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JP2007057179A - オープンショーケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型軽量で且つ低消費電力で作動させることが可能な可搬型のオープンショーケースを提供すること。
【解決手段】 開口部2Aを有する断熱容器2と、この断熱容器2に取り付けられた冷却ユニット3からオープンショーケース1を構成し、前記冷却ユニット3が、冷凍装置としての比較的小型で且つ消費電力が小さいスターリング冷凍機19を内蔵し、このスターリング冷凍機19の吸熱部19Cをヒートシンク25を介して前記冷却ユニット3内の冷却室10に熱的に露出させ、吸入口14及び吹出口15を介して前記冷却室10と前記断熱容器2内の開空間を連通させ、前記冷却室10と開空間との間で循環気流Cを形成するファン26を設けることで、前記オープンショーケース1を小型化することができるばかりでなく、電源として二次電池等を選択することができるので、使用場所が制限されないようにすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、開いた空間内に食料品等を収容するオープンショーケースに関するものであり、特に移動式のオープンショーケースに関するものである。
従来、この種のオープンショーケースとしては、上面が開口したケース本体(本願発明の断熱容器に該当する)と冷却器(本願発明の冷凍装置に該当する)と送風機(本願発明のファンに該当する)とを有し、冷気吹出口(本願発明の吹出口に該当する)と冷気吸込口(本願発明の吸入口に該当する)との間に冷気のエアカーテンを形成して、前記ケース本体内の商品収納部を保冷する平型オープンショーケースが知られている(例えば、特許文献1参照。)。そして、これらのオープンショーケースでは、前記冷却器で冷却された空気を前記送風機によって前記冷気吹出口から吹き出し、前記冷気吸込口から吸い込んで前記冷却器に戻す循環気流が形成される。また、前記冷気吹出口と冷気吸込口との間に冷気のエアカーテンが形成されることで、このエアカーテンの内側に温かい外気が流入することを抑制してエアカーテンの内側を冷却することができる。
特開2001−082857号公報
しかしながら、このようなオープンショーケースにおいては、一般的に、冷却器として比較的大型で消費電力が大きいコンプレッサ式の冷凍機が用いられるため、オープンショーケース全体が大型化してしまうばかりでなく、冷凍機の駆動に商用電源等の交流電源が必要となるので、使用できる場所が制限されるという問題があった。また、このようなオープンショーケースでは、エアカーテンを形成するために、前記ケース本体の複数の壁に前記冷気吹出口及び冷気吸込口を形成し、これらを接続する経路を前記ケース本体内に設けなければならないので、構造が複雑であるばかりでなく、小型化が難しいという問題もあった。このため、これらのオープンショーケースは、定置式として用いられるのが一般的である。
一方、スーパーマーケットの店内等では試食販売が行われることがある。このような試食販売は常時行われるものではないので、設置面積や電源確保の問題から、大がかりな定置式のオープンショーケースを用いることが難しく、適当な大きさのクーラーボックス等に商品を収容することになる。しかしながら、クーラーボックスでは内部が見難いばかりでなく、蓋体を開けて商品を取り出さなければならず、このような用途には不向きであるので、小型のオープンショーケースが望まれていた。
