JP2007079296A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 カラーレジズレが発生するのを抑制することができるのは勿論のこと、カラーレジ検知用のマークが用紙等の記録媒体上に残るのを防止する。
【解決手段】 互いに異なった色のトナー像を形成する複数の画像形成部を直列に配置し、前記複数の画像形成部によって形成された各色のトナー像を記録媒体上に直接多重に転写することにより、カラーの画像を形成する画像形成装置であって、前記記録媒体上の一部に画像位置検知用のマークを形成し、当該画像位置検知用のマークを検知手段によって検知した結果に基づいて、前記複数の画像形成部における画像形成位置を制御する画像形成装置において、前記記録媒体上に形成された画像位置検知用のマークを定着前に除去するマーク除去手段を備えるように構成して課題を解決した。
【選択図】 図1
【解決手段】 互いに異なった色のトナー像を形成する複数の画像形成部を直列に配置し、前記複数の画像形成部によって形成された各色のトナー像を記録媒体上に直接多重に転写することにより、カラーの画像を形成する画像形成装置であって、前記記録媒体上の一部に画像位置検知用のマークを形成し、当該画像位置検知用のマークを検知手段によって検知した結果に基づいて、前記複数の画像形成部における画像形成位置を制御する画像形成装置において、前記記録媒体上に形成された画像位置検知用のマークを定着前に除去するマーク除去手段を備えるように構成して課題を解決した。
【選択図】 図1
Description
この発明は、電子写真方式等を採用したカラープリンタ等の画像形成装置に関し、特に、記録媒体として連続した用紙である連帳紙などに超高速でフルカラーの画像を形成することが可能な超高速連帳カラープリンタ等の画像形成装置に関するものである。
従来、この種の超高速連帳カラープリンタとしては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)色等の各色に対応したトナー像を形成する各感光体ドラムから、中間転写媒体を使用せずに、直接、用紙に各色のトナー像を多重に転写することによって、フルカラーの画像を形成するように構成したものがある。かかるカラープリンタでは、中間転写媒体を使用せずに、感光体ドラムから用紙上に直接各色のトナー像を転写することによって、中間転写媒体の消耗に伴うランニングコストの上昇を避けている。
上記超高速連帳カラープリンタ100は、例えば、図7に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)色等の各色に対応した画像形成部101Y、101M、101C、101Kを順次直列に配置し、各画像形成部101Y、101M、101C、101Kの感光体ドラム102で形成されたトナー像を、超高速で搬送される連続した用紙としての連帳紙103上に直接多重に転写した後、フラッシュ定着方式を採用した定着部104によって定着処理を施すことによって、フルカラーの画像を形成するように構成されている。
その際、上記超高速連帳カラープリンタでは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)色の各画像形成部101Y、101M、101C、101Kで形成される画像位置(レジストレーション)を高精度に制御するため、用紙104の一部にカラーレジストレーション(以下、単に「カラーレジ」という。)を検知するためのマーク105を形成し、当該カラーレジ検知用のマーク105をカラーレジセンサ106によって検知して、各色の画像のレジズレ量を算出し、必要に応じて、用紙送りや各画像形成部101Y、101M、101C、101Kにおける主走査方向や副走査方向の描画位置にフィードバックするようになっている。
しかしながら、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記従来の超高速連帳カラープリンタの場合には、図8に示すように、カラーレジを高精度に制御するため、用紙103の一部にカラーレジ検知用のマーク105を形成する必要があり、当該カラーレジ検知用のマーク105が用紙103上に残ってしまうことになる。
そのため、上記従来の超高速連帳カラープリンタでは、カラーレジ検知用のマーク105を最終工程で切り取るか、又は用紙103上にカラーレジ検知用のマーク105が残ってしまうことをユーザに容認してもらうという選択が必要となり、プリンタの構成が複雑となったり、カラーレジ検知用のマーク105が用紙103上に残る不都合をユーザに与えてしまうという問題点を有していた。
