JP2006346938A - 印刷装置、コンピュータプログラム、印刷システム、及び、印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】搬送ローラの周方向における基準位置からの理論上の周面の長さが、1回の搬送動作における理論上の搬送量と等しくなるように仮想的に設定される設定領域と、補正をするための補正値とを対応付けた補正値テーブルに基づいて補正する。
【選択図】 図21
Description
このような印刷装置によれば、搬送ローラの周方向における所定の基準位置からの理論上の周面の長さが、搬送部が媒体を断続的に搬送する理論上の所定量と等しくなるように、仮想的に設定される設定領域と、画像データを補正するための補正値とが対応付けられているので、搬送部の1回の搬送に対応させて画像データを補正することが可能である。このため、媒体が断続的に搬送される各搬送動作に応じた補正を実行することが可能である。
このような印刷装置によれば、補正された補正データに基づいてドットが形成される直前の搬送動作の際に媒体が接触していた設定領域と対応付けられているので、画像データが補正される補正値はドットが形成される直前の搬送動作にて媒体が触れていた搬送ローラの部位と対応している。このため、ドットが形成される直前の搬送動作にて搬送される搬送量が理論上の搬送量と相違して誤差等を含んでいる場合には、その誤差を抑制すべく画像データを補正するように補正値を設定しておくことにより、良好な画像を印刷することが可能である。
このような印刷装置によれば、最初に媒体に接触していた搬送ローラの部位と、搬送ローラがn回転した後に媒体と接触する搬送ローラの部位とが一致することになる。すなわち、搬送ローラのn回転により搬送される量は、所定回数の搬送動作により媒体が搬送される量と等しくなる。このため、搬送ローラがn回転以上する場合には、媒体を単一の設定領域にて搬送する搬送動作が発生することになる。例えば、搬送動作をm回繰り返すと搬送ローラがちょうどn回転する場合には、m+1回目の搬送動作の際に媒体と接触していた設定領域は、1回目の搬送動作の際に媒体と接触していた設定領域と同じである。よって、画像を印刷する際に実行されるすべての搬送動作に対応させて、補正値を設定する必要はなく、搬送ローラがn回転する際に実行される搬送動作の際に、媒体と接触する設定領域分の補正値を有していればよい。このため、設定領域と補正値とを対応付けた補正値テーブルを小さくすることが可能である。
このような印刷装置によれば、搬送ローラの周方向における所定の基準位置の変位を検出部により検出するので、基準位置から周面の長さにて設定されている複数の設定領域のうち、搬送動作の際に媒体と接触していた設定領域を検出することが可能である。
このような印刷装置によれば、検出部がロータリー式エンコーダなので、搬送動作により搬送される際に媒体に接触していた設定領域を、より正確に検出することが可能である。
搬送方向と交差する移動方向に沿うドット列が形成された列領域間の濃度ムラは、搬送動作にて媒体が正確に搬送されていない場合にも生じるが、列領域間の濃度ムラを補正するため補正値テーブルは、補正用パターンを読み取った結果に基づいて生成されるので、実際の搬送状態に応じた適切な補正値テーブルを生成可能である。
このような印刷装置によれば、各列領域ごとに取得される補正値は、補正用パターンを構成するドット列を形成したドット列形成動作にてドット列が形成された列領域に対応付けられており、さらに、補正用パターンを構成するドット列を形成したドット形成動作の直前の搬送動作の際に媒体に接触していた設定領域と対応付けられている。このため、各補正値は、搬送ローラのいずれの設定領域にて搬送された後に、いずれの列領域に形成されるドット列を形成するための画像データに対応すべき補正値であるかが、補正値テーブルにより設定されている。このため補正値テーブルに基づいて、画像データを補正することにより、適切に画像データを補正することが可能である。
このような印刷装置によれば、複数のドット列が搬送方向に沿って並べて印刷されているので、補正用パターンを読み取ることによりドット列が形成された列領域間の濃度ムラを読み取りことが可能である。そして、この補正用パターンを読み取った結果に基づいて画像データを補正するので、印刷する画像における列領域間の濃度ムラを適切に抑制することが可能である。
