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JP2007073764A - 電子回路ユニット - Google Patents

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JP2007073764A
JP2007073764A JP2005259705A JP2005259705A JP2007073764A JP 2007073764 A JP2007073764 A JP 2007073764A JP 2005259705 A JP2005259705 A JP 2005259705A JP 2005259705 A JP2005259705 A JP 2005259705A JP 2007073764 A JP2007073764 A JP 2007073764A
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JP
Japan
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base member
circuit board
circuit unit
cover member
back surface
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Abandoned
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JP2005259705A
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English (en)
Inventor
Haruaki Motoda
晴晃 元田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】 電子回路ユニットにおいて、防水状態の回路基板の放熱を良好に行なう。
【解決手段】 回路基板を防水状態で収納する防水ケース2を、表面で回路基板の裏面を支持する金属製のベース部材6と、回路基板の表面を覆ってベース部材6に固定された樹脂製のカバー部材7とから構成し、ベース部材6の裏面6fを露出させることにより、回路基板3において電子部品4から生じた熱がベース部材6を伝わってその裏面6fから放出される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子回路ユニットに関する。
従来、電子部品とこの電子部品に導通するコネクタとを表面に搭載した回路基板を箱体に収納し、この箱体内部に充填した樹脂によって回路基板を被覆し、回路基板を防水する電子回路ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−221429号公報
しかしながら、このような電子回路ユニットは、回路基板全体を樹脂によって被覆しているので、回路基板の放熱が困難であるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子回路ユニットにおいて、防水状態の回路基板の放熱を良好に行なうことである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、電子部品とこの電子部品に導通するコネクタとを表面に搭載した回路基板と、表面で前記回路基板の裏面を支持する金属製のベース部材と前記回路基板の表面を覆って前記ベース部材に固定された樹脂製のカバー部材とを有し、前記コネクタの接続部を露出させた状態で前記回路基板を防水状態で収納する防水ケースと、を備え、前記ベース部材の裏面が露出している。
したがって、防水状態とされた回路基板で発生した熱は金属製のベース部材を伝わってベース部材の裏面から放出されるので、回路基板の放熱を良好に行なうことができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ベース部材における前記カバー部材が固定される固定部には、該固定部と前記カバー部材とを密着させるための表面処理が施されている。
したがって、固定部に施された表面処理によって固定部とカバー部材との密着性が、固定部に表面処理が施されていない場合に比べて、向上しているので、防水ケース内への水の侵入をより確実に阻止することができ、よって、回路基板を良好な防水状態とすることができる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記ベース部材は、前記回路基板の裏面を支持する基板支持部と、該ベース部材を外部部材に取り付けるための取付部と、これら基板支持部と取付部とを連結する連結部とからなり、前記カバー部材は、前記ベース部材に対しては、前記基板支持部又は前記基板支持部及び前記連結部のみを覆っている。
したがって、例えば、カバー部材をアウトサート成形によって回路基板とベース部材とに一体化させて設ける場合、取付部にはカバー部材から直接には熱が伝わらないことから、取付部も樹脂カバーで覆う場合に比べて、アウトサート成形時に樹脂材料からベース部材に伝達する熱の量が少なくなるので、よって、アウトサート成形時にベース部材が熱変形することを抑制することができる。
本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる電子回路ユニットをその表面側から見て示す斜視図、図2は、電子回路ユニットをその裏面側から見て示す斜視図、図3は、電子回路ユニットの内部構造を示す斜視図、図4は、電子回路ユニットのベース部材を示す斜視図である。
図1ないし図3に示すように、電子回路ユニット1は、防水ケース2と、この防水ケース2に収納された回路基板3とを備えている。
回路基板3の表面3aには、電子回路を構成する電子部品4とこの電子部品4に導通するコネクタ5とが搭載されている。電子部品4は、例えば、パワーMOSFETや抵抗素子などである。コネクタ5には、図示しない外部コネクタが接続される接続口5aが形成されている。
防水ケース2は、表面6aによって回路基板3の裏面を支持する金属製のベース部材6と、回路基板3の表面3aを覆ってベース部材6に固定された樹脂製のカバー部材7とから構成されており、コネクタ5の接続部を露出させた状態で回路基板3を防水状態で収納している。
ベース部材6は、図3及び図4に示すように、板部材であり、回路基板3の裏面を支持する基板支持部6bと、この基板支持部6bの両端部側にそれぞれ位置する取付部6cと、これら基板支持部6bと取付部6cとを連結する連結部6dとからなっている。基板支持部6bには、回路基板3が当接され、この回路基板3が接着剤やビスによって固定されており、この構造によって、基板支持部6bが回路基板3の裏面を支持している。取付部6cは、ベース部材6を外部部材(図示せず)に取り付けるためのものであり、ネジ孔6eを有している。そして、このネジ孔6eを貫通するネジ(図示せず)によって取付部6cが外部部材に締結されることにより、電子回路ユニット1が外部部材に固定される。このようなベース部材6の裏面6fは、露出している(図2参照)。ベース部材6は、金属製であり、樹脂製のカバー部材7よりも熱伝導性が良い。具体的には、本実施形態では、ベース部材6は、アルミニウムによって構成されている。
ベース部材6において、基板支持部6bの縁部の表面及び側面と、連結部6dの表面及び側面とは、カバー部材7が固定される固定部6gとされている。この固定部6gには、該固定部6gとカバー部材7とを密着させるための表面処理が施されている。この表面処理は、プラズマ処理、コロナ放電処理、メッキ処理などである。
カバー部材7は、互いに固定された状態の回路基板3及びベース部材6に対してアウトサート成形されて固定されている。即ち、本実施形態では、カバー部材7は、電子部品4を搭載した回路基板3上を密着状態で被覆している。このカバー部材7は、ベース部材6に対しては、基板支持部6b及び連結部6dのみを覆うように成形されている。カバー部材7を構成する樹脂は、アウトサート成形のために、高分子熱可塑性樹脂が採用されている。
このような構成の電子回路ユニット1によれば、回路基板3において駆動された電子部品4から生じた熱は、アルミニウム製のベース部材6を伝わってベース部材6の裏面6fから放出されるので、回路基板3の放熱を良好に行なうことができる。
また、本実施形態の電子回路ユニット1は、アルミニウム製のベース部材6と高分子可塑性樹脂製のカバー部材7とによって回路基板3の防水を実現しており、このとき、高分子可塑性樹脂製のカバー部材7がベース部材6の裏面を覆っていない構造であるので、例えば回路基板3の防水のために回路基板3及びベース部材6の全体を高分子可塑性樹脂によって覆う場合に比べて、高分子可塑性樹脂の使用量が少なくて済み、その分、該電子回路ユニット1を安価に実現することができると共に、カバー部材7の成形時間を短くすることができる。
また、上述したように、例えば回路基板3の防水のために回路基板3及びベース部材6の全体を高分子可塑性樹脂製の防水カバーによって覆う場合、その防水カバーの製造をインサート成形によって行なう場合には、インサート成形時にベース部材を支持する支持ピン用の孔が防水カバーに形成されるため、その孔を埋めなければなないが、本実施の形態の電子回路ユニット1においては、そのようなことが製造上不要であり、その点で有利である。
また、ベース部材6におけるカバー部材7が固定される固定部6gに、該固定部6gとカバー部材7とを密着させるための表面処理が施されていることにより、固定部6gに表面処理が施されていない場合に比べて、ベース部材6とカバー部材7との密着性が向上しているので、防水ケース2内への水の侵入をより確実に阻止することができ、よって、回路基板3を良好な防水状態とすることができる。
また、カバー部材7は、ベース部材6に対しては、基板支持部6b及び前記連結部6dのみを覆っていることにより、カバー部材7をアウトサート成形によって回路基板3とベース部材6とに一体化させて設ける場合、取付部6cにはカバー部材7から直接には熱が伝わらないことから、取付部6cも樹脂カバーで覆う場合に比べて、アウトサート成形時に樹脂材料からベース部材6に伝達する熱の量が少なくなるので、アウトサート成形時にベース部材6が熱変形することを抑制することができる。
また、カバー部材7は、ベース部材6に対しては、基板支持部6b及び連結部6dのみを覆っていることにより、ベース部材6の取付部6cには、カバー部材7が設けられていないので、取付部6cがネジにより締結されても、カバー部材7にはネジの締結力が作用しないので、樹脂製のカバー部材7が破損することを抑制することができる。
なお、本発明は、次のような別の実施形態に具現化することができる。以下の別の実施形態でも上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
(1)上記各実施形態では、カバー部材7が、ベース部材6に対しては、基板支持部6b及び連結部6dのみを覆っている例を説明したが、カバー部材7は、基板支持部6bのみを覆おうように形成されていても良い。
また、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項2に記載の電子回路ユニットにおいて、前記ベース部材は、アルミニウム製であることを特徴とする。
こうすれば、ベース部材が鉄製の場合に比べて、電子回路ユニットの軽量化を図ることができる。
本発明の一実施形態にかかる電子回路ユニットをその表面側から見て示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる電子回路ユニットをその裏面側から見て示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる電子回路ユニットの内部構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる電子回路ユニットのベース部材を示す斜視図である。
符号の説明
1 電子回路ユニット
2 防水ケース
3 回路基板
3a 回路基板の表面
4 電子部品
5 コネクタ
6 ベース部材
6a ベース部材の表面
6b 基板支持部
6c 取付部
6d 連結部
6f ベース部材の裏面
6g 固定部
7 カバー部材

