[go: up one dir, main page]

JP2006344298A - データ記録方法、データ記録装置、記録媒体、データ再生方法、およびデータ再生装置 - Google Patents

データ記録方法、データ記録装置、記録媒体、データ再生方法、およびデータ再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006344298A
JP2006344298A JP2005169144A JP2005169144A JP2006344298A JP 2006344298 A JP2006344298 A JP 2006344298A JP 2005169144 A JP2005169144 A JP 2005169144A JP 2005169144 A JP2005169144 A JP 2005169144A JP 2006344298 A JP2006344298 A JP 2006344298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
recording
rows
row
parity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005169144A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Takagi
裕司 高木
Makoto Usui
誠 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005169144A priority Critical patent/JP2006344298A/ja
Publication of JP2006344298A publication Critical patent/JP2006344298A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

【課題】積符号を用いて、POインターリーブを行った場合、記録ブロック数に依存して、POパリティ数が制限され、積符号の誤り訂正フォーマットを、媒体の生の誤り率やバースト誤り特性に応じて、自由にフォーマットできないという問題があった。
【解決手段】Qバイトの内符号(PI)パリティおよびPバイトの外符号(PO)パリティを付加しC個の(M+P)行×(N+Q)列の((M+P)×(N+Q))バイトの積符号を構成するステップと前記C個の積符号を行単位にインタリーブしB個の記録ブロックに分割するステップを有し前記C個の積符号の各行をデータとPIパリティで構成される(C×M)行をデータ行、POパリティとPIパリティで構成される(C×P)行をPO行と表現した場合前記各記録ブロックはS行のデータ行とR行(ここでは、Rは2以上の整数)のPO行で構成され、P×C=B×Rであることを特徴に備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、光ディスク等の情報記録媒体にデータを記録あるいは再生する、データ記録方法、データ記録装置、記録媒体、データ再生方法、およびデータ再生装置に関するものである。
従来、AVデータのデジタル記録を可能にしたDVDでは、データを行列状に配置し、行方向および列方向の2次元にそれぞれ誤り訂正符号化、ここでは、Reed−Solomon符号化した積符号が用いられている。
積符号は一般に、行および列のそれぞれの符号は比較的誤り訂正能力の低い符号を用いて、これを2次元に符号化することで高い誤り訂正能力を実現することが可能になる。
上記したDVDでは、行方向に172バイト、列方向に192バイトの行列状にユーザーデータを配置し、行方向に10バイトのPIパリティ、列方向に16バイトのPOパリティをそれぞれ付加し、182バイト×208バイトで一つの積符号を構成し、行方向にディスクに記録されている。
行、および列方向の符号化はそれぞれ、10バイト、および16バイトのパリティが付加されているため、符号の最小距離は、それぞれ11および17になり、それぞれ5個訂正、および8個訂正の訂正能力を有する。
さらに、訂正処理を行う際に、予め誤り位置が既知の場合、いわゆる既知の誤り位置情報を用いた消失訂正が可能であり、消失訂正を行うことで訂正個数を最大2倍まで高めることができる。
積符号の場合、行あるいは列方向の符号の訂正不能を検出することで、容易にこの誤り位置情報を得ることが出来る。例えば、訂正不能な行全体に対して訂正不能フラグを付与し、次の列方向の誤り訂正時に、消失訂正を行うことができる。