このような印刷装置によれば、搬送ローラがn回転する際に、搬送ローラの異なる周面にて設定された複数種類の設定領域にて媒体が搬送される搬送動作が繰り返されることになるが、補正用パターンには、複数種類の各設定領域にて媒体が搬送されたときに各列領域に形成されるすべてのドット列が含まれている。このため、補正用パターンを読み取ることにより、印刷されるべき画像の画像データに対応するすべての補正値を取得することが可能である。
<印刷システム>
図1は、印刷システム100の構成を説明する図である。印刷システムとは、印刷装置と、この印刷装置の動作を制御する印刷制御装置とを少なくとも含むシステムのことである。本実施形態の印刷システム100は、インクジェットプリンタ(以下、プリンタという)1と、コンピュータ110と、表示装置120と、入力装置130と、記録再生装置140と、スキャナ150とを有している。
プリンタ1は、紙、布、フィルム、OHP用紙等の媒体に画像を印刷する。コンピュータ110は、プリンタ1と通信可能に接続されている。そして、プリンタ1に画像を印刷させるため、コンピュータ110は、その画像に応じた印刷データをプリンタ1に出力する。このコンピュータ110には、アプリケーションプログラムやプリンタドライバ等のコンピュータプログラムがインストールされている。また、コンピュータ110には、スキャナ150を制御し、スキャナ150により読み取られた原稿の画像データを受け取るためのスキャナドライバがインストールされている。
図2は、印刷装置としてのプリンタ1の全体構成のブロック図である。また、図3Aは、プリンタ1の全体構成の概略図である。また、図3Bは、プリンタ1の全体構成の縦断面図である。以下、本実施形態のプリンタの基本的な構成について説明する。
図6Aは、スキャナ150の縦断面図である。図6Bは、上蓋151を外した状態のスキャナ150の上面図である。
<印刷動作について>
図7は、印刷時の処理のフロー図である。以下に説明される各処理は、コントローラ60が、メモリ63内に格納されたプログラムに従って、各ユニットを制御することにより実行される。このプログラムは、各処理を実行するためのコードを有する。
まず、通常印刷について説明する。本実施形態の通常印刷は、インターレース方式と呼ばれる印刷方法(以下、インターレース印刷という)により行われる。ここで、『インターレース印刷』とは、1回のパスで記録されるラスタライン間に、ラスタラインが記録されない列領域が挟まれるような印刷を意味する。また、『パス』とはキャリッジ31が1回移動する間に実行されるドット形成動作を指し、『パスn』とはn回目のドット形成動作を意味する。『ラスタライン』とは、移動方向に並ぶドットの列であり、『列領域』はラスタラインが形成されうる領域である。
また、説明の都合上、各ノズルは数ドットしか形成していないように示されているが、実際には、移動方向に移動するノズルから間欠的にインク滴が吐出されるので、移動方向に多数のドットが並ぶことになる(このドットの列がラスタラインである)。もちろん、単位領域データに応じてインクが吐出されるのでドットが形成されないこともある。
同図において、コントローラ60の各搬送処理による搬送動作後のノズルの位置を示す記号と、各ノズルにて紙面上に形成されるドットのイメージを示す記号とは、同じ記号にて対応付けている。
<濃度ムラ(バンディング)について>
ここでは、説明の簡略化のため、単色印刷された画像中に生じる濃度ムラの発生原因について説明する。なお、多色印刷の場合、以下に説明する濃度ムラの発生原因が色毎に生じている。
そして、このようなラスタラインからなる印刷画像を巨視的に見ると、キャリッジの移動方向に沿う縞状の濃度ムラが視認される。この濃度ムラは、印刷画像の画質を低下させる原因となる。
図10は、プリンタの製造後に行われる補正値取得処理のフロー図である。まず、作業者は、対象となるプリンタ1を工場内のコンピュータ110に接続する(S101)。工場内のコンピュータ110には、スキャナ150にも接続されており、予め、テストパターンをプリンタ1に印刷させるためのプリンタドライバと、スキャナ150を制御するためのスキャナドライバと、スキャナから読み取った補正用パターンの画像データに対して画像処理や解析等を行うための補正値取得プログラムがインストールされている。
次に、コンピュータ110のプリンタドライバは、プリンタ1にテストパターンを印刷させる(S102)。
