JP2007081472A - 画像処理装置、画像形成装置、及び画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 オリジナル原稿情報を表すオリジナル画像が記録された原稿に対する追記情報を正確に抽出して、元のオリジナル原稿情報に正確に反映することを目的とする。
【解決手段】 始めにオリジナル原稿を印刷して、印刷したオリジナル原稿上に赤外線を反射する不可視トナーを用いてID情報34を、例えば、用紙の角の方に印刷すると共に、座標情報36を用紙全面にわたって印刷する。これによって、追記された場合には追記領域38の不可視トナーがコード情報読取部によって解読不能となる。従って、座標情報が解読不要な領域を抽出することによって、追記領域38と共にその座標を抽出することができる。そして、この抽出された追記領域38をオリジナル原稿情報に反映する場合には、オリジナル原稿情報における上述の座標情報が解読不能な座標位置に、抽出した追記領域を合成する。
【選択図】 図5
【解決手段】 始めにオリジナル原稿を印刷して、印刷したオリジナル原稿上に赤外線を反射する不可視トナーを用いてID情報34を、例えば、用紙の角の方に印刷すると共に、座標情報36を用紙全面にわたって印刷する。これによって、追記された場合には追記領域38の不可視トナーがコード情報読取部によって解読不能となる。従って、座標情報が解読不要な領域を抽出することによって、追記領域38と共にその座標を抽出することができる。そして、この抽出された追記領域38をオリジナル原稿情報に反映する場合には、オリジナル原稿情報における上述の座標情報が解読不能な座標位置に、抽出した追記領域を合成する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、画像処理装置、画像形成装置、及び画像形成システムにかかり、特に、原稿画像に追記された手書き情報等を抽出する画像処理装置、画像形成装置、及び画像形成システムに関する。
スキャナーやデジタルカメラ等によって読み取った原稿の画像から、手書きなどで追記された部分を抽出して、元のオリジナル原稿の電子データに合成する技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の技術では、入力されたイメージに基づいて、格納手段に格納されているオリジナル電子データを検索し、検索されたオリジナル電子データと、入力されたイメージとを比較して、差分情報を抽出する。そして、抽出された差分情報をオリジナル電子データと合成し、合成して生成された電子データを格納手段に格納するようにしている。このように処理することによって、紙文章上に追記で書き込まれた情報等を消失することなく、画像の劣化も最小限に抑えるような画像処理を行なうことができる。
特開2004−246577号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、スキャンしたイメージの位置がずれていた場合には、オリジナル電子データと合成したときに画像もずれてしまう、という問題がある。
更に、スキャン画像とオリジナル画像を比較する際にも、追記していない部分を追記部分として誤抽出する恐れがある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、オリジナル原稿情報を表すオリジナル画像が記録された原稿に対する追記情報を正確に抽出して、元のオリジナル原稿情報に正確に反映することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、オリジナル原稿情報を蓄積する蓄積手段から読み出されたオリジナル原稿情報を表すオリジナル画像が予め記録された後に、該オリジナル原稿情報を特定するための特定情報及び座標を表す座標情報を含むコード情報が予め記録された原稿から前記オリジナル画像を読み取る読取手段と、前記原稿から前記コード情報を読み取るコード情報読取手段と、前記コード情報読取手段によって読み取った前記座標情報のうち、読取不可座標が集中する領域に対応する前記オリジナル画像を抽出する抽出手段と、前記コード情報読取手段によって読み取った前記特定情報に基づいて、前記蓄積手段から前記特定情報に対応するオリジナル原稿情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得したオリジナル原稿情報の前記抽出手段による抽出位置に対応する位置に、前記抽出手段によって抽出された前記オリジナル画像を合成する合成手段と、前記合成手段の合成結果を前記蓄積手段に格納する格納手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、読取手段では、蓄積手段から読み出されたオリジナル原稿情報を表す画像が予め記録された後に、該オリジナル原稿情報を特定する特定情報及び座標を表す座標情報を含むコード情報が予め記録された原稿から、オリジナル画像が読み取られ、コード情報読取手段では、原稿からコード情報が読み取られる。
なお、座標情報は、請求項2に記載の発明のように、原稿の全面に記録された情報としてもよいし、請求項3に記載の発明のように、記号やマークなどの符号を適用するようにしてもよい。
