JP2007065729A - コード情報読取装置およびそれを用いた通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用者による誤設定を十分に防止できるコード情報読取装置およびそれを用いた通信システムを提供する。
【解決手段】 無線システムは、複数のコード情報読取装置100、複数のアクセスポイントおよびホストコンピュータを含む。複数のコード情報読取装置100の設定は、使用者が読取装置設定情報を含む設定用2次元コード500を作成し、作成された設定用2次元コード500をコード情報読取装置100に読み取らせることにより行う。コード情報読取装置100には予め「シリアル番号」が割り当てられている。設定用2次元コード500はコード情報読取装置100ごとに作成される。設定用2次元コード500には対応するコード情報読取装置100を示す「シリアル番号」が含まれている。コード情報読取装置100は、設定用2次元コード500の読み取り時に読み取られた「シリアル番号」が自己の「シリアル番号」と一致するか否かを判別する。
【選択図】 図4
【解決手段】 無線システムは、複数のコード情報読取装置100、複数のアクセスポイントおよびホストコンピュータを含む。複数のコード情報読取装置100の設定は、使用者が読取装置設定情報を含む設定用2次元コード500を作成し、作成された設定用2次元コード500をコード情報読取装置100に読み取らせることにより行う。コード情報読取装置100には予め「シリアル番号」が割り当てられている。設定用2次元コード500はコード情報読取装置100ごとに作成される。設定用2次元コード500には対応するコード情報読取装置100を示す「シリアル番号」が含まれている。コード情報読取装置100は、設定用2次元コード500の読み取り時に読み取られた「シリアル番号」が自己の「シリアル番号」と一致するか否かを判別する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、コード情報を読み取るコード情報読取装置およびそれを用いた通信システムに関する。
従来より、1次元のバーコードからバーコード情報を読み取るためにバーコード読取装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
上記バーコード読取装置では、バーコードに光を照射し、その反射光を受光することにより、バーコードの幅情報を時間情報に変換した後、この時間情報を数値化し、2値化データとしてメモリに格納し、メモリに格納された2値化データを復号(デコード)してバーコード情報を読み取る。なお、通常、使用者がバーコードの位置を認識し易くするために、撮像範囲を示すエーミング(レーザの枠)が照射される。エーミングは、例えばレーザダイオードによりバーコード上に照射される。
バーコード読取装置を使用する場合には、読み取り対象となるバーコードの種類、バーコード読取装置に設けられたトリガースイッチの動作モード、およびバーコード読み取り時の動作等を予めそのバーコード読取装置に設定しておく必要がある。
そこで、特許文献1には、種々の設定情報をバーコード化して1次元のバーコードからなる設定用バーコードを作成し、その設定用バーコードをバーコード読取装置に読み取らせることにより、バーコード読取装置の設定を行う旨が記載されている。このように、設定用バーコードを用いることにより、バーコード読取装置の設定が容易となる。
一方、コードに付与される情報量を増加させるために、情報密度が1次元のバーコードよりも高い2次元コードが使用されるようになっている。
上記の2次元コードでは、情報密度を高くすることができるので、小さな領域に多量の情報を印字することや、数千バイトもの大きな情報量を扱うことも可能となる。
図11は、マトリックス2次元コードの一例を示す図である。図11に示す2次元コードは、3つの切り出しシンボルSYおよびデータ領域DRにより構成される。切り出しシンボルSYは、データ領域DRの位置および方向を判別するために用いられる。データ領域DRには複数のキャラクタCHが含まれ、各キャラクタCHは例えば8個のセルSLからなる。各キャラクタCHは、例えば数字、英文字、記号等を表わしている。
図12は、スタック型2次元コードの一例を示す図である。図12に示すように、この2次元コードは、1次元のバーコードのトランケーション(高さ)を小さくして多段に構成したものである。
このような2次元コードからコード情報を読み取るための光学情報読取装置では、2次元コードに光を照射し、その反射光を受光して2値化データに変換した後、2値化データにおいて一定の2値化データ数からなるセルごとに白黒("0"または"1")を判定する。
具体的には、図13に示すように、2値化データにおけるセルSLは複数の2値化データからなる。図13の例では、1つのセルSLが8×8の2値化データからなる。セルの白黒を判定する方法としては、通常、そのセル内の白データの数と黒データの数の多数決を採る方法が用いられている。セル内の白データの数が黒データの数よりも多い場合に、そのセルは白であると判定し、セル内の黒データの数が白データの数よりも多い場合に、そのセルは黒であると判定する。すなわち、セル内の白データおよび黒データの面積を比較することによりそのセルの白黒を判定している。
このように、一定の2値化データ数からなるセルごとに白黒が判定され、この判定結果に基づいてコードデータが生成される。そして、生成されたコードデータが復号されコード情報が読み取られる。
特開2002−366883号公報
特開2005−64653号公報
ところで、バーコード読取装置は、例えば店舗または倉庫での商品管理に用いられる。特許文献2では、店舗または倉庫にホストコンピュータ、アクセスポイント装置および複数のバーコード読取装置(バーコード読取端末)を含む無線システムを構築し、商品管理を行う旨が記載されている。
この場合、端末として機能する複数のバーコード読取装置は、読み取ったバーコード情報をアクセスポイント装置を介してホストコンピュータに送信する。それにより、ホストコンピュータは、複数のバーコード読取装置により読み取られた複数のバーコード情報を管理することができる。
複数のバーコード読取装置を扱う場合、それぞれのバーコード読取装置で設定情報が異なる。例えば、複数のバーコード読取装置には、それぞれ異なる「IP(Internet Protocol)アドレス」を設定する。この場合、各バーコード読取装置に対応する設定用バーコードが必要となる。
このように、複数の設定用バーコードが存在する場合には、使用者が一のバーコード読取装置の設定をそれに対応しない他の設定用バーコードを用いて行うおそれがある。
本発明の目的は、使用者による誤設定を十分に防止できるコード情報読取装置およびそれを用いた通信システムを提供することである。
