信号の出力のタイミングは、リファレンスセル(21)のセル特性(オン電流)により決まる。ここで、リファレンスセル(21)とメモリセル(11)とは同じ構造を有するため、メモリセル(11)のセル特性は、リファレンスセル(21)のセル特性と同じと考えられる。すなわち、プリチャージ後に電圧が低下してゆく傾向も、リファレンスセル(21)とメモリセル(11)とで同じとなる。したがって、リファレンスビット線(RBL)の電圧(VRBL)が設定電圧以下になるタイミングは、メモリセル(11)がセンス可能期間になるタイミングと同じにすることができる。そのため、製造ばらつきなどにより、メモリセル11のオン特性が設計と比較して変化した場合でも、リファレンスセル21のオン特性も同様に変化するので、設計変更や特別な処理を行わずに、そのオン特性に自動的に調整されたタイミングでセンスアンプ活性化信号を生成することができる。
本発明により、製造プロセスの変動や動作温度の変化に対するメモリセルの特性(オン電流)の変動に合わせて、センスアンプの最適な活性化タイミングを発生させることができる。
以下、本発明の不揮発性半導体記憶装置、及び、不揮発性半導体記憶装置の動作方法の実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。
まず、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の構成について説明する。図1は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。不揮発性半導体記憶装置1は、メモリセルアレイ2、リファレンスカラム3、参照電圧発生回路4、コンパレータ5、遅延回路6、Xデコーダ7、プリチャージ回路8、センスアンプ9、Yデコーダ10を具備する。
メモリセルアレイ2は、複数のビット線BL0、BL1、…と、複数のワード線WL0、WL1、…と、ソース線SLと、複数のメモリセル11とを備える。複数のビット線BL0、BL1、…は、互い平行にY方向へ伸びている。一端をプリチャージ回路8a、センスアンプ9、Yデコーダ10に接続されている。複数のワード線WL0、WL1、…は、互いに平行にX方向へ伸びている。一端をXデコーダ7に接続され、他端をリファレンスカラム3に接続されている。ソース線SLは、一端を複数のメモリセル11のソースに、他端を接地に接続されている。複数のメモリセル11は、フラッシュメモリセルのような不揮発性メモリセルである。複数のビット線BL0、BL1、…と複数のワード線WL0、WL1、…との交点の各々に対応して設けられている。メモリセル11のコントロールゲートは、そのメモリセル11に対応するワード線WLに接続されている。ドレインは、そのメモリセル11に対応するビット線BLに接続されている。ソースは、ソース線SLに接続されている。
リファレンスカラム3は、リファレンスビット線RBLと、複数のワード線WL0、WL1、…と、リファレンスソース線SLと、複数のリファレンスセル21とを備える。リファレンスビット線RBLは、ビット線BLと平行にY方向へ伸びている。一端をプリチャージ回路8b、コンパレータ5に接続されている。複数のワード線WL0、WL1、…は、メモリセルアレイ2の複数のワード線WL0、WL1、…と同じである。リファレンスソース線RSLは、一端を複数のメモリセル21のソースに、他端を接地に接続されている。複数のリファレンスセル21は、メモリセル11と同じ構造のフラッシュメモリのような不揮発性メモリである。リファレンスビット線RBLと複数のワード線WL0、WL1、…との交点の各々に対応して設けられている。リファレンスセル21のゲートは、そのリファレンスセル21に対応するワード線WLに接続されている。ドレインは、リファレンスビット線RBLに接続されている。ソースは、リファレンスソース線RSLに接続されている。
ワード線WLは、メモリセルアレイ2とリファレンスセルカラム3とで共通に設けられている。すなわち、ある行のメモリセル11をワード線WL(例示:WL0)で選択した場合、そのメモリセル11の読み出しに用いるセンスアンプ活性化信号S/A enableの生成のタイミングは、そのワード線WL(例示:WL0)上のリファレンスセル21に基づいて決定される。
