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JP2006508550A - 面発光型半導体レーザの埋込トンネル接合の製造方法 - Google Patents

面発光型半導体レーザの埋込トンネル接合の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 より妥当な価格的でかつより大きな生産性(歩留まり)で製造することが可能なとりわけ埋込トンネル接合を有するInP系面発光型レーザダイオード(BTJ−VCSEL)を提供すること。
【解決手段】 第1のnドープ半導体層と少なくとも1つのpドープ半導体層とによって包囲されるpn接合を有する活性層、及び該活性層のp側に位置しかつ第2のnドープ半導体層と隣接するトンネル接合を有する面発光型半導体レーザの埋込トンネル接合の製造方法であって、トンネル接合(1)のために提供される層は、第1の工程において、物質選択性エッチングによって、前記トンネル接合(1)の所望の直径に至るまで横方向に刻削され、及び第2の工程において、エッチングにより形成された空隙が前記トンネル接合(1)と隣接する少なくとも1つの半導体層(2、3)からのマストランスポートによって閉塞されるまで適切な雰囲気中で加熱されることを特徴とする。

Description

本発明は、面発光型半導体レーザの埋込トンネル接合の製造方法及びそのような半導体レーザに関する。
面発光型レーザダイオード(英語のVertical-Cavity-Surface-Emitting Laser:VCSEL)は、半導体チップの表面に対し垂直に光の放射が行われる半導体レーザである。伝統的な端部発光型レーザダイオードと比べると、面発光型レーザダイオードは、種々の利点、例えば電気的エネルギの消費が少ない、オン・ウエハでレーザダイオードを直接検査することが可能、光ファイバに容易に結合(入射)可能、(複数の)縦単一モードスペクトル(longitudinale Einmodenspektren)、複数の面発光型レーザダイオードを組合せて二次元のマトリックス(アレー)を形成することが可能等の利点がある。
光ファイバを用いた通信技術の分野では、波長依存性の分散ないし吸収の観点から、凡そ1.3〜2μmの波長領域、とりわけ1.31μm又は1.55μm付近の波長のVCSELに対する需要がある。とりわけ1.3μmより長い波長領域のための、種々の有用な特性を有する長波長レーザダイオードは、従来は、InP系化合物半導体で製造されていた。GaAs系VCSELは、1.3μm未満のより短い波長領域に適する。従来は、以下のような方策が図られていた:
1.55μmで1mWの出力で放射する連続波VCSELは、例えば、複数の変成層(metamorphen Schichten)ないし複数のミラーを有するInP基板から構成される(IEEE Photonics Technology Letters, Volume 11, Number 6, June 1999, 629〜631頁)。更に、InP/InGaAsP活性領域とGaAs/AlGaAsミラー(複数)とのウエハ結合によって製造される1.526μmで連続的に放射するVCSELが提案された(Applied Physics Letters, Volume 78, Number 18, 2632〜2633頁、2001年4月30日)。IEEE ISLC 2002、145頁〜146頁には、空気−半導体ミラー(InP−空隙−DBRs、分散配置型(Distributed)ブラッグ反射器用)を有するVCSELが提案されている。このVCSELでは、活性領域と上側DBRミラーとの間にトンネル接合が形成され、トンネル接合層のアンダーカットエッチング(Unteraetzen)によって電流制限が行われる。残ったトンネル接合領域を包囲する空気間隙は、光学場(optisches Feld)の光波ガイドないし導波路(Wellenfuehrung)として機能する。
更に、第26回欧州光通信国際会議 ECOC2000の刊行物“88℃, Continuous-Wave Operation of 1.55 μm Vertical-Cavity Surface-Emitting Lasers”から、アンチモン系ミラー(複数)を有するVCSELが知られている。このVCSELでは、アンダーカットされたInGaAs活性領域は、何れもAlGaAsSb−DBR−ミラーと接続するnドープされた2つのInP層によって包囲されている。
