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JP2006527946A - 電気通信システム及び方法 - Google Patents

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JP2006527946A JP2006516366A JP2006516366A JP2006527946A JP 2006527946 A JP2006527946 A JP 2006527946A JP 2006516366 A JP2006516366 A JP 2006516366A JP 2006516366 A JP2006516366 A JP 2006516366A JP 2006527946 A JP2006527946 A JP 2006527946A
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Abstract

外部パケットデータ通信ネットワークを介して、通信相手ノード及び移動ノードを構成する移動通信ユーザ機器間でインターネットパケットを通信する電気通信システムを提供する。電気通信システムは、複数のパケットデータベアラを、移動無線パケットネットワークに接続されたノードに提供する移動無線パケットネットワークを備える。各ベアラは、それぞれがインターネットパケットの送信元アドレスに関して定義され、移動無線パケットネットワークは、外部ネットワークと移動無線パケットネットワークとの間のインタフェースを司るゲートウェイサポートノードを備える。ゲートウェイサポートノード(GGSN)は、インターネットパケットが、移動ノードの第1の送信元アドレスの通信相手ノードに、移動ノードの気付アドレスへの対応付け更新を提供するものであるか否かを検出する(S6)。インターネットパケットが対応付け更新である場合、通信相手ノードから送信された移動ノードの気付アドレスを有するインターネットパケットを、宛先アドレスとして、ゲートウェイサポートノードから外部ネットワークに送り出すことを許可する(S14)。対応付け更新から移動ノードの気付アドレスを得て、インターネットパケットヘッダの宛先アドレスとしてこの気付アドレスを有する通信相手ノードからのパケットの送り出しを許可することにより、サービスの剽窃を防止又は少なくとも抑制するための機密保護を実現することができる。サービスの剽窃は、例えば、悪意があるユーザが、通信相手ノードとして機能する移動ユーザ機器から送信された、ホップバイホップ拡張フィールド内に正当なアドレスを有し、宛先フィールドアドレス内に認証されていないアドレスを有するIPデータパケットの認証されていない宛先アドレスを用いて行われる虞がある。

Description

本発明は、外部パケットデータ通信ネットワークを介して、通信相手ノード及び移動ノードを構成する移動通信ユーザ機器間でインターネットパケットを通信する電気通信システムに関する。特に、本発明は、外部パケットデータ通信ネットワーク及び移動無線パケットネットワークの間でインターネットパケットを通信するゲートウェイサポートノードに関する。
一実施形態においては、ゲートウェイサポートノードは、汎用パケット無線システム(General Packet Radio System:GPRS)ネットワークのGPRSゲートウェイサポートノード(GPRS Gateway Support Node:GGSN)として知られるゲートウェイを構成する。
汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service:以下、GPRSという。)は、例えば、移動機器のためのグローバルシステム(Global system for Mobiles:以下、GSMという。)等の第2世代移動無線ネットワーク、又はユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunications System:以下、UMTSという。)等の第3世代移動無線ネットワークを介して、移動ユーザ機器に/から効率的にデータパケットを通信するために開発された。GPRSは、例えば、インターネットパケット(IP)等のデータパケット通信のためのネットワーク及び無線リソースを最適化することを試みるパケット指向サービスをサポートする。GPRSは、第2世代又は第3世代移動無線ネットワークの回線交換アーキテクチャに関連する論理的アーキテクチャを提供する。
一般に、GPRSネットワークは、他のデータパケット通信ネットワークに接続され、このデータパケット通信ネットワークは、更に他のデータパケット通信ネットワークに接続していてもよい。以下の説明ではGPRSネットワークが接続されているネットワークを外部ネットワークと呼ぶ。移動通信ユーザ機器(user equipment:以下、UEという。)と外部ネットワークとの間でデータを通信するためのGPRSネットワークは、外部ネットワークとユーザ機器との間のインタフェースを提供するゲートウェイサポートノード(gateway support node:以下、GGSNという。)を備える。また、GPRSネットワークは、電気通信ネットワークの無線リソースを制御する無線ネットワークコントローラ(radio network controller:以下、RNCという。)を用いて、ゲートウェイサポートノード及びユーザ機器の間でデータパケットの通信を制御するサービスサポートノード(service support node:以下、SGSNという。)を備える。
インターネットエンジニアリングタスクフォース(Internet Engineering Task Force:IETF)によって開発されたインターネットプロトコルは、電気通信ネットワークを介してパケットデータを通信する一般的なプロトコルとなった。インターネットプロトコルのバージョン4(Ipv4)は、標準化され、多くの固定ネットワークに普及したが、改善された機能を提供するために、インターネットプロトコルのバージョン6が開発された。これらの改善の1つとして、IPセッションの間、ホームネットワークから移動先ネットワークに移動する移動ノードに/からインターネットパケットを通信することが可能になった[非特許文献1]。一般に後述する経路最適化として知られる処理に続いて、それぞれ移動ノード(MN)を送信元とし、及び移動ノードを宛先として設定されているIPデータパケットのヘッダ内の送信元及び宛先アドレスが、MNローミングの結果、移動先ネットワークに変更される。
移動ノードは、GPRSネットワークに接続されている通信相手ノード(CN)とインターネットパケットを通信できる。この結果、GPRSネットワークのGGSNは、適切なベアラを介して、通信相手ノードにインターネットパケットをルーティングするよう構成する必要がある。この通信相手ノード自体も移動ノードであってもよい。移動ノードが、移動先ネットワークの中間セッション(mid-session)に移動すると、GGSNは、適切なベアラを介して、通信相手ノード(移動ユーザ機器)にインターネットパケットをルーティングする必要がある。移動ノードがホームネットワークに接続された際、セッション開始が確立された時点で、GGSNによって適切なベアラがセットアップされている。したがって、ベアラのためのパラメータは、移動ノードのホームアドレスを送信元アドレスとして参照して確立されてしまう。しかしながら、上述したように、インターネットパケットのヘッダの送信元アドレスは、セッションの間、ホームネットワークに接続された際の移動ノードのホームアドレスから、移動ノードが移動先ネットワークに移動した後に、気付アドレス(care-of-address)に変化する。したがって、何らかの適応化を行わなければ、GGSNは、送信元アドレスとして移動ノードの気付アドレスを有するインターネットパケットを見逃し、移動ノードのホームアドレスのために確立された、通信相手ノードへのベアラを介してパケットをルーティングすることができない。
そこで、ホップバイホップフィールド(hop-by-hop field)と呼ばれる拡張ヘッダフィールドに移動ノードのホームアドレスを格納する手法が提案されている。これにより、移動ノードのホームアドレスが、適切なベアラがセットアップされた送信元アドレスを提供するので、GGSNは、インターネットパケットを、GPRSネットワークに接続された通信相手ノード(CN)にルーティングすることができる適切なベアラを特定できる。しかしながら、例えば、Ipv6等のインターネットプロトコルと、例えば、GPRS等のパケット無線システムとの間の相互動作を改善するための技術的課題が残されている。