なお、カラー画像のレジズレを防止して、高品質なカラー画像を形成可能な技術としては、例えば、特開2001−142280号公報等に開示されたものが既に提案されているが、この特開2001−142280号公報に係る画像形成装置は、中間転写ベルト等からなる転写媒体と、当該転写媒体をクリーニングするクリーニング手段を備えるように構成したものであり、前提となる構成が異なっている。
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、中間転写体を用いずに、連帳紙等の記録媒体に直接トナー像を転写することにより、フルカラーの画像を形成する画像形成装置において、カラーレジズレが発生するのを抑制することができるのは勿論のこと、カラーレジ検知用のマークが用紙等の記録媒体上に残るのを防止することが可能な画像形成装置を提供することにある。
すなわち、請求項1に記載された発明は、互いに異なった色のトナー像を形成する複数の画像形成部を直列に配置し、前記複数の画像形成部によって形成された各色のトナー像を記録媒体上に直接多重に転写することにより、カラーの画像を形成する画像形成装置であって、前記記録媒体上の一部に画像位置検知用のマークを形成し、当該画像位置検知用のマークを検知手段によって検知した結果に基づいて、前記複数の画像形成部における画像形成位置を制御する画像形成装置において、
前記記録媒体上に形成された画像位置検知用のマークを定着前に除去するマーク除去手段を備えるように構成したものである。
前記記録媒体上に形成された画像位置検知用のマークを定着前に除去するマーク除去手段を備えるように構成したものである。
また、請求項2に記載された発明は、前記請求項1に記載の画像形成装置において、
前記マーク除去手段は、前記記録媒体から転写される画像位置検知用のマークを担持する像担持体と、前記記録媒体から像担持体上に画像位置検知用のマークを転写する転写手段とを備えることを特徴とする画像形成装置である。
前記マーク除去手段は、前記記録媒体から転写される画像位置検知用のマークを担持する像担持体と、前記記録媒体から像担持体上に画像位置検知用のマークを転写する転写手段とを備えることを特徴とする画像形成装置である。
さらに、請求項3に記載された発明は、前記請求項2に記載の画像形成装置において、
前記像担持体は、前記記録媒体の画像位置検知用のマークの形成位置に対応した位置にのみ配設されていることを特徴とする画像形成装置である。
前記像担持体は、前記記録媒体の画像位置検知用のマークの形成位置に対応した位置にのみ配設されていることを特徴とする画像形成装置である。
又、請求項4に記載された発明は、前記請求項2又は3に記載の画像形成装置において、
前記マーク除去手段は、前記記録媒体の画像位置検知用のマークの形成位置に対応した位置でのみ動作するように構成されていることを特徴とする画像形成装置である。
前記マーク除去手段は、前記記録媒体の画像位置検知用のマークの形成位置に対応した位置でのみ動作するように構成されていることを特徴とする画像形成装置である。
更に、請求項5に記載された発明は、前記請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置において、
前記マーク除去手段は、前記画像位置検知用のマークを消去せずに、当該画像位置検知用マークの濃度を支障のない程度に低減することを特徴とする画像形成装置である。
前記マーク除去手段は、前記画像位置検知用のマークを消去せずに、当該画像位置検知用マークの濃度を支障のない程度に低減することを特徴とする画像形成装置である。
この発明によれば、中間転写体を用いずに、連帳紙等の記録媒体に直接トナー像を転写することにより、フルカラーの画像を形成する画像形成装置において、カラーレジズレが発生するのを抑制することができるのは勿論のこと、カラーレジ検知用のマークが用紙等の記録媒体上に残るのを防止することが可能な画像形成装置を提供することができる。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図1はこの発明の実施の形態1に画像形成装置としてのタンデム方式の超高速連帳カラープリンタを示す概略構成図である。
図1はこの発明の実施の形態1に画像形成装置としてのタンデム方式の超高速連帳カラープリンタを示す概略構成図である。