DE 101 07 349 A US 5,661,075 A Liau Z L et. al., "A novel technique for GaInAsP/InP buried heterostructure laser fabrication", APPLIED PHYSICS LETTERS, AMERICAN INSTITUTE OF PHYSICS, NEW YORK, US, 40(7), April 1, 1982, pp.568-570, XP000706414 ISSN: 0003-6951
尤も、出力、作動温度領域及び変調バンドギャップに関する最良の特性を有するのは、埋込トンネル接合(英語のBuried Tunnel Junction:BTJ)を有するVCSELである。埋込トンネル接合の製造及び構造は、図1を参酌して以下説明する。分子線エピタキシ(英語のMolecular Beam Epitaxy:MBE)によって、小さいバンドギャップ(Bandabstand)を有する高ドープp/n層対101、102が形成される。この2つの層の間に、固有のトンネル接合(eigentlicher Tunnelkontakt)103が形成される。反応性イオンエッチング(英語のReactive Ion Etching:RIE)によって、実質的にnドープ層102、トンネル接合103及び一部又は全部のpドープ層101にわたって円形又は楕円形(の横断面の筒状)の領域が形成される。この領域は、第2のエピタキシ過程(Durchlauf)においてnドープInP(層104)によって被覆成長(堆積)されるため、トンネル接合103は「埋め込め」られる。被覆成長(堆積)層104とpドープ層101との間の接合領域は、電圧を印加する際、遮断層(Sperrschicht)として作用する。電流は、典型的には3×10−6Ωcmの抵抗を有するトンネル接合を流れる。このため、電流の流れを、活性領域108の固有の領域(eigentlicher Bereich)に制限することができる。更に、電流は高抵抗のpドープ層から低抵抗のnドープ層へ流れるので、熱の発生も少ない。
トンネル接合の被覆成長(堆積)により僅かに厚さの変化が生じるが、この厚さ変化は横方向の光波ガイドないし導波(laterale Wellenfuehrung)に関し不都合な作用を及ぼすため、とりわけアパーチャがより大きい場合、より高次の横モードが容易に発生する。従って、とりわけ光ファイバ光通信技術において必要とされる単一モードでの作動を実現するためには、小さなアパーチャとこれに応じた小さなレーザ出力しか使用することができない。このコンセプトの更なる欠点は、埋込トンネル接合の被覆成長(堆積)に必要なエピタキシ過程が2回行われる必要があるということである。この場合も、GaAs系短波長VCSELと同様に、製造プロセスが、製造及びコスト上の観点から、エピタキシ過程がただ1回しか存在しないのであれば大いに有利であろうに。
埋込トンネル接合(複数)を有するVCSELの例及び応用は、例えば、“Low-threshold index-guided 1.5 μm long wavelength vertical-cavity surface-emitting laser with high efficiency”, Applied Physics Letter, Volume 76, Number 16, 2179頁〜2181頁、2000年4月17日;“Long Wavelength Buried-Tunnel-Junction Vertical-Cavity Surface-Emitting Lasers”, Adv. in Solid State Phys. 41, 75〜85頁, 2001年; “Vertical-cavity surface-emitting laser diodes at 1.55 μm with large output power and high operation temperature”, Electronics Letters, Volume 37, Number 21, 1295頁〜1296頁, 2001年10月11日;“90℃ Continuous-Wave Operation of 1.83 μm Vertical-Cavity Surface-Emitting Lasers”, IEEE Photonics Technology Letters, Volume 12, Number 11, 1435頁〜1437頁, 2000年11月;及び“High-speed modulation up to 10 Gbit/s with 1.55 μm wavelength InGaAlAs VCSELs”, Electronics Letters, Volume 38, Number 20, 2002年9月26日に記載されている。
