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JP2006337791A - 投射型映像表示装置、それに用いる光学ユニット及び偏光分離用部材 - Google Patents

投射型映像表示装置、それに用いる光学ユニット及び偏光分離用部材 Download PDF

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JP2006337791A JP2005163649A JP2005163649A JP2006337791A JP 2006337791 A JP2006337791 A JP 2006337791A JP 2005163649 A JP2005163649 A JP 2005163649A JP 2005163649 A JP2005163649 A JP 2005163649A JP 2006337791 A JP2006337791 A JP 2006337791A
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啓 安達
Koji Hirata
浩二 平田
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Abstract

【課題】
投射型映像表示装置において、表示映像のコントラストと明るさとを改善可能な技術を提供する。
【解決手段】
ライトバルブに対する入射光または出射光を偏光分離する偏光分離部として、プリズム材の間に形成される偏光分離面の、光の入射角が小さい軸方向(Y軸方向)のF値を、入射角が大きい軸方向(X'軸方向またはZ'軸方向)のF値よりも小さくし、該入射角が小さい軸方向に光を傾斜させて入射させる構成とし、偏光分離面に対する光の入射角変化量を小さい値に抑え、偏光分離性能を最良範囲に維持した状態で該偏光分離面への光の取り込み量を増大可能にする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、投射型映像表示装置に関し、特に、液晶パネル等のライトバルブに照射される光及び該ライトバルブで変調された光を偏光分離する偏光分離技術に関する。
本発明に関連した従来技術としては、例えば、特開2001−142028号公報(特許文献1)に記載されたものがある。該公報には、偏光分離手段として、2つの直角プリズムの界面に誘電体多層膜である偏光ビームスプリッタ(Polarized Beam Splitter)(以下、PBSという)が形成されたPBSプリズムが記載されている。
特開2001−142028号公報
例えば、上記特開2001−142028号公報記載のような偏光分離部材としてPBSプリズムを用いて明るさを向上させる場合には、入射光線のF値を小さくしてPBSプリズムへの光の取り込み量を増加させることが考えられる。光の取り込み量を大きくするためにPBSプリズムを全体的に大きくすることは、装置のコンパクト化の点から好ましくない。また、入射光線のF値を小さくしてPBSプリズムへの光の取り込み量を大きくすると、上記PBS膜面への光の入射角が大きくなり、コントラストが低下する。PBS膜面には最適な光線入射角があり、例えば光軸とPBS膜面の法線とで形成される面(主入射面)において、PBS膜面に略45°以外の角度で光が入射されると、コントラストの低下が大きくなるおそれがある。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、投射型映像表示装置において、表示映像の明るさを一層増大させるとともに所定のコントラスト性能を確保可能にすることである。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、明るく高画質の映像を表示可能な投射型映像表示技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、偏光分離部材の偏光分離面に入射される入射光のF値を、その入射光の軸方向に応じて異ならせたものである。具体的には、入射光の光軸に直交し、かつ該光軸と上記偏光分離面の法線とを含む平面と直交する第1方向のF値を、上記入射光の光軸に直交し、かつ該光軸と上記偏光分離面の法線とを含む平面と平行な第2方向のF値よりも小さくしたことを特徴とするものである。上記偏光分離面が長方形の場合は、上記入射光の、該長方形の長辺方向のF値を、該長方形の短辺方向のF値よりも小さくする。
