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JP2006337839A - 現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 Download PDF

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JP2006337839A
JP2006337839A JP2005164321A JP2005164321A JP2006337839A JP 2006337839 A JP2006337839 A JP 2006337839A JP 2005164321 A JP2005164321 A JP 2005164321A JP 2005164321 A JP2005164321 A JP 2005164321A JP 2006337839 A JP2006337839 A JP 2006337839A
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JP2005164321A
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Isaaki Kishi
勲朗 岸
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Priority to EP06008532A priority patent/EP1717644B1/en
Priority to EP11000815A priority patent/EP2363753B1/en
Priority to DE602006021255T priority patent/DE602006021255D1/de
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Abstract

【課題】 簡易な構成により、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りを抑制して、現像剤の帯電を確実に制御することにより、画像の劣化を防止することのできる、現像カートリッジ、および、その現像カートリッジを備えるプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 現像側筐体36の現像室42に、層厚規制ブレード39をトナー収容室41から仕切る板壁49を設ける。そして、板壁49の遊端部86を、板壁49の遊端部86と供給ローラ37の表面との間の最短距離Aが、層厚規制ブレード39の現像ローラ38に対する圧接部分Xと供給ローラ37の表面との間の最短距離Bより短くなるように、配置する。これによって、層厚規制ブレード39によって掻き取られた余剰の既帯電のトナーのトナー収容室41への戻りを抑制する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置、および、その画像形成装置に装備される現像カートリッジおよびプロセスカートリッジに関する。
非磁性1成分現像方式が採用されるレーザプリンタなどの画像形成装置は、静電潜像が形成される感光ドラムと、感光ドラムに形成された静電潜像にトナーを摩擦帯電して供給し、その静電潜像を現像する現像カートリッジとを備えている。
このような現像カートリッジとして、トナーを収容するトナー収容室と、供給ローラ、現像ローラおよび層厚規制ブレードを収容する現像室とを備え、それらトナー収容室と現像室とが、連通口が形成されている仕切り壁によって、区画されているものが知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
このような現像カートリッジでは、トナー収容室に収容されているトナーが、トナー収容室に設けられているアジテータによって、連通口を介して現像室に向って放出され、その放出されたトナーが、供給ローラと現像ローラとの間で摩擦帯電されながら、現像ローラに供給される。その後、摩擦帯電されながら現像ローラに供給されたトナーは、層厚規制ブレードによって、余剰のトナーが掻き取られながら、現像ローラの表面に薄層として担持される。
特開2000−275948号公報
しかし、上記した現像カートリッジでは、帯電されながら現像ローラに供給された既帯電トナーのうち、現像ローラの表面に薄層として担持されない余剰の既帯電トナーが、層厚規制ブレードによって掻き取られるので、その掻き取られた既帯電トナーが、現像室で滞留し、さらには、トナー収容室に戻されることがある。そして、現像カートリッジにおいて、そのような既帯電トナーの未帯電トナーに対する割合が増加すると、供給ローラと現像ローラとの間でトナーを摩擦帯電するときの制御が困難となり、画像の劣化を招くという不具合を生じる。すなわち、一旦帯電された既帯電トナーは、可能なかぎり迅速に現像に供することが望まれる。
本発明の目的は、簡易な構成により、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りを抑制して、現像剤の帯電を確実に制御することにより、画像の劣化を防止することのできる、現像カートリッジ、および、その現像カートリッジを備えるプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、現像カートリッジであって、現像剤を収容する現像剤収容室と、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に、前記現像剤収容室に収容された現像剤を帯電させながら供給する供給手段と、前記現像剤担持体に圧接され、前記現像剤担持体に担持される現像剤の層厚を規制するための層厚規制手段と、前記現像剤収容室と前記層厚規制手段との間に、前記層厚規制手段を前記現像剤収容室から仕切るように設けられ、前記供給手段に近接する側の端部と前記供給手段との間の距離が、前記層厚規制手段の前記現像剤担持体に対する圧接部分と前記供給手段との間の距離よりも短くなるように、配置されている壁部と、を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、現像剤収容室と層厚規制手段との間には、壁部が、層厚規制手段を現像剤収容室から仕切るように設けられており、その壁部は、供給手段に近接する側の端部と供給手段との間の距離が、層厚規制手段の現像剤担持体に対する圧接部分と供給手段との間の距離よりも短くなるように、配置されている。そのため、層厚規制手段の現像剤担持体に対する圧接部分において、層厚を規制するために、層厚規制手段によって余剰の現像剤が掻き取られても、その掻き取られた現像剤を、層厚規制手段と壁部との間に残留させて、再度、層厚規制手段の圧接によって、現像剤担持体に担持させることができる。その結果、層厚規制手段によって掻き取られた現像剤、つまり、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りを抑制することができるので、現像剤の帯電を確実に制御することができ、画像の劣化を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記現像剤収容室と、前記現像剤担持体、前記供給手段および前記層厚規制手段を収容する現像室と、前記現像剤収容室と前記現像室とを区画し、これらを連通する連通口が形成される隔壁とが形成される筐体を備え、前記壁部は、前記現像室に形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、層厚規制手段によって掻き取られた現像剤、つまり、既帯電の現像剤が、層厚規制手段と壁部との間から流出したとしても、隔壁によって、その既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りが抑制される。そのため、既帯電の現像剤を現像室で保持することができ、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りを、より一層抑制することができる。その結果、現像剤の帯電をより確実に制御することができ、画像の劣化をより一層防止することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記壁部は、前記筐体に連結される基端部、および、前記供給手段に近接する側の端部であって、前記現像剤収容室と前記現像室との隣接方向において、前記層厚規制手段の前記現像剤担持体に対する圧接部分と前記供給手段の前記現像剤収容室側端部との間に配置される遊端部と、を有していることを特徴としている。
