JP2006351040A - ノード間共用ファイル制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
第2の実行単位は、第1番目のトークン回収完了メッセージを受信した時点で該当するトークン回収制御表1602にロック継承中を表示する。そして、第2番目以降のトークン回収完了メッセージを受信した他の各実行単位は、対応するトークン回収制御表1602にロック継承中が表示されていた場合には、継承中表示がオフとなるのを待ち合わせ、待ちが解けた時点でメタデータの更新処理及びトークン解放処理を実行する。このように、ロックの継承を行うことのできる実行単位は1つに制限される。
【選択図】 図16
Description
1)ファイルアクセスの都度にトークンを獲得する必要がある。例えば、科学技術計算のための巨大なファイルをユーザがシーケンシャルにアクセスする場合、ユーザは、特定バイトずつのファイルアクセス要求を出す都度に、サーバにトークンを獲得するための要求を発行せざるを得ない。この事実は、オーバヘッドの増大を招く。
2)ファイルが最後にアクセスされた時刻を保持するファイルアクセス時刻(ファイル時刻)の正当性を保証するために、ユーザはファイルアクセス要求を発行する都度にサーバにそのアクセスの存在を通知せざるを得ない。この事実は、オーバヘッドの増大を招く。
3)ユーザはファイルサイズを更新するときにはその旨をサーバに通知し、サーバは他ノードに発行されている全てのトークンを回収しなければならない。このため、例えばファイルを拡張するプログラムとファイルをその先頭から順に読むプログラムをそれぞれ異なるノードで同時に実行させることができず、システム全体の性能が低下するといった問題が生ずる。
4)サーバが二重化され、障害発生時に運用サーバが待機系サーバに切り替えられる機能を有するシステムにおいて、待機系サーバへの切替えの時点でいままで運用されてきた時計も待機系のサーバ内の時計に切り替えられるため、ファイル時刻の逆転現象が発生する可能性がある。この事実は、データのコンシステンシの喪失を招く。
5)メインフレームで採用されるような、ディスクがノード間で直接共用されネットワークを介したデータ転送が削減される方式を、離散ファイルを特徴とするオープン系のファイルシステムに適用しようとした場合に、各ノードはファイルシステム上でブロックを割り当てる都度にサーバと通信する必要が生ずる。この事実は、オーバヘッドの増大を招く。
一方、トークンを利用した分散ファイルシステムにおいては、複数のノードが同時並行的なアクセスを行うため、ファイルシステムの耐故障性に関しても十分な配慮が必要である。一般に、ファイルシステムの耐故障性を向上させる方式として、ログファイルを設けてメタデータの更新をトランザクショナルに行うログ方式が知られている。ログ方式では一般に、1つのトランザクションの処理途中結果を他のトランザクションに見せてはならないという制約のために、いわゆる2フェーズロック制御が行われる。この制御では、更新に必要なロックが順に獲得されてゆき、全ての更新が完了した時点で一括して、メタデータの更新内容がログファイルロックに書き出され、書出しが完了した時点でロックが一括して返却される。この際に必然的に発生する複数のロック獲得に伴うデッドロックは、資源獲得を示す有向グラフを用いて自動的に検出され、デッドロックの原因となっている一方のトランザクションがキャンセルされ、再試行させられることにより解消される方式が、一般的に用いられる。
本発明の第2の構成は、本発明の第1の構成において、トークン回収の待ち状態を資源として記憶し、他の資源の獲得待ち状態との関係から、デッドロック状態を自動的に検出する過程を更に含むように構成される。
本発明の第4の構成は、本発明の第1の構成を前提として、デッドロック状態の発生に備え、ファイル又はディスクに関する属性情報を保持するメタデータの更新をキャッシュ上でのみ行い、ディスクへの書き込みが、要求された処理の完了まで遅延させられるトランザクション制御において、キャッシュデータの更新時に更新されたキャッシュ位置を記録する過程と、トランザクションの完了時に、前記記録から必要最小限の変更データのみをログファイルに書き出すことによりログデータ量を削減する過程とを含むように構成される。ここで、更新されたキャッシュ位置を記録する際に、その記録と先行する記録とをマージすることにより、ログファイルに書き出すログデータ量を最小化する過程を更に含むように構成することができる。
#1〜#3の各ノード101は、ファイル105が格納されているディスク装置と直結され、またローカルエリアネットワーク(LAN)106によって相互に接続される。
