JP2006516433A - コーンビームctのためのボクセル駆動されるスパイラル再構成方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、3D画像再構成法を用いたコンピュータ断層撮影における画像の作成方法に関する。焦点から出射するコーンビームとビームを検出するための平面状の好ましくは多行の検出器とを用いて検査対象を走査するために、焦点が検査対象の周りにおけるスパイラル状の焦点軌道上を移動させられ、検出器が検出したビームに相当する出力データを供給し、出力データからまたは場合によっては前処理された出力データから、走査された検査対象の画像ボクセルが再構成される。画像ボクセルはそれぞれのボクセルの減弱係数を再現する。しかも、各画像ボクセルは別々に少なくとも180°の投影角範囲を含む投影データから再構成され、観察されたボクセル毎に、使用された投影データを正規化するための近似的な重み付けが行なわれる。
Description
本発明は、焦点から出射するコーンビームとビーム検出のための平面状の好ましくは多行の検出器とを用いて検査対象を走査するために、焦点が検査対象の周りにおけるスパイラル状の焦点軌道上を移動させられ、検出器が検出したビームに相当する出力データを供給し、場合によっては前処理された出力データから、走査された検査対象の画像ボクセルが再構成され、画像ボクセルがそれぞれのボクセルの減弱係数を再現する、3D画像再構成法を用いたコンピュータ断層撮影における画像作成方法に関する。
多行検出器を用いたコンピュータ断層撮影法の従来技術ではコーンビームジオメトリを有するビームが使用される。画像ボリュームの再構成のためには3D画像再構成においてコーンビームが考慮されなければならず、コーンビームジオメトリは再構成問題を著しく複雑にする。基本的には2つの異なるグループの画像作成方法すなわち近似方法および厳密方法が知られている。
近似方法:
近似方法は実用性および柔軟性の点で多いに優れている。回転軸線に対する測定ビームの傾斜角(コーン角)が近似的に考慮され、そのためにコーン角にともなって近似による誤差が増大する。いずれの近似方法も、或る個数以上の検出器行においては画像アーチファクトを生じる。近似方法においては2D方法と3D方法とが区別される。
近似方法は実用性および柔軟性の点で多いに優れている。回転軸線に対する測定ビームの傾斜角(コーン角)が近似的に考慮され、そのためにコーン角にともなって近似による誤差が増大する。いずれの近似方法も、或る個数以上の検出器行においては画像アーチファクトを生じる。近似方法においては2D方法と3D方法とが区別される。
2D方法または2Dリビニングの例としては、ASSR(文献[1]参照、文献は末尾に列記されている。)、AMPR(文献[2]参照)、およびSMPR(文献[3]参照)が挙げられる。コーンビームデータから合成投影データが概算される。合成投影データのジオメトリは、全ての合成測定ビームが平らな面にあるように選ばれる。合成投影データからは、2D−CTの従来のアルゴリズムにより、対象分布が平らな面に再構成される。もちろん、リビニングステップにおける近似は、コーン角の増大につれて比較的速くに画像アーチファクトを生じる。
3D方法においては、投影データのフィルタ処理およびそれに続く3D逆投影が行なわれる。逆投影においては、コーンビーム状の撮影ジオメトリが正確に考慮される。フィルタステップでは種々の実用的な近似が用いられる。以下において詳細に述べられるこれらの近似方法は、フィルタ処理がスパイラル接線の投影方向に向けられている1Dランプフィルタからなることが共通している。個々の近似方法は重複するデータの扱いにおいて相違する。
一方では、文献[4]から知られているように、軸線方向における平均化が可能である。これにおいてはフィルタステップ後に、フィルタ処理された投影データは、測定データが重み付けされて蓄積されるように再構成ボリュームへ逆投影される。重みは、測定ビームと再構成すべきボクセルとの軸線方向距離から生じる。
他方ではアキシャルスライスの再構成が文献[5]から知られている。このために画像スライスと交差する全ての測定データが再構成に使用される。データ重複はコーン角の無視により近似的に考慮される。このために、例えば文献[6]から知られているパーカー重み付けのような従来の方法を使用することができる。フィルタステップは、今問題にしているデータ重複による投影データの重み付けおよびそれに続く1Dランプフィルタによる畳み込み処理からなる。この方法は比較的大きな検出器面を必要とする。なぜならば、各焦点位置について検出器への全再構成スライスの投影が含まれていなければならないからである。