このような構成によると、層厚規制手段によって掻き取られた現像剤、つまり、既帯電の現像剤が、壁部を伝って壁部の遊端部から流出しようとしても、壁部の遊端部は、現像剤収容室と現像室との隣接方向において、層厚規制手段の現像剤担持体に対する圧接部分と、供給手段の現像剤収容室側端部との間に配置されているので、流出しようとする既帯電の現像剤は、再度、供給手段に接触して、その供給手段によって、現像剤担持体に供給される。そのため、既帯電の現像剤を、層厚規制手段と壁部との間に確実に残留させることができ、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りをより確実に抑制することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記現像剤担持体は、前記現像剤収容室と前記現像室との隣接方向において、前記供給手段に対して前記現像剤収容室の反対側で、前記供給手段と対向配置されており、前記層厚規制手段は、その取付け部が、前記壁部の基端部と同一側で前記筐体に支持され、その先端部が、前記壁部に近接するように配置され、前記先端部には、前記現像剤担持体に圧接する圧接部分が設けられており、その取付け部からその先端部に向かって、次第に前記壁部に近接するよう延設されていることを特徴としている。
このような構成によると、層厚規制手段は、取付け部から先端部に向かって、次第に壁部に近接するよう延設され、層厚規制手段の先端部に設けられる圧接部分が、壁部に近接するように配置されている。そのため、圧接部分において、層厚規制手段によって掻き取られた現像剤、つまり、既帯電の現像剤が、壁部の遊端部から現像剤収容室へ向って流出することを、確実に防止することができる。そのため、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りを、より一層抑制することができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記現像剤担持体は、前記供給手段から供給された現像剤が、前記供給手段側を移動して前記層厚規制手段の前記現像剤担持体に対する圧接部分に到達するように回転され、前記供給手段は、前記現像剤担持体との対向部分において、前記現像剤担持体と反対方向に回転することを特徴としている。
このような構成によると、供給手段が、現像剤担持体との対向部分において現像剤担持体と反対方向に回転するので、現像剤を確実に摩擦帯電させることができる。また、現像剤担持体は、供給された現像剤が供給手段側を移動して圧接部分に到達するように回転されるので、層厚規制手段によって掻き取られた現像剤、つまり、既帯電の現像剤を、その供給手段によって、再度、現像剤担持体に戻しやすくすることができるとともに、現像剤収容室に収容されている未帯電の現像剤を、現像剤担持体へ供給しやすくすることができる。
また、請求項6に記載の発明は、プロセスカートリッジであって、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像カートリッジと、前記現像カートリッジに設けられる前記現像剤担持体からの現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、を備えていることを特徴としている。
このプロセスカートリッジは、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りを抑制することにより、現像剤の帯電を確実に制御することができる現像カートリッジを備えているので、像担持体の静電潜像を正確に現像して、精度のよい現像剤像を形成することができる。
また、請求項7に記載の発明は、画像形成装置であって、請求項6に記載のプロセスカートリッジと、前記プロセスカートリッジに設けられる前記像担持体に担持される現像剤像が転写された記録媒体を定着させるための定着手段と、を備えていることを特徴としている。
この画像形成装置では、像担持体によって、記録媒体に精度のよい現像剤像を転写して、定着手段によって、その現像剤像を記録媒体に定着させることができるので、高画質の画像を形成することができる。
また、請求項8に記載の発明は、画像形成装置であって、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像カートリッジと、前記現像カートリッジに設けられる前記現像剤担持体からの現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体に担持される現像剤像が転写された記録媒体を定着させるための定着手段と、を備えていることを特徴としている。
この画像形成装置では、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りを抑制することにより、現像剤の帯電を確実に制御することができる現像カートリッジを備えているので、像担持体の静電潜像を正確に現像して、精度のよい現像剤像を形成することができる。そのため、定着手段によって、その現像剤像を記録媒体に定着させることができるので、高画質の画像を形成することができる。
また、請求項9に記載の発明は、画像形成装置であって、現像剤を収容する現像剤収容室と、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に、前記現像剤収容室に収容された現像剤を帯電させながら供給する供給手段と、前記現像剤担持体に圧接され、前記現像剤担持体に担持される現像剤の層厚を規制するための層厚規制手段と、前記現像剤収容室と前記層厚規制手段との間に、前記層厚規制手段を前記現像剤収容室から仕切るように設けられ、前記供給手段に近接する側の端部と前記供給手段との間の距離が、前記層厚規制手段の前記現像剤担持体に対する圧接部分と前記供給手段との間の距離よりも短くなるように、配置されている壁部と、前記現像剤担持体からの現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体に担持される現像剤像が転写された記録媒体を定着させるための定着手段と、を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、現像剤収容室と層厚規制手段との間には、壁部が、層厚規制手段を現像剤収容室から仕切るように設けられており、その壁部は、供給手段に近接する側の端部と供給手段との間の距離が、層厚規制手段の現像剤担持体に対する圧接部分と供給手段との間の距離よりも短くなるように、配置されている。そのため、層厚規制手段の現像剤担持体に対する圧接部分において、層厚を規制するために、層厚規制手段によって余剰の現像剤が掻き取られても、その掻き取られた現像剤を、層厚規制手段と壁部との間に残留させて、再度、層厚規制手段の圧接によって、現像剤担持体に担持させることができる。その結果、層厚規制手段によって掻き取られた現像剤、つまり、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りを抑制することができるので、現像剤の帯電を確実に制御することができ、画像の劣化を防止することができる。そして、像担持体の静電潜像を正確に現像して、精度のよい現像剤像を形成することができる。そのため、像担持体によって、記録媒体に精度のよい現像剤像を転写して、定着手段によって、その現像剤像を記録媒体に定着させることができるので、高画質の画像を形成することができる。
