[go: up one dir, main page]

JP2007028608A - 撮像機能付き表示装置、及び双方向コミュニケーションシステム - Google Patents

撮像機能付き表示装置、及び双方向コミュニケーションシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2007028608A
JP2007028608A JP2006187592A JP2006187592A JP2007028608A JP 2007028608 A JP2007028608 A JP 2007028608A JP 2006187592 A JP2006187592 A JP 2006187592A JP 2006187592 A JP2006187592 A JP 2006187592A JP 2007028608 A JP2007028608 A JP 2007028608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
imaging
image
substrate
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006187592A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Miyagawa
恵介 宮川
Shunpei Yamazaki
舜平 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP2006187592A priority Critical patent/JP2007028608A/ja
Publication of JP2007028608A publication Critical patent/JP2007028608A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】装置の小型化及び軽量化が可能であり、表示画面上に、画像を遮る半透鏡を配設させること等により画質を低下させることなく、被写体となる使用者の撮像と画像の表示を同時に行うことのできる撮像機能付き表示装置及び双方向コミュニケーションシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも可視光を透過可能であり、電圧または電流によって制御可能な表示素子を配列させて形成される表示手段と、撮像手段を備えた撮像機能付きの表示装置であって、撮像手段は表示手段の周囲(上方、下方等)に配置される。そして、光ファイバを複数の束にしたファイバースコープを有する撮像手段を用いる。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像の表示と被写体の撮像を同時に行うための撮像機能付き表示装置に関し
、特に、被写体となる使用者の撮像と表示を同時に行うための撮像機能付き表示装置に関
する。また本発明は、被写体となる使用者の撮像を行いながら、対話する相手の撮像画面
を見るための双方向コミュニケーションシステムに関する。
近年、通信ネットワークの高速化によって、テレビ電話システムや、テレビ会議システ
ムのように、通信者間で互いに画像を見ながら会話などを行う所謂双方向対話型システム
の開発が進められている。
双方向対話型システムにおいては、使用者(被写体)の撮像と画像の表示を同時に行う
仕組みが工夫されている。
従来の表示・撮像装置には、光の入射角度によって透明、不透明になる特殊なスクリー
ンと、そのスクリーンの後方に撮像装置と、投射型表示装置とを備えた表示・撮像装置が
開示されている(例えば、特許文献1参照)。この表示・撮像装置によれば、スクリーン
の不透明な視野方向に投射型表示装置を配置して投射像を表示することで、使用者同士の
視線の一致を可能としている。
しかしながら、同特許文献によれば、この表示・撮像装置は特殊なスクリーンを必要と
し、撮像装置と投射型表示装置を用いる必要があり、装置の大型化、重量化を避けること
はできず、例えば、このような構成を携帯型の電子機器に応用することはできなかった。
また、複数の微少半透鏡からなる半透鏡を緩く傾けて配置したもの(例えば、特許文献
2参照)や、微少全反射鏡を傾けて配置し、隣接する微少全反射鏡間の側壁を傾けて、あ
る間隔を設けて半透鏡として配置した表示・撮像装置がある(例えば、特許文献3参照)
。このような表示・撮像装置では、半透鏡を傾けて配置することにより装置の小型化を達
成している。
しかしながら、両特許文献によると、このような表示・撮像装置は、表示装置の表示画
面全面に、半透鏡が配置されるため、使用者は半透鏡を介して表示画面をみることとなり
、使用者が視認する表示画面の品質は低下してしまう。
特開平6−030406号公報 特開平5−145912号公報 特開平5−292493号公報
そこで本発明は、装置を小型化及び軽量化が可能であり、表示画面上に、画像を遮る半
透鏡を配設させること等により画質を低下させることなく、被写体となる使用者の撮像と
画像の表示を同時に行うこことのできる撮像機能付き表示装置及び双方向コミュニケーシ
ョンシステムを提供することを目的とする。
また本発明は、装置を小型化及び軽量化が可能であり、表示画像を見る被写体の視線を
外すことなく、画像の表示と撮像を同時に行うことができる撮像機能付き表示装置及び双
方向コミュニケーションシステムを提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも可視光を透過可能であり、電圧または電流によって制御可能な表
示素子を配列させて形成される表示手段と、撮像手段を備えた撮像機能付きの表示装置で
あって、撮像手段は表示手段の周囲(上方、下方等)に配置されることを特徴とする。そ
して、反射体より被写体等の像に関する情報(以下、映像情報と表記する)が撮像手段へ
入力したり、又は光ファイバを複数の束にしたファイバースコープを有する撮像手段を用
いることを特徴とする。
また、レンズ等の光学系により集光された映像情報を、反射体に反射させて撮像手段へ
入力してもよい。また反射体により反射された映像情報を、レンズ等の光学系により集光
させた後、撮像手段へ入力してもよい。このように、反射体やレンズの配置により、撮像
手段の配置、特に撮像手段のレンズの方向を制御することができる。
本発明は、反射体、さらに加えてレンズを代表とする光学系により、撮像手段を表示手
段の周囲に配置することができるため、撮像手段を後方(背面)に配置する構成と比べて
、装置のさらなる小型化を達成することができる。
反射体として、表示手段が有する基板に凹凸形状を形成し、その一部に反射性の高い膜
を形成する構成を用いることができる。表示手段が有する基板に反射体を形成することに
より、装置のさらなる小型化を達成することができる。なお反射体として、複数の小型ミ
ラーやハーフミラーを用いてもよい。
レンズは、映像情報を集光する機能を有すればよく、例えばマイクロレンズを用いるこ
とができる。また表示素子として、発光素子、又は液晶素子を用いることができる。
表示手段は使用者が視認できるように各画素の光を制御して、静止画、動画など様々な
画像を表示することが可能な表示パネルを有する。
表示パネルの一様態として、電圧または電流により、輝度や点灯時間など、その発光を
制御することが可能な発光素子を有する表示パネルがある。好ましくは、透光性を有する
一対の電極間に発光性物質を介在させた発光素子を用いて画素を形成する形態が推奨され
る。この発光性物質は、エレクトロルミネセンスを発現する物質であることが好ましく、