本発明者らは、上記第1方向において上記偏光分離面への光入射角が変化したときのコントラスト低下量は、上記第2の方向において上記偏光分離面への光入射角が変化したときのコントラスト低下量よりも小さいことを見出した。すなわち、本発明は、このような知見に為されたものであり、偏光分離面への入射光の、上記第2方向のF値に対し、上記第1方向のF値を小さくすることで、コントラストの低下を抑えつつ光の取り込み量を増加したものである。これにより、偏光分離面に対する光の入射角変化量を小さい値に抑え、偏光分離性能を最良範囲に維持した状態で該偏光分離面への光の取り込み量を増大可能にする。偏光分離性能を最良範囲に維持することで映像のコントラスト性能の確保が可能となり、光の取り込み量を増大させることで映像の明るさを増大させることが可能となる。
このとき、上記偏光分離部の光入射面のアスペクト比を16:9(すなわち16/9)よりも大きくする。これによって、上記第1方向の光取り込み量が増加する。この光入射面のアスペクト比は、18:9(18/9)以上で、かつ24:9(24/9)以下であることが好ましい。
本発明によれば、投射型映像表示技術において、簡易な構成下で、映像のコントラスト性能を確保した状態で明るさの増大を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態につき、図面を用いて説明する。なお、全図面において同じ構成・機能の構成要素には同一の符号を付す。
図1〜図4は、本発明の実施例としての投射型映像表示装置の説明図である。本実施例は、ライトバルブとして反射型液晶パネルを用いた投射型映像表示装置(液晶プロジェクタ装置)の場合の例である。図1は、本発明の実施例としての投射型映像表示装置の構成例図、図2は、図1の投射型映像表示装置における偏光分離部と色合成部の結合構成の外観図、図3は、図2に示す偏光分離部を形成する偏光分離用部材の外観図、図4は、図1の投射型映像表示装置の偏光分離部における光の入射角の説明図である。
図1の投射型映像表示装置において、11は光源、12は放物反射面形状のリフレクタ、13は、紫外線を除去するための紫外線カットフィルタ、14、15は、集光と平行光化を行うためのコリメートレンズ、16は、複数の矩形状のレンズセルにより構成され複数の2次光源像を形成するための第1のマルチレンズアレイ、17は、複数の矩形状のレンズセルにより構成され、第1のマルチレンズアレイ16の個々のレンズセル像を結像させるための第2のマルチレンズアレイ、18は、入射した光の偏光方向を揃え、P偏光光またはS偏光光として出射させる偏光変換部としての偏光変換素子、19、25、26、37は集光レンズ、21は、色分離部としての赤色光反射用ダイクロイックミラー、22は、同じく色分離部としての緑色光反射用ダイクロイックミラー、35はリレーレンズ、36はフィールドレンズ、29は全反射ミラー、33は、赤色光中の赤外線を除去するための赤外線カットフィルタ、51は、赤色光用のライトバルブとしての赤色光用の反射型液晶パネル、52は、緑色光用のライトバルブとしての緑色光用の反射型液晶パネル、53は、青色光用のライトバルブとしての青色光用の反射型液晶パネル、71は、透過する赤色光の偏光方向を揃える赤色光用の1/4波長位相差板、72は、同緑色光用の1/4波長位相差板、73は、同青色光用の1/4波長位相差板、41は、入射した光を偏光分離する赤色光用の偏光分離部、42は、同緑色光用の偏光分離部、43は、同青色光用の偏光分離部、41a、41bは、赤色光用の偏光分離部41におけるプリズム材、411は、赤色光用の偏光分離部41において偏光分離面を形成する偏光分離膜、42a、42bは、緑色光用の偏光分離部42におけるプリズム材、421は、緑色光用の偏光分離部42において偏光分離面を形成する偏光分離膜、43a、43bは、青色光用の偏光分離部43におけるプリズム材、431は、青色光用の偏光分離部43において偏光分離面を形成する偏光分離膜、401は、赤色光用の1/2波長位相差板、403は、青色光用の1/2波長位相差板、80は、色合成部としてのクロスダイクロイックプリズム、801、802はそれぞれ、クロスダイクロイックプリズム80のダイクロイック膜、90は、色合成された光をスクリーン等に拡大投射するための投射レンズユニット、100は、映像信号に応じて上記反射型液晶パネル51、52、53のそれぞれを駆動する駆動回路である。