また、コード情報は、請求項4に記載の発明のように、赤外線を反射する不可視トナーを用いて原稿に記録して、コード情報読取手段として、赤外線カメラを適用することができる。
また、コード情報は、上記の他に、例えば、透かし技術を用いるようにしてもよいし、可視トナーを用いて目立たないように記録するようにしてもよい。
一方、抽出手段では、コード情報読取手段によって読み取られた座標情報のうち、読取不可座標が集中する領域に対応するオリジナル画像が抽出される。すなわち、原稿にオリジナル原稿情報を表すオリジナル画像が記録された後に、コード情報が記録された原稿は、手書きなどによって追記がなされると、原稿に記録されたコード情報のうち、追記部分の領域に対応する座標情報が読み取れなくなる。そこで、このように読取不可領域を抽出することで追記部分を抽出することができる。
また、取得手段では、コード情報読取手段によって読み取った特定情報に基づいて、蓄積手段から特定情報に対応するオリジナル原稿情報が取得される。
そして、合成手段では、取得手段によって取得したオリジナル原稿情報の抽出手段による抽出位置に対応する位置に、抽出手段によって抽出されたオリジナル画像が合成され、合成された合成結果が格納手段によって蓄積手段に格納される。
すなわち、座標を読み取って追記部分を抽出するので追記した領域を寸分のずれもなくオリジナル原稿情報に反映することができる。また、従来技術のように読み取った画像(追記された原稿)と、オリジナル原稿とを比較するようなことがないので、追記していない部分の誤抽出を防止することができる。
従って、オリジナル原稿情報を表すオリジナル画像が記録された原稿に対する追記情報を正確に抽出して、元のオリジナル原稿情報に正確に反映することができる。
なお、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像処理装置は、請求項5に記載の画像形成装置のように、前記オリジナル画像を記録する記録手段と、前記コード情報を記録するコード情報記録手段と、更にを備えて画像形成装置として構成してもよい。
また、請求項5に記載の画像形成装置は、請求項6に記載の画像形成装システムのように、画像形成装置とネットワーク接続された前記蓄積手段更に備えて、画像形成システムとしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、オリジナル原稿情報を表すオリジナル画像が記録された原稿に対する追記情報を正確に抽出して、元のオリジナル原稿情報に正確に反映することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。なお、本実施の形態は、本発明を画像形成装置に適用した者である。
図1は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10は、ネットワーク12を介してサーバ14に接続されており、サーバ14に予め格納されたオリジナル原稿情報に基づいて印刷が可能とされている。また、画像形成装置10は、オリジナル原稿情報に基づく印刷を行った後に、赤外線を反射する不可視トナー等を用いて、オリジナル原稿情報を特定するためのID情報及び記号やマークなどの符号によって用紙上の座標を表す座標情報を含むコード情報を印刷するようになっている。
なお、サーバ14には、例えば、パーソナルコンピュータ等で作成した電子データをオリジナル原稿情報として格納したりすることによって、オリジナル原稿情報が予め登録されているものとする。
画像形成装置10は、コード情報読取部16、画像読取部18、制御部20、画像出力部22、及び操作入力部24を備えている。
コード情報読取部16は、後述するコード情報埋込部26によって不可視トナーで用紙に印刷されたコード情報を読み取って制御部20へ出力し、画像読取部18は、用紙に印刷された画像を読み取って制御部20に出力する。例えば、コード情報読取部としては、不可視トナーを読取可能な赤外線カメラ等を適用することができる。
制御部20は、ID&座標情報解析部28、原稿検索部30、及び画像処理部32を備える共に、画像形成装置10の動作を統括的に制御する。なお、ID&座標情報解析部28、画像処理部32、及び原稿検索部30は、ハードウエア構成としてもよいし、ソフトウエア構成としてもよい。
ID&座標情報解析部28は、コード情報読取部16によって読み取られたコード情報を受け取って、用紙に印刷されたオリジナル原稿を特定するためのID情報と、用紙に予め印刷された座標情報とを解析する。この時、ID&座標情報解析部28は、用紙に印刷された座標情報が解読不能な領域(例えば、解読不能領域の最大領域)を検出し、当該領域を追記領域(例えば、手書き等によって追記がなされている領域)として抽出する。すなわち、予め不可視トナーによって座標情報が印刷された用紙に対して、手書き等によって追記がなされると、追記された領域は座標情報が上書きされて解読不能となるので、当該領域を抽出して追記領域とすることができる。
