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JP2007031344A - 光学活性β−アミノアルコール化合物の製法及び触媒 - Google Patents

光学活性β−アミノアルコール化合物の製法及び触媒 Download PDF

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JP2007031344A
JP2007031344A JP2005217154A JP2005217154A JP2007031344A JP 2007031344 A JP2007031344 A JP 2007031344A JP 2005217154 A JP2005217154 A JP 2005217154A JP 2005217154 A JP2005217154 A JP 2005217154A JP 2007031344 A JP2007031344 A JP 2007031344A
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hydrocarbon group
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修 小林
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敬 眞鍋
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Abstract

【課題】 アミンによるエポキシドの開環反応において、高収率かつ高立体選択的に光学活性β−アミノアルコール化合物を製造する方法及びそのための触媒の提供をする。
【解決手段】 キラルビピリジン配位子とスカンジウムトリスドデシルスルフェート[Sc(DS)3]等とを混合させてなる触媒を用いることにより、エポキシドと1級又は2級アミン化合物との反応において光学活性β−アミノアルコール化合物が高い不斉選択性で得られる。
【選択図】 なし

Description

この発明は、光学活性β−アミノアルコール化合物を製造する方法に関し、より詳細には、水溶液中でエポキシドをアミンにより不斉開環反応させて光学活性β−アミノアルコール化合物を製造する方法及びそのための触媒に関する。
光学活性なβ−アミノアルコール化合物は、天然物や生物活性物質の構成成分などに広く見出されており、それらの合成中間体や不斉合成反応の配位子などとして重要な化合物である。従来、光学活性β−アミノアルコール化合物の合成法としては、α−アミノ酸など入手が容易な光学活性化合物からの誘導化法やラセミ体の光学分割法が用いられてきた。また近年、不斉合成法の進歩に伴いエポキシドの触媒的不斉開環反応が注目されている(非特許文献1〜6)。
一方、化学工業の分野では環境負荷の低減が重要課題となっており、従来実施されてきた有機溶媒中での反応を、環境に優しい水系反応で代替する試みが活発に検討されている。しかしながら、水系溶媒中でエポキシドのアミンによる開環反応を用いたβ−アミノアルコールの合成例はラセミ体の合成では知られているものの(非特許文献7〜9)、触媒的不斉合成の例はない。
近年、本発明者らは、スカンジウムトリスドデシルスルフェート[Sc(DS)3]をルイス酸−界面活性剤一体型触媒として用いることにより、水溶液中でのルイス酸触媒反応において反応の加速効果や水に不安定な基質の安定化効果を見出している(非特許文献10)。また本発明者らはスカンジウムトリフラート[Sc(OTf)3]とキラルビピリジンから調整される不斉触媒を用いて、ケイ素エノラートとホルムアルデヒドによる不斉ヒドロキシメチル化反応を水系溶媒中で高収率かつ高エナンチオ選択的に実現した(非特許文献11)。一方、最近シュナイダーらはスカンジウムトリフラート[Sc(OTf)3]とキラルビピリジンから調整される不斉触媒を用いたエポキシドの不斉開環反応によるエナンチオ選択的なβ−アミノアルコールの合成を報告しているが、ここでは塩化メチレンが溶媒として用いられている(非特許文献12)。
Tetrahedron; Asymmetry 1998, 9, 1747. J. Org. Chem. 1999, 64, 4962. Tetrahedron 2002, 58, 75. Org. Lett. 2005, 7, 1023. Org. Lett. 2004, 6, 2173. Eur. J. Org. Chem. 2001, 4149. Org. Biomol. Chem. 2003, 1, 724. J. Org. Chem. 2003, 68, 726. Tetrahedron Lett. 2004, 45, 49. J. Am. Chem. Soc. 2000, 122, 7202. J. Am. Chem. Soc. 2004, 126, 12236. Angew. Chem. Int. Ed. 2004, 43, 5691.