この物質に加え他の関連する物質が透光性を有する一対の電極間に介在していることを妨
げない。
画素から射出される光は、可視光帯域の光を含み、同一の発光色で光を射出する画素を
配列させて形成してもよいし、特定の領域に特定の発光色の画素を配列させた所謂エリア
カラー型で形成してもよいし、複数の異なる発光色の画素を配列させて多色表示を実現可
能なとしてもよい。また、白色発光の画素を配列させて形成してもよい。さらに、使用者
が着色層(カラーフィルター)を通して画素の発光を視認できるような構成としても良い
発光素子の構成要素である透光性を有する一対の電極と、その間に介在させる発光性物
質を含む層とは、透光性を有する材料により形成すると好ましく、または透光性を保持で
きる程度の厚さで形成することができる。このように透光性を有する一対の電極を用いて
作製される表示パネルを、両面出射型表示パネルと表記する。
例えば、一対の電極を形成する材料として、酸化インジウム、酸化亜鉛、または酸化ス
ズを含む透明導電膜材料(ITO、ITSO、IZO、ZnO)、アルカリ金属またはア
ルカリ土類金属を含むアルミニウム、銀、その他金属材料、アルカリ金属またはアルカリ
土類金属を含む金属材料がある。一対の電極はこれらの材料を用いて形成することができ
、非透光性を有する場合、可視光を透過可能な程度に薄膜化(金属材料にあっては、10
0nm以下、好ましくは20〜50nm程度の厚さ)して形成するとよい。
本発明において、発光素子を構成する一対の電極の一方を透明導電膜材料を用いて形成
し、他方を上述した金属材料で形成しその膜厚を制御することで、発光性物質が発光した
時の光を外部に射出する割合を異ならせることができる。すなわち、透明導電膜材料を用
いて形成される一方の電極側の方が、金属材料で形成される他方の電極側よりも射出光強
度の割合を高めることができる。
表示パネルの別様態としては、電圧により分子配列を制御し、光源からの光により表示
を制御することが可能な液晶素子を有する表示パネル(液晶パネル)により形成すること
ができる。
また液晶素子を用いる場合、非透光性の電極を用いるとき、開口部を形成することで透
光性を有する表示手段を提供することができる。
本発明は、平板基板上の画素に発光素子や液晶素子を形成することにより撮像機能付き
表示装置の薄型化、軽量化を実現することができる。
撮像手段は表示手段を通して被写体撮像が可能である。すなわち、撮像手段は、表示手
段、または表示手段とそれが配置されている基板とを透過した光を受光して被写体を撮像
するように配置されている。
撮像手段は、固体撮像素子を有し、具体的には受光部をCCD(CCD:charge couple
d device)型またはCMOS(Complementary MOS)型の光センサ素子で形成したカメラ
(撮像装置)を有すると好ましい。
本発明の撮像機能付き表示装置を用いて、双方の送受信者が、互いに相手の画像を表示
画面上で視認しながら、有線または無線による通信ができる双方向コミュニケーションシ
ステムを提供することができる。本発明の双方向コミュニケーションシステムは、通話先
(相手)の画像を表示手段に表示すると同時に、被写体となる使用者を撮像可能である撮
像機能付き表示装置が、少なくとも送受信者側に備えられていることを特徴とする。
このとき表示手段には、相手の画像、使用者本人の画像、文字、図形、及び記号を表示
することができる。さらに、二人以上による双方向コミュニケーションシステムでは、表
示手段に、相手達の画像、更に加えて使用者本人の画像を表示することができる。
本発明において、透光性を有する表示手段とすることで、画素からの光は、使用者が視
認する一方の面側のみでなく、対向側にも射出される。その場合、撮像手段へ被写体と関
係ない光が入力されることが懸念される。そこで、表示手段の透過率に応じた輝度補正と
、表示手段からの発光による映り込みを差し引く補正を行う補正手段を、撮像手段に備え
ると好ましい。
本発明のように、非常に軽量、且つ幅の薄い表示手段、及び撮像手段を搭載することに
より、小型化及び軽量化が可能な撮像機能付き表示装置を提供することができる。特に、
反射体やレンズを代表とする光学系により撮像手段を表示手段の周囲に配置することがで
きるため、撮像手段を後方に配置する構成と比べて、装置のさらなる小型化を達成するこ
とができる。
また本発明の構成によって、使用者と、表示手段との間に視認を遮るものを配置するこ
となく、被写体となる使用者の撮像と、表示された相手の画像の視認を同時に行うことが
できる。なお表示手段の画像としては、相手の画像と、使用者本人の画像をマルチウィン
ドウ表示することも可能である。
また表示パネルに写された自分の画像を見ながら、自分を撮影することができる。この
とき、自分の画像を見ていても、撮像手段から視線が外れることがなく、きれいな画像を
撮影することができる。
また相手を撮影する場合、表示パネルに相手の画像を表示するとき、撮影者が相手の画
像を確認し、かつ相手も画像を確認しながら撮影することができる。このとき表示パネル
は、撮影者側では通常の表示を行い、相手側では反転された表示が行われている。つまり
、相手側では鏡面となってひょうじされているため、きれいな画像を認識しながら撮影す
ることができる。
本発明により、表示画像を見る被写体の視線を外すことなく、画像の表示と撮像を同時
に行うことができる撮像機能付き表示装置及び双方向コミュニケーションシステムを提供
することができる。特に、使用者と相手が同様の本発明の撮像機能付き表示装置を用いる
ことで、相手と視線を合わせた状態でコミュニケーションをとることができる。
本発明の双方向コミュニケーションシステムは、上記した本発明の撮像可能な表示パネ
ルを備え、相手の画像、さらに加えて使用者本人の画像を表示手段に表示すると同時に、
被写体となる使用者を撮像可能としている。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、実施の形態を説明するた
めの全図において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰
り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、撮像機能付きの表示装置の一態様として、両面出射型表示パネル
を有する携帯電話機について説明する。なお、両面出射型表示パネルとは、発光素子に対
して両面に発光が行われる表示パネルを指し、単に両面パネルとも表記する。
図1(A)には、携帯電話機の全体図、図1(B)は表示手段に相当する両面パネルの
断面図、図1(C)(D)は表示パネルの拡大図を示す。
図1(A)に示す携帯電話機は、両面パネル100、両面パネルの縁を囲み、挟持する
第1の筐体101、第1の筐体には音声出力部102、アンテナ104等が設けられてい
る。第1の筐体とヒンジ108を介して連結された第2の筐体105には音声入力部10
6、操作ボタン107等が設けられている。両面パネル100の下方に撮像手段に相当す
る撮像装置110を設ける。
両面パネル100は図1(B)に示すように、透光性を有する第1の基板111と、透
光性を有する第2の基板112とに挟まれた電界発光層を有する領域(電界発光層領域)
113を有するため、光は基板に対して両方向(矢印方向)に射出される。
なお両面パネル100は非常に薄いため、第1の筐体101を薄く形成することができ
る。そのため本実施の形態では、第1の筐体101ではなくヒンジ108の中に撮像装置
110を回転可能な状態として配置する。このとき、撮像装置110が有するレンズは、
