JP2006502325A5 - - Google Patents
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本発明は複合タイルの製造方法に関するものである。
タイル、スレート等(ここでは「石材素子」として記載する)を適切な位置に並べる従来の方法は石材素子が適用される表面上にモルタルを引き伸ばし、次いで各石材素子を手でモルタルに押し付けることにより行なわれていた。この舗装システムは石材素子が不規則な形状を有する「クレイジー舗装(不揃いのタイルや石を敷した舗装)」として知られている。この敷設方法の欠点は特に石材素子が小さいサイズのものからなるとき、均等の仕上げが得られるように石材素子を適切な位置に並べるのにかなりの熟練が要求される。熟練した石工によって石材素子が取り付けられるときクレイジー舗装は平方メートルあたり200ドル以上の経費が掛かる。さらに、石材素子自体が異なる形状およびサイズのものからなりそして複雑なパターンで配置させねばならない場合に、多くの熟練が要求され、そして多大の費用が掛かる。
従来の敷設方法の他の欠点は作業の全体にわたってモルタルの色づけの差異を得ることが通常不可能であり、そしてモルタル色づけの変化が審美的な理由のため所望されでることにある。
さらに他の欠点は垂直面上に装飾的な石の加工仕上げを形成するのにこれらの従来の方法を有効に利用することができないことにある。
自然な外観のクレイジー舗装において石を舗装表面に取り付けるのに熟練した石工への依存を減少するような努力において、浅い正方形のトレイまたはモールドにセメント質のグラウトを注入し、次いで天然の岩または石の断片をグラウトの上面に押し込み、次いでタイル素子を硬化させることによって1平方メートルの大きなタイル素子を形成することが提案されている。モールドから除去させたとき、タイル素子はその場合に各々500mm×500mmを示す4枚のタイルにダイアモンド鋸によって切断される。タイルは取り付ける者が岩または石の断片の最初のレイアウトを維持するようにタイル縁部を正しく当接して整列させることができるように後面上に印しを付けてある。
上述したクレイジー舗装用のタイルを製造する方法はその意図された目的に全般的に適するけれども、2つの大きな欠点をこうむった。第1に、タイル素子内でかつまた他のタイル素子の隣接するタイル間で厚さの変化により均一な舗装面を維持するのが困難であった。
第2に、非常に重要であるこれらのタイルが有する大きな問題は、上塗りされた場合でも同様に、隣接するタイル間の直線の交点が明瞭に認識でき、それは石工によって取り付けられたクレイジー舗装の自然な外観を阻止することにある。
他の提案は長さ約750mmで幅約500mmを示すタイル素子からなり、複数の任意に形成されて切断された石材素子がプラスチックメッシュまたはマットに接着剤によって結合されている。
タイル素子は平行な側壁を有する六角形の主要本体部分と長手方向軸線に沿って対向して延伸している小さいサイズの六角形の短い端部とを有する形状からなり、互いに係合するタイル形状を形成する。そのタイル素子は意図された目的を全般的に満足するが、任意に形成された石材素子は特定の厚さに切断された薄いスラブから形成されかつ各タイルに関して3mmの差異内に断片を較正しなければならない。これは切断および較正工程において極めて労力の増大する方法だけでなく、適切な位置に並べられたとき、隣接するタイル素子間の厚さの変化により、そのタイル素子上を歩いている歩行者をつまずかせる必然的な危険をともなう。更に、これらのタイル素子は隣接するタイル間の均一な幅の継ぎ目が容易に認識できるように規則的に形成された周辺縁部を有している。
本発明の目的は従来のクレイジー舗装スタイルのタイルと関連する欠点の少なくとも幾つかを克服または改善する複合タイルの製造方法を提供するものである。
本発明の第1態様によれば、上塗りされない複合タイルを製造する方法を提供するもので、該方法は、
(a)その周辺のまわりに延伸する境界壁を有するモールド凹部内の支持面上に1つまたはそれ以上の石材素子を配置し、
(b)石材素子と支持面との間の隙間が少なくとも部分的に充填されそして石材素子の部分が流動可能な除去体層の上に突出するようにモールド凹部に除去体層を付加し、
(c)石材素子および流動可能な除去体層を硬化可能な材料で予め定めた深さまで被覆し、硬化可能な材料を石材素子の突出している部分に直接またはその突出部分を加工した後に接着剤で結合し、
(d)下地層を形成するように硬化可能な材料を硬化させ、
(e)モールドからタイルを除去し、そして、
(f)タイルから不活性の除去体を除去すること
からなっている。
(a)その周辺のまわりに延伸する境界壁を有するモールド凹部内の支持面上に1つまたはそれ以上の石材素子を配置し、
(b)石材素子と支持面との間の隙間が少なくとも部分的に充填されそして石材素子の部分が流動可能な除去体層の上に突出するようにモールド凹部に除去体層を付加し、