(1)第1の発明に係るコード情報読取装置は、読取対象となるコードからコード情報を読み取るコード情報読取装置であって、読み取り対象となるコード、または当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能を設定するための設定コードからの反射光を受光してデータに変換する変換手段と、変換手段により得られたデータを復号し、読み取り対象となるコードに対応するコード情報、または設定コードに対応する設定情報を読み取る復号手段と、当該コード情報読取装置を識別するための識別情報を記憶する記憶手段とを備え、設定情報は、設定対象となるコード情報読取装置を特定するための特定情報を含み、復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が記憶手段に記憶された識別情報に対応する場合に設定情報に基づいて当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能の設定を行い、復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が記憶手段に記憶された識別情報に対応しない場合に設定情報に基づいて当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能の設定を行わない制御手段をさらに備えたものである。
そのコード情報読取装置においては、読み取り対象となるコードまたは設定コードの反射光が変換手段により受光され、データに変換される。設定コードは、当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能を設定するために用いられる。
変換手段により変換されたデータは、読み取り対象となるコードに対応するコード情報または設定コードに対応する設定情報として復号手段により復号される。このように、読み取り対象となるコードおよび設定コードの読み取りが行われる。
ここで、記憶手段には、当該コード情報読取装置を識別するための識別情報が記憶されている。また、設定情報には、設定対象となるコード情報読取装置を特定するための特定情報が含まれている。
設定コードの読み取り時においては、その設定情報に含まれる特定情報と記憶手段に記憶された識別情報とが対応するか否かが、制御手段により判別される。
制御手段は、特定情報と識別情報とが対応する場合に、その設定情報に基づいて当該コード情報読取装置の設定を行う。
一方、制御手段は、特定情報と識別情報とが対応しない場合に、その設定情報に基づいて当該コード情報読取装置の設定を行わない。
これにより、複数のコード情報読取装置およびそれらに対応する複数の設定コードが存在する場合に、一のコード情報読取装置の設定がそれに対応しない他の設定コードを用いて行われることが防止される。したがって、使用者によるコード情報読取装置への誤設定が十分に防止される。
(2)コード情報読取装置は、表示手段をさらに備え、制御手段は、復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が記憶手段に記憶された識別情報に対応しない場合に、設定コードが当該コード情報読取装置に対応しない旨を表示手段に表示させてもよい。
このように、特定情報と識別情報とが対応しない場合に、設定コードが当該コード情報読取装置に対応しない旨が表示手段に表示されるので使用者は容易に誤設定を認識することができる。
(3)特定情報は、1または複数の数値、文字または記号からなり、少なくとも一部がワイルドカード機能を有する数値、文字または記号であってもよい。
この場合、制御手段は、ワイルドカードを除く部分で特定情報と対応する識別情報が記憶されたコード情報読取装置に、共通の設定情報を設定することができる。
(4)第2の発明に係る通信システムは、読取対象となるコードからコード情報を読み取る1または複数のコード情報読取装置と、1または複数のコード情報読取装置を管理するコンピュータと、1または複数のコード情報読取装置とコンピュータとの間でデータの通信を行う通信手段とを備え、1または複数のコード情報読取装置の各々は、読み取り対象となるコード、または当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能を設定するための設定コードからの反射光を受光してデータに変換する変換手段と、変換手段により得られたデータを復号し、読み取り対象となるコードに対応するコード情報、または設定コードに対応する設定情報を読み取る復号手段と、当該コード情報読取装置を識別するための識別情報を記憶する記憶手段とを備え、設定情報は、設定対象となるコード情報読取装置を特定するための特定情報を含み、復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が記憶手段に記憶された識別情報に対応する場合に設定情報に基づいて当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能の設定を行い、復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が記憶手段に記憶された識別情報に対応しない場合に設定情報に基づいて当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能の設定を行わない制御手段をさらに備えたものである。
その通信システムにおいては、1または複数のコード情報読取装置により読取対象となるコードからコード情報が読み取られる。1または複数のコード情報読取装置とコンピュータとの間では、通信手段によりデータの通信が行われる。これにより、コンピュータは1または複数のコード情報読取装置を管理する。
1または複数のコード情報読取装置の各々においては、読み取り対象となるコードまたは設定コードの反射光が変換手段により受光され、データに変換される。設定コードは、当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能を設定するために用いられる。
変換手段により変換されたデータは、読み取り対象となるコードに対応するコード情報または設定コードに対応する設定情報として復号手段により復号される。このように、読み取り対象となるコードおよび設定コードの読み取りが行われる。
ここで、記憶手段には、当該コード情報読取装置を識別するための識別情報が記憶されている。また、設定情報には、設定対象となるコード情報読取装置を特定するための特定情報が含まれている。
設定コードの読み取り時においては、その設定情報に含まれる特定情報と記憶手段に記憶された識別情報とが対応するか否かが、制御手段により判別される。
制御手段は、特定情報と識別情報とが対応する場合に、その設定情報に基づいて当該コード情報読取装置の設定を行う。
一方、制御手段は、特定情報と識別情報とが対応しない場合に、その設定情報に基づいて当該コード情報読取装置の設定を行わない。
これにより、複数のコード情報読取装置およびそれらに対応する複数の設定コードが存在する場合に、一のコード情報読取装置の設定がそれに対応しない他の設定コードを用いて行われることが防止される。したがって、使用者によるコード情報読取装置への誤設定が十分に防止される。
(5)1または複数のコード情報読取装置の各々は、表示手段をさらに備え、制御手段は、復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が記憶手段に記憶された識別情報に対応しない場合に、設定コードが当該コード情報読取装置に対応しない旨を表示手段に表示させてもよい。
このように、特定情報と識別情報とが対応しない場合に、設定コードが当該コード情報読取装置に対応しない旨が表示手段に表示されるので使用者は容易に誤設定を認識することができる。
(6)設定情報は、特定情報により特定されるコード情報読取装置に設定すべきアドレスを含んでもよい。
この場合、使用者は、通信システムを構成する1または複数のコード情報読取装置の各々に、正確にアドレスを設定することができる。