上記したDVDの例では、POパリティ数が16であるので最大16行までの消失訂正を行うことができる。
記録に際しては、上記した積符号は、16個の記録ブロックに分割記録さる。各記録ブロックは、12行のデータ行と1行のPO行で構成されるように、行単位にインターリーブされて記録されている。このような、いわゆるPOインターリーブを行うことで、各記録ブロックの構造的な同一性が確保されている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年、さらなる高密度記録のために、上記したDVDの積符号を2個用いることによって、バースト誤りに対する訂正能力を2倍にした、誤り訂正方法が提案されている。
ここでもDVDと同様に、行方向に172バイト、列方向に192バイトの行列状にユーザーデータを配置し、行方向に10バイトのPIパリティ、列方向に16バイトのPOパリティをそれぞれ付加し、182バイト×208バイトで一つの積符号を構成し、この積符号を2個用いて、行方向に、ディスクに記録されている。
記録に際しては、32個の記録ブロックに分割されており、この時、各記録ブロックは、12行のデータ行と1行のPO行で構成されるように、行単位にインターリーブされて記録されている。このような、いわゆるPOインターリーブを行うことで、DVDと同様に各記録ブロックの構造的な同一性が確保されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3071828号公報 特開2002−74862号公報
前記した誤り訂正方法では、各記録ブロックの構造的な同一性確保のために、各記録ブロックあたり1行のPO行が含まれるようにPOインターリーブされている。
例えば、特許文献1のDVDでは、16個の記録ブロックに分割するために、POパリティは、列方向に16バイト付加されている。
同様に、特許文献2の誤り訂正方法においても、32個の記録ブロックに分割するために、POパリティが列方向に16バイト付加された積符号が2個用いられている。
一般的に、情報機器においては、一つのエラー訂正ブロックを分割する記録ブロック数は、上記の例のように、16や32等の、2のべき乗であることが、データ処理の容易性から望ましい。
この結果、上記したような、各記録ブロックあたり1行のPO行が含まれるように記録ブロックを構成した場合、逆に積符号化する際の、POパリティ数が記録ブロック数に制限されるという課題があった。
つまり、POパリティ数は、積符号の訂正能力を決定する重要なパラメータの一つであり、特に、バースト訂正能力に大きく関わっているにもかかわらず、記録ブロック数と1対1に対応させなければならず、積符号の誤り訂正フォーマットを、媒体の生の誤り率やバースト誤り特性に応じて、自由にフォーマットできないという問題があった。
本発明は上記の問題を鑑み、積符号を用いて、POインターリーブを行った場合でも、POパリティ数の自由度を向上させることにより、信頼性の高いデータの記録再生を行うことを可能にするデータ記録方法、データ記録装置、記録媒体、データ再生方法、およびデータ再生装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のデータ記録方法では、C個(ここでは、Cは2以上の整数)の積符号を所定のインターリーブ規則に基づいて、B個(ここでは、Bは2以上の整数)の記録ブロックに分割して、記録媒体にデータを記録するデータ記録方法であって、C個のM行×N列の(M×N)バイトのデータに対して、行および列方向にそれぞれ、Qバイトの内符号(PI)パリティおよびPバイトの外符号(PO)パリティを付加して、C個の(M+P)行×(N+Q)列の((M+P)×(N+Q))バイトの積符号を構成する積符号化ステップと、前記C個の積符号を行単位にインターリーブして、B個の記録ブロックに分割するインターリーブステップとを有し、前記C個の積符号の各行を、データとPIパリティで構成される(C×M)行をデータ行、POパリティとPIパリティで構成される(C×P)行をPO行と表現した場合、各記録ブロックは、S行のデータ行とR行(ここでは、Rは2以上の整数)のPO行で構成され、P×C=B×Rであることを特徴に備えたものである。
また、本発明のデータ記録装置は、前記したデータ記録方法を用いて、記録媒体にデータを記録することを特徴に備えたものである。
また、本発明の記録媒体は、前記したデータ記録方法、データ記録装置を用いて、データが記録されたことを特徴に備えたものである。