メモリセルアレイ2とリファレンスカラム3とは近接して設けられ、メモリセル11とリファレンスセル21とは同じ構造を有し、同じプロセスで形成されることが好ましい。メモリセル11における形成時のプロセスの変動や、動作時の温度の変動などに対応して発生するメモリセルの特性(オン電流)の変動が、リファレンスセル21におけるプロセスの変動や、動作時の温度の変動などに対応して発生するメモリセルの特性(オン電流)の変動と同様に変化する必要があるからである。
参照電圧発生回路4は、所定の定電圧としての同一の参照電圧Vrefを、コンパレータ5及びセンスアンプ9へ出力する。ただし、概ね同一の参照電圧Vrefを出力可能であれば、異なる二つの参照電圧発生回路4が、それぞれコンパレータ5及びセンスアンプ9へ参照電圧Vrefを出力しても良い。
コンパレータ5は、参照電圧Vrefとリファレンスビット線RBLの電圧VRBLとを比較し、電圧VRBLが参照電圧Vrefと等しくなったとき、又は、電圧VRBLが参照電圧Vrefよりも小さくなったとき、センスアンプ活性化信号S/A_enableを遅延回路6へ出力する。遅延回路6は、コンパレータ5からのセンスアンプ活性化信号S/A_enableを、所定の時間だけ遅延させてセンスアンプ9へ出力する。所定の時間は、例えば、1ns.である。
Xデコーダ7は、読み出し動作時に、複数のワード線WL0、WL1、…のうちから選択ワード線WLを選択する。そして、選択ワード線WLと接続されたメモリセル11のコントロールゲートへ読み出し電圧Vgを印加する。Yデコーダ10は、読み出し動作時に、複数のビット線BL0、BL1、…のうちから選択ビット線BLを選択する。
プリチャージ回路8は、複数のビット線BL0、BL1、…のうちから選択ビット線BLを選択すると同時に、リファレンスビット線RBLを選択する。そして、選択ビット線BLに接続されたメモリセル11の読み出し動作に際して、選択ビット線BLおよびリファレンスビット線RBLを所定のプリチャージ電圧Vpreにプリチャージする。
センスアンプ9は、センスアンプ活性化信号S/A_enableに応答して、メモリセル11に接続されプリチャージ電圧Vpreでプリチャージされたビット線BLの第2電圧VBLと参照電圧Vrefとに基づいて、メモリセル11のデータを読み出す。センスアンプ9は、電圧比較型のダイナミックセンスアンプに例示される。
次に、図1〜図2を参照して、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態における動作、及び、不揮発性半導体記憶装置の動作方法の実施の形態について説明する。ただし、図2は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の動作を示すフロー図である。
ここでは、ビット線BL0とワード線WL0との交点にあるメモリセル11について、読み出し動作を行う場合について説明する。ただし、読み出し方法は、他のメモリセル11についても同様である。
(1)ステップS01:
まず、プリチャージ回路8は、ビット線BL0を選択すると同時に、リファレンスビット線RBLを選択する。
(2)ステップS02:
次に、プリチャージ回路8は、ビット線BL0の第2電圧VBLを、プリチャージ電圧Vpreにプリチャージし、それと同時に、リファレンスビット線RBLの第1電圧VRBLを、プリチャージ電圧Vpreにプリチャージする。
(3)ステップS03:
続いて、リファレンスビット線RBL及びビット線BLへのプリチャージに応答して、Xデコーダ7は、ワード線WL0を選択し、読み出し電圧Vgをリファレンスセル21及びメモリセル11のコントロールゲートに印加する。
(4)ステップS04:
このとき、リファレンスセル21は、データが書き込まれていない消去状態にある。したがって、読み出し電圧Vgの印加により、リファレンスセル21はオンになる。それにより、リファレンスセル21には、オン電流が流れる。リファレンスビット線RBLの第1電圧VRBLは、オン電流が流れると共に急激に低下して行く。コンパレータ5は、第1電圧VRBLと参照電圧Vref(一定値)とを比較し、第1電圧VRBL≦参照電圧Vref(一定値)となるタイミングを検出する。
このとき、メモリセル11は、消去状態又は書込み状態にある。メモリセル11が消去状態の場合、読み出し電圧Vgの印加により、メモリセル11はオンになる。それにより、メモリセル11には、オン電流が流れる。ビット線BLの第2電圧VBLは、オン電流が流れると共に低下する。この消去状態の場合の第2電圧VBLの変化は、第1電圧VRBLの変化と同じであり、ほぼ同時に進行する。
