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JP2007051959A - 半導体試験装置 - Google Patents

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JP2007051959A
JP2007051959A JP2005238074A JP2005238074A JP2007051959A JP 2007051959 A JP2007051959 A JP 2007051959A JP 2005238074 A JP2005238074 A JP 2005238074A JP 2005238074 A JP2005238074 A JP 2005238074A JP 2007051959 A JP2007051959 A JP 2007051959A
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JP
Japan
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semiconductor
temperature
test apparatus
test
self
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JP2005238074A
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English (en)
Inventor
Akira Oishi
明 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

【課題】 試験状態のICに発生する自己発熱を、試験装置自体で吸熱することができる半導体試験装置を実現する。
【解決手段】 自己発熱する半導体を試験する半導体試験装置において、
前記半導体の温度を測定する温度センサと、
前記温度の測定値と試験環境において許容される前記半導体の上限温度に基づいて前記半導体に吹き付ける冷却媒体の流量を制御する温度調節手段と、
を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自己発熱する半導体を試験する半導体試験装置に関する。本発明の対象となる半導体試験装置は、完成品の電気的特性試験を行なうICハンドラ、半導体製造工程でのウェーハの電気的特性試験を行なうウェーハ・プローバ等に適用される。
図3は、ICハンドラに適用された従来の半導体試験装置の一例を示す機能ブロック図である。1は所定の試験温度環境を提供するチャンバーである。2はチャンバー底部に形成されるテスト・ボード(図示せず)上に配置されたソケット、3は、このソケットに装着される試験対象となる半導体集積回路(以下、IC)である。
IC3は、ハンドラ4に形成されたコンタクト・ヘッド41に吸引固定されて所定のストック場所から搬送され、ソケット2に装着される。42は、ハンドラ4及びコンタクト・ヘッド41内に形成された吸引管であり、真空吸引装置(図示せず)に導かれており、搬送中のIC3をコンタクト・ヘッド41に吸引固定する。
5はテスターであり、適当なコネクタ51,52を介してソケット2に電気的に接続され、ソケット2に装着されたIC3の電気的特性試験を実行する。その後、コンタクト・ヘッド41によりIC3がソケット2より取り除かれる。取り除かれたICは、ハンドラ4によってテスト結果に従った分類(良品/不良品)が実施される。以下、このサイクルを繰返して、ICの特性試験が順次実施される。
ICの電気的特性試験を実行する環境は、常温(25℃)環境のほか、高温環境(例:70℃)内で実施する場合も一般的であり、高温環境で試験を実施すると、特性不良近傍のICをスクリーニングすることができる。チャンバー1はこのような高温環境を提供するための空間である。6は温度センサであり、チャンバー1内の温度を検出し測定値PVを温度調節手段7に入力する。
温度調節手段7は、測定値PVと設定値SVとの偏差に基づく操作信号MVをヒータエアブロー8に出力し、チャンバー1内に吹き込むヒートエアHの流量を制御し、チャンバー1内の温度を設定値SVに調節する。
特許文献1には、半導体素子を温度制御しながら特性検査する半導体検査装置が記載されている。
特開2003−4799号公報
このような構成の半導体試験装置では、次のような問題点があった。
ICの機能性能向上に伴う端子数増加は、消費電流を増加させている。例えば、ペンティアム(登録商標)に代表される高速・高性能ICでは、動作時に大量の熱を発生するため、通常の使用時にはクーラの設置が必須となっている。
この様なICの特性試験をクーラの設置なしで実施する場合、ICの自己発熱を何らかの手段で吸熱しないとICが熱暴走して破壊する危険があり、正常な動作状態での試験ができない。しかしながら、従来の半導体試験装置では、こうしたICの自己発熱を吸熱する手段・機能を有していないため、正しい特性試験を行なうことが困難であった。
従って本発明が解決しようとする課題は、試験状態のICに発生する自己発熱を、試験装置自体で吸熱することができる半導体試験装置を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明の構成は次の通りである。
(1)自己発熱する半導体を試験する半導体試験装置において、
前記半導体の温度を測定する温度センサと、
前記温度の測定値と試験環境において許容される前記半導体の上限温度に基づいて前記半導体に吹き付ける冷却媒体の流量を制御する温度調節手段と、
を備えたことを特徴とする半導体試験装置。
(2)前記温度センサは、前記半導体に内蔵されるサーマル・ダイオードであることを特徴とする(1)に記載の半導体試験装置。
(3)前記半導体は、前記冷却媒体が吹き付けられるサーマル・フィンに接触されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載の半導体試験装置。
(4)前記冷却媒体は、流体であることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の半導体試験装置。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば、試験状態のICに発生する自己発熱を、試験装置自体で吸熱することができる半導体試験装置を実現できるので、常温環境及び所定温度の高温環境下で、自己発熱により熱暴走するおそれのあるICを通常のICと同一の試験環境下で安全に試験をすることが可能となる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。図1は本発明を適用した半導体試験装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。図3で説明した従来装置と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。以下、本発明の特徴部につき説明する。