また、本発明のデータ再生方法は、前記した記録媒体からデータを再生する再生方法であって、複数の記録ブロックの再生データから、C個の積符号を生成するデインターリーブステップと、前記C個の積符号の誤り訂正を行う訂正ステップとを有することを特徴に備えたものである。
また、本発明の再生装置は、前記したデータ再生方法を用いることによって、記録媒体からデータを再生することを特徴に備えたものである。
本構成により、積符号を用いて、POインターリーブを行った場合でも、POパリティ数の自由度を向上させることにより、積符号のPOパリティ数を多くすることができ、訂正能力をより高くすることを可能にできる。
本発明のデータ記録方法、データ記録装置、記録媒体、データ再生方法、データ再生装置によれば、本構成により、積符号を用いて、POインターリーブを行った場合でも、POパリティ数の自由度を向上させることにより、記録媒体の誤り率やバーストエラーの特性に応じて、POパリティ数を設定できるため、信頼性の高いデータの記録再生を行うことを可能にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるデータ記録方法のセクタデータの構成図である。
図1において、101はユーザーデータ、102はユーザーデータ101の識別情報である。ホストコンピュータから送られてきたデータあるいはMPEGの圧縮データは、データの記録の際にユーザーデータ101として、およそ4Kバイト毎に分割される。さらに各ユーザーデータ101の先頭には、各ユーザーデータが記録される記録ブロックのアドレス情報等を含む識別情報102が付加される。識別情報102には、通常アドレス情報と、誤り検出のためのCRCチェックコードが含まれ、6バイトから8バイト程度の長さで構成されている。また、識別情報102には、著作権管理のための著作権制御情報等が含まれる場合もある。ユーザーデータ101と識別情報102でセクタデータ103が構成される。
図1では、592バイト×7バイト=4144バイトでセクタデータ103が構成される。尚、ここでは、セクタデータ103は、後述するように物理的な記録ブロックに対応したデータ単位である。
一方、ホストコンピュータとの記録再生の単位としては、論理的データ単位として、例えば2Kバイトを論理セクタとする場合がある。この場合、およそ4Kバイトのセクタデータ103を2つに分割して、それぞれを論理セクタとして処理しても構わない。
本実施の形態1では、以上のおよそ4Kバイトのセクタデータ103を32個集めて、1つの誤り訂正符号化を行う。すなわち、4Kバイト×32個=128Kバイトで、誤り訂正符号の単位(ECCブロック)が構成される。
図2は、ECCブロックのデータ領域を構成する32個のセクタデータの構造図である。
図2において、セクタデータ0からセクタデータ31の32個のセクタデータは、列方向に配列され、224行、592列の行列状に配置される。201は、各セクタデータの識別情報である。
32個のセクタデータは、後述するように、4個の積符号に分割されて誤り訂正符号化される。さらに、符号化の際に、各セクタデータに対して、巡回シフト処理が行われる。これらの処理を説明するために、ここでは、各セクタデータを行方向に4分割する。例えば、セクタデータ0は、S0−0、S0−1、S0−2、S0−3に4分割される。同様に、セクタデータ1は、S1−0、S1−1、S1−2、S1−3に4分割される。以下、セクタデータ2からセクタデータ31も同様に分割される。分割された各小ブロックは、それぞれ、7行148列で構成される。
図3は、図2の32個のセクタデータに対して、巡回処理を行った後のデータ構造を説明する図である。
各セクタデータは、前記した小ブロック単位に、右方向に巡回シフトされる。
図3において、301は、右方向のシフト量を示しており、セクタデータ単位で、シフト量が異なる。302は、識別情報である。
セクタデータ0は、(0mod4)シフトする。ここで、0mod4は、0を4で割った時の剰余を意味する。この結果、セクタデータ0は巡回シフトされない。
セクタデータ1は、(3mod4)シフトする。この結果、セクタデータ1は、小ブロック単位で、3ブロック右に巡回シフトされる。すなわち、図3に示すように、セクタデータ1のS1−0は一番右端にシフトされ、S1−1は一番左端、S1−2は左から2番目、S1−3は左から3番目にシフトされている。
同様に、セクタデータ2は、(6mod4)シフトする。この結果、セクタデータ1は、小ブロック単位で、2ブロック右に巡回シフトされる。すなわち、図3に示すように、セクタデータ2のS2−0は右から2番目、S2−1は右端、S2−2は左端、S2−3は左から2番目にシフトされている。