以下に、図1に示した埋込トンネル接合の構造から出発し、上記の文献に記載されているInP系VCSELの構造を図2を用いて簡単に説明する。
埋込トンネル接合(BTJ)は、図2に示した構造では図1に示したものと(積層方向に関し)反対向きに配されており、活性領域106は、pドープ層101とnドープ層102との間の直径DBTJを有するトンネル接合の上方に配されている。レーザビームは、矢印116で示された方向に出射する。活性領域106は、pドープ層105(InAlAs)とnドープ層108(InAlAs)とによって包囲されて(挟まれて)いる。活性領域106の上方に配された前部ミラー109は、凡そ35層対のInGaAlAs/InAlAsを有するエピタキシャルDBRから構成されるため、反射率は凡そ99.4%になる。後部ミラー112は、DBRとしての誘電性積層体から構成されかつ金層で封鎖(鍍金)されるので、反射率は凡そ99.75%になる。絶縁層113は、n−InP層104と、多くの場合金又は銀で構成されるp側コンタクト層114とが直接接触するのを阻止する(DE 101 07 349 A1(特許文献1)参照)。
誘電性ミラー112と一体化(組込)コンタクト層114とヒートシンク115とを組合せることにより、エピタキシャル多層構造と比べて熱伝導性は著しく大きくすることができる。電流は、コンタクト層114を介してないし一体化(組込)ヒートシンク115及びn側電極110を介して流入する。図2に示したタイプのVCSELの製造に関する更なる詳細及び特性については、上掲した各文献を参照されたい。
本発明の課題は、より妥当な価格的でかつより大きな生産性(歩留まり)で製造することが可能な埋込トンネル接合を有する、とりわけInP系の、面発光型レーザダイオード(BTJ−VCSEL)を提供することである。更に、アパーチャがより大きい場合であっても、安定的に横単一モードで作動することが可能であり、そのため全体としてより大きな単一モード出力が実現可能であることが望ましい。
第1のnドープ半導体層と少なくとも1つのpドープ半導体層とによって包囲される(挟まれる)pn接合を有する活性層、及び該活性層のp側に位置しかつ第2のnドープ半導体層と隣接するトンネル接合を有する面発光型半導体レーザの埋込トンネル接合を製造するための本発明の方法は、以下の工程を有する:第1の工程では、トンネル接合のために提供される層(トンネル接合提供層)が、物質選択性エッチングによって、トンネル接合の所望の直径に至るまで横方向(径方向ないし面に平行な方向)に刻削され、その結果、トンネル接合を包囲する食刻空隙が形成される。次いで、第2の工程において、この食刻(エッチング)により形成された空隙(食刻空隙)がトンネル接合と隣接する半導体層の少なくとも1つからのマストランスポートによって閉塞(充塞)されるまで適切な雰囲気中で加熱される。トンネル接合と隣接する(境界を接する)半導体層(複数)は、トンネル接合の活性領域(層)に背向する側(反対側)に配されるnドープ半導体層と、トンネル接合の活性領域(層)に指向する側に配されるpドープ半導体層である。
上記マストランスポート技術(“Mass-Transport”-Technik:MTT)は、トンネル接合と隣接する半導体層の少なくとも1つがリン化合物(Phosphid)、とりわけInPから構成されている場合、特に有利である。
本発明により、上述の「マストランスポート」技術を使用することによって、2回のエピタキシ過程に関する問題も、一体に組込まれた(eingebaute)横方向の光波ガイドないし導波路に関する問題も解決される。MTTは、2回目のエピタキシ過程の代わりとなり、かつそうでなければ生じるべき横方向の厚さ変化と、その結果としての大きな横方向の光波ガイドないし導波(路)は生じない。トンネル接合の埋込は、被覆成長(堆積)によっては最早行われず、トンネル接合層の部分的食刻(ないしアンダーカットエッチング:Unteraetzung)、次いで(少なくとも1つの)隣接層からのマストランスポートによる該食刻により形成された領域(食刻空隙)の閉塞(充塞)によって行われる。このため、面発光型レーザダイオードは、より妥当な価格でかつより大きな生産性ないし歩留まりで製造することができる。更に、アパーチャがより大きい場合であっても、安定的に横単一モードで作動することができ、そのためより大きな単一モード出力が達成される。