(c)石材素子および流動可能な除去体層を硬化可能な材料で予め定めた深さまで被覆し、硬化可能な材料を石材素子の突出している部分に直接またはその突出部分を加工した後に接着剤で結合し、
(d)下地層を形成するように硬化可能な材料を硬化させ、
(e)モールドからタイルを除去し、そして、
(f)タイルから不活性の除去体を除去すること
からなっている。
石材素子は、粘土、スレート、石またはあらゆる他の天然または合成の硬い材料から選択され得る。石材素子は大きな石材素子の断片であっても良く、石材素子は適当な大きさにするように切断させることもできる。
不活性の除去体は溶融不能な粉末または液体を含むことができ、該粉末または液体は石材素子とモールドとの間の間隙から硬化可能な材料を除くことができると共に下地層が硬化した後に間隙から除去され得る。好ましくは、溶融不能な粉末はタルカムパウダー、粉末状石灰、または微細状砂のような微細状粉末である。好ましくは、液体は合成油または鉱油、水ゲル、水性重合材料、水性セルロースゲル等のごとき粘性の液体である。
石材素子と硬化可能な材料との間に良好な結合があることが重要である。接着剤が石材素子の突出している部分を処理するのに使用されるかどうかはともかく、石材素子の突出部分は硬化可能な材料の性質に依存する。硬化可能な材料がセメント質の混合物(かかる混合物は当業者には良く知られている)を含む場合、硬化可能な材料で被覆する前に接着剤がまず最初に石材素子に塗布され得る。接着剤はエポキシ樹脂または1つまたはそれ以上の重合結合剤を含んでいるセメント質の材料のごとき結合剤を包含することができる。
本発明の1つの形態において、エポキシ樹脂は、セメント質の混合物を含んでいる硬化可能な材料を添加する前に、セメント粉末とともに石材素子の突出している部分に塗布させることができる。セメント粉末は硬化可能な材料に石材素子を結合するのを助ける。
本発明の他の形態において、硬化可能な材料は重合結合剤を含有しているセメント質の混合物を含むことができる。
好ましくは、重合結合剤は石材素子と硬化可能な材料との間の異なる熱膨張係数を調節するように硬化可能な材料にある程度の弾性を与える。
本発明のさらに他の形態において、セメントは硬化可能な材料から完全に除外され、そして好ましくは、不活性の充填剤とともに混合されるエポキシ樹脂または柔軟なセメント質のにかわ剤のごとき結合剤に置き換えることができる。かかる充填剤は当該技術分野において良く知られている。硬化可能な材料からセメントを除外する利点はタイルが非常に軽量になることにある。
適切には、硬化可能な材料は、繊維ガラス、金属、または合成繊維メッシュ、拡大された端部繊維、またはその組み合わせのごとき繊維補強材を含むことができる。
タイルはモールドの直接の反転によってモールドから取り除かれ得る。しかしながら、モールドからタイルを取り除く他の適宜な手段を使用することができ、取り外し可能なモールドが使用され得る。
不活性の除去体は、吸い上げによって、ブラシ掛けによって、または液体またはガスジェットでタイルを洗浄/噴流吹き付けによって凹部から取り除くことができる。好ましくは、不活性の除去体は再使用のために回収される。
不活性の除去体は、上塗りされないタイルが製造されるのを可能にし、かくしてタイルが適切に並べられるとき消費者に構造および上塗りカラーの選択を許容させる。
モールドは三角形、矩形、五角形、六角形等のごときあらゆる適宜な形状にすることができる。
変形例において、モールドは形成されるタイルのを互いに係合できる不規則な形状にすることもできる。
所望ならば、モールドは1対の隣接する縁部上に1つまたはそれ以上のスピゴット状突起を備え、対向する他の1対の縁部上に対応するソケット状凹所を有することができる。
モールドは石材素子が予め定められたパターンにしたがって配置され得るような型紙を備えることができる。
投射システム(本明細書中の他の場所で記載されるような)は、パターンまたは型紙にしたがって石材素子に印し付け、切断および配置するのを助けるのに使用され得る。
本発明の他の態様によれば、上述した方法によって形成される上塗りされない複合タイルを提供することにある。
石材素子は切断されるかまたは水洗される粘土、スレート、石またはあらゆる他の天然または合成の硬い材料を含むことができる。好ましくは、タイルは複数の石材素子を有している。石材素子は可変の厚さからなることができる。石材素子は特定のパターンにしたがって配置され得る。
不活性の除去体は溶融不能の粉末を含むことができ、そして好ましくは、タルカムパウダー、粉末状石灰または微細な砂である。
変形例において、不活性の除去体は油のごとき粘性の液体を含むことができる。
第1実施形態において、下地層は硬化されたセメント質の混合物を含むことができ、そして接着剤は重合体樹脂およびセメント粉末を含むことができる。
第2実施形態において、下地層は接着重合体樹脂を含有している硬化されたセメント質混合物を含むことができる。
