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JP2007080540A - 照明システム - Google Patents

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JP2007080540A
JP2007080540A JP2005262966A JP2005262966A JP2007080540A JP 2007080540 A JP2007080540 A JP 2007080540A JP 2005262966 A JP2005262966 A JP 2005262966A JP 2005262966 A JP2005262966 A JP 2005262966A JP 2007080540 A JP2007080540 A JP 2007080540A
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JP2005262966A
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Inventor
Mitsuharu Nakagawara
光治 中川原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】複数の発光ダイオードにおいて、発色光ごとに異なる経年変化が発生した場合であっても、混色光の照度変化及び色変化の低減を容易かつ短時間で行うとともに、部品点数を減少させる。
【解決手段】先ず、電源Eから点灯制御装置3に電力を供給すると、電力供給部30が、発光部1に対して、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11、青色発光ダイオード12の順でそれぞれに単独で電力を供給し、赤色光、緑色光、青色光を単独で出射させる。このとき、単一部品の光センサ2が、単独で出射される発色光ごとに照度を検出する。その後、単独で出射される発色光の照度である検出値が、記憶部31に記憶されている基準値と一致するか否かの比較を比較部32が行う。上記比較結果より検出値が基準値と異なる場合に、検出値が基準値と一致するように、補正部33が各発光ダイオード10,11,12のそれぞれへの電力を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の発光ダイオードから出射される複数の発色光から混色光を生成する照明システムに関するものである。
従来、この種の照明システムは、複数の発光ダイオードのそれぞれが複数の発色光のいずれかを出射することにより混色光を生成するものである。例えば、特許文献1に開示されている照明装置(照明システム)は、赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードと、それぞれが赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色発光ダイオードに対応する複数の点灯回路と、各点灯回路へ調光信号を与える調光信号発生回路とを備えている。上記特許文献1に開示されている照明装置は、上記複数の点灯回路のそれぞれが調光信号発生回路から調光信号を受けて、対応する発光ダイオードへの印加電圧を制御することにより、各発光ダイオードから赤色光、緑色光及び青色光を出射する。上記調光信号のデューティ比は、各発色光から生成される混色光と各発光ダイオードの調光比とを対応させている格納データによって決定される。
ところが、上記特許文献1に開示されている照明装置において、各発光ダイオードは、出射時間が経過するにつれて照度が変化する。これにより、各発色光の調光比が変わってしまい、混色光の色変化が大きくなってしまうという問題があった。
上記問題を解決するものとして、例えば、特許文献2に開示されている白色光LED照明装置(照明システム)がある。上記特許文献2に開示されている白色光LED照明装置は、赤色LED(赤色発光ダイオード)、白色LED(白色発光ダイオード)及び緑色LED(緑色発光ダイオード)と、赤色センサー、青色センサー及び緑色センサーと、LEDドライバー回路とを備えている。特許文献2に開示されている白色光LED照明装置の動作について説明すると、先ず、赤色センサーの測定値を、複数のホワイトバランスの赤色の設定値とそれぞれ比較し、最も近いホワイトバランスの設定値の組み合わせを選択する。次に、青色センサーの測定値を、上記選択したホワイトバランスの青色の設定値になるように比較演算し、LEDドライバー回路を制御する。さらに、白色LEDを調整したことにより赤色センサーの測定値が変化するので、再度赤色センサーの測定値をホワイトバランスの赤色の設定値と比較演算し、最も近いホワイトバランスの設定値の組み合わせを決定する。上記の動作を、赤色センサー及び青色センサーの測定値がそれぞれ変化しなくなるまで繰り返すことで、赤色センサー及び青色センサーの測定値を特定のホワイトバランスの設定値に収束させる。続いて、特定のホワイトバランスの緑色の設定値に緑色センサーの測定値を合致させるように、緑色LEDへの電流値を調整する。
