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JP2007066987A - 熱電素子デバイス及び熱電モジュール - Google Patents

熱電素子デバイス及び熱電モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】 熱電変換効率が向上された熱電素子デバイスを提供する。
【解決手段】 熱電素子デバイス100は、電極部材11、導電性を有し電極部材上に設けられる弾性部材12、及び導電性を有し弾性部材上に設けられる均熱部材13から構成される第1の電極1と、熱電効果を有する材料から構成され、均熱部材と接するように前記第1の電極上に配置される熱電素子3と、熱電素子上に配置される第2の電極2と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱エネルギを電気エネルギに、また電気エネルギを熱エネルギに直接変換する熱電素子デバイス及びこれから構成される熱電モジュールに関する。
一般に、熱電素子デバイスは、互いに対向する2つの電極と、この間に挿入される、p型熱電変換半導体及びn型熱電変換半導体の対とから構成される。そして、熱電変換半導体が有するトムソン効果、ペルチェ効果、又はゼーベック効果等の熱電効果を利用することにより、熱エネルギが電気エネルギに、また電気エネルギが熱エネルギに直接変換される。また、実用的には、熱電素子デバイスを並列配置することにより構成した熱電モジュールが利用されている。
このような熱電変換デバイス又は熱電モジュールの一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1では、対向する電極と、この間に林立する柱状のp型熱−電気直接変換半導体及びn型熱−電気直接変換半導体とから構成される熱電変換装置が開示されている。そして、これらの半導体と放熱電極との間が半田により接合される一方、吸熱電極はその一部に変形可能な網構造部材を有しており、この網構造部材が上記の半導体としゅう動可能に接している。
特開2005−64457号公報
上記の熱電変換装置では、網構造部材の変形及びしゅう動により、吸熱電極と熱電半導体と間の熱膨張差に起因する熱応力が緩和され、熱電変換装置の破損や損傷を防止することができる(特許文献1)。
しかし、網構造部材と熱電半導体(熱電素子)と間の接触面積が小さいため、これらの接触面内での熱分布が均一化されない場合があり、熱電変換装置が本来有する熱電変換効率を十分に発揮できないという不都合があった。
しかも、上記の熱電変換装置では、網構造部材からの熱エネルギを、熱電半導体と網構造部材との接触面の表面に均一に伝達する対策が講じられておらず、熱エネルギを電気エネルギに変換する際には、熱電素子に生じる起電力を十分に利用することができないという不都合であった。
本発明は、上記の不都合を解消し、熱電素子デバイス内の熱応力を緩和するとともに、熱電素子の電極側の表面における熱分布をより均一化することにより、熱電素子デバイスの性能を向上させ、熱電変換効率が向上した熱電素子デバイス及びこれを用いる熱電モジュールを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、電極部材、導電性を有し電極部材上に設けられる弾性部材、及び導電性を有し弾性部材上に設けられる均熱部材から構成される第1の電極と、熱電効果を有する材料から構成され、均熱部材と接するように第1の電極上に配置される熱電素子と、熱電素子上に配置される第2の電極と、を備える熱電素子デバイスが提供される。
また、第2の電極が、電極部材、導電性を有し電極部材上に設けられる弾性部材、及び導電性を有し弾性部材上に設けられる均熱部材から構成され、熱電素子が、該均熱部材と接するように第2の電極上に配置されると好適である。
さらに、弾性部材が有する弾性は、熱電素子が有する弾性より大きく且つ第1の電極が有する弾性以上であると好ましい。またさらに、均熱部材が有する熱伝導性は、熱電素子が有する熱伝導性より大きいと尚好ましい。
均熱部材は、鉄、ニッケル、タンタル、チタン、タングステン、銅、炭素のいずれか、これらのいずれかを主成分とする物質、これらのうち2つ以上の合金、化合物もしくは混合物、またはこれらのうち2つ以上を接合した部材であると有用である。
熱電効果を有する材料は、ビスマスとテルルの化合物を主相とする物質、ビスマスとアンチモンの化合物を主相とする物質、スクッテルダイト型結晶構造を有するCoSb3基化合物結晶中の空隙に元素を充填したフィルドスクッテルダイト構造を有する化合物を主相とする物質、MgAgAs型結晶構造を有するハーフホイスラー化合物を主相とする物質、バリウムとガリウムを含むクラスレート化合物、もしくはこれらの混合物、又はこれらの接合体であると好適である。