原稿検索部30は、ID&座標情報解析部28によって解析されたID情報を取得して、当該ID情報に対応するオリジナル原稿情報をネットワーク12を介してサーバ14から検索する。そして、検索したオリジナル原稿情報をサーバ14から取得して画像処理部32に出力する。
画像処理部32は、追記情報とオリジナル原稿情報とを合成してサーバ14に格納する場合には、ID&座標情報解析部28によって抽出された追記領域と、原稿検索部30によって検索したオリジナル原稿情報とを合成する。すなわち、追記情報は、解読不能座標から追記領域の位置を特定することができるので、オリジナル原稿情報の対応する位置に追記領域の画像を合成する。そして、合成した情報をオリジナル原稿情報としてネットワーク12を介してサーバ14に格納する。なお、合成することによって得られるオリジナル原稿情報は、元のオリジナル原稿情報に上書きしてもよいし、異なるID情報等を付加して新たなオリジナル原稿情報としてサーバ14に格納するようにしてもよい。
また、画像処理部32は、コピー等を行う場合には、画像読取部18によって読み取った画像を入力して、画像出力部22が処理可能なデータ形式等に変換して画像出力部22に出力し、サーバ14に格納されたオリジナル原稿情報に基づく印刷を行う際には、サーバ14からネットワーク12を介して入力したオリジナル原稿情報を、画像出力部22が処理可能なデータ形式等に変換して画像出力部22に出力する。
画像出力部22は、画像処理部32から入力されるデータに基づいく画像を印刷する。また、画像出力部22は、コード情報埋込部26を有しており、コード情報埋込部26によって赤外線を反射する不可視トナー等を用いて上述のコード情報を印刷するようになっている。なお、コード情報の座標情報としては、例えば、用紙上の座標を特定できるように全面にわたってマークや記号を含む符号等を印刷するようにしてもよいし、グリッドなどを印刷するようにしてもよい。
操作入力部24は、コピー指示、オリジナル原稿登録指示、オリジナル原稿印刷指示、追記原稿の登録指示等の画像形成装置10で行う機能等の操作入力が可能なようになっており、操作入力部24に操作入力され情報に基づいて、制御部20が各種機能を実行する。
続いて、上述のように構成された画像形成装置10の作用について説明する。図2は、画像形成装置10で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ステップ100では、コピー又はプリント指示がなされたか否か制御部20によって判定される。該判定は、操作入力部24によってコピー指示がなされたか否か、又はネットワーク12に接続されたパーソナルコンピュータ等からプリント指示がなされたか否かを制御部20が判定することによってなされ、該判定が肯定された場合にはステップ102へ移行し、否定された場合にはステップ104へ移行する。
ステップ102では、コピー又はプリント処理が行われてステップ104へ移行する。すなわち、コピー指示がなされた場合には、画像読取部18によって原稿を読み取って画像処理部32による処理を行った後、画像出力部22にて用紙への画像形成が行われる。また、プリント指示がなされた場合には、ネットワーク12を介して入力されたデータに基づいて画像出力部22で画像が形成される。
ステップ104では、オリジナル原稿を印刷するか否か判定される。該判定は、操作入力部24或いはネットワーク12に接続されたパーソナルコンピュータ等によってオリジナル原稿の印刷指示がなされたか否かを判定することによってなされ、該判定が肯定された場合にはステップ106へ移行し、否定された場合にはステップ108へ移行する。
ステップ106では、後述するオリジナル原稿印刷処理が行われてステップ108へ移行する。
ステップ108では、原稿をサーバ14に登録するか否か判定される。該判定は、操作入力部24によって原稿の登録が指示されたか否かを判定することによってなされ、該判定が肯定された場合にはステップ110へ移行し、否定された場合にはそのまま一連の処理を終了する。
ステップ110では、オリジナル原稿に対して追記された部分をオリジナル原稿情報と共に電子的に登録したり、画像読取部18によって読み取った画像をオリジナル原稿として登録したりする、後述の読取原稿登録処理が行われて一連の処理を終了する。
ここで、上述のオリジナル原稿印刷処理について説明する。図3は、オリジナル原稿印刷処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ200では、オリジナル原稿情報がネットワーク12を介してサーバ14より読み出されてステップ202へ移行する。例えば、操作入力部24やパーソナルコンピュータによって指示されたオリジナル原稿情報がサーバ14から読み出される。或いは、ネットワーク12を介してパーソナルコンピュータ等から送信されたオリジナル原稿情報が読み出される。
ステップ202では、オリジナル原稿が印刷される。すなわち、ネットワーク12を介して読み出されたオリジナル原稿情報が画像処理部32によって画像出力部22が処理可能なデータ形式等に変換されて、オリジナル原稿情報に基づく印刷が画像出力部22によって行われる。