以下、同様に各セクタデータは、セクタデータ単位に、シフト量を(3mod4)増加させながら、小ブロック単位に巡回シフトされている。
図3に示す巡回処理を行った後の、31個のセクタデータは、行方向に4分割されて、4個の積符号で誤り訂正処理される。各積符号は、列方向に7×31=216バイト、行方向に148バイトを1つのデータ領域として積符号化される。
図4は、4個の積符号の構成図である。
図4において401は列方向に誤り訂正符号化したPOパリティ、402は、行方向に誤り訂正符号化したPIパリティ、403は識別情報であり、404から407の4個の積符号に積符号化されている。
POパリティ401は、各列毎に、216バイトのデータに対して、24バイト付加されている。PIパリティは、行方向に小ブロック単位に4分割された、148バイトのデータに対して7バイト付加されている。各積符号は、パリティを含めて、248バイト×(148+7)バイトの行列状に構成されている。
以上の、PIパリティおよびPOパリティ生成のための誤り訂正符号化は、例えば公知のReed−Solomon符号で符号化される。
POパリティ401は、ここでは24バイト付加されており、例えばDVDの16バイトに対して、訂正能力を向上させることが可能になっており、積符号化することで、DVDでは、最大16行相当のバーストエラーが訂正できることに対して、最大24行相当のバーストエラーまで訂正できる。
本実施の形態1では、4個の積符号404〜407で1つのECCブロックが構成されている。これらの4個の積符号404〜407は、次にPOインターリーブされて、32個の記録ブロックに分割される。POインターリーブは、記録ブロックに分割した際に、各記録ブロックのデータ構造を同じにするために行う。
以後、1つの積符号の148+7=155バイトを行と表し、セクタデータとPIパリティ402で構成される行をデータ行、POパリティ401とPIパリティ402で構成される行をPOパリティ行と表す。
図5は、POインターリーブを説明する図である。本実施の形態1では、記録ブロックは、148+7=155バイトを1行と表す時、28行のデータ行と3行のPOパリティ行で構成される。
図5において、記録方向は、左上から横方向に1行ずつ、各行毎にそのデータ行が属する積符号を巡回シフトさせて行われ、28行のデータ行の後に、POパリティ行が3行挿入される。POパリティ行も、POパリティ行の左上から3行ずつ横方向に1行ずつ、各行毎にそのPOパリティ行が属する積符号を巡回的にシフトさせたものが挿入される。
例えば、最初の記録ブロックは、セクタデータ0を元にする28行のデータ行と、積符号404の一番上のPOパリティ行、積符号405の一番上のPOパリティ行の3行で構成される。
以上のPOインターリーブを行った結果、各記録ブロックの構造上の同一性を確保することができる。
また、積符号化に先立ち、挿入するPOパリティ行数に対応して、前記巡回処理を行うことで、POインターリーブした後に、各記録ブロックの先頭行には、識別情報503を含むデータ行を配置することが可能となっている。
また、前記したようにPOパリティ数を24バイトにすることで、訂正能力の高い符号を構成することが可能になっている。
尚、以上の巡回処理や積符号化処理やPOインターリーブ処理等は、説明上、ステップをおいて説明したが、必ずしも、同じステップである必要が無いのは明らかである。例えば、巡回処理と積符号化処理を一括して行うために、積符号化処理中のデータ取得順序を巡回処理に換算して一気に行っても良い。また、POインターリーブも図5のデータ構造そのもの行列状に新たに生成するのでなく、データの記録時に、同一構造の記録ブロックが構成できるように、メモリからの読み出し順序を適応させることでも実現可能である。
図6は以上説明した実施の形態1のデータ記録方法によってデータが記録された光ディスクの外形図である。
図6において、601は光ディスク、602は光ディスク601のスパイラル状あるいは同心円状に設けられたトラックに記録されたECCブロックである。
光ディスクでは凹凸ピットあるいは相変化材料等による濃淡のドット等でデータが記録される。一般に誤り訂正符号化されたデータは、記録時には、8/16変調等の変調符号によってデジタル変調し、さらに同期信号が付加された後に、ディスクのトラックに記録される。ここでは、変調符号による変調や同期信号は省略し、符号化データがそのまま記録されている様子を図示している。
本実施例におけるECCブロック602は、記録ブロック0から記録ブロック31までの32個の記録ブロックで構成されている。各記録ブロックは、前記したように、データ行が28行とPOパリティ行604が3行で構成されている。また、各ブロックの先頭は、識別情報605が含まれるデータ行から構成されており、各ブロックの構造上の同一性と、識別情報の周期性が確保されている。