本発明は、水溶液中でアミンによるエポキシドの開環反応において、広い基質一般性を有し、高収率かつ高立体選択的に光学活性β−アミノアルコール化合物を製造する方法及びそのための触媒の提供を目的とする。
本発明者らは、ルイス酸と光学活性なビピリジン化合物とから成る不斉触媒として、一定以上の炭素数の疎水鎖を持つ有機スルホン酸又はスルホン酸モノエステルと金属とから成るルイス酸を用いることにより、水溶液中のエポキシドとアミンとの不斉開環反応が高収率かつ高立体選択的に進行することを見出し、光学活性β−アミノアルコール化合物の新規な製法を完成するに至った。
即ち、本発明は、水溶液中又は水と有機溶媒との混合溶媒中で下式(化1)
Figure 2007031344
(式中、Rは、炭素数が3以上のアルキル基又はアリール基を表し、Rは、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基若しくはアルコキシ基を表し、Xは、−OH、−SH、又は−NHR(式中、Rは水素原子又はアルキル基を表す。)を表す。)で表される配位子又はその対称体とM(OSO又はM(OSO(式中、MはSc、Y又はランタノイド元素を表し、Rは炭素数が6以上の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基又はパーフルオロアルキル基を表す。)で表されるルイス酸とを混合させて得られる触媒の存在下で、下式(式2)
Figure 2007031344
(式中、R及びRは、それぞれ同じであっても異なってもよく、水素原子、又は置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基、芳香脂族炭化水素基若しくは複素環基を表し、但し、R及びRの少なくとも一方は水素原子ではない。)で表されるエポキシドと、RNH(式中、R及びRは、それぞれ同じであっても異なってもよく、水素原子、置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基、芳香脂族炭化水素基又は複素環基を表し、但し、R及びRの少なくとも一方は水素原子ではない。)で表される1級又は2級アミン化合物とを反応させることから成る光学活性β−アミノアルコール化合物の製法である。
本発明で用いる触媒は、下記構造
Figure 2007031344
の配位子とM(OSO又はM(OSOで表されるルイス酸とを混合させて得られる。
は、アルキル基又はアリール基を表す。このアルキル基は嵩高いこと、具体的には炭素数が3以上であることを要する。このアリール基はメトキシ基やハロゲン原子等の置換基を有していてもよい。
は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基若しくはアルコキシ基、好ましくは水素原子を表す。
Xは−OH、−SH、又は−NHRを、好ましくは−OHを表す。Rは水素原子又はアルキル基、好ましくは水素原子を表し、アルキル基の炭素数は好ましくは1〜3である。
一般式M(OSO又はM(OSOで表されるルイス酸において、金属MはSc(3価)、Y(3価)又はランタノイド元素(57La〜71Lu)(3価)、好ましくはScを表す。
は、炭素数が6以上、好ましくは6〜20の、脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基又はパーフルオロアルキル基を表し、より好ましくは炭素数が6〜20のアルキル基又はアルキルアリール基を表す。即ち、有機スルホン酸(−OSO)としてアルカンスルホン酸基やアルキルアレーンスルホン酸基が好ましく、例えば、ドデカンスルホン酸基、オクチルベンゼンスルホン酸基又はドデシルベンゼンスルホン酸基などが挙げられる。スルホン酸モノエステル(−OSO)としては、スルホン酸モノアルキルエステルが好ましく、例えば、スルホン酸ドデシルエステルが挙げられる。Rの炭素数が短い場合は、塩化メチレンなどの有機溶媒中では比較的良好な収率と立体選択性で目的とするβ−アミノアルコール化合物を与えるが(後述の比較例4参照)、水溶媒中では収率が大きく低下する(後述の比較例2参照)。
触媒調整時の金属Mと配位子とのモル比は1:1〜1:2付近が好ましく、より好ましくは1:1〜1.0:1.2である。
溶媒は、水又は水と有機溶媒との混合溶媒、好ましくは水が用いられる。水と混合する有機溶媒として、好ましくはジメトキシエタン(DME)、テトラヒドロフラン(THF)、アセトニトリル、ジオキサン、炭素数が4以下のアルコールなどが挙げられ、水と混和しない有機溶媒として、好ましくは塩化メチレン、クロロホルム、ベンゼン、エーテルなどが挙げられるが、これらの中からどの溶媒有機溶媒を用いるかは、基質に対する溶解能により適宜選択される。また、水と有機溶媒との混合比(体積)は、一般的には水が10%以上、より好ましくは50%以上である。
触媒の調整温度に制限はないが室温付近が好ましく、調整時間は通常15分間〜3時間程度である。
この配位子とM(OSO又はM(OSOで表されるルイス酸とを溶媒中で混合すると、M3+が配位子に配位し、触媒を形成する。溶媒中の濃度は0.01〜0.1mol/l程度が好ましい。