熱電素子が、互いに離間するn型電導部及びp型電導部から構成される熱電素子対であり、第1及び第2の電極のいずれか一方が、n型電導部上に配置される第1の部分と、p型電導部上に配置される第2の部分とに離間すると、一層好ましい。
また、本発明の第2の態様によれば、上記の複数個の熱電素子デバイスが、その複数個の熱電素子デバイスのいずれもが隣の熱電素子モジュールと電気的に接続されるよう構成される熱電モジュールが提供される。
本発明に係る熱電素子デバイス及びこれを用いる熱電モジュールは、熱電素子デバイス内に生じる熱応力を弾性部材により緩和できるとともに、弾性部材からの熱エネルギを、熱電素子の表面に均一に伝達させる対策として均熱部材を備えるので、熱電素子の表面の温度分布をより均一化することができる。このため、熱電素子デバイスの熱電変換効率を向上することができ、これを用いた熱電モジュールの熱電変換効率をも向上することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付す。また、添付図面は、実施形態に係る熱電素子デバイス及び熱電モジュールを模式的に示しているに過ぎない。このため、厚さと平面寸法との関係や各部材の厚さの比率等が、現実の設計通りに現されているとは限らないことに留意すべきである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る熱電素子デバイスの構成を示す概略図である。図示の通り、熱電素子デバイス100は、第1の電極1、熱電素子3、及び第2の電極2を有する。
第1の電極1は、電極部材11と、この電極部材11の下面と接するよう設けられる弾性部材12と、この弾性部材12に接するよう設けられる均熱部材13と、から構成される。
弾性部材12は、第1の電極1の一部を構成しており、導電性を有している。また、弾性部材12は、所定の弾性を有し、特に、熱電素子3に比べて変形し易くなるように構成されると好ましい。具体的には、弾性部材12は、網状、格子状、又はハニカム状等の形状を有すると有益である。本実施形態では、金属細線網などの編込線により構成される弾性部材12が採用されている。
なお、弾性部材12を構成する素材の固有の弾性率が、熱電素子3及び電極部材11を構成する素材の固有の弾性率より高いとより有益であるが、これに限られない。例えば、素材自体の弾性率に拘わらず、弾性部材12が、上述の形状に構成されることによって、全体として、熱電素子3が有する弾性よりも高く、電極部材11が有する弾性と同等か高い弾性を有していればよい。
また、弾性部材12は、本実施形態では、電極部材11に対して拡散接合により接合されている。
均熱部材13は、第1の電極1の一部を構成し、導電性を有している。また、均熱部材13は、熱電素子3に比べて、高い熱伝導性を有するよう構成される。具体的には、均熱部材13は、金属箔などの薄い板材から構成される。より具体的には、均熱部材13は、比較的安価で熱伝導率も大きな、鉄、ニッケル、タンタル、チタン、タングステン、銅、炭素のいずれかの薄板から構成されると好ましい。また、これら元素のいずれかを主成分とする物質、又はこのような物質や上記の元素のうちの2つ以上から構成される合金、化合物もしくは混合物を用いて、均熱部材13を構成することもできる。さらに、均熱部材13は、上述した、元素、物質、又は合金等のうちの2つ以上を貼り合わせて構成される薄板から構成されても良い。この場合、弾性部材12と接する側を弾性部材12と同じ材質とすると有益である。
また、均熱部材13は、弾性部材12が有する熱伝導性よりも高い熱伝導性を全体として有すると好ましい。均熱部材13が弾性部材12に比べて高い熱伝導性を有するためには、均熱部材13を構成する素材の固有の熱伝導率が、弾性部材12を構成する素材の固有の熱伝導率より高いと好ましいが、これに限られない。素材自体の熱伝導率に拘わらず、弾性部材12が網状等の形状を有する一方、均熱部材13が、板状又はシート状等の形状を有するため、弾性部材12よりも熱を伝達し易くなる場合は、弾性部材12に比べて高い熱伝導性を有していることとなる。
なお、均熱部材13は、本実施形態では、弾性部材12に対して、接触又は拡散接合により接合されている。
熱電素子3は、図1に示す通り、互いに離間した第1の部分3A(以下、熱電素子3Bという場合がある)と第2の部分3B(以下、熱電素子3Bという場合がある)との対により構成されている。