以上説明したように、実施の形態1のデータ記録方法では、POインターリーブを行う際に、各記録ブロックに挿入されるPOパリティ行を3行にすることで積符号のPOパリティ数を多くすることができ、訂正能力をより高くすることを可能にしている。この結果、記録したデータの信頼性を向上させることが可能になっている。
また、ここでは、記録ブロックあたりのPOパリティ行を3行にしたが、積符号のPOパリティ数×積符号数=記録ブロック数×POパリティ行数の関係を満足すれば、他の組み合わせで有ってよく、記録媒体の誤り特性、あるいは訂正後に必要な誤り率に応じて、POパリティ数を変えることで訂正能力を適応させることができる。
図7は、本発明の実施の形態2における光ディスク記録再生装置の構成図であり、以上説明したデータ記録方法に従って、図6に示す光ディスクにデータを記録再生するものである。
図7において、701は光ディスク、702は半導体レーザー、および光学素子から構成される光ヘッド、703はレーザー制御や光ディスクからの再生した信号の2値化を行う記録再生回路、704は記録時には、誤り訂正符号化したデータを記録に適した形にデジタル変調し、再生時には変調された再生データをデジタル復調する変復調回路、705は媒体上の傷、埃等で生起したエラーの誤り検出訂正処理を行うための符号化/訂正回路であり、711は半導体メモリで構成され、符号化/訂正回路705の作業用に用いられるバッファメモリ、712は光ディスク記録再生装置全体を制御する制御CPUである。
以上のように構成された本実施例の光ディスク記録再生装置では、 データを光ディスク701に記録する際には、HOSTパソコンからSCSIやATAPI等のインタフェースを介して送られるユーザーデータは、IF制御回路710を経由して、バッファメモリ711に格納される。IF制御回路710は、SCSIやATAPI等の公知のプロトコルコントローラで構成される。バッファメモリ711にユーザーデータが格納される際には、ユーザーデータを記録する光ディスク上のアドレス情報が識別情報として同時に付加されて、前記した図2のデータ構造でバッファメモリ711に格納される。
次に、PI符号化/訂正回路706、およびPO符号化/訂正回路707によって4個の積符号が生成される。このとき、バッファメモリに対するメモリアドレスを前記したシフト処理に適応させることで、シフト処理と積符号の生成を同時に行うことができる。積符号の符号化処理は、公知のReed−Solomon符号化回路とシフト処理に対応したアドレス発生回路を組み合すことで、実現できる。
次にILV708によって、POインターリーブ処理を行いながら32個の記録ブロックを順次、変復調回路704に送出する。ILV708は、バッファメモリ711の読み出しアドレスを前記したPOインターリーブに適応させる。詳細は、ここでは省略する。
変復調回路704に送られた記録ブロックは、8/16変調等のデジタル変調され、さらに同期信号が付加されて、図6に示すECCブロック602として、光ディスク701に記録される。データの記録は、光ヘッド702の半導体レーザーを強度変調することで記録することができる。
一方、データを光ディスク701から再生する際には、光ディスク701に記録されたデータは、光ヘッド702から照射された半導体レーザーからのレーザービームの反射光を記録再生回路703により、アナログ信号化、増幅、2値化を行い、デジタル化された2値化デーとして変復調回路704に送出される。変復調回路704では記録の際に8/16変調等のデジタル変調された信号をデジタル復調する。デジタル復調された復調データは、符号化/訂正回路705に送出され、誤りの検出訂正処理が行われる。
ILV708は、バッファメモリ711への書き込みアドレスをPOインターリーブに対応させることで、POインターリーブのデインターリーブを行う。
積符号の誤り検出訂正処理は、PI符号化/訂正回路706とPO符号化/訂正回路707で行う。このとき、バッファメモリへのアドレスを符号化時と同様にシフト処理に対応させる。誤り訂正処理そのものは、例えば、既知のReed−Solomon符号の復号を行うことで実行される。誤り検出訂正処理された再生データは、IF制御回路710を経由してHOSTパソコンに転送される。
以上の記録あるいは再生の全体制御は制御CPU712によって制御される。また、ここでは、光ディスクのトラックに半導体レーザーの出射光を追従させるトラッキング制御回路等のサーボ回路は省略している。