1)ファイル105ごとに複数種類(例えば4種類)のトークンが用意され、その中に、ファイルサイズの拡張を制御しmultiple-read/single-write特性を有するサイズトークンが含めさせられる。
2)ファイル105ごとに複数種類(例えば4種類)のトークンが用意され、その中に、ファイル時刻を制御しmultiple-write/multiple-read特性を有する時刻トークンが含めさせられる。1つのノード101は、1つのファイル105について、read権の時刻トークンとwrite 権の時刻トークンを同時に取得できる。ただし、或るノード101内のクライアント部102がサーバ部103に或るファイル105についてのread権の時刻トークンを要求したときに、他のノード101内のクライアント部102がそのファイル105についてのwrite 権の時刻トークンを持っていた場合には、サーバ部103は、その、他のノード101内の時刻トークンを回収する。また逆に、或るノード101内のクライアント部102がサーバ部103に或るファイル105についてのwrite 権の時刻トークンを要求したときに、他のノード101内のクライアント部102がそのファイル105についてのread権の時刻トークンを持っていた場合も、サーバ部103は、その、他のノード101内の時刻トークンを取り上げる。すなわち、1つのファイル105については、複数のノードがそれぞれ、そのファイル105についてのread権の時刻トークンとwrite 権の時刻トークンを同時に保有するということはない。
3)ファイル105ごとに複数種類(例えば4種類)のトークンが用意され、その中に、ファイルサイズの縮小を制御しmultiple-read/single-write特性を有する属性トークンが含めさせられる。
4)ファイル105ごとに複数種類(例えば4種類)のトークンが用意され、その中に、ファイル内データのアクセス権を制御しファイル105を構成するブロックごとに存在するmultiple-read/single-write特性を有するデータトークンが含めさせられる。また、本実施の形態は、下記の基本的動作を実行する。
5)各トークンは、サーバ部103によって管理され、トークンが必要なノード101内のクライアント部102は、サーバ部103に、必要なトークンの獲得を要求(依頼)する。
6)サーバ部103は、ファイル105を格納するディスク上のどこが空いているかを示す空きブロック情報(空きエクステント情報)及び個々のファイル105のディスク上での存在場所(ファイル105のエクステント情報)を、メタデータ104として管理している。
7)クライアント部102は、サーバ部103に、ディスク上の空きブロック群(空きエクステント群)を事前要求(リザーブ要求)し、ユーザプログラム202からのwrite 要求時には、事前要求で確保しておいた空きエクステント群の中から最適なものを割り当て、そこにユーザデータを書き込む。
続いて、本実施の形態の具体的な動作について、以下に順次説明する。
1)クライアント部102及びサーバ部103でのopen操作処理
任意のノード101において、ユーザプログラム202(図2)がファイル105のopen要求を実行すると、同一のノード101内のクライアント部102がそのopen要求を受け取る(図3のステップ301の判定がYES)。この結果、クライアント部102は、open操作処理を実行する(図3のステップ302)。図4は、クライアント部102が実行する図3のステップ302のopen操作処理の動作フローチャートである。
2)クライアント部102でのread操作処理
任意のノード101で、ユーザプログラム202がファイル105のread要求を発行すると、同一のノード101内のクライアント部102がそのread要求を受け取る(図3のステップ303の判定がYES)。この結果、クライアント部102は、read操作処理を実行する(図3のステップ304)。図8は、クライアント部102が実行する図3のステップ304のread操作処理の動作フローチャートである。
・read要求された範囲のread権のデータトークン
・属性トークン
・write 権の時刻トークン
・read要求が最終ブロックのread要求である場合のみ、
その最終ブロックについてのread権のサイズトークン
ここで、属性トークンが存在すれば、ファイル105の最終ブロックの1つ前のブロックまではファイル内容が変更されていないことが保証されるため、かかるブロックのread操作処理時にはサイズトークンは獲得する必要はない。一方、read要求が最終ブロックのread要求である場合において、上記サイズトークンが存在しない場合には、他のノード101内のクライアント部102がその最終ブロックからのファイルサイズの拡張処理(write 操作処理)を実行している可能性があり、最終ブロックのread可能範囲が保証されない。上記サイズトークンが獲得された場合には、最終ブロックのread可能範囲が保証されるため、ユーザプログラム202は、その最終ブロックについてのread操作処理が可能となる。