熱電素子3A、3Bは、ペルチェ効果、ゼーベック効果、又はトムソン効果といった熱電効果を有する熱電材料からそれぞれ構成される。このような材料の典型的なものとして、以下の熱電半導体、すなわち、ビスマスとテルルの化合物を主相とする物質、ビスマスとアンチモンの化合物を主相とする物質、スクッテルダイト型結晶構造を有するCoSb3基化合物結晶中の空隙に元素を充填したフィルドスクッテルダイト構造を有する化合物を主相とする物質、MgAgAs型結晶構造を有するハーフホイスラー化合物を主相とする物質、バリウムとガリウムを含むクラスレート化合物がある。また、これらの混合物から熱電素子3を構成することもできる。さらに、これらの物質、化合物、又は混合物の接合体により、熱電素子3A、3Bを構成してもよい。これらは、熱伝導率が比較的小さいという性質を有している。このため、これらの物質等から熱電素子3A、3Bが構成される場合には、熱電素子3A、3B内での温度勾配が維持され易いため、熱電素子デバイスの性能が向上される。
また、これらの熱電半導体には、p型電導及びn型電導といった2つの電導型がある。本実施形態のように、熱電素子3が熱電素子3A及び熱電素子3Bの対として構成される場合は、典型的には、この対の一方がn型電導性であり、他方がp型電導性である。
熱電素子3A、3Bは、第1の電極1の均熱部材13と接するように配置され、均熱部材13に対しては、接合も接着もされない。すなわち、熱電素子3A、3Bは均熱部材13と接触するに留まる。
第2の電極2は、熱電素子3が対をなすように構成されることに対応して、熱電素子3Aに接するよう配置される第1の部分2A(以下、第2の電極2Aという場合がある)と、熱電素子3Bに接するよう配置される第2の電極2B(以下、第2の電極2Bという場合がある)と、から構成される。そして、本実施形態では半田などの接合材8により、第2の電極2Aが熱電素子3Aに対して接合され、第2の電極2Bが熱電素子3Bに対して接合されている。
なお、説明の便宜上、図1は第1の電極1を上方に配置した場合を示しているため、弾性部材12は、電極部材11の下面に設けられている。しかし、天地を逆に図示すれば、電極部材11の上面の上に弾性部材12が設けられ、弾性部材12上に均熱部材13が設けられていることは明らかである。さらに、熱電素子3A、3Bが第1の電極1の上に配置されていることも明らかである。
以上の構成によれば、第2の電極2A、2B間に直流電圧を印加して電流を流すと、第1の電極1及び第2の電極2の一方が放熱面として、他方が吸熱面として機能する。このため、電流の調節により、熱電素子デバイス100は温度調整器として動作することができる。また、熱電素子デバイス100は温度測定器としても動作することができる。すなわち、第1の電極1と第2の電極2との間に温度差の応じて、第1の電極1と第2の電極2A、2Bとの間に電位差が生じるため、この電位差を介して、温度を測定することができる。
このように、熱電素子デバイス100の動作中には、熱電素子デバイス100内には、温度分布が生じている。この温度分布により、熱電素子デバイス100内には、熱膨張係数の差による熱応力が生じている。
しかし、本実施形態においては、弾性部材12が金属細線網などの編込線により構成され、熱電素子3が有する弾性よりも高く、電極部材11が有する弾性と同等か高い弾性を有しているため、熱応力を緩和することができる。言い換えると、弾性部材12は、電極部材11と熱電素子3A、3Bとの間の熱膨張係数の差により生じる熱応力を緩和する機能を有する。このため、熱応力により熱電素子デバイス100内に生じ得る破損や、熱電素子3A、3Bの劣化といった問題を解消することができる。なお、熱応力は、均熱部材13は熱電素子3に接触しているに過ぎず、両者は互いに偏倚することができるため、より緩和される。
均熱部材13は、弾性部材12に接合又は接触し、かつ熱電素子3に接触し、しかも、これらよりも熱伝導性に優れるため、弾性部材12からの熱エネルギを均熱部材13の平面内で均熱化した上で、熱電素子3に伝達することができる。
仮に、弾性部材12が熱電素子3A、3Bと直接に接触する場合は、熱電素子3A、3Bと、弾性確保のため網状等の形状を有する弾性部材12と間の接触面積が狭くなるため、熱伝導が阻害されたり、熱均一性が悪化したりするといった問題が生じる。しかし、熱電素子デバイス100では、熱伝導性に優れる均熱部材13により、均熱部材13と熱電素子3A、3Bの接触面での熱均一性が向上し、熱電変換効率を改善することができる。
なお、本実施形態は、熱電素子3が第1の部分3A及び第2の部分3Bの対として構成される場合を例示したが、熱電素子3が、熱電効果を有する材料から単一部分として構成され、これに併せて第2の電極も単一部分として構成されてもよい。この場合であって、熱電素子デバイスとしての機能が発揮され、また、他の構成に相違はないため、上記の効果が発揮される。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る熱電素子デバイスの構成を示す概略図である。図示の通り、第2の実施形態に係る熱電素子デバイス200は、概ね、第2の電極2と、熱電素子3と、第1の電極10と、から構成される。