このタンデム方式の超高速連帳カラープリンタ1は、図1に示すように、大別して、記録媒体としての連帳紙2を給送する給送部3と、イエロー(Y)色の画像を形成する第1の画像形成部4と、マゼンタ(M)色の画像を形成する第2の画像形成部5と、シアン (C)色の画像を形成する第3の画像形成部6と、黒(K)色の画像を形成する第4の画像形成部7と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像が多重に転写された連帳紙2上に、トナー像を定着する定着部8と、連帳紙2のテンションを調整するテンション調整部9と、コントローラ等を備えたメインの印字制御部10と、各色の画像形成部4〜7に対応したサブの印字制御部11〜14とから構成されている。
上記給送部3は、図示しない給紙部から3連の給紙ローラ15によって給紙される連帳紙2を、湾曲した搬送路16を介して、一対のローラで挟持した状態で搬送する搬送基準ローラ17と従動ローラ18とを備えているとともに、連帳紙3を案内する複数のガイドローラ19〜22によって案内するように構成されている。ここで、連帳紙2とは、一連の連続した長尺な用紙であって、1ページ毎に折り目(ミシン目)で区切られた記録媒体である。
また、上記イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の第1〜第4の画像形成部4〜7は、形成する画像の色が異なるのみで、他は同じように構成されており、ここでは、イエロー(Y)色のトナー像を形成する第1の画像形成部4を例に説明する。
上記第1の画像形成部4には、図2に示すように、像担持体としての感光体ドラム23が、矢印方向に沿って高速で回転可能に配設されている。この感光体ドラム23は、直径約260mmと大きく設定されており、OPCやアモルファス−Si、あるいはSe等の光導電性材料からなる感光体層を表面に被覆したアルミニウムやステンレス等からなる導電性円筒体によって構成されている。上記感光体ドラム23の左斜め下には、当該感光体ドラム23の表面を所定の電位に一様に帯電するスコロトロン等からなる一次帯電器24、25が2つ並んで配設されている。また、上記感光体ドラム23の下方には、上記2連の一次帯電器24、25によって所定の電位に一様に帯電された感光体ドラム23の表面に、画像情報に応じて画像露光を施す画像露光手段としてのLEDアレイを備えたLEDプリントヘッド26が配設されており、当該感光体ドラム23の表面には、LEDプリントヘッド26によって画像露光が施されて、画像情報に応じた静電潜像が形成されるようになっている。
なお、上記感光体ドラム23としては、例えば、従来の18インチ幅の用紙以外に、24インチ幅の用紙に対しても印刷可能なように、長尺に形成されたものが用いられ、他の一次帯電器24、25やLEDプリントヘッド26、あるいは後述する現像装置27なども、これに対応して、長尺に形成されたものが用いられている。また、用紙は、例えば、感光体ドラム23の軸方向に沿った一端部を基準にして搬送されるが、これに限らず、感光体ドラム23の軸方向の中央部を基準にして搬送されるように構成しても勿論よい。
上記感光体ドラム23の表面に形成された静電潜像は、当該感光体ドラム23の右側方に配設された現像装置27により顕像化されて、粉体トナーからなるトナー像が形成される。この現像装置27には、高速で回転する感光体ドラム23に対応して、当該感光体ドラム23上に形成された静電潜像を高速で現像可能なように、3連の現像ロール28が配設されている。なお、上記現像装置27は、一成分現像方式を採用するものであっても、二成分現像方式を採用するものであっても何れでも良い。
また、上記感光体ドラム23の上部には、当該感光体ドラム23上に形成されたトナー像を、記録媒体としての連帳紙2に転写するための転写手段として、転写ロール29が配設されており、感光体ドラム23上に形成されたトナー像は、転写ロール29による帯電を受けて、連張紙2上に転写されるようになっている。上記転写ロール29の前後には、連帳紙2を張架するロール31、32がそれぞれ配設されている。
上記記録媒体としての連張紙2は、図示しない給送部から給紙されるように構成されている。この連張紙2は、一連の連続した長尺な用紙であって、1ページ毎に折り目(ミシン目)で区切られたものであり、図示されていないが、折り畳まれた状態で連張紙2のセットが、給紙部に配設されている。
この連張紙2としては、ユーザーのニーズに応じて、種々のサイズや種類のものが用いられ、普通紙、当該通紙よりも薄い用紙、厚紙、あるいは、普通紙や厚紙などの表面にコーティングを施したコート紙、あるいは黄色など所定の色に着色された用紙など、7〜8種類、あるいはそれ以上の種類の用紙が用意されている。また、上記連張紙2としては、上述したように、例えば、18インチ幅の用紙以外に、24インチ幅の用紙など、更に幅の広い用紙も使用可能となっている。