D. Johnson, C. Parkins, J. Arkko,"Mobility in Ipv6", Internet Draft, Internet Engineering Task Force, 20 January 2003. R. Steele, C-C Lee and P. Gould,"GSM, cdmaOne and 3G Systems," published by Wiley International ISBN 0 471 491853
本発明は、外部パケットデータ通信ネットワークを介して、通信相手ノード及び移動ノードを構成する移動通信ユーザ機器間でインターネットパケットを通信するための電気通信システムを提供する。本発明に係る電気通信システムは、複数のパケットデータベアラを、移動無線パケットネットワークに接続されたノードに提供する移動無線パケットネットワークを備える。各ベアラは、それぞれがインターネットパケットの送信元アドレスに関して定義され、移動無線パケットネットワークは、外部パケットデータ通信ネットワークと移動無線パケットネットワークとの間のインタフェースを司るゲートウェイサポートノード(GPRS Gateway Support Node:GGSN)を備える。GGSNは、インターネットパケットが、移動ノードの第1の送信元アドレスの通信相手ノードに、移動ノードの気付アドレスへの対応付け更新を提供するものであるか否かを検出し、インターネットパケットが対応付け更新である場合、通信相手ノードから送信された移動ノードの気付アドレスを有するインターネットパケットを、宛先アドレスとして、ゲートウェイサポートノードから外部パケットデータ通信ネットワークに送り出すことを許可する。
本発明の実施形態は、悪意がある移動ユーザ機器のユーザが、例えば、GPRSネットワーク又はGPRSネットワークが接続されている他のデータ通信ネットワーク等の電気通信ネットワーク上のリソースを不正に使用しようとするような場合等に生じる可能性があるサービスの剽窃に関する技術的課題を解決する。サービスの剽窃は、例えば、ユーザが、インターネットパケットについて、通信相手ノードとして機能する移動ユーザ機器から送信された認証されていない宛先アドレスを用いて行われる。認証されていないアドレスとは、例えば、汎用パケット無線システム(General Packet Radio System:GPRS)/ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunications System:UMTS)ネットワーク又はユーザが参加していない他のネットワークのリソースを不正に使用して、インターネットパケットを通信するために用いることができるアドレスである。このようなサービスの剽窃を防止するために、GGSN内でサービスベースローカルポリシとして知られる機密保護機能を用いて、ゲートを形成し、宛先アドレスが認証された場合のみ、ゲートウェイサポートノードからインターネットパケットを送り出すことを許可する。
上述のように、Ipv6パケットのホップバイホップ拡張ヘッダフィールドは、移動先ネットワークに移動した移動ノードのホームアドレスを含むように構成されており、したがって、通信相手ノードから送信されたインターネットパケットの宛先アドレスとして、気付アドレスを有する。正当なデータパケットをゲートウェイサポートノードが接続された隣接する電気通信ネットワークに渡すために、ゲートウェイサポートノードは、インターネットパケットヘッダの宛先アドレスフィールドと同様に、ホップバイホップフィールドを調べる。ホップバイホップフィールド又は宛先アドレスフィールドが正当なアドレスを含む場合、インターネットパケットは、ゲートウェイサポートノードを介して、外部パケットデータ通信ネットワークに送り出される。この結果、宛先アドレスフィールド内には、認証されていない宛先アドレスが含まれているが、ホップバイホップフィールドに移動ノードのホームアドレスを含ませるように、悪意があるユーザがインターネットパケットを改竄した場合、サービスの剽窃の可能性が高くなるという技術的課題が生じる。このため、GGSNのSBLP機能は、ホップバイホップフィールドが正当な移動ノードのホームアドレスを含んでいても、宛先アドレスが認証されていないアドレスである場合、そのインターネットパケットを除外するよう構成する必要がある。
本発明の実施形態における電気通信システムでは、ゲートウェイサポートノードは、移動ノードの気付アドレスを、その移動ノードのホームアドレスに関連付けて特定するように構成される。気付アドレスは、経路最適化のために必要である対応付け更新メッセージの受信後に特定される。そして、移動ノードの気付アドレスをゲートウェイサポートノードの機密保護機能に提供する。サービスアタックによる剽窃が成功する可能性を低減するために、ゲートウェイサポートノードの機密保護機能は、ホップバイホップフィールド内の移動ノードのホームアドレス及び移動ノードの気付アドレスの両方が正当である場合にのみ、インターネットパケットを通過させること許可するように構成される。この目的で、ゲートウェイサポートノードは、移動ノードのホームアドレスに関連付けて対応付け更新メッセージから提供された気付アドレスを保存する。
本発明の様々な更なる側面及び特徴は、添付の特許請求の範囲に定義されている。これらの側面には、ゲートウェイサポートノード及びインターネットパケットの通信方法が含まれる。
移動無線パケットネットワークアーキテクチャ
データパケット通信をサポートするよう構成された移動無線パケットネットワークの例示的アーキテクチャを図1に示す。このアーキテクチャの詳細は、添付資料1に開示されている。本発明の実施形態及びこの実施形態によって提供される利点を明瞭にするために、以下、簡単な説明を行う。図1に示す移動無線パケットネットワークは、汎用パケット無線システム(General Packet Radio System:GPRS)/ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunications System:UMTS)規格に準拠し、汎用陸上無線アクセスネットワーク部分(Universal Terrestrial Radio Access Network part:UTRAN)と呼ばれる陸上無線ベアラを介して、ネットワークに接続されたノードにインターネットデータパケットを通信する移動無線パケットネットワークを提供する。移動無線パケットネットワークは、外部パケットデータネットワーク(PDN)212と、GPRS/UMTSネットワークに接続されたノードとの間にインタフェースを提供するゲートウェイサポートノード(GPRS Gateway Support Node:GGSN)100を備える。これらのノードは、UTRAN無線インタフェースを介して通信を行うので、通常、移動ノードであってもよい。なお、以下の説明では、移動無線パケットネットワークに接続される移動ユーザ機器(UE)116、118を通信相手ノードCNと呼ぶ。後述するように、GPRS/UMTSネットワークは、GGSN100から通信相手ノードCNに、及び通信相手ノードCNからGGSN100にインターネットパケットを通信する複数のパケットデータベアラを提供する。通常、GGSN100によって通信相手ノードから受信したパケットは、移動無線パケットネットワークから外部PDN212に送り出すことができる。これらのパケットは、外部PDN212又は他のネットワークに接続された他のノードに宛てられてもよく、パケットは、外部PDN212を介してこれらのノードに到着する。
IP経路最適化
経路最適化は、インターネットプロトコル規格バージョン版6(Ipv6)の一部として知られ、ホームネットワークから移動先ネットワークに移動するノードに対して実行できる。経路最適化は、ホームネットワークから移動先ネットワークに所属(affiliation)を変更するノードが、ホームネットワークを介するルーティングを行うことなく、移動先ネットワークを介して、ノードに/からインターネットパケットを通信できるようにするための処理である。以下の説明では、ホームネットワークから移動先ネットワークに移動することによって所属を変更するノードを移動ノードと呼ぶ。