特開2004−55361号公報(第4〜7頁及び第1,2図) 特開2004−253309号公報(第15〜18頁及び第8図)
しかしながら、上記特許文献2に開示されている照明システムは、赤色センサー及び青色センサーからの発色光の測定値と設定値の比較調整を繰り返すことにより特定のホワイトバランスの設定値に収束させるので、動作が複雑になり、比較調整時間が長くなるという問題があった。また、上記特許文献2に開示されている照明システムは、複数の発光ダイオードにおいて、発色光ごとに異なる経年変化が発生した場合に、混色光の色変化を低減することができるものの、照度変化が大きくなってしまう場合があるという問題もあった。さらに、各発色光ごとに対応させてセンサーを複数備えているので、部品点数が多くなってしまうという問題もあった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、複数の発光ダイオードにおいて、発色光ごとに異なる経年変化が発生した場合であっても、混色光の照度変化及び色変化の低減を容易かつ短時間で行うことができるとともに、部品点数を減少させることができる照明システムを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、電力が供給されるとそれぞれが複数の発色光のいずれかを出射することにより混色光を生成する複数の発光ダイオードと、前記複数の発光ダイオードのそれぞれに前記電力を供給する電力供給手段と、前記電力供給手段が前記複数の発光ダイオードに対して前記発色光ごとに前記電力を供給したときに、前記電力が供給されている前記発光ダイオードから出射される前記発色光の照度を検出する単一の光センサと、前記発色光ごとに照度の基準値を予め記憶する記憶手段と、前記電力が供給されている前記発光ダイオードから出射される前記発色光の照度を前記光センサから検出値として入力し、前記検出値が前記基準値と一致するか否かの比較を行う比較手段と、前記比較結果より前記検出値が前記基準値と異なる場合に、前記検出値が前記基準値と一致するように前記電力を補正する補正手段とを備えることを特徴とする。
この構成では、複数の発光ダイオードにおいて、発色光ごとに異なる経年変化が発生した場合であっても、各発色光の照度を個別に制御することができるので、混色光の照度変化及び色変化の低減を容易かつ短時間で行うことができる。また、単一の光センサが各発色光の照度を個別に検出することができるので、部品点数を減少させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記記憶手段が、前記発色光ごとに、初期から寿命末期までの出射時間に対する照度特性を予め記憶し、前記補正手段が、前記比較結果より前記検出値が前記基準値と異なる場合に、前記検出値及び前記照度特性に基づいて前記寿命末期までの予め決められた出射時間ごとに前記電力の補正値を設定し、前記予め決められた出射時間が経過するごとに前記補正値を用いて前記電力を補正することを特徴とする。この構成では、光センサによる各発色光の照度の検出頻度が少ない場合であっても、混色光の照度変化及び色変化を各発色光の寿命末期まで容易に低減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記電力供給手段が、前記複数の発光ダイオードのそれぞれに前記電力をパルス幅変調で供給することを特徴とする。この構成では、各発光ダイオードに供給される電力を補正する場合に、電力の大きさを一定にしたままパルス幅を変えて供給することができるので、各発光ダイオードに対して電力負荷の拡大を防止することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記電力供給手段が、前記電力の供給タイミングを前記発色光ごとにずらして、前記複数の発色光のそれぞれが単独で出射される期間を設け、前記光センサが、前記複数の発色光のそれぞれが単独で出射される期間ごとに、単独で出射される前記発色光の照度を検出し、前記比較手段が、前記単独で出射される前記発色光の照度を前記光センサから前記検出値として入力し、前記比較を行うことを特徴とする。この構成では、各発光ダイオードに供給される電力のパルス幅を変更することなく、各発色光の照度を検出することができる。
