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JP2006344649A - 金属膜およびその形成方法、固体撮像装置およびその製造方法、および電子情報機器 - Google Patents

金属膜およびその形成方法、固体撮像装置およびその製造方法、および電子情報機器 Download PDF

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康彦 末吉
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Abstract

【課題】 遮光膜などの金属膜における開口部の内周縁部の凸凹を抑制して、この開口部を通した画素部間の受光感度ばらつき低減や、受光感度特性およびスミア特性の向上を図る。
【解決手段】 タングステンを含む母材を用いて、窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値を0.7〜1.0未満としてスパッタリングを行うことにより、受光部(画素部)101上の遮光膜105を選択的に除去して開口部105Cを形成する際に、遮光膜105の内周縁部の凸凹部105aを20nm以下に抑制して、遮光膜105のグレインサイズを100nm以下に抑制することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属を主成分とする金属膜およびその形成方法、この金属膜を遮光膜として用いる固体撮像装置およびその製造方法、この固体撮像装置を撮像部に用いたカメラ付携帯電話装置、デジタルスチルカメラおよびデジタルビデオカメラなどの電子情報機器に関する。
従来、この種の固体撮像装置の半導体基板には、外部から入射してくる光を電荷に変換する受光部が設けられており、その半導体基板内の受光部により光電変換された電荷を転送する電荷転送電極が設けられている。この受光部以外の領域に光が入射されないように、遮光性が高いタングステンからなる遮光膜が受光部上のみを開口し、かつ、この受光部以外の部分を覆うように設けられている。このような従来の固体撮像装置が特許文献1に提案されている。
以下に、特許文献1に提案されているタングステンからなる遮光膜を備えた従来の固体撮像装置およびその製造方法について、図7〜図9を参照しながら説明する。
図7は、特許文献1における従来の固体撮像装置の1画素部分の断面構造例を示す縦断面図である。なお、図7の固体撮像装置は、このような1画素部分がマトリクス状に複数設けられている。
図7において、従来の固体撮像装置220は、シリコンからなる半導体基板200内に基板部と反対導電型のフォトダイオードである受光部201が設けられ、その半導体基板200および受光部201上を覆うように酸化シリコンからなるゲート絶縁膜202が設けられている。このゲート絶縁膜202上には、受光部201と平面視で一部重なってドープドポリシリコンからなる転送電極203が設けられており、その転送電極203およびゲート絶縁膜202上を覆うように酸化シリコンからなる層間絶縁膜204が設けられている。
この層間絶縁膜204上には、タングステンからなる第1遮光膜205Aおよび第2遮光膜205Bを含む遮光膜205が設けられており、第1遮光膜205Aおよび第2遮光膜205Bには、受光部201上に開口部205Cが設けられている。
これらの第2遮光膜205Bおよび層間絶縁膜204上を覆うように、BPSG膜からなる平坦化膜206が設けられており、この平坦化膜206上にアクリル樹脂からなるカラーフィルタ207がさらに設けられている。このカラーフィルタ207上には、アクリル樹脂からなるオンチップマイクロレンズ208が受光部201の鉛直上方に設けられており、オンチップマイクロレンズ208により受光部201に外部光が集光されるようになっている。
上記構成の従来の固体撮像装置220を製造する方法は、以下のように為される。
図8(a)〜図8(c)および図9(d)〜図9(f)は、図7の固体撮像装置の各製造工程における各単位構成例を示す縦断面図である。
まず、図8(a)に示すように、シリコンからなる半導体基板200内に、基板とは反対導電型のフォトダイオードである各受光部201をマトリクス状にそれぞれ形成する。この受光部201は、外部から入射してくる光を電荷に変換する役割を果たす。次に、半導体基板200および受光部201上を覆うように酸化シリコンからなるゲート絶縁膜202を、例えばCVD法により堆積する。このゲート絶縁膜202の堆積が完了すると、CVD法、フォトリソグラフィー処理およびドライエッチング処理により、ドープドポリシリコンからなる転送電極203を形成する。この転送電極203は、受光部201で光電変換された電荷を転送する役割を果たす。転送電極203の形成が完了すると、その転送電極203およびゲート絶縁膜202上を覆うように、酸化シリコンからなる層間絶縁膜204を、例えばCVD法により堆積する。