インターネットプロトコルにおいて周知のように、互いの間でインターネットパケットを通信するノードは、インターネットパケットヘッダにおいて宛先アドレス及び送信元アドレスを提供する。図2は、GPRSネットワークCNに接続された通信相手ノード及び移動ノードMNの間での経路最適化処理を説明する図である。図2では、通信相手ノードCNが移動ノードMNに/からインターネットパケットを通信し、通信相手ネットワークMNは、GPRS/UMTSネットワークに所属する。移動ノードMN202、204の2つの位置で示すように、先に、ホームネットワーク210を介して通信者ネットワークCNとインターネットパケットを通信していた移動ノードは、外部PDN212に移動する。すなわち、移動ノードMNは、最初は、ホームエージェントHAを介してインターネットパケットを通信していた。移動ノードMNが位置202のホームネットワーク210から位置204の外部PDN212に移動すると、Ipv4の周知の動作では、インターネットパケットは、ホームエージェントを介してルーティングする必要がある。すなわち移動ノードMNに送信されるパケットの宛先アドレスは、そのホームアドレスであり、移動ノードMNから送信されるパケットの送信元アドレスもそのホームアドレスである。したがって、インターネットパケットは、GPRS/UMTSネットワーク200を介して、通信相手ノードCNに/から、外部PDN212及びホームネットワーク210を介して、ルーティングする必要がある。なお、移動ノードMNが移動先ネットワークに移動した後に、ホームエージェントを介してパケットをルーティングすることは、不必要にネットワークリソースを消費し、更に、インターネットパケットの通信における遅延を増加させる。
上述のように、経路最適化は、ホームエージェントHAを介することなく通信相手ノードCN及び移動ノードMNの間でインターネットパケットを通信し、この結果、インターネットパケットを通信するために必要なリソースを低減する処理である。また、これにより、多くの場合、パケット通信における遅延も減少する。
図2及び図3は、後述する本発明の実施形態を理解する際に有用な経路最適化処理の関連部分の概要を示している。図3は、経路最適化の前後におけるインターネットパケットヘッダの具体例を示している。図3に示すインターネットパケット300は、位置202のホームネットワークに接続された移動ノードMNから、GPRSネットワーク200に接続された通信相手ノードCNに送信されるインターネットパケット(IP)ヘッダの具体例を示している。インターネットパケットヘッダ300は、宛先フィールド302内に通信相手ノードCNのアドレスを含み、送信元アドレスフィールド304内に移動ノード(MN)のホームアドレスを含む。また、インターネットパケットヘッダ300は、後述するホップバイホップフィールド306として知られる更なるフィールドを含む。移動ノード(MN)から通信相手ノード(CN)への通信のためのIPヘッダ300は、ダウンリンクインターネットパケットと呼ばれる。
アップリンク、すなわち、通信相手ノードCNから移動ノードMNへの通信の場合、インターネットパケットヘッダ310は、宛先フィールド312内に移動ノードMNのホームアドレスを含み、送信元アドレスフィールド314内に通信相手ノードCNのアドレスを含む。
移動ノードの所属の変化に基づく経路最適化に続いて、移動ノードMNは、通信相手ノードに新たなアドレスを知らせる必要がある。移動先ネットワークを介して、移動ノードMNにアクセスするために用いられるアドレスである新たなアドレスは、気付アドレス(care-of-address)と呼ばれる。通信相手ノードCNに、移動ノードMNの気付アドレスを知らせるために、移動ノードMNは、通信相手ノードCNに対応付け更新メッセージを送信する。
対応付け更新メッセージの具体例をインターネットパケットヘッダ320として図3に示す。従来と同様、IPヘッダ320の宛先アドレスフィールド322は、通信相手ノードCNのアドレスを含み、送信元アドレスフィールド324は、移動ノードMNの気付アドレスを用いる。拡張ヘッダフィールド326は、値「5」によって、インターネットパケットが対応付け更新を提供することを示す移動ヘッダ(Mobile Header:MH)タイプを提供する。ペイロードフィールド328には、値「0」が格納される。対応付け更新のインターネットパケットヘッダ320は、移動ノードMNから通信相手ノードCNに送信される。
対応付け更新に応じて、通信相手ノードCNは、データメモリ220として図2に示すキャッシュアドレスメモリを更新する。このキャッシュアドレスメモリは、移動ノードMNの気付アドレスを移動ノードの元のホームアドレスに関連付けて保存する。そして、通信相手ノードCNは、インターネットパケットヘッダ332の形式で対応付け更新確認応答を送ることによって対応付け更新のインターネットパケットヘッダ320に応じる。対応付け更新確認応答のインターネットパケットヘッダ332は、宛先アドレスフィールド334内に移動ノードMNの気付アドレスを含み、送信元アドレスフィールド336内に通信相手ノードCNのアドレスを含む。対応付け更新確認応答メッセージは、拡張ヘッダフィールド338に示すように、「6」に設定されたMHタイプフィールドによって、対応付け更新メッセージから区別される。ここでも、データフィールドの値は、「0」である。
対応付け更新により、ダウンリンク用のインターネットパケットヘッダ350は、送信元フィールド352に移動ノードMNの気付アドレスを含むこととなる。これに対応して、移動ノードMNに送信されたインターネットパケットの宛先フィールドは、インターネットパケットヘッダ360内に移動ノードの気付アドレスを含む。
通信相手ノード自体がネットワーク内で又は移動先ネットワークに所属を変えると、これに応じて、通信相手ノードCNが対応付け更新を実行する。図2に示すように、移動ノード230のキャッシュアドレスメモリは、通信相手ノードCNのアドレスに関連付けて通信相手ノードCNの気付アドレスを含むように更新され、これにより、この後、インターネットパケットは、通信相手ノードのホームアドレスに代えて通信相手ノードCNの気付アドレスを使用する。
トラヒックフローテンプレート(GGSNにおけるTFTベースのパケットフィルタリング)
以下、図2に示すGPRS/UMTSネットワークの一部を構成する要素を示す図4を用いて本発明の例示的な実施形態について説明する。図4には、ゲートウェイサポートノード(gateway support node:以下、GGSNという。)400と、サービスGPRSサポートノード(Serving GPRS Support Node:以下、SGSNという。)402と、汎用陸上無線アクセスネットワーク部分(Universal Terrestrial Radio Access Network part:以下、UTRANという。)404とが示されている。GGSN400、SGSN402及びUTRAN404は、図1に示すように、例えば、通信相手ノードCNを形成する移動ユーザ機器(UE)406に/からデータパケットを通信する移動無線パケットネットワークの一部を構成する。UTRAN404は、図1に示すようにRNC及びノードBを含み、移動UE406を有するノードBによって形成される無線アクセスインタフェースを介してパケットを通信する。
図4は、移動ユーザ機器406に/からデータパケットを通信するための、GGSN400、SGSN402及びUTRAN404内に存在するそれぞれのプロトコルスタックを示している。発明の実施形態の以下の説明を明瞭にするために、これらのプロトコルスタックについて簡潔に説明する。