両面パネル100側、使用者側、使用者と対向する側を向くことができるようにする。す
なわち撮像装置の回転角度は、180〜250度となるように設計するとよい。
双方向コミュニケーションを行うとき、撮像装置110は両面パネル100側を向く。
また使用者本人を撮影するときには、使用者側を向き、使用者と対向する側(対向側)に
ある物や人を撮影するときには、対向側を向く。
なお、双方向コミュニケーションを行う場合であっても、撮像装置110を使用者側、
対向側へ向けてもよい。特に、撮像装置110を対向側へ向けて双方向コミュニケーショ
ンを行うと、使用者と、相手に加えて、使用者と直接会話を行っている第3者が両面パネ
ルの画像を認識しながら双方向コミュニケーションに参加することができる。すなわち、
両面パネルを搭載することにより、相手が第3者を認識しながら双方向コミュニケーショ
ンをとることができる。
両面パネル100の薄さに伴って第1の筐体101へ撮像装置110を配置できなくと
も、本実施の形態のようにヒンジ108や第2の筐体105へ撮像装置110を配置する
ことで映像情報を受光することができる。
本実施の形態において、撮像装置110を表示パネルの後方に配置せず、両面パネルの
周囲、例えば図1(B)のように下方に配置することにより、携帯電話機を薄くすること
ができる。特に、両面パネル100を用い、撮像装置をヒンジ108、又は第2の筐体へ
配置することにより、第1の筐体101の厚みを薄くすることができる。そして、外部か
らの映像情報は反射体等を用いて反射させて、撮像装置110へ入力させる。
なお、両面パネルは、アクティブマトリクス型及びパッシブマトリクス型のいずれかを
用いることができる。パッシブマトリクス型の場合、アクティブマトリクス型と比較して
、透光性を高めることができる。
図1(C)(D)には、両面パネルの断面拡大図を示し、具体的な反射体の一様態を説
明する。図1(C)(D)には、第2の基板112が凹凸形状を有するように加工し、凹
凸形状の一部に反射体を形成する構成を示す。なお、基板に凹凸形状を有する領域は、少
なくとも画素部に対応する位置となればよい。
具体的な基板の凹凸形状を、図1(C)を参照しながら説明する。断面図において、凹
凸形状する領域の長さをLとし、凹凸形状の幅をdとする。凹凸形状は、基板の一方の面
のみに設けられ、他方の面は平面を有する。具体的には、基板における電界発光層と反対
側の面は凹凸形状を有し、電界発光層側の面は平面を有しており、封止基板として接着さ
れる。また凹凸形状は、当該平面と平行な面aと、面aと135度をなす面bとが交互に
設けられている。 さらに撮像装置110から離れるにつれ、凹凸形状の幅dは小さくな
っており、面aと面bとが階段状に設けられている。そして、面bには反射体が設けられ
ている。反射体は、蒸着法やスパッタリング法を用いて金属膜を形成すればよい。
このような凹凸形状を有する基板により、映像情報は撮像装置110へ入力され、両面
パネル100の表示は第1の基板側、及び第2の基板側から認識することができる。この
とき、反射体による反射された映像情報は、第2の基板中を介して撮像装置110へ入力
する。具体的には、凹凸形状を有する基板の面bに設けられた反射体により、映像情報は
撮像装置110へ入力され、両面パネル100の表示は、透光性を有する面aを介して、
第2の基板側からも認識することができる。
なお図1(C)において、面aと面bとがなす角度を135度とし、映像情報が概ね9
0度で反射されて、撮像装置110へ入力されるように示したが、本発明はこれに限定さ
れない。つまり、撮像装置の配置、被写体の状態、外光の強度、基板の材料等を考慮し、
面aと面bとがなす角度や被写体が反射する角度等は設定することができる。
図1(D)には、図1(C)と異なる構成を有する凹凸形状を示す。断面図において、
凹凸形状する領域の長さをLとし、凹凸形状の幅をdとする。凹凸形状は、基板の一方の
面のみに設けられ、他方の面は平面を有する。具体的には、基板における電界発光層と反
対側の面は凹凸形状を有し、電界発光層側の面は平面を有しており、封止基板として接着
される。また凹凸形状は、当該平面と平行な面cと、面cと135度をなす面dと、面c
と垂直をなす面eとが交互に設けられている。さらに撮像装置110から離れるにつれ、
凹凸形状の幅dは大きくなっている。そして、面dには反射体が設けられている。反射体
は、蒸着法やスパッタリング法を用いて金属膜を形成すればよい。
このような凹凸形状を有する基板により、映像情報は撮像装置へ入力され、両面パネル
100の表示は第1の基板側、及び第2の基板側から認識することができる。このとき、
反射体による反射された映像情報は、第2の基板外、例えば空気中を介して撮像装置11
0へ入力する。具体的には、凹凸形状を有する基板の面dに設けられた反射体により、映
像情報は撮像装置110へ入力され、両面パネル100の表示は、透光性を有する面cを
介して第2の基板側からも認識することができる。
なお図1(D)において、面cと面dとがなす角度を135度とし、映像情報が概ね9
0度で反射されて、撮像装置110へ入力されるように示したが、本発明はこれに限定さ
れない。つまり、撮像装置の配置、被写体の状態、外光の強度、基板の材料等を考慮し、
面cと面dとがなす角度や被写体の画像が反射する角度等は設定することができる。
以上、第2の基板112に加工を施す場合で説明したが、第1の基板111に加工を施
しても構わない。特に両面パネルを用いる場合、図10に示すように、第1及び第2の基
板へ加工を施し、それぞれの反射体が交互になるように配置することにより、第1の基板
111側からの第1の映像情報、及び第2の基板112側からの第2の映像情報を撮像装
置110のレンズ部へ入力することができる。このとき、反射体には、誘電体薄膜を多層
にコーティングしたハーフミラーを用いると好ましい。その結果、第1及び第2の映像情
報の一部は透過し、残りを反射させて撮像装置110へ入力すればよい。
また図10では、第1の基板111側で反射した第2の映像情報は、空気を介して撮像
装置110へ入力され、第2の基板112側で反射した第1の映像情報は第2の基板を介
して撮像装置110へ入力される。この場合、基板の屈折率が問題となるときは、第1及
び第2の映像情報がともに基板、又は空気を介して撮像装置110へ入力されるよう基板
の形状、又は配置を設計するとよい。
なお両面パネルにおいて、電界発光層は第1及び第2の電極に挟持されており、第1の
電極及び第2の電極(発光素子の陰極及び陽極に相当)が透光性を有するため、両面へ発
光が行われる。そのため、信号線や走査線等であって反射性の高い配線による外光の散乱
を防止するための円偏光板を適宜設けてもよい。
また両面パネルは黒表示を行う場合、外光と比較して相対的に表示画面が暗くなってい
れば問題はないが、必要に応じて偏光板、又は円偏光板を第1、及び第2の基板の外側(
電界発光層と反対側)に設けてもよい。偏光板をクロスニコル状態に配置したり、1/4
λ波長板と偏光板とを有する円偏光板であって、該偏光板がクロスニコル状態となるよう
に配置して、コントラストを高めることもできる。
また偏光板、又は円偏光板を第1、及び第2の基板の内側(電界発光層側)に設けても
よい。この場合、反射体での反射を確保するため、偏光板、又は円偏光板の反射体に対応
する位置に開口部を設ける。
また偏光板がクロスニコル状態からずれるように配置し、透過率の確保と、コントラス
トの向上とを両立させてもよい。
さらに表面の凹凸により反射光を拡散し、映り込みを低減できるアンチグレア処理を施
したり、アンチリフレクション処理を施し、反射防止膜を設けてもよい。それに加え、外