第3実施形態において、下地層は少なくとも接着重合体樹脂を含むことができ、かつ好ましくはさらに、適切な充填剤を有する。
好ましくは、タイルは平面で見たとき、実質上長方形または正方形でありかつ約1×2メートル、または1×1メートルの表面積を有している。
本発明のさらに他の実施形態において、実質的に均一な厚さの上塗りされない複合タイルを提供するものであり、該複合タイルは下地層と、
各石材素子の1部分が下地層に直接的にまたは間接的に結合されている複数の石材素子とを含んでいる。
各石材素子の1部分が下地層に直接的にまたは間接的に結合されている複数の石材素子とを含んでいる。
本発明のさらに他の態様によれば、上塗りされない複合タイルを製造する方法を提供するものであり、該複合タイルの製造方法は、
(a)モールド内にほぼ同じ厚さの複数の石材素子を配置し、
(b)石材素子とモールドとの間の隙間が少なくとも部分的に充填されかつ各石材素子の部分が不活性の除去体の上に突出するようにモールドに不活性の除去体層を付加し、
(c)石材素子の突出部分に下地層を接着し、
(d)モールドからタイルを除去し、
(e)タイルから不活性の除去体を除去することから成っている。
(a)モールド内にほぼ同じ厚さの複数の石材素子を配置し、
(b)石材素子とモールドとの間の隙間が少なくとも部分的に充填されかつ各石材素子の部分が不活性の除去体の上に突出するようにモールドに不活性の除去体層を付加し、
(c)石材素子の突出部分に下地層を接着し、
(d)モールドからタイルを除去し、
(e)タイルから不活性の除去体を除去することから成っている。
内側の除去体は本発明の他の態様に関して記載した通り構成され得る。下地層はポリウレタンまたはエポキシ樹脂のごとき重合材料により接着させることができる。
好ましくは、下地層は硬い合成メッシュを含んでいる。
本発明のさらに他の態様によれば、上塗りされない複合タイルを提供するものであり、
該複合タイルは実質上同一の厚さの複数の石材素子と、
石材素子の各々に接着される下地層と、
石材素子に隣接して石材素子間に配置される取り除き可能な不活性の除去体とから成っている。
該複合タイルは実質上同一の厚さの複数の石材素子と、
石材素子の各々に接着される下地層と、
石材素子に隣接して石材素子間に配置される取り除き可能な不活性の除去体とから成っている。
不活性の除去体、接着剤および下地層は本発明の第5態様に関して記載したとおり構成されている。
本発明のさらに他の態様によれば、切断するために石材素子を容易に印し付け可能にする投射システムを提供することにあり、該投射システムは、
第1表面領域と、
第2表面領域と、
第1表面領域から第2表面領域にパターンの画像を投射するように位置決めされかつその画像を第2表面領域上に配置した石材素子上に投射させるようにした投射カメラのような画像投射手段と、
を含んでいる。
第1表面領域と、
第2表面領域と、
第1表面領域から第2表面領域にパターンの画像を投射するように位置決めされかつその画像を第2表面領域上に配置した石材素子上に投射させるようにした投射カメラのような画像投射手段と、
を含んでいる。
好ましくは、第1および第2表面領域は水平に延伸しそして投射カメラは第1および第2表面領域の上方に位置決めされている。より好ましくは、第1および第2表面領域は互いに対して異なる高さに配置されている。
投射カメラは当業者に良く知られた適宜な投射カメラを含むことができる。
パターンは型紙のパターンにすることができ、そして型紙はモールド内に配置させることができる。投射システムはかくして石材素子を切断するために容易に印し付けするのを可能にし、そして切断後、型紙によりモールド内に石材素子を配置するのを可能にする。この方法において、経験を積んだ石工以外の者が複雑な石材素子の配置を容易に形成することができる。
本発明の変形例の態様によれば、切断するために石材素子を容易に印し付けしかつパターンにしたがって石材素子を配置させるのを可能にする方法を提供するものであり、この方法は、
(a)投射カメラのごとき画像投射手段を使用して第1表面領域から第2表面領域にパターンの画像を投射し、
(b)投射された画像の下に石材素子を配置し、その画像に一致するように印し付けしかつ切断し、
(c)パターン上に切断された石材素子を配置すること、
から成っている。
(a)投射カメラのごとき画像投射手段を使用して第1表面領域から第2表面領域にパターンの画像を投射し、
(b)投射された画像の下に石材素子を配置し、その画像に一致するように印し付けしかつ切断し、
(c)パターン上に切断された石材素子を配置すること、
から成っている。
好ましくは、パターンは型紙のパターンであり、そして型紙はモールド内に配置することができる。この方法において、経験を積んでいない石工が複雑なパターンに応じて石材素子に印し付けし、その石材素子を切断しかつ配置することができる。