マストランスポート技術は、80年代の初頭に他の関連分野において、InP基板上のいわゆる埋込へテロ構造(BH)レーザダイオードの埋込活性層の製造に使用された(“Study and Application of the Mass-Transport Phenomenon in InP”, Journal of Applied Physics 54(5), May 1983, 2407頁〜2411頁、及び“A Novel Technique for GaInAsP/InP Buried Heterostructure Laser Fabrication”, Applied Physics Letters 40(7), April 1, 1982, 568頁〜570頁参照)。尤も、この方法は、著しい劣化(デグラデーション)問題のため不利であることが判明している。MTTによって製造されたレーザ(ダイオード)のこのデグラデーションは、MTTによっては十分な質で保護することができない活性領域(層)の食刻により形成された側面ないし周面(食刻側面ないし周面)部の侵食に起因する。マストランスポート技術の詳細及び実施については、上述の各文献を参照されたい。
有用なBHレーザ(ダイオード)の実現を妨げてきたマストランスポート技術を施す際の上述の変質(劣化)機構は、トンネル接合内ではレーザ(ダイオード)の活性領域(層)内の場合のような高励起電子正孔プラズマは存在せず従ってデグラデーション問題を引き起こす表面再結合は生じないので、トンネル接合の埋込みの際には関与しないことが判明した。
「マストランスポート」−VCSEL(MT−VCSEL)の開発は、とりわけInP基板上の、技術的により簡単に製造することができかつ単一モードの最大出力に関しより良好な長波長VCSELを可能とする。
マストランスポートプロセスは、対象物の加熱の間に例えばHとPHとからなるリン雰囲気中で実行されるのが好ましい。好ましい温度範囲は、500〜800℃であるが、より好ましくは500〜700℃である。マストランスポート技術は、ウエハを流動雰囲気中のHとPHとによって処理する間に670℃に加熱し、更に所定時間の間この温度で保持する(処理時間は全体で凡そ1時間)ことにより行うことができる。実験によれば、水素雰囲気中でのInP層の処理によっても、InPのマストランスポートを行うことができた。
食刻により形成された空隙(Spalt)は、マストランスポートプロセスによって閉塞(充塞)されることにより、トンネル接合は埋め込められる。InPのバンドギャップは大きくかつドーピングは僅かであるため、トンネル接合に隣接し(境界を接し)マストランスポートによって閉塞(充塞)された領域はトンネル接合性を示さないため、当該領域は電流の流れを遮断する。他方、この領域は、InPは熱伝導性が大きいので、本質上熱の消散(放熱)に寄与する。
本発明により面発光型レーザダイオードを製造するためには、活性領域(層)のp側に、順に、pドープされた(pドープ)半導体層、トンネル接合のために提供された層及び次いで第2のnドープ半導体層が配されてなるエピタキシャル出発構造から出発し、そこでまず、フォトリソグラフィ及び/又はエッチング(例えば反応性イオンエッチング(英語のReactive Ion Etching;RIE))によって、(横断面が)円形又は楕円形の筒状体が形成され(この筒状体の側面ないし周面は、層(の面)に対する垂直方向において、第2のnドープ半導体層とトンネル接合のために提供された層とを包囲し、かつトンネル接合層の少なくとも下部(下面ないし底面)に至るまで延在する)、次いで、トンネル接合層を本発明に応じて部分的に食刻(ないしアンダーカット:Unteraetzen)し、マストランスポートによるトンネル接合の埋め込みを実行することが有利である。
このようにして得られた構造は、面発光型レーザダイオードの製造に理想的である。
本発明の更なる一実施形態では、活性層のp側の、トンネル接合の活性領域(層)に背向する側に、第2のnドープ半導体層に隣接する更なる半導体層が配される。この更なる半導体層は、第3のnドープ半導体層と隣接する。この更なる半導体層も同様に、まず、物質選択性エッチングによって所望の直径に至るまで横方向(半径方向)に刻削され、次いで、食刻により形成された空隙が、当該更なる半導体層と隣接するnドープ半導体層の少なくとも1つからのマストランスポートによって閉塞(充塞)されるまで、適切な雰囲気中で加熱される。