厳密方法:
最も重要な厳密アルゴリズムに対する比較研究は文献[7]に見いだされる。厳密方法は、コーンビームのような撮影ジオメトリを、フィルタステップにおいても3D逆投影においても誤差なしに考慮する。これらの方法は発生するコーン角に関係なく良好な画像結果を達成する。しかしながら、極めて高価であり、しかも適用の柔軟性が非常に欠ける。例えば、データ重複を利用するピッチ低減は限定的にしか実現できず、高い時間分解能を有する心臓画像化のための測定データ選択の可能性が全くない。
最も重要な厳密アルゴリズムに対する比較研究は文献[7]に見いだされる。厳密方法は、コーンビームのような撮影ジオメトリを、フィルタステップにおいても3D逆投影においても誤差なしに考慮する。これらの方法は発生するコーン角に関係なく良好な画像結果を達成する。しかしながら、極めて高価であり、しかも適用の柔軟性が非常に欠ける。例えば、データ重複を利用するピッチ低減は限定的にしか実現できず、高い時間分解能を有する心臓画像化のための測定データ選択の可能性が全くない。
問題は、達成された画質および必要な計算費用が使用された方法に依存して逆方向に向かっていることにある。しかしながら、コーン角が大きい場合に、すなわち多数の検出器行を有する検出器の場合に抜群の画質を有するアルゴリズムは、将来のスキャナ世代にとって不可欠である。厳密方法は高価で且つ柔軟性を欠くことから、厳密方法の回避は望ましいこととされていた。
そこで、本発明の課題は、多行検出器とコーンビームジオメトリを有するビームとを用いたコンピュータ断層撮影法において、一方では画質と計算費用との間に最適な妥協を見出し、他方では十分に柔軟性をもって適用することもできる画像作成のための解決策を提供することにある。
この課題は独立請求項の特徴事項によって解決される。本発明の有利な実施態様は従属請求項の対象である。
本発明者は次のことを認識した。
文献[5]に記載されているような再構成方法から出発して、画像スライス全体の再構成の代わりに画像ボクセルも個別に再構成することができる。この場合に、データ重複処理のために、必要な半回転πよりも大きい任意の各投影角範囲を可能にする方法が使用されなければならない。
文献[5]に記載されているような再構成方法から出発して、画像スライス全体の再構成の代わりに画像ボクセルも個別に再構成することができる。この場合に、データ重複処理のために、必要な半回転πよりも大きい任意の各投影角範囲を可能にする方法が使用されなければならない。
本発明の新規な点は個々のボクセルの別々の再構成である。投影データは、個々の各ボクセルに対するデータ重複を近似的に考慮するために別々に重み付けされる。これによって、従来の逆投影と異なり、フィルタ処理された測定値は、1つの直線に沿ってその直線と交差する全てのボクセルに亘って取得されるのではなく、ボクセルVのためにフィルタ処理された測定値はボクセルVにだけ蓄積される。
本発明は次の利点をもたらす。大きなコーン角についても良好な画質が期待でき、またピッチにおいても理論的最大値まで柔軟性があり、全てのデータ重複の利用および、例えば高い時間分解能を有する心臓画像化のためのデータ選択の可能性が期待できる。
この基本的な考えに応じて、本発明者は、少なくとも次の方法ステップ、すなわち
−焦点から出射するコーンビームとビーム検出のための平面状の好ましくは複数行の検出器とを用いて検査対象を走査するために、焦点が検査対象の周りにおけるスパイラル状の焦点軌道上を移動させられ、検出器が検出ビームに相当する出力データを供給し、
−場合によっては前処理された出力データから、走査された検査対象の画像ボクセルが再構成され、画像ボクセルはそれぞれのボクセルの減弱係数を再現し、
−各画像ボクセルは、別々に少なくとも180°の投影角範囲を含む投影データから再構成され、
−観察されたボクセル毎に、そのボクセルに関して使用された投影データを正規化するための近似的な重み付けが行なわれる
ステップを有する3D画像再構成法を用いたコンピュータ断層撮影における画像作成方法を提案する。
−焦点から出射するコーンビームとビーム検出のための平面状の好ましくは複数行の検出器とを用いて検査対象を走査するために、焦点が検査対象の周りにおけるスパイラル状の焦点軌道上を移動させられ、検出器が検出ビームに相当する出力データを供給し、