部衝撃から保護するためハードコート処理を施すとよい。
本実施の形態において、表面パネルは電界発光層を有する画素部と、信号線駆動回路部
、走査線駆動回路部等の駆動回路部が一体形成されている。なお画素部と、駆動回路部と
を必ずしも一体形成する必要はなく、信号線駆動回路部、走査線駆動回路部をICチップ
により形成してバンプ等により接続してもよい。特に、信号線駆動回路をICチップによ
り形成して、異方導電性フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)やフレキシブル
プリント基板(FPC:Flexible printed circuit)を介したり、COF法やTAB法を用
いて配線と接続する。
信号線回路部や走査線駆動回路部は接続端子、例えばACF又はFPCを介して外部回路
と接続され、信号が入力される。外部回路は、電源回路、コントローラ、インターフェー
ス(I/F)部等を有している。
このように、非常に軽量、且つ幅の薄い表示パネル、及び撮像手段を搭載することによ
り、小型化及び軽量化が可能な撮像機能付き携帯電話機を提供することができる。また、
使用者と、両面パネルとの間に視認を遮るものを配置することなく、被写体となる使用者
の撮像と、表示された画像の視認を同時に行うことができる。
また本実施の形態において、反射体として、複数の小型ミラーを配置しても構わない。
本実施の形態の携帯電話機を双方向コミュニケーションに用いる双方向コミュニケーシ
ョンシステムを提供することができる。双方向コミュニケーションを行うとき、表示画像
を見る被写体の視線を外すことなく、画像の表示と撮像を同時に行うことができる。
なお、双方向コミュニケーションを行う場合であっても、撮像装置110を使用者側、
対向側へ向けてもよい。特に、撮像装置110を対向側へ向けて双方向コミュニケーショ
ンを行うと、使用者と、相手に加えて、使用者と直接会話を行っている第3者が両面パネ
ルの画像を認識しながら双方向コミュニケーションに参加することができる。すなわち、
両面パネルを搭載することにより、相手が第3者を認識しながら双方向コミュニケーショ
ンをとることができる。
また双方向コミュニケーション以外に、表示パネルに写された自分の画像を見ながら、
自分を撮影することができる。このとき、自分の画像を見ていても、撮像手段から視線が
外れることがなく、きれいな画像を撮影することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、撮像機能付きの表示装置の一態様として、両面出射型表示パネルを
有する携帯電話機について、実施の形態1と異なる構成を説明する。
本実施の形態は図8(A)に示すように、第1の筐体101にファイバースコープ11
5を配置して、映像情報を入力させる構成を有する。すなわち、第1の筐体101におけ
る、両面パネル100の後方(背後)に、ファイバースコープ115のレンズ(対物レン
ズ)を配置して、ヒンジ108を介して第2の筐体105までファイバースコープを引き
回し、撮像装置110と接続する。なお、撮像装置110は第1の筐体101に配置して
もよい。すなわち図8に示すように、撮像装置にレンズを介して画像を伝送するファイバ
ースコープを用いてもよい。またファイバースコープ115のレンズの径、数、又は配置
箇所は適宜設定することができる。
第2の筐体105では、配線基板、例えばプリント基板150上に撮像装置110、コ
ントローラ151、電源回路152、インターフェース154等が設けられている。イン
ターフェース(I/F)154に供給された各種信号と電源電圧は、コントローラ151
と、電源回路152に供給される。
図8(B)に、コントローラ151の構成をブロック図で示す。コントローラ151は
、A/Dコンバータ155と、位相ロックドループ(PLL:Phase Locked Loop)156と
、制御信号生成部157と、SRAM(Static Random Access Memory)158、159
とを有し、さらに映像装置110用の制御信号生成部160、及び映像処理回路153を
有している。なお本実施の形態ではSRAMを用いているが、SRAMの代わりに、SD
RAMや、高速でデータの書き込みや読み出しが可能であるならばDRAM(Dynamic R
andom Access Memory)も用いることが可能である。
インターフェース154を介して供給されたビデオ信号は、A/Dコンバータ155に
おいてパラレル−シリアル変換され、R、G、Bの各色に対応するビデオ信号として制御
信号生成部157に入力される。また、インターフェース154を介して供給された各種
信号をもとに、A/Dコンバータ155においてHsync信号、Vsync信号、クロ
ック信号CLK、交流電圧(AC Cont)が生成され、制御信号生成部157に入力される
位相ロックドループ156では、インターフェース154を介して供給される各種信号
の周波数と、制御信号生成部157の動作周波数の位相とを合わせる機能を有している。
制御信号生成部157の動作周波数は、インターフェース154を介して供給された各種
信号の周波数と必ずしも同じではないが、互いに同期するように制御信号生成部157の
動作周波数を位相ロックドループ156において調整する。
制御信号生成部157に入力されたビデオ信号は、一旦SRAM158、159に書き
込まれ、保持される。制御信号生成部157は、SRAM158、159に保持されてい
る全ビットのビデオ信号のうち、全画素に対応するビデオ信号を1ビット分づつ読み出し
、両面パネル100が有する信号線駆動回路に供給する。
また制御信号生成部157は、各ビットの、発光素子が発光する期間に関する情報を、
両面パネル100が有する走査線駆動回路に供給する。
またファイバースコープ115からの映像情報は、映像装置110へ入力され、映像処
理回路153により処理される。映像処理回路153により処理された信号は、インター
フェース154へ入力され、撮像装置110用の制御信号生成部160を介して、撮像装
置110へ入力される。
また電源回路152は所定の電源電圧を、両面パネル100が有する信号線駆動回路、
走査線駆動回路及び画素部にも供給する。
本実施の形態のように、撮像装置を表示パネルの周囲(上方、下方等)に配置するため
、装置の小型化を達成することができる。
なお、本実施の形態の携帯電話機を用いて、双方向コミュニケーションシステムを提供
することができる。双方向コミュニケーションを行うとき、表示画像を見る被写体の視線
を外すことなく、画像の表示と撮像を同時に行うことができる。
双方向コミュニケーションを行う場合であっても、撮像装置110を使用者側、対向側
へ向けてもよい。特に、撮像装置110を対向側へ向けて双方向コミュニケーションを行
うと、使用者と、相手に加えて、使用者と直接会話を行っている第3者が両面パネルの画
像を認識しながら双方向コミュニケーションに参加することができる。すなわち、両面パ
ネルを搭載することにより、相手が第3者を認識しながら双方向コミュニケーションをと
ることができる。
また双方向コミュニケーション以外に、表示パネルに写された自分の画像を見ながら、
自分を撮影することができる。このとき、自分の画像を見ていても、撮像手段から視線が
外れることがなく、きれいな画像を撮影することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、撮像機能付きの表示装置の一態様として、両面出射型表示パネルを
有するテレビ電話装置について説明する。
図2(A)には、テレビ電話装置の全体を示し、第1の基板200と、第2の基板20