次に、図8(b)に示すように、膜厚が10nm〜200nmのタングステンからなる第1遮光膜205Aを、層間絶縁膜204上にスパッタリング法により堆積する。例えば、マグネトロンスパッタにより第1遮光膜205Aが堆積される場合、第1遮光膜205Aの堆積条件は、アルゴンガス圧が3mTorr〜5mTorr、アルゴンガス流量が100sccm、基板温度が摂氏200度、DCマグネトロンパワーが1000Wに設定される。
この第1遮光膜205Aの層間絶縁膜204上への堆積が完了すると、図8(c)に示すように、第1遮光膜205A上に、膜厚が10nm〜300nmのタングステンからなる第2遮光膜205Bを、WFと窒素との混合ガスを用いたCVD法により堆積する。ここで、反応ガスに窒素を混合することにより、タングステンからなる第2遮光膜205Bの表面平均粗さを150nmよりも大幅に減少させることが可能となる。これにより、後の工程で、第2遮光膜205Bの表面の凸凹を原因として、図9(d)に示す開口部209Cがパターニングされたフォトレジスト膜209の内周縁部において凸凹が発生することを抑制することが可能となる。
この第2遮光膜205Bの第1遮光膜205A上への堆積が完了すると、図9(d)に示すように、受光部202の鉛直上方に開口部209Cを有するフォトレジスト膜209を、第2遮光膜205B上に形成する。具体的には、第2遮光膜205B上にフォトレジストを塗布し、マスクパターンを用いて露光を行って、露光された部分のフォトレジストを溶剤で除去することにより所定形状にパターニングされたフォトレジスト膜209を形成する。
このフォトレジスト膜209の形成が完了すると、そのフォトレジスト膜209をマスクとして、マスクされていない部分の第1遮光膜205Aおよび第2遮光膜205Bを、RIE(反応性イオンエッチング)法により除去して、図9(e)に示す第1遮光膜205Aおよび第2遮光膜205Bに開口部205Cを形成する。
これらの第1遮光膜205Aおよび第2遮光膜205Bへの開口部205Cの形成が完了すると、図9(e)に示すように、アッシング処理などにより、フォトレジスト膜209を除去する。
その後、図9(f)に示すように、CVD法を用いて、第2遮光膜205Bおよび層間絶縁膜204上を覆うように、BPSG膜からなる平坦化膜206を堆積する。この平坦化膜206の形成が完了すると、その平坦化膜206上にアクリル樹脂からなるカラーフィルタ207を形成する。さらに、カラーフィルタ207の形成が完了すると、アクリル樹脂からなるオンチップマイクロレンズ208を、受光部201の鉛直上方であって、かつ、カラーフィルタ207上に形成する。これによって、図9(f)に示すような固体撮像装置220の製造が完成する。
特開2005−26566号公報
上述した従来の固体撮像装置220の製造方法では、第2遮光膜205Bの形成工程において、反応ガスに窒素を混合することにより、タングステンからなる第2遮光膜205Bの表面平均粗さを150nmよりも大幅に減少させることが可能となり、開口部209Cがパターニングされたフォトレジスト膜209の内周縁部において凸凹が発生することを抑制することができる。
しかしながら、上記従来の構成では、更なる固体撮像装置220の微細化による開口部209Cの面積縮小化を図ると、第1遮光膜205Aおよび第2遮光膜205Bの一部をRIE法により除去したときに、遮光膜205のグレインバウンダリーで遮光膜除去が速く進むことにより、図10に示すように遮光膜205の開口部205Cの面積に対する凸凹205aの占める割合が大きくなる。この結果、固体撮像装置220に含まれる画素部間の受光感度に大きなばらつきや、受光感度の低下およびスミア特性(S/N比)の劣化を発生させることになる。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、金属膜に形成された開口部の内周縁部の凸凹を抑制できる金属膜およびその形成方法、この金属膜を遮光膜に用い、この遮光膜おける開口部の内周縁部の凸凹を抑制することにより、この開口部を通した画素部間の受光感度ばらつき低減や、受光感度特性およびスミア特性の向上を図ることができる固体撮像装置およびその製造方法、この固体撮像装置を撮像部に用いたカメラ付携帯電話装置、デジタルスチルカメラおよびデジタルビデオカメラなどの電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明の金属膜の形成方法は、金属を含む母材および窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いて、スパッタリング法により母材に含まれる金属を主成分とする金属膜を堆積するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の金属膜の形成方法は、金属を含む母材および窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いて、スパッタリング法により母材に含まれる金属を主成分とする第1金属膜を堆積する工程と、該第1金属膜上にCVD法により第2金属膜を堆積する工程とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の金属膜の形成方法における第2金属膜のグレインサイズが95nm以上100nm未満の範囲である。