反応に用いる触媒の量は通常0.3〜5モル%程度であるが、多くの場合1モル%で良好な結果を与える。
反応温度は溶媒が水であることから通常は0℃以上であり、好ましくは室温付近である。反応温度を下げ過ぎると反応速度が低下し、上げすぎると立体選択性が低下する。反応時間は一般的には数時間〜数十時間程度である。
本発明で用いるエポキシドの構造としては、下式(化2)
Figure 2007031344
で表される一置換及び二置換のエポキシドが用いられる。
及びRは、それぞれ同じであっても異なってもよく、水素原子、置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基、芳香脂族炭化水素基又は複素環基、好ましくはアルキル基、アリール基又はアルキルアリール基を表す。但し、R及びRの少なくとも一方は水素原子ではない。またR及びRは、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、エステル基、エーテル基、チオエーテル基、アミド基等の置換基を有していてもよい。
このエポキシドは好ましくは二置換のシス体のエポキシド、より好ましくはメソ体(即ち、RとRとが同一である。)のエポキシドである。
エポキシドへの求核剤となるアミンは、下式
NH
で表される一級又は二級アミンが用いられる。
及びRは、それぞれ同じであっても異なってもよく、水素原子、置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基、芳香脂族炭化水素基又は複素環基を表し、但し、R及びRの少なくとも一方は水素原子ではない。これらのアミンの中でも特に芳香族アミンが好ましい。またR及びRは、ハロゲン原子、水酸基、ニトロ基、シアノ基、エステル基、エーテル基、チオエーテル基、アミド基等の置換基を有していてもよい。
本発明に於いては、上記触媒と基質であるエポキシド及びアミンを水溶媒中で混合することで、アミンによるエポキシドの不斉開環反応が進行し、下式(化3)で表される光学活性なβ−アミノアルコール化合物が高収率かつ高立体選択的に生成する。
Figure 2007031344
(式中、R〜Rは上記と同様を表す。)

以下、実施例にて本発明を例証するが本発明を限定することを意図するものではない。
本実施例で用いたエポキシド(表1)は、既報(Tetrahedron, 1997, 53, 13727)に従って、対応するシスアルケンをメタクロロ過安息香酸で酸化して合成した。エポキシドの開環反応の溶媒としてイオン交換水を使用し、アルゴン雰囲気下で実施した。1H NMR 及び 13C NMR はJEOL JNM-LA400 (400 MHz)を、赤外吸収スペクトルは JASCO FT/IR-610 を、旋光度は JASCO P-1010 を、質量分析には Bruker Daltonics BioTOF II を用いて測定した。光学純度はキラルカラムを用いたHPLC(Shimadzu VP-series)により決定した。
まず、キラルビピリジン配位子(化4(4))を、既報(Ishikawa, S.; Hamada, T.; Manabe, K.; Kobayashi, S. Synlett, 2005, in press.)に従って合成した。合成経路を下式(化4)に示す。
Figure 2007031344
2,6-ジブロムピリジン(1)をエーテル中でn-ブチルリチウムで処理した後、ピバロニトリルによりアシル化して化合物(2)を得た。化合物(2)のカルボニル基をRuCl[(S,S)-Tsdpen](p-cymene)により立体選択的に還元して(S)-体のアルコール(3)を ee > 99.5 % で得た。アルコール(3)をパラジウム触媒によるホモカップリング反応を行うことにより、C2対称の2,2'-ビピリジン体(4)(S,S)(以下「キラルビピリジン配位子」という。)を得た。
上記で得たキラルビピリジン配位子(0.012 mmol)、スカンジウムトリスドデシルスルフェート[Sc(DS)3・3H2O](和光純薬工業(株)製)(0.01 mmol)、水(1.0 ml)の混合物を室温で1時間攪拌した。これにアニリン(1.0 mmol)とスチルベンオキシド(1.0 mmol)を加えて更に22時間激しく攪拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた後、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、乾燥剤を濾別した後、溶媒を減圧留去した。残渣を調整用薄層クロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル/ヘキサン)で精製し、(1S,2S)-1,2-ジフェニル-2-(フェニルアミノ)エタノールを白色結晶として得た(収率89%)。結果を表1に示す。
実施例2〜9
更に、表1に示すアミンとエポキシドを用いて実施例1と同様に反応を行った。結果を表1に示す。いずれも良好な化学収率及び不斉収率で対応するβ−アミノアルコールが得られたことがわかる。
Figure 2007031344
比較例1
キラルビピリジン配位子を加えずに実施例1と同様の反応を行った結果、対応するβ−アミノアルコールを得た(収率14%)。