請求項1に記載の発明によれば、層厚規制手段によって掻き取られた現像剤、つまり、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りを抑制することができるので、現像剤の帯電を確実に制御することができ、画像の劣化を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、現像剤の帯電をより確実に制御することができ、画像の劣化をより一層防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、既帯電の現像剤を、層厚規制手段と壁部との間に確実に残留させることができ、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りをより確実に抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、既帯電の現像剤の現像剤収容室への戻りを、より一層抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、現像剤を確実に摩擦帯電させることができる。また、既帯電の現像剤を、その供給手段によって、再度、現像剤担持体に戻しやすくすることができるとともに、現像剤収容室に収容されている未帯電の現像剤を、現像剤担持体へ供給しやすくすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、像担持体の静電潜像を正確に現像して、精度のよい現像剤像を形成することができる。
請求項7に記載の発明によれば、高画質の画像を形成することができる。
請求項8に記載の発明によれば、像担持体の静電潜像を正確に現像して、精度のよい現像剤像を形成することができ、高画質の画像を形成することができる。
請求項9に記載の発明によれば、高画質の画像を形成することができる。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図、図2は、図1に示すレーザプリンタの現像カートリッジの側断面図、図3は、図2に示す現像カートリッジの側断面において、供給ローラ、現像ローラ、層厚規制ブレードおよび板壁がそれぞれ互いに近接している部分の拡大図、図4は、図2に示す現像カートリッジの側断面における、A−A矢視断面図である。図5は、図2に示す現像カートリッジにおいて、上蓋を開放した状態での、前方からの斜視図である。
このレーザプリンタ1は、図1に示すように、本体ケーシング2と、その本体ケーシング2内に収容される、記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2の一方側の側壁には、後述するプロセスカートリッジ20を着脱するための着脱口6が形成されており、その着脱口6を開閉するためのフロントカバー7が設けられている。このフロントカバー7は、その下端部に挿通されたカバー軸8に回動自在に支持されている。これによって、フロントカバー7を、カバー軸8を支点として閉じると、フロントカバー7によって着脱口6が閉鎖され、フロントカバー7を、カバー軸8を支点として開くと、着脱口6が開放され、この着脱口6を介して、プロセスカートリッジ20を本体ケーシング2に対して着脱させることができる。
なお、以下の説明では、プロセスカートリッジ20が本体ケーシング2に装着された状態において、フロントカバー7が設けられる側を「前側」とし、その反対側を「後側」とする。
(2)フィーダ部
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に、前後方向に沿って着脱自在に装着される給紙トレイ9と、給紙トレイ9の前端部の上方に設けられる分離ローラ10および分離パッド11と、分離ローラ10の後側(分離パッド11に対して用紙3の搬送方向上流側)に設けられる給紙ローラ12とを備えている。また、フィーダ部4は、分離ローラ10の前側上方(分離ローラ10に対して用紙3の搬送方向下流側)に設けられる紙粉取りローラ13と、その紙粉取りローラ13に対向配置されるピンチローラ14とを備えている。
また、用紙3の給紙側搬送経路は、紙粉取りローラ13の近傍から略U字形状に後側へ折り返され、さらに搬送方向下流側であって、プロセスカートリッジ20の下方において、フィーダ部4には、1対のローラからなるレジストローラ15が備えられている。
給紙トレイ9の内部には、用紙3を積層状に載置可能な用紙押圧板16が設けられている。この用紙押圧板16は、後端部において揺動可能に支持されることによって、前端部が下方に配置され、給紙トレイ9の底板に沿う載置位置と、前端部が上方に配置され、傾斜する供給位置との間で揺動可能とされている。
また、給紙トレイ9の前端部には、用紙押圧板16の前端部を上方に持ち上げるためのレバー17が設けられている。このレバー17は、用紙押圧板16の前端部下方位置において、後端部がレバー軸18にて揺動自在に支持され、前端部が給紙トレイ9の底板に伏した伏臥姿勢と、前端部が用紙押圧板16を持ち上げた傾斜姿勢との間で揺動可能とされている。そして、レバー軸18に駆動力が入力されると、レバー17がレバー軸18を支点として回転し、レバー17の前端部が用紙押圧板16の前端部を持ち上げ、用紙押圧板16を供給位置に移動させる。
用紙押圧板16が供給位置に位置されると、用紙押圧板16上の最上位の用紙3は、給紙ローラ12に押圧され、給紙ローラ12の回転によって、分離ローラ10と分離パッド11との間の分離位置に向けて給紙が開始される。
なお、給紙トレイ9を本体ケーシング2から離脱させると、用紙押圧板16が載置位置に位置される。用紙押圧板16が載置位置に位置されると、用紙押圧板16上に用紙3を積層状に載置することができる。
給紙ローラ12によって分離位置に向けて送り出された用紙3は、分離ローラ10の回転によって、分離ローラ10と分離パッド11との間に挟まれたときに、1枚ごとに捌かれて給紙される。給紙された用紙3は、紙粉取りローラ13とピンチローラ14との間を通過し、そこで紙粉が取り除かれた後、U字状の給紙側搬送経路に沿って折り返され、レジストローラ15に向けて搬送される。
レジストローラ15は、用紙3を、レジスト後に、像担持体としての感光ドラム28と転写ローラ31との間であって、感光ドラム28上のトナー像を用紙に転写する転写位置に搬送する。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部19、プロセスカートリッジ20および定着手段としての定着部21を備えている。
(a)スキャナ部
スキャナ部19は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源、回転駆動されるポリゴンミラー22、fθレンズ23、反射鏡24、レンズ25および反射鏡26を備えている。レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー22で偏向されてfθレンズ23を通過した後、反射鏡24によって光路が折り返され、さらにレンズ25を通過した後、反射鏡26によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、プロセスカートリッジ20の感光ドラム28の表面上に照射される。
(b)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ20は、本体ケーシング2内におけるスキャナ部19の下方に設けられ、本体ケーシング2に対して着脱口6を介して着脱自在に装着されている。
このプロセスカートリッジ20は、ドラムカートリッジ27と、そのドラムカートリッジ27に着脱自在に装着される現像カートリッジ30とを備えている。
