JP2006506140A - 医学的および獣医学的分野における使用のための骨接合プレートセット−基本的なタイプの５つのバリエーション - Google Patents

Abstract

骨接合プレートの基本的なタイプの５つのバリエーションであって、全く同一のプレートの領域が同じ厚みを有するか、またはその全く同一のプレートの種々の領域が異なる５つのバリエーションは、ヒトおよび動物の身体の種々の部分において適用を見出し得る。この基本的なタイプは中央のウェブを有する二等辺三角形である。５つのバリエーションは、この基本的なタイプの中央のウェブおよび／または側面の一方もしくは両方の伸長に相当する。適用の例はヒトの下顎頚骨折である。

Description

発明の詳細な説明

骨接合プレートは、お互いに対して骨または骨フラグメントを固定するように働く。病院の毎日の日常業務において現在用いられる方法では固定に関する問題を生じ続けていることが示されている。回転安定性の背景に基づいてこれらのプレートが一般に有する三角の形状は、プレート固定のために大きな空間のない領域においてさえ開発されている。しかし、骨接合プレートはヒトまたは動物の身体における適用の特別の分野には限定されないが、個々の状況に従ってそれらが有用であると思われるところではどこでも用いられ得る。記載される骨接合プレートは基本的なタイプのバリエーションである。

基本的なタイプは以下のとおり構築される。二等辺三角形の各々の角はネジ穴を備える（Ａは三角の頂点、Ｂ（左）、およびＣ（右）は、各々が等しい長さの片側の一方の末端）。両側の間の中央で、安定化のためにさらなるウェブが設けられて、この二等辺三角形を２つの等しい直角三角形に分ける。このウェブにおいて、三角形（Ａ）の頂点と反対側との間の中間に広いネジ穴（Ｄ）が存在する。ウェブと側面がお互いに交差するポイントでは、さらに別のネジ穴（Ｅ）が設けられる。ＡとＤ、ＤとＥ、ＢとＥ、およびＣとＥの間の距離は、各々の場合に同じである。これは基本的な形態であり、骨接合プレートセットの５つ全てのバリエーションで共通である。１つのバリエーションでは、ウェブおよび２つの側面の両方が延びている。３つの末端の各々で、やはりネジ穴が存在する（Ｆは、ウェブの延長として、Ｇ（左）およびＨ（右）の各々は等しい長さの側面の１つの延長として）。これらの３つのネジ穴は、三番目の側面に対して平行な線に位置する（この上にＢ、ＥおよびＣが位置する）。ＥとＦとの間の距離は、ＡとＤとの間の距離と同じである。

このプレートに基づいて、以下のネジ穴は、さらなるバリエーションにおいては省略される。
バリエーション１において、ＧおよびＨは省略される、２はまさに記載されたバリエーションに相当し、バリエーション３においては、Ｆが失われており、バリエーション４では、Ｈが省略され、そしてそれに対する鏡面対称において、Ｇがバリエーション５において省略される。さらに良く理解するため、骨接合プレートを図面のような配列で示す。このプレートの平面図は、この状況では、丸ネジ穴を含む、このプレートのこの形状を示す。しかし、各々のネジ穴はまた、卵形であってもよいし、または任意の他の角張った形状を有してもよい。各々の個々のプレートの各々の角は、角張ってもよいし丸まっていてもよい。側面および／またはウェブの各々は、各々のネジ穴の周りに十分なプレート物質を提供するために、ネジ穴の領域において拡大されてもよい。この図面では、ネジ穴の領域において拡大を有するプレートが図示される。骨接合プレートセットの５つのバリエーションの各々のサイズは変化してもよい。骨接合プレートセットの５つのバリエーションのうちの各々の個々の厚みは、同じプレートの全ての領域において同じであってもよいし、または同じプレートの異なる領域において変化してもよい。

骨形成プレートセットの５つのバリエーションは、ヒトおよび動物の身体における任意の領域に対して限定されない。しかし、具体的な応用分野は、例えば、ヒトの下顎頚骨折において見出されるべきである（下顎頚は、下顎の一部を形成する）。

Claims (2)

1. 本明細書に記載の骨接合プレートセットの５つ全てのバリエーションの形状であって、
   各々の個々のバリエーションの異なるプレートサイズと、
   可変性のプレート厚みとを備え、すなわち、同一のプレートが、その全ての領域で同じ厚みを有するか、または種々の領域で種々の厚みを有する、形状
2. 前記プレートが製造され得る、任意の考えられ得る物質
   

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