本発明によれば、複数の発光ダイオードにおいて、発色光ごとに異なる経年変化が発生した場合であっても、混色光の照度変化及び色変化の低減を容易かつ短時間で行うことができるとともに、部品点数を減少させることができる。
(実施形態1)
本発明の実施形態1について図1〜3を用いて説明する。図1は実施形態1の照明システムの概略図である。図2は実施形態1の照明システムにおける各発光ダイオードの出射時間に対する照度比を示す図である。図3は実施形態1の照明システムのタイムチャートである。
先ず、実施形態1の基本的な構成について説明する。実施形態1の照明システムは、白色光を生成するものであり、図1に示すように、発光部1と、光センサ2と、点灯制御装置3とを備え、スイッチ4を介して電源Eと接続している。電源Eは、例えば商用電源などであり、スイッチ4がオン(閉)状態になると点灯制御装置3に電力を供給し、スイッチ4がオフ(開)状態になると点灯制御装置3への電力の供給を停止する。
発光部1は、赤色発光ダイオード10と、緑色発光ダイオード11と、青色発光ダイオード12とを備えている。赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11、青色発光ダイオード12は、後述する電力供給部30と個別に接続し、電力が供給されると赤色光、緑色光、青色光を出射する。これにより、発光部1は、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12からの赤色光、緑色光及び青色光を組み合わせて白色光を生成する。ところで、上記赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12は、図2に示すように、供給される電力が初期から一定であっても、ある出射時間を経過すると照度が急激に低下する。特に、赤色発光ダイオード10は、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12より照度が急激に低下するのが早い(図2のt1,t2)。
光センサ2は、図1に示すように、単一部品であり、後述する比較部32と接続している。電源Eからの電力が点灯制御装置3に供給されて、図3に示すように、後述する電力供給部30が、発光部1に対して、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11、青色発光ダイオード12の順序でそれぞれ単独に電力を供給したときに、上記光センサ2は、電力が供給されている発光ダイオード10,11,12から出射される発色光の照度を検出する。より具体的に説明すると、電力供給部30が赤色発光ダイオード10に電力を供給したときに、光センサ2は赤色光の照度を検出する。同様に、緑色発光ダイオード11に電力を供給したときに緑色光の照度を検出し、青色発光ダイオード12に電力を供給したときに青色光の照度を検出する。
点灯制御装置3は、図1に示すように、電力供給部30と、記憶部31と、比較部32と、補正部33とを備え、電源Eから受電して動作する。
電力供給部30は、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12のそれぞれと個別に接続し、さらに補正部33と接続している。上記電力供給部30は、電源Eから電力が点灯制御装置3に供給されたときに、図3に示すように、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11、青色発光ダイオード12の順序でそれぞれ単独に電力を供給する。その後、電力供給部30は、通常状態において、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12のそれぞれに電力をパルス幅変調(PWM)で供給し、赤色光、緑色光及び青色光を同時に出射させて白色光を生成させる。このとき、電力供給部30は、予め決められた最大限範囲(図3参照)で各パルス幅を変えることができ、各発色光の照度を大きくするためにはパルス幅を広くし、各発色光の照度を小さくするためにはパルス幅を狭くする。
記憶部31は、図1に示すように、比較部32及び補正部33と接続し、赤色光、緑色光及び青色光ごとに、照度の基準値を予め記憶している。上記照度の基準値は、各発光ダイオード10,11,12のそれぞれと同じロットの発光ダイオードの初期状態での照度の平均値である。これにより、個々の発光ダイオードのばらつきを低減した値を基準値として用いることができる。なお、同じロットの発光ダイオードによる照度の平均値に代えて、各発光ダイオード10,11,12の照度の初期値を製造時に検出し、上記初期値を基準値として用いてもよい。