一方、メモリセル11が書き込み状態の場合、読み出し電圧Vgの印加によっても、メモリセル11はオンにならない。すなわちオフ状態である。しかしながら、メモリセル11もしくはビット線BLからリーク電流が流れることによりビット線BLの第2電圧VBLは緩やかに低下する。このように、メモリセル11に記憶しているデータにより、第2電圧VBLの変化の仕方が異なる。この書込み状態の場合の第2電圧VBLの変化は、第1電圧VRBLの変化と異なる。すなわち、第1電圧VRBLが急激に低下するのに対して、第2電圧VBLは緩やかに低下する。
(5)ステップS05:
そして、リファレンスビット線RBLの第1電圧VRBLについて、第1電圧VRBL≦参照電圧Vrefが検出されたとき、コンパレータ5は、センスアンプ活性化信号S/A enableを遅延回路6へ出力する。遅延回路6は、所定の遅延時間だけ遅延させた後、センスアンプ活性化信号S/A enableをセンスアンプ9へ出力する。
(6)ステップS06:
センスアンプ9は、センスアンプ活性化信号S/A enableに応答して、ビット線BLの第2電圧VBLと参照電圧Vref(一定値)とを比較する。そして、両者の差に基づいて、メモリセル11のデータを判定し、判定結果を出力する。
図3は、不揮発性半導体記憶装置の動作方法の実施の形態を示すグラフである。縦軸は電圧、横軸は時刻を示している。この図は、リファレンスセル21の関わるセンスアンプ活性化信号S/A enableを出力する動作、及び、メモリセル11に格納されたデータを読み出す動作の両方を同時に示している。
まず、リファレンスセル21の関わるセンスアンプ活性化信号S/A enableを出力する動作について説明する。ここで、曲線A−曲線A1は、リファレンスビット線RBLの第1電圧VRBLを示す。曲線Bは参照電圧発生回路4がコンパレータ5へ供給する参照電圧Vrefを示す。曲線Cはワード線WLの電圧を示す。曲線A2は考えない。
時刻t0は、S02を示す。曲線Aを参照して、リファレンスビット線RBLの第1電圧VRBLは、プリチャージ電圧Vpreになっている。曲線Bを参照して、参照電圧Vrefは、コンパレータ5へ供給されている。
時刻t1〜時刻t2は、S03を示す。ワード線WLは、曲線Cを参照して、メモリセル11のコントロールゲートと共に、リファレンスセル21のコントロールゲートに読み出し電圧Vgを印加する。
時刻t2〜時刻t3は、S04を示す。読み出し電圧Vgの印加により、リファレンスセル21はオンになり、オン電流を流す。それにより、リファレンスビット線RBLの第1電圧VRBLは、曲線A1を参照して、オン電流が流れるのと共に急激に低下して行く。
時刻t3は、S05を示す。リファレンスビット線RBLの第1電圧VRBLについて、曲線A1を参照して、第1電圧VRBL≦参照電圧Vrefが検出されたとき、コンパレータ5からセンスアンプ活性化信号S/A enableが出力される。
次に、メモリセル11に格納されたデータを読み出す動作について説明する。曲線A−曲線A1は、メモリセル11が消去状態のときのビット線BLの第2電圧VBLを示す。曲線A−曲線A2は、メモリセル11が書込み状態のときのビット線BLの第2電圧VBLを示す。曲線Bは参照電圧発生回路4がセンスアンプ9へ供給する参照電圧Vrefを示す。曲線Cはワード線WLの電圧を示す。
時刻t0は、S02を示す。曲線Aを参照して、ビット線BL0の第2電圧VBLは、プリチャージ電圧Vpreになっている。曲線Bを参照して、参照電圧Vrefは、センスアンプ9へ供給されている。
時刻t1〜時刻t2は、S03を示す。ワード線WLは、曲線Cを参照して、リファレンスセル21のコントロールゲートと共に、メモリセル11のコントロールゲートに読み出し電圧Vgを印加する。
時刻t2〜時刻t3は、S04を示す。読み出し電圧Vgの印加により、消去状態の場合、メモリセル11はオンになり、オン電流を流す。それにより、ビット線BLの第2電圧VBLは、曲線A1を参照して、オン電流が流れるのと共に急激に低下して行く。一方、書込み状態の場合、メモリセル11はオンにならないが、メモリセル11またはビット線BLからのリークにより、僅かにオン電流が流れる。それにより、ビット線BLの第2電圧VBLは、曲線A2を参照して、緩やかに低下して行く。