1とに挟まれた電界発光層領域202を有する表示手段に相当する表示パネル207と、
表示パネル下方に配置された撮像装置を有する撮像手段203とを有する。
表示パネル207には、使用者205と対面して相手206の画像が表示され、使用者
205と、相手206との視線が一致した状態でコミュニケーションをとることができる
撮像手段203には、表示パネル207のサイズに合わせて、撮像装置が有するレンズ
へ、反射体から反射された映像情報を集光するようなレンズを配置すると好ましい。
図2(B)(C)には、表示パネル207の拡大図を示す。図1(C)(D)と同様に
、第2の基板は凹凸形状を有する。そして同様に、凹凸形状の一部に、反射体を形成する
。この反射体により、使用者205の映像情報が撮像装置へ入力される。
また、反射体として、複数の小型ミラーやハーフミラーを配置しても構わない。
以上のようなテレビ電話装置は、撮像装置を表示部の後方に配置する必要がなく、より
小型化を達成することができる。
図3(A)には、図2と異なる構成を有するテレビ電話装置を示し、第2の基板201
の後方には、レンズ208と、反射体209とを配置する。例えば、レンズ208として
マイクロレンズを用い、反射体209としてミラーを用いればよい。
図3(B)に示すテレビ電話装置の断面図をみると、レンズ208は使用者の映像情報
を集光して、反射体209へ入力する。そして映像情報は、反射体209から撮像装置2
10へ入力される。
このとき、レンズ208の焦点を調整することにより、レンズ208や反射体209の
大きさと比較して撮影範囲を広くすることができる。そのため、表示部の大きさと比較し
て、比較的に小さなレンズ208と、レンズ208の大きさと同程度の反射体209を表
示部の後方に配置しても、テレビ電話装置の大きさ、特に奥行きは大きくなる心配はない
このように、被写体の画像を集光したりする光学系を利用することにより、テレビ電話
装置の小型化を達成することができる。
以上のように、非常に軽量、且つ幅の薄い表示パネル、及び撮像手段を搭載することに
より、小型化及び軽量化が可能なテレビ電話装置を提供することができる。また、使用者
と、両面パネルとの間に視認を遮るものを配置することなく、被写体となる使用者の撮像
と、表示された画像の視認を同時に行うことができる。
そしてさらに、本実施の形態のテレビ電話装置を双方向コミュニケーションに用いる双
方向コミュニケーションシステムを提供することができる。双方向コミュニケーションを
行うとき、表示画像を見る被写体と視線を外すことなく、画像の表示と撮像を同時に行う
ことができる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、撮像機能付きの表示装置の作製方法、特に凹凸形状を有する基板の
作製方法について説明する。
まず図4(A)に示すような、凹凸形状を有する金型300を形成する。例えば、図1
(C)に示すような凹凸基板を形成する場合、金型の凸部の角度を135度とし、凹凸形
状を有さない面と、凸部とがなす角度はatan(d/L)とする。また図1(D)に示すよ
うな凹凸形状を有するように金型を用意することもできる。そして、金型300へ有機材
料を流し込み、凹凸形状を有する第2の基板を形成すればよい。また、金型300を用い
て削り、凹凸形状を有する第2の基板を形成してもよい。
そして、図4(B)に示すような表面に凹凸形状を有する第2の基板301を形成する
。第2の基板301には、例えばバリウムホウケイ酸ガラスや、アルミノホウケイ酸ガラ
スなどのガラス基板、石英基板、SUS基板等を用いることができる。また、PET、P
ES、PENに代表されるプラスチックや、アクリル等の可撓性を有する合成樹脂からな
る基板は、一般的に他の基板と比較して耐熱温度が低い傾向にあるが、作製工程における
処理温度に耐え得るのであれば用いることが可能である。なお、合成樹脂等の有機材料か
らなる基板を用いる場合、金型300へ材料を流し込み第2基板を形成し、ガラス基板、
石英基板、SUS基板等を用いる場合、金型300を用いて削り、第2の基板を形成する
とよい。
次いで図4(C)に示すように、凹凸形状の一方向の面のみに金属膜を形成する鏡面加
工を施す。具体的には、蒸着法、又はスパッタリング法を用いて一方向から金属膜を形成
する。このとき、金属膜の蒸着方向を制御するため、電界をかけてもよい。
その後、図4(D)に示すように、凹凸形状が形成されない面から角度atan(d/
L)で、第2の基板301を切断する。
以上のように形成された第2の基板301を、封止基板として用いる。すなわち、図4
(E)に示す一画素の拡大断面図のように、第1の基板303上に形成されたスイッチン
グ用トランジスタ304、駆動用トランジスタ305を有し、駆動用トランジスタの第1
の電極に接続された発光素子の第1の電極307、第1の電極307上に形成された電界
発光層308、電界発光層上に形成された発光素子の第2の電極309、第2の電極を覆
って形成された保護膜310を有する画素部306において、第2の基板の凹凸形状領域
が画素部306上となるようにシール剤により接着する。
そして、映像情報は、第2の基板に設けられた反射体302で反射し、撮像装置311
へ入力される。なお、発光領域からも映像情報は入力されるため、実施の形態6に示すよ
うな画像補正を行うとよい。また、実際の第2の基板の凹凸形状の大きさは、一画素の大
きさと比べて非常に大きなものとなっている。
ここで電界発光層308について説明する。電界発光層308は、陽極側から順に、H
IL(ホール注入層)、HTL(ホール輸送層)、EML(発光層)、ETL(電子輸送
層)、EIL(電子注入層)の順に積層されている。代表的には、HILとしてCuPc
、HTLとしてα−NPD、ETLとしてBCP、EILとしてBCP:Liをそれぞれ
用いる。
また、電界発光層308として、フルカラー表示とする場合、赤色(R)、緑色(G)
、青色(B)の発光を示す材料を、それぞれ蒸着マスクを用いた蒸着法、またはインクジ
ェット法などによって選択的に形成すればよい。具体的には、HILとしてCuPcやP
EDOT、HTLとしてα−NPD、ETLとしてBCPやAlq3、EILとしてBC
P:LiやCaF2をそれぞれ用いる。また例えばEMLは、R、G、Bのそれぞれの発
光色に対応したドーパント(Rの場合DCM等、Gの場合DMQD等)をドープしたAl
3を用いればよい。なお、上記電界発光層の積層構造に限定されない。
より具体的な電界発光層の積層構造は、赤色の発光を示す電界発光層308を形成する
場合、例えば、CuPcを30nmし、α-NPDを60nmした後、同一のマスクを用いて
、赤色の発光層としてDCM2及びルブレンが添加されたAlq3を40nmし、電子輸送層
としてBCPを40nmし、電子注入層としてLiが添加されたBCPを1nmする。また、
緑色の発光を示す電界発光層308を形成する場合、例えば、CuPcを30nmし、α―
NPDを60nmした後、同一の蒸着マスクを用いて、緑色の発光層としてクマリン545
Tが添加されたAlq3を40nm、電子輸送層としてBCPを40nmし、電子注入層とし
てLiが添加されたBCPを1nmする。また、青色の発光を示す電界発光層308を形成
する場合、例えば、CuPcを30nmし、α-NPDを60nmした後、同一のマスクを用
いて発光層としてビス[2−(2−ヒドロキシフェニル)ベンゾオキサゾラト]亜鉛:Z
n(PBO)2を10nmし、電子輸送層としてBCPを40nmし、電子注入層としてLiが
添加されたBCPを1nmする。
以上、各色の電界発光層のうち、共通しているCuPcやα-NPDは、画素部全面に