そして、ステップ204では、コード情報が印刷されて一連のオリジナル原稿印刷処理を終了する。すなわち、オリジナル原稿情報が印刷された用紙上に、不可視トナーを用いて上述のID情報及び座標情報がコード情報埋込部26によって印刷される。
次に、上述の追記読取登録処理について説明する。図4は、追記読取登録処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ300では、画像読取部18によって原稿画像が読み取られてステップ302へ移行する。
ステップ302では、追記抽出登録するか否か制御部20によって判定される。該判定は、操作入力部24によって読取原稿中に追記された情報を抽出して登録する指示がなされた場合に肯定され、読取原稿をそのままオリジナル原稿として登録する指示がなされた場合に否定される。
ステップ302の判定が肯定された場合にはステップ304へ移行して、コード情報読取部16によってコード情報が読み取られてステップ306へ移行する。すなわち、不可視トナーによって原稿に記録されたID情報及び座標情報を含むコード情報が読み取られてID&座標情報解析部28に出力される。
ステップ306では、座標情報解読付加領域(追記情報)がID&座標情報解析部28によって抽出されてステップ308へ移行する。すなわち、ID&座標情報解析部28は、予め不可視トナーによって座標情報が記録された用紙に対して、手書き等によって追記がなされると、追記された領域は座標情報が上書きされて解読不能となるので、当該領域を追記領域として抽出する。
ステップ308では、オリジナル原稿が原稿検索部30によって検索されてステップ310へ移行する。すなわち、原稿検索部30が、ID&座標情報解析部28から入力されるID情報に基づいてネットワーク12を介してサーバ14からID情報に対応するオリジナル原稿情報を検索して取得する。そして、取得したオリジナル原稿情報を画像処理部32に出力する。
ステップ320では、ステップ306で抽出された追記情報と、ステップ308で検索したオリジナル原稿情報が合成されてステップ314へ移行する。すなわち、画像処理部32は、追記情報が解読不能座標から追記領域の位置を特定することができることから、対応するオリジナル原稿情報の位置に追記領域の画像を合成する。従って、追記領域を寸分のずれもなくオリジナル原稿情報に反映することができる。また、読取画像とオリジナル原稿画像とを、従来技術のように比較するようなことがないので、追記していない部分を誤抽出してしまうようなことがなくなる。さらに、このように合成されて作成されたオリジナル原稿は、追記領域以外の部分が例えばテキスト形式等で作成されていた場合には、追記部分以外についてテキストとして編集することが可能となる
一方、ステップ302の判定が否定された場合には、画像読取部18によって読み取った画像をそのままオリジナル原稿として登録するために、ステップ312へ移行して、画像読取部18によって読み取られた画像が画像処理部32によってサーバ14の保存形式等のデータへ変換する等の画像処理が行われてステップ314へ移行する。すなわち、読取画像がそのままオリジナル原稿情報とされる。この場合には、テキスト形式等のデータで作成された原稿であっても画像として処理されるので、テキスト形式での編集が不可能となる。
一方、ステップ302の判定が否定された場合には、画像読取部18によって読み取った画像をそのままオリジナル原稿として登録するために、ステップ312へ移行して、画像読取部18によって読み取られた画像が画像処理部32によってサーバ14の保存形式等のデータへ変換する等の画像処理が行われてステップ314へ移行する。すなわち、読取画像がそのままオリジナル原稿情報とされる。この場合には、テキスト形式等のデータで作成された原稿であっても画像として処理されるので、テキスト形式での編集が不可能となる。
そして、ステップ314では、ステップ310またはステップ312で作成されたオリジナル原稿情報がネットワーク12を介してサーバ14に格納される。なお、サーバ14にオリジナル原稿情報を登録する際には、オリジナル原稿情報を特定するためのID情報を付加して登録する。ID情報としては、例えば、ファイル名等を適用するようにしてもよいし、その他の固有の情報等を付加するようにしてもよい。
すなわち、本実施の形態に係わる画像形成装置10は、図5(A)に示すように、始めにオリジナル原稿を印刷して、印刷したオリジナル原稿上に赤外線を反射する不可視トナーを用いてID情報34を、例えば、用紙の角の方に印刷すると共に、座標情報36を用紙全面にわたって印刷する。これによって、図5(B)に示すように、追記された場合には追記領域38の不可視トナーがコード情報読取部16によって解読不能となる。従って、図5(C)に示すように、座標情報が解読不要な領域を抽出することによって、追記領域38と共にその座標を抽出することができる。
そして、この抽出された追記領域38をオリジナル原稿情報に反映する場合には、図5(D)に示すように、オリジナル原稿情報と抽出した追記領域を上述の座標情報が解読不能な座標位置に合成する。これによって、座標を読み取っているので追記した領域を寸分のずれもなくオリジナル原稿情報に反映することができる。また、従来技術のように読み取った画像(追記された原稿)と、オリジナル原稿とを比較するようなことがないので、追記していない部分を誤抽出することもない。