時刻t3〜時刻t4は、S06を示す。時刻t3でコンパレータ5から出力され、遅延回路6で所定の時間遅延されたセンスアンプ活性化信号S/A enableは、時刻t3から所定の時間遅れてセンスアンプ9に入力される。センスアンプ9は、センスアンプ活性化信号S/A enableに基づいて、センス動作を行う。すなわち、メモリセル11が消去状態の場合、ビット線BLの第2電圧VBLについて、曲線A1を参照して、センスアンプ9により参照電圧Vref>第2電圧VBLが検出される。それにより、例えば、「0」と判定される。メモリセル11が書込み状態の場合、ビット線BLの第2電圧VBLについて、曲線A2を参照して、センスアンプ9により参照電圧Vref<第2電圧VBLが検出される。それにより、例えば、「1」と判定される。センスアンプ9は、判定結果を出力する。
以上の同時並行して行われるリファレンスセル21の関わるセンスアンプ活性化信号S/A enableを出力する動作、及び、メモリセル11に格納されたデータを読み出す動作により、メモリセル11のデータが読み出される。
上記の過程において、センスアンプ9は、ワード線WLが選択された後の時刻t2〜時刻t3間にセンス動作を行うと、メモリセル11が消去状態及び書込み状態のいずれの場合にも、参照電圧Vref<第2電圧VBLと検出してしまう。加えて、時刻t4以降にセンス動作を行うと、メモリセル11が消去状態及び書込み状態のいずれの場合にも、参照電圧Vref>第2電圧VBLと検出してしまう。その結果、いずれの場合にも、読み出し動作が誤動作になってしまう。すなわち、センスアンプ9は、適正なセンス動作を行うため、時刻t2〜時刻t3のような誤動作期間ではなく、時刻t3〜時刻t4の間のセンス可能期間にセンス動作を行わなければならない。
本発明では、メモリセル11と同じ構造を有するリファレンスセル21を用いているので、上述のように第1電圧VRBL(≒第2電圧VBL)≦参照電圧Vrefを検出する時点が時刻t3となる。そして、時刻t3でコンパレータ5がセンスアンプ活性化信号S/A enableを出力するので、上記の適正な動作が可能な時刻t3〜時刻t4の間にセンスアンプ9がセンス動作を行うことが可能となる。このとき、遅延回路6を介することで、時刻t3直後ではなく、t3以後の適正な時刻が経過した後、センス動作を行うようにする。これにより、センス動作の信頼性を高めることができる。
図4は、不揮発性半導体記憶装置の動作方法とセル特性の変動との関係を示すグラフ及びタイミングチャートである。図4(a)は、基本的に図3と同様であり、リファレンスセル21の関わるセンスアンプ活性化信号S/A enableを出力する動作、及び、メモリセル11に格納されたデータを読み出す動作の両方を同時に示している。ただし、図3の曲線A−曲線A1は、この図において曲線A−曲線A10で表されている。加えて、リファレンスセル21及びメモリセル11の特性がばらついた場合として、曲線A−曲線A11、及び曲線A−曲線A12を示している。
図4(b)、図4(c)及び図4(d)は、それぞれ曲線A−曲線A10、曲線A−曲線A11及び曲線A−曲線A12の場合におけるセンスアンプ活性化信号S/A enableのタイミングチャートを示している。
図4(a)の曲線A−曲線A10及び図4(b)は、図3の曲線A−曲線A1の場合である。誤動作期間である時刻t2〜時刻t3の後、時刻t3で、センスアンプ活性化信号S/A enableがコンパレータ5から出力される。これにより、時刻t3〜時刻t4の間にメモリセル11のデータがセンスされる。
図4(a)の曲線A−曲線A11及び図4(c)は、リファレンスセル21及びメモリセル11の特性がばらついて、オン電流の変化がやや急激となった場合を示している。このような変化は、リファレンスセル21及びメモリセル11の一方だけではなく、両方に発生する。リファレンスセル21とメモリセル11とは概ね同じ領域に、同じ構造で、同時に形成されているからである。この場合、リファレンスビット線RBLの第1電圧VRBL及びビット線BLの第2電圧VBLが参照電圧Vref以下になる時刻が、いずれもΔt1だけ速くなる。それにより、誤動作期間は、時刻t2〜時刻t3A1となる。そして、時刻t3A1で、センスアンプ活性化信号S/A enableがコンパレータ5から出力される。これにより、時刻t3A1〜時刻t4の間にセンスアンプ9によりメモリセル11のデータがセンスされる。