形成することができる。またマスクは、各色で共有することもでき、例えば、赤色の電界
発光層を形成後、マスクをずらして、緑色の電界発光層、再度マスクをずらして青色の電
界発光層を形成することができる。形成する各色の電界発光層の順序は適宜設定すればよ
い。
また白色発光の場合、カラーフィルター、又はカラーフィルター及び色変換層などを別
途設けることによってフルカラー表示を行ってもよい。カラーフィルターや色変換層は、
第2の基板に設けた後、張り合わせればよい。
発光素子の第1の電極307、及び第2の電極309は、透光性を有する材料で形成す
ればよい。そのため、発光素子からの光の射出方向は第1の基板側、及び第2の基板側と
なる。そして発光素子からの光は、第1の基板側から認識することができ、且つ第2の基
板側からも認識することができる。つまり、第2の基板の反射体が設けられていない領域
、すなわち透光性を有する領域からも発光素子の光を認識することができる。また、第1
の基板側に配置された被写体の画像は、第2の基板の反射体に反射して撮像装置へ入力さ
れる。
また発光素子の第1の電極307、及び第2の電極309は仕事関数を考慮して材料を
選択する。例えば、第1の電極307を陽極とし、第2の電極309を陰極とする場合で
説明する。
陽極材料としては、仕事関数の大きい(仕事関数4.0eV)金属、合金、電気伝導性化
合物、およびこれらの混合物などを用いることが好ましい。陽極材料の具体例としては、
ITO(indium tin oxide)、酸化インジウムに2〜20%の酸化亜鉛(ZnO)を混合
したIZO(indium zinc oxide)の他、金(Au)、白金(Pt)、ニッケル(Ni)
、タングステン(W)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、鉄(Fe)、コバルト(
Co)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、または金属材料の窒化物(TiN)等を用い
ることができる。
一方、陰極材料としては、仕事関数の小さい(仕事関数3.8eV以下)金属、合金、電
気伝導性化合物、およびこれらの混合物などを用いることが好ましい。陰極材料の具体例
としては、元素周期律の1族または2族に属する元素、すなわちLiやCs等のアルカリ
金属、およびMg、Ca、Sr等のアルカリ土類金属、およびこれらを含む合金(Mg:
Ag、Al:Li)や化合物(LiF、CsF、CaF2)の他、希土類金属を含む遷移
金属を用いて形成することができる。但し、陰極は透光性を有する必要があるため、これ
ら金属、又はこれら金属を含む合金を非常に薄く形成し、ITO等の金属(合金を含む)
との積層により形成する。これら陽極、及び陰極は蒸着法、スパッタリング法等により形
成することができる。
画素構成により、第1の電極及び第2の電極のいずれも陽極、又は陰極となりうる。例
えば、駆動用TFTの極性をnチャネル型とし、第1の電極を陰極、第2の電極と陽極と
することができる。
また保護膜310をスパッタリング法やCVD法により形成することにより、水分や酸
素の侵入を防止する。このとき保護膜310と、第2の基板301十の間に形成される空
間には、窒素を封入し、さらに乾燥剤を配置してもよい。さらに吸湿性を有する有機材料
を用いて充填してもよい。
さらに偏光板や円偏光板を設ける場合、図5(A)に示すように第1の基板の外側(発
光素子と反対側)へ第1の偏光板、又は第1の円偏光板315を配置し、凹凸形状を有す
る第2の基板301の発光素子側へ第2の偏光板、又は第2の偏光板316を配置するこ
とができる。このとき、反射体へ映像情報を入力するため、第1の偏光板、又は第1の円
偏光板315、及び第2の偏光板、又は第2の偏光板316に開口部を設ける。開口部は
画素毎に設け、少なくとも反射体と対向する領域に設けると好ましいが、数、形状、配置
は適宜設計することができる。
また図5(B)に示すように、凹凸形状を有する第2の基板301上に、アクリル、又
はポリイミド等の有機材料を用いて平坦化膜317を形成し、平坦化膜317の外側(発
光素子と反対側)へ、第2の偏光板、又は第2の偏光板316を配置してもよい。この場
合、第1の偏光板、又は第1の円偏光板315、及び第2の偏光板、又は第2の偏光板3
16に開口部を設ける必要がないが、反射体に対向する領域に設けてもよい。
図5(A)(B)において、第1の偏光板と第2の偏光板をクロスニコル状態に配置し
たり、1/4λ波長板と偏光板とを有する円偏光板の場合、該偏光板がクロスニコル状態
となるように配置する。なおクロスニコル状態から±10度以下ずれてもかまわない。
このように偏光板、又は円偏光板を設けることにより、表示パネルのコントラストを向
上させることができる。
以上のように形成される表示パネルは非常に薄く、軽量であり、小型化を達成すること
ができる。
このような撮像機能付きの表示装置は、上記実施の形態と組み合わせることができる。
すなわち、本実施の形態のように作製された撮像機能付きの表示装置は、携帯電話機やテ
レビ電話装置に搭載することができる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、撮像機能付き表示装置を、液晶素子を有する表示パネル(液晶パネ
ル)を用いて形成する場合を説明する。
図11(A)に示すように、透光性を有する基板400に設けられたpチャネル型の駆
動用TFT401は、レーザ照射や加熱による結晶化処理、或いはニッケル、チタンなど
の金属元素の触媒作用を用いて結晶化処理が行われた結晶性半導体膜を有する。半導体膜
上にはゲート絶縁膜を介してゲート電極及びゲート線が設けられており、ゲート電極下の
半導体膜がチャネル形成領域となる。ゲート電極をマスクとして自己整合的にボロン等の
不純物元素を半導体膜に添加し、ソース領域及びドレイン領域となる不純物領域が形成さ
れる。ゲート電極を覆うように第1の絶縁膜が設けられており、第1の絶縁膜には不純物
領域上にコンタクトホールが形成されている。コンタクトホールには配線が形成され、ソ
ース配線及びドレイン配線として機能している。なお、ソース配線、ドレイン配線、及び
その他の配線の凹凸の影響を低減し、液晶層403へ均一な電圧を印加するため、有機材
料を用いて平坦化膜402を形成するとよい。
ドレイン電極と電気的に接続するように、画素電極403が設けられ、画素電極403
上に配向膜(図示せず)が設けられ、ラビング処理が施されている。本実施の形態では、
画素電極403を透明導電膜、例えばITOから形成する。
また実施の形態4と同様に、反射体302が形成された第2の基板を形成し、液晶パネ
ルの対向基板406として用意する。対向基板406には、順に、偏光板407、カラー
フィルター408、対向電極409が設けられている。対向電極409上に配向膜(図示
せず)が設けられ、ラビング処理が施されている。
第1の基板400、及び第2の基板406を張り合わせ、その間に液晶層403を注入
する。液晶層を注入する場合は、真空中で行うとよい。また第1の基板400へ液晶層を
滴下し、第2の基板406で張り合わせてもよい。特に、大型基板になると液晶層を注入
するより、滴下する方が好ましい。そして第1の基板400側へ偏光板410を形成する
このような液晶パネルにおいて、映像情報を透過するための開口領域405を設ける。
映像情報は、開口領域405を透過し、反射体302より反射して撮像装置411に入力
される。そのため、開口領域は画素毎に配置すると透過率が高まるため好ましいが、開口
部の形状や、画素毎に設ける数等は適宜設定すればよい。例えば、複数の小さなサイズの