本発明に係るコード情報読取装置およびそれを備える通信システムによれば、複数のコード情報読取装置およびそれらに対応する複数の設定コードが存在する場合に、一のコード情報読取装置の設定がそれに対応しない他の設定コードを用いて行われることが防止される。したがって、使用者によるコード情報読取装置への誤設定が十分に防止される。
以下、本実施の形態に係るコード情報読取装置について図面を参照しながら説明する。
(1) コード情報読取装置を用いた無線システム
図1は、本実施の形態に係るコード情報読取装置を用いた無線システムを示す説明図である。以下の説明では、上記無線システムが工場内に構築されている場合を一例として述べる。
図1は、本実施の形態に係るコード情報読取装置を用いた無線システムを示す説明図である。以下の説明では、上記無線システムが工場内に構築されている場合を一例として述べる。
本実施の形態に係るコード情報読取装置は、無線LAN(ローカルエリアネットワーク)の規格である例えばIEEE802.11bに準拠した無線機器である。なお、コード情報読取装置は、IEEE802.11aまたはIEEE802.11g等に準拠した無線機器であってもよいし、独自の無線方式を有する無線機器であってもよい。
図1に示すように、例えば工場内で複数のコード情報読取装置100が用いられる。このコード情報読取装置は、1次元のバーコードまたは2次元コードからコード情報を読み取るために用いられる。以下、1次元のバーコードおよび2次元コードを総称してコードと呼ぶ。
各コード情報読取装置100は、通常時は置き台100a上に置かれている。それにより、各コード情報読取装置100の充電池(図示せず)が充電される。このように、各置き台100aは、充電機能および後述する電力供給機能を有するとともに、後述のホストコンピュータとの間で通信を行う赤外線通信機能も有している。詳細については後述する。
工場内には、各コード情報読取装置100および各コード情報読取装置100から送信される情報等を統括的に管理するホストコンピュータ300が設けられている。なお、ホストコンピュータ300はインターネットINTに接続されている。
各コード情報読取装置100は、無線通信により上記ホストコンピュータ300との間でデータの送受信を行うことができる。
ここで、上記無線システムが構築される工場内の敷地は広範囲であることが通常である。そのため、コード情報読取装置100は、ホストコンピュータ300と大きく離れた場所ではホストコンピュータ300との間で無線通信を行うことが困難である。
そこで、ホストコンピュータ300と大きく離れた場所でも、コード情報読取装置100が無線通信を行うことができるように、1または複数のアクセスポイント200を設ける。良好な無線通信を行う上で、アクセスポイント200とコード情報読取装置100との距離は約100m以下であることが好ましい。
1または複数のアクセスポイント200は、ホストコンピュータ300に有線LANによりそれぞれ接続されている。なお、有線LANを構築する場合には、LANケーブル400およびハブ(図示せず)を用いる。
このような構成により、各コード情報読取装置100は、アクセスポイント200を介して、すなわち、アクセスポイント200との間で無線通信を行うことによりホストコンピュータ300との間で間接的な通信を行うことが可能となる。
上記のようなコード情報読取装置100を用いた無線システムにおいて、コード情報読取装置100によるコードの読み取り結果は、アクセスポイント200を介してホストコンピュータ300に転送される。
そして、ホストコンピュータ300は、当該ホストコンピュータ300が有するマスターファイルと上記読み取り結果とを比較し、当該比較結果に基づいた所定のコマンドをアクセスポイント200を介してコード情報読取装置100に与える。
ここで、規格がIEEE802.11bである場合の無線LANのチャネル数は14チャネルである。すなわち、利用周波数帯である2.400GHz〜2.497GHzの周波数帯において5MHz間隔に14チャネルが割り当てられている。
これらのチャネルをアクセスポイント200に設定する。各コード情報読取装置100は、良好に無線通信を行うことができるアクセスポイント200を自動で選択し、当該アクセスポイント200に接続する。なお、隣接する複数のアクセスポイント200を用いた場合、電波干渉が生じるため、隣接するアクセスポイント200のチャネルは、可能な限り周波数を離して設定することが好ましい。
無線システムにおいて、コード情報読取装置100とアクセスポイント200とホストコンピュータ300との間における無線および有線による通信は、いずれもTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルによって行われる。また、コード情報読取装置100、アクセスポイント200およびホストコンピュータ300にはそれぞれ「IPアドレス」が設定される。
なお、無線LANでは、電波の届く範囲内であればどこからでもアクセスすることができる。そのため、部外者からアクセスポイント200およびホストコンピュータ300にアクセスされるおそれがある。これを防止するために、本実施の形態では、ESSID(Extended Service Set Identify)と呼ばれるID番号を、全てのアクセスポイント200およびコード情報読取装置100に登録する。このように、通信することが可能な機器を制限することにより、部外者からの不法なアクセスを確実に防止することができる。
(2) コード情報読取装置の外観
図2は、本実施の形態に係るコード情報読取装置100および置き台100aを示す斜視図である。
図2は、本実施の形態に係るコード情報読取装置100および置き台100aを示す斜視図である。
図2(a)に示すように、コード情報読取装置100は本体部1を有する。この本体部1は、前面に設けられた情報表示部2、表示灯3および入力部4を備える。情報表示部2は例えばLCD(液晶表示ディスプレイ)からなり、表示灯3は例えばLED(発光ダイオード)からなる。
上記入力部4は、メニューキー5、コードの撮像を開始するためのトリガーキー6、十字キー7、キャンセルキー8、エンターキー9、テンキー10、複数のファンクションキー11、電源キー12、および本体部1の側面に設けられたサイドトリガーキー13を含む。なお、上記テンキー10は、「0」〜「9」の番号等を示す複数のキーを含む。また、トリガーキー6の機能およびサイドトリガーキー13の機能は同じであり、使用者の便宜によりこれらのキーを使い分けることができる。
図2(b)は、コード情報読取装置100を背面側から見た斜視図である。
図2(b)に示すように、コード情報読取装置100の背面の上方には、コード読取窓14が設けられている。本体部1の内部には後述する光源およびレーザダイオードが設けられている。この光源から発せられる光およびレーザダイオードから発せられるレーザ光は、上記コード読取窓14を通じてコードに照射される。
また、コード情報読取装置100の背面には、バッテリパック20が取り付けられる。バッテリパック20は、コード情報読取装置100に着脱可能である。ここで、コード情報読取装置100におけるバッテリパック20の着脱部には、個々のコード情報読取装置100に割り当てられる「シリアル番号」が記されている(図2(b)一点鎖線部SI参照)。
さらに、コード情報読取装置100の背面の下方には、一対の充電用端子15が設けられており、コード情報読取装置100の下端面の中央部には光通信窓(赤外線透過フィルタ)16が設けられている。