さらに、好ましくは、本発明の金属膜の形成方法において、前記第1金属膜の膜厚を10nm以上200nm以下の範囲内に設定し、前記第2金属膜の膜厚を10nm以上300nm以下の範囲内に設定する。
さらに、好ましくは、本発明の金属膜の形成方法における金属はタングステンまたはアルミニュウムである。
さらに、好ましくは、本発明の金属膜の形成方法における窒素ガス流量の、不活性ガス流量と該窒素ガス流量との合計に対する比の値を、0.5を超え1.0未満の範囲内に設定する。
さらに、好ましくは、本発明の金属膜の形成方法における窒素ガス流量の、不活性ガス流量と該窒素ガス流量との合計に対する比の値を、0.7以上1.0以下の範囲内に設定する。
さらに、好ましくは、本発明の金属膜の形成方法において、前記母材に含まれる金属を主成分とする金属膜を堆積する工程は、マグネトロンスパッタにより該金属膜を堆積する場合、該金属膜の堆積条件は、チャンバー圧力が3mTorr〜6mTorr、窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値が0.7、基板温度が20℃〜30℃、DCマグネトロンパワーが2000Wに設定する。
本発明の固体撮像装置の製造方法は、外部から入射してくる光を電荷に変換する光電変換用の受光部が形成された半導体基板上方を覆うように、金属を含む母材および窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いて、スパッタリング法により母材に含まれる金属を主成分とする第1遮光膜を堆積する工程と、該第1遮光膜上にCVD法により第2遮光膜を堆積する工程と、該第1遮光膜および該第2遮光膜を選択的に除去して、該受光部の上方を開口する開口部を形成する工程とを有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の固体撮像装置の製造方法において、前記第1遮光膜を堆積する工程の前に、半導体基板内に、前記光電変換用の受光部を形成する工程と、該半導体基板および該受光部上に絶縁膜を形成する工程と、該絶縁膜上の所定位置に、該受光部により光電変換された電荷を転送するための転送電極を形成する工程とを更に有する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置の製造方法において、前記開口部を形成する工程の後に、前記第2遮光膜および前記絶縁膜上を覆うように平坦化膜を堆積する工程と、該平坦化膜上にカラーフィルタ層を形成する工程と、該カラーフィルタ層上の前記受光部の鉛直上方に位置するように、該受光部に光を集光させるためのマイクロレンズを形成する工程とを更に有する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置の製造方法における第2遮光膜のグレインサイズが95nm以上100nm未満の範囲内である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置の製造方法において、前記第1遮光膜の膜厚を10nm以上200nm以下の範囲内に設定し、前記第2遮光膜の膜厚を10nm以上300nm以下の範囲内に設定する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置の製造方法における金属はタングステンまたはアルミニュウムである。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置の製造方法において、前記窒素ガス流量の、前記不活性ガス流量と該窒素ガス流量との合計に対する比の値を、0.5を超え1.0未満の範囲に設定する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置の製造方法において、前記窒素ガス流量の、前記不活性ガス流量と該窒素ガス流量との合計に対する比の値を、0.7以上1.0未満の範囲に設定する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置の製造方法において、前記第1遮光膜を堆積する工程は、マグネトロンスパッタにより該第1遮光膜を堆積する場合、該第1遮光膜の堆積条件は、チャンバー圧力が3mTorr〜6mTorr、窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値が0.7、基板温度が20℃〜30℃、DCマグネトロンパワーが2000Wに設定する。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像装置の製造方法において、前記第1遮光膜および前記第2遮光膜に前記開口部を形成する工程は、フォトレジスト膜をマスクとして用いて前記受光部上方の該第1遮光膜および該第2遮光膜を反応性イオンエッチングにより選択的に除去する。