本発明は以上の問題点を解決し、小型軽量で且つ低消費電力で作動させることが可能な可搬型のオープンショーケースを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のオープンショーケースは、上方が開放した断熱容器と、この断熱容器に取り付けられた冷却ユニットとを有し、この冷却ユニットが、前記断熱容器内の開空間と連通する吸入口及び吹出口を有する冷却室と、この冷却室に吸熱部が熱的に露出した冷凍装置と、前記冷却室と断熱容器内の開空間との間で循環気流を形成するためのファンとを有するオープンショーケースにおいて、前記冷凍装置がスターリング冷凍機であることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載のオープンショーケースは、請求項1において、前記吹出口が前記断熱容器内の開空間の側上部に位置すると共に、前記吹出口の上方に、この吹出口から対向する側壁に向けて吹き出される気流をやや下方に方向付ける導流部材が設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載のオープンショーケースは、請求項1において、前記吹出口が前記断熱容器内の開空間の側上部に位置すると共に、前記吹出口に、この吹出口から対向する側壁に向けて吹き出される気流をやや下方に方向付ける導流部材が設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載のオープンショーケースは、請求項2乃至3において、前記断熱容器内に、この断熱容器の内面から離間して収容部材を設けたことを特徴とするものである。
更に、本発明の請求項5に記載のオープンショーケースは、請求項2乃至4において、前記開空間を、前記断熱容器と前記冷却ユニットの外殻体の仕切壁とで区画し、この仕切壁の上部に前記吹出口を形成すると共に、前記仕切壁の下部で且つ前記吹出口の下方に前記吸入口を形成したことを特徴とするものである。
本発明の請求項1に記載のオープンショーケースは、以上のように構成することにより、スターリング冷凍機を用いた冷却ユニットによって冷却された空気を、前記ファンによって、前記冷却室から前記吹出口を経て前記断熱容器の開空間に吹出し、前記断熱容器の開空間から前記吸入口を経て前記冷却室に吸入するように循環させることで、前記断熱容器の開空間内を冷却することができる。そして、前述したように、前記冷却ユニットに比較的小型で且つ消費電力が小さいスターリング冷凍機を用いていることで、オープンショーケースを小型化することができるばかりでなく、電源として二次電池等を選択することができるようになることで、使用場所が制限されないようにすることができる。
また、本発明の請求項2に記載のオープンショーケースは、以上のように構成することにより、前記導流部材によって、前記断熱容器内の開空間の側上部に位置する前記吹出口から対向する側壁に向けて吹出される気流が少なくとも上方に逃げないようにすることができるので、エアカーテンを形成して開空間内への温かい外気の流入を抑制することができる。
また、本発明の請求項3に記載のオープンショーケースは、以上のように構成することにより、前記導流部材によって、前記断熱容器内の開空間の側上部に位置する前記吹出口から対向する側壁に向けて吹出される気流が少なくとも上方に逃げないようにすることができるので、エアカーテンを形成して開空間内への温かい外気の流入を抑制することができる。
また、本発明の請求項4に記載のオープンショーケースは、以上のように構成することにより、前記吹出口から対向する側壁に向けて吹出された気流が前記対向する側壁に衝突した後、前記断熱容器の内面と収容部材の間の空間を通って前記吸入口に流れるので、前記収容部材に被収容物を収容したとしても、この被収容物によって循環気流が妨げられないようにすることができる。
更に、本発明の請求項5に記載のオープンショーケースは、以上のように構成することにより、循環気流の経路を構成する前記冷却室、吹出口及び吸入口が冷却ユニットのみに形成されていることで、前記吹出口から対向する側壁に向けて吹出され、この側壁に沿って前記開空間の下部に下降した後、前記吸入口から前記冷却室に吸入されるように流れる循環気流によってエアカーテンを形成することができるので、断熱容器自体に気流の経路を形成する必要がなく、断熱容器自体、ひいてはオープンショーケース全体を単純に且つ比較的小型に構成することができる。