比較例2
Sc(DS)に代えてSc(OTf)を用い、実施例1と同様の反応を行った結果、対応するβ−アミノアルコールを得た(収率14%、85%ee)。
比較例3
Sc(DS)に代えてSc(OTf)を用い、反応溶媒を水に代えてTHF/水(9/1)の混合溶媒を用いて実施例1と同様の反応を行った結果、対応するβ−アミノアルコールを得た(収率<5%、71%ee)。
比較例4
Sc(DS)に代えてSc(OTf)を用い、反応溶媒を水に代えて塩化メチレンを用いて実施例1と同様の反応を行った結果、対応するβ−アミノアルコールを得た(収率85%、74%ee)。
以上の結果によれば、Sc(DS)3−ビピリジン(4)を用いて水溶媒中で反応を行った場合、目的とするβ−アミノアルコールが高収率かつ高立体選択的に得られた(実施例1)。この結果は、同じ反応を有機溶媒中でSc(OTf)3を用いて行った場合(比較例4)よりも、収率、立体選択性とも優れていた。また、Sc(OTf)3を用いて水溶液中、或いは水とTHFとの混合溶媒(1:9)中で同じ反応を実施した場合、収率がさらに大きく低下した(比較例2、3)。
本触媒系におけるビピリジン配位子は、不斉誘起剤としての役割ばかりでなく収率の向上にも大きく寄与している。ビピリジン配位子を加えないで実施例1と同様の反応を行うと、収率が14%と大きく低下した(比較例1)。
実施例1〜9の生成物(アミノアルコール)の物性を以下に示す。
実施例1:
(1S,2S)-1,2-Diphenyl-2-(phenylamino)-ethanol. melting point: 100-102℃ The ee was determined by HPLC using a Daicel Chiralpak AD column (19/1 hexane/i-PrOH; flow rate 1 mL/min; τmajor = 25.5 min; τminor = 29.8 min); ee = 91%. [α]24 D = -45.2° (c = 0.520, CH2Cl2). IR (cm-1): 3404, 3060, 1490, 1453, 1337, 1201, 1105, 1060. 1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ= 2.75 (br s, 1H), 4.46 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 4.54 (br s, 1H), 4.74 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 6.48-6.50 (m, 2H), 6.59-6.6 (m, 1H), 7.0-7.04 (m, 2H), 7.12-7.23 (m, 10H). 13C NMR (100 MHz, CDCl3): δ= 64.7, 78.0, 114.1, 117.8, 126.7, 127.2, 127.4, 127.8, 128.1, 128.4, 129.0, 140.1, 140.5, 147.2. HRMS (ESI): [M+H]+ calcd. 290.1545, found 290.1537.
実施例2:
(1S,2S)-2-(N-Methyl-N-phenylamino)-1,2-diphenylethanol. The title compound was isolated as a white solid; melting point: 57-59℃. The ee was determined by HPLC using a Daicel Chiralpak AS-H column (19/1 hexane/i-PrOH; flow rate 0.8 mL/min; τminor = 18.2 min; τmajor = 24.3 min); ee = 96%. [α]23 D = +171.7°(c = 0.530, CH2Cl2). IR (cm-1): 3415, 3060, 3030, 2887, 1597, 1499, 1452, 1320, 1190, 754, 698. 1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ = 2.68 (s, 3H), 3.96 (br s, 1H), 4.87 (d, J =10.1 Hz, 1H), 5.28 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 6.88-6.92 (m, 1H), 6.96-7.01 (m, 4H), 7.11-7.29 (m, 8H), 7.38 (d, J =7.7 Hz, 2H). 13C NMR (100 MHz, CDCl3): ( = 32.7, 71.5, 73.7, 117.8, 120.3, 127.6, 127.7, 127.9, 128.2, 128.8, 129.1, 134.6, 140.6, 151.3. HRMS (ESI): [M+H]+ calcd. 304.1701, found 304.1691.