本発明の他の態様によれば、継ぎ目なしの舗装構造用のタイルを提供するものであり、このタイルは、
下地層またはベースの上に少なくとも部分的に延伸している複数の不規則に形成された石材素子から成り、前記タイルは隣接するタイルと整列されて当接する関係にあるとき、隣接する石材素子間に延伸する不規則に形成された凹部を隣接するタイルに形成し、使用において、隣接する石材素子間のグラウトで固められる(上塗りされる)接合部が視覚的に継ぎ目の無い接合部を形成するように下地層またはベース間の接合部の各側に不規則に延伸している。
下地層またはベースの上に少なくとも部分的に延伸している複数の不規則に形成された石材素子から成り、前記タイルは隣接するタイルと整列されて当接する関係にあるとき、隣接する石材素子間に延伸する不規則に形成された凹部を隣接するタイルに形成し、使用において、隣接する石材素子間のグラウトで固められる(上塗りされる)接合部が視覚的に継ぎ目の無い接合部を形成するように下地層またはベース間の接合部の各側に不規則に延伸している。
所望ならば、石材素子の縁部は下地層またはベースの縁部まで延伸させることができる。
変形例において、下地層またはベースの縁部はそれに結合される隣接する石材素子の縁部を越えて延伸することができる。
下地層またはベースは同一または異なる形状の隣接するタイルと組み合わせ得る矩形、規則的な多角形、または不規則な形状を含んでいる適宜な形状にすることができる。
好ましくは、タイルは対向または隣接する縁部から延伸する1つまたはそれ以上のスピゴット状突起と、対向または隣接する他方の縁部上に設けた対応するソケット状凹所とを含んでいる。
下地層またはベースは石材素子が固定される堅固な材料を含むことができる。
変形例において、下地層またはベースは石材素子が固定される柔軟な材料を含むことができる。
下地層またはベースは重合結合剤を有するか有さないセメント質の混合物を含むことができる。
下地層またはベースは適宜に重合混合物を含んでいる。
下地層またはベースは好ましくは補強材料を含んでいる。
下地層またはベースは所望ならば孔の明いたシート状材料を含んでいる。
下地層またはベースは好ましくはプラスチックメッシュを含んでいる。
補強材料は拡大された端部を有するかまたは有さない細かく切り刻んだ繊維、織られたまたは織られない繊維マット、または金属またはプラスチックメッシュから選択することができる。
好ましくは、タイルが形成された際に、タイルを構成している石材素子の通常露出される表面が実質上共通の平面上に横たわっている。
最も好ましくは、タイルは実質上一定の厚さで形成され、それにより隣接するタイルの石材素子の通常露出される表面が実質上共通の平面上に横たわっている。
本発明のさらに他の態様によれば、継ぎ目のない舗装構造用のタイルの製造方法を提供することにあり、該タイルの製造方法は、
石材素子のそれぞれの対向表面に、支持面とほぼ平行な取り付け面を有する下地層またはベースを固定することから成り、該方法は各タイルの不規則な形状の石材素子が互いに関して位置決めされ、それにより隣接するタイル間のグラウト接合部が視覚的に継ぎ目の無い接合部を形成するために各下地層またはベース間の接合部の各側部に不規則に延伸するように非直線状のタイル境界部が形成されることを特徴とするものである。
石材素子のそれぞれの対向表面に、支持面とほぼ平行な取り付け面を有する下地層またはベースを固定することから成り、該方法は各タイルの不規則な形状の石材素子が互いに関して位置決めされ、それにより隣接するタイル間のグラウト接合部が視覚的に継ぎ目の無い接合部を形成するために各下地層またはベース間の接合部の各側部に不規則に延伸するように非直線状のタイル境界部が形成されることを特徴とするものである。
取り付け面は適切には予め定めた厚さのタイルを形成するために支持面から予め定められた距離に位置決めされている。
下地層またはベースは所望ならば孔の明いたシート状材料を含むことができる。
下地層またはベースは適切には柔軟な材料から構成されている。
下地層またはベースは好ましくはメッシュ状材料を含んでいる。
石材素子は適切には基板、または予め定めた形状および/または厚さに固定されている。
下地層またはベースは所望ならば接着剤によって石材素子に固定し得る予め形成された部材を含むことができる。
変形例において、下地層またはベースは石材素子に接着剤で固定される流動可能かつ鋳造可能な材料を含むことができる。
下地層またはベースは所望ならば直立境界壁を有するモールド内に形成させることができる。
タイルは予め定められた境界形状内の実質上平らな支持面上に支持されている流動可能かつ鋳造可能な材料の表面上に不規則に形成された複数の石材素子を配置し、石材素子を支持面と実質上平行な平面内に横たわっている実質上平らな圧縮部材によって鋳造可能な材料中に押圧させることによって形成することができる。