GGSN400は、GPRS/UMTSネットワーク200と、以下の説明では、移動ノードが移動する移動先ネットワークである外部PDN212との間のインタフェースを司る。インターネットデータパケットは、物理層L1/L2(410)を介して受け取られ、Ipv6(412)に基づいて動作する移動IP層に供給される。移動先ネットワークである外部PDN212から受信したインターネットパケットを通信するために、GPRSトンネルプロトコル層GTP−U414は、インターネットパケットをカプセル化し、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)層416と連携して、インターネットプロトコル層418及び物理層L1/L2(420)を用いて、インタフェースGn/Gpを介して、SGSNにIPデータパケットを通信する。これに対応して、SGSN内において、インターネットプロトコルパケットのルーティング及び配信を提供するために、リンク層L1/L2(422)を介して受け取ったパケットは、対応するIP層426、UDP層428及びGTP−U層430を介して、移動IP層424に供給される。そして、移動IP層424は、UTRAN404を含まれる適切な無線ネットワークコントローラ(図示せず)にIPデータパケットをルーティングする。このようにして、IPデータパケットは、更なるGTP−U層440、UDP層442及びIP層444を通り、リンク層L1/L2(446)から、Iu−psインタフェースを介して、UTRAN404内の対応するリンクレイヤ450にトンネリングされる。そして、これに対応して、IPデータパケットは、IP層452、UDP層454及びGTP−U層456を介して、移動IP層Ipv6(460)にトンネリングされる。インターネットパケットは、対応する適切なノードB(図示せず)にルーティングされ、対応する層が、無線アクセスベアラ層462を介して移動ユーザ機器406にデータパケットを送る。
アップリンク方向においては、すなわち、通信相手ノードCNである移動ユーザ機器406からGGSNへの方向では、インターネットパケットがGPRS/UMTSネットワーク200から外部PDN212に送り出されるように、GGSNにインターネットパケットをルーティングして戻す、対応するトンネリングが採用される。
また、図4に示すように、GPRS/UMTS要素として、GGSN400内には、トラヒックフローテンプレート(Traffic Flow Template:以下、TFTという。)コントローラ470及びサービスベースポリシ(Service Based Policy:以下、SBLPという。)コントローラ472が含まれている。TFT470及びSBLP472は、後述するように、本発明の実施形態に基づいて動作し、GGSNから移動UE(CN)への、及び移動UE(CN)からGGSNへの、及び外部PDN212に向けてのIPデータパケットの通信を管理する。
以下の説明において、移動UE406は、図2に示すように、通信相手ノードCNを構成し、移動UE406がインターネットデータパケットを受け取り、及びインターネットデータパケットを送るノードは、図2を用いて説明したように、外部PDN212に移動する移動ノードを構成する。
本発明の実施形態を明瞭に説明するために、まず、図4に示すTFTコントローラ470の動作について、図5を用いて簡潔に説明する。
トラヒックフローテンプレートコントローラ
図5では、TFTコントローラの動作の説明のために、図4に示す要素を単純化して表現している。すなわち、図5は、ダウンリンク方向、すなわち、移動ノードMNから通信相手ノードCNにインターネットパケットをどのように通信するかを説明するために、GGSN400、SGSN402及びUTRAN404を単純化して示している。図5に示すように、GGSN移動IP層412内で動作するTFTコントローラ500には、送信元アドレスのリスト502が供給され、TFTコントローラ500は、このリスト502を用いて、インターネットパケットヘッダ内に含まれている送信元アドレスに基づき、IPデータパケットの通信を制御する。TFT500は、UE(CN)内の又は移動ノードMN上のアプリケーションによって始動され、必要な宛先にログオンする処理に類するパケットデータプロトコルコンテキストアクティブ化によってセットアップされた適切なベアラを介して、IPデータパケットを通信するように構成されている。
適切なUMTSベアラを選択するためにGGSNは、以下のパラメータに基づいて、トラヒックフローテンプレートを確立する。
・IPV4送信元アドレスタイプ
・IPV6送信元アドレスタイプ
・プロトコル識別子/次のヘッダタイプ
・単一の宛先ポートタイプ
・宛先ポート範囲タイプ
・単一の送信元ポートタイプ
・送信元ポート範囲タイプ
・機密保護周辺インデクスタイプ
・サービスタイプ/トラヒッククラスタイプ
・フローレベルタイプ
マルチメディアセッションのために用いられる各PDPコンテキストについて、移動端末は、トラヒックフローテンプレートを生成し、これをGGSNに送信し、GGSNは、このトラヒックフローテンプレートを用いて、テンプレートによって提供された情報に基づいて、入力パケットをフィルタリングする。例えば、Ipv6移動ノードから送信されたパケットについて、通信相手ノードCNは、ダウンリンク方向におけるパケットのためのIpv6送信元アドレスとして、移動ノードのIPアドレスを生成するトラヒックフローテンプレートを作成する。
図5に示すように、ダウンリンクを介して、外部PDN212から受信した通信相手ノードである移動ユーザ機器406に宛てられたインターネットパケット504は、宛先アドレスフィールド506内に通信相手ノードCNのアドレスを含んでいてもよい。インターネットパケットは、送信元アドレスフィールド508内に移動ノードのホームアドレスを含んでいてもよい。
実際の動作では、TFTコントローラ500は、リスト502に基づいてインターネットパケットの送信元アドレスをチェックし、それぞれの通信相手ノードCNにインターネットパケットを通信するために、TFTコントローラ内でセットアップされた適切なデータベアラを介して、インターネットパケットをルーティングする。ここで、図2に示すように、移動ネットワークがホームネットワーク210から移動先ネットワークである外部PDN212に移動した場合の処理について説明する。
図3を用いて説明したように経路最適化の後に、移動ノードの送信元アドレスは、移動ノードの気付アドレスになる。したがって、経路最適化が実行された後に、インターネットパケット504に対応するインターネットパケットヘッダ510は、通信相手ノードCNである移動ユーザ機器406への通信のために、移動ノードからGGSNに送られる。図5に示すように、外部PDN212に接続されたときに、移動ノードMNから受信したIPヘッダ510は、宛先アドレスフィールド512内に通信相手ノードである移動ユーザ機器406のホームアドレスを含むが、その送信元アドレスフィールド内には、移動ノード514の気付アドレスを含む。TFTは、送信元アドレスに関して、通信相手ノードにインターネットパケットを供給するためにセットアップされ、定義されたパケットベアラを有する。しかしながら、外部PDN212に移動した後に移動ノードから受信したインターネットパケットヘッダ510は、GGSNに対して何らかの適応化を行わない限り、TFTコントローラ500によっては認識されず、したがって、パケットが見落とされる。本発明では、このGGSNの適応化を行う。
経路最適化の後に、GGSN内のTFTコントローラ500間での相互動作の問題を解決するための既に提案されている解決策として、ホップバイホップフィールド516として知られている拡張ヘッダフィールド内に移動ノードMNのホームアドレスを含ませる手法がある。ホップバイホップフィールド516内に移動ノードのホームアドレスを含むことによって、TFTコントローラは、通信相手ノードCNにインターネットパケットを送るために用いる適切なベアラを特定できる。これは、セッション開始の一部として、PDPコンテキストアクティブ化の間にセットアップされるパケットベアラである。したがって、中間セッション(mid-session)の間に移動ノードが移動先ネットワークに移動すると、ホップバイホップフィールドによって移動ノードのホームアドレスを提供することによって、TFTコントローラ500は、通信相手ノードである移動ユーザ機器406にインターネットパケットを供給するために用いる適切なベアラを特定できる。また、ホップバイホップアドレスフィールドは、(IP6パケットのヘッダの拡張)ルーティングヘッダタイプ2としても知られている。
要約すれば、送信元アドレスフィールドと共にホップバイホップフィールドを解析することによって、リスト502が移動ノードのホームアドレスを含むので、TFTコントローラ500は、通信相手ノードCNにインターネットパケットを提供するための適切なベアラ520を特定できる。なお、TFTコントローラ500が適切なIPデータベアラを特定できるようにするために、ホップバイホップフィールドに移動ノードのホームアドレスを提供することに関しては、技術的課題な課題がある。この課題については次章で説明する。