上記転写ロール29によってイエロー色用の感光体ドラム23からイエロー色のトナー像が転写された連帳紙2は、図1に示すように、下流側の画像形成部5〜7へと順次搬送されて、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像が順次多重に転写される。その後、上記連帳紙2は、搬送ローラ33、34、35によって定着部8へと搬送され、当該定着部8に配設されたフラッシュ定着装置36によって、未定着トナー像が連帳紙2上に定着される。その際、上記連帳紙2は、テンション調整部9のテンション調整機構37によってテンションが調整された状態で、ローラ38、39、40を介して搬送ローラ41によって図示しない排紙部に設けられた排紙トレイ上に折り畳まれた状態で排出される。
なお、上記トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム23の表面は、図2に示すように、コロトロンからなる除電器42によって残留電荷が除電されるとともに、クリーニングブレード43によって紙粉やトナー粉等が除去されて、次の画像形成工程に備えるようになっている。
また、上記超高速連帳カラープリンタ1では、図3に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成部4〜7によって形成されるトナー像のカラーレジを制御するために、連帳紙2の幅方向の一端縁に、カラーレジ検知用のマーク60を形成するように構成されている。上記カラーレジ検知用のマーク60としては、例えば、図4に示すように、主に、主走査方向のレジズレを検知するための第1のマーク61と、副走査方向のレジズレを検知するための第2のマーク62とからなるものが用いられる。上記第1のマーク61は、例えば、主走査方向に対して45度に傾斜した直線状に形成されているのに対して、第2のマーク62は、主走査方向に沿って平行な直線状に形成されている。ただし、上記カラーレジ検知用のマーク60としては、上記のものに限定されるものではなく、他の任意の形状のものを用いて良いことは勿論である。
さらに、上記第4の画像形成部7の下流側には、図1及び図3に示すように、上記カラーレジ検知用のマーク60を検知する検知手段としてのレジセンサ65が配設されている。このレジセンサ65としては、例えば、カラーレジ検知用のマーク60に光を照射して、当該カラーレジ検知用マーク60からの反射光を受光素子によって受光することで、カラーレジ検知用マーク60の位置を検知するように構成したものが用いられている。
また、上記連帳紙2には、図3に示すように、画像を形成する基準位置を検知するためのレジストマーク70が、カラーレジ検知用マーク60とは反対側の端縁に沿って予め形成されており、当該レジストマーク70は、第1の画像形成部4の上流側に配置されたレジストマーク用センサ71によって検知するように構成されている。
上記超高速連帳カラープリンタ1では、図3に示すように、カラーレジ検知用のセンサ65からの検出信号66、及びレジストマーク用のセンサ71からのレジストマーク検出信号72が、メインの印字制御部1に入力されている。このメインの印字制御部10は、カラーレジ検知用のセンサ65及びレジストマーク用のセンサ71からの信号66、72に基づいて、各画像形成部4〜7における画像形成位置を制御するように、各画像形成部4〜7に対応して設けられたサブの印字制御部11〜14に制御信号73〜76が送られ、当該各サブの印字制御部11〜14では、各画像形成部において、LEDプリントヘッド26による画像露光の書き出し位置や露光タイミング等を制御することによって画像形成位置が制御される。
ところで、この実施の形態では、互いに異なった色のトナー像を形成する複数の画像形成部を直列に配置し、前記複数の画像形成部によって形成された各色のトナー像を記録媒体上に直接多重に転写することにより、カラーの画像を形成する画像形成装置であって、前記記録媒体上の一部に画像位置検知用のマークを形成し、当該画像位置検知用のマークを検知手段によって検知した結果に基づいて、前記複数の画像形成部における画像形成位置を制御する画像形成装置において、前記記録媒体上に形成された画像位置検知用のマークを定着前に除去するマーク除去手段を備えるように構成されている。
また、この実施の形態では、前記マーク除去手段は、前記記録媒体から転写される画像位置検知用のマークを担持する像担持体と、前記記録媒体から像担持体上に画像位置検知用のマークを転写する転写手段とを備えるように構成されている。
さらに、この実施の形態では、前記像担持体は、前記記録媒体の画像位置検知用のマークの形成位置に対応した位置にのみ配設されるように構成されている。
又、この実施の形態では、前記マーク除去手段は、前記記録媒体の画像位置検知用のマークの形成位置に対応した位置でのみ動作するように構成されている。