変形例において、不規則な石材素子は予め定められた境界形状内で実質上平らな支持面上に配置され、その後支持面とほぼ平行な取り付け面を有する予め定められた厚さの下地層またはベースを形成するため石材素子上に流動可能かつ鋳造可能な材料からなる層を付加する。
石材素子は適切には直立境界壁内の支持面に配置される。
所望ならば、流動可能な除去材料が隣接する石材素子間にグラウト溝を形成するために隣接する石材素子間の隙間に導入され得る。
本発明は継ぎ目なしの舗装構造用のタイルを取り付けるためのタイル取り付け方法を提供することにあり、該タイル取り付け方法は、
タイルを整列された当接状態において平らな表面に接着し、
隣接する石材素子間の凹部にグラウト混合物を導入し、それにより隣接するタイル間の接合部の領域の上塗り混合物が実質上視覚的に継ぎ目の無い接合部を形成するように前記接合部の各側にわたって不規則に延伸すること、
から成っている。
タイルを整列された当接状態において平らな表面に接着し、
隣接する石材素子間の凹部にグラウト混合物を導入し、それにより隣接するタイル間の接合部の領域の上塗り混合物が実質上視覚的に継ぎ目の無い接合部を形成するように前記接合部の各側にわたって不規則に延伸すること、
から成っている。
所望ならば、タイルは当接しているベース縁部により前記表面上に横たわることができる。
変形例において、ベース縁部は一定の間隔を有し、そして異なるサイズの石材素子が実質上視覚的に継ぎ目の無い接合部を形成するために石材素子間のグラウトの表面に挿入される。
舗装タイルに関して上述したけれども、表現「舗装タイル」は直立壁面等を含んでいる他の表面用の装飾用パネルをも包含することを理解するべきである。
本発明の好適な実施形態を次に以下の図面に関連して説明する。
図1は図2および図3に示したタイル21のような上塗りされてない複合タイルを製造する工程を示す製造工程図である。符号2ないし19は図1においてのみ示されている。
500mm×500mmのベース面積を有する浅いモールドまたはパン1が型枠油のような離型剤を噴霧したコンベヤベルト2上に配置され、かつレイアウトステーション3に搬送される。いったんモールド1がレイアウトステーション3に到達すると、石材素子(スレートのごとき)20が任意のパターンを達成するようにモールド1内に配置される。
石材素子20は適当な大きさに切断され得るが、好ましくは石の任意の形状の断片が任意のパターンを達成するようにモールド1に簡単に嵌め込まれる。石材素子20は互いから僅かに間隔が置かれ、そして各石材素子20の好適な面はモールド1内で表を下にして配置される。
いったん石材素子20がモールド1内に配置されると、モールド1は不活性の除去体24、代表的にはタルカムパウダーまたは微細な砂をモールド1に添加する塗布器8に搬送され、隣接する石材素子20とモールド1との間の隙間が或る範囲まで除去体24(図2参照)で充填される。除去体24は、図2および図3から明らかなように、タイルの敷設の前に除去されかつ上塗りされないタイルを製造する。
塗布器8は各石材素子20の露出表面に、接着剤層22の被覆体、代表的には結合剤を加えたエポキシ樹脂またはセメント粉末をも塗布する(図2参照)。接着剤層22は下地層23を形成する連続して添加される硬化可能な材料に各石材素子20を結合するのを援助する。
石材素子20と除去体24は次いで硬化可能なセメント質材料(図2参照)を含んでいる下地層23で被覆される。下地層23は除去体24で充填された空間から除外される。下地層23はボウルミキサ7から分配(符号9において)され、該ボウルミキサ7はセメント(セメントホッパ6からの)、ポリスチレンビーズ、塩化カルシウム、水ならびに他の良く知られた成分(符号4において)の混合物(ホッパ5からの)を含有している。
下地層23はかなり軽量であり、それは石材素子20をともに保持しかつタイルを正確かつ均一な厚さに形成するのを可能にする。
タイルが硬化されたとき、それらはそれぞれのモールド1から取り除かれかつ空のモールド18は他のタイルの製造に再使用される。
除去体24は上塗りされないタイル19,21を製造し、そのタイル19,21は図3に示したように配置されたとき、上塗り(グラウト)25の構造およびカラーの選択を消費者に可能にする。そのうえ、複合タイル21を敷設することは個々の石材素子を敷設するよりそれほど難しくない。
図4は石材素子が切断のために容易に印し付けされかつ予め定められた複雑なパターン35にしたがって配置されるのを可能にするような投射システム30の詳細を示している。
投射システム30は第1表面領域31と、第1表面領域31に対して異なる高さに配置した第2表面領域32と、表面領域31,32の上方に位置決めされた投射カメラ33とを有している。表面領域31,32は脚部34によって地面の上方に支持されている。投射カメラ33は第2表面領域32に対して第1表面領域31上に配置されたパターン35の画像36を投射するように位置決めされている。