第2の電極2は、図2に示す通り、互いに離間する第1の部分2A(以下、第2の電極2Aという場合がある)及び第2の部分2B(以下、第2の電極2Bという場合がある)の対から構成される。そして、詳細には、第2の電極2Aは、電極部材21A上に弾性部材22A及び均熱部材23Aがこの順に配置されて構成される。同様に、第2の電極2Bは、電極部材21B上に弾性部材22B及び均熱部材23Bがこの順に配置されて構成されている。
電極部材21A、21B、弾性部材22A、22B、及び均熱部材23A、23Bは、それぞれ、第1の実施形態における電極部材11、弾性部材12及び均熱部材13と同じ材料から同様に形成される。また、電極部材21A、21B及び弾性部材22A、22Bは、本実施形態では、互いに接触又は拡散接合により接合されている。さらに、弾性部材22A、22B及び均熱部材23A、23Bもまた、互いに接触又は拡散接合により接合される。
熱電素子3は、第1の実施形態にて列挙した材料により、第1の部分3A(熱電素子3A)及び第2の部分3B(熱電素子3B)の対として構成される。この場合、熱電素子3A及び熱電素子3Bのいずれか一方がp型電導性を有し、他方がn型電導性を有する。そして、熱電素子3Aは、均熱部材23Aに接するように第2の電極2A上に配置され、熱電素子3Bは、均熱部材23Bに接するように第2の電極2B上に配置されている。ここで、熱電素子3A、3Bと均熱部材23A、23Bとは、第1の実施形態における均熱部材13及び熱電素子3と同様に、互いに接触するに留まり、接合も接着もされていない。
また、第1の電極10には、接合材8により熱電素子3が接合される。
以上の説明の通り、熱電素子デバイス200では、第1の実施形態の熱電素子デバイス100における第1の電極1が電極部材11、弾性部材12、及び均熱部材13から構成されるに替わって、第2の電極2がこれらの部材から構成され、均熱部材に接するように熱電素子が配置されている。このような構成により、第2の実施形態に係る熱電素子デバイス200は、第1の実施形態に係る熱電素子デバイス100と同様の効果を奏する。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係る熱電素子デバイス300の構成を示す概略図である。図3に示す通り、第1の電極1は、電極部材11と、この電極部材11の下面と接するよう設けられる弾性部材12と、この弾性部材12に接するよう設けられる均熱部材13と、から構成される。また、第2の電極2は、互いに離間する第2の電極2A及び第2の電極2Bの対から構成される。そして、第2の電極2Aでは、電極部材21A上に、弾性部材22A及び均熱部材23Aがこの順に配置され、第2の電極2Bでは、電極部材21B上に、弾性部材22B及び均熱部材23Bがこの順に配置されている。
弾性部材12、22A、22Bは、それぞれに対応する電極部材11、21A、21Bに対して、接触又は、例えば拡散接合により接合されている。また、均熱部材13、23A、23Bは、それぞれに対応する弾性部材12、22A、22Bに対して、接触又は、例えば拡散接合により接合されている。
また、熱電素子3は、第1及び第2の実施形態における熱電素子と同様の材料により、第1の部分3A(熱電素子3A)及び第2の部分3B(熱電素子3B)のp−n対として構成される。そして、熱電素子3Aは、均熱部材23Aに接するように第2の電極2A上に配置され、熱電素子3Bは、均熱部材23Bに接するように第2の電極2B上に配置されている。さらに、熱電素子3A、3Bの上には、均熱部材13が接するように第1の電極1が配置されている。ここで、熱電素子3と均熱部材13、23A、23Bとは、互いに接触するに留まり、接合も接着もされていない。
以上の説明の通り、熱電素子デバイス300では、第1の電極1も第2の電極2も電極部材、弾性部材、及び均熱部材から構成され、熱電素子3は、その上下端において均熱部材と接している。したがって、その上下端において、熱膨張差により発生する熱応力がより緩和されるとともに、均熱性が向上するため、より大きな熱電変換効率が得られる。