図2(c)は置き台100aの斜視図である。図2(c)に示すように、置き台100aは一対の充電用端子102を有する。
置き台100aにコード情報読取装置100が載置された場合に、コード情報読取装置100の一対の充電用端子15が置き台100aの一対の充電用端子102に電気的に接触することにより、コード情報読取装置100の充電池(図示せず)を充電することができる。なお、置き台100aには、図示しないACアダプタが接続されている。
また、置き台100aには、当該置き台100aにコード情報読取装置100が載置されたときに、コード情報読取装置100の光通信窓16が対向する位置に置き台光通信窓101が設けられている。
このような構成により、コード情報読取装置100を置き台100a上に載置することで、コード情報読取装置100はホストコンピュータ300と赤外線通信(IrDA通信)を行うことができる。それにより、コード情報読取装置100は、データをホストコンピュータ300に送信することができ、また、ホストコンピュータ300からの作業指示および品名リスト等の情報を受信することができる。
なお、本実施の形態では、上記のように、コード情報読取装置100は当該コード情報読取装置100を置き台100aに載置することで、ホストコンピュータ300と赤外線通信を行うことができるが、ホストコンピュータ300との通信方法はこれに限定されるものではない。
例えば、置き台100aが通信機能を備えず充電機能および電力供給機能のみを備えている場合には、後述するように、コード情報読取装置100はRF通信部60(後の図3に記載)によりホストコンピュータ300との間で無線通信を行うことができる。
(3) コード情報読取装置の内部構成
図3は、本実施の形態に係るコード情報読取装置100および置き台100aの構成を示すブロック図である。
図3は、本実施の形態に係るコード情報読取装置100および置き台100aの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、コード情報読取装置100は、入力部4、一対の充電用端子15、レーザダイオード50、光源51、光学系52、撮像部53、記憶部54、データデコーダ55、表示部56、出力部57、CPU(中央演算処理装置)58、RF通信部60、IrDA部61、受発光素子62および電源回路63を含む。
また、置き台100aは、一対の充電用端子102、受発光素子103、インターフェース部104、コネクタ105、電源回路106および電源ポート107を含む。
以下、コード情報読取装置100内に設けられた上記各構成部について説明する。
光源51、光学系52および撮像部53は、例えばCCD(電荷結合素子)カメラ、CMOS(相補型金属酸化物半導体)センサまたはイメージスキャナにより構成される。CMOSセンサを用いた場合、消費電力を低減することができる。
記憶部54はメモリからなる。記憶部54には、予めそのコード情報読取装置100に割り当てられた「シリアル番号」が記憶されるとともに、コード情報読取装置100の後述する読取装置設定情報が記憶される。
また、出力部57はブザーおよびバイブレータ等の通信インターフェースからなる。なお、表示部56は上述した情報表示部2および表示灯3を含む。
レーザダイオード50は、撮像対象となるコードCを撮像する前に、複数のレーザ光から構成される枠(エーミング)をコードC上に照射する。このエーミング照射により、使用者はコードCの撮像位置を容易に認識することができる。
光源51はコードCに光を照射する。光学系52はコードCからの反射光を受光し、撮像部53に与える。なお、光源51を用いて撮像するときは、レーザダイオード50によるエーミング照射を中止する。これは、エーミングが光源51による照射光のムラとなって、撮像の画像品質の低下を発生させることを防止するためである。
撮像部53は、光学系52から与えられた光を電気信号に変換し、2値化データとして記憶部54に与える。記憶部54は、撮像部53から与えられた2値化データを記憶する。なお、本実施の形態では、光学系52から与えられた光を2値化しているが、これに限定されず、多値化してもよい。
データデコーダ55は、記憶部54に記憶された2値化データをデコードしてコード情報を読み取り、その読み取り結果をCPU58に与える。CPU58は、与えられた上記読み取り結果を表示部56および出力部57に出力する。
表示部56は、CPU58から与えられたコード情報を表示する。出力部57は、CPU58から与えられたコード情報をプログラマブルコントローラ等の外部機器に出力することができる。CPU58は、ホストコンピュータ300からRF通信部60を介して与えられるコマンドに基づいてコード情報読取装置100内の各部を制御する。
RF通信部60は、ホストコンピュータ300から与えられる種々のコマンドを受信してCPU58に与えるとともに、データデコーダ55によるコード情報の読み取り結果をホストコンピュータ300に送信する。
コード情報読取装置100では、上述のように、RF通信部60を用いることによりホストコンピュータ300との間で無線通信を行うことができるが、IrDA部61により赤外線通信を行うこともできる。IrDA部61はCPU58に制御される。
赤外線通信が行われる場合には、コード情報読取装置100は置き台100a上に載置される。この場合、受発光素子62はIrDA部61に接続され、コード情報読取装置100の光通信窓16に対向し、受発光素子103は置き台100aの置き台光通信窓101に対向する。
コード情報読取装置100内の電源回路63は、一対の充電用端子15に接続され、コード情報読取装置100内の各構成部に電力を供給する。なお、この電源回路63は、図2のバッテリパック20に相当する。
以下、置き台100a内に設けられた上記各構成部について説明する。一対の充電用端子102は、置き台100a内の電源回路106に接続されている。電源回路106は、商用電源に接続されたACアダプタのジャック(図示せず)を受け入れる電源ポート107に接続されている。
置き台100a内の受発光素子103は、インターフェース部104に接続されている。インターフェース部104はコネクタ105に接続されている。このコネクタ105は、通信ケーブル(通信規格は、例えばRS232C)を介してホストコンピュータ300に接続される。
(4) 2次元コードを用いたコード情報読取装置の設定
本実施の形態において、複数のコード情報読取装置100を用いた無線システムの動作前、すなわち、複数のコード情報読取装置100の使用前には、予め各コード情報読取装置100の設定を行っておく必要がある。
本実施の形態において、複数のコード情報読取装置100を用いた無線システムの動作前、すなわち、複数のコード情報読取装置100の使用前には、予め各コード情報読取装置100の設定を行っておく必要がある。
コード情報読取装置100の設定とは、例えば無線システムにおけるIPアドレス設定、WEP(Wired Equivalent Privacy )と呼ばれる無線通信時のデータの暗号化に関する設定(WEPキー設定)、トリガーキー6またはサイドトリガーキー13(図2)の動作モードの設定(トリガー動作モード設定)、および表示灯3(図2)の発光モードの設定(発光モード設定)等をいう。このようにコード情報読取装置100に設定すべき情報を読取装置設定情報と称する。
図4は、図1の無線システムに用いられるコード情報読取装置100の設定方法を示す図である。
コード情報読取装置100の設定は、使用者が、予め読取装置設定情報を含む設定用2次元コード500を作成し、作成された設定用2次元コード500をコード情報読取装置100に読み取らせることにより行う。