Claims (3)

  1. 電子部品とこの電子部品に導通するコネクタとを表面に搭載した回路基板と、
    表面で前記回路基板の裏面を支持する金属製のベース部材と前記回路基板の表面を覆って前記ベース部材に固定された樹脂製のカバー部材とを有し、前記コネクタの接続部を露出させた状態で前記回路基板を防水状態で収納する防水ケースと、
    を備え、
    前記ベース部材の裏面が露出している電子回路ユニット。
  2. 前記ベース部材における前記カバー部材が固定される固定部には、該固定部と前記カバー部材とを密着させるための表面処理が施されている請求項1に記載の電子回路ユニット。
  3. 前記ベース部材は、前記回路基板の裏面を支持する基板支持部と、該ベース部材を外部部材に取り付けるための取付部と、これら基板支持部と取付部とを連結する連結部とからなり、
    前記カバー部材は、前記ベース部材に対しては、前記基板支持部又は前記基板支持部及び前記連結部のみを覆っている請求項1又は2に記載の電子回路ユニット。

JP2005259705A 2005-09-07 2005-09-07 電子回路ユニット Abandoned JP2007073764A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102018201086A1 (de) 2017-01-24 2018-07-26 Mitsubishi Electric Corporation Elektronikeinrichtungseinheit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102018201086A1 (de) 2017-01-24 2018-07-26 Mitsubishi Electric Corporation Elektronikeinrichtungseinheit
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