以下、本発明の第一の実施形態について、図1乃至図3に基づいて説明する。1は可搬型のオープンショーケースである。このオープンショーケース1は、上部に開口部2Aを有すると共に、左側面に図示しない切欠部を有するする断熱容器2と、この断熱容器の切欠部に取り付けられる冷却ユニット3とで構成されている。そして、前記断熱容器2は、発泡合成樹脂や真空断熱材等から成る断熱材4の表面を熱反射フィルム5で被覆することで構成されている。また、前記断熱容器2内には、この断熱容器2の内面2Bから離間するように、収容部材としての籠Bが収容されており、この籠Bに被収容物が収容可能に構成されていると共に、前記断熱容器2の内面2Bと籠Bの間の空間Sを、後述する循環気流Cが通過可能に構成されている。
前記冷却ユニット3は、合成樹脂等から成る外側外殻体6及び内側外殻体7と、これらの外殻体6,7内に設けられる断熱壁8とを有して構成されている。なお、この断熱壁8は、発泡合成樹脂や真空断熱材等から構成されている。そして、前記冷却ユニット3は、この冷却ユニット3の外部と連通する機械室9と、前記断熱容器2内と連通する冷却室10とに区画されている。そして、前記冷却室10における前記外側外殻体6の内側及び前記冷却室10と機械室9の境界に、前記断熱壁8が設けられている。更に、この断熱壁8には、後述するスターリング冷凍機19の吸熱部19Cを挿通するための貫通孔11が形成されている。そして、前記外側外殻体6には、前記機械室9と外部とを連通させる吸気口12及び排気口13が形成されている。また、前記内側外殻体7には、前記冷却室10と断熱容器2内とを連通させる吸入口14及び吹出口15が形成されている。なお、前記内側外殻体7は、前記冷却ユニット3を前記断熱容器2の切欠部に取り付けることで、前記断熱容器2と共に前記開空間を区画する仕切壁7Aを有しており、この仕切壁7Aの下部に前記吸入口14が、前記仕切壁7Aの上部に前記吹出口15が形成されている。そして、前記吹出口15には、気流を略水平方向に吹出させるように、略水平のフラップ15Aが形成されていると共に、前記吹出口15の上方には、略水平方向に吹出された気流をやや下方に方向付けるための導流部材16が設けられている。
前記機械室9には、冷凍機ユニット17が収容されている。この冷凍機ユニット17は、略筒状のケーシング18と、このケーシング18内に略同軸状に収容されているスターリング冷凍機19と、排熱ファン20とを有して構成されている。前記ケーシング18は、その両端が開口しており、その一端側の開口から前記スターリング冷凍機19の筒状部19Aが突出すると共に、前記スターリング冷凍機19の筒状部19A基端側の排熱部19Bに伝熱的に設けられた排熱フィン21が前記一端側の開口に位置するように、前記スターリング冷凍機19が前記ケーシング18内に配置されている。そして、前記排熱フィン21の外周部と前記ケーシング18の一端側開口の内面との隙間には、これらの隙間を封止するための封止部材22が設けられている。また、前記スターリング冷凍機19の筒状部19A先端側の吸熱部19C近傍には伝熱ブロック23が伝熱的に取り付けられており、前記吸熱部及び伝熱ブロック23が、前記貫通孔11から前記冷却室10に露出している。また、前記筒状部19Aにおける吸熱部19Cから中間部19Dにかけて、前記筒状部19Aと貫通孔11の隙間を塞ぐと共に、外気の持つ熱が前記中間部19Dから吸熱部19Cに移動しないように、断熱封止部材24が設けられている。更に、前記ケーシング18の他端側の開口には、前記排熱ファン20が取り付けられている。そして、前記他端側開口は、前記吹出口13に臨んで設けられている。