この場合、横方向の物質選択性エッチング及びマストランスポートプロセスは、本発明の埋込トンネル接合の作成と同時に実行するのが好ましい。
トンネル接合のための材料、例えばInGaAsとは異なる材料、例えばInGaAsPを更なる半導体層に対して使用する場合、異なる横方向エッチングを使用することができるため、更なる半導体層の直径によって規定される横方向の光波ガイドないし導波は、トンネル接合の直径に相応する直径を有する活性領域(層)よりも幅広とすることができる。この実施形態により、制御可能でかつ電流アパーチャに依存しない横方向の光波ガイドないし導波の調整が可能となる。このため、この更なる半導体層は、縦方向(高さ方向)の電界の節に配されるのではなく、例えば腹(最大値)に配される。
更なる半導体層のバンドギャップは、光の吸収を回避するために、活性領域(層)のバンドギャップより大きいことが望ましい。
物質選択性エッチングについては、トンネル接合がInGaAs、InGaAsP又はInGaAlAsから構成される場合、3:1:1〜3:1:20の比のHSO:H:HOエッチング剤を用いたウェットケミカルエッチングが有利であることが判明した。
本発明の方法に応じて作成された面発光型半導体レーザの埋込トンネル接合は、多くの利点を有する:トンネル接合を第2のエピタキシプロセスによって被覆成長(成膜)する従来の方策とは異なり、エピタキシプロセスは1回しか必要とされないため、レーザダイオードをより妥当な価格でかつより大きな生産性ないし歩留まりで製造することができる。更に、マストランスポートプロセスのためにInPを使用する場合、トンネル接合を横方向(半径方向)に取り囲む領域が形成されるが、この領域は、トンネル接合の横側ないし側部において電流の流れを遮断しかつ同時に隣接する層への熱伝導に大いに貢献する。更に、本発明により製造された面発光型半導体レーザは、ごく僅かな組込光波ガイドないし導波路しか有しないため、横単一モードでの作動の安定化は、アパーチャがより大きい場合であっても容易化され、そのため従来の方策のものよりも全体としてより大きい単一モード出力が得られる。
本発明の面発光型半導体レーザは請求項11に記載され、好ましい実施形態は従属請求項に記載されている。この面発光型半導体レーザの個々の利点は、本発明の方法の説明において実質的に記載されている。本発明の更なる利点及び展開形態は、以下の実施例に基づいて説明する。
本書の導入部において、埋込トンネル接合及びそのような埋込トンネル接合を有する面発光型レーザダイオードの製造及び構造については、図1及び図2を用いて既に説明した。従って、以下では、図3〜図10を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
図3は、本発明のMT−VCSELのためのエピタキシャル出発構造の一典型例を示す。この出発構造は、InP基板Sから出発し、nドープされた(nドープ)エピタキシャルブラッグミラー6、活性層(活性領域)5、任意的なpドープInAlAs層4、pドープ下側InP層3、少なくともそれぞれ1つ(1対)の高pドープ半導体層及び高nドープ半導体層から構成されるトンネル接合1(トンネル接合1は、縦ないし高さ方向電界の節(最小値)に位置する)、nドープ上側InP層2、及びnドープ上側コンタクト層7の順に上下に並んで配されるように構成される。
次に、フォトリソグラフィ及びエッチングによって図3の出発構造を有するウエハに(横断面が)円形又は楕円形の筒状体を形成する。この筒状体は、図4及び図5では縦(高さ方向)断面で示した。筒状体(の下端)は、厚さdを有する(図4参照)トンネル接合1の少なくとも下部(下面ないし底面)にまで到達するか、又は更に進んで下側pドープInP層3にまで達する(図5)。後者の場合、下側層3のエッチングにより端部(エッジ)3aが形成される。筒状体径(w+2h)は、典型的には3〜20μmの見込みアパーチャ径wよりも典型的には凡そ5〜20μm大きい。従って、hは凡そ3〜10μmとなる。hは、この実施例(図6参照)では、トンネル接合1のために提供された層の部分的食刻(ないしアンダーカットエッチング)される領域Bの幅に相応する。
物質選択性エッチングによって、図6に示したように、トンネル接合1は、横方向に(半径方向ないし面に平行な方向に)刻削されるが、その際、トンネル接合を包囲する(挟む)層、この実施例ではnドープ上側InP層2及びpドープ下側InP層3は、食刻されない。典型的にはh=2〜10μmに及ぶトンネル接合1(ないしトンネル接合のために提供された層)の横方向の部分的食刻(ないしアンダーカットエッチング)は、残ったトンネル接合面に相応する“アパーチャ(口径部)”Aの画成(ないし規定)に利用される。物質選択性エッチングは、例えば、トンネル接合1がInGaAs、InGaAsP又はInGaAlAsから構成される場合、3:1:1〜3:1:20の比のHSO:H:HOエッチング剤によってウェットケミカル的に行うことができる。