この場合、使用者は、コード作成用アプリケーションプログラムをパーソナルコンピュータにインストールし、当該アプリケーションプログラムを用いて読取装置設定情報をコード化し、コード化された読取装置設定情報をプリンタ等により印字することにより設定用2次元コード500を作成する。
なお、設定用2次元コード500は、QR( Quick Response )コードであってもよいし、データマトリクスコードであってもよい。また、PDF417、マキシコードまたはベリコード等の他の2次元コードであってもよい。
コード情報読取装置100のCPU58(図3)は、読み取った読取装置設定情報を図3の記憶部54に記憶する。それにより、記憶された読取装置設定情報に基づくコード情報読取装置100の設定がCPU58により行われる。
読取装置設定情報の詳細について説明する。読取装置設定情報は、コード情報読取装置100の各々に設定すべき個別設定情報501、およびコード情報読取装置100の全てに共通に設定すべき共通設定情報502からなる。
個別設定情報501は1以上の種類の設定項目を含む。同様に、共通設定情報502は1以上の設定項目を含む。
図4の例では、個別設定情報501は、設定対象となるコード情報読取装置100を特定するための「シリアル番号」、および設定対象となるコード情報読取装置100の「IPアドレス」等の複数種類の設定項目を含む。
また、共通設定情報502は、1つの無線システム内で共通に用いられる「ESSID番号」、「WEPキー」、「ホストコンピュータ300のIPアドレス」、「サブネットマスク」、「ゲートウェイ」、「トリガー動作モード」、および「発光モード」等の複数種類の設定項目を含む。
これに限らず、個別設定情報501および共通設定情報502には、さらに他種類の設定項目を付加してもよい。
なお、図4では図示しないが、上記の各設定項目には、その設定項目の種類を識別するための「項目識別用ID番号」が付与されている。
これにより、コード情報読取装置100のCPU58は、設定用2次元コード500の読み取り時に、「項目識別用ID番号」に基づいて各設定項目の種類を識別する。
図1の無線システムにおいては、複数のコード情報読取装置100に対して個別に「IPアドレス」の設定を行うので、個々のコード情報読取装置100に対応する設定用2次元コード500が必要となる。
図5は、コード情報読取装置100ごとに作成される設定用2次元コード500を示す図である。図5においては、3つのコード情報読取装置100に符号100a,100b,100cを付し、それぞれに対応する設定用2次元コード500に符号500a,500b,500cを付している。
図5の例では、「シリアル番号:1300045」のコード情報読取装置100aの設定時にはそれに対応する設定用2次元コード500aが用いられ、「シリアル番号:1300046」のコード情報読取装置100bの設定時にはそれに対応する設定用2次元コード500bが用いられ、「シリアル番号:1300047」のコード情報読取装置100cの設定時にはそれに対応する設定用2次元コード500cが用いられる。
ここで、「シリアル番号:1300045」であるコード情報読取装置100aの設定時に、コード情報読取装置100aに対応しない設定用2次元コード500bが用いられると、コード情報読取装置100aの正確な設定が行われない。
例えば、本来「IPアドレス:192.168.000.001」が設定されるべきコード情報読取装置100aに、「IPアドレス:192.168.000.002」が設定されてしまう。
そこで、本実施の形態では、各コード情報読取装置100a,100b,100cのCPU58が、設定用2次元コード500a,500b,500cに含まれる「シリアル番号」と予め自己に割り当てられた「シリアル番号」とが一致するか否かを判別する。
それにより、コード情報読取装置100a,100b,100cのCPU58は、設定用2次元コード500a,500b,500cの「シリアル番号」が自己の「シリアル番号」と一致する場合に読み取った読取装置設定情報に基づく設定を行う。
一方、コード情報読取装置100a,100b,100cのCPU58は、設定用2次元コード500a,500b,500cの「シリアル番号」が自己の「シリアル番号」と一致しない場合に読み取った読取装置設定情報に基づく設定を行わず、設定用2次元コード500a,500b,500cが対応しない旨を図2の情報表示部2に表示する。詳細は後述する。
上述のように、設定用2次元コード500は、コード作成用アプリケーションプログラムを用いることにより作成される。
図6は、設定用2次元コード500の作成方法を説明するための図であり、コード作成用アプリケーションプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータによりCRT(陰極線管)または液晶表示パネル等に表示される画面表示例を示す。
本例では、「シリアル番号」、「IPアドレス」、「ESSID番号」、「WEPキー」、「ホストコンピュータ300のIPアドレス」、「サブネットマスク」、および「ゲートウェイ」に関する設定用2次元コード500を作成する場合を説明する。
図6では、画面左欄に共通設定情報502の入力部が配置されている。具体的には、画面左欄に、「ESSID番号」の入力部E1、「WEPキー」の入力部E2、「ホストコンピュータ300のIPアドレス」の入力部E3、「サブネットマスク」の入力部E4、および「ゲートウェイ」の入力部E5が配置されている。
一方、画面右欄に個別設定情報501の入力部が配置されている。具体的には、画面右欄に「シリアル番号」の入力部E6、および「IPアドレス」の入力部E7が配置されている。使用者は、入力部E6への「シリアル番号」の入力時にコード情報読取装置100の背面に記された「シリアル番号(図2)」を参照することができる。
個別設定情報501および共通設定情報502がコード化された後、使用者はプリンタを用いて設定用2次元コード500を印字する。それにより、各コード情報読取装置100に対応する設定用2次元コード500(図4)が得られる。
(5) コード情報読取装置のCPUの動作
(5−a) 2次元コード設定処理
コード情報読取装置100の設定用2次元コード500を用いた設定処理(2次元コード設定処理)をフローチャートを用いて説明する。
(5−a) 2次元コード設定処理
コード情報読取装置100の設定用2次元コード500を用いた設定処理(2次元コード設定処理)をフローチャートを用いて説明する。
図7は、コード情報読取装置100のCPU58(図3)による2次元コード設定処理を示すフローチャートである。
初めに、コード情報読取装置100のCPU58は、使用者によるトリガーキー6(図2)またはサイドトリガーキー13(図2)の押下操作に応答して設定用2次元コード500の読み取りを行う(ステップS101)。これにより、設定用2次元コード500にコード化されている読取装置設定情報が記憶部54に記憶される。
次に、CPU58は、読み取られた装置設定情報のうち、個別設定情報501の「シリアル番号」(以下、「読み取りシリアル番号」と称する。)を記憶部54から読み出す。また、CPU58は、予めそのコード情報読取装置100に割り当てられ、記憶部54に記憶された「シリアル番号」(以下、「割り当てシリアル番号」と称する。)を記憶部54から読み出す(ステップS102)。