(b−1)ドラムカートリッジ
ドラムカートリッジ27は、ドラム側筐体76と、そのドラム側筐体76内に設けられる、感光ドラム28、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ31およびクリーニング部材32とを備えている。
感光ドラム28は、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体33と、このドラム本体33の軸心において、ドラム本体33の軸方向に沿って延びる金属製のドラム軸34とを備えている。ドラム軸34がドラム側筐体76に支持され、このドラム軸34に対してドラム本体33が回転自在に支持されることにより、感光ドラム28は、ドラム側筐体76において、ドラム軸34を中心に回転自在に設けられている。また、感光ドラム28は、図示しないモータからの駆動力が入力されることにより、回転駆動される。
スコロトロン型帯電器29は、感光ドラム28の後側斜め上方において、ドラム側筐体76に支持されており、感光ドラム28と接触しないように間隔を隔てて、感光ドラム28と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器29は、感光ドラム28と間隔を隔てて対向配置された放電ワイヤ74と、放電ワイヤ74と感光ドラム28との間に設けられ、放電ワイヤ74から感光ドラム28への電荷量を制御するためのグリッド75とを備えている。
このスコロトロン型帯電器29では、グリッド75にバイアス電圧を印加すると同時に、放電ワイヤ74に高電圧を印加して、放電ワイヤ74をコロナ放電させることにより、感光ドラム28の表面を一様に正極性に帯電させる。
転写ローラ31は、ドラム側筐体76において、感光ドラム28の下方に設けられ、感光ドラム28と上下方向において対向して接触し、感光ドラム28との間にニップを形成するように配置されている。この転写ローラ31は、金属製の転写ローラ軸56と、その転写ローラ軸56を被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラ57とを備えている。転写ローラ軸56は、ドラム側筐体76に、回転自在に支持されている。転写ローラ31は、図示しないモータからの駆動力が入力されることにより、回転駆動される。また、転写ローラ31には、転写時に転写バイアスが印加される。
クリーニング部材32は、ドラム側筐体76に組み付けられ、感光ドラム28の後側において、感光ドラム28と対向配置されている。クリーニング部材32は、感光ドラム28に付着した紙粉を捕捉するためのクリーニングブラシ65と、そのクリーニングブラシ65を、クリーニングブラシ65に対して感光ドラム28の反対側(後側)で支持する支持プレート66とを備えている。
クリーニングブラシ65は、導電性を有する繊維状の多数のブラシ毛が植設された不織布からなり、支持プレート66に両面テープにより貼着されている。このクリーニングブラシ65は、感光ドラム28と対向して接触するように配置されている。
支持プレート66は、クリーニングブラシ65を支持した状態でドラム側筐体76に支持されている。
(b−2)現像カートリッジ
現像カートリッジ30は、図1に示すように、ドラム側筐体76に着脱自在に装着される。そのため、この現像カートリッジ30は、プロセスカートリッジ20が本体ケーシング2に装着された状態で、フロントカバー7の開閉により着脱口6を介してプロセスカートリッジ20に対して着脱させることで、本体ケーシング2に対して着脱させることができる。
現像カートリッジ30は、図2に示すように、現像側筐体36と、その現像側筐体36内に設けられる、現像剤担持体としての現像ローラ38、供給手段としての供給ローラ37、層厚規制手段としての層厚規制ブレード39および壁部としての板壁49とを備えている。
(b−2−i)現像側筐体
現像側筐体36は、図2および図5に示すように、上蓋70と筐体本体87とを備え、後側が開放されるボックス状に形成されており、その後側の開放された部分が後側開口部94として形成されている。
後側開口部94は、後述する取付部材109のバックサポート部材111、両側壁69の後端縁および底壁71の後端縁によって区画され、幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向。以下同じ。)に延び、背面視略矩形状に開口されている。
上蓋70は、後述する現像剤収容室としてのトナー収容室41および現像室42の上方を閉鎖し、平面視平板状に形成されており、後述する、上側の隔壁40、板壁49ならびに複数の前後方向リブ88および幅方向リブ89を一体的に備えている。
前後方向リブ88は、上蓋70が筐体本体87と組み合わされた状態(図2)において、上蓋70に対して前後方向に平行な板状をなし、図5に示すように、上蓋70の、現像側筐体36の内部に面する下側表面上に、幅方向に間隔を隔てて複数並列配置されている。複数の前後方向リブ88のうち、上蓋70の幅方向中央に最も近接配置される2本の前後方向リブ88の前端部には、上蓋70の前端縁に近接する前側突出部90がそれぞれ設けられている。
また、複数の前後方向リブ88のうち、上蓋70の幅方向両端縁に最も近接する2本の前後方向リブ88は、前後方向途中に段部91が設けられており、その段部91を境として、前側から後側へ向けて段付きの幅狭形状に形成されており、各後端部には、上蓋70の後端縁に近接する後側突出部93がそれぞれ設けられている。また、上蓋70の幅方向両端縁に最も近接する2本の前後方向リブ88において、前側から後側へ向けて段付きの幅狭形状となる部分には、幅方向外側に突出する側方突出部100がそれぞれ設けられている。
幅方向リブ89は、上蓋70が筐体本体87と組み合わされた状態(図2)において、上蓋70に対して幅方向に平行な板状をなし、図5に示すように、前後方向リブ88に直交するように、上蓋70の、現像側筐体36の内部に面する下側表面上に、前後方向に間隔を隔てて複数並列配置されている。
筐体本体87は、前壁72、両側壁69、底壁71およびブレード取付部73を一体的に備えており、上側に上蓋70が被せられる上側開口部95が形成されている。
前壁72は、トナー収容室41の前側を閉鎖し、正面視平板状をなし、図2に示すように、上蓋70の前端部から下方に延びるように形成されている。
両側壁69は、トナー収容室41および現像室42の側方を閉鎖し、板状に形成されている。両側壁69は、後述するアジテータ回転軸46、供給ローラ軸50および現像ローラ軸52を回転自在に支持している。
底壁71は、トナー収容室41および現像室42の下方を閉鎖し、前側底壁77、中央底壁78および後側底壁79を一体的に備えている。
前側底壁77は、トナー収容室41内のアジテータ45の回転軌跡に沿う断面略半円弧状に形成されている。
中央底壁78は、前側底壁77の後側に配置され、現像室42内の供給ローラ37に沿う断面略半円弧状に形成されている。
後側底壁79は、中央底壁78の後側に配置され、前側から後側へ向かって下方に傾斜する舌板状に形成されている。
ブレード取付部73は、両側壁69の後端縁上側の間に架設されるように、幅方向にわたって延設されており、その断面が下方に向かって幅狭となる三角形状に形成され、その後端面が、上端から下端に向かって、斜め下方前側に傾斜する傾斜面として、形成されている。
上側開口部95は、上蓋70において、互いに直交する前後方向リブ88および幅方向リブ89により形成される碁盤格子の最外縁と嵌合するよう、上面視、その最外縁に近似した形状に形成されている。そのため、上蓋70を筐体本体87に組み付けたときに、上蓋70の幅方向両端縁に最も近接する2本の前後方向リブ88の段部91が遊嵌される、嵌合段部96が、上側開口部95の側方を形成する両側壁69に、それぞれ形成されている。
