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JP2006347711A - シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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JP2006347711A
JP2006347711A JP2005176695A JP2005176695A JP2006347711A JP 2006347711 A JP2006347711 A JP 2006347711A JP 2005176695 A JP2005176695 A JP 2005176695A JP 2005176695 A JP2005176695 A JP 2005176695A JP 2006347711 A JP2006347711 A JP 2006347711A
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Japan
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roller
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sheet
retard roller
sheet feeding
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JP2005176695A
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Yoshimasa Okura
義正 大倉
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Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】 フィードローラとリタードローラの軸中心とリタードローラの可動方向が一直線上にない場合でも、リタードローラの振動を効果的に抑制できるシート給送装置を提供する。
【解決手段】 本体内に載置されたシートSを案内する可動式底板30と、この可動式底板30に積載されたシートSを送り出すピックアップローラ1aと、このピックアップローラ1aにより送出されたシートSを挟持して1枚ずつ分離して搬送するフィードローラ1b及びリタードローラ1cとを有するシート給送装置1において、回動可能に設けられ前記リタードローラ1cを回転自在に支持する保持部材37と、前記リタードローラ1cを前記フィードローラ1bに押圧するように前記保持部材37を回転方向に付勢する付勢手段41と、前記保持部材37の径方向の先端部に形成された弾性片部39と、前記保持部材37の回動半径の外側に位置する円弧壁42とを有し、前記弾性片部39を前記円弧壁42内面に弾性圧接させたことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は収納したシートを給送する給送カセット等のシート給送装置及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
画像形成装置には、給紙皿上に積載されたシート束を1枚ずつ分離して、画像形成部に搬送するための給紙カセット等のシート給送装置が備えられる。
このようなシート給送装置では、フィードローラと対向する位置にリタードローラがあり、同方向に回転する構成を有する。このような機構により、フィードローラとリタードローラのニップ部に2枚以上のシートが進入した場合に、一番上のシートのみを画像形成部に搬送し、2枚目以降のシートは、リタードローラがフィードローラに従動しないこと(シート搬送方向と逆回転すること)によって押し戻される。シートが1枚の場合にはリタードローラがフィードローラに従動(シート搬送方向に回転)することで用紙を搬送する。
このように、シートはフィードローラ及びリタードローラで挟持されて1枚ずつ分離して搬送されるため、シートがフィードローラ及びリタードローラのニップ部を抜けたとき、リタードローラが上下方向に振動することでシートが搬送方向上流側に戻されたり、騒音が発生したりするおそれがある。
このような問題に対処として、例えば、特許文献1及び2には、フィードローラ、リタードローラ、該フィードローラを保持する保持部材、及び該保持部材を付勢する付勢手段を備えた原稿給送装置が開示されている。
まず、特許文献1では、付勢手段として加圧バネを用い、弾性部材からなる加圧補助部材を、前記加圧バネ及び保持部材(ブラケット)に接する位置に設け、加圧バネと加圧補助部材の減衰係数の異なる2つの部材を組み合わせることで、リタードローラ(分離ローラ)振動の吸収を行うようにしている。
他方、特許文献2では、保持部材の側面に抵抗を与える振動防止手段を設けて、リタードローラ(重送防止ローラ)の振動を抑えるようにしている。
特開平9−202477号公報(図1参照) 特開2003−192164号公報(図10参照)
しかし、特許文献1のように加圧バネと加圧補助部材の減衰係数の異なる2つの部材を組み合わせる方法では、フィードローラとリタードローラの軸中心とリタードローラの可動方向が一直線上に配置され、付勢手段により分離ローラが付勢される方向も同じ方向である場合は振動吸収効果が期待できるが、フィードローラとリタードローラの軸中心とリタードローラの軸中心と可動方向が一直線上にない場合は、振動の発生方向の力を十分に吸収できないという問題がある。