図4(a)の曲線A−曲線A12及び図4(d)は、リファレンスセル21及びメモリセル11の特性がばらついて、オン電流の変化がやや緩やかとなった場合を示している。このような変化も、同様に、リファレンスセル21及びメモリセル11の一方だけではなく、両方に発生する。リファレンスセル21とメモリセル11とは概ね同じ領域に、同じ構造で、同時に形成されているからである。この場合、リファレンスビット線RBLの第1電圧VRBL及び及びビット線BLの第2電圧VBLが参照電圧Vref以下になる時刻が、いずれもΔt2だけ遅くなる。それにより、誤動作期間は、時刻t2〜時刻t3A2となる。そして、時刻t3A2で、センスアンプ活性化信号S/A enableがコンパレータ5から出力される。これにより、時刻t3A2〜時刻t4の間にセンスアンプによりメモリセル11のデータがセンスされる。
このように、本発明では、メモリセル11と同じ構造を有し、概ね同じ領域に同時に形成されたリファレンスセル21を用いてセンスアンプ活性化信号を生成している。そのため、製造ばらつきなどにより、メモリセル11のオン特性が設計と比較して変化した場合、リファレンスセル21のオン特性も同様に変化する。それにより、設計変更や特別な処理を行わずに、そのオン特性に自動的に調整されたタイミングでセンスアンプ活性化信号を生成することができる。
図5は、不揮発性半導体記憶装置の動作方法とセル特性の変動との他の関係を示すグラフ及びタイミングチャートである。図5(a)は、基本的に図3と同様であり、リファレンスセル21の関わるセンスアンプ活性化信号S/A enableを出力する動作、及び、メモリセル11に格納されたデータを読み出す動作の両方を同時に示している。ただし、参照電圧発生回路4の特性がばらついて、参照電圧Vrefがばらついた場合として、曲線B1、及び曲線B2を示している。
図5(b)、図5(c)及び図5(d)は、それぞれ曲線B、曲線B1及び曲線B2の場合におけるセンスアンプ活性化信号S/A enableのタイミングチャートを示している。
図5(a)の曲線B及び図5(b)は、図3の曲線Bの場合である。誤動作期間である時刻t2〜時刻t3の後、時刻t3で、センスアンプ活性化信号S/A enableがコンパレータ5から出力される。これにより、時刻t3〜時刻t4の間にメモリセル11のデータがセンスされる。
図5(a)の曲線B1及び図5(c)は、参照電圧発生回路4の特性がばらついて、参照電圧Vrefがやや高くなった場合を示している。このような変化は、コンパレータ5及びセンスアンプ9の一方だけではなく、両方の比較動作に同様に影響する。コンパレータ5とセンスアンプ9とは同じ参照電圧Vrefを用いているからである。この場合、リファレンスビット線RBLの第1電圧VRBL及びビット線BLの第2電圧VBLが参照電圧Vref以下になる時刻が、いずれもΔt3だけ速くなる。それにより、誤動作期間は、時刻t2〜時刻t3B1となる。そして、時刻t3B1で、センスアンプ活性化信号S/A enableがコンパレータ5から出力される。これにより、時刻t3B1〜時刻t4B1の間にセンスアンプ9によりメモリセル11のデータがセンスされる。
図5(a)の曲線B2及び図5(d)は、参照電圧発生回路4の特性がばらついて、参照電圧Vrefがやや低くなった場合を示している。このような変化も、同様に、コンパレータ5及びセンスアンプ9の一方だけではなく、両方の比較動作に同様に影響する。コンパレータ5とセンスアンプ9とは同じ参照電圧Vrefを用いているからである。この場合、リファレンスビット線RBLの第1電圧VRBL及び及びビット線BLの第2電圧VBLが参照電圧Vref以下になる時刻が、いずれもΔt4だけ遅くなる。それにより、誤動作期間は、時刻t2〜時刻t3B2となる。そして、時刻t3B2で、センスアンプ活性化信号S/A enableがコンパレータ5から出力される。これにより、時刻t3B2〜時刻t4B2の間にセンスアンプによりメモリセル11のデータがセンスされる。
このように、本発明では、メモリセル11と同じ構造を有し、概ね同じ領域に同時に形成されたリファレンスセル21を用いてセンスアンプ活性化信号を生成している。加えて、センスアンプ9の参照電圧Vrefと同じ参照電圧Vrefを用いてコンパレータ5で比較を行っている。そのため、製造ばらつきなどにより、参照電圧Vrefを発生する参照電圧発生回路4の特性が設計と比較して変化した場合、センスアンプ9及びコンパレータ5に供給される参照電圧Vrefが同時に変化する。それにより、変更や特別な処理を行わずに、その参照電圧Vrefに自動的に調整されたタイミングでセンスアンプ活性化信号を生成することができる。ここで、異なる二つの参照電圧発生回路4を用いている場合でも、同じ回路構成で近接して設けられている等、特性が設計と比較して互いに同様に変化する場合には、同様の効果を得ることができる。