GPRS/UMTSにおけるIMSのSBLPとの移動IPV6の相互動作
図6は、ダウンリンク通信に関して図5を用いて説明した場合と同様に、アップリンクを介して、通信相手ノードCNから移動ノードMNにデータパケットを通信するための図4に示すGPRS/UMTSネットワークの一部の概略を示している。
図6に示すように、PDPコンテキストアクティブ化を用いて、通信相手ノードCNによって開始されたベアラ600が、移動ノードMNへのアップリンク通信に提供される。アップリンク上でインターネットパケットと共に通信されるインターネットパケットヘッダ602は、例えば、ベアラ600を介して、UTRAN404を介して、SGSN402からGGSN400に、及び外部PDN212に向けて送信される。なお、CN(移動ユーザ機器)による、UMTSネットワーク内の及び外部PDN212内のサービス品質リソースへのアクセスを制限するために、GGSN400内には、SBLPを提供する。上述のように、SBLP472は、不正なパーティによるサービスアタックの剽窃を防止するために、ポリシ決定点(policy decision point)又はポリシ強制点(policy enforcement point)として、ポリシ機能に影響するように動作する。例えば、サービスに参加していない不正なパーティが、IPマルチメディアサブシステムサービス(IMS)へのアクセスを不正に獲得しようとするとする虞がある。サービスの剽窃として、UMTSサービスに不正アクセスを成功させる1つの可能性として、例えば、送信元又は宛先に関しては、GGSNネットワークにとって未知又は権限がない認証されていないアドレスを用いているが、ホップバイホップフィールド306内に正当なアドレスを格納する手法がある。
SBLP472によってアクティブ化及び認証されるIMSセッションについては、SBLPには、宛先アドレスとして、移動ノードの元のホームアドレスを含むテンプレートを表す情報を保存するデータメモリ604が設けられている。SBLPは、GGSNから外部PDN212に通信される各アップリンクデータパケットの宛先アドレスをデータメモリ604内に格納されている一組の認証された宛先アドレスと比較する。ここで、移動ノードMNが移動先ネットワークFNに移動すると、宛先アドレスは、MNの気付アドレスになる。図6には、インターネットパケットヘッダ608の間に、移動ノードMNのローミングの結果、宛先アドレスフィールド610内に移動ネットワークMNの気付アドレスを有するこのようなIPヘッダ608の具体例を示している。このIPヘッダ608は、宛先フィールド612内に移動ネットワークの気付アドレスを含む。
SBLP472が、正当な通信相手ノードCNから移動ノードMNに送り出すインターネットパケットを見落とすことがないように、ここでもホップバイホップフィールドに移動ノードの元のホームアドレスを含ませる。したがって、図6に示すように、アップリンクデータパケットのインターネットパケットヘッダ608は、ホップバイホップフィールドオプションの宛先アドレスフィールド610内に移動ノードMNのホームアドレスを含むように構成されている。したがって、通信相手ノードCNは、MNの気付アドレスを用いるが、ホップバイホップオプションヘッダには、移動ノードMNのホームアドレスを含むので、GGSN400のSBLP472は、ホップバイホップフィールド内のアドレスを、データメモリ604内の登録されたアドレスのリストと比較することができる。ホップバイホップフィールドが移動ノードMNのホームアドレスに一致すれば、インターネットパケットを、GGSN400を介して、外部PDN212に送り出すことが許可される。
上述のように、Ipv6に基づいて動作する不正な通信相手ノード(移動ユーザ機器)が、IMSサービスに認証されておらず、又は参加していないにもかかわらず、IMSサービスにアクセスするためのIMSセッションを開始しようとすることがある。この目的で、不正なパーティは、移動ノードの認証されたホームアドレスをホップバイホップフィールドに格納し、そして、宛先アドレスフィールドに何らかのアドレスを含ませることで、認証されていない宛先にパケットを送ることができてしまう虞がある。この場合、ホップバイホップフィールドが移動ノードMNの認証されたアドレスを含むので、パケットは、SBLP472を通過し、この結果、不正なパーティが認証なしでIMSサービス及びUMTSリソースにアクセスできてしまう。
SBLPによるTFT間の安全な認証
本発明の実施形態を図7に示す。図7は、図4に示すGPRSネットワークの一部を概略的に示している。なお、図7では、GGSNは、不正なパーティによるサービスの剽窃が成功する可能性を低減するように改善されている。この目的で、TFTコントローラ700は、移動ノードの気付アドレスを検出し、SBLPコントローラ702に気付アドレスを提供する。SBLPコントローラ702は、ホップバイホップフィールド及び宛先アドレスフィールドの両方が正当なアドレスを含んでいる場合、アップリンクにおけるインターネットパケットの送り出しを許可する。SBLPは、データメモリ704内に、認証されたアドレスのリストを保有している。以下、本発明の実施形態に基づくTFTコントローラ700及びSBLPコントローラ702の動作について説明する。
セッションの間の経路最適化の後、ホームネットワーク210から移動先ネットワークFNである外部PDN212に移動する移動ノードMNは、上述のように、対応付け更新を形成する。TFTコントローラ700によって、GGSN400が受け取る対応する対応付け更新パケット706を図7に示す。CBUは、基本的なIpvヘッダにおいて、宛先アドレスとしてMNの気付アドレスを用いる。また、CBUは、ホップバイホップフィールド712内に移動ノードの元のホームアドレスを格納し、これにより、TFTコントローラ700は、CBUがGGSNを通過することを許可する。なお、CBU706を対応付け更新として認識した後、TFTコントローラ700は、送信元アドレス(移動ノードの気付アドレス)を、データメモリ720に提供されている認証された送信元アドレスのリスト内の移動ノードの元のホームアドレスに関連付けて、アドレスフィールド706内に格納する。これにより、TFTコントローラ700は、移動ノードのホームアドレスを移動ノードの気付アドレスに関連付ける。
上述したように、対応付け更新メッセージは、「5」のMHタイプ値を用いる。TFTコントローラ700に提供された認証された送信元アドレスのリストに含まれていアドレスに一致しない送信元アドレスを有するパケットが到着すると、送信元アドレスは、移動ノード706の気付アドレスとして読み出される。その後、TFTコントローラ700が受け取った移動ノード706の気付アドレスを運ぶ全てのパケットが特定され、先の移動ノードのホームアドレスの場合と同様に、その気付アドレス(送信元アドレス)によって特定される対応するベアラを介して送信される。なお、移動ノードMNの新たな気付アドレスを確実に認証するために、一実施形態では、TFTコントローラ700は、通信相手ノードCNから対応付け更新確認応答メッセージを検索することができる。上述のように、対応付け更新確認応答は、MIPV6ドラフト、セクション6.1.8、36頁に定義されているように、値「6」のMHタイプによって特定される。したがって、TFTコントローラ700が、対応付け更新が受け入れられたことを示す「ゼロ」の状態値を有する対応付け更新確認応答を受け取り、特定した場合、TFTコントローラ700は、移動ノードについて、気付アドレスのみを用いる。
変形例として、通信相手ノードCN及び移動ノードの間で、(移動IPV6セクション5、セクション9.4及びセクション14に開示されている)移動IPV6リターンルータビリティ手続き(return routeability procedure)を用いて、安全な対応付け更新を行ってもよい。このように、確立された各PDPコンテキストについて、移動ノードが移動先ネットワークに接続された場合、関連するTFTは、移動ノードの送信元アドレス又は移動ノードの気付アドレスを含む。