また、特許文献2のようにリタードローラの振動を保持部材の側面から押さえ込む方法では、リタードローラの上下移動も阻害してしまうおそれがある。また、保持部材の片側面のみを保持しているため、リタードローラに傾きが生じ、給紙時のスキューを発生させるおそれがある。
そこで、本発明は、フィードローラとリタードローラの軸中心とリタードローラの可動方向が一直線上にない場合でも、リタードローラの振動を効果的に抑制できるシート給送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、本体内に載置されたシートを案内する可動式底板と、この可動式底板に積載されたシートを送り出すピックアップローラと、このピックアップローラにより送出されたシートを挟持して1枚ずつ分離して搬送するフィードローラ及びリタードローラとを有するシート給送装置において、回動可能に設けられ前記リタードローラを回転自在に支持する保持部材と、前記リタードローラを前記フィードローラに押圧するように前記保持部材を回動方向に付勢する付勢手段と、前記保持部材の径方向の先端部に形成された弾性片部と、前記保持部材の回動半径の外側に位置する円弧壁とを有し、前記弾性片部を前記円弧壁内面に弾性圧接させたことを特徴とする。
また、リタードローラは回動支点を中心にして回動してフィードローラに当接するため、前記保持部材の回動支点と反対側に前記弾性片が設けることにより、給紙時に振動を効率よく低減できる。
また、本発明は上記のシート給送装置を画像形成装置に備えることを特徴としている。
本発明によると、保持部材は、回動中心方向に常に押し当てられるようになり、保持部材と本体とのガタがなくなる。従って、フィードローラとリタードローラの軸中心とリタードローラの可動方向が一直線上にない場合でも、弾性片部が弾性変形することにより、給紙時の振動の発生を抑え、騒音発生を抑制することができる。また、保持部材を回動中心方向に押し当てようとする力の方向は、シート給送方向に逆らわない方向となるので、保持部材の動きを阻害することはほとんどなく、円滑な給紙動作を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係わる給送カセット(シート給送装置)を備えた画像形成装置の概略構成図である。また、図2は図1の給送カセットの概略斜視図である。なお、本実施形態においては画像形成装置の一例としてレーザービームプリンタ(以下単に「プリンタ」という)1を例示している。なお、画像形成装置としてプリンタ以外の、例えば複写機やファクシミリ装置等であって適用できることはいうまでもない。
まずプリンタ1の概要について説明する。プリンタ1に対し着脱可能な給送カセット2から給送されたシートSを搬送するローラ4a,4b,4c、画像情報に基づいた情報光Dを画像形成手段6の電子写真感光体である感光体ドラム6aへ照射するスキャナユニット5、感光体ドラム6aに画像を形成する画像形成手段6、感光体ドラム6aに形成された画像をシートSに転写する転写手段7、転写された画像をシートSに定着する定着手段8、図示しない制御部等を備えている。
なお、画像形成手段6は、上述の感光体ドラム6aと、少なくとも1つのプロセス手段とを備え、プリンタ1に脱着可能なプロセスカートリッジとしてユニット化されている。プロセス手段としては、例えば感光体ドラム6aを帯電させる帯電手段、感光体ドラム6aに形成される潜像を現像する現像手段、感光体ドラム6aの表面に残るトナーをクリーニングするためのクリーニング手段等がある。
このような構成のプリンタ1では、画像情報に基づいた情報光Dをスキャナユニット5から感光体ドラム6aへ照射し、感光体ドラム6aに潜像を形成し、この潜像を現像することにより感光体ドラム6aにトナー像を形成する。そして、プリンタ1は、このトナー像の形成と同期させて、シートSを1枚ずつ給送カセット2からピックローラ1aで給送するとともに、フィードローラ1b及びリタードローラ1cによって1枚ずつに分離給送し、中継ローラ4a及びレジストローラ4bによって画像形成手段6へと搬送し、画像形成手段6を構成する感光体ドラム6aに形成したトナー像を転写手段7によってシートSに転写する。この転写後のシートSは、定着手段8に搬送され、この定着手段8によって転写トナー像が定着され、さらに排出ローラ4cによって装置外に排出される。
ここで、図2〜図4を参照して本実施形態に係るシート給送装置の構成ついて具体的に説明する。
図2に示すように、給送カセット2は、底壁20と、該カセットの幅を規定する対向する一対の側壁21,22と、両側壁21,22間に支点30dを中心に回動自在に支持され、かつ、図示しないシートSを積載する底板30とを備えている。給送カセット2の装着方向の後端側の端部は、前パネル23が設けられている。この前パネル23は、シートの搬送をガイドする複数のガイドリブ26が設けられたガイド壁27から後方に延びる複数のリブ壁24によって支持されている。