図6に示した構造から出発して埋込トンネル接合1を得るために、まず、本発明に応じて、食刻により形成された空隙、即ちトンネル接合1を横方向に包囲する領域Bがマストランスポートプロセスによって閉塞(充塞)される。このため、図6に示した構造を有するウエハをリン含有雰囲気下で所定時間好ましくは500〜600℃で加熱する。典型的な加熱時間は5〜30分間である。このプロセスの間、僅かな量のInPが上側及び/又は下側InP層2ないし3から前もって食刻によって形成された空隙へ移動するため、この空隙は閉塞(充塞)される。
マストランスポートプロセスの結果を図7に示す。領域1a内へ移動したInPは、トンネル接合1を横方向(半径方向)に閉じ込めている(埋めている)。InPのバンドギャップは大きくかつドーピングは僅かなので、領域1aは、トンネル接合(性)を示さず、従って電流の流れを遮断ないし阻止する。このため、径wを有する活性層5の電流貫流領域(図6参照)は、トンネル接合1の面(図6の“アパーチャ”A)にほぼ相応する。他方、InPからなりリング幅(外周半径と内周半径の差)hを有する環状領域1aは、InPの熱伝導性が大きいため、上側InP層2を介した放熱に大いに貢献する。
MT−VCSELを製造するための図7に示した構造に対する更なる処理は、BTJ−VCSELから既知の技術に相応する。この技術については本書の冒頭で述べておりかつ引用した各文献にも記載されているので、ここでは、詳細には説明しない。図8は、完成した本発明のMT−VCSELの一例を示す。このVCSELでは、組み込まれた金製ヒートシンクには符号9を付し、上側nドープInP層2と隣接しかつ金製ヒートシンク9によって包囲される誘電体ミラーには符号8を付し、環状構造のn側コンタクト層には符号7aを付し、p側コンタクト11ないし金製ヒートシンク9と直接接触しないようにpドープ下側InP層3及びnドープ上側InP層2の何れをも保護する例えばSi又はAlからなる絶縁・パッシベーション層には符号10を付した。p側コンタクト11は、例えば、Ti/Pt/Auから作成される。例えばTi/Pt/Auから作成されるn側コンタクトには符号12を付した。
これに関して、均一な層として図示されている活性層(活性領域)5は、通常、例えば11層の薄層(5層の量子(井戸)層と6層の障壁層)からなる積層構造として構成されることに注意すべきである。
エピタキシャル出発構造の改良構造の一例を図9に示す。この改良構造では、活性層5の下方に、付加的なnドープInP層6aが形成(挿入)されている。この層6aは、活性層5からの横方向の放熱を強化し、従って活性層5の温度の低下に寄与する。
本発明の他の一実施例を図10に示す。この実施例では、マストランスポート技術は、上下に離れて位置する2つの層に対して適用されるが、この場合、ただ1回のマストランスポートプロセスにおいて、トンネル接合層1も更なる半導体層21も処理されると有利である。図10の構造では、この更なる半導体層21は、トンネル接合1の上方に配されている。この更なる半導体層21は、2つのnドープInP層2、2’と隣接している。更なる半導体層21を横方向(半径方向)に包囲する領域20は、部分的食刻(ないしアンダーカットエッチング)により形成された領域20に対応する領域にマストランスポートによって到達して閉塞(充塞)するInPから構成される。
更なる半導体層21の屈折率がその周囲のInPの屈折率と異なる場合、この更なる半導体層21は、当該層21が縦方向(高さ方向)の電界の節にではなく例えば腹(最大値)に配されることにより、制御可能な横方向の光波ガイドないし導波路を形成する。互いに異なる半導体を使用する場合、例えばトンネル接合1に対してはInGaAsを更なる半導体層21に対してはInGaAsPを使用する場合、異なる横方向エッチングを利用することができるため、更なる半導体層21の直径によって規定される横方向の光波ガイドないし導波路は、トンネル接合1の直径に相応する直径を有する活性層5の活性領域よりも幅が広くなる。このため、この実施例では、横方向の光波ガイドないし導波(路)の制御が可能でかつ電流アパーチャとは独立の調整を実現することができる。