本発明の金属膜は、本発明の上記金属膜の形成方法を用いて形成されたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の固体撮像装置は、本発明の上記固体撮像装置の製造方法を用いて製造されたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記固体撮像装置が撮像部に用いられており、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下に、本発明の作用を説明する。
本発明にあっては、金属を含む母材および窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いて、スパッタリング法により、窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値を、0.5を超え1.0未満、より好ましくは、0.7〜1.0未満に設定して、母材に含まれる金属(例えばタングステン)を主成分とする第1金属膜(例えば第1遮光膜)を形成する。さらに、その上に、CVD法により第2金属膜(例えば第2遮光膜)を形成することにより、第2金属膜(例えば第2遮光膜)のグレインサイズは通常の120nmよりも小さく、より好ましくは、95以上100nm以下の範囲内となる。これによって、第1金属膜(例えば第1遮光膜)および第2金属膜(例えば第2遮光膜)の受光部上をRIE法などにより選択的に除去して開口部を形成したときに、その開口部における内周縁部の凸凹を、通常の50nmよりも小さく、より好ましくは、20nm以下に抑制することが可能となる。
また、金属を含む母材および窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いて、スパッタリング法により母材に含まれる金属を主成分とする一層の金属膜を堆積する場合、製造工程を短縮できると共に、この場合にも遮光膜などの金属膜における開口部の内周縁部の凸凹を抑制することも可能となる。
以上により、本発明によれば、タングステンなどの金属を含む母材を用いて、窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値を、0.5を超え1.0未満、より好ましくは、0.7〜1.0未満としてスパッタリングを行うことにより、遮光膜を選択的に除去して開口部を形成するときに、開口部の縁部の凸凹を20nm以下に抑制することができて、固体撮像装置内の受光部(画素)間の受光感度ばらつきを低減させ、受光感度特性およびスミア特性を向上させて、固体撮像装置の小型化および高性能化を図ることができる。
以下に、本発明の固体撮像装置の製造方法の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法により作製される固体撮像装置の1画素分の断面構造例を示す縦断面図である。固体撮像装置においては、このような画素がマトリクス状に複数設けられている。
図1において、本実施形態の固体撮像装置120は、シリコンからなる半導体基板100内に基板と反対導電型のフォトダイオードである受光部101が設けられ、その半導体基板100および受光部101上を覆うように酸化シリコンからなるゲート絶縁膜102が設けられている。この受光部101は、外部から入射してくる光を電荷に変換する役割を果たす。ゲート絶縁膜102上には、受光部101と平面視で一部重なってドープドポリシリコンからなる転送電極103が設けられており、この転送電極103およびゲート絶縁膜102上を覆うように酸化シリコンからなる層間絶縁膜104が設けられている。
この転送電極103は、受光部101で光電変換された電荷を転送する役割を果たす。
この層間絶縁膜104上には、タングステン窒化膜からなる第1遮光膜105Aおよびタングステン膜からなる第2遮光膜105Bの二層構造の遮光膜105が設けられており、第1遮光膜105Aおよび第2遮光膜105Bには、受光部101上で開口する窓部としての開口部105Cが設けられている。
この第2遮光膜105Bおよび層間絶縁膜104上を覆うように、BPSG膜からなる平坦化膜106が設けられており、その平坦化膜106上にアクリル樹脂からなるカラーフィルタ107が設けられている。このカラーフィルター107上には、アクリル樹脂からなるオンチップマイクロレンズ108が受光部102の鉛直上方に設けられており、オンチップマイクロレンズ108により受光部101に外部光が集光されるようになっている。
上記構成の本実施形態の固体撮像装置120は、以下のようにして製造される。
図2(a)〜図2(c)および図3(d)〜図3(f)は、図1の固体撮像装置の各製造工程における各単位構成例を示す縦断面図である。
まず、図2(a)に示すように、シリコンからなる半導体基板100内に基板とは反対導電型のフォトダイオードである受光部101を形成する。次に、半導体基板100および受光部101上を覆うように酸化シリコンからなるゲート絶縁膜102を、例えばCVD法により堆積する。半導体基板100および受光部101上へのこのゲート絶縁膜102の堆積が完了すると、CVD法、フォトリソグラフィー処理およびドライエッチング処理により、ゲート絶縁膜102上の所定位置に、ドープドポリシリコンからなる転送電極103を形成する。このゲート絶縁膜102上の転送電極103の形成が完了すると、これらの転送電極103およびゲート絶縁膜102上を覆うように、酸化シリコンからなる層間絶縁膜104を、例えばCVD法により堆積する。