−場合によっては前処理された出力データから、走査された検査対象の画像ボクセルが再構成され、画像ボクセルはそれぞれのボクセルの減弱係数を再現し、
−各画像ボクセルは、別々に少なくとも180°の投影角範囲を含む投影データから再構成され、
−観察されたボクセル毎に、そのボクセルに関して使用された投影データを正規化するための近似的な重み付けが行なわれる
ステップを有する3D画像再構成法を用いたコンピュータ断層撮影における画像作成方法を提案する。
図4に示されているように、画像ボクセルVの再構成のために、ボクセルVのコーンビーム投影を通り且つスパイラル接線Stの投影t→の方向に向けられている直線に沿った全ての検出器データが使用されると好ましい。これによって最適な検出器利用が達成される。
更に、検出器画像の画像データは、検出器上への焦点の傾斜入射の補償を行なうために、コサイン重み付けを施されるとよい。
走査経過が観察されたボクセルのために必要な全ての検出器データを直接に得るのには十分に高くない分解能を有する場合、直接に存在しないデータは、存在するデータから、隣接の検出器データ(検出器ピクセル値)からの補間によって得るとよい。
更に、データ重複の補償のための重み付け(正規化)の際に、kが任意の自然数、θが投影角、投影角θが焦点角αおよびファン角βの和、pがz軸に対する距離である場合、平行座標θ,pについて、(θa=2k・π+θbおよびpa=pb)または(θa=(2k+1)・π+θbおよびpa=−pb)が当てはまるとき、2つの測定ビーム(Sa,Sb)は重複であるとみなすことができる。
正規化のために、重複して存在するデータは一般化されたパーカー重みを掛算されるとよい。正規化されたデータは好ましくはフィルタ窓によって変更されたランプフィルタにより処理される。更に、観察されたボクセルへの3D逆投影のために距離重み付けが行なわれる。
最後に言及しておくに、本発明による方法は、特定の運動時相における心臓のスライス画像を得るために、測定データを被検査心臓の運動時相に応じて公知のように選択、重み付けまたは分類することによって、心臓コンピュータ断層撮法に使用することができる。
本発明の基本的考えに従って、本発明者は、少なくとも1つの焦点から出射するビームとビームの放射を検出するための複数の分配された検出器要素を備え平面状に構成された検出器アレイとを用いて検査対象を走査するためのCT装置も提案する。このCT装置においては、少なくとも1つの焦点が、検査対象に対して相対的に、検査対象を取り巻く少なくとも1つの焦点軌道上を、対向する検出器アレイと共に移動可能であり、少なくとも検出器データの収集手段、フィルタ処理手段および3D逆投影手段が設けられ、測定データ処理手段は上述の本発明による方法が実施可能であるように構成されている。前記の機能手段は少なくとも部分的にプログラムまたはプログラムモジュールによって実現されていると好ましい。
以下において、本発明による方法を実施するのに適した第3世代の多行CT装置の優れた実施例に基づいて図面を参照しながら本発明を更に詳細に説明する。
図1は走査ユニットの斜視図と周辺装置の概略図とで多行CTを示し、
図2は図1の多行CTの縦断面図を示し、
図3はスパイラルCT装置の撮影ジオメトリ図を示し、
図4は測定データの収集および測定ビームの近似的な重複の概略図を示し、
図5は角度範囲A(V)の具体例を示す。
図1は走査ユニットの斜視図と周辺装置の概略図とで多行CTを示し、
図2は図1の多行CTの縦断面図を示し、
図3はスパイラルCT装置の撮影ジオメトリ図を示し、
図4は測定データの収集および測定ビームの近似的な重複の概略図を示し、
図5は角度範囲A(V)の具体例を示す。
図1および図2は本発明による方法を実施するのに適した第3世代の多行CT装置の部分的斜視図を示す。1を付された測定装置(=ガントリ)はX線源2を有し、X線源2はこの前方に置かれた線源側のビーム絞り3を備えている。複数の行および列の検出器要素を備え平面状に形成されたアレイが検出器システム5を構成し、この手前に置かれた検出器側ビーム絞り6とともに図2に示されている。図1には図を見やすくするために8行L1〜LQのみの検出器要素4が示されている。しかしながら、検出器システム5は、本発明の枠を逸脱することなく、他の、好ましくはより多くの行数を有することができる。同様に検出器の他の平面状配置も可能である。