そして、補正値取得プログラムは、パラメータKX1、KX2と、濃度分布における重心位置KY1、KY2とに基づいて、次式により補正用パターンの傾きθを算出し、算出された傾きθに基づいて、読取画像データの回転処理を行う。
θ = tan−1{(KY2−KY1)/(KX2−KX1)}
次に、コンピュータ110の補正値取得プログラムは、読取画像データをトリミングし、読取画像データの中から必要な単位読取画像データを抽出する(S106)。
Sbt=Sb+(Sc−Sb)×{(Cbt−Cb)/(Cc−Cb)}
Sbt=Sb−(Sb−Sa)×{(Cbt−Cb)/(Ca−Cb)}
Hb = (Sbt−Sb)/Sb
次に、コンピュータ110の補正値取得プログラムは、補正値をプリンタ1のメモリ63に記憶する(S110)。
図22は、ユーザー下で行なわれる処理のフロー図である。
プリンタ1を購入したユーザーは、所有するコンピュータ110(もちろん、プリンタ製造工場のコンピュータとは別のコンピュータ)に、プリンタ1を接続する(S201、S300)。なお、ユーザーのコンピュータ110には、スキャナ150は接続されていなくても良い。
プリンタドライバは、ユーザーからの印刷命令を受けると(S205でYES)、補正値に基づいて印刷データを生成し(S206)、印刷データをプリンタ1に送信する。プリンタ1は、印刷データに従って、印刷処理を行う(S303)。
上記の実施形態は、主として印刷システムについて記載されているが、その中には、プリンタ1、印刷装置、印刷方法等の開示が含まれていることは言うまでもない。
また、一実施形態としての印刷システム等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
また、本実施形態においては、用紙搬送方向に発生する濃度ムラを補正する印刷システム及び印刷方法について説明したが、上記補正により、例えばヘッドが搭載されたキャリッジの移動に伴う振動などプリンタ1を構成する機構に起因して、搬送方向に沿う方向に発生する縦縞状の濃度ムラにも適用可能である。
前述の実施形態では、印刷部としてプリンタ1が説明されていたが、これに限られるものではない。例えば、カラーフィルタ製造装置、染色装置、微細加工装置、半導体製造装置、表面加工装置、三次元造形機、液体気化装置、有機EL製造装置(特に高分子EL製造装置)、ディスプレイ製造装置、成膜装置、DNAチップ製造装置などのインクジェット技術を応用した各種の記録装置に、本実施形態と同様の技術を適用しても良い。また、これらの方法や製造方法も応用範囲の範疇である。
前述の実施形態は、プリンタ1のノズルから染料インク又は顔料インクをノズルから吐出していた。しかし、ノズルから吐出するインクは、このようなインクに限られるものではない。
前述の実施形態では、圧電素子を用いてインクを吐出していた。しかし、インクを吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に気泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
前述の実施形態では、キャリッジ31の往方向の移動時にのみインクを吐出する単方向印刷を例に説明したが、これに限るものではなく、キャリッジ31の往復たる双方向移動時にインクを吐出する所謂双方向印刷を行っても良い。
前述の実施形態では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の4色のインクを用紙S上に吐出してドットを形成する多色印刷を例に説明したが、インク色はこれに限るものではない。例えばこれらインク色に加えて、ライトシアン(薄いシアン、LC)及びライトマゼンタ(薄いマゼンタ、LM)等のインクを用いても良い。
また、逆に、上記4つのインク色のいずれか一つだけを用いて単色印刷を行っても良い。
21 給紙ローラ、22 搬送モータ、23 搬送ローラ、24 プラテン、
25 排紙ローラ、30 キャリッジユニット、31 キャリッジ、
32 キャリッジモータ、40 ヘッドユニット、41 ヘッド、50 検出器群、
51 リニア式エンコーダ、52 ロータリー式エンコーダ、52a 符号盤、
53 紙検出センサ、54 光学センサ、60 コントローラ、
61 インターフェース部、62 CPU、63 メモリ、64 ユニット制御回路、
100 印刷システム、110 コンピュータ、120 表示装置、130 入力装置、