このように、遮光膜105の形成の前工程として、半導体基板100内に、外部から入射してくる光を電荷に変換する受光部101を形成する工程と、この半導体基板100および受光部101上に絶縁膜としてのゲート絶縁膜102を形成する工程と、ゲート絶縁膜102上に、受光部101により光電変換された電荷を所定方向に電荷転送するための転送電極103を形成する工程と、これらの転送電極103およびゲート絶縁膜102上に層間絶縁膜104を形成する工程とを有している。
次に、図2(b)に示すように、膜厚が10nm〜200nmのタングステン窒化膜からなる第1遮光膜105Aを、層間絶縁膜104上にスパッタリング法により堆積する。例えば、マグネトロンスパッタにより第1遮光膜105Aを堆積する場合、第1遮光膜105Aの堆積条件は、金属を含む母材としてタングステンを用いて、チャンバー圧力が3mTorr〜6mTorr、窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値が0.7、基板温度が20℃〜30℃、DCマグネトロンパワーが2000Wに設定される。
このように、第1遮光膜105Aを堆積する工程は、金属を含む母材および窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いて、スパッタリング法により母材に含まれる金属としてのタングステンを主成分とする第1遮光膜105Aを堆積する。
層間絶縁膜104上への第1遮光膜105Aの堆積工程が完了すると、図2(c)に示すように、膜厚が10nm〜300nmのタングステンからなる第2遮光膜105Bを、第1遮光膜105A上にCVD法により堆積する。この第1遮光膜105Aとしてタングステン窒化膜を用いることによって、その上に形成されたタングステンからなる第2遮光膜105Bのグレインサイズを120nmから100nm未満に減少させることが可能となる。これにより、後の工程で、第2遮光膜105Bの表面の凸凹を原因として、開口部109Cがパターニングされたフォトレジスト膜109の縁部において凸凹が発生することを抑制することが可能となる。
第1遮光膜105A上への第2遮光膜105Bの堆積工程が完了すると、図3(d)に示すように、受光部101の鉛直上方に開口部109Cを有するフォトレジスト膜109を、第2遮光膜105B上に形成する。具体的には、第2遮光膜105B上にフォトレジストを塗布し、マスクパターンを用いて露光を行って、露光された部分のフォトレジストを溶剤で除去することにより、所定形状にパターンニングされたフォトレジスト膜109を形成する。
第2遮光膜105B上へのフォトレジスト膜109の形成が完了すると、そのフォトレジスト膜109をマスクとして、マスクされていない部分の第1遮光膜105Aおよび第2遮光膜105Bを、RIE(反応性イオンエッチング)法により除去して、第1遮光膜105Aおよび第2遮光膜105Bに、受光部101上のみを窓部として開口した開口部105Cを形成する。
これらの第1遮光膜105Aおよび第2遮光膜105Bにおける開口部105Cの形成が完了すると、図3(e)に示すように、アッシング処理等により、フォトレジスト膜109を除去する。
その後、図3(f)に示すように、CVD法を用いて、第2遮光膜105Bおよび層間絶縁膜104上を覆うように、BPSG膜からなる平坦化膜106を堆積する。この平坦化膜106の形成が完了すると、その平坦化膜106上にアクリル樹脂からなるカラーフィルタ107を形成する。このカラーフィルタ107の形成が完了すると、アクリル樹脂からなるオンチップマイクロレンズ108を、受光部102の鉛直上方であって、かつ、カラーフィルタ107上に形成する。これにより、図1に示すような固体撮像装置120の製造が完成する。
このようにして作製された本実施形態の固体撮像装置120では、タングステン窒化膜からなる第1遮光膜105A上に形成された第2の遮光膜105Bのグレインサイズが100nm以下(または未満)であり、第2遮光膜105Bの表面の凸凹を原因として、開口部109Cがパターニングされたフォトレジスト膜109の内周縁部において凸凹が発生することを抑制することが可能となる。
ここで、この点について詳細に説明する。
図4は、本実施形態の固体撮像装置の製造方法により作製された固体撮像装置120の遮光膜105および開口部105Cを上方から見たときの拡大図であり、図10は、従来の固体撮像装置の製造方法により作製された固体撮像装置220の遮光膜205および開口部205Cを上方から見たときの拡大図である。図4および図10において、周囲の斜線部が遮光膜105,205、中央の白抜き部が開口部105C,205Cである。
図4に示すように、本実施形態の固体撮像装置の製造方法により作製された固体撮像装置120では、開口部105Cの内周縁部における凸凹部105aは20nm以下である。これに対して、図10に示すように、従来の固体撮像装置の製造方法により作製された固体撮像装置220では、開口部205Cの縁における凸凹部205aが50nm程度となっている。