上蓋70は、図2および図5に示すように、その後端縁と、2つの後側突出部93とでそれぞれ形成される鉤部を、ブレード取付部73の上面および前面により形成される断面L字状エッジの幅方向両端部に係止することにより、上蓋70の後端縁と筐体本体87の後端縁とを、組み付けにおいて位置決めする。そして、その鉤部とそのエッジとの当接点を中心に、矢印(図5にて図示)の方向に上蓋70を回動させ、筐体本体87の上側開口部95に、互いに直交する前後方向リブ88および幅方向リブ89により形成される碁盤格子の最外縁を嵌め込むことで、上蓋70は筐体本体87に組み付けられる。
このように組み付けられると、後側突出部93がブレード取付部73に当接することにより、上蓋70と筐体本体87とが後側にて位置決めされるとともに、上蓋70の幅方向端縁に最も近接する2本の前後方向リブ88にそれぞれ設けられた側方突出部100が筐体本体87の両側壁69の内面に当接することにより、上蓋70と筐体本体87との幅方向での位置決めがなされ、さらに、上蓋70の幅方向中央における2本の前後方向リブ88の前端部にそれぞれ設けられた前側突出部90が、筐体本体87の前壁72の内面上側に当接することにより、上蓋70と筐体本体87とが前側にて位置決めされ、上蓋70と筐体本体87とは、双方の間に遊びなく組み合わされる。
また、この現像側筐体36には、現像カートリッジ30およびプロセスカートリッジ20を着脱するときに把持される把持部80が設けられている。把持部80は、現像側筐体36の前壁72の上部から前方に向かって突出するように形成されている。
また、現像側筐体36の一方の側壁69には、アジテータ回転軸46、供給ローラ軸50および現像ローラ軸52を回転駆動するためのギヤ機構部81と、このギヤ機構部81を覆うギヤカバー82とが設けられている。
現像側筐体36内には、隔壁40と、その隔壁40によって仕切られるトナー収容室41および現像室42とが設けられている。
隔壁40は、現像側筐体36の前後方向途中に配置され、現像側筐体36内を前後方向に仕切っており、また、隔壁40の上下方向途中には、トナー収容室41と現像室42とを連通する、連通口43が形成されている。なお、下側の隔壁40は、前側底壁77と中央底壁78との連結部分によって形成されている。上側の隔壁40は、上蓋70において幅方向にわたって設けられ、下側の隔壁40に対して、連通口43を上下方向に挟んで対向配置され、上蓋70に接続される側の端部(基端部)が、上蓋70の前後方向において、上蓋70の幅方向端縁に最も近接する2本の前後方向リブ88の各段部91にほぼ一致し、かつ、上蓋70から上下方向に沿って、下方に向かって延びるように形成されている。
(b−2−ii)トナー収容室
トナー収容室41は、図2に示すように、隔壁40によって仕切られた現像側筐体36の前側の内部空間として区画されている。トナー収容室41内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが収容されている。トナーには、重合性単量体、たとえば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などによって共重合させることにより得られる重合トナーが用いられる。この重合トナーは、略球状をなし、流動性が極めて良好であり、高画質の画像形成を達成することができる。
なお、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合され、また、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。トナーの平均粒径は、約6〜10μmである。
また、トナー収容室41には、このトナー収容室41を区画する現像側筐体36の側壁69に、トナーを充填するためのトナー供給口が形成されており、そのトナー供給口がトナーキャップ35によって閉鎖されている。
また、トナー収容室41には、現像側筐体36の両側壁69に、トナーの残量を検知するためのトナー検知用窓44が形成されている。このトナー検知用窓44は、隔壁40の近傍において、現像側筐体36の両側壁69に、幅方向に沿って対向するように形成されている。各トナー検知用窓44は、現像側筐体36の側壁69に透明な円板を埋設することにより形成されている。
また、トナー収容室41内には、トナーを攪拌するためのアジテータ45が設けられている。このアジテータ45は、アジテータ回転軸46と、攪拌部材47とを備えている。
アジテータ回転軸46は、トナー収容室41のほぼ中央において、現像側筐体36の両側壁69に回転自在に支持されており、攪拌部材47は、アジテータ回転軸46に設けられている。アジテータ回転軸46には図示しないモータからの駆動力が入力され、攪拌部材47が回転駆動される。
また、アジテータ45には、ワイパ48が設けられている。このワイパ48は、アジテータ回転軸46の軸方向両端部に取り付けられている。各ワイパ48は、アジテータ回転軸46が回転すると、アジテータ回転軸46を中心として、トナー収容室41を周方向に移動して、現像側筐体36の両側壁69に設けられている各トナー検知窓44を払拭する。これによって、各トナー検知窓44が、各ワイパ48によって清掃される。
(b−2−iii)現像室
現像室42は、隔壁40によって仕切られた現像側筐体36の後側の内部空間として区画されており、現像室42内には、供給ローラ37、現像ローラ38および層厚規制ブレード39が収容され、板壁49が設けられている。
供給ローラ37は、現像室42の中央底壁78の上において、連通口43の後側であって、その上端が下側の隔壁40の上端よりも下方に配置されており、さらには、現像ローラ38に対して斜め下方前側において対向配置されている。
供給ローラ37は、金属製の供給ローラ軸50と、その供給ローラ軸50を被覆する導電性の発泡材料からなるスポンジローラ51とを備えており、現像ローラ38と互いに圧縮されるように接触した状態で、現像側筐体36の両側壁69に支持されている。すなわち、現像側筐体36の両側壁69には、幅方向において互いに対向する挿通孔122が設けられており、その挿通孔122に供給ローラ軸50が挿通され、供給ローラ37が現像側筐体36に回転自在に支持されている。
供給ローラ37は、図示しないモータの駆動力が、供給ローラ軸50に入力されることにより、現像ローラ38との接触部分において、図2中反時計回り、つまり、現像ローラ38の回転方向と反対方向に回転駆動される。
現像ローラ38は、現像室42の後側底壁79の上において、トナー収容室41と現像室42との隣接方向、つまり前後方向において、供給ローラ37に対してトナー収容室41の反対側、つまり後側で、供給ローラ37に対して斜め上方後側において対向配置され、供給ローラ37と互いに圧縮されるように接触した状態で設けられている。
この現像ローラ38は、供給ローラ37の上端に対して、その上側略半分部分が上方に配置されている。
この現像ローラ38は、供給ローラ37よりも大径に形成され、金属製の現像ローラ軸52と、その現像ローラ軸52を被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラ53とを備えている。ゴムローラ53は、詳細には、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムから形成され、その表面には、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。現像ローラ軸52は、現像室42における現像側筐体36の両側壁69に支持されている。
現像ローラ38は、現像側筐体36内から後側開口部94を介して現像側筐体36外へ突出するように、現像側筐体36の両側壁69に支持されている。
すなわち、現像側筐体36の両側壁69の後端部には、幅方向において互いに対向する挿通孔121が設けられており、その挿通孔121に現像ローラ軸52が挿通され、ゴムローラ53の上下方向中央部が現像側筐体36内から後側開口部94を介して現像側筐体36外へ最も突出するように、現像ローラ38が現像側筐体36に回転自在に支持されている。