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態に係る熱電モジュールの構成を示す概略図である。図示の通り、熱電モジュール400は、複数の熱電素子デバイス5を2次元的に配列することにより構成されている。ここで、熱電素子デバイス5は、第1の電極1及び第2の電極2と、その間にこれらと電気的かつ熱的に接続される熱電素子3とから構成される。第1の電極1及び第2の電極2のいずれか又は双方は、電極部材、この電極部材上に配置される弾性部材、及びこの弾性部材上に配置される均熱部材から構成される。図4は、熱電素子デバイス5が第1の実施形態に係る熱電素子デバイス100である場合を示しているが、熱電素子デバイス5は、第2及び第3の実施形態に係る熱電素子デバイス200、300であっても良い。
また、熱電モジュール400と外部回路との間の電気エネルギの授受は、第2の電極2と接続して設けられる2本の導線4により、行われる。図4から明らかなように、各熱電素子デバイス5は、導線4、4の間において、互いに電気的に直列に配置される。このため、導線4、4間に直流電圧を印加して電流を流すと、電流は、第2の電極2、熱電素子3B、第1の電極1、熱電素子3A、第2の電極2、熱電素子3B・・・と流れ、第1の電極1及び第2の電極2のいずれか一方が放熱面、他方が吸熱面として機能する。
以上、説明した熱電モジュール400は、これを構成する熱電素子デバイス5における第1の電極1及び第2の電極2のいずれか又は双方が、電極部材、電極部材上に配置される弾性部材、及び弾性部材上に配置される均熱部材から構成され、熱電素子3が均熱部材と接するように配置されて構成される。このため、弾性部材の作用により熱膨張差に起因する熱応力がより緩和されるとともに、均熱部材の作用により均熱性が向上する。したがって、熱電変換効率が向上された熱電モジュールが提供される。
以上、いくつかの実施形態を参照しながら本発明を詳細に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。たとえば、電極部材に対して弾性部材が拡散接合され、弾性部材に対して均熱部材が拡散接合される場合は、拡散接合に替わり、銀を主成分としたろう材、チタンを主成分としたろう材、銅を主成分としたろう材、パラジウムを主成分としたろう材、ニッケルを主成分としたろう材、アルミニウムを含有するろう材、マグネシウムを含有するろう材、ビスマスを含有する半田、鉛を含有しない半田によって接合しても良い。また、電気的及び熱的な接続を害しない限り、これらに限定されない。
第1及び第2の実施形態では、接合材8として半田を例示したが、熱電素子デバイスの使用温度において接合性が低下しないものであれば、これに限定されない。例えば、接合材8は、導電性の接着剤や、銀ろう等の導電性のろう材であってよい。
さらに、弾性部材の形状として、網状、格子状、ハミカム状を例示したが、これに限られないことは、上記の説明より明らかである。板状であっても、均熱部材の効果が発揮されることは勿論である。
均熱部材の形状として、板状を例示したが、熱電素子と接する部分のみが平板状であれば、例えば、図5及び図6に示す形状としても良い。すなわち、図5(A)に示すように、均熱部材130は、熱電素子3A上に接触する第1の平板部131と、熱電素子3B上に接触する第2の平板部132と、これらの間に設けられる撓み部133とを有することができる。このよう形状であっても、均熱部材130は、第1から第4の実施形態におけるものと同様に、弾性部材(図示せず)からの熱を均一にしてから熱電素子3へ伝達することができる。加えて、撓み部133が変形可能なため、均熱部材130は熱応力の緩和にも資する。なお、図5(A)では、撓み部133の断面は、馬蹄形状を呈しているが、これに限らず、V字形状、W字形状であってもよい。
また、図5(B)に示すように、第1の平板部131及び第2の平板部132は、撓み部133が設けられる辺と対向する辺に沿うとともに下方へ延在する垂下部134を有していても良い。さらに、図6(A)(B)に示す通り、垂下部134に加えて、垂下部134が設けられる辺に隣接する2つの辺のそれぞれに垂下部135が設けられていても良い。
さらに、図1及び図3に示す板状の均熱部材13に対して、図7(A)に示すように、垂下部134を設けても良いし、図7(B)に示すように、垂下部134及び垂下部135の双方を設けても良い。加えて、垂下部135のみを設けるようにしても良い。
図4に17個の熱電素子デバイスから構成される熱電モジュールを図示したが、熱電モジュールが有する熱電素子デバイスの数はこれに限られないことは言うまでもない。さらに、各熱電素子デバイスの配置も図示のものに限られない。