したがって、開口部105Cの面積のばらつきが抑制可能であることが分かる。この結果、固体撮像装置120内の受光部101間の受光感度ばらつきを低減させ、受光感度特性およびスミア特性を向上させて、固体撮像装置120の小型化および高性能化を図ることができる。
図5は、本実施形態により形成された開口部105Cの凸凹部105aの大きさと、遮光膜スパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値との関係を示す特性図である。なお、図5において、縦軸は開口部105Cの凸凹部105aの大きさを示し、横軸は第1遮光膜105Aのスパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値を示している。
図5に示すように、遮光膜スパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値が0.7以上1未満であるときに、開口部105Cの凸凹部105aの大きさが20nm以下になることを示している。ここで、固体撮像装置120内の受光部101間の受光感度ばらつきを低減させ、受光感度向上およびスミア特性を向上させるためには、開口部105Cの凸凹部105aの大きさが20nm以下であることが好ましく、第1遮光膜105Aのスパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値を、0.7〜1.0未満にすることが好ましい。なお、1.0未満の理由は、窒素100%を含めると混合ガスにならないからである。さらに、第1遮光膜105Aのスパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値が、図5から0.5を超えると、凸凹部105aの大きさが50nmよりも小さくなるので、受光感度ばらつきの低減、受光感度向上およびスミア特性の向上に多少の効果がでてくる。
図6は、本実施形態により形成された遮光膜のグレインサイズと、遮光膜スパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値との関係を示す特性図である。なお、図6において、縦軸は遮光膜105(CVD法で形成した第2遮光膜膜105B)のグレインサイズを示し、横軸は第1遮光膜105Aのスパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値を示している。
図6に示すように、遮光膜スパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値が0.7以上1未満であるときに、遮光膜105のグレインサイズが95以上100nm以下となることを示している。ここで、開口部105Cの凸凹部105aの大きさを抑制するためには、遮光膜105のグレインサイズが100nm以下であることが好ましく、第1遮光膜105Aのスパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値を、0.7〜1.0未満にすることが好ましい。さらに、第1遮光膜105Aのスパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値が、図6から0.5を超えると、遮光膜105のグレインサイズが通常の120nmよりも急激に小さくなるので、受光感度ばらつきの低減、受光感度向上およびスミア特性の向上に多少の効果がでてくる。
以上により、本実施形態によれば、タングステンを含む母材を用いて、窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値を0.5〜1.0未満、より好ましくは、0.7〜1.0未満としてスパッタリングを行うことにより、受光部(画素部)101上の遮光膜105を選択的に除去して開口部105Cを形成する際に、遮光膜105の内周縁部の凸凹部105aを、50nmよりも小さく、より好ましくは、20nm以下に抑制して、遮光膜105のグレインサイズが通常の120nmよりも小さく、より好ましくは、100nm以下に抑制することが可能となり、固体撮像装置120内の受光部(画素部)101間の受光感度ばらつきを低減させ、受光感度特性およびスミア特性を向上させて、固体撮像装置120の小型化および高性能化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、上記固体撮像装置120の製造方法として、外部から入射してくる光を電荷に変換する光電変換用の受光部101が形成された半導体基板100上方を覆うように、タングステンを含む母材および窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いて、スパッタリング法により母材に含まれるタングステンを主成分とする第1遮光膜105Aを堆積する工程と、この第1遮光膜105A上にCVD法により第2遮光膜105Bを堆積する工