不正なパーティによるサービスアタックの剽窃が成功する可能性を低減すると共に、UMTSリソース及びIMSセッションへのアクセスを許可するために、SBLPは、宛先アドレスについて、各パケットアクセスIMSサービスを確認する。SBLPコントローラは、基本的なIPV6ヘッダに含まれる宛先アドレス及びホップバイホップフィールドオプション内のMNの元のホームアドレスを確認する。パケットは、宛先アドレスが移動ノードの気付アドレスに一致し、且つホップバイホップフィールド内のアドレスが、SBLP情報テンプレートのデータメモリ704内の宛先アドレスとして、移動ノードのホームアドレスに一致した場合にのみGGSNから送り出すことができる。この他の場合、GGSMは、認証されていない宛先アドレスを用いて移動ユーザ機器(通信相手ノード)から送信された全てのパケットをブロックする。この目的で、TFTコントローラ700及びSBLPコントローラ702に関連して、機密保護アソシエイトSAを作成する。機密保護アソシエイトSAは、移動ノードの気付アドレスを含む。対応付け更新の後、移動ノードは、気付アドレスに移動し、移動先ネットワークにローミングし、これにより、移動ノードの送信元アドレスは、移動ノードMNの気付アドレスになる。したがって、アップリンクパケットヘッダのホップバイホップオプションが移動ノードである宛先のホームアドレスを含み、又は機密保護アソシエイトSAが移動ノードについての気付アドレスを提供する場合のみ、SBLPからのアップリンク上のGGSNからパケットを送り出すことができる。移動ノードMNの気付アドレスは、データメモリ704内に、移動ノードのホームアドレスと共に保存してもよい。
動作の概要
図8は、発明の実施形態に基づくゲートウェイサポートの動作を示すフローチャートである。以下、図8に示すフローチャートの各ステップを説明する。
S1:GGSNが外部パケットデータ通信ネットワークから、GGSNが一部を構成する移動無線パケットネットワークに接続されたノードに送信するべきインターネットパケットを受信する。移動無線パケットネットワークは、インターネットパケットをノードに送信するための複数のベアラを提供する。
S2:GGSNが、IPヘッダの送信元アドレスフィールド内の送信元アドレスから、受信したインターネットパケットを通信相手ノードに送信するための適切なベアラを特定する。
S4:なお、GGSNが送信元アドレスを認識しない場合、GGSNは、IPヘッダの拡張内のホップバイホップフィールドを調べる。ホップバイホップフィールドが、パケットベアラの1つが確立されているアドレスを含む場合、パケットを送信するためにこのベアラを用いる。
S6:GGSNがインターネットパケットを受け取り、インターネットパケットが対応付け更新であるか否かを判定する。
S8:パケットが対応付け更新である場合、GGSNは、対応付け更新の送信元アドレスとして提供する移動ノードの気付アドレスを、例えば、移動ノードのホームアドレスである移動ノードの元の送信元アドレスに関連付ける。
S10:関連付けに続いて、GGSNは、送信元アドレスとしての移動ノードの気付アドレスから、ダウンリンクパケットを通信するための適切なベアラを特定してもよい。
S12:GGSNは、ステップS8において、対応付け更新パケットから検出された移動ノードの気付アドレスを例えば、サービスベースローカルポリシ(Service Based Local Policy:SBLP)等の機密保護機能に提供する。これは、例えば、セキュリティアソシエイト(security associate)を用いて行ってもよい。
S14:GGSNは、移動無線パケットネットワークから外部のノードに送り出すために、通信相手ノードから受信したパケットを調べる。GGSNは、送信元アドレスが正当なアドレスを含み、且つホップバイホップフィールドが正当な気付アドレスを含む場合にのみ、移動無線パケットネットワークから外部ネットワークにパケットを送り出すことを許可する。
オプションとして、GGSNは、通信相手ノードCNから返された対応付け更新確認応答を検出することによって、対応付け更新パケットから検出した移動ノードの気付アドレスを確認してもよい。変形例として、この確認は、逆ルータビリティ確認(reverse routeability confirmation)を用いて行ってもよい。
本発明の様々な更なる側面及び特徴は、添付の特許請求の範囲に定義されている。本発明の範囲から逸脱することなく、ここに開示した実施形態を様々に変更することができる。
汎用パケット無線システム(General Packet Radio System:GPRS)/ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunications System:UMTS)アーキテクチャ
UMTSのために用いられ、第3世代移動通信システムの標準化プロジェクト(Third Generation Partnership Project:以下、3GPPという。)によって管理され、提案された用語及びアーキテクチャに対応する図1に示す用語及びアーキテクチャの更なる詳細は、非特許文献1に開示されている。図1において、ゲートウェイGPRSサポートノード(GPRS Gateway Support Node:GGSN)100は、外部パケットデータネットワーク(PDN)212に接続されている。外部PDN212は、インターネットプロトコル(IP)を用いてパケットを通信する。GGSNと外部PDN212間のインタフェース104は、標準化されたGiのラベルが付されている。なお、更なる側面も標準化されている。また、GGSNには、インタフェース168を介して、これも標準化されているGn/Gpのラベルが付されたサービスGPRSサポートノード(SGSN)106が接続されている。
GGSN及びSGSNは、GPRSをサポートする必要がある2つのネットワークコンポーネントである。GGSNは、外部のデータパケットネットワーク(PDN)と、GPRSをサポートする移動ネットワークとの間のゲートウェイとして機能する。GGSNは、受け取ったIPデータパケットを、移動通信ネットワークによって提供された無線アクセス設備を介してデータを受け取る、移動機器である特定のUEに用いられるSGSNにルーティングするために十分な情報を含んでいる。例えば、一実施形態においては、3GPP規格によって定義されている汎用陸上無線アクセスネットワーク(Universal Terrestrial Radio Access Network:以下、UTRANという。)方式に基づいて無線アクセス設備が提供される。SGSNは、SGSNが同じ公衆陸上移動ネットワーク(Public Land Mobile Network:以下、PLMNという。)内にある場合、Gnインタフェースを介して、GGSNに接続され、Gpインタフェースを介して、他のPLMNに属するGGSNに接続される。
SGSNは、移動無線ネットワークによってサポートされた領域内で移動するUEの移動性管理(mobility management)を提供する。この目的で、SGSNは、ホーム位置レジスタ(Home Location Register:以下、HLRという。)110にアクセスする。SGSNは、UTRAN無線アクセス設備を介して、移動ユーザUE116、118と通信を行うために、データパケットを無線ネットワークコントローラ(RNC)112、114にルーティングするよう構成されている。UTRAN無線アクセス設備は、移動通信ネットワークの領域の無線通信可能範囲を提供する基地局を構成するノードB装置120、122、124、126、128によって提供される。Iubのラベルが付されている、各RNC112、114と、ノードB装置120、122、124、126、128との間のインタフェース130、132、134、136、138は、確立されている又は開発中の規格に従う。一方、Iu−psのラベルが付されている、SGSNと、各RNC112、114との間のインタフェース140、142は、開発中の規格に従う。
データパケット通信をサポートするよう構成された移動無線ネットワークの例示的アーキテクチャを示す図である。 ホームネットワークを介して通信相手ノードと通信し、移動先ネットワークに移動した後に、経路最適化手続きを実行する移動ノードを示す図である。 経路最適化手続きの異なる処理男系におけるインターネットパケットの具体例を示す図である。 パケット無線通信ネットワークの一部を概略的に示す図である。 ダウンリンクパケットを通信相手ノードに通信するためのゲートウェイサポートノードの動作を説明するために、図4の一部を概略的に示す図である。 アップリンクパケットを移動無線パケットネットワークから送り出すためのゲートウェイサポートノードの動作を説明するために、図4の一部を概略的に示す図である。 本発明の実施形態に基づくゲートウェイサポートノードの動作説明するために、図4の一部を概略的に示す図である。 図7に示すゲートウェイサポートノードの動作を説明するフローチャートである。