比較部32は、光センサ2と接続し、さらに記憶部31及び補正部33と接続している。上記比較部32は、電力供給部30が赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11、青色発光ダイオード12の順序でそれぞれ単独に電力を供給したときに、電力が供給されている発光ダイオード10,11,12から出射される発色光の照度を光センサ2から検出値として入力する。その後、比較部32は、上記検出値が、記憶部31に記憶されている基準値と一致するか否かの比較を行い、比較結果に基づく比較信号を補正部33に出力する。上記比較において検出値が基準値と一致するとは、検出値が基準値と等しい場合だけでなく、検出値が基準値の上下10%以内にある場合も含んでいる。これにより、検出値のばらつきの影響を取り除くことができる。
補正部33は、電力供給部30、記憶部31及び比較部32と接続している。上記補正部33は、比較部32から比較信号を発色光ごとに入力し、検出値が基準値と異なっていると、検出値が基準値と一致するように、該当する発色光を出射する発光ダイオード10,11,12への電力を補正する。具体的には、補正部33は、検出値が基準値より小さいと、発光ダイオード10,11,12への電力のパルス幅が広くなるように、電力供給部30に補正信号を出力する。
次に、実施形態1の照明システムにおける各発色光の照度の補正方法について説明する。なお、記憶部31は、既に、各発光ダイオード10,11,12から出射される発色光ごとに、照度の基準値を記憶している。先ず、図1に示すスイッチ4をオン状態にして電源Eから点灯制御装置3に電力を供給する。続いて、赤色光の場合について説明すると、図3に示すように、電力供給部30が赤色発光ダイオード10に単独で電力を供給したときに、光センサ2が赤色光の照度を検出する。その後、図1に示す比較部32が赤色光の照度を光センサ2から検出値として入力し、検出値が基準値と一致するか否かの比較を行う。上記比較結果より検出値が基準値と異なる場合に、検出値が基準値と一致するように、補正部33が電力供給部30に補正信号を出力して赤色発光ダイオード10への電力を補正する。以上において赤色光の照度の補正を終了する。赤色光の照度の補正が終了した後、電力供給部30が緑色発光ダイオード11に単独で電力を供給し、光センサ2が緑色光の照度を検出して(図3参照)、赤色光の場合と同様に緑色光の照度の補正を行う。緑色光の照度の補正が終了した後、電力供給部30が青色発光ダイオード12に単独で電力を供給し、光センサ2が青色光の照度を検出して(図3参照)、赤色光及び緑色光の場合と同様に青色光の照度の補正を行う。なお、各色光の照度の補正は、上記のような赤色光、緑色光、青色光の順序に限定されるものではなく、どのような順序で行ってもよい。
上記より、各発光ダイオード10,11,12の寿命末期までの間、スイッチ4をオン状態にするごとに、各発光ダイオード10,11,12において、発色光ごとに異なる経年変化が発生した場合であっても、各発色光の照度を個別に制御することができる。
以上、実施形態1によれば、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12において、赤色光、緑色光及び青色光ごとに異なる経年変化が発生した場合であっても、赤色光、緑色光及び青色光の照度をそれぞれ個別に制御することができるので、白色光(混色光)の照度変化及び色変化の低減を容易かつ短時間で行うことができる。また、単一の光センサ2が赤色光、緑色光及び青色光の照度を個別に検出することができるので、部品点数を減少させることができる。さらに、点灯制御装置3の電力供給部30が赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12への電力をパルス幅変調で供給し、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12に供給される電力を補正する場合に、電力の大きさを一定にしたままパルス幅を変えて供給することができるので、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12に対して電力負荷の拡大を防止することができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2について説明する。
実施形態2の照明システムは、図1に示すように、発光部1と、光センサ2とを、実施形態1の照明システムと同様に備えているが、実施形態1の照明システムにはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態2の照明システムは、タイマ(図示せず)を、例えば点灯制御装置3の内部に備えている。上記タイマは補正部33と接続し、各発色光の検出時からの時間を計測する。