140 記録再生装置、150 スキャナ、151 上蓋、152 原稿台ガラス、
153 読取キャリッジ、154 案内部材、155 移動機構、157 ランプ、
158 ラインセンサ、159 光学系
Claims (13)
- (a)画像を印刷するための媒体を搬送方向に所定量ずつ断続的に搬送するための搬送ローラを備えた搬送部と、
(b)前記搬送部により搬送された前記媒体に、前記画像を印刷するための画像データを補正した補正データに基づいてドットを形成するためのノズルと、
(c)前記搬送ローラの周方向における所定の基準位置からの理論上の周面の長さが、理論上の前記所定量と等しくなるように仮想的に設定される設定領域と、前記補正をするための補正値とを対応付けた補正値テーブルと、
(d)前記補正値テーブルに基づいて補正された前記補正データに基づいてドットを形成させるためのコントローラと、
(e)を有することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記媒体を搬送する搬送動作と前記ドットを形成するドット形成動作とを交互に繰り返すことにより前記画像が印刷され、
前記補正値テーブルは、前記搬送動作により搬送される際に前記媒体に接触していた前記設定領域と、当該搬送動作後の前記ドット形成動作にて用いられる前記画像データを補正するための補正値とが対応付けられていることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1または請求項2に記載の印刷装置において、
前記搬送ローラのn回転分(nは整数)の理論上の前記周面の長さと、前記理論上の所定量を整数倍した量とは一致することを特徴とする印刷装置。 - 請求項2または請求項3に記載の印刷装置において、
前記基準位置と、前記搬送動作における前記基準位置の変位量とを検出するための検出部を有し、
前記コントローラは、前記検出部にて前記変位量を検出することにより、前記搬送動作により搬送される際に前記媒体に接触していた前記設定領域を検出することを特徴とする印刷装置。 - 請求項4に記載の印刷装置において、
前記検出部は、前記搬送ローラの回転量を検出するためのロータリー式エンコーダであることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の印刷装置において、
前記ノズルは、前記搬送方向と交差する移動方向に移動されつつインクを吐出して前記媒体にドット列を形成し、
前記補正値テーブルは、前記移動方向に沿う前記ドット列が形成された列領域間の濃度ムラを抑制すべく、補正用パターンを読み取った結果に基づいて生成されていることを特徴とする印刷装置。 - 請求項6に記載の印刷装置において、
前記画像データは、単位領域毎の階調値を示しており、
所定階調値を示す前記画像データに基づいて印刷された前記補正用パターンを読み取った結果に基づいて、各列領域ごとに補正値を取得し、
前記補正値テーブルは、前記補正用パターンを構成する前記ドット列を形成した前記ドット形成動作の直前の前記搬送動作の際に前記媒体に接触していた前記設定領域と、当該ドット列形成動作にてドット列が形成された前記列領域に対応する補正値と、が対応付けられていることを特徴とする印刷装置。 - 請求項6または請求項7に記載の印刷装置において、
前記補正用パターンは、所定の濃度を示す階調値に基づいて、
前記移動方向に移動される前記ノズルから吐出されるインクにて形成される複数のドット列が、前記搬送方向に沿って並べて印刷されることを特徴とする印刷装置。 - 請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の印刷装置において、
前記補正用パターンは、前記搬送ローラが前記理論上の所定量を整数倍した量と一致するn回転した際に前記媒体が搬送される理論上の搬送距離に含まれる列領域分のドット列を、有することを特徴とする印刷装置。 - (a)画像を印刷するための媒体を搬送方向に所定量ずつ断続的に搬送するための搬送ローラを備えた搬送部と、
(b)前記搬送部により搬送された前記媒体に、前記画像を印刷するための画像データを補正した補正データに基づいてドットを形成するためのノズルと、
(c)前記搬送ローラの周方向における所定の基準位置からの理論上の周面の長さが、理論上の前記所定量と等しくなるように仮想的に設定される設定領域と、前記補正をするための補正値とを対応付けた補正値テーブルと、