開口部を画素毎に設けてもよい。さらに、撮像装置の感度を高めたり、画像補正処理を行
うことにより開口領域の数や面積を低減させることができる。
開口領域405では、非透光性を有する膜に開口部を形成する。そのため、対向電極4
09、カラーフィルター408、偏光板407、410をパターニングして開口部を形成
する。図11(B)には、液晶パネルの上面図を示し、信号線412、走査線413の交
差部に対向電極409と開口部405が設けられている。図11(C)には、偏光板40
7、410を示し、開口領域405に対応して開口部が設けられている。なお、図11(
B)(C)の上面図A−A’の断面図が、図11(A)に対応する。
また画素電極402に、透明導電膜(例えばITO)を用いる場合であっても、開口部を
形成してもよい。開口部に対応する位置の液晶層404には、対向電極409、又は画素
電極403がないため、電圧が印加されず透光性を有する領域となる。
さらに、開口領域405に、画素電極403、及び対向電極409と異なるように制御
される透明導電膜を形成し、液晶層の分子を制御して、透光性を有する状態に保持しても
よい。また開口領域405における偏光板に、λ/2波長板を設けてもよい。
このように、開口領域405に開口部を形成し、透光性を有することにより液晶パネル
を用いた撮像機能付き表示装置を提供することができる。
なお液晶材料としてはTN液晶、STN液晶、又は複屈折を使用する非ねじれモードの
ネマテッィク液晶を用いることができる。また偏光板を不要とする、強誘電性液晶、およ
びネマティック、コレステリック等の液晶をポリマー内に分散させた分散型液晶(PDL
C)モードやゲスト・ホスト(GH)モードの液晶材料を用いてもよい。
また液晶パネルは、透過型液晶パネル、反射型液晶パネル、及び半透過型液晶パネルの
いずれを用いてもよい。特に透過型液晶パネルの場合、画素電極403は透明導電膜によ
り形成するため、画素電極に開口部を設けなくともよい。また反射型液晶パネルの場合、
画素電極は反射性を有する導電膜により形成するため、画素電極に開口部を設ける構成と
なる。
図12には、第2の偏光板407の配置が異なる構成を示す。凹凸形状を有する第2の
基板に対して、アクリル、ポリイミド等の透光性を有する有機材料を用いて、平坦化膜4
15を形成する。そして平坦化膜415上に第2の偏光板407を配置する。なお図12
において、液晶層416とは第1の基板400上に形成された駆動用TFT401、平坦
化膜402、画素電極403、液晶層404、対向電極409、カラーフィルター408
を有する。
また実施の形態4で示した発光素子を有する表示パネルにおいて、開口領域を設けても
よい。例えば、発光素子の第1の電極若しくは第2の電極、又は適宜設けられた偏光板若
しくは円偏光板に開口部を形成してもよい。
以上のように形成される表示パネルは非常に薄く、軽量であり、小型化を達成すること
ができる。
このような撮像機能付きの表示装置は、上記実施の形態と組み合わせることができる。
すなわち、本実施の形態のように作製された撮像機能付きの表示装置は、携帯電話機やテ
レビ電話装置に搭載することができる。
(実施の形態6)
本実施の形態では、実施の形態1乃至5で説明した撮像手段における画像の補正方法に
ついて図6を用いて説明する。
図6(A)には撮像装置701、表示パネル(例えば、両面パネル)705、使用者を
示し、表示パネルの透過率に応じた色合いや輝度の補正:Aと、表示パネルの自発光によ
る映り込みを差し引く補正:Bを行う。
図6(B)には、使用者と相手との双方向対話型システムのフローチャートを示す。以
下、使用者と、相手とが同等の双方向対話型装置を有する場合で説明する。
双方向コミュニケーションは、撮像手段701a、701bと、通信回路702a、7
02bと、画像処理回路706a、706bと、表示パネル外部回路704a、704b
と、表示パネル705a、705bを有し、通信回路702aと702bとを介して使用
者と相手のコミュニケーションが行われる。画像処理回路706a、706bは、補正:
Aを行う機能、補正:Bを行う機能、を有し、表示パネル外部回路704a、704bに
より制御される。
撮像装置701a、701bはそれぞれ、表示パネル705a、705bを介して使用
者と相手を撮影する。このとき、表示パネルの透過率に応じた色ずれや輝度ずれを補正す
る補正:Aが行われる。また、使用者及び相手の画像に対して表示パネル705a、70
5bからの自発光の成分を差し引く補正Bが行われる。その結果、補正された使用者の画
像と、補正された相手の画像となる。補正Aと、補正Bを行う順序はどちらが先であって
も、同時に行ってもよい。また補正Aと補正Bとを同一の補正回路を用いて行ってもよい
。補正Aを行うための回路は、通信回路702と表示パネル外部回路、又は表示パネル外
部回路と表示パネルとの間に設けてもよい。さらに、レンズや焦点に応じた画像処理機能
を、補正Bを行う機能に加え、表示パネル705a、705bからの自発光の成分に縮小
やぼかしなどのフィルター処理を行ってから差し引くとよい。
このような補正された画像が、通信回路702a、702bを介して送受信される。
通信回路702a、702bから受信された画像は、それぞれ表示パネル外部回路70
4a、704bへ入力され、表示パネル705a、705bで表示が行われる。具体的に
は、表示パネルに設けられた信号線へ補正された画像a、画像bのビデオ信号が入力され
る。
以上のように補正された画像を用いて、高精度な双方向コミュニケーションを行うこと
ができる。
本実施の形態の画像の補正方法は、上記実施の形態と自由に組み合わせることができる

(実施の形態7)
本発明の本発明の凹凸形状を有する基板搭載、又はファイバースコープ搭載の表示パネ
ルを有する電子機器の一例として、デジタルカメラ、カーオーディオなどの音響再生装置
、ノート型パーソナルコンピュータ、家庭用ゲーム機などの記録媒体を備えた画像再生装
置などが挙げられる。それら電子機器の具体例を図9に示す。
図9(A)はノート型パーソナルコンピュータであり、本体2201、筐体2202、
表示部2203、キーボード2204、外部接続ポート2205、ポインティングマウス
2206、筐体2202内部に撮像装置2207等を有する。本発明の凹凸形状を有する
基板搭載、又はファイバースコープ搭載の表示パネルは、表示部2203に用いることが
でき、ノート型パーソナルコンピュータを用いた双方向コミュニケーションシステムを提
供することができる。
また図9(B)は、モバイルコンピュータであり、本体2301、表示部2302、ス
イッチ2303、操作キー2304、赤外線ポート2305、筐体2306内部に撮像装
置2307等を含む。
本発明の凹凸形状を有する基板搭載、又はファイバースコープ搭載の表示パネルは、表示
部2302に用いることができ、モバイルコンピュータを用いた双方向コミュニケーショ
ンシステムを提供することができる。
上記の電子機器において、凹凸形状を有する基板搭載、又はファイバースコープ搭載の
表示パネルにより、互いの視線が一致する双方向コミュニケーションシステムを提供する
ことができる。
本実施の形態は、上記の実施の形態と自由に組み合わせることができる。
(実施例1)
本実施例では、図1(C)で示す凹凸形状を有する第2の基板を用いた場合における撮
影範囲を、シミュレーション計算した結果を図7に示す。
図7に示すX軸は撮影可能幅(mm)、Y軸は撮影位置からの距離、つまり表示パネル
から被写体までの距離(mm)を示す。また複数の反射体により反射して撮像装置へ入力