本発明により、製造歩留まりを低下させることなく、アクセス時間のうちメモリセルの特性で決まる時間を最短にすることができる(ワーストのセル特性でタイミング設計をする必要がない)。
すなわち、センスアンプを活性化するタイミングをメモリセルのオン電流に基づいて生成する本発明によれば、メモリセル特性が改善した場合、自動的にアクセス時間が短くなるので、自動的に性能の向上すなわち高速動作を実現できる。一方、メモリセル特性が悪くなった場合、自動的にアクセス時間が長くなるだけで、誤動作をすることはない。すなわち、これまで誤動作により不良品となっていたものが正常品となるので、製造歩留まりの低下を防止することができる。その効果をより大きく発揮させるためには、リファレンスセルをメモリセルアレイ内に置くことが好ましい。その場合、リファレンスセルの特性(オン電流)がメモリセルの特性と同等とすることに加えて、リファレンスセルとリファレンスビット線の寄生容量との組み合わせがメモリセルとビット線の寄生容量との組み合わせと同等とすることで、センスアンプを活性化するタイミングをより最適化することができ、より好ましい。
また、本発明により、センスアンプ活性化信号S/A enableを発生する回路構成を簡単な回路で実現できる。
センスアンプ活性化のタイミングを生成する(センスアンプ活性化信号S/A enableを発生する)ためのメモリセル(リファレンスセル21)は、消去状態のメモリセルでよい。したがって、予め特別な閾値電圧を有するように、そのメモリセルに書き込みを行う必要がない。また、メモリセル11のデータを消去するときにも、リファレンスセル21の消去を禁止する必要もない。また、センスアンプ9の参照電圧Vrefは定電圧でよく、例えば、セル特性に合わせて最適な参照電圧を生成するために、他のリファレンスセルを用いるなど、特別な参照電圧発生回路は必要ない。さらに、参照電圧Vrefはセンスアンプ活性化タイミングを発生させるコンパレータ5の参照電圧Vrefと同じでよいので、何種類も電圧を作る必要はない。
更に、本発明では、リファレンスカラム3のリファレンスセル21(例示:消去ビット)のリファレンスビット線RBLがプリチャージされた後、プリチャージ電圧Vpreよりも低いリファレンス電圧Vref以下になったことを検出してセンスアンプ活性化信号S/A enableを生成し、当該センスアンプ活性化信号S/A enableを所定時間遅延させることによって、センス可能期間内にセンスアンプ9が活性化されるようにした。このとき、メモリセルアレイ2の選択ビット線BLのセンスアンプ9に供給される参照電圧Vrefは、リファレンスカラム3のコンパレータ5に供給される電圧Vrefと同じため、参照電圧Vrefが変化したとしても、常に適切なタイミングでセンスアンプ9を活性化することができる。
また、リファレンスカラム3をメモリセルアレイ2と同じ領域(又は、メモリセルアレイ2の一辺)に作ることにより、デバイス上のばらつきを低減することができ、タイミング生成の精度を更に向上させることができる。
従って本発明によれば、メモリセル特性に合わせた最適なタイミングで、かつ簡単な回路構成でセンスアンプ活性化信号S/A enableを発生できるため、チップ面積を小さくできるダイナミックセンスアンプの特長を損なうことなく、高い歩留まりを維持したまま、高速な読み出し動作を実現できる。
図1は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の不揮発性半導体記憶装置の実施の形態の動作を示すフロー図である。 図3は、不揮発性半導体記憶装置の動作方法の実施の形態を示すグラフである。 図4は、不揮発性半導体記憶装置の動作方法とセル特性の変動との関係を示すグラフ及びタイミングチャートである。 図5は、不揮発性半導体記憶装置の動作方法とセル特性の変動との他の関係を示すグラフ及びタイミングチャートである。
符号の説明
1 不揮発性半導体記憶装置
2 メモリセルアレイ
3 リファレンスカラム
4 参照電圧発生回路
5 コンパレータ
6 遅延回路
7 Xデコーダ
8 プリチャージ回路