なお、第4の実施形態においては、熱電素子がn型電導部及びp型電導部の対から構成される熱電素子デバイスが2次元的に配列された熱電モジュールを例示したが、熱電モジュールは、熱電素子が単一の部分として構成される熱電素子デバイスから構成されてよい。すなわち、その熱電素子デバイスは、熱電素子がn型電導部のみ又はp型電導部のみで構成され、これに対応して第1の電極及び第2の電極もまた単一部分から構成されてよい。このような熱電素子デバイスから熱電モジュールが構成される場合は、複数の熱電素子デバイスが、それぞれ電気的に並列となるように配置されることは、当業者にとって明らかである。また、かかる構成であっても、各熱電素子デバイスにおいて、第1の電極及び第2の電極のいずれか又は双方が電極部材、弾性部材、及び均熱部材から構成されるため、熱応力の緩和とともに、熱電変換効率の向上がなされることも明らかである。
本発明の第1実施形態に係る熱電素子デバイスの構成を示す概略図。 本発明の第2実施形態に係る熱電素子デバイスの構成を示す概略図。 本発明の第3実施形態に係る熱電素子デバイスの構成を示す概略図。 本発明の第4実施形態に係る熱電モジュールの構成を示す斜視図。 (A)は均熱部材の変形例を示す図。(B)は均熱部材の他の変形例を示す図。 (A)は均熱部材の別の変形例を示す斜視図。(B)は(A)のI−I’断面に沿う断面図。 (A)は均熱部材の更に別の変形例を示す図。(B)は均熱部材の更にまた別の変形例を示す図。
符号の説明
1・・・第1の電極、2・・・第2の電極、3・・・熱電素子、4・・・導線、5,100,200,300・・・熱電素子デバイス、11、21A、21B・・・電極部材、12、22A、22B・・・弾性部材、13、23A、23B・・・均熱部材、400・・・熱電モジュール。

Claims (8)

  1. 電極部材、導電性を有し前記電極部材上に設けられる弾性部材、及び導電性を有し前記弾性部材上に設けられる均熱部材から構成される第1の電極と、
    熱電効果を有する材料から構成され、前記均熱部材と接するように前記第1の電極上に配置される熱電素子と、
    前記熱電素子上に配置される第2の電極と、
    を備えることを特徴とする熱電素子デバイス。
  2. 前記第2の電極が、電極部材、導電性を有し前記電極部材上に設けられる弾性部材、及び導電性を有し前記弾性部材上に設けられる均熱部材から構成され、
    前記熱電素子が、該均熱部材と接するように前記第2の電極上に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の熱電素子デバイス。
  3. 前記弾性部材が有する弾性は、前記熱電素子が有する弾性より大きく且つ前記第1の電極が有する弾性以上であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の熱電素子デバイス。
  4. 前記均熱部材が有する熱伝導性は、前記熱電素子が有する熱伝導性より大きいことを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の熱電素子デバイス。
  5. 前記均熱部材は、鉄、ニッケル、タンタル、チタン、タングステン、銅、炭素のいずれか、これらのいずれかを主成分とする物質、これらのうち2つ以上の合金、化合物もしくは混合物、またはこれらのうち2つ以上を接合した部材であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の熱電素子デバイス。
  6. 前記熱電効果を有する材料は、ビスマスとテルルの化合物を主相とする物質、ビスマスとアンチモンの化合物を主相とする物質、スクッテルダイト型結晶構造を有するCoSb3基化合物結晶中の空隙に元素を充填したフィルドスクッテルダイト構造を有する化合物を主相とする物質、MgAgAs型結晶構造を有するハーフホイスラー化合物を主相とする物質、バリウムとガリウムを含むクラスレート化合物、もしくはこれらの混合物、又はこれらの接合体であることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の熱電素子デバイス。
  7. 前記熱電素子が、互いに離間するn型電導部及びp型電導部から構成される熱電素子対であり、
    前記第1及び前記第2の電極のいずれか一方が、前記n型電導部上に配置される第1の部分と、前記p型電導部上に配置される第2の部分とに離間することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の熱電素子デバイス。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載される、複数個の熱電素子デバイスが、該複数個の熱電素子デバイスのいずれもが隣の熱電素子モジュールと電気的に接続されるよう構成されることを特徴とする熱電モジュール。
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