前記貫通孔11から前記冷却室10に露出した前記スターリング冷凍機19の吸熱部19Cに取り付けられた伝熱ブロック23には、ヒートシンク25が伝熱的に取り付けられている。このヒートシンク25は、アルミニウムや銅等、熱伝導性の良好な金属によって構成されていると共に、複数のフィン25Aが一体的に形成されている。そして、前記ヒートシンク25と対向して、冷却ファン26が設けられている。なお、この冷却ファン26は、前記ヒートシンク25に対して気流を吹き付けるように構成されている。更に、前記ヒートシンク25の基部25Bには、前記ヒートシンク25の温度を検知する温度センサ27が設けられている。そして、前記冷却ファン26を回転させることで、前記吸気口14から前記冷却ファン26及びヒートシンク25を通過し、前記機械室9の側方を通って前記排気口15に至る風路28が構成される。なお、29はスイッチである。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず使用者は、前記オープンショーケース1を、図示しない商用交流電源又は自動車用バッテリー等の直流電源に接続した後、前記スイッチ29を操作することで、前記冷却ユニット3のスターリング冷凍機19と排熱ファン20と冷却ファン26が作動する。なお、前記冷却ユニット3を作動させるための電源として、前記冷却ユニット3内に二次電池等を収容してもよい。このようにして前記スターリング冷凍機19が作動すると、前記排熱部19Bに熱が発生すると共に、前記吸熱部19Cに冷熱が発生する。また、前記排熱ファン20が作動することで、前記吸気口12から吸い込まれ、前記ケーシング18内を通って前記排気口13から排出される気流が形成される。そして、この気流は、前記ケーシング18の一端側開口を通る際に、前記排熱フィン21を通過する。このため、前記排熱部19Bで発生した熱は、前記排熱フィン21に移動した後、前記気流に奪われ、前記排気口13から冷却ユニット3外に排出される。更に、前記吸熱部19Cで発生した冷熱は、前記伝熱ブロック23を経て前記ヒートシンク25に至る。そして、前記冷却ファン26が作動していることで、前記断熱容器2内から前記吸入口14を通り、前記冷却ファン26によって前記ヒートシンク25に吹き付けられ、前記風路28を通って前記吹出口15から前記断熱容器2内に戻る循環気流Cが形成される。そして、この循環気流Cは、前記冷却ファン26によって前記ヒートシンク25に吹き付けられることで、このヒートシンク25の冷熱を奪う。これによって、前記循環気流Cは冷却される。そして、前記循環気流Cが冷却されることで、前記断熱容器2の開空間も冷却される。そして、前記開空間が冷却された後、前記籠B内に図示しない被収容物を収容する。
なお、前記断熱容器2自体は、前述したように、上方に開口部2Aが形成されているので、その内部が外部と連通した開空間となっている。このため、前記断熱容器2の開空間には温かい外気が流入する虞がある。しかしながら、前記吹出口15から吹出された循環気流Cは、吹出直後には対向する側壁2Cに向かってほぼ水平に吹出されているものの、前記導流部材16によって方向付けられることで、側壁2Cに向かってやや下向きに流れることになる。このため、側壁2Cに向かって吹出された循環気流Cは、側壁2Cに衝突するまで流れることで、エアカーテンAが形成され、このエアカーテンAによって、前記開口部2Aから断熱容器2外の温かい外気が流入することを抑制することができるばかりでなく、前記循環気流Cが側壁2Cに衝突した後、下方に流れることになるので、循環気流Cが前記開口部2Aから前記断熱容器2外に殆ど流出せず、従って、前記断熱容器2外に流出した循環気流Cを補うように前記断熱容器2外から温かい外気が流入することも抑制することができるので、上方に前記開口部2Aを有する開空間であるにも拘わらず、前記断熱容器2内を良好に冷却することができる。そして、前記仕切壁7Aの下部に吸入口14が形成されると共に、前記仕切壁7Aの上部に吹出口15が形成されていることで、前記吹出口15から吹出された循環気流Cが側壁2Cに衝突して下降し、前記吸入口14から前記冷却室10に吸入されるように構成されているので、前記断熱容器2自体に循環気流Cの経路を形成する必要がなく、前記断熱容器2自体、ひいては前記オープンショーケース1全体を単純に且つ比較的小型に構成することができる。また、前記吸入口14及び吹出口15が、共に前記冷却ユニット3の仕切壁7Aに設けられていることで、前記冷却ユニット3自体の構造も単純に且つ比較的小型に構成することができる。更に、被収容物が前記断熱容器2の開空間内において前記籠B内に収容されていると共に、前記籠Bと前記断熱容器2の内面2Bとの間に空間Sが形成され、この空間Sを前記循環気流Cが通過することで、前記循環気流Cが被収容物によって妨げられることなく確実に循環し、これによって、前記断熱容器2内の開空間を良好に冷却することができる。なお、前記オープンショーケース1は、冷却開始時において、図示しない蓋体によって前記開口部2Aを覆った状態で冷却を行ってもよい。