なお、上記の実施の形態では、不可視トナーを用いてコード情報を用紙に印刷するようにしたが、これに限るものではなく、例えば、透かし等の技術を用いてコード情報を埋め込むようにしてもよいし、或いは、通常の可視可能なトナーを用いてコード情報を用紙に印刷するようにしてもよい。可視トナーを用いる場合には、例えば、座標情報としては、小さなドットなどを用いて目立たないようにしてもよいし、イエロー等の目立たない色を用いて印刷するようにしてもよい。
10 画像形成装置
12 ネットワーク
14 サーバ
16 コード情報読取部
18 画像読取部
20 制御部
22 画像出力部
26 コード情報埋込部
28 ID&座標情報解析部
30 原稿検索部
32 画像処理部
34 ID情報
36 座標情報
38 追記領域
12 ネットワーク
14 サーバ
16 コード情報読取部
18 画像読取部
20 制御部
22 画像出力部
26 コード情報埋込部
28 ID&座標情報解析部
30 原稿検索部
32 画像処理部
34 ID情報
36 座標情報
38 追記領域
Claims (6)
- オリジナル原稿情報を蓄積する蓄積手段から読み出されたオリジナル原稿情報を表すオリジナル画像が予め記録された後に、該オリジナル原稿情報を特定するための特定情報及び座標を表す座標情報を含むコード情報が予め記録された原稿から前記オリジナル画像を読み取る読取手段と、
前記原稿から前記コード情報を読み取るコード情報読取手段と、
前記コード情報読取手段によって読み取った前記座標情報のうち、読取不可座標が集中する領域に対応する前記オリジナル画像を抽出する抽出手段と、
前記コード情報読取手段によって読み取った前記特定情報に基づいて、前記蓄積手段から前記特定情報に対応するオリジナル原稿情報を取得する取得手段と、
前記取得手段によって取得したオリジナル原稿情報の前記抽出手段による抽出位置に対応する位置に、前記抽出手段によって抽出された前記オリジナル画像を合成する合成手段と、
前記合成手段の合成結果を前記蓄積手段に格納する格納手段と、
を備えた画像処理装置。 - 前記座標情報は前記原稿の全面に記録された情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記座標情報は符号からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記コード情報は赤外線を反射する不可視トナーを用いて前記原稿に記録され、前記コード情報読取手段が赤外線カメラからなることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像処理装置と、
前記オリジナル画像を記録する記録手段と、
前記コード情報を記録するコード情報記録手段と、
を備えた画像形成装置。 - 請求項5に記載の画像形成装置と、
前記画像形成装置とネットワーク接続された前記蓄積手段と、
を備えた画像形成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005262815A JP2007081472A (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | 画像処理装置、画像形成装置、及び画像形成システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007081472A true JP2007081472A (ja) | 2007-03-29 |
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ID=37941362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005262815A Pending JP2007081472A (ja) | 2005-09-09 | 2005-09-09 | 画像処理装置、画像形成装置、及び画像形成システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009100262A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Fuji Xerox Co Ltd | コード情報処理装置およびコード情報処理プログラム |
CN110281664A (zh) * | 2019-07-11 | 2019-09-27 | 森大(深圳)技术有限公司 | 打印介质定位打印方法、装置、设备、介质及平板打印机 |
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2005
- 2005-09-09 JP JP2005262815A patent/JP2007081472A/ja active Pending
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