現像ローラ38は、図示しないモータの駆動力が、現像ローラ軸52に入力されることにより、図2中反時計回りに回転駆動される。また、現像ローラ38には、現像時に現像バイアスが印加される。
層厚規制ブレード39は、現像室42において、現像ローラ38の上方であって、幅方向の両端側が筐体本体87の両側壁69の後端側で支持されるブレード取付部73に設けられ、後述する板壁49の後側に配置されている。
層厚規制ブレード39は、金属製で、かつ正面視矩形状(図4参照)の板ばね材からなるブレード本体54と、そのブレード本体54の先端部である下端部84に設けられる絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部55とを備えている。
この層厚規制ブレード39は、図4に示すように、ブレード取付部73の後端面に沿って幅方向にわたって設けられている。また、図2に示すように、ブレード本体54の取付け部である上端部83が、幅方向の両端側が筐体本体87の両側壁69の後端側で支持されるブレード取付部73の後端面において、シール部材110を介して取付部材109によって固定されている。
シール部材110は、ブレード取付部73の後端面と取付部材109との間に配置され、それらの間からのトナー漏れを防止する。
取付部材109は、板状のフロントサポート部材115、断面略L字形状のバックサポート部材111および組みねじ112を備えている。フロントサポート部材115は、シール部材110の後側に配置されている。フロントサポート部材115の後側には、ブレード本体54の上端部83が配置され、バックサポート部材111は、ブレード本体54の上端部83の後側に配置されている。そして、組みねじ112は、バックサポート部材111、ブレード本体54の上端部83およびフロントサポート部材115を前後方向に貫通して、それらを一体的に固定している。そして、ブレード本体54の上端部83は、固定ねじ130により、取付部材109とともにシール部材110を挟んでブレード取付部73に固定されている。
ブレード本体54は、その上端部83が、斜め下方前側に傾斜する傾斜面として形成されているブレード取付部73の後端面に支持されていることから、先端部としての下端部84が、上端部83から供給ローラ37に向かって斜め下方前側に延び、現像ローラ38と板壁49との間において、現像ローラ38および板壁49に近接するように配置されている。これによって、層厚規制ブレード39は、その上端部83から下端部84に向かって、斜め下方前側に延び、次第に板壁49に近接するように延設されている。
押圧部55は、ブレード本体54の下端部84の後面に幅方向にわたって設けられている。この押圧部55は、ブレード本体54の弾性力によって後側に付勢され、現像ローラ38と供給ローラ37との接触部分に対して上方やや斜め後側において、現像ローラ38のゴムローラ53の表面に圧接されている。
板壁49は、現像室42において、現像側筐体36の上蓋70と一体的に形成されており、前後方向における層厚規制ブレード39と隔壁40との間にあって、供給ローラ37の上方に配置されている。この板壁49は、図4に示すように、正面視矩形板状をなし、現像室42において、層厚規制ブレード39をトナー収容室41から仕切るように、幅方向にわたって設けられている。板壁49の基端部85(上端部)は、現像側筐体36の上蓋70における上側の隔壁40と、ブレード取付部73との間に連結されている。
板壁49の基端部85は、上蓋70の下側表面に連結されており、板壁49の遊端部86(下端部)は、その基端部85から供給ローラ37に向かって上下方向に沿って下方に延び、前後方向において、層厚規制ブレード39の押圧部55の、現像ローラ38に対する圧接部分X(図3参照)と、供給ローラ37の前端部との間、より具体的には、上下方向において供給ローラ37のスポンジローラ51と重なる位置に配置されている。
これによって板壁49は、その上端部から下端部に向かって、その遊端部86が層厚規制ブレード39の押圧部55と供給ローラ37とに近接するように、上下方向に沿って下方に延び、その遊端部86が、上下方向において押圧部55よりも下方であって、供給ローラ37と間隔を隔てて配置される。また、層厚規制ブレード39と板壁49とは、共に上端部83および基端部85が上蓋70に支持されるとともに、下端部84および遊端部86が供給ローラ37に向かって延びており、上蓋70、層厚規制ブレード39および板壁49により、下方(供給ローラ37)に向かって幅狭となる断面略三角形状が形成されている。なお、層厚規制ブレード39の下端部84と板壁49の遊端部86とは、前後方向においてわずかに間隔が隔てられている。
そして、板壁49の遊端部86は、図3に示すように、板壁49の遊端部86と供給ローラ37のスポンジローラ51の表面との間の最短距離Aが、層厚規制ブレード39の押圧部55の現像ローラ38に対する圧接部分Xと供給ローラ37のスポンジローラ51の表面との間の最短距離Bよりも短くなるように、配置されている。
したがって、図4に示すように、板壁49の遊端部86は、層厚規制ブレード39の押圧部55の現像ローラ38に対する圧接部分Xよりも下方に位置している。
(b−3)現像転写動作
図示しないモータからの駆動力が、アジテータ回転軸46に入力されると、アジテータ回転軸46が、図2中時計回りに回転され、攪拌部材47が、アジテータ回転軸46を中心として、トナー収容室41を周方向に移動する。そうすると、トナー収容室41内のトナーが、攪拌部材47によって攪拌され、連通口43から、現像室42に向かって放出される。
連通口43から現像室42に向かって放出されたトナーは、供給ローラ37の回転により、現像ローラ38に供給され、このとき、互いに反対方向に回転する供給ローラ37と現像ローラ38との間で正極性に摩擦帯電される。供給ローラ37から供給されたトナーは、現像ローラ38上において、現像ローラ38の回転に伴って供給ローラ37側を移動して、層厚規制ブレード39の押圧部55の現像ローラ38に対する圧接部分Xに到達する。圧接部分Xにおいて、トナーは、押圧部55と現像ローラ38のゴムローラ53の表面との間に進入して、その余剰分が押圧部55によって掻き取られて、一定厚さの薄層に規制され、現像ローラ38のゴムローラ53の表面に担持される。
一方、図1に示すように、感光ドラム28の表面は、その感光ドラム28の回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器29により一様に正極性に帯電された後、スキャナ部19からのレーザビームの高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ38の回転により、現像ローラ38上に担持されかつ正極性に帯電されているトナーが、感光ドラム28に対向して接触するときに、感光ドラム28の表面上に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正極性に帯電されている感光ドラム28の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム28の静電潜像は、可視像化(現像)され、感光ドラム28の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光ドラム28の表面上に担持されたトナー像は、レジストローラ15によって搬送されてくる用紙3が、感光ドラム28と転写ローラ31との間の転写位置を通過する間に、転写ローラ31に印加される転写バイアスによって、用紙3に転写される。トナー像が転写された用紙3は、定着部21に搬送される。
なお、転写後に感光ドラム28の表面に残存する転写残トナーは、現像ローラ38で回収される。また、転写後に感光ドラム28の表面に付着する用紙3からの紙粉は、クリーニング部材32のクリーニングブラシ65によって、感光ドラム28の表面から除去される。