それにより、CPU58は、「読み取りシリアル番号」と「割り当てシリアル番号」とが一致するか否かを判別する(ステップS103)。
CPU58は、「読み取りシリアル番号」と「割り当てシリアル番号」とが一致する場合、読み取った設定用2次元コード500の読取装置設定情報に基づいて、コード情報読取装置100の各部の設定を行う(ステップS104)。これにより、2次元コード設定処理が終了する。
一方、CPU58は、「読み取りシリアル番号」と「割り当てシリアル番号」とが一致しない場合、読み取られた読取装置設定情報が当該コード情報読取装置100に対応しないと判別する。
それにより、CPU58は、「読み取りシリアル番号」と「割り当てシリアル番号」とが一致しない旨、すなわち設定用2次元コード500が当該コード情報読取装置100に対応しない旨を情報表示部2(図2)に表示させる(ステップS105)。この場合、CPU58は、コード情報読取装置100の各部の設定を行わない。これにより、2次元コード設定処理が終了する。
(5−b) 2次元コードの読み取りの詳細
ここで、上記のうち設定用2次元コード500の読み取り(ステップS101)は、例えば以下のように行われる。
ここで、上記のうち設定用2次元コード500の読み取り(ステップS101)は、例えば以下のように行われる。
設定用2次元コード500の読み取り開始時において、CPU58は使用者によるトリガーキー6またはサイドトリガーキー13の押下操作に応答して、レーザダイオード50がコード読取窓14を通じてレーザ光をコードC上に照射するよう制御する。これにより、エーミング照射が開始され、使用者は読み取り対象となる設定用2次元コード500の撮像位置を容易に認識することができる。
その後、CPU58は、使用者によるトリガーキー6またはサイドトリガーキー13の押下操作に応答して、エーミング照射を終了する。
そして、CPU58は照明および撮像処理を行う。この場合、CPU58は、光源51がコードC上にストロボ照明のための光を照射するよう制御する。
そこで、CPU58は、2次元撮像部53が光学系52から与えられたコードCからの反射光を電気信号に変換するとともに、これを2値化するよう制御する。
次いで、CPU58は第1の記憶処理を行う。この場合、CPU58は、記憶部54が2次元撮像部53から与えられた2次元2値化データを記憶するよう制御する。
さらに、CPU58はデコード処理を行う。この場合、CPU58は、2次元データデコーダ55が、記憶部54に記憶された2次元2値化データをデコードしてコード情報を読み取り、当該読み取り結果をCPU58に与えるよう制御する。
最後に、CPU58は第2の記憶処理を行う。この場合、CPU58は、上記コード情報の読み取り結果を、読取装置設定情報として記憶部54に記憶させる。これにより、設定用2次元コード500の読み取りが完了する。
(6) 1次元のバーコードを用いたコード情報読取装置の設定
コード情報読取装置100の設定は、上記の設定用2次元コード500のみならず、1次元のバーコードを用いて行ってもよい。
コード情報読取装置100の設定は、上記の設定用2次元コード500のみならず、1次元のバーコードを用いて行ってもよい。
1次元のバーコードは、2次元コードよりも情報密度が低い。したがって、読取装置設定情報の情報量がそのバーコードにコード化できる情報量よりも大きい場合、その情報量の大きさに応じた数のバーコードを作成する。
図8は、複数のバーコードにコード化される読取装置設定情報の具体例を示す図である。
図8の例では、バーコード511に「シリアル番号」および「IPアドレス」がコード化され、バーコード512に「シリアル番号」および「ESSID番号」がコード化され、バーコード513に「シリアル番号」および「WEPキー」がコード化されている。
このように、本例では、コード情報読取装置100の読取装置設定情報503が「シリアル番号」を除いて設定項目ごとに分割され、分割された情報(以下、分割情報と称する。)の各々がバーコード511,512,513にコード化される。また、各バーコード511,512,513には、各分割情報とともに「シリアル番号」の情報がコード化される。これら複数のバーコード511,512,513の全部を、設定用バーコード510と称する。
上記では、1つのバーコードに「シリアル番号」および1種類の設定項目に関する分割情報がコード化されているが、1つのバーコードにコード化できる情報量の範囲内であれば、複数種類の設定項目に関する分割情報を1つのバーコードにコード化してもよい。
設定用2次元コード500と同様に、設定用バーコード510においても、各設定項目には、その設定項目の種類を識別するための「項目識別用ID番号」が付与されている。
これにより、コード情報読取装置100のCPU58は、設定用コード510の読み取り時に、「項目識別用ID番号」に基づいて各設定項目の種類を識別する。
使用者は、設定用バーコード510をコード情報読取装置100に読み取らせることにより、コード情報読取装置100の設定を行う。この場合のコード情報読取装置100のCPU58の動作は後述する。
この場合、使用者は、コード作成用アプリケーションプログラムをパーソナルコンピュータにインストールし、当該アプリケーションプログラムを用いて読取装置設定情報503をコード化し、コード化された読取装置設定情報503をプリンタ等により印字することにより複数のバーコード511,512,513を作成する。
なお、設定用バーコード510を構成する複数のバーコード511,512,513は、CODE128であってもよいし、コード39であってもよい。また、JANコード、ITFコードまたはNW−7等の他のバーコードであってもよい。
設定用2次元コード500を用いたコード情報読取装置100の設定時と同様に、設定用バーコード510を用いたコード情報読取装置100の設定時にも、個々のコード情報読取装置100に対応する設定用バーコード510が必要となる。
図9は、コード情報読取装置100ごとに作成される設定用バーコード510を示す図である。図9においては、3つのコード情報読取装置100に符号100a,100b,100cを付し、それぞれに対応する設定用バーコード510に符号510a,510b,510cを付している。
図9の例では、「シリアル番号:1300045」のコード情報読取装置100aの設定時にはそれに対応する設定用バーコード510aが用いられ、「シリアル番号:1300046」のコード情報読取装置100bの設定時にはそれに対応する設定用バーコード510bが用いられ、「シリアル番号:1300047」のコード情報読取装置100cの設定時にはそれに対応する設定用バーコード510cが用いられる。
本例においても、「シリアル番号:1300045」であるコード情報読取装置100aの設定時に、コード情報読取装置100aに対応しない設定用バーコード510bが用いられると、コード情報読取装置100aの正確な設定が行われない。
そこで、本例では、各コード情報読取装置100a,100b,100cのCPU58が、設定用バーコード510a,510b,510cを構成する各バーコードに含まれる「シリアル番号」と予め自己に割り当てられた「シリアル番号」とが一致するか否かを判別する。
それにより、コード情報読取装置100a,100b,100cのCPU58は、読み取ったバーコードの「シリアル番号」が自己の「シリアル番号」と一致する場合に読み取った読取装置設定情報503に基づく設定を行う。