3)クライアント部102でのwrite 操作処理
任意のノード101で、ユーザプログラム202がファイル105のwrite 要求を発行すると、同一のノード101内のクライアント部102がそのwrite 要求を受け取る(図3のステップ305の判定がYES)。この結果、クライアント部102は、write 操作処理を実行する(図3のステップ306)。この処理は、read操作処理と同様の図8の動作フローチャートによって示される。
・write 要求された範囲のwrite 権のデータトークン
・属性トークン
・write 権の時刻トークン
・write 要求が最終ブロックのwrite 要求である場合のみ、
その最終ブロックについてのwrite 権のサイズトークン
ここで、サイズトークンを用いることにより得られる効果は、read操作処理時の場合と同様である。
4)クライアント部102でのファイル時刻操作処理
任意のノード101において、ユーザプログラム202(図2)がファイル105に関するファイル時刻を要求すると、同一のノード101内のクライアント部102がその要求を受け取る(図3のステップ307の判定がYES)。この結果、クライアント部102は、ファイル時刻操作処理を実行する(図3のステップ308)。図9は、クライアント部102が実行する図3のステップ308のファイル時刻操作処理の動作フローチャートである。
5)サーバ部103でのread権の時刻トークンの応答処理
任意のノード101において、クライアント部102が、前述した図3のステップ308及び図9のファイル時刻操作処理を実行することによって、サーバ部103にread権の時刻トークンを要求すると(図9のステップ904)、サーバ部103が、それを受け取ることにより(図5のステップ502の判定がYES)、read権の時刻トークンの応答処理を実行する(図5のステップ503)。図10は、サーバ部103が実行する図5のステップ503の応答処理の動作フローチャートである。
その後、サーバ部103は、図5及び図6のメイン動作フローチャートの処理ループに戻る。
6)サーバ部103でのwrite 権の時刻トークンの応答処理
任意のノード101において、クライアント部102が、前述した図3のステップ304及び図8のread操作処理又は図3のステップ306及び図8のwrite操作処理を実行することにより、サーバ部103にwrite 権の時刻トークンを要求すると、サーバ部103が、それを受け取ることにより(図5のステップ504の判定がYES)、write 権の時刻トークンの応答処理を実行する(図5のステップ505)。図11は、サーバ部103が実行する図5のステップ505の応答処理の動作フローチャートである。
その後、サーバ部103は、図5及び図6のメイン動作フローチャートの処理ループに戻る。上述の2)〜6)で示したように、本実施の形態では、ユーザプログラム202がファイル105のread操作処理又はwrite 操作処理を実行するときには、該当クライアント部102はそのファイル105についてのwrite 権の時刻トークンを使用する。この際、クライアント部102はそのファイル105についてのwrite 権の時刻トークンを保持していなければサーバ部103にそれを要求する。これに応答してサーバ部103は、他のノード101からそのファイル105に対応するread権の時刻トークンは回収するが、write 権の時刻トークンは回収しない。従って、クライアント部102は、ユーザプログラム202が1つのファイル105に連続アクセスするような場合において、そのファイル105への最終的なアクセスが終了するまでwrite 権の時刻トークンを返却する必要も、またアクセスの有無をサーバ部103に通知する必要もなく、他のノード101との間でそのファイル105のファイル時刻の同期をとる必要がなくなる。このため、システム全体の性能を向上させることが可能となる。
7)サーバ部103でのデータトークンの応答処理
任意のノード101において、クライアント部102が、前述した図3のステップ304及び図8のread操作処理又は図3のステップ306及び図8のwrite操作処理を実行することにより、サーバ部103にデータトークンを要求すると(図8のステップ803)、サーバ部103が、それを受け取ることにより(図5のステップ506の判定がYES)、データトークンの応答処理を実行する(図5のステップ507)。図12は、サーバ部103が実行する図5のステップ507の応答処理の動作フローチャートである。
8)サーバ部103におけるサイズトークンの応答処理