一方ではビーム絞り3を備えたX線源2が、他方ではビーム絞り6を備えた検出器システム5が、回転枠7に、CT装置の作動時にX線源2から出射して可調整ビーム絞り3により絞られたピラピッド状のX線ビームが検出器システム5に入射するように取付けられている。X線ビームの縁部ビームは8を付されている。ビーム絞り6は、ビーム絞り3により調整されたX線ビームの横断面に応じて、種々の作動モードに相応して検出器システム5の範囲のうちX線ビームが直接に入射する範囲のみを開放するように調整可能である。図1および図2においては、8行の検出器要素4のみが使用され、他の点状に示された行はビーム絞り6によって覆われ、従って活性状態でない。
X線ビームは、システム軸線Zおよび焦点Fを含む平面におけるX線ビームの開き角度であるコーン角φを有する。システム軸線Zに対して垂直であり且つ焦点Fを含む平面におけるX線ビームの開き角度(ファン開き角)は2βmaxである。
回転枠7は、駆動装置22により、Zを付されたシステム軸線の周りを回転運動可能である。システム軸線Zは図1に示された空間直交座標系のz軸に平行に延びている。
検出器システム5の列は同様にz軸線方向に延びているのに対して、行はシステム軸線Zに対して直角方向に延びている。
検査対象、例えば患者をX線ビームの経路中に運び込むことができるようにするために、寝台装置9が設けられている。寝台装置9はシステム軸線Zに対して平行に、すなわちz軸方向に移動可能であり、しかも検査対象に対して相対的に焦点と共に回転する検出器とのスパイラル移動を生じさせるべく、回転枠7の回転運動と寝台装置の並進移動との間に同期が存在するように移動可能である。並進速度と回転速度との比は、回転枠の1回転当たりにおける寝台装置9の送りhの所望値が選ばれることによって調整可能である。
従って、寝台装置9の上に存在する検査対象のボリュームはボリューム走査の過程で検査することができる。ボリューム走査は、スパイラル走査の形で、測定ユニット1の回転と寝台装置9の並進とを同時に行いながら測定ユニット1により1回転当たりに種々の投影方向から多数の投影を撮影することによって行なわれる。スパイラル走査では、X線源の焦点Fが寝台装置9に対して相対的に検査対象の周りのスパイラル軌道S上を移動する。
スパイラル走査中、検出器システム5の各活性行の検出器要素から、コーンビームジオメトリにおける個々の投影に相当する測定データがパラレルに読出され、データ処理ユニット10においてディジタル/アナログ変換を施され、シリアル化され、画像コンピュータ11に伝送される。
画像コンピュータ11の前処理ユニット12における測定データの前処理後に、この結果生じたデータストリームがボリューム画像再構成ユニット13に達する。ボリューム画像再構成ユニット13は、測定データから検査対象の所望ボリュームの画像を後述の計算動作によって再構成する。画像コンピュータ11の前処理ユニット12にもボリューム画像再構成ユニット13にもプログラムまたはプログラムモジュールが格納され、これらによって3D画像再構成法を用いたCT画像の本発明による作成方法が実施される。
CT画像は格子状に構成されたボクセル(Voxel=volume element)から合成される。それぞれの画像ボリュームにボクセルが割付けられ、各ボクセルにはハンスフィールド値(HU)でCT値が割付けられている。個々のボクセルは、CT値/グレー値目盛に応じて、それぞれのCT値に対応するグレー値で表示することができる。画像ボリュームは種々の方式で可視化することができる。簡単な形で任意の方位の任意の平面をスライス画像として表示することができる。しかしながら、ボリューム全体を可視化する複雑な方法もある。この場合の典型例としては、表面表示法(SSD)およびボリュームレンダリング(VR)が挙げられる。SSDは調整可能な閾値に対して画像ボリュームがその閾値を有するアイソサーフェイス(等値面)を算出する。アイソサーフェイスはコンピュータグラフィック方法により画面上に表示可能である。VRの場合、各ボクセルに、それらの値に従って、不透明度および色の如き調整可能な光学的特性が割付けられる。コンピュータグラフィック方法により、このように規定された対象に対する人工的な眺めが求められる。
画像再構成ユニット13によって再構成されたボリュームデータから、可視化ユニット15によって画像が算出され、画像コンピュータ11に接続されている表示ユニット16、例えばモニタに表示される。