実施例3:
(1S,2S)-2-(2-Methoxyphenylamino)-1,2-diphenylethanol. The title compound was isolated as a white solid; melting point: 93-95℃. The ee was determined by HPLC using a Daicel Chiralpak AS-H column (19/1 hexane/i-PrOH; flow rate 0.8 mL/min; τmajor = 26.9 min; τminor = 33.2 min); ee = 93%. [α]24 D = -48.0° (c = 0.540, CH2Cl2). IR (cm-1): 3398, 3061, 3028, 2934, 2857, 1608, 1509, 1455, 1225, 1027, 738, 701. 1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ= 2.75 (br s, 1H), 3.80 (s, 3H), 4.46 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 4.78 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 6.36 (dd, J = 7.8 Hz, J = 1.4 Hz, 1H), 6.58-6.65 (m, 2H), 6.71 (dd, J = 7.8 Hz, J = 1.8 Hz, 1H), 7.11-7.21 (m,10H). 13C NMR (100 MHz, CDCl3): δ = 55.5, 64.9, 78.2, 109.6, 111.7, 117.1, 121.0, 126.7, 127.3, 127.7, 128.0, 128.3, 137.1, 140.2, 140.7, 147.4. HRMS (ESI): [M+H]+ calcd. 320.1651, found 320.1638.
実施例4:
(1S,2S)-2-(Naphtalen-1-ylamino)-1,2-diphenylethanol. The title compound was isolated as a white solid; melting point: 52-55℃. The ee was determined by HPLC using a Daicel Chiralpak OD column (19/1 hexane/i-PrOH; flow rate 1 mL/min; τminor = 24.9 min; τmajor = 50.3 min); ee = 91%. [α]22 D = -144.9°(c = 0.390, CH2Cl2). IR (cm-1): 3401, 3058, 3028, 2923, 1630, 1520, 1051, 831, 745, 700. 1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ = 2.72 (br s, 1H), 4.65 (d, J = 5.5 Hz, 1H ), 4.91 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 5.51 (br s, 1H), 6.26 (d, J = 6.9 Hz, 1H), 7.05-7.28 (m, 12H), 7.39-7.47 (m, 2H), 7.73 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.96 (d, J = 7.8 Hz, 1H). 13C NMR (100 MHz, CDCl3): δ= 64.4, 78.2, 106.6, 117.6, 120.0, 123.9, 124.8, 125.6, 126.4, 126.5, 127.2, 127.5, 127.9, 128.3, 128.5, 128.6, 134.2, 139.9, 140.7, 142.1. HRMS (ESI): [M+H]+ calcd. 340.1701, found 340.1698.
実施例5:
(1S,2S)-2-(4-Bromo-naphtalen-1-ylamino)-1,2-diphenylethanol. The title compound was isolated as a white solid; melting point: 63-65℃. The ee was determined by HPLC using a Daicel Chiralpak OD column (9/1 hexane/i-PrOH; flow rate 1 mL/min; τminor = 18 .0 min; τmajor = 24.7 min); ee = 86%. [α]22 D = -87.8°(c = 0.435, CH2Cl2). IR (cm-1): 3423, 3063, 3009, 2923, 1590, 1523, 1475,1380, 1052, 752, 700. 1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ= 2.53 (br s, 1H), 4.64 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 4.98 (d, J = 5.0 Hz, 1H), 5.61 (br s, 1H), 6.1 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 7.19-7.34 (m, 11H), 7.49-7.57 (m, 2H), 7.97 (d, J = 8.2 Hz, 1H), 8.15 (dd, J = 8.7 Hz, J = 1.4 Hz, 1H). 13C NMR (100 MHz, CDCl3): δ= 64.3, 78.2, 107.2, 110.3, 120.4, 125.2, 125.5, 126.4, 127.0, 127.1, 127.7, 127.8, 128.1, 128.4, 128.6, 130.1, 132.1, 139.5, 140.5, 142.1. HRMS (ESI): [M+H]+ calcd. 418.0807, found 418.0793.