パターンは芸術的な作業、型紙、または同様な他の複合タイルにすることができ、そのパターンは再生することができる。パターンは石材素子の容易な配置のためにモールド内に位置付けされ得る。
画像36は第2表面領域32上に配置された石材素子(図示せず)上に投射される。石材素子は次いで印し付けされかつ切断される。切断後、石材素子はジグゾーパズルを嵌め込むのと同様に、パターン35に嵌め込まれる。この方法において、石材素子は容易に印し付けされ、切断されかつ経験を積んだ石工以外の者によって配置することができる。
図5ないし図7は隣接するタイル間に視覚的に継ぎ目の無い接合部が得られる方法を示している。
図5は本発明によって作られたタイル40の平面図を示している。タイルは図示されるような上塗りされないタイルを得るように不規則に形成されたモールド40a内に配置され、タイルの対向縁部上のスピゴット状突起41,42と隣接する対向縁部上の対応するソケット状凹所43,44とによって表わされる非直線の縁部を有している。
タイルが隣接するタイルのタイルベース45の縁部45aで互いに接触して配置されているとき、それぞれのソケット状凹所43,44はスピゴット状突起41,42を接合して収容する。
実際に隣接するタイル間の接合部には目視し得る鋭い直線がなくかつ上塗りの幅が隣接する石材素子46間の可変の上塗り幅と同様な方法において変化するため、接合部は図6に示されるように、効果的かつ視覚的に目視できなくなる。
図7に示されるように石材素子46がモールド内に配置されたとき、得られる不規則な形状および任意のパターンのため、隣接する石材素子46の上方縁部47によって表されるタイルの上方縁部は非常に不規則でありそして不規則な方法において滑らかに形成されたベース縁部から後方に離れて位置しており、タイルが現場で上塗りされるとき、上塗り50が可変幅を有する任意の方法において隣接するタイルベース45間の接合部48の上に置かれる。
本発明により形成された長方形または正方形のタイルは隣接するタイル間に非直線状の上塗り隙間を生じるけれども、タイルの形状は大きなタイル張りされた区域に現れている部分的に目視可能な格子状パターンを回避するように正方形または長方形の形状以外であることが好ましい。図5に示したタイルの非直線縁部は図6に示されるような大きな舗装区域における格子状パターン上の接合部の出現を回避するのに非常に有効である。
タイルは1対の対向端部または対向側部に1つまたはそれ以上のスピゴット状突起を形成し、他方の1対の対向側部または対向端部に1つまたはそれ以上のソケット状凹を形成し、隣接するタイル間に非直線接合を設けるようにスピゴット状突起をソケット状凹部に嵌合させることができる。変形例において、スピゴット状突起は隣接する端部または側部上にそしてソケット状凹所は他方の隣接する端部または側部上に形成してもよい。
図8は本発明によるタイルの製造方法の変形例を示している。
プラスチック補強メッシュ60からなる層が成形トレイ61上に配置され、そしてセメント材料62からなる層がトレイ内に配置されている。異なる厚さまたは同じ厚さの複数の石材片63がまだ硬化されてない材料62の表面にレイアウトされ、その後平らなプラテン64が半流体材料62中に押し込まれる石材片63と接触して押圧される。プラテン64が成形トレイ61の境界壁65と接触するとき、略平らな上面を有する一定の厚さのタイルが形成される。
図9は図8により形成されたタイルの取り付けを示しており、その場合に、所望ならば、さらに他の小さい石材片66が隣接するタイル間に視覚的に継ぎ目の無い接合部を得るように接合部68の上にあるまだ硬化されてない上塗り67に押し込められ得る。
図10は取り付け方法の変形例を示し、そこでは、約50mmまたはそれ以上の間隙71が隣接するタイル間に残されている場合に、本発明によって形成された正方形または長方形のタイル70が有効に使用され得る。タイル70が現場で上塗りされるとき、隣接するタイル70,70間の領域72は均一な厚さを得るための案内としてタイルの隣接する石材素子74を使用して湿った上塗り75の表面中に押し込んだ不規則に形成された石材素子73を有することができる。
タイルに間隔を置く代りとして、タイルは図11に示されるようなタイルベースの縁部から約25mmに後方に離れて置かれる石材素子で形成することができる。これはタイルを正確に接合させるのを可能にするが、タイルが上塗りされた後不規則に形成された石材素子を収容するためにタイル接合部にわたって広い上塗りチャンネル溝を設ける。この実施形態において、舗装タイル80は平らな支持面82上に所望の形状のプラスチックメッシュ補強パッド81を配置することによって形成される。流動可能で硬化可能なセメント質材料83が露出される縁部領域84を残してパッド81の主要部分にわたってほとんど均一に広げられる。その後石材片85がセメント質の材料83からなる層の表面上に配置され、そして平らなプラテン86が予め定められた深さに対して均一の厚さのタイルを形成するように石材部片85と接触して押圧され、そのさい石材片85の露出される上面は支持面88に対して実質上平行な平面にある。