以上のように本発明は、開口部2Aを有する断熱容器2と、この断熱容器2に取り付けられた冷却ユニット3からオープンショーケース1を構成し、前記冷却ユニット3が、冷凍装置としての比較的小型で且つ消費電力が小さいスターリング冷凍機19を内蔵し、このスターリング冷凍機19の吸熱部19Cをヒートシンク25を介して前記冷却ユニット3内の冷却室10に熱的に露出させ、吸入口14及び吹出口15を介して前記冷却室10と前記断熱容器2内の開空間を連通させ、前記冷却室10と開空間との間で循環気流Cを形成するファン26を設けることで、前記オープンショーケース1を小型化することができるばかりでなく、電源として二次電池等を選択することができるようになることで、使用場所が制限されないようにすることができるものである。
また本発明は、前記吹出口15を前記開空間の側上部に設けると共に、前記吹出口15の上方に、この吹出口15から対向する側壁2Cに向けて吹出される循環気流Cをやや下方に方向付ける導流部材16を設けたことで、この導流部材16によって、前記吹出口15から前記側壁2Cに向けて吹出される循環気流Cが少なくとも上方に逃げないようにすることができるので、エアカーテンAを形成して開空間内への温かい外気の流入を抑制することができるものである。
また本発明は、前記断熱容器2内に、この断熱容器2の内面2Bから離間して収容部材としての籠Bを設けたことで、前記吹出口15から対向する側壁2Cに向けて吹出された循環気流Cが前記側壁2Cに衝突した後、前記断熱容器2の内面2Bと籠Bの間の空間Sを通って前記吸入口14に流れるので、前記籠Bに被収容物を収容したとしても、この被収容物によって循環気流Cが妨げられないようにすることができるものである。
更に本発明は、前記断熱容器2と前記冷却ユニット3の内側外殻体7の仕切壁7Aによって、前記開空間を区画し、この仕切壁7Aの上部に前記吹出口15を形成すると共に、前記仕切壁7Aの下部で且つ前記吹出口15の下方に前記吸入口14を形成したことで、循環気流Cの経路を構成する前記冷却室10、吹出口15及び吸入口14が前記冷却ユニット3のみに形成されていることで、前記吹出口15から前記側壁2Cに向けて吹出され、この側壁2Cに沿って前記開空間の下部に下降した後、前記吸入口14から前記冷却室10に吸入されるように流れる循環気流CによってエアカーテンAを形成することができるので、前記断熱容器2自体に気流の経路を形成する必要がなく、前記断熱容器2自体を単純に且つ比較的小型に構成することができるばかりでなく、前記吸入口14及び吹出口15が、共に前記冷却ユニット3の仕切壁7Aに設けられていることで、前記冷却ユニット3自体の構造も単純に且つ比較的小型に構成することができるので、前記オープンショーケース1全体も単純に且つ比較的小型に構成することができる。
次に、本発明の第二の実施形態について、図4に基づいて説明する。なお、前記第一の実施形態と共通する部分については共通の符号を付し、その説明を省略する。31は可搬型のオープンショーケースである。このオープンショーケース31は、上部に開口部2Aを有すると共に、左側面に図示しない切欠部を有するする断熱容器2と、この断熱容器の切欠部に取り付けられる冷却ユニット32とで構成されている。