既知の面発光型半導体レーザの埋込トンネル接合の模式図。 既知の埋込トンネル接合を有する面発光型半導体レーザ(BTJ−VCSEL)の(縦)断面の模式図。 本発明のマストランスポート−VCSEL(MT−VCSEL)の一例の典型的なエピタキシャル出発構造の(縦)断面の模式図。 筒状体が形成された図3の構造。 筒状体が“より深く”(その周辺部をより深くエッチングして)形成された図3の構造。 トンネル接合層が部分的食刻(ないしアンダーカット)処理された図4の構造。 図6のマストランスポートプロセス後の構造。 本発明のMT−VCSELの一例の模式的(縦)断面図。 改良されたエピタキシャル出発構造の一例。 本発明の(面発光型半導体レーザの)他の一例の模式的(縦)断面図。
符号の説明
1 トンネル接合
1a マストランスポート閉塞環状領域
2 第2のnドープ半導体層
3 pドープ半導体層
3a エッジ
4 pドープ半導体層
5 活性層(活性領域)
6 第1のnドープ半導体層
7 nドープコンタクト層
7a 環状n側コンタクト層
8 誘電体ミラー
9 金製ヒートシンク
10 絶縁・パッシベーション層
11 p側コンタクト
12 n側コンタクト
S InP基板

101 高ドープp/n
102 高ドープp/n
103 トンネル接合
104 nドープInP層
105 pドープ層
106 活性層
108 活性領域
109 前部ミラー
110 n側電極
112 後部ミラー
113 絶縁層
114 p側コンタクト層
115 ヒートシンク
116 レーザビーム出射方向

Claims (22)

  1. 第1のnドープ半導体層と少なくとも1つのpドープ半導体層とによって包囲されるpn接合を有する活性層、及び該活性層のp側に位置しかつ第2のnドープ半導体層と隣接するトンネル接合を有する面発光型半導体レーザの埋込トンネル接合の製造方法であって、
    トンネル接合(1)のために提供される層は、第1の工程において、物質選択性エッチングによって、前記トンネル接合(1)の所望の直径に至るまで横方向に刻削され、及び第2の工程において、エッチングにより形成された空隙が前記トンネル接合(1)と隣接する少なくとも1つの半導体層(2、3)からのマストランスポートによって閉塞されるまで適切な雰囲気中で加熱されること
    を特徴とする製造方法。
  2. 前記トンネル接合(1)と隣接する前記半導体層(2、3)の少なくとも1つは、リン化合物、好ましくはInPから構成されること
    を特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記第2の工程において、雰囲気として、リン雰囲気、好ましくはPH及び水素が使用されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 前記第2の工程において、500〜800℃、好ましくは500〜600℃の温度で加熱されること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の製造方法。
  5. 前記活性層(5)のp側に、順に、pドープ半導体層(3)、前記トンネル接合(1)のために提供された層及び前記第2のnドープ半導体層(2)が配されて構成される前記面発光型半導体レーザのエピタキシャル出発構造に対し、フォトリソグラフィ及び/又はエッチングを行うことによって、前記第2のnドープ半導体層(2)と前記トンネル接合(1)のために提供された層を包含しかつ前記トンネル接合(1)のために提供された層の少なくとも下端に至るまで延在する周面を有する円形又は楕円形の筒状体が形成されること、及び
    次いで、前記埋込トンネル接合(1)の製造のための前記第1の工程及び前記第2の工程が実行されること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の製造方法。
  6. 前記第2のnドープ層(2)の前記活性層(5)のp側に、更なる半導体層(21)が配されるとともに、該更なる半導体層(21)は第3のnドープ層(2’)と隣接し、この更なる半導体層(21)は、物質選択性エッチングによって、所望の直径に至るまで横方向に刻削され、次いで、エッチングによって形成された空隙が該更なる半導体層(21)と隣接する半導体層(2、2’)の少なくとも1つからマストランスポートによって閉塞されるまで適切な雰囲気中で加熱されること
    を特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の製造方法。