すなわち、この実施の形態に係る超高速連帳カラープリンタ1は、図1に示すように、第1、第2、第3、第4の各画像形成部4〜7によって形成されたカラーレジ検知用のマーク60を、定着前に除去するマーク除去手段80を備えている。
このマーク除去手段80は、図1に示すように、第4の各画像形成部7の下流側、図示例では、テンション調整部9に配設されている。上記マーク除去手段80は、図1及び図5、図6に示すように、像担持体としての感光体ドラム81と、当該感光体ドラム81の表面を所定の電位に帯電するスコロトロンや帯電ロール等からなる帯電器82と、カラーレジ検知用のマーク60を連帳紙2上から感光体ドラム81へと転写する転写ロール83と、当該感光体ドラム81の表面に転写されたカラーレジ検知用のマーク60を形成するトナーを除去するクリーニングブレード84を備えたクリーニング装置85とを備えるように構成されている。
なお、上記感光体ドラム81の導電性の円筒部材は、接地されており、0Vに保持されている。
上記マーク除去手段80を構成する感光体ドラム81などは、連帳紙2の全幅にわたって設けても勿論良いが、カラーレジ検知用のマーク60は、連帳紙2の幅方向の一端部のみに設けられているため、マーク除去手段80を構成する感光体ドラム81なども、連帳紙2の幅方向の一端部にのみ設ければ良い。
そこで、この実施の形態では、感光体ドラム81等からなるマーク除去手段80が、連帳紙2の幅方向の一端部にのみ、カラーレジ検知用のマーク60に対応した位置に設けられている。
以上の構成において、この実施の形態に係るタンデム方式の超高速連帳カラープリンタ1では、次のようにして、中間転写体を用いずに、連帳紙等の記録媒体に直接トナー像を転写することにより、フルカラーの画像を形成する画像形成装置において、カラーレジズレが発生するのを抑制することができるのは勿論のこと、カラーレジ検知用のマークが用紙等の記録媒体上に残るのを防止することが可能となっている。
すなわち、この実施の形態に係る超高速連帳カラープリンタ1では、図1に示すように、第1〜第4の画像形成部4〜7によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン (C)、黒(K)の色色のトナー像が順次形成され、これらの第1〜第4の画像形成部4〜7によって順次形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の色色のトナー像は、各画像形成部の転写ロール29によって連帳紙2上に互いに重ね合わせた状態で直接転写される。
その後、上記連帳紙2上に多重に転写されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)等の色色のトナー像は、定着部8のフラッシュ定着装置36によって定着処理を受け、連帳紙2上に定着されて永久画像が形成される。
ところで、上記超高速連帳カラープリンタ1では、図1に示すように、第1〜第4の画像形成部4〜7によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の色色のトナー像を、連帳紙2上に直接転写することによって、フルカラーの画像を形成するものであるため、各第1〜第4の画像形成部4〜7における画像形成位置や画像形成タイミングにずれがあると、カラーレジズレとなって現れ、色ずれ等の画質劣化の原因となる。
特に、上記のような超高速連帳カラープリンタ1においては、高速に、しかも、連続した連帳紙2に順次画像が形成されるため、各第1〜第4の画像形成部4〜7における画像形成位置や画像形成タイミングにずれがあると、色ずれ等の画質が劣化した画像が大量に生じてしまうことになる。
そこで、上記超高速連帳カラープリンタ1では、図3に示すように、連帳紙2の幅方向の一端部に沿った位置に、カラーレジ検知用のマーク60を所定のタイミングで形成し、当該カラーレジ検知用のマーク60をカラーレジ検知用のセンサ65によって検出することで、メインの印字制御部10及び各サブの印字制御部11〜14によって、各第1〜第4の画像形成部4〜7、特に基準となる色以外の画像形成部における画像形成位置や画像形成タイミングを制御することによって、カラーレジずれの発生を防止乃至抑制するようになっている。
ただし、そのままでは、連帳紙2の幅方向の一端部に形成されたカラーレジ検知用のマーク60が、当該連帳紙2上に残ってしまうことになる。
そこで、この実施の形態では、図1に示すように、連帳紙2上に形成されたカラーレジ検知用のマーク60を、カラーレジ検知用のセンサ65によって検出した後に、定着処理を施す前に、マーク除去手段80によって除去するようになっている。なお、このマーク除去手段80は、カラーレジ検知用のマーク60を完全に除去する必要は必ずしもなく、当該カラーレジ検知用のマーク60の濃度を目立たない程度に薄くするだけても良い。