X線源2、例えばX線管は、高電圧発生ユニット17から必要な電圧および電流、例えば管電圧Uを供給される。電圧および電流をそれぞれ必要な値に調整できるようにするために、高電圧発生ユニット17には、必要な設定を可能にするキーボード19を備えた制御ユニット18が付設されている。なお、キーボード19のほかに、マウス、ジョイスティックあるいは音声入力のような他の公知の入力装置も設けることができることを付記しておく。
CT装置のその他の操作および制御も制御ユニット18およびキーボード19により行なわれ、このことは制御ユニット18が画像コンピュータ11に接続されていることによって具体的に示されている。
とりわけ検出器要素4の活性行の個数およびそれにともなうビーム絞り3,6の位置を調整することができ、このために制御ユニット18はビーム絞り3,6に付設されている位置調整ユニット20,21に接続されている。更に、回転枠7の完全な1回転に要する回転時間τが調整可能であり、このことは、回転枠7に付設されている駆動ユニット22が制御ユニット18に接続されていることによって具体的示されている。
図3および図4には、図1および図2のスパイラルCT装置の撮影ジオメトリが概略的に示され、ここでは簡単化のために検出器が平面的に再現されている。X線源の焦点Fは、寝台装置の送りに相当するピッチhを有するスパイラル軌道Sに沿って、長く延びた状態にある検査対象Pの周りを回転しながらシステム軸線Zの方向に前進する。この際に、対向する検出器Dにおいて、検査対象Pを透過したビームの強さが測定されて収集される。検査対象Pの内部には再構成すべきボリュームVRが含まれている。
測定されたデータからボリューム画像を再構成するために、測定されたデータがフィルタ処理され、フィルタ処理されたデータが引続いて検査対象のボリューム画像作成のために3次元に逆投影されなければならない。この場合に、ボリューム画像は、検査対象のボリュームに属するボクセルVのデータから得られたX線吸収値を表わす。
従って、再構成方法を観察する場合に、ボクセルVと交差し且つ検出器面で測定される全ての焦点位置のコーンビームが画像ボクセルVの再構成に寄与する。それゆえ、利用できる投影データを有する焦点角範囲A(V)は、連続する角度範囲であり次の式によって与えられる。
A(V)=[α0(V),α1(V)]
A(V)=[α0(V),α1(V)]
図5はこの角度範囲A(V)を具体的に示す。この説明図では、一般性の制限なしに、焦点と検出器とのスパイラル軌道が反時計回りに走行されることが仮定される。線源位置F(α0)は、ボクセルVのコーン投影が初めて線源位置F(α0)に対応する検出器面D(α0)、詳細に言えば検出器の上側縁部に入射することによって特色付けられる。データ取得の更なる経過において、ボクセルVのコーン投影は、それが焦点位置F(α1)において下側縁部のところで検出器から去るまで、検出器面に亘って移動する。α0とα1との間の角度範囲における全ての投影が画像ボクセルVの再構成に寄与する。
例えば、付属の検出器画像はここで次のように処理される。
先ず、コーンビームジオメトリによって存在する傾斜入射を考慮するために、検出器画像の公知のコサイン重み付けが行なわれる。
引続いて、観察されたボクセルV毎に、ボクセルVのコーン投影を通りスパイラル接線Stの投影t→の方向に向けられている直線に沿った全ての検出器データが収集される。これらのデータがもともと存在しない場合、必要なデータは補間方法により隣接のもともと存在するデータから得られる。
ここで、データ重複の補償のための近似的な重み付けが行われる。このために,コーン角の無視のもとに、焦点角αおよびファン角βから投影角θ=α+βおよび平行座標p=RF・sinβ(RFは焦点軌道の半径)が決定される。(θa=2k・π+θbおよびpa=pb)または(θa=(2k+1)・π+θbおよびpa=−pb)が当てはまり、kが任意の自然数であるとき、2つの測定ビームSa,Sbは重複とみなされる。重複データが存在する場合、重複データは、文献[8]に記載されているように、一般化されたパーカー重みを掛算される。この場合に重要なことは、z軸に対する異なる傾斜(コーン角)に基づいて近似的に重複として規定された測定ビームが異なり、従って重複でないことである。一般に比較的小さいコーン角のゆえに、データ重複のこの近似は比較的広範囲に及び得る。
値のフィルタ処理のために、適切なフィルタ窓を有するランプフィルタ処理が使用され、公知の距離重み付けによりボクセルVへの3D逆投影が行われる。