(d)前記補正値テーブルに基づいて補正された前記補正データに基づいてドットを形成させるためのコントローラと、を有し、
(e)前記媒体を搬送する搬送動作と前記ドットを形成するドット形成動作とを交互に繰り返すことにより前記画像が印刷され、
前記補正値テーブルは、前記搬送動作により搬送される際に前記媒体に接触していた前記設定領域と、当該搬送動作後の前記ドット形成動作にて用いられる前記画像データを補正するための補正値とが対応付けられており、
(f)前記搬送ローラのn回転分(nは整数)の理論上の前記周面の長さと、前記理論上の所定量を整数倍した量とは一致し、
(g)前記基準位置と、前記搬送動作における前記基準位置の変位量とを検出するための検出部を有し、
前記コントローラは、前記検出部にて前記変位量を検出することにより、前記搬送動作により搬送される際に前記媒体に接触していた前記設定領域を検出し、
(h)前記検出部は、前記搬送ローラの回転量を検出するためのロータリー式エンコーダであり、
(i)前記ノズルは、前記搬送方向と交差する移動方向に移動されつつインクを吐出して前記媒体にドット列を形成し、
前記補正値テーブルは、前記移動方向に沿う前記ドット列が形成された列領域間の濃度ムラを抑制すべく、補正用パターンを読み取った結果に基づいて生成され、
(j)前記画像データは、単位領域毎の階調値を示しており、
所定階調値を示す前記画像データに基づいて印刷された前記補正用パターンを読み取った結果に基づいて、各列領域ごとに補正値を取得し、
前記補正値テーブルは、前記補正用パターンを構成する前記ドット列を形成した前記ドット形成動作の直前の前記搬送動作の際に前記媒体に接触していた前記設定領域と、当該ドット列形成動作にてドット列が形成された前記列領域に対応する補正値と、が対応付けられており、
(k)前記補正用パターンは、所定の濃度を示す階調値に基づいて、
前記移動方向に移動される前記ノズルから吐出されるインクにて形成される複数のドット列が、前記搬送方向に沿って並べて印刷され、
(l)前記補正用パターンは、前記搬送ローラが前記理論上の所定量を整数倍した量と一致するn回転した際に前記媒体が搬送される理論上の搬送距離に含まれる列領域分のドット列を、有することを特徴とする印刷装置。 - (a)画像を印刷するための媒体を搬送方向に所定量ずつ断続的に搬送するための搬送ローラを備えた搬送部と、
(b)前記搬送部により搬送された前記媒体に、前記画像を印刷するための画像データを補正した補正データに基づいてドットを形成するためのノズルと、
(c)前記搬送ローラの周方向における所定の基準位置からの理論上の周面の長さが、理論上の前記所定量と等しくなるように仮想的に設定される設定領域と、前記補正をするための補正値とを対応付けた補正値テーブルと、を有する印刷装置にて、
(d)前記補正値テーブルに基づいて補正された前記補正データに基づいてドットを形成させる機能を実現させるためのコンピュータプログラム。 - (A)コンピュータ、及び、
(B)このコンピュータに接続され、
(a)画像を印刷するための媒体を搬送方向に所定量ずつ断続的に搬送するため の搬送ローラを備えた搬送部と、
(b)前記搬送部により搬送された前記媒体に、前記画像を印刷するための画像 データを補正した補正データに基づいてドットを形成するためのノズルと、
(c)前記搬送ローラの周方向における所定の基準位置からの理論上の周面の長 さが、理論上の前記所定量と等しくなるように仮想的に設定される設定領域と、 前記補正をするための補正値とを対応付けた補正値テーブルと、
(d)前記補正値テーブルに基づいて補正された前記補正データに基づいてドッ トを形成させるためのコントローラと、
(e)を有する印刷装置、
(C)を有することを特徴とする印刷システム。 - 画像を印刷するための媒体を搬送方向に所定量ずつ断続的に搬送するための搬送ローラを備えた搬送部により前記媒体を搬送するステップと、
前記搬送ローラの周方向における所定の基準位置からの理論上の周面の長さが、理論上の前記所定量と等しくなるように仮想的に設定される設定領域と、前記補正をするための補正値とを対応付けた補正値テーブルに基づいて、前記画像を印刷するための画像データを補正した補正データに基づいてドットを形成するステップと、
を有することを特徴とする印刷方法。
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