また、実施形態2の点灯制御装置3の記憶部31は、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12ごとに、図2に示すような初期から寿命末期までの出射時間に対する照度特性を、実施形態1と同様の照度の基準値とともに予め記憶している。なお、実施形態2の記憶部31は、上記以外の点において、実施形態1の記憶部と同様である。
さらに、実施形態2の点灯制御装置3の補正部33は、比較部32の比較結果より、検出値が基準値と異なる場合に、実施形態1と同様の電力の補正を行うだけでなく、検出値及び照度特性に基づいて寿命末期までの予め決められた出射時間ごとに電力の補正値を設定する。上記補正部33は、上記タイマ(図示せず)の計測により予め決められた出射時間が経過するごとに補正値を用いて電力を補正する。なお、実施形態2の補正部33は、上記以外の点において、実施形態1の補正部と同様である。
次に、実施形態2の照明システムにおける各発色光の照度の補正方法について説明する。なお、記憶部31は、既に、各発光ダイオード10,11,12から出射される発色光ごとに、照度の基準値及び照度特性を記憶している。先ず、実施形態1と同様に、赤色光、緑色光及び青色光をそれぞれ単独で点灯させて、比較部32が、光センサ2の検出値が基準値と一致するか否かの比較を行う。上記比較結果より検出値が基準値と異なる場合に、検出値が基準値と一致するように、補正部33が電力供給部30に補正信号を出力して各発光ダイオード10,11,12への電力を補正する。同時に、補正部33が上記検出値及び照度特性に基づいて予め決められた出射時間での電力の補正値を寿命末期まで設定する。設定後、補正部33が、上記予め決められた出射時間が経過するごとに補正値を用いて、各発光ダイオード10,11,12への電力を補正する。
上記より、各発色光の照度の検出時から寿命末期までの補正値を設定し、上記補正値に基づいて、各発光ダイオード10,11,12のそれぞれに供給する電力を補正することができる。
以上、実施形態2によれば、実施形態1と同様の効果を奏することができるとともに、光センサ2による赤色光、緑色光及び青色光の照度の検出頻度が少ない場合であっても、白色光(混色光)の照度変化及び色変化を、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12の寿命末期まで容易に低減することができる。
なお、実施形態1又は2の変形例として、各発色光の照度を個別に検出して電力を補正するタイミングは、スイッチ4をオン状態にした直後に限定されることなく、各発色光が出射されている最中など用途に応じて適した時間に行ってもよい。このようにしても、実施形態1又は2と同様の効果を奏することができる。
また、実施形態1又は2の他の変形例として、通常状態において、電力供給部は、各発光ダイオード10,11,12に対して、パルス幅変調に代えて、直流電力を供給してもよい。この場合、各発色光の照度を大きくするためには直流電力の大きさを大きくし、各発色光の照度を小さくするためには直流電力の大きさを小さくすればよい。このようにしても、実施形態1又は2と同様の効果を奏することができる。
(実施形態3)
本発明の実施形態3について図4を用いて説明する。図4は実施形態3の照明システムのタイムチャートである。なお、図4は、図3のタイムチャートの延長上にある。
実施形態3の照明システムは、図1に示すように、発光部1を、実施形態1の照明システムと同様に備えているが、実施形態1の照明システムにはない以下に記載の特徴部分がある。
実施形態3の点灯制御装置3の電力供給部30は、図4に示すように、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11、青色発光ダイオード12への電力の供給タイミングをずらして、赤色光、緑色光及び青色光のそれぞれが単独で出射される期間を設ける。つまり、電力供給部30は、直前のものからパルス幅を変更しないで、発色光ごとに電力の供給タイミングをずらしている。なお、実施形態3の電力供給部30は、上記以外の点において、実施形態1の電力供給部と同様である。
また、実施形態3の光センサ2は、赤色光、緑色光及び青色光のそれぞれが単独で出射される期間ごとに、単独で出射される赤色光、緑色光及び青色光の照度を検出する。なお、実施形態3の光センサ2は、上記以外の点において、実施形態1の光センサと同様である。
さらに、実施形態3の点灯制御装置3の比較部32は、単独で出射される赤色光、緑色光及び青色光の照度を光センサ2から検出値として入力し、赤色光、緑色光及び青色光ごとに検出値が、記憶部31に記憶されている基準値と一致するか否かの比較を行う。なお、実施形態3の比較部32は、上記以外の点において、実施形態1の比較部と同様である。