実施例6:
(1S,2S)-2-(Phenylamino)-1,2-di(p-tolyl)-ethanol. The title compoundwas isolated as a white solid; melting point: 41-43 °C. The ee was determined by HPLC using a Daicel Chiralpak OD column (19/1 hexane/i-PrOH;flow rate 1 mL/min; tminor = 26.2 min; tmajor = 31.8 min); ee = 90%. [α]22D= -47.3° (c = 0.54, CH2Cl2). IR (cm-1): 3400, 3019, 2920, 1602, 1503, 1318, 1265, 1050, 820, 749, 691. 1H NMR (400 MHz, CDCl3): d = 2.24 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 2.75 (dr s, 1H), 4.43 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 4.72 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 6.48 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 6.60 (t, J = 7.3 Hz, 1H), 6.99-7.12 (m, 10H). 13C NMR (100 MHz, CDCl3): d =20.9, 21.0, 64.2, 77.7, 114.0, 117.6, 126.4, 127.1, 128.8, 128.9, 129.1, 136.8, 137.2, 137.3, 137.6, 147.3. HRMS (ESI): [M+H]+ calcd. 318.1878, found 418.1900.
実施例7:
(1S,2S)-1,2-(Di-naphthalen-2-yl)-2-phenylamino-ethanol. The title compound was isolated as a white solid; melting point: 146-148℃. The ee was determined by HPLC using a Daicel Chiralpak OD column (9/1 hexane/i-PrOH; flow rate 1 mL/min; τminor = 38.2 min; τmajor = 53.7 min); ee = 91%. [α]22 D = -133.8°(c = 0.410, CH2Cl2). IR (cm-1): 3399, 3052, 2923, 1601, 1503, 1317, 1265,1051, 819, 749. 1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ= 2.90 (br s, 1H), 4.76 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 5.04 (d, J = 5.5 Hz, 1H), 6.52 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 6.57-6.61 (m, 1H), 6.98-7.02 (m, 2H), 7.28-7.32 (m, 2H), 7.37-7.43 (m, 4H), 7.66-7.76 (m, 8H). 13C NMR (100 MHz, CDCl3): δ= 64.6, 76.7, 114.1, 117.9, 124.4, 125.3, 125.6, 125.8, 126.0, 126.1, 126.2, 127.9, 128.0, 128.4, 129.0, 132.9, 133.0, 133.1, 133.3, 137.8, 138.0, 147.2. HRMS (ESI): [M+H]+ calcd. 390.1858, found 390.1849.
実施例8:
(3S,4S)-1,6-Diphenyl-4-phenylamino-hexan-3-ol. The title compound was isolated as a colorless oil. The ee was determined by HPLC using a Daicel Chiralpak OD column (9/1 hexane/i-PrOH; flow rate 0.8 mL/min; τmajor = 32.3 min; τminor = 37.4 min); ee = 60%. [α]22 D = -1.7°(c = 0.525, CH2Cl2). IR (cm-1): 3047, 3050, 3024, 2926, 2857, 1600, 1497, 1454, 1318, 1060, 748, 698. 1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ= 1.74-1.86 (m, 3H), 1.90-1.99 (m, 1H), 2.25 (br s, 1H), 2.56-2.73 (m, 3H), 2.77-2.84 (m, 1H), 3.31-3.34 (m, 1H), 3.61-3.65(m, 1H), 5.57-6.60 (m, 2H), 6.70 (td, J = 7.3 Hz, J = 0.9 Hz, 1H), 6.71-7.29 (m, 12H). 13C NMR (100 MHz, CDCl3): δ= 32.2, 32.4, 34.3, 35.8, 57.7, 72.8, 117.6, 125.9, 126.0, 128.4, 128.5, 129.4, 141.6, 141.9, 148.3. HRMS (ESI): [M+H]+ calcd. 346.2171, found 346.2182.