前述した実施形態に対する適切な変形例によれば、上塗りされたタイルを製造することができる。
不活性の除去体は公知の型式の化学的上塗り凝結遅延剤からなる層によって置き換えられ、該凝結遅延剤層上には好ましくは隣接する石材素子の十分な深さまで上塗り層が配置される。プラスチックまたは金属メッシュは接着剤によって露出された石表面に固定される。
凝結遅延剤は24時間ないし36時間まで上塗り層の通常最上層の硬化速度を著しく遅延させる。複合タイルがモールドから除去されるとき、硬化されてない/部分的に硬化された頂部の上塗り層は隣接する石材素子間の隙間に残っている上塗り(例えば、石材素子の厚さの50ないし80%の深さまで)を取り去るために例えば、加圧水によって、除去される。
更に他の実施形態において、石材素子は上塗り(グラウト)内に押し込められ得る。例えば、凝結遅延剤の層はモールドの底部上に配置され、そして上塗り層は凝結遅延剤上に重合される。石材素子は上塗り層上に配置され、そしてそれらがモールドのベースに接触するまで上塗り層中に押し込められ、それによって上塗り層は隣接する石材素子間の隙間に押し出される。
補強メッシュを有するかまたは有さない硬化可能な材料が塗布されかつ硬化して下地層を形成する。複合タイルがモールドから除去されるとき、まだ硬化されない/部分的に硬化された上塗り層は石材素子の頂部面(および石材素子間の上塗り)を露出するように除去される。
精神および範囲から逸脱することなく多くの変形および変更を本発明に形成され得ることは当業者には容易に明らかである。
例えば、タイルは形状において三角形、多角形または同様に円形にすることができ、そしてさらにまた隣接するタイル間に視覚的に継ぎ目の無い接合部を達成することができる。
図12に略示したように、上記方法のいずれかにより形成された円形のタイル90が風化に抗するポリウレタンまたは他の耐久力のある重合体の接着剤を使用して表面上に固定されている。隣接する石材片92間の隙間91を上塗りした(グラウトを詰めた)後、不規則に形成された石材片93が隣接するタイル間の領域において湿った上塗り層に押し込められ、それによって視覚的に継ぎ目の無い仕上げが得られる。
壁、支柱等のような直立面用の装飾的パネルも本発明により可能である。上記方法のいずれかにより形成されたタイルが耐久力のある重合体の接着剤に関連して公知の型式の石工用固定具により直立面に固定させることができ、その後隙間は視覚的に継ぎ目の無い仕上げを形成するように上塗りすることができる。
1 モールド
2 コンベヤベルト
3 レイアウトステーション
20 石材素子
21 タイル
22 接着剤層
23 下地層
24 除去体
30 投射システム
33 投射カメラ
2 コンベヤベルト
3 レイアウトステーション
20 石材素子
21 タイル
22 接着剤層
23 下地層
24 除去体
30 投射システム
33 投射カメラ
Claims (28)
- 下地層又はベース上に少なくとも部分的に延伸している複数の不規則に形成された石材素子から成り、隣接するタイルと整列されて当接する関係にあるとき、隣接する石材素子間に延伸する不規則に形成された凹所を隣接するタイルに形成し、使用において、隣接する石材素子間のグラウトで固められる接合部が視覚的に継ぎ目の無い接合部を形成するように下地層またはベース間の接合部の各側に不規則に延伸する継ぎ目のない舗装構造用のタイル。
- 石材素子のそれぞれの縁部が下地層またはベースの縁部まで延伸され得ることを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 下地層またはベースのそれぞれの縁部がそれに結合される隣接する石材素子の縁部を越えて延伸され得ることを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 下地層またはベースが同じまたは異なる形状の隣接するタイルと組み合わせ得る矩形、規則的な多角形または不規則な形状を含むあらゆる適宜な形状からなることを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 矩形の下地層またはベースが対向または隣接する縁部に1つまたはそれ以上のスピゴット状突起を有すると共に他方の対向または隣接する縁部に該スピゴット状突起に対応するソケット状凹所を有することを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 下地層またはベースが石材素子を固定させる剛性材料を含むことを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 下地層またはベースが石材素子を固定させる可撓性材料を含むことを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 