補足するに、本発明による方法は、同時に回転する焦点/検出器対により作動させられるCT装置にも、回転方向には固定されているリング状に配置された検出器を有し、焦点のみが回転し且つ焦点および検出器がz方向に移動可能であるCT装置にも適している。
引用文献:
[1]M.Kachelriess,S.Schaller,and W.A.Kalender, “Advanced single−slice rebinning in cone−beam spiral CT(コーンビームスパイラルCTにおける新型のシングルスライスリビニング”,Med.Phy.27(2000)754−772
[2]S.Schaller,K.Stierstorfer,H.Bruder,M.Kachelriess,and T.Flohr,“Novel approximate approach for high−quality image reconstruction in helical cone beam CT at arbitrary pitch(任意のピッチでのヘリカルコーンビームCTにおける高品質再構成のための新しい近似的アプローチ)”,Proceeedings SPIE 4322(2001)113−127
[3]K.Stierstorfer,T.Flohr,H.Bruder,“Segmented Multiple Plane Reconstruction − A Novel Approximate Reconstruction Schema for Multislice Spiral CT(マルチスライススパイラルCTのための新しい近似的再構成の概要)”,Proceedings of Intern.Meeting on Fully 3−D Image Reconstruction in Radiology and Nuclear Medicine,Pacific Grove,CA,USA,10/30−11/2/2001,pp.95−97
[4]K.Stierstorfer,Med CTC CF,“Spiralreckonstruktion mit 3D−Rueckprojektion fuer die Mehrzeilen−CT(多行CTのための3D逆投影によるスパイラル再構成)”,Erfindungsmeldung,Forchheim,12.Dezember 2000
[5]K.Sourbelle,IMP,Universitaet Erlangen,Dissertation,Pruefungsdatum 25.Maerz 2002
[6]Avinash C.Kak,and Malcoln Slaney,“Principles of Computerized Tomographic Imaging(コンピュータ断層撮影の原理)”,IEEE Press,New York,1987,pp.93−99
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[8]N.Strobel,Med GT 4,“Generalized Short−Scan Feldkamp Algorithm for 3−D Image Reconstruction(3−D画像再構成のための一般化ショートスキャン・フェルトカムプ・アルゴリズム)”,internal report, Erlangen,August 7,2000
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[8]N.Strobel,Med GT 4,“Generalized Short−Scan Feldkamp Algorithm for 3−D Image Reconstruction(3−D画像再構成のための一般化ショートスキャン・フェルトカムプ・アルゴリズム)”,internal report, Erlangen,August 7,2000
1 測定装置(ガントリ)
2 X線源
3 ビーム絞り
4 検出器要素
5 検出器システム
6 ビーム絞り
7 回転枠
8 縁部ビーム
9 寝台装置
10 データ処理ユニット
11 画像コンピュータ
12 前処理ユニット
13 ボリューム画像再構ユニット
14 軸線
15 可視化ユニット
16 表示ユニット
17 高電圧発生ユニット
18 制御ユニット、
19 キーボード
20 位置調整ユニット
21 位置調整ユニット
22 駆動ユニット
α 焦点角
2βmax ファン開き角
θ 投影角
φ コーン角
τ 回転時間
A(V) 焦点角範囲
D 検出器