  7. 前記更なる半導体層(21)と前記トンネル接合(1)に対し異なる半導体が使用されること
    を特徴とする請求項6に記載の製造方法。
  8. 前記更なる半導体層(21)に対しInGaAsPが使用され、前記トンネル接合(1)に対しInGaAsが使用されること
    を特徴とする請求項7に記載の製造方法。
  9. 前記更なる半導体層(21)は、縦方向の電界の最大値の位置に配され、前記トンネル接合(1)は、縦方向の電界の最小値の位置に配されること
    を特徴とする請求項6〜8の何れか一項に記載の製造方法。
  10. 前記トンネル接合(1)がInGaAs、InGaAsP又はInGaAlAsから構成される場合、前記物質選択性エッチングのために、エッチング剤として、3:1:1〜3:1:20の比のHSO:H:HOが使用されること
    を特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の製造方法。
  11. 第1のnドープ半導体層と少なくとも1つのpドープ半導体層とによって包囲されるpn接合を有する活性層、及び該活性層のp側に位置しかつ第2のnドープ半導体層と隣接するトンネル接合を有する面発光型半導体レーザにおいて、
    前記トンネル接合は、前記第2のnドープ半導体層(2)と前記pドープ半導体層(3、4)の一方とを接続しかつ当該トンネル接合(1)と隣接する半導体層(2、3)の少なくとも1つからのマストランスポートによって形成される領域(1a)によって横方向に包囲されること
    を特徴とする面発光型半導体レーザ。
  12. 前記トンネル接合(1)と隣接する前記半導体層(2、3)の少なくとも1つは、リン化合物、好ましくはInPから構成されること
    を特徴とする請求項11に記載の面発光型半導体レーザ。
  13. 前記活性層(5)には、前記少なくとも1つのpドープ半導体層として、順に、pドープInAlAs層(4)とpドープInP層が配されること
    を特徴とする請求項11又は12に記載の面発光型半導体レーザ。
  14. 前記トンネル接合(1)は、縦方向の電界の最小値の位置に配されること
    を特徴とする請求項11〜13の何れか一項に記載の面発光型半導体レーザ。
  15. 更なるnドープ半導体層(6a)が、前記活性層(5)と、半導体ミラーとして構成された前記第1のnドープ半導体層(6)との間に配されること
    を特徴とする請求項11〜14の何れか一項に記載の面発光型半導体レーザ。
  16. 前記トンネル接合(1)と隣接する前記第2のnドープ半導体層(2)に結合する更なる半導体層(21)が配されるとともに、該更なる半導体層(21)は、第3のnドープ半導体層(2’)と隣接し、この更なる半導体層(21)は、前記第2のnドープ半導体層(2)と前記第3のnドープ半導体層(2’)とを接続しかつ該第2のnドープ半導体層(2)及び該第3のnドープ半導体層(2’)の少なくとも1つからのマストランスポートによって生成される領域(20)によって横方向に包囲されること
    を特徴とする請求項11〜15の何れか一項に記載の面発光型半導体レーザ。
  17. 前記更なる半導体層(21)の屈折率は、当該更なる半導体層(21)を包囲する2つの半導体層(2、2’)の一方又は両方の屈折率と異なること
    を特徴とする請求項16に記載の面発光型半導体レーザ。
  18. 前記更なる半導体層(21)は、縦方向の電界の最大値の位置に配されること
    を特徴とする請求項16又は17に記載の面発光型半導体レーザ。
  19. 前記更なる半導体層(21)と前記トンネル接合(1)は、互いに異なる半導体材料から構成されること
    を特徴とする請求項16〜18の何れか一項に記載の面発光型半導体レーザ。
  20. 前記更なる半導体層(21)はInGaAsPから構成され、前記トンネル接合(1)はInGaAsから構成されること
    を特徴とする請求項19に記載の面発光型半導体レーザ。
  21. 前記更なる半導体層(21)の直径は、前記トンネル接合(1)の直径よりも大きいこと
    を特徴とする請求項16〜20の何れか一項に記載の面発光型半導体レーザ。
  22. 前記更なる半導体層(21)のバンドギャップは、前記活性層(5)のバンドギャップよりも大きいこと
    を特徴とする請求項16〜21の何れか一項に記載の面発光型半導体レーザ。





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