下地層またはベースが重合体結合剤を有するかまたは有しないセメント質成分を含むことを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 下地層またはベースが重合体成分を含むことを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 下地層またはベースが補強材料を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 下地層またはベースが孔の明いたシート状材料を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 下地層またはベースがプラスチックメッシュを含んでいることを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 補強材料が金属またはプラスチックメッシュで被覆している拡大された端部を有するかまたは有さない細かく切り刻んだ繊維から選択されることを特徴とする請求項10に記載のタイル。
- 石材素子の通常露出される表面が実質上共通の平面に横たわるようにタイルが形成されることを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- タイルが実質上一定の厚さで形成され、それにより隣接するタイルの石材素子の通常露出される表面が実質上共通の平面に横たわることを特徴とする請求項1に記載のタイル。
- 継ぎ目のない舗装構造用のタイルの製造方法において、
実質上平らな支持面上に不規則に形成された複数の石材素子を支持し、該石材素子の通常露出される表面を前記支持面に接触させ、
石材素子のそれぞれの対向表面に前記支持面に対して実質上平行な取り付け面を有する下地層またはベースを固定し、
各タイルの不規則な形状の石材素子を互いに関して位置決めし、それにより隣接するタイル間のグラウト接合部が視覚的に継ぎ目の無い接合部を形成するために各下地層またはベース間の接合の側部に不規則に延伸するように非直線状のタイル境界部を形成することを特徴とするタイルの製造方法。 - 前記取り付け面が予め定めた厚さのタイルを形成するように支持面から予め定められた距離に位置決めされることを特徴とする請求項16に記載のタイルの製造方法。
- 石材素子が予め定められた形状および/または厚さの基板に固定されていることを特徴とする請求項16に記載のタイルの製造方法。
- 石材素子が接着剤によって前記基板に固定されることを特徴とする請求項18に記載のタイルの製造方法。
- 下地層またはベースが石材素子に接着剤で固定できる流動可能かつ鋳造可能な材料によって形成されることを特徴とする請求項16に記載のタイルの製造方法。
- 下地層またはベースが直立境界壁を有するモールド内で形成されることを特徴とする請求項20に記載のタイルの製造方法。
- タイルが予め定められた境界形状内の実質上平らな支持面上に支持されている流動可能かつ鋳造可能な材料の表面上に不規則に形成された複数の石材素子を配置し、石材素子を支持面と実質上平行な平面内に横たわっている実質上平らな圧縮部材によって鋳造可能な材料中に押圧させることによって形成されることを特徴とする請求項16に記載のタイルの製造方法。
- 不規則な石材素子が予め定められた境界形状内で実質上平らな支持面上にあり、その後流動可能かつ鋳造可能な材料からなる層が支持面に対して実質上平行な取り付け面を有する予め定められた厚さの下地層またはベースを形成するように石材素子上に付加されることを特徴とする請求項16に記載のタイルの製造方法。
- 石材素子が直立境界壁内の支持面上に配置されることを特徴とする請求項23に記載のタイルの製造方法。
- 流動可能な除去材料が隣接する石材素子間にグラウト溝を形成するためにその上に下地層またはベースを形成する前に隣接する石材素子間の隙間に導入されることを特徴とする請求項23に記載のタイルの製造方法。
- 継ぎ目なしの舗装構造用のタイルを取り付けるためのタイル取り付け方法において、タイルを整列された当接部において平らな表面に接着し、隣接する石材素子間の凹所にグラウト成分を導入し、それにより隣接するタイル間の接合部の領域中のグラウト成分が実質上視覚的に継ぎ目の無い接合部を形成するように接合部の各側にわたって不規則に延伸することを特徴とするタイル取り付け方法。
- タイルが当接しているベース縁部を有する表面上に配置されることを特徴とする請求項26に記載のタイル取り付け方法。
- ベース縁部が一定間隔に配置され、異なるサイズの石材素子が実質上視覚的に継ぎ目の無い接合部を形成するためにベース縁部間のグラウトの表面に挿入されることを特徴とする請求項26に記載のタイル取り付け方法。
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