Claims (40)

  1. 外部パケットデータ通信ネットワークを介して、通信相手ノード及び移動ノードを構成する移動通信ユーザ機器間でインターネットパケットを通信するための電気通信システムにおいて、
    それぞれがインターネットパケットの送信元アドレスに関して定義され、インターネットパケットを通信するための複数のパケットデータベアラを、当該移動無線パケットネットワークに接続されたノードに提供し、上記外部パケットデータ通信ネットワークと当該移動無線パケットネットワークとの間のインタフェースを司るゲートウェイサポートノードを含む移動無線パケットネットワークを備え、
    上記ゲートウェイサポートノードは、上記インターネットパケットが、移動ノードの第1の送信元アドレスの通信相手ノードに、移動ノードの気付アドレスへの対応付け更新を提供するものであるか否かを検出し、
    上記インターネットパケットが対応付け更新である場合、上記通信相手ノードから送信された移動ノードの気付アドレスを有するインターネットパケットを、宛先アドレスとして、上記ゲートウェイサポートノードから上記外部パケットデータ通信ネットワークに送り出すことを許可する電気通信システム。
  2. 上記ゲートウェイサポートノードは、上記第1の送信元アドレスについて許可されているインターネットパケットの送り出しに基づいて、該インターネットデータパケットの送り出しを許可するように、上記気付アドレスを該第1の送信元アドレスに関連付けることを特徴とする請求項1記載の電気通信システム。
  3. 上記第1の送信元アドレスは、移動ノードのホームアドレスであることを特徴とする請求項2記載の電気通信システム。
  4. 上記通信相手ノードから送信されたインターネットパケットが、ヘッダの拡張フィールドに移動ノードのホームアドレスを含み、ヘッダの宛先アドレスフィールドに移動ノードの気付アドレスを含む場合、上記ゲートウェイサポートノードは、上記移動ノードの気付アドレス及び上記移動ノードのホームアドレスの両方が正当なアドレスであれば、該インターネットパケットを移動無線パケットネットワークから外部パケットデータ通信ネットワークに送り出すことを許可することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の電気通信システム。
  5. 上記ゲートウェイサポートノードは、上記インターネットパケットの送り出しを許可する前に、上記移動ノードの気付アドレスが該移動ノードについて正当なアドレスであることを確認することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の電気通信システム。
  6. 上記気付アドレスが正当なアドレスとして確認された場合、該気付アドレスは、第1の送信元アドレスに関連付けられることを特徴とする請求項5記載の電気通信システム。
  7. 上記ゲートウェイサポートノードは、上記通信相手ノードから上記移動ノードに送信されたインターネットパケットを監視し、該移動ノードから上記気付アドレスが受け取られ、該移動ノードの気付アドレスが正当なアドレスであることを確認する対応付け更新確認応答を検出することによって、該気付アドレスが正当なアドレスであることを確認し、上記インターネットパケットを該ゲートウェイサポートノードから送り出すことを許可することを特徴とする請求項5又は6記載の電気通信システム。
  8. 上記ゲートウェイサポートノードは、移動ノードに対して、逆方向確認(reverse Mutability-confirmation)を実行することによって、上記気付アドレスが正当なアドレスであることを確認することを特徴とする請求項5記載の電気通信システム。
  9. 上記ゲートウェイサポートノードは、上記通信相手ノードから送信されたインターネットパケットの宛先アドレスを、データメモリに保存されている正当な宛先アドレスのリストと比較することによって、移動無線パケットネットワークからのインターネットパケットの送り出しを制御し、該インターネットパケットの宛先アドレスが該リストにある場合、該移動無線パケットネットワークからの該インターネットパケットの送り出しを許可し、この他の場合、該インターネットパケットを除外する機密保護機能を含み、上記移動ノードの気付アドレスは、対応付け更新の検出によって、リストに加えられることを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項記載の電気通信システム。
  10. 上記ゲートウェイサポートノードは、トラヒックコントローラを備え、該トラヒックコントローラは、
    外部パケットデータ通信ネットワークを介して移動ノードから受信したインターネットプロトコルヘッダ内の第1の送信元アドレスを複数のベアラが確立された複数の送信元アドレスと比較し、
    第1の送信元アドレスについてベアラが確立されている場合、該第1の送信元アドレスに対応する適切なベアラを介して、通信相手ノードにインターネットパケットを送信し、
    上記移動ノードから受信したインターネットパケットが対応付け更新であるか否かを判定し、該インターネットパケットが対応付け更新である場合、上記気付アドレスの第1の送信元アドレスへの関連付けは、該移動ノードの気付アドレスを該第1の送信元アドレスに関して定義されるパケットデータベアラに関連付けることを含むことを特徴とする請求項9記載の電気通信システム。
  11. 上記トラヒックコントローラは、上記移動ノードの気付アドレスを含むように正当な宛先アドレスのリストを更新する機密保護機能に気付アドレスを供給することによって上記移動ノードの気付アドレスを上記第1の送信元アドレスに関連付けることを特徴とする請求項10記載の電気通信システム。
  12. 上記移動無線パケットネットワークは、汎用パケット無線システムネットワークであり、上記ゲートウェイサポートノードは、GPRSゲートウェイサポートノードであることを特徴とする請求項1乃至11いずれか1項記載の電気通信システム。
  13. 上記トラヒックコントローラは、GPRS規格に基づいて動作可能なトラヒックフローテンプレートコントローラであることを特徴とする請求項12記載の電気通信システム。
  14. 上記機密保護機能は、GPRS規格に基づいて動作可能なサービスベースローカルポリシコントローラによって実現されることを特徴とする請求項12又は13記載の電気通信システム。
  15. 上記拡張ヘッダフィールドは、Ipv6の拡張ヘッダタイプ2に基づいて定義されるホップバイホップフィールドであることを特徴とする請求項4乃至14いずれか1項記載の電気通信システム
  16. 外部パケットデータ通信ネットワークと、インターネットパケットを通信するための、それぞれがインターネットパケットの送信元アドレスに関して定義された複数のパケットデータベアラを提供する移動無線パケットネットワークとの間で、インターネットパケットを通信するためのゲートウェイサポートノードにおいて、
    上記インターネットパケットが、移動ノードの第1の送信元アドレスの通信相手ノードに、移動ノードの気付アドレスへの対応付け更新を提供するものであるか否かを検出し、
    上記インターネットパケットが対応付け更新である場合、通信相手ノードから送信された移動ノードの気付アドレスを有するインターネットパケットを、宛先アドレスとして、当該ゲートウェイサポートノードから上記外部パケットデータ通信ネットワークに送り出すことを許可するゲートウェイサポートノード。
  17. 当該ゲートウェイサポートノードは、上記第1の送信元アドレスについて許可されているインターネットパケットの送り出しに基づいて、該インターネットデータパケットの送り出しを許可するように、上記気付アドレスを該第1の送信元アドレスに関連付けることを特徴とする請求項16記載のゲートウェイサポートノード。
  18. 上記第1の送信元アドレスは、移動ノードのホームアドレスであることを特徴とする請求項17記載のゲートウェイサポートノード。