一方、コード情報読取装置100a,100b,100cのCPU58は、読み取ったバーコードの「シリアル番号」が自己の「シリアル番号」と一致しない場合に読み取った読取装置設定情報503に基づく設定を行わず、設定用バーコード510a,510b,510cが対応しない旨を図2の情報表示部2に表示する。詳細は後述する。
(7) コード情報読取装置のCPUの動作
(7−a) バーコード設定処理
コード情報読取装置100の設定用バーコード510を用いた設定処理(バーコード設定処理)をフローチャートを用いて説明する。
(7−a) バーコード設定処理
コード情報読取装置100の設定用バーコード510を用いた設定処理(バーコード設定処理)をフローチャートを用いて説明する。
図10は、コード情報読取装置100のCPU58(図3)によるバーコード設定処理を示すフローチャートである。
初めに、コード情報読取装置100のCPU58は、使用者によるトリガーキー6(図2)またはサイドトリガーキー13(図2)の押下操作に応答して、設定用バーコード510を構成する一のバーコードの読み取りを行う(ステップS201)。これにより、一のバーコードにコード化されている「シリアル番号」および分割情報が記憶部54に記憶される。
次に、CPU58は、記憶された「シリアル番号」(「読み取りシリアル番号」)を記憶部54から読み出すとともに、予め記憶部54に記憶されている「シリアル番号」(「割り当てシリアル番号」)を記憶部54から読み出す(ステップS202)。
それにより、CPU58は、「読み取りシリアル番号」と「割り当てシリアル番号」とが一致するか否かを判別する(ステップS203)。
CPU58は、「読み取りシリアル番号」と「割り当てシリアル番号」とが一致する場合、設定用バーコード510を構成する全てのバーコードを読み取ったか否かを判定する(ステップS204)。この判定動作は後述する。
CPU58は、全てのバーコードを読み取っていない場合、上記ステップS201〜S204の動作を繰り返す。
一方、CPU58は、全てのバーコードを読み取った場合、読み取った全てのバーコードの分割情報、すなわち設定用バーコード510の読取装置設定情報503に基づいて、コード情報読取装置100の各部の設定を行う(ステップS205)。これにより、バーコード設定処理が終了する。
上記ステップS203において、CPU58は、「読み取りシリアル番号」と「割り当てシリアル番号」とが一致しない場合、読み取られた分割情報が当該コード情報読取装置100に対応しないと判別する。
それにより、CPU58は、「読み取りシリアル番号」と「割り当てシリアル番号」とが一致しない旨、すなわち、読み取った一のバーコードが当該コード情報読取装置100に対応しない旨を情報表示部2(図2)に表示させる(ステップS205)。この場合、CPU58は、コード情報読取装置100の設定を行わない。これにより、バーコード設定処理が終了する。
上記のうち、バーコードの読み取り(ステップS201)は、2次元コード設定処理時のステップS101と同様にして行われる。
(7−b) 全てのバーコードを読み取ったか否かの判定動作
ここで、設定用バーコード510を構成する全てのバーコードを読み取ったか否かの判定(ステップS204)は、例えば以下のように行われる。
ここで、設定用バーコード510を構成する全てのバーコードを読み取ったか否かの判定(ステップS204)は、例えば以下のように行われる。
例えば、予め設定用バーコード510を構成するバーコードの全てに、検査用の固有値を付与する。そして、最初の読み取り対象となるバーコードに、全てのバーコードに付与された固有値の合計を示す分割情報を含める。この場合、CPU58は、初めに固有値の合計を認識する。
その後、CPU58は各バーコードの読み取りとともに各固有値を加算する。それにより、CPU58は、その加算結果と固有値の合計とを比較して、両者が一致したときに全てのバーコードを読み取ったと判定する。
全てのバーコードを読み取ったか否かの判定動作はこれに限らず、各バーコードに通し番号を割り当て、CPU58がその通し番号を識別することにより行ってもよい。
(7−c) バーコード設定処理の変形例
上記では、設定用バーコード510を構成するバーコードの全てに「シリアル番号」を含めているが、「シリアル番号」は特定の分割情報がコード化されるバーコードにのみ含めてもよい。
上記では、設定用バーコード510を構成するバーコードの全てに「シリアル番号」を含めているが、「シリアル番号」は特定の分割情報がコード化されるバーコードにのみ含めてもよい。
例えば、一の分割情報が上述の個別設定情報501に相当するときに、その分割情報のバーコードに「シリアル番号」を含める。また、他の分割情報が上述の共通設定情報502に相当するときに、その分割情報のバーコードには「シリアル番号」を含めない。
この場合、コード情報読取装置100のCPU58は、「シリアル番号」が含まれないバーコードの読み取り時に上記ステップS202,S203の動作を行わない。
(8) シリアル番号
本実施の形態において、読取装置設定情報に含まれる「シリアル番号」を予め定められた特定の数値、文字または記号により設定してもよい。
本実施の形態において、読取装置設定情報に含まれる「シリアル番号」を予め定められた特定の数値、文字または記号により設定してもよい。
例えば、「シリアル番号」を「0」に設定することにより、コード情報読取装置100の全てに共通の読取装置設定情報を設定してもよい。
また、読取装置設定情報に含まれる「シリアル番号」の少なくとも一部に任意の値を表す数値、文字または記号(ワイルドカード)を設定してもよい。
この場合、CPU58は、ワイルドカードを除く部分が一致する「シリアル番号」を有する1または複数のコード情報読取装置100に、共通の読取装置設定情報を同時に設定することができる。
(9) 効果
本実施の形態において、図1の無線システムを構成する複数のコード情報読取装置100は、設定用2次元コード500または設定用バーコード510(設定用コード)から読取装置設定情報を読み取ることによりその設定が行われる。
本実施の形態において、図1の無線システムを構成する複数のコード情報読取装置100は、設定用2次元コード500または設定用バーコード510(設定用コード)から読取装置設定情報を読み取ることによりその設定が行われる。
ここで、複数のコード情報読取装置100には予め「シリアル番号」が割り当てられている。上記の設定用コードはコード情報読取装置100ごとに作成される。各設定用コードには対応するコード情報読取装置100の「シリアル番号」が含まれている。
各コード情報読取装置100は、設定用コードの読み取り時に設定用コードの「シリアル番号」(「読み取りシリアル番号」)が自己の「シリアル番号」(「割り当てシリアル番号」)と一致するか否かを判別する。
それにより、コード情報読取装置100のCPU58は、「読み取りシリアル番号」と「割り当てシリアル番号」とが一致する場合に、コード情報読取装置100の設定を行い、「読み取りシリアル番号」と「割り当てシリアル番号」とが一致しない場合にコード情報読取装置100の設定を行わない。
これにより、複数のコード情報読取装置100およびそれらに対応する複数の設定用コードが存在する場合に、一のコード情報読取装置100の設定がそれに対応しない他の設定用コードを用いて行われることが防止される。したがって、使用者による誤設定が十分に防止される。
本実施の形態においては、上記のように「シリアル番号」に基づいてコード情報読取装置100と設定用コードとの対応が識別されているが、この対応関係の識別は「シリアル番号」に限らず、「製造番号」に基づいて行ってもよいし、予め使用者が設定する識別番号等に基づいて行ってもよい。