サーバ部103は、クライアント部102からサイズトークンを要求された場合には、その要求と矛盾するサイズトークンを他のクライアント部102から回収した上で、要求されたサイズトークンにファイルサイズを付加して要求元のクライアント部102に応答する(図5のステップ506−>507)。その後、サーバ部103は、図5及び図6のメイン動作フローチャートの処理ループに戻る。
9)サーバ部103における属性トークンの応答処理
サーバ部103は、クライアント部102から属性トークンを要求された場合には、その要求と矛盾する属性トークンを他のクライアント部102から回収した上で、要求された属性トークンにファイル属性を付加して要求元のクライアント部102に応答する(図5のステップ508−>509)。その後、サーバ部103は、図5及び図6のメイン動作フローチャートの処理ループに戻る。
10)エクステント管理の詳細
次に、サーバ部103及びクライアント部102におけるエクステント(ディスク領域)の管理の詳細について説明する。
■書出し対象領域に隣接する(直前の)領域に、同じファイル105に関するエクステントが既にサーバ部103から割り当てられている場合:クライアント部102は、割り当てられているエクステントのブロックアドレスと書出し対象領域のサイズを指定して、それに続くエクステントのリザーブ(貸し出し)をサーバ部103に依頼し、応答されたエクステントにデータを書き込む。なお、サーバ部103は、依頼されたエクステントが既に割当て済みの場合には、他のエクステントを返す。
■書出し対象領域に隣接する(直前の)領域に、同じファイル105に関するエクステントがいまだサーバ部103から割り当てられていない場合:クライアント部102は、書出し対象領域のサイズに対応するリザーブキュー1305の先頭に接続されているエクステントにデータを書き出す。クライアント部102は、リザーブキュー1305から、そのエクステントを取り除く。
以上の動作の後、クライアント部102は、サーバ部103に書出し完了を通知する。この際、クライアント部102は、使用したエクステント(リザーブスペース)のアドレスと、書出し対象領域のサイズを通知する。
11)エクステント群のリザーブ制御処理
クライアント部102は、一定時間が経過するごとに、エクステント群リザーブ要求処理を実行する(図3のステップ311−>312)。この処理では、クライアント部102は、自身がリザーブキュー1305にリザーブしているエクステント群を調べ、リザーブ量が一定値以下になった場合に、サーバ部103に一定個数のエクステント群のリザーブを要求する。この処理は、各サイズのヘッダ毎に行われ、不足が発生したヘッダ以外についても、各リザーブ量が所定値以上となるように、各ヘッダに対して上記リザーブ処理が実行される。
12)主サーバと従サーバの同期処理
主サーバであるノード101(#1)内のサーバ部103(#1)は、例えば図7、図10、図11、図12などにおいて、メタデータ104(#1)を更新する場合は、従サーバであるノード101(#2)内のサーバ部103(#2)に対して、メタデータ変更分と時刻データを送信し、従サーバがそれらを受信したことを確認した後に、クライアント部102に応答を返す。
13)主サーバにおける障害発生時の、従サーバへの切替処理
従サーバであるノード101(#2)内のサーバ部103(#2)は、主サーバであるノード101(#1)内のサーバ部103(#1)の障害を監視しており、その障害を検出した場合には、サーバ切替処理を実行する(図6のステップ518−>519)。このとき、サーバ部103(#2)は、最後に主サーバであるサーバ部103(#1)から送られてきた時刻を過ぎるまで、自身の時刻の待ち合せを実行する。その後、サーバ部103(#2)は、図5及び図6のメイン動作フローチャートの処理ループに戻る。
共用ファイル管理装置1501は、データを共用する#1〜#nの各ノード1503(クライアント部102を有するノード101に対応する)からの要求に従い、メタデータ1502をディスクから読み込み或いは更新し、ファイル情報を応答として返す。この際、異なる複数のメタデータブロックがアクセスされる可能性がある。
1.ファイルロックの解放を待ち合わせる場合:
・タイプ1703bには、ファイルロック待ちを設定。
ファイルロックワード1701aを指示する情報を設定。
2.バッファキャッシュロックの解放を待ち合わせる場合:
・タイプ1703bには、バッファキャッシュロック待ちを設定。
3.トークン回収を待ち合わせる場合:
・タイプ1703bには、トークン回収待ちを設定。
以上の情報を使い、各スレッド(実行単位)は、以下のようにデッドロックを検出する。
<スレッド(以下、スレッドAという)がファイルロックを要求した場合>