  19. 上記通信相手ノードから送信されたインターネットパケットが、ヘッダの拡張フィールドに移動ノードのホームアドレスを含み、ヘッダの宛先アドレスフィールドに移動ノードの気付アドレスを含む場合、当該ゲートウェイサポートノードは、上記移動ノードの気付アドレス及び上記移動ノードのホームアドレスの両方が正当なアドレスであれば、該インターネットパケットを移動無線パケットネットワークから上記外部パケットデータ通信ネットワークに送り出すことを許可することを特徴とする請求項16乃至18いずれか1項記載の記載のゲートウェイサポートノード。
  20. 当該ゲートウェイサポートノードは、上記インターネットパケットの送り出しを許可する前に、上記移動ノードの気付アドレスが該移動ノードについて正当なアドレスであることを確認することを特徴とする請求項16乃至19いずれか1項記載のゲートウェイサポートノード。
  21. 上記気付アドレスが正当なアドレスとして確認された場合、該気付アドレスは、第1の送信元アドレスに関連付けられ、この他の場合、該気付アドレスは、送信元アドレスに関連付けられないことを特徴とする請求項20記載のゲートウェイサポートノード。
  22. 当該ゲートウェイサポートノードは、上記通信相手ノードから上記移動ノードに送信されたインターネットパケットデータを監視し、該移動ノードから上記気付アドレスが受け取られ、該移動ノードの気付アドレスが正当なアドレスであることを確認する対応付け更新確認応答を検出することによって、該気付アドレスが正当なアドレスであることを確認し、上記インターネットパケットを当該ゲートウェイサポートノードから送り出すことを許可することを特徴とする請求項20又は21記載のゲートウェイサポートノード。
  23. 当該ゲートウェイサポートノードは、移動ノードに対して、逆方向確認(reverse Mutability-confirmation)を実行することによって、上記気付アドレスが正当なアドレスであることを確認することを特徴とする請求項20記載のゲートウェイサポートノード。
  24. 上記通信相手ノードから送信されたインターネットパケットの宛先アドレスを、データメモリに保存されている正当な宛先アドレスのリストと比較することによって、移動無線パケットネットワークからのインターネットパケットの送り出しを制御し、該インターネットパケットの宛先アドレスが該リストにある場合、該移動無線パケットネットワークからの該インターネットパケットの送り出しを許可し、この他の場合、該インターネットパケットを除外する機密保護機能を備え、上記移動ノードの気付アドレスは、対応付け更新の検出によって、リストに加えられることを特徴とする請求項16乃至23いずれか1項記載のゲートウェイサポートノード。
  25. 上記外部パケットデータ通信ネットワークを介して移動ノードから受信したインターネットプロトコルヘッダ内の第1の送信元アドレスを複数のベアラが確立された複数の送信元アドレスと比較し、
    第1の送信元アドレスについてベアラが確立されている場合、該第1の送信元アドレスに対応する適切なベアラを介して、通信相手ノードにインターネットパケットを送信し、
    上記移動ノードから受信したインターネットパケットが対応付け更新であるか否かを判定し、
    上記インターネットパケットが対応付け更新である場合、移動ノードの気付アドレスを第1の送信元アドレスに関して定義されたパケットデータベアラに関連付けるトラヒックコントローラを更に備える請求項16乃至24いずれか1項記載のゲートウェイサポートノード。
  26. 上記トラヒックコントローラは、上記移動ノードの気付アドレスを含むように正当な宛先アドレスのリストを更新する機密保護機能に気付アドレスを供給することによって上記移動ノードの気付アドレスを上記第1の送信元アドレスに関連付けることを特徴とする請求項25記載のゲートウェイサポートノード。
  27. 外部パケットデータ通信ネットワークと、インターネットパケットの送信元アドレスに関してそれぞれ定義された、インターネットパケットを通信するための複数のパケットデータベアラを提供する移動無線パケットネットワークとの間でインターネットパケットを通信するための通信方法において、
    上記インターネットパケットが、移動ノードの第1の送信元アドレスの通信相手ノードに、移動ノードの気付アドレスへの対応付け更新を提供するものであるか否かを検出するステップと、
    上記インターネットパケットが対応付け更新である場合、上記通信相手ノードから送信された移動ノードの気付アドレスを有するインターネットパケットを、宛先アドレスとして、ゲートウェイサポートノードから上記外部パケットデータ通信ネットワークに送り出すことを許可するステップとを有する通信方法。
  28. 上記第1の送信元アドレスについて許可されているインターネットパケットの送り出しに基づいて、該インターネットデータパケットの送り出しを許可するように、上記気付アドレスを該第1の送信元アドレスに関連付けるステップを更に有する請求項27記載の通信方法。
  29. 上記第1の送信元アドレスは、移動ノードのホームアドレスであることを特徴とする請求項28記載の通信方法。
  30. 上記通信相手ノードから送信されたインターネットパケットが、ヘッダの拡張フィールドに移動ノードのホームアドレスを含み、ヘッダの宛先アドレスフィールドに移動ノードの気付アドレスを含む場合、上記インターネットパケットを上記外部パケットデータ通信ネットワークに送り出すことを許可するステップは、上記移動ノードの気付アドレス及び上記移動ノードのホームアドレスの両方が正当なアドレスであれば、該インターネットパケットを移動無線パケットネットワークから該外部パケットデータ通信ネットワークに送り出すことを許可するステップを有することを特徴とする請求項27乃至29いずれか1項記載の通信方法。
  31. 上記宛先アドレスに基づいて、上記インターネットパケットの送り出しを許可する前に、上記移動ノードの気付アドレスが該移動ノードについて正当なアドレスであることを確認するステップを更に有する請求項28乃至30いずれか1項記載の通信方法。
  32. 上記確認するステップは、上記気付アドレスが正当なアドレスとして確認された場合、該気付アドレスを第1の送信元アドレスに関連付けるステップを有することを特徴とする請求項31記載の通信方法。
  33. 上記確認するステップは、上記通信相手ノードから上記移動ノードに送信されたインターネットパケットを監視し、該移動ノードから上記気付アドレスが受け取られ、該移動ノードの気付アドレスが正当なアドレスであることを確認する対応付け更新確認応答を検出することによって、該気付アドレスが正当なアドレスであることを確認し、上記インターネットパケットを該ゲートウェイサポートノードから送り出すことを許可するステップを有することを特徴とする請求項31又は32記載の通信方法。
  34. 上記気付アドレスが正当なアドレスであることを確認するステップは、移動ノードに対して、逆方向確認(reverse Mutability-confirmation)を実行するステップを有することを特徴とする請求項33記載の通信方法。
  35. 上記移動無線パケットネットワークは、汎用パケット無線システムネットワークであり、上記ゲートウェイサポートノードは、GPRSゲートウェイサポートノードであることを特徴とする請求項27乃至34いずれか1項記載の通信方法。
  36. データプロセッサにロードされて、該データプロセッサを、請求項16乃至26いずれか1項記載のゲートウェイサポートノードとして動作させるコンピュータにより実行可能な命令を提供するコンピュータプログラム。
  37. データプロセッサにロードされて、該データプロセッサに、請求項27乃至35いずれか1項記載の通信方法を実行させるコンピュータにより実行可能な命令を提供するコンピュータプログラム。
  38. 請求項36又は37記載のコンピュータプログラムを表す情報信号が記録されたコンピュータにより読取可能な媒体を有するコンピュータプログラム製品。
  39. 添付の図面を参照して説明する電気通信システム又はゲートウェイサポートノード。
  40. 添付の図面を参照して説明する通信方法。
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