以上説明したように、実施の形態2のデータ記録再生装置では、POインターリーブを行う際に、各記録ブロックに挿入されるPOパリティ行を3行にすることで積符号のPOパリティ数を多くすることができ、訂正能力をより高くすることを可能にしている。この結果、信頼性の高いデータの記録再生を行うことが可能になっている。
尚、本実施の形態では、記録再生装置の例であるが、再生装置のみや、ROMディスクのマスタリング用の記録データ発生装置であっても同様に構成できることは明らかである。
本発明のデータ記録方法、データ記録装置、記録媒体、データ再生方法、およびデータ再生装置は、光ディスクや磁気ディスク等のディスク媒体の再生装置あるいは記録再生装置として有用である。
本発明の実施の形態1におけるセクタデータの構成図 同実施の形態1のECCブロックを構成する32個のセクタデータの構造図 巡回処理を行った後のデータ構造を説明する図 4個の積符号の構成図 POインターリーブを説明する図 実施の形態1のデータ記録方法によって、データが記録された光ディスクの外形図 本発明の実施の形態2における光ディスク記録再生装置の構成図
符号の説明
101 ユーザーデータ
102,201,302,403,503,605 識別情報
103 セクタデータ
301 右シフト量
401,501 POパリティ
402,502 PIパリティ
404,405,406,407 積符号
601,701 光ディスク
602 ECCブロック
603 データ行
604 POパリティ行
702 光ヘッド
703 記録再生回路
704 変復調回路
705 符号化/訂正回路
706 PI符号化/訂正回路
707 PO符号化/訂正回路
708 ILV
710 IF制御
711 バッファメモリ
712 制御CPU

Claims (11)

  1. C個(ここでは、Cは2以上の整数)の積符号を所定のインターリーブ規則に基づいて、B個(ここでは、Bは2以上の整数)の記録ブロックに分割して、記録媒体にデータを記録するデータ記録方法であって、
    C個のM行×N列の(M×N)バイトのデータに対して、行および列方向にそれぞれ、Qバイトの内符号(PI)パリティおよびPバイトの外符号(PO)パリティを付加して、C個の(M+P)行×(N+Q)列の((M+P)×(N+Q))バイトの積符号を構成する積符号化ステップと、
    前記C個の積符号を行単位にインターリーブして、B個の記録ブロックに分割するインターリーブステップとを有し、
    前記C個の積符号の各行を、データとPIパリティで構成される(C×M)行をデータ行、POパリティとPIパリティで構成される(C×P)行をPO行と表現した場合、
    各記録ブロックは、S行のデータ行とR行(ここでは、Rは2以上の整数)のPO行で構成され、P×C=B×Rであることを特徴とするデータ記録方法。
  2. 前記各記録ブロックは、S行のデータ行、R行のPO行の順序で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のデータ記録方法。
  3. 前記各記録ブロックを構成する各行は、各行毎にその行が属する積符号を巡回的にシフトさせていることを特徴とする請求項2に記載のデータ記録方法。
  4. 前記各記録ブロックの先頭行は、前記記録ブロックの識別情報が含まれたデータ行であることを特徴とする請求項3に記載のデータ記録方法。
  5. 前記識別情報は、前記各記録ブロックの先頭に配置されることを特徴とする請求項4に記載のデータ記録方法。
  6. 前記識別情報は、前記記録媒体上で等間隔に配置されることを特徴とする請求項4に記載のデータ記録方法。
  7. C=4、P=24、B=16、R=3であることを特徴とする請求項1に記載のデータ記録方法。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のデータ記録方法を用いて、記録媒体にデータを記録することを特徴とするデータ記録装置。
  9. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のデータ記録方法、あるいは、請求項8に記載のデータ記録装置によってデータが記録されたことを特徴とする記録媒体。
  10. 請求項9に記載の記録媒体からデータを再生する再生方法であって、複数の記録ブロックの再生データから、C個の積符号を生成するデインターリーブステップと、前記C個の積符号の誤り訂正を行う訂正ステップとを有することを特徴とするデータ再生方法。