ステップ1:スレッドAは、ファイルロックの解放待ちに入る前に、そのファイルに対応するファイル制御表1701内のファイルロックワード1701aとオーナ1701aとから、そのファイルロックを保持しているスレッド(以下、スレッドBという)に対応するスレッド制御表1703を取得する。
<スレッドAがバッファキャッシュロックを要求した場合>
ステップ1:スレッドAは、バッファキャッシュロックの解放待ちに入る前に、そのバッファキャッシュエントリに対応するバッファキャッシュ制御表1702内のバッファキャッシュロックワード1702aとオーナ1702bとから、そのバッファキャッシュロックを保持しているスレッドBに対応するスレッド制御表1703を取得する。
ステップ5:スレッドAは、ステップ4で求めたスレッドがスレッドA自身ならば、デッドロックが発生したと判定し、スレッドA自身が実行しているトランザクションをキャンセルする。そうでなければ、スレッドAは、ステップ2の処理を繰り返す。
必要なメタデータ1502がバッファキャッシュ1504上に存在しない場合には、2次キャッシュ1801にデータが存在するならばそのデータが2次キャッシュ1801からバッファキャッシュ1504にコピーされる。必要なデータが2次キャッシュ1801にも存在しない場合には、そのデータがディスクからバッファキャッシュ1504に読み込まれる。
102 クライアント部
103 サーバ部
104、1502 メタデータ
105 ファイル
106 LAN
201 オペレーティングシステム(OS)
202 ユーザプログラム
1501 共用ファイル管理装置
1504 バッファキャッシュ
1505 ログファイル
1601 トークン回収待ちキュー
1602 トークン回収制御表
1701、2002 ファイル制御表
1701a、1702a ファイルロック
1701b、1702b オーナ
1702 バッファキャッシュ制御表
1703 スレッド制御表
1703a 待ちリソース
1703b タイプ
1801 2次キャッシュ
1901 ログキュー
1902 ログ制御表
2001 ファイルロックキュー
Claims (7)
- ユーザプログラムからのファイル操作要求を受けて、1つのノード内のクライアント装置がそれと同一の又は他のノード内のサーバ装置からトークンを獲得した上で該ファイル操作要求を処理することにより、複数のノードからの同一ファイルの共用を可能とするノード間共用ファイル制御方法であって、
前記サーバ装置において、前記クライアント装置からのトークン回収完了メッセージの受信時に、該メッセージに対応するトークン回収の契機となった要求を処理している実行単位が保持していたファイルロックを継承して処理を実行することによりデッドロックを回避する過程を含む、
ことを特徴とするノード間共用ファイル制御方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記ロックの継承を行える実行単位を1つに制限する過程を更に含む、
ことを特徴とするノード間共用ファイル制御方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
前記トークン回収の待ち状態を資源として記憶し、他の資源の獲得待ち状態との関係から、デッドロック状態を自動的に検出する過程を更に含む、
ことを特徴とするノード間共用ファイル制御方法。 - 請求項3に記載の方法であって、
前記デッドロック状態が検出され該状態の原因となっているトランザクションがキャンセルさせられる際に、更新されたキャッシュデータの無効化と共に、主記憶装置に常駐されている関連制御表の再設定を行う過程を更に含む、
ことを特徴とするノード間共用ファイル制御方法。 - 請求項1に記載の方法であって、
デッドロック状態の発生に備え、ファイル又はディスクに関する属性情報を保持するメタデータの更新をキャッシュ上でのみ行い、ディスクへの書き込みが、要求された処理の完了まで遅延させられるトランザクション制御において、キャッシュデータの更新時に更新されたキャッシュ位置を記録する過程と、トランザクションの完了時に、前記記録から必要最小限の変更データのみをログファイルに書き出すことによりログデータ量を削減する過程と、
を含むことを特徴とするノード間共用ファイル制御方法。 - 請求項5に記載の方法であって、
更新されたキャッシュ位置を記録する際に、該記録と先行する記録とをマージすることにより、ログファイルに書き出すログデータ量を最小化する過程を更に含む、
ことを特徴とするノード間共用ファイル制御方法。 - 請求項5に記載の方法であって、
前記キャッシュは2次キャッシュを含む、
ことを特徴とするノード間共用ファイル制御方法。
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