(c)定着部
定着部21は、図1に示すように、プロセスカートリッジ20の後側に設けられ、プロセスカートリッジ20の感光ドラム28と略前後方向に間隔を隔てて配置されている。この定着部21は、定着フレーム59と、その定着フレーム59内に、加熱ローラ60および加圧ローラ61とを備えている。
加熱ローラ60は、表面がフッ素樹脂によってコーティングされている金属管と、その金属管内に挿入されている加熱のためのハロゲンランプとを備えている。この加熱ローラ60は、図示しないモータからの駆動力が入力されることによって回転駆動される。
加圧ローラ61は、加熱ローラ60の下方において、加熱ローラ60を押圧するように対向配置されている。この加圧ローラ61は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆するゴム材料からなるゴムローラとを備えている。加圧ローラ61は、加熱ローラ60の回転駆動に従って従動される。
定着部21では、転写位置において用紙3上に転写されたトナー像を、用紙3が加熱ローラ60と加圧ローラ61との間を通過する間に熱定着させる。トナー像が定着した用紙3は、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ62に向かって搬送される。
定着部21から排紙トレイ62までの用紙3の排紙側搬送経路は、定着部21から略U字状に前側へ折り返されている。この排紙側搬送経路において、途中には搬送ローラ63が、下流側端部には排紙ローラ64が、それぞれ設けられている。
定着部21において熱定着された用紙3は、排紙側搬送経路に搬送され、搬送ローラ63によって排紙ローラ64に搬送された後、排紙ローラ64によって、排紙トレイ62上に排紙される。
2.本実施形態の作用効果
上記したように、この現像カートリッジ30では、板壁49が、層厚規制ブレード39と隔壁40との間であって、供給ローラ37の上方において、層厚規制ブレード39をトナー収容室41から仕切るように配置されている。そして、板壁49の遊端部86は、板壁49の遊端部86と供給ローラ37のスポンジローラ51の表面との間の最短距離Aが、層厚規制ブレード39の押圧部55の現像ローラ38に対する圧接部分Xと供給ローラ37のスポンジローラ51の表面との間の最短距離Bより短くなるように、配置されている。
そのため、接触部分において、互いに反対方向に回転する供給ローラ37と現像ローラ38との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ38の回転に伴って、層厚規制ブレード39の押圧部55の現像ローラ38に対する圧接部分Xに到達した既帯電のトナーのうちの一部が、その圧接部分Xにおいて、一定厚さのトナーの薄層を形成するために層厚規制ブレード39によって、余剰の既帯電のトナーとして掻き取られても、その掻き取られたトナーを、層厚規制ブレード39と板壁49との間に残留させて、再度、層厚規制ブレード39で圧接させることによって、現像ローラ38に担持させることができる。
その結果、簡易な構成により、層厚規制ブレード39によって掻き取られた余剰の既帯電のトナーの、トナー収容室41への戻りを抑制することができるので、トナーの帯電を確実に制御することができ、画像の劣化を防止することができる。
また、この現像カートリッジ30には、トナー収容室41と現像室42とを仕切る隔壁40が、現像側筐体36の前後方向途中に配置されており、板壁49が、現像室42に配置されている。これにより、層厚規制ブレード39によって掻き取られた余剰の既帯電のトナーが、層厚規制ブレード39と板壁49との間から流出したとしても、隔壁40によって、その流出した既帯電のトナーのトナー収容室41への戻りが抑制される。
そのため、既帯電のトナーを現像室42で保持することができ、既帯電のトナーのトナー収容室41への戻りを、より一層抑制することができる。その結果、簡易な構成により、トナーの帯電をより確実に制御することができ、画像の劣化をより一層防止することができる。
また、この板壁49は、その基端部85が、現像側筐体36の上蓋70に連結されるとともに、その遊端部86が、前後方向において、層厚規制ブレード39の押圧部55の現像ローラ38に対する圧接部分Xと、供給ローラ37の前端部との間に配置されている。
これによると、層厚規制ブレード39によって掻き取られた余剰の既帯電のトナーが、板壁49を伝って板壁49の遊端部86から前方へ流出しようとしても、再度、供給ローラ37に接触して、その供給ローラ37によって、現像ローラ38に供給される。そのため、簡易な構成により、既帯電のトナーを、層厚規制ブレード39と板壁49との間に確実に残留させることができ、既帯電のトナーのトナー収容室41への戻りをより確実に抑制することができる。
また、この現像カートリッジ30では、層厚規制ブレード39は、その上端部83からその下端部84に向かって、次第に板壁49に近接するように延設され、その下端部84に設けられている押圧部55がブレード本体54の弾性力によって現像ローラ38のゴムローラ53上に圧接されている。そのため、簡易な構成により、層厚規制ブレード39の押圧部55の現像ローラ38に対する圧接部分Xにおいて、層厚規制ブレード39の押圧部55によって掻き取られた余剰の既帯電のトナーが、板壁49の遊端部86からトナー収容室41へ向って流出することを、確実に防止できる。そのため、既帯電のトナーのトナー収容室41への戻りを、より一層抑制することができる。
また、この現像カートリッジ30の現像側筐体36において、上蓋70には、複数の前後方向リブ88と幅方向リブ89とが互いに直交する碁盤格子を形成するように設けられており、さらに、上蓋70の幅方向中央に最も近接する2本の前後方向リブ88の前端部には、上蓋70の前端縁に近接する前側突出部90がそれぞれ設けられており、上蓋70の幅方向端縁に最も近接する2本の前後方向リブ88には、段部91および側方突出部100がそれぞれ設けられており、さらにその後端部には後側突出部93がそれぞれ設けられている。
そのため、前側突出部90と、側方突出部100と、後側突出部93とが、筐体本体87の上側開口部95の内周面にそれぞれ当接することで、前後方向リブ88と幅方向リブ89とにより形成された碁盤格子の最外縁が上側開口部95に嵌合し、上蓋70を筐体本体87に精度良く組み付けることができ、上蓋70に備えられた板壁49を、上記した、現像側筐体36内の所望の位置に精度よく配置させることができる。
特に、上蓋70の幅方向端縁に最も近接する2本の前後方向リブ88の後端部にそれぞれ設けられた後側突出部93は、ブレード取付部73の幅方向両端部、すなわちブレード取付部73が両側壁69に支持される位置であり、幅方向中央部に対して剛性が高い位置にて当接されるため、位置決めが安定し、上蓋70の筐体本体87への取り付け精度の向上を図ることができる。
また、上蓋70の幅方向中央に最も近接する2本の前後方向リブ88の前端部にそれぞれ設けられた前側突出部90は、前壁72の幅方向中央部、すなわち両側壁69に支持される両端部に比べて剛性が低く撓みやすい位置にて、前壁72に当接するため、前壁72の幅方向中央部での撓みを防止することができる。
また、上蓋70と筐体本体87とのそれぞれの当接箇所は、厳重な寸度管理が必須であるが、上記したように、局所的であるため、管理にかける労力を減少することができる。