実施例9:
(5S,6S)- 6-Phenylamino-decan-5-ol. The title compound was isolated as a colorless oil. The ee was determined by HPLC using a Daicel Chiralpak AD-H column (19/1 hexane/i-PrOH; flow rate 0.8 mL/min; τminor = 11.7 min; τmajor = 12.8 min); ee = 71%. [α]22 D = -2.9°(c = 0.515, CH2Cl2). IR (cm-1): 3405, 2950, 2951, 2858, 1601, 1457, 747, 692. 1H NMR (400 MHz, CDCl3): δ= 0.84-0.92 (m, 6H), 1.25-1.65 (m, 12H), 3.23-3.28 (m, 1H), 3.56-3.60 (m, 1H), 6.62-6.70 (m, 3H), 7.13-7.24 (m, 2H). 13C NMR (100 MHz, CDCl3): δ= 14.0, 14.1, 22.8, 28.2, 28.4, 32.2, 33.8, 73.5, 113.5, 117.4, 129.3, 148.6. HRMS (ESI): [M+H]+ calcd. 250.2171, found 250.2169.

Claims (9)

  1. 水溶液中又は水と有機溶媒との混合溶媒中で下式(化1)
    Figure 2007031344
    (式中、Rは、炭素数が3以上のアルキル基又はアリール基を表し、Rは、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基若しくはアルコキシ基を表し、Xは、−OH、−SH、又は−NHR(式中、Rは水素原子又はアルキル基を表す。)を表す。)で表される配位子又はその対称体とM(OSO又はM(OSO(式中、MはSc、Y又はランタノイド元素を表し、Rは炭素数が6以上の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基又はパーフルオロアルキル基を表す。)で表されるルイス酸とを混合させて得られる触媒の存在下で、下式(式2)
    Figure 2007031344
    (式中、R及びRは、それぞれ同じであっても異なってもよく、水素原子、又は置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基、芳香脂族炭化水素基若しくは複素環基を表し、但し、R及びRの少なくとも一方は水素原子ではない。)で表されるエポキシドと、RNH(式中、R及びRは、それぞれ同じであっても異なってもよく、水素原子、置換基を有していてもよい脂肪族炭化水素基、芳香脂族炭化水素基又は複素環基を表し、但し、R及びRの少なくとも一方は水素原子ではない。)で表される1級又は2級アミン化合物とを反応させることから成る光学活性β−アミノアルコール化合物の製法。
  2. 前記Mがスカンジウムである請求項1に記載の製法。
  3. 前記Rが、炭素数が6〜20のアルキル基又はアルキルアリール基である請求項1又は2に記載の製法。
  4. 前記エポキシドがメソ体(即ち、RとRとが同一である。)である請求項1〜3のいずれか一項に記載の製法。
  5. 前記アミン化合物が芳香族アミンである請求項1〜4のいずれか一項に記載の製法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の製法により製造された下式(化3)で表される光学活性β−アミノアルコール化合物。
    Figure 2007031344
    (式中、R〜Rは上記と同様を表す。)
  7. 下式(化1)
    Figure 2007031344
    (式中、Rは、炭素数が3以上のアルキル基又はアリール基を表し、Rは、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基若しくはアルコキシ基を表し、Xは、−OH、−SH、又は−NHR(式中、Rは水素原子又はアルキル基を表す。)を表す。)で表される配位子又はその対称体とM(OSO又はM(OSO(式中、MはSc、Y又はランタノイド元素を表し、Rは炭素数が6以上の脂肪族炭化水素基、芳香族炭化水素基又はパーフルオロアルキル基を表す。)で表されるルイス酸とを混合させて得られる触媒。
  8. 前記Mがスカンジウムである請求項7に記載の触媒。
  9. 前記Rが、炭素数が6〜20のアルキル基又はアルキルアリール基である請求項7又は8に記載の触媒。
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JP2008280284A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Japan Science & Technology Agency 光学活性β−ヒドロキシスルフィド化合物の製法
JP2010207767A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Japan Science & Technology Agency 光学活性アルコール化合物の製法
JP2010215606A (ja) * 2009-10-23 2010-09-30 Tokyo Univ Of Science 光学活性アミノアルコールの製造方法

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