(10) 請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
本実施の形態においては、撮像部53が変換手段に相当し、データデコーダ55が復号手段に相当し、記憶部54が記憶手段に相当し、情報表示部2が表示手段に相当する。
本実施の形態においては、撮像部53が変換手段に相当し、データデコーダ55が復号手段に相当し、記憶部54が記憶手段に相当し、情報表示部2が表示手段に相当する。
また、設定用2次元コード500および設定用バーコード510が設定コードに相当し、図4の個別設定情報501および共通設定情報502からなる読取装置設定情報、ならびに図8の読取装置設定情報503が設定情報に相当する。
さらに、図1の無線システムにおける個々のコード情報読取装置100に割り当てられる「シリアル番号」(「割り当てシリアル番号」)が識別情報に相当し、図4および図8の読取装置設定情報に含まれる「シリアル番号」(「読み取りシリアル番号」)が特定情報に相当し、図3のCPU58が制御手段に相当する。
また、図1の無線システムが通信システムに相当し、図1のホストコンピュータ300がコンピュータに相当し、図1のアクセスポイント200および無線および有線LAN(LANケーブル400)が通信手段に相当し、IPアドレスがアドレスに相当する。
本発明に係るコード情報読取装置およびそれを用いた通線システムは、各種コード情報の読み取りに利用できる。
1 本体部
2 情報表示部
3 表示灯
4 入力部
5 メニューキー
6 トリガーキー
10 テンキー
13 サイドトリガーキー
14 コード読取窓
50 レーザダイオード
51 光源
52 光学系
53 撮像部
54 記憶部
55 データデコーダ
56 表示部
57 出力部
58 CPU
59 検出部
60 RF通信部
100 コード情報読取装置
100a 置き台
200 アクセスポイント
300 ホストコンピュータ
400 LANケーブル
500 設定用2次元コード
501 個別設定情報
502 共通設定情報
503 読取装置設定情報
510 設定用バーコード
C コード
INT インターネット
2 情報表示部
3 表示灯
4 入力部
5 メニューキー
6 トリガーキー
10 テンキー
13 サイドトリガーキー
14 コード読取窓
50 レーザダイオード
51 光源
52 光学系
53 撮像部
54 記憶部
55 データデコーダ
56 表示部
57 出力部
58 CPU
59 検出部
60 RF通信部
100 コード情報読取装置
100a 置き台
200 アクセスポイント
300 ホストコンピュータ
400 LANケーブル
500 設定用2次元コード
501 個別設定情報
502 共通設定情報
503 読取装置設定情報
510 設定用バーコード
C コード
INT インターネット
Claims (6)
- 読取対象となるコードからコード情報を読み取るコード情報読取装置であって、
読み取り対象となるコード、または当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能を設定するための設定コードからの反射光を受光してデータに変換する変換手段と、
前記変換手段により得られたデータを復号し、読み取り対象となるコードに対応するコード情報、または設定コードに対応する設定情報を読み取る復号手段と、
当該コード情報読取装置を識別するための識別情報を記憶する記憶手段とを備え、
前記設定情報は、設定対象となるコード情報読取装置を特定するための特定情報を含み、
前記復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が前記記憶手段に記憶された前記識別情報に対応する場合に前記設定情報に基づいて当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能の設定を行い、前記復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が前記記憶手段に記憶された前記識別情報に対応しない場合に前記設定情報に基づいて当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能の設定を行わない制御手段をさらに備えたことを特徴とするコード情報読取装置。 - 表示手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が前記記憶手段に記憶された前記識別情報に対応しない場合に、前記設定コードが当該コード情報読取装置に対応しない旨を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1記載のコード情報読取装置。 - 前記特定情報は、1または複数の数値、文字または記号からなり、少なくとも一部がワイルドカード機能を有する数値、文字または記号であることを特徴とする請求項1または2記載のコード情報読取装置。
- 読取対象となるコードからコード情報を読み取る1または複数のコード情報読取装置と、
前記1または複数のコード情報読取装置を管理するコンピュータと、
前記1または複数のコード情報読取装置と前記コンピュータとの間でデータの通信を行う通信手段とを備え、
前記1または複数のコード情報読取装置の各々は、
読み取り対象となるコード、または当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能を設定するための設定コードからの反射光を受光してデータに変換する変換手段と、
前記変換手段により得られたデータを復号し、読み取り対象となるコードに対応するコード情報、または設定コードに対応する設定情報を読み取る復号手段と、
当該コード情報読取装置を識別するための識別情報を記憶する記憶手段とを備え、
前記設定情報は、設定対象となるコード情報読取装置を特定するための特定情報を含み、
前記復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が前記記憶手段に記憶された前記識別情報に対応する場合に前記設定情報に基づいて当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能の設定を行い、前記復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が前記記憶手段に記憶された前記識別情報に対応しない場合に前記設定情報に基づいて当該コード情報読取装置に関する情報もしくは機能の設定を行わない制御手段をさらに備えたことを特徴とする通信システム。 - 前記1または複数のコード情報読取装置の各々は、表示手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記復号手段により読み取られた設定情報に含まれる特定情報が前記記憶手段に記憶された前記識別情報に対応しない場合に、前記設定コードが当該コード情報読取装置に対応しない旨を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項4記載の通信システム。 - 前記設定情報は、前記特定情報により特定されるコード情報読取装置に設定すべきアドレスを含むことを特徴とする請求項4または5記載の通信システム。
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