次に、実施形態3の照明システムにおける各発色光の照度の補正方法について説明する。なお、記憶部31は、既に、各発光ダイオード10,11,12から出射される発色光ごとに、照度の基準値を記憶している。先ず、電力供給部30が、各発光ダイオード10,11,12への電力の供給タイミングをずらして、各発色光のそれぞれが単独で出射される期間を設ける。続いて、光センサ2が、各発色光のそれぞれが単独で出射される期間ごとに、単独で出射される発色光の照度を検出する。その後、比較部32が、実施形態1と同様に、光センサ2から検出値を入力し、検出値が基準値と一致するか否かの比較を行う。上記比較結果より、検出値が基準値と異なる場合に、検出値が基準値と一致するように、補正部33が各発光ダイオード10,11,12への電力を補正する。
上記より、各発光ダイオード10,11,12の寿命末期までの間、各発光ダイオード10,11,12において、発色光ごとに異なる経年変化が発生した場合であっても、各発色光の照度を個別に制御することができる。
以上、実施形態3によれば、実施形態1と同様の効果を奏することができるとともに、赤色発光ダイオード10、緑色発光ダイオード11及び青色発光ダイオード12のそれぞれに供給される電力のパルス幅を変更することなく、赤色光、緑色光及び青色光の照度を検出することができる。
なお、実施形態3の変形例として、電力の供給タイミングをずらして各発色光の照度の検出し、電力を補正するタイミングを、スイッチ4をオン状態にした直後に行ってもよい。このようにしても、実施形態3と同様の効果を奏することができる。
また、実施形態1〜3のいずれかの変形例として、各発色光を出射する発光ダイオードを複数個ずつ備えてもよい。このようにすると、実施形態1〜3のいずれかと同様の効果を奏することができるとともに、各発色光の照度を大きくすることができる。
本発明による実施形態1〜3の照明システムの概略図である。 同上の照明システムにおける各発光ダイオードの照度比を示す図である。 本発明による実施形態1,2の照明システムのタイムチャートである。 本発明による実施形態3の照明システムのタイムチャートである。
符号の説明
1 発光部
10 赤色発光ダイオード
11 緑色発光ダイオード
12 青色発光ダイオード
2 光センサ
3 点灯制御装置
30 電力供給部
31 記憶部
32 比較部
33 補正部
E 電源

Claims (4)

  1. 電力が供給されるとそれぞれが複数の発色光のいずれかを出射することにより混色光を生成する複数の発光ダイオードと、
    前記複数の発光ダイオードのそれぞれに前記電力を供給する電力供給手段と、
    前記電力供給手段が前記複数の発光ダイオードに対して前記発色光ごとに前記電力を供給したときに、前記電力が供給されている前記発光ダイオードから出射される前記発色光の照度を検出する単一の光センサと、
    前記発色光ごとに照度の基準値を予め記憶する記憶手段と、
    前記電力が供給されている前記発光ダイオードから出射される前記発色光の照度を前記光センサから検出値として入力し、前記検出値が前記基準値と一致するか否かの比較を行う比較手段と、
    前記比較結果より前記検出値が前記基準値と異なる場合に、前記検出値が前記基準値と一致するように前記電力を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする照明システム。
  2. 前記記憶手段が、前記発色光ごとに、初期から寿命末期までの出射時間に対する照度特性を予め記憶し、
    前記補正手段が、前記比較結果より前記検出値が前記基準値と異なる場合に、前記検出値及び前記照度特性に基づいて前記寿命末期までの予め決められた出射時間ごとに前記電力の補正値を設定し、前記予め決められた出射時間が経過するごとに前記補正値を用いて前記電力を補正する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  3. 前記電力供給手段が、前記複数の発光ダイオードのそれぞれに前記電力をパルス幅変調で供給することを特徴とする請求項1又は2記載の照明システム。
  4. 前記電力供給手段が、前記電力の供給タイミングを前記発色光ごとにずらして、前記複数の発色光のそれぞれが単独で出射される期間を設け、
    前記光センサが、前記複数の発色光のそれぞれが単独で出射される期間ごとに、単独で出射される前記発色光の照度を検出し、
    前記比較手段が、前記単独で出射される前記発色光の照度を前記光センサから前記検出値として入力し、前記比較を行う
    ことを特徴とする請求項3記載の照明システム。
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