図1において、100は熱伝導率の高い金属(AL6063,Cu,Ag等)で構成されたサーマル・フィンであり、コンタクト・ヘッド41の底面より延長して形成されている。検査状態において、このサーマル・フィンの底面100aは、検査対象のIC3の上面に密着して接触し、IC3で発生する自己発熱を効率よくコンタクト・ヘッド41に伝達する。
このように、コンタクト・ヘッド41に延長してサーマル・フィン100を形成した構成では、吸引管41はコンタクト・ヘッド41の底面よりサーマル・フィン100の底面100aまで延長され、搬送時に検査対象ICを吸引固定する。
101は筒状の送風手段であり、サーマル・フィン100の上方に、コンタクト・ヘッド41及びハンドラ4の内部を貫通して形成されている。この送風手段の頂部は、チャンバー1の頂部を貫通して外部に延長され、冷却用のエアーAの導入孔101aが形成されている。冷却用のエアーAは、検査環境にインフラとしてあるエアーコンプレッサー手段等より容易に供給が可能である。
102は、チャンバー1内において送風手段101の途中に設けられた電磁弁であり、この電磁弁の開閉操作によりエアーAのコンタクト・ヘッド41への吹きつけ流量が制御される。
103は、IC3が標準機能として内臓しているサーマル・ダイオードである。このサーマル・ダイオードによるIC3の内部温度の測定値PVtは、ソケット2に接続される適当なコネクタ(図示せず)、又はテスター5のコネクタ51,52を介して温度調節手段104に入力される。IC3が標準機能としてサーマル・ダイオード内臓していない場合には、表面温度センサを用いることができる。
IC3の内部温度の測定に、内蔵のサーマル・ダイオード103を使用する場合は、予め校正するVF温度曲線での補正、或いは異なる定電流を印加した際の電圧差を用いた換算式での温度算出を行なう。
温度調節手段104は、温度の測定値PVtと試験環境において許容される検査対象ICの上限温度に関する温度設定条件(例えば90℃±10℃)Pに基づいて操作信号MVtを出力して電磁弁102を開閉制御し、冷却媒体であるエアAの流量を制御する。
温度調節手段104は、IC3の内部温度が一定以上の温度になると電磁弁102の開放を行い、エアーAをコンタクト・ヘッド41へ吹きつけ、サーマル・フィン100を介してIC3の温度を低下させる。又、IC3の温度が一定以下になった場合には、電磁弁102を閉じエアーAの吹き付けを停止し、自己発熱中のIC3の上限温度が安全範囲に維持されるように調節する。
エアーAの送風の開始/停止に関する温度設定条件は、ICの種類で個別に設定が可能とし、試験開始前に作業者が予め登録される品種条件より選択を行い、ICの種類に関わらず最適な温度制御を実施する。
図2は、本発明を適用した試験環境でICを擬似的に定周期で発熱させた場合の温度計測結果を記録した特性図である。特性曲線C1は、ICの内部温度変化、特性曲線C2は、ICの表面温度変化を示している。この試験環境では、チャンバー1内は、高温環境70℃に管理されている。
時刻t1より試験がスタートし、時刻t2近傍までは自己発熱の少ない試験のために発熱量も小さく、内部温度も70℃よりゆっくりと上昇して80℃程度を維持する。時刻t2より自己発熱を伴なう試験がスタートすると、内部温度が急激に上昇し始める。
ICの内部温度が85℃以上になると、コンタクト・ヘッド41を介してサーマル・フィン100へのエアーAの吹き付けを開始(エアーブローオン)している。ICの自己発熱が開始すると、ICの温度が上昇する。発熱量が更に増大するとIC温度も関連して上昇するが、エアーの吹き付けにより、温度上昇は100℃近傍まで上昇後に下降していることが判る。
時刻t3で試験が終了すると、内部温度は70℃以下に急激に低下する。時刻t3経過後の適当な時刻で電磁弁102を閉じて送風を停止する。C2で示す表面温度は、時刻t2までは65℃を維持し、時刻t2以降はエアーAの吹き付けにより低下し、時刻t3では40℃
近傍まで下がる。
以上説明した実施形態では、ICから自己発熱する熱を吸収する手段として、送風手段によりサーマル・フィンを介してエアーの吹き付け制御する構成を示したが、サーマル・フィン上に設置する循環冷却水の流量制御でも同等の効果が期待することができる。
以上説明した実施形態では、本発明をICハンドラに適用した半導体試験装置の構成を示したが、半導体製造の電気的特性試験工程でウェーハを測定するための搬送装置(ウェーハ・プローバ)においても、同一原理で本発明を適用することが可能である。
本発明を適用した半導体試験装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。 本発明を適用した試験環境でICを擬似的に定周期で発熱させた場合の温度計測結果を記録した特性図である。 従来の半導体試験装置の一例を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 チャンバー
2 ソケット
3 IC
4 ハンドラ
41 コンタクト・ヘッド
42 吸引管
5 テスター
51,52 コネクタ
6 温度センサ
7 温度調節手段
8 ヒータエアブロー
100 サーマル・フィン
100a 底面
101 送風手段
101a エア導入孔
102 電磁弁
103 温度センサ
104 温度調節手段

Claims (4)

  1. 自己発熱する半導体を試験する半導体試験装置において、
    前記半導体の温度を測定する温度センサと、
    前記温度の測定値と試験環境において許容される前記半導体の上限温度に基づいて前記半導体に吹き付ける冷却媒体の流量を制御する温度調節手段と、
    を備えたことを特徴とする半導体試験装置。
  2. 前記温度センサは、前記半導体に内蔵されるサーマル・ダイオードであることを特徴とする請求項1に記載の半導体試験装置。
  3. 前記半導体は、前記冷却媒体が吹き付けられるサーマル・フィンに接触されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体試験装置。
  4. 前記冷却媒体は、流体であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体試験装置。
JP2005238074A 2005-08-19 2005-08-19 半導体試験装置 Pending JP2007051959A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031686A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. 物理量センサの検査装置

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