D(α) 検出面
F 焦点
F(α) 焦点位置
h 送り
P 検査対象
S スパイラル軌道
St スパイラル接線
t→ スパイラル接線の投影
U 管電圧
V ボクセル
VR 再構成すべきボリューム
Z システム軸線
2 X線源
3 ビーム絞り
4 検出器要素
5 検出器システム
6 ビーム絞り
7 回転枠
8 縁部ビーム
9 寝台装置
10 データ処理ユニット
11 画像コンピュータ
12 前処理ユニット
13 ボリューム画像再構ユニット
14 軸線
15 可視化ユニット
16 表示ユニット
17 高電圧発生ユニット
18 制御ユニット、
19 キーボード
20 位置調整ユニット
21 位置調整ユニット
22 駆動ユニット
α 焦点角
2βmax ファン開き角
θ 投影角
φ コーン角
τ 回転時間
A(V) 焦点角範囲
D 検出器
D(α) 検出面
F 焦点
F(α) 焦点位置
h 送り
P 検査対象
S スパイラル軌道
St スパイラル接線
t→ スパイラル接線の投影
U 管電圧
V ボクセル
VR 再構成すべきボリューム
Z システム軸線
Claims (11)
- 1.1 焦点から出射するコーンビームとビーム検出のための平面状の好ましくは複数行の検出器とを用いて検査対象を走査するために、焦点が検査対象の周りにおけるスパイラル状の焦点軌道上を移動させられ、検出器が検出したビームに相当する出力データを供給し、
1.2 場合によっては前処理された出力データから、走査された検査対象の画像ボクセルが再構成され、画像ボクセルはそれぞれのボクセルの減弱係数を再現し、
1.3 各画像ボクセルは、別々に少なくとも180°の投影角範囲を含む投影データから再構成され、
1.4 観察されたボクセル毎に、そのボクセルに関して使用された投影データを正規化するための近似的な重み付けが行なわれる
3D画像再構成法を用いたコンピュータ断層撮影における画像作成方法。 - 画像ボクセル(V)の再構成のために、画像ボクセル(V)のコーンビーム投影を通り且つスパイラル接線(St)の投影(t→)の方向に向けられている直線に沿った全ての検出器データが使用されることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 検出器画像の画像データは傾斜入射の補償のためにコサイン重み付けを施されることを特徴とする請求項1乃至2の1つに記載の方法。
- 直接に存在しないデータが、存在するデータから、隣接の検出器データ(検出器ピクセル値)からの補間によって得られることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記載の方法。
- データ重複の補償のための重み付け(正規化)の際に、kが任意の自然数、θが投影角、pがz軸に対する距離である場合、(θa=2k・π+θbおよびpa=pb)または(θa=(2k+1)・π+θbおよびpa=−pb)が当てはまるとき、2つの測定ビーム(Sa,Sb)は重複であるとみなされることを特徴とする請求項1乃至4の1つに記載の方法。
- 重複データは一般化されたパーカー重みを掛算されることを特徴とする請求項5記載の方法。
- フィルタ窓により操作されるランプフィルタが使用されることを特徴とする請求項1乃至6の1つに記載の方法。
- 観察されたボクセルへの3D逆投影のために距離重み付けが行なわれることを特徴とする請求項1乃至7の1つに記載の方法。
- 測定データが被検査心臓の運動時相に応じて選択、重み付けまたは分類されることによって心臓コンピュータ断層撮影に使用されることを特徴とする請求項1乃至8の1つに記載の方法。
- 少なくとも1つの焦点から出射するビームとビームの放射を検出するための複数の分配された検出器要素を備え平面状に構成された検出器アレイとを用いて検査対象を走査するためのCT装置において、少なくとも1つの焦点が、検査対象に対して相対的に、検査対象を取り巻く少なくとも1つの焦点軌道上を、対向する検出器アレイと共に移動可能であり、少なくとも検出器データの収集手段、フィルタ処理手段および3D逆投影手段が設けられ、測定データ処理手段は請求項1乃至9の1つによる方法が実施可能であるように構成されていることを特徴とするCT装置。
- 前記の機能手段は少なくとも部分的にプログラムまたはプログラムモジュールによって実現されていることを特徴とする請求項10記載のCT装置。
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