することができる範囲をライン(line1〜line61)で示す。
図7から撮影可能領域Aと、撮影困難となる領域Bとがあることがわかる。撮影可能領
域A、撮影困難となる領域Bは、反射体を設ける基板の角度、形状、数、や撮像装置の配
置、光学系等により設定することができる。
一般的に、表示部の正面に撮影したい被写体が配置されるため、撮影可能領域Aは表示
パネルと対向する面(表示パネルの正面)が最も大きく、且つ多くなるようにするとよい
。そして撮影困難となる領域Bは、表示パネルの周辺、つまり表示部の周囲となるように
設定すればよい。また撮影困難となる領域Bは、撮影可能領域Aを利用して画像接続処理
、補間処理を行うとよい。
またそれぞれの撮影可能領域Aを透過した像は、反射体によって反転し、また方向によ
って撮影可能領域Aの範囲が異なるため画像の解像度が不均一となってしまう。そのため
、フィルター処理として、画像反転処理を施すとよい。またさらに、パネル画像の映り込
みを防止するための補正を行うとよい。
本発明の携帯電話機を示した図である。 本発明のテレビ電話装置を示した図である。 本発明のテレビ電話装置を示した図である。 本発明の両面パネルを示した断面図である。 本発明の両面パネルを示した断面図である。 本発明の補正用フローチャートを示す図である。 シミュレーション結果を示すグラフである。 本発明の携帯電話機を示した図である。 本発明の電子機器を示した図である。 本発明の携帯電話機を示した図である。 本発明の液晶パネルを示した断面図である。 本発明の液晶パネルを示した断面図である。

Claims (8)

  1. 透光性を有する表示手段と、前記表示手段を挟持する筐体と、前記表示手段の周囲に配置された撮像手段とを有し、
    前記撮像手段は、前記表示手段と前記筐体との間に設けられたファイバースコープを通し、被写体を撮像することを特徴とする撮像機能付き表示装置。
  2. 請求項1において、前記撮像手段は固体撮像素子を有することを特徴とする撮像機能付き表示装置。
  3. 請求項1において、前記撮像手段はCCDカメラ、又はCMOSカメラを有することを特徴とする撮像機能付き表示装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一において、前記撮像手段は、入力された映像情報に対して前記表示手段の透過率に応じた輝度補正を行い、前記表示手段に表示される画像の映像情報に対して前記表示手段からの発光による映り込みに応じた補正を行う補正手段を備えていることを特徴とする撮像機能付き表示装置。
  5. 透光性を有する表示手段と、前記表示手段を挟持する筐体と、前記表示手段の周囲に配置された撮像手段とを有し、
    通話先の画像を前記表示手段に表示すると同時に、前記撮像手段は、前記表示手段と前記筐体との間に設けられたファイバースコープを通し、被写体である使用者を撮像することを特徴とする双方向コミュニケーションシステム。
  6. 請求項5において、前記撮像手段は固体撮像素子を有することを特徴とする双方向コミュニケーションシステム。
  7. 請求項5において、前記撮像手段はCCDカメラ、又はCMOSカメラを有することを特徴とする双方向コミュニケーションシステム。
  8. 請求項5乃至7のいずれか一において、前記撮像手段は、入力された映像情報に対して前記表示手段の透過率に応じた輝度補正を行い、前記表示手段に表示される画像の映像情報に対して前記表示手段からの発光による映り込みに応じた補正を行う補正手段を備えていることを特徴とする双方向コミュニケーションシステム。
JP2006187592A 2006-07-07 2006-07-07 撮像機能付き表示装置、及び双方向コミュニケーションシステム Withdrawn JP2007028608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006187592A JP2007028608A (ja) 2006-07-07 2006-07-07 撮像機能付き表示装置、及び双方向コミュニケーションシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006187592A JP2007028608A (ja) 2006-07-07 2006-07-07 撮像機能付き表示装置、及び双方向コミュニケーションシステム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003275185A Division JP4845336B2 (ja) 2003-07-16 2003-07-16 撮像機能付き表示装置、及び双方向コミュニケーションシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007028608A true JP2007028608A (ja) 2007-02-01

Family

ID=37788694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006187592A Withdrawn JP2007028608A (ja) 2006-07-07 2006-07-07 撮像機能付き表示装置、及び双方向コミュニケーションシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007028608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146644A1 (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Sharp Kabushiki Kaisha 撮像装置及びその製造方法、並びに該撮像装置を搭載した携帯情報端末及び撮像機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008146644A1 (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Sharp Kabushiki Kaisha 撮像装置及びその製造方法、並びに該撮像装置を搭載した携帯情報端末及び撮像機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4845336B2 (ja) 撮像機能付き表示装置、及び双方向コミュニケーションシステム
TWI605718B (zh) 具有攝像功能之顯示裝置及雙向通訊系統
JP4515259B2 (ja) 表示装置及び電子機器
JP5471608B2 (ja) 撮像装置付き画像表示装置
JP4515161B2 (ja) 撮像機能付き表示装置及び双方向コミュニケーションシステム
JP2002314899A (ja) 撮像機能一体型表示装置
US20040263660A1 (en) Electronic device with mirror function and image capture function
JP2007028608A (ja) 撮像機能付き表示装置、及び双方向コミュニケーションシステム
JP2006163430A (ja) 表示装置、携帯端末及び折り畳み型携帯端末

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090515

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090602

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090630