一方の側壁21の前部外面には、アイドラギア32が回転可能に支持されている。セクタギア33はアイドラギア32と噛み合い、かつ、給送カセット2に回動可能に支持された底板押上アーム31の一端に設置されており、セクタギア33の回動中心と底板押上アーム31の回動中心とは同じとなっている。アイドラギア32及びセクタギア33は、底板30を上下動させる駆動受け取り手段を構成している。そして、一方の側壁21には、この駆動受け取り手段を覆うカバー35がビス36により着脱自在に取付けられる。
他方、プリンタ1本体内には、ステッピングモータ(図示せず)と、この駆動により回転するように回転自在に支持された伝達ギア(図示せず)とが配設されており、上記給送カセット2をプリンタ1に装着した時には、アイドラギア32(駆動受け取り手段)と上記伝達ギア(駆動伝達手段)とが噛み合うようになっている。
そしてプリンタ1は図示しないシートSの最上面がピックローラ1aに押圧したところでステッピングモータ(図示せず)の駆動を停止する。
また、ガイド壁27の幅方向の略中央部には、矩形の窓28が設けられ、この窓28の下方に空間29(図4参照)が形成されている。空間29は、保持部材37の回動半径の外側に位置する円弧壁42を有している。リタードローラ1cは、カップ状の保持部材37に回動可能に支持され、この保持部材37は、その一端部(シート搬送方向の下流側端部)に形成された一対の軸受部38に挿通した連結軸40(図4参照)により、上記空間29の側面に回動可能に支持されている。
また、保持部材37の下面には、この保持部材を37を反時計方向に付勢する加圧バネ41が設けられている。これにより、リタードローラ1cの外周面の上部が窓28を通してガイド壁27から上方へ突出し、リタードローラ1cはシート搬送経路においてフィードローラ1bに圧接される。
そして、保持部材37の径方向の先端部(シート搬送方向の下流側端部)には連結軸40の方向へ弾性変形可能な一対の弾性片部39が形成されており、この弾性片部39は円弧壁42の内面に弾性圧接させている。
こうすることで、保持部材37は連結軸40に常に押し当てられるようになり、保持部材37と給送カセット2とのガタがなくなる。従って、フィードローラ1bとリタードローラ1cの軸中心とリタードローラ1cの可動方向が一直線上にない場合でも、弾性片部39が弾性変形することにより、給紙時の振動の発生を抑え、給紙時の騒音発生を抑制することができる。また、連結軸40に押し当てようとする力の方向は、シート給送方向に逆らわない方向となるので、保持部材37の動きを阻害することはほとんどなく、円滑な給紙動作を行うことができる。
なお、上記実施形態では、ステッピングモータ等の駆動源及びギア等の駆動伝達手段を使用して底板押上アームを回動させて底板を押し上げる場合について説明したが、その他、底板の裏面側に配置したバネ等の付勢手段を用いた単純な底板押し上げ機構を採用することもできる。
本発明は、シートを給送する給送カセット等のシート給送装置や原稿を給送するADF等の原稿給送装置を備えた画像形成装置に利用することができる。
は、本発明の実施形態に係るプリンタの概略構成図である。 は、本発明の実施形態に係る給送カセットの駆動受け取り手段を覆うカバーを取り外した状態を示す概略斜視図である。 は、リタードローラを支持した保持部材の平面図(a)及びx−x線断面図(b)である。 は、本発明の実施形態に係る給送カセットの給紙時を示すリタードローラ及びフィードローラ周辺の拡大断面図である。
符号の説明
1 プリンタ
1aピックローラ
1bフィードローラ
1cリタードローラ
1c空間リタードローラ
1cリタードローラ
2 給送カセット
20底壁
21側壁
21,22 側壁
21,22 両側壁
27ガイド壁
28窓
29空間
30底板
37保持部材
38軸受部
39弾性片部
40連結軸
41加圧バネ
42円弧壁
S シート

Claims (3)

  1. 本体内に載置されたシートを案内する可動式底板と、この可動式底板に積載されたシートを送り出すピックアップローラと、このピックアップローラにより送出されたシートを挟持して1枚ずつ分離して搬送するフィードローラ及びリタードローラとを有するシート給送装置において、回動可能に設けられ前記リタードローラを回転自在に支持する保持部材と、前記リタードローラを前記フィードローラに押圧するように前記保持部材を回動方向に付勢する付勢手段と、前記保持部材の径方向の先端部に形成された弾性片部と、前記保持部材の回動半径の外側に位置する円弧壁とを有し、前記弾性片部を前記円弧壁内面に弾性圧接させたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記保持部材の回動支点と反対側に前記弾性片が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 請求項1又は2に記載のシート給送装置を備えた画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010126327A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Fuji Xerox Co Ltd 給紙装置および画像形成装置。
US10065820B2 (en) 2015-12-28 2018-09-04 Canon Finetech Nisca Inc. Sheet conveying apparatus

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