上記マーク除去手段80は、図6に示すように、カラーレジ検知用のマーク60の位置に同期して、感光体ドラム81の表面を帯電器82によって所定の電位に帯電するようになっている。この感光体ドラム81表面の帯電電位は、連帳紙2上からカラーレジ検知用のマーク60を、当該感光体ドラム81の表面に転写し易くするためである。
通常、上記カラーレジ検知用のマーク60は、負帯電極性のトナーによって形成されているため、感光体ドラム81の表面電位は、負帯電極性のトナーが転写されるのを促進するように、当該負帯電極性のトナーが有する電位よりも低い電位、例えば、0Vの電位に近い電位(−100Vから+100V程度)に設定されている。
次に、上記感光体ドラム81は、連帳紙2の移動速度と等しい速度に回転駆動されているが、当該感光体ドラム81の表面は、転写位置へと移動して、転写ロール83の転写電界によって、感光体ドラム81の表面にカラーレジ検知用のマーク60が静電的に転写される。その際、上記転写ロール83には、負極性の例えば、−1000V程度の転写電圧が印加される。
上記感光体ドラム81上に転写されたカラーレジ検知用のマーク60は、クリーニング装置85のクリーニングブレード84によって除去されて、次の回収工程に備えるようになっている。なお、上記感光体ドラム81の表面は、クリーニング装置85によるクリーニング工程に先立って、除電器による除電や、除電ランプによる除電用の露光を受けるように構成しても良い。
このように、上記実施の形態に係る超高速連帳カラープリンタ1では、連帳紙2上に形成されたカラーレジ検知用のマーク60を、検出後であって、定着処理する前に、マーク除去手段80によって除去するか、又は濃度を低減するように構成したので、連帳紙2等の記録媒体に直接トナー像を転写することにより、フルカラーの画像を形成する画像形成装置において、カラーレジズレが発生するのを抑制することができるのは勿論のこと、カラーレジ検知用のマーク60が連帳紙2上に残るのを防止することが可能となっている。
そのため、上記超高速連帳カラープリンタでは、カラーレジ検知用のマーク60を最終工程で切り取ったり、又は用紙上にカラーレジ検知用のマークが残ってしまうことをユーザに容認してもらう必要がなく、高画質であって、しかも、カラーレジ検知用のマーク60を切り取る手段を設ける必要もなく、装置の複雑化を回避でき、ユーザにとっても不都合を与えることがなく、優れたプリンタとなっている。
1:超高速連帳カラープリンタ、2:連帳紙、4〜7:画像形成部、60:カラーレジ検知用のマーク、80:マーク除去手段。
Claims (5)
- 互いに異なった色のトナー像を形成する複数の画像形成部を直列に配置し、前記複数の画像形成部によって形成された各色のトナー像を記録媒体上に直接多重に転写することにより、カラーの画像を形成する画像形成装置であって、前記記録媒体上の一部に画像位置検知用のマークを形成し、当該画像位置検知用のマークを検知手段によって検知した結果に基づいて、前記複数の画像形成部における画像形成位置を制御する画像形成装置において、
前記記録媒体上に形成された画像位置検知用のマークを定着前に除去するマーク除去手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記請求項1に記載の画像形成装置において、
前記マーク除去手段は、前記記録媒体から転写される画像位置検知用のマークを担持する像担持体と、前記記録媒体から像担持体上に画像位置検知用のマークを転写する転写手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記請求項2に記載の画像形成装置において、
前記像担持体は、前記記録媒体の画像位置検知用のマークの形成位置に対応した位置にのみ配設されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記請求項2又は3に記載の画像形成装置において、
前記マーク除去手段は、前記記録媒体の画像位置検知用のマークの形成位置に対応した位置でのみ動作するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置において、
前記マーク除去手段は、前記画像位置検知用のマークを消去せずに、当該画像位置検知用マークの濃度を支障のない程度に低減することを特徴とする画像形成装置。
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