程と、この第1遮光膜105Aおよび第2遮光膜105Bを選択的に除去して、受光部101上方を開口する開口部105Cを形成する工程とを有するように構成したが、本発明は固体撮像装置120の製造方法に限らず、タングステンなどの金属膜の形成方法であってもよく、金属膜の形成方法として、タングステンなどの金属を含む母材および窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いて、スパッタリング法により母材に含まれる金属を主成分とする一層の金属膜を堆積する場合(製造工数を縮小できる)であってもよく、これにより製造された金属膜を第1金属膜上に、CVD法により第2金属膜を堆積する工程とを有するタングステンなどの金属膜の形成方法であってもよい。これらの場合にも、金属膜の所定位置に開口部を設けた場合に、タングステンなどの遮光膜(金属膜)における開口部の内周縁部の凸凹を抑制して、この開口部を通した画素部間の受光感度ばらつき低減や、受光感度特性およびスミア特性の向上を図ることができる上記実施形態と同様の作用効果を奏するものである。さらに、この場合の金属としてタングステンの他にアルミニュウムであってもいよい。
また、上記実施形態では、特に説明しなかったが、上記固体撮像装置120をカメラ付携帯電話装置や、デジタルスチルカメラおよびデジタルビデオカメラなどのデジタルカメラなど、電子情報機器の撮像部に用いることができて、固体撮像装置120内の受光部(画素部)101間の受光感度ばらつきを低減させ、受光感度特性およびスミア特性を向上させて、固体撮像装置120さらにはこれを用いた電子情報機器の小型化および高性能化を図ることができる。
さらに、上記実施形態では、特に説明しなかったが、本発明の金属膜を遮光膜以外に用いる事例として、タングステン/チッ化タングステン/ポリシリコン構造のゲート電極(Gate電極)に用いることができる。この場合、遮光膜のように開口部とはならないが、タングステンの電極ラインの凹凸を小さくすることで、ゲート電極(Gate電極)の抵抗バラツキを低減できるというメリットがある。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、金属を主成分とする金属膜およびその形成方法、この金属膜を遮光膜として用いる固体撮像装置およびその製造方法、この固体撮像装置を撮像部に用いたカメラ付携帯電話装置、デジタルスチルカメラおよびデジタルビデオカメラなどの電子情報機器の分野において、タングステンなどの金属を主成分とする遮光膜を形成する際に、タングステンなどの金属を含む母材を用いて、窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値を0.7〜1.0未満としてスパッタリングを行うことにより、遮光膜を選択的に除去して開口部を形成する際に、開口部の内周縁部の凸凹部を通常の50nmよりも小さく、さらに好ましくは、20nm以下に抑制することが可能となり、固体撮像装置内の受光部(画素部)間の受光感度ばらつきを低減させ、受光感度特性およびスミア特性を向上させて、固体撮像装置の小型化および高性能化を図ることができる。
本発明の実施形態に係る固体撮像装置の1画素部分の断面構造例を示す縦断面図である。 (a)〜(c)は、図1の固体撮像装置の各製造工程(その1)における各単位構成例を示す縦断面図である。 (d)〜(f)は、図1の固体撮像装置の各製造工程(その2)における各単位構成例を示す縦断面図である。 本実施形態の固体撮像装置の製造方法により作製した固体撮像装置の遮光膜およびその開口部を上方から見た拡大図である。 本実施形態で形成された開口部の凸凹大きさに対する、遮光膜スパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値の依存性を示す特性図である。 本実施形態で形成された遮光膜のグレインサイズに対する、遮光膜スパッタリング時における窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値の依存性を示す特性図である。 特許文献1における従来の固体撮像装置の1画素部分の断面構造例を示す縦断面図である。 (a)〜(c)は、図7の固体撮像装置の各製造工程(その1)における各単位構成例を示す縦断面図である。 (d)〜(f)は、図7の固体撮像装置の各製造工程(その2)における各単位構成例を示す縦断面図である。 従来の固体撮像装置の製造方法により作製した固体撮像装置の遮光膜およびその開口部を上方から見た拡大図である。
符号の説明
100 半導体基板
101 受光部
102 ゲート絶縁膜
103 転送電極
104 層間絶縁膜
105 遮光膜
105A 第1遮光膜
105B 第2遮光膜
105C 遮光膜の開口部
106 平坦化膜
107 カラーフィルタ
108 オンチップマイクロレンズ
109 フォトレジスト膜
109C フォトレジスト膜の開口部
120 固体撮像装置

Claims (21)

  1. 金属を含む母材および窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いて、スパッタリング法により母材に含まれる金属を主成分とする金属膜を堆積する金属膜の形成方法。