  11. 請求項10に記載の再生方法を用いることによって、記録媒体からデータを再生することを特徴とするデータ再生装置。
JP2005169144A 2005-06-09 2005-06-09 データ記録方法、データ記録装置、記録媒体、データ再生方法、およびデータ再生装置 Pending JP2006344298A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005169144A JP2006344298A (ja) 2005-06-09 2005-06-09 データ記録方法、データ記録装置、記録媒体、データ再生方法、およびデータ再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005169144A JP2006344298A (ja) 2005-06-09 2005-06-09 データ記録方法、データ記録装置、記録媒体、データ再生方法、およびデータ再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006344298A true JP2006344298A (ja) 2006-12-21

Family

ID=37641142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005169144A Pending JP2006344298A (ja) 2005-06-09 2005-06-09 データ記録方法、データ記録装置、記録媒体、データ再生方法、およびデータ再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006344298A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100312207B1 (ko) 원반형상기록매체의기록결함대체방법및원반형상기록매체기록재생장치
US7493546B2 (en) Data recording method, recording medium and reproduction apparatus
IL135253A (en) Encrypt multi-word information using word combinations
JP2012190537A (ja) 記録方法、再生方法、記録装置及び再生装置
JP2856072B2 (ja) 情報記録方法、情報再生方法および情報再生装置
KR101039223B1 (ko) 복사 방지된 광디스크의 복사방법 및 장치
JP3768149B2 (ja) 光記録媒体、データ記録装置及びデータ記録方法
JP2006344298A (ja) データ記録方法、データ記録装置、記録媒体、データ再生方法、およびデータ再生装置
JP2004146014A (ja) データ符号化復号化方法及び装置
JP3384402B2 (ja) 情報再生方法及び情報再生装置
JP3384325B2 (ja) 情報記録方法及び再生方法
KR100425294B1 (ko) 광 정보저장매체, 및 그 데이터 기록장치
JP2002367296A (ja) ディスク媒体の誤り訂正符号化方法、誤り訂正符号化回路、ディスク媒体、誤り訂正方法、および誤り訂正回路
JP3360681B2 (ja) 情報記録方法
JP2005142812A (ja) 誤り訂正方法、誤り訂正回路、および情報再生装置
WO2001050467A1 (fr) Procede de correction d'erreur, support disque et procedes d'enregistrement de disque et de reproduction de disque
JP2001148165A (ja) 光ディスクの記録方法、光ディスク記録装置、光ディスク再生装置
JP2001093234A (ja) ディスク媒体並びにその記録方法、記録装置及び再生装置
JP2002190158A (ja) ディスク媒体の誤り訂正符号化方法、光ディスク、誤り訂正方法、誤り訂正符号化回路、および誤り訂正回路
JP2002197798A (ja) ディスク媒体の誤り訂正符号化方法、光ディスク、誤り訂正方法、誤り訂正符号化回路、および誤り訂正回路
JP2002329368A (ja) ディスク媒体の誤り訂正符号化方法、誤り訂正符号化回路、ディスク媒体、誤り訂正方法、および誤り訂正回路
JP2002269921A (ja) 円盤状記録媒体記録装置及び円盤状記録媒体記録方法
JP2001155438A (ja) 情報記録フォーマット及び情報記録媒体