前記冷却ユニット32は、合成樹脂等から成る外側外殻体6及び内側外殻体33と、これらの外殻体6,33内に設けられる断熱壁8とを有して構成されている。そして、前記冷却ユニット32は、この冷却ユニット32の外部と連通する機械室9と、前記断熱容器2内と連通する冷却室10とに区画されている。また、前記内側外殻体33には、前記冷却室10と断熱容器2内とを連通させる吸入口34及び吹出口35が形成されている。なお、前記内側外殻体33は、前記冷却ユニット32を前記断熱容器2の切欠部に取り付けることで、前記断熱容器2と共に前記開空間を区画する仕切壁33Aを有しており、この仕切壁33Aの下部に前記吸入口34が、前記仕切壁33Aの上部に前記吹出口35が形成されている。そして、前記吹出口35には、循環気流Cを対向する側壁2Cに向かってやや下向きに吹出させるように、やや下向きの導流部材としてのフラップ35Aが設けられている。
なお、本実施形態の作用については、循環気流Cを方向付けるための導流部材としてのフラップ35Aが前記吹出口15に設けられている以外は前記第一の実施形態と共通するので、説明を省略する。
以上のように本発明は、前記吹出口35を前記開空間の側上部に設けると共に、前記吹出口35に、この吹出口35から対向する側壁2Cに向けて吹出される循環気流Cをやや下方に方向付ける導流部材としてのフラップ35Aを設けたことで、このフラップ35Aによって、前記吹出口35から前記側壁2Cに向けて吹出される循環気流Cが少なくとも上方に逃げないようにすることができるので、エアカーテンAを形成して開空間内への温かい外気の流入を抑制することができるものである。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施形態では、前記仕切壁は一体に形成された内側外殻体の一部であるが、要は前記開空間を区画する一つの面のうちの少なくとも一部を前記仕切壁で形成すればよいので、複数の部材によって前記仕切壁を形成するようにしてもよい。また、上記実施形態では、収容部材として籠を用いたが、熱伝導性の良好な材質からなる器を用いてもよい。
本発明の第一の実施形態を示すオープンショーケースの正面図である。 同上、左側面図である。 同上、X−X断面図である。 本発明の第二の実施形態を示すオープンショーケースのX−X断面図である。
符号の説明
1,31 オープンショーケース
2 断熱容器
2A 開口部
2B 内面
2C 対向する側壁
3,32 冷却ユニット
7,33 内側外殻体
7A,33A 仕切壁
10 冷却室
14,34 吸入口
15,35 吹出口
16 導流部材
19 スターリング冷凍機
19C 吸熱部
26 冷却ファン
35A フラップ(導流部材)
B 籠(収容部材)
C 循環気流

Claims (5)

  1. 上方が開放した断熱容器と、この断熱容器に取り付けられた冷却ユニットとを有し、この冷却ユニットが、前記断熱容器内の開空間と連通する吸入口及び吹出口を有する冷却室と、この冷却室に吸熱部が熱的に露出した冷凍装置と、前記冷却室と断熱容器内の開空間との間で循環気流を形成するためのファンとを有するオープンショーケースにおいて、前記冷凍装置がスターリング冷凍機であることを特徴とするオープンショーケース。
  2. 前記吹出口が前記断熱容器内の開空間の側上部に位置すると共に、前記吹出口の上方に、この吹出口から対向する側壁に向けて吹き出される気流をやや下方に方向付ける導流部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載のオープンショーケース。
  3. 前記吹出口が前記断熱容器内の開空間の側上部に位置すると共に、前記吹出口に、この吹出口から対向する側壁に向けて吹き出される気流をやや下方に方向付ける導流部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載のオープンショーケース。
  4. 前記断熱容器内に、この断熱容器の内面から離間して収容部材を設けたことを特徴とする請求項2乃至3記載のオープンショーケース。
  5. 前記開空間を、前記断熱容器と前記冷却ユニットの外殻体の仕切壁とで区画し、この仕切壁の上部に前記吹出口を形成すると共に、前記仕切壁の下部で且つ前記吹出口の下方に前記吸入口を形成したことを特徴とする請求項2乃至4記載のオープンショーケース。
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