  2. 金属を含む母材および窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いて、スパッタリング法により母材に含まれる金属を主成分とする第1金属膜を堆積する工程と、
    該第1金属膜上にCVD法により第2金属膜を堆積する工程とを有する金属膜の形成方法。
  3. 前記第2金属膜のグレインサイズが95nm以上100nm未満の範囲である請求項2に記載の金属膜の形成方法。
  4. 前記第1金属膜の膜厚を10nm以上200nm以下の範囲内に設定し、前記第2金属膜の膜厚を10nm以上300nm以下の範囲内に設定する請求項2または3に記載の金属膜の形成方法。
  5. 前記金属はタングステンまたはアルミニュウムである請求項1〜4のいずれかに記載の金属膜の形成方法。
  6. 前記窒素ガス流量の、不活性ガス流量と該窒素ガス流量との合計に対する比の値を、0.5を超え1.0未満の範囲内に設定する請求項1〜5のいずれかに記載の金属膜の形成方法。
  7. 前記窒素ガス流量の、不活性ガス流量と該窒素ガス流量との合計に対する比の値を、0.7以上1.0以下の範囲内に設定する請求項6に記載の金属膜の形成方法。
  8. 前記母材に含まれる金属を主成分とする金属膜を堆積する工程は、マグネトロンスパッタにより該金属膜を堆積する場合、該金属膜の堆積条件は、チャンバー圧力が3mTorr〜6mTorr、窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値が0.7、基板温度が20℃〜30℃、DCマグネトロンパワーが2000Wに設定する請求項5に記載の金属膜の形成方法。
  9. 外部から入射してくる光を電荷に変換する光電変換用の受光部が形成された半導体基板上方を覆うように、金属を含む母材および窒素ガスと不活性ガスとの混合ガスを用いて、スパッタリング法により母材に含まれる金属を主成分とする第1遮光膜を堆積する工程と、
    該第1遮光膜上にCVD法により第2遮光膜を堆積する工程と、
    該第1遮光膜および該第2遮光膜を選択的に除去して、該受光部の上方を開口する開口部を形成する工程とを有する固体撮像装置の製造方法。
  10. 前記第1遮光膜を堆積する工程の前に、
    半導体基板内に、前記光電変換用の受光部を形成する工程と、
    該半導体基板および該受光部上に絶縁膜を形成する工程と、
    該絶縁膜上の所定位置に、該受光部により光電変換された電荷を転送するための転送電極を形成する工程とを更に有する請求項9に記載の固体撮像装置の製造方法。
  11. 前記開口部を形成する工程の後に、
    前記第2遮光膜および前記絶縁膜上を覆うように平坦化膜を堆積する工程と、
    該平坦化膜上にカラーフィルタ層を形成する工程と、
    該カラーフィルタ層上の前記受光部の鉛直上方に位置するように、該受光部に光を集光させるためのマイクロレンズを形成する工程とを更に有する請求項10に記載の固体撮像装置の製造方法。
  12. 前記第2遮光膜のグレインサイズが95nm以上100nm未満の範囲内である請求項9に記載の固体撮像装置の製造方法。
  13. 前記第1遮光膜の膜厚を10nm以上200nm以下の範囲内に設定し、前記第2遮光膜の膜厚を10nm以上300nm以下の範囲内に設定する請求項9または12に記載の固体撮像装置の製造方法。
  14. 前記金属はタングステンまたはアルミニュウムである請求項9に記載の固体撮像装置の製造方法。
  15. 前記窒素ガス流量の、前記不活性ガス流量と該窒素ガス流量との合計に対する比の値を、0.5を超え1.0未満の範囲に設定する請求項9、12および13のいずれかに記載の固体撮像装置の製造方法。
  16. 前記窒素ガス流量の、前記不活性ガス流量と該窒素ガス流量との合計に対する比の値を、0.7以上1.0未満の範囲に設定する請求項15に記載の固体撮像装置の製造方法。
  17. 前記第1遮光膜を堆積する工程は、マグネトロンスパッタにより該第1遮光膜を堆積する場合、該第1遮光膜の堆積条件は、チャンバー圧力が3mTorr〜6mTorr、窒素ガス流量の全ガス流量に対する比の値が0.7、基板温度が20℃〜30℃、DCマグネトロンパワーが2000Wに設定する請求項14に記載の固体撮像装置の製造方法。
  18. 前記第1遮光膜および前記第2遮光膜に前記開口部を形成する工程は、フォトレジスト膜をマスクとして用いて前記受光部上方の該第1遮光膜および該第2遮光膜を反応性イオンエッチングにより選択的に除去する請求項9に記載の固体撮像装置の製造方法。
  19. 請求項1〜8のいずれかに記載の金属膜の形成方法を用いて形成された金属膜。
  20. 請求項9〜18のいずれかに記載の固体撮像装置の製造方法を用いて製造された固体撮像装置。
  21. 請求項20に記載の固体撮像装置が撮像部に用いられている電子情報機器。
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