また、この現像カートリッジ30では、供給ローラ37は、現像ローラ38との接触部分において、現像ローラ38の回転方向と反対方向に回転するので、トナーを確実に摩擦帯電させることができる。また、現像ローラ38は、供給ローラ37から供給されたトナーが、供給ローラ37側を移動して、層厚規制ブレード39の押圧部55の現像ローラ38に対する圧接部分Xに到達するように、上側半分部分においては、前側から後側に向かって移動するように、回転される。そして、供給ローラ37は、現像ローラ38に対して、接触部分において反対方向に回転するので、上側半分部分においては、現像ローラ38と同様に、前側から後側に向かって移動する。そのため、層厚規制ブレード39によって掻き取られた余剰の既帯電のトナーを、供給ローラ37によって、再度、現像ローラ38に戻しやすくすることができるとともに、トナー収容室41に収容されている未帯電のトナーを、現像ローラ38へ供給しやすくすることができる。
そして、このプロセスカートリッジ20およびレーザプリンタ1では、上記したように、層厚規制ブレード39によって掻き取られた余剰の既帯電のトナーのトナー収容室41への戻りを抑制して、トナーの帯電を確実に制御することにより、画像の劣化を防止することができる現像カートリッジ30を備えているので、感光ドラム28の静電潜像を正確に現像して、精度の良いトナー像を形成することができ、高画質の画像形成を達成することができる。
3.変形例
上記した実施形態では、ドラムカートリッジ27に現像カートリッジ30を着脱自在に装着させて、プロセスカートリッジ20とし、そのプロセスカートリッジ20を本体ケーシング2に着脱自在に装着させているが、本発明の画像形成装置は、たとえば、ドラムカートリッジ27がなく、本体ケーシング2に、感光ドラム28、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ31およびクリーニング部材32などを設けて、その本体ケーシング2に現像カートリッジ30を着脱自在に装着させるものや、ドラムカートリッジ27および現像カートリッジ30がなく、本体ケーシング2に、感光ドラム28、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ31およびクリーニング部材32などを設けるとともに、トナー収容室41、現像ローラ38、供給ローラ37、層厚規制ブレード39および板壁49を設けているものも含まれる。
本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図1に示すレーザプリンタの現像カートリッジの側断面図である。 図2に示す現像カートリッジの側断面において、供給ローラ、現像ローラ、層厚規制ブレードおよび壁がそれぞれ互いに近接している部分の拡大図である。 図2に示す現像カートリッジの側断面における、A−A矢視断面図である。 図2に示す現像カートリッジにおいて、上蓋を開放した状態での、前方からの斜視図である。
符号の説明
1 レーザプリンタ
3 用紙
20 プロセスカートリッジ
21 定着部
28 感光ドラム
30 現像カートリッジ
36 現像側筐体
37 供給ローラ
38 現像ローラ
39 層厚規制ブレード
40 隔壁
41 トナー収容室
42 現像室
43 連通口
49 板壁
83 上端部
84 下端部
85 基端部
86 遊端部

Claims (9)

  1. 現像剤を収容する現像剤収容室と、
    現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に、前記現像剤収容室に収容された現像剤を帯電させながら供給する供給手段と、
    前記現像剤担持体に圧接され、前記現像剤担持体に担持される現像剤の層厚を規制するための層厚規制手段と、
    前記現像剤収容室と前記層厚規制手段との間に、前記層厚規制手段を前記現像剤収容室から仕切るように設けられ、前記供給手段に近接する側の端部と前記供給手段との間の距離が、前記層厚規制手段の前記現像剤担持体に対する圧接部分と前記供給手段との間の距離よりも短くなるように、配置されている壁部と、
    を備えていることを特徴とする、現像カートリッジ。
  2. 前記現像剤収容室と、前記現像剤担持体、前記供給手段および前記層厚規制手段を収容する現像室と、前記現像剤収容室と前記現像室とを区画し、これらを連通する連通口が形成される隔壁とが形成される筐体を備え、
    前記壁部は、前記現像室に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の現像カートリッジ。
  3. 前記壁部は、
    前記筐体に連結される基端部と、
    前記供給手段に近接する側の端部であって、前記現像剤収容室と前記現像室との隣接方向において、前記層厚規制手段の前記現像剤担持体に対する圧接部分と前記供給手段の前記現像剤収容室側端部との間に配置される遊端部と、
    を有していることを特徴とする、請求項1または2に記載の現像カートリッジ。
  4. 前記現像剤担持体は、前記現像剤収容室と前記現像室との隣接方向において、前記供給手段に対して前記現像剤収容室の反対側で、前記供給手段と対向配置されており、
    前記層厚規制手段は、その取付け部が、前記壁部の基端部と同一側で前記筐体に支持され、その先端部が、前記壁部に近接するように配置され、前記先端部には、前記現像剤担持体に圧接する圧接部分が設けられており、その取付け部からその先端部に向かって、次第に前記壁部に近接するよう延設されていることを特徴とする、請求項3に記載の現像カートリッジ。
  5. 前記現像剤担持体は、前記供給手段から供給された現像剤が、前記供給手段側を移動して前記層厚規制手段の前記現像剤担持体に対する圧接部分に到達するように回転され、
    前記供給手段は、前記現像剤担持体との対向部分において、前記現像剤担持体と反対方向に回転することを特徴とする、請求項4に記載の現像カートリッジ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の現像カートリッジと、
    前記現像カートリッジに設けられる前記現像剤担持体からの現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、
    を備えていることを特徴とする、プロセスカートリッジ。
  7. 請求項6に記載のプロセスカートリッジと、
    前記プロセスカートリッジに設けられる前記像担持体に担持される現像剤像が転写された記録媒体を定着させるための定着手段と、
    を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  8. 請求項1ないし5のいずれかに記載の現像カートリッジと、
    前記現像カートリッジに設けられる前記現像剤担持体からの現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に担持される現像剤像が転写された記録媒体を定着させるための定着手段と、
    を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  9. 現像剤を収容する現像剤収容室と、
    現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に、前記現像剤収容室に収容された現像剤を帯電させながら供給する供給手段と、
    前記現像剤担持体に圧接され、前記現像剤担持体に担持される現像剤の層厚を規制するための層厚規制手段と、
    前記現像剤収容室と前記層厚規制手段との間に、前記層厚規制手段を前記現像剤収容室から仕切るように設けられ、前記供給手段に近接する側の端部と前記供給手段との間の距離が、前記層厚規制手段の前記現像剤担持体に対する圧接部分と前記供給手段との間の距離よりも短くなるように、配置されている壁部と、
    前記現像剤担持体からの現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に担持される現像剤像が転写された記録媒体を定着させるための定着手段と、
    を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
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