9 センスアンプ
10 Yデコーダ
11 メモリセル
12 リファレンスセル

Claims (10)

  1. メモリセルと同じ構造を有するリファレンスセルと、
    前記リファレンスセルに接続されたリファレンスビット線の電圧が、設定電圧以下になったことを検出して、前記メモリセルのセンスアンプの駆動用の制御信号を出力する検出回路と
    を具備する
    不揮発性半導体記憶装置。
  2. 請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記リファレンスセルは、データが書き込まれた前記メモリセル及びデータが消去された前記メモリセルのうちの電流供給能力の大きいものと同じ電流供給能力を有する
    不揮発性半導体記憶装置。
  3. 請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記設定電圧は、前記センスアンプの参照電圧と等しい
    不揮発性半導体記憶装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記検出回路は、比較回路であり、前記リファレンスビット線の電圧と前記設定電圧とを比較して、前記リファレンスビット線の電圧が前記設定電圧以下になったとき、前記制御信号を出力する
    不揮発性半導体記憶装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記検出回路と前記センスアンプとの間に、遅延回路を有する
    不揮発性半導体記憶装置。
  6. (a)不揮発性半導体記憶装置において、メモリセルと同じ構造を有するリファレンスセルに接続されたリファレンスビット線の第1電圧を、プリチャージ電圧にプリチャージするステップと、
    (b)前記リファレンスビット線の前記プリチャージに応答して、前記リファレンスセルに接続されたワード線に読み出し電圧を与えるステップと、
    (c)前記リファレンスビット線の前記第1電圧が、設定電圧以下になったことを検出するステップと、
    (d)前記検出に応答して、前記メモリセルのセンスアンプを駆動するステップと
    を具備する
    不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
  7. 請求項6に記載の不揮発性半導体記憶装置の動作方法において、
    前記(a)ステップは、
    (a1)前記メモリセルに接続されたビット線の第2電圧を、前記プリチャージ電圧にプリチャージするステップを備え、
    前記(b)ステップは、
    (b1)前記ビット線の前記プリチャージに応答して、前記メモリセルに接続された前記ワード線に前記読み出し電圧を与えるステップを備え、
    前記(d)ステップは、
    (d1)前記駆動された前記センスアンプにより、前記ビット線の前記第2電圧と参照電圧とに基づいて、前記メモリセルのデータを読み出す
    不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
  8. 請求項6又は7に記載の不揮発性半導体記憶装置の動作方法において、
    前記リファレンスセルは、データが書き込まれた前記メモリセル及びデータが消去された前記メモリセルのうちの電流供給能力の大きいものと同じ電流供給能力を有する
    不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
  9. 請求項6乃至8に記載の不揮発性半導体記憶装置の動作方法において、
    前記設定電圧は、前記センスアンプの参照電圧と等しい
    不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
  10. 請求項6乃至9のいずれか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置の動作方法において、
    前記(d)ステップは、
    (d2)前記検出に応答して、所定の時間だけ遅延させて前記センスアンプを駆動するステップを備える
    不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
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