赤色光用の偏光分離部41は、上記赤色光用の反射型液晶パネル51に照射される光及び該反射型液晶パネル51で変調された光をその赤色光用の偏光分離膜411の偏光分離面により偏光分離する。すなわち、赤色光反射用ダイクロイックミラー21によって分離された赤色光を偏光分離膜411で反射して反射型液晶パネル51に照射し、この反射型液晶パネル51から反射された赤色光をクロスダイクロイックプリズムへ導く。緑色光用の偏光分離部42は、上記緑色光用の反射型液晶パネル52に照射される光及び該反射型液晶パネル52で変調された光をその緑色光用の偏光分離膜421の偏光分離面により偏光分離する。すなわち、緑色光反射用ダイクロイックミラー22によって分離された赤色光を偏光分離膜421で反射して反射型液晶パネル52に照射し、この反射型液晶パネル52から反射された緑色光をクロスダイクロイックプリズムへ導く。青色光用の偏光分離部43は、上記青色光用の反射型液晶パネル53に照射される光及び該反射型液晶パネル53で変調された光をその青色光用の偏光分離膜431の偏光分離面により偏光分離する。すなわち、緑色光反射用ダイクロイックミラー22を透過した青色光を偏光分離膜431で反射して反射型液晶パネル53に照射し、この反射型液晶パネル53から反射された青色光をクロスダイクロイックプリズムへ導く。
本実施例では、それぞれの偏光分離膜411、421、431の偏光分離面は、各偏光分離面内において、入射光の第1方向(光の入射角が小さい軸方向)、すなわち図1におけるY軸方向のF値が、入射光の第2方向(光の入射角が大きい軸方向)、すなわち図1におけるZ'軸方向またはX'軸方向のF値よりも小さくされている。換言すると、上記第1方向は、上記入射光の光軸に直交し、かつ該光軸と上記偏光分離面の法線とを含む平面(YZ平面)と直交する方向(Y軸方向)であり、上記第2方向は、上記入射光の光軸に直交し、該光軸と上記偏光分離面の法線とを含む平面(YZ平面)と平行な方向(Z軸方向)である。
上述したように、本発明者らは、上記第1方向において上記偏光分離面への光入射角が変化したときのコントラスト低下量は、上記第2の方向において上記偏光分離面への光入射角が変化したときのコントラスト低下量よりも小さいことを見出した。すなわち、本発明は、このような知見に為されたものであり、偏光分離面への入射光の、上記第2方向のF値に対し、上記第1方向のF値を小さくすることで、コントラストの低下を抑えつつ光の取り込み量を増加したものである。つまり、本実施形態は、光取り込み角が大きくてもコントラストへの影響が少ない第1方向のF値を小さくすることで、コントラスト低下を抑制して明るさを向上させるものである。第2方向については、光取り込み角が大きくなるとコントラストへの影響が大きくなる。このため、第2方向においては、光取り込み角はあまり大きくしないほうが好ましい。
本実施例では、それぞれの偏光分離面が長方形または略長方形の形状(以下、これらを長方形という)の場合において、偏光分離膜411では、偏光分離面の該長方形の長辺方向をY軸方向、短辺方向をX'軸方向とされ、該長方形の長辺方向のF値が、該短辺の方向のF値よりも小さくされる。偏光分離膜421及び偏光分離膜431では、偏光分離面の該長方形の長辺方向をY軸方向、短辺の方向をZ'軸方向とされ、該長方形の長辺の方向のF値が、該短辺方向のF値よりも小さくされている。具体的には、それぞれの各偏光分離膜411、421、431が、各偏光分離面を、長辺方向の長さと短辺方向の長さとの比が、上記各反射型液晶パネル51、52、53のパネル面における該当方向(パネル面が長方形の場合は、偏光分離膜の長辺方向がパネル面の長辺方向に該当し、偏光分離膜の短辺方向がパネル面の短辺方向に該当する)の長さの比よりも大きくなるようにされている。
偏光分離膜411、421、431は、例えば、誘電体多層膜や有機多層膜から成る従来構成のものなどであってもよいし、または他の構成のものであってもよい。各偏光分離面が格子構造とされ、該格子構造に基づく回折で光が偏光分離されるようにしてもよい。
上記図1の構成において、光源11から出射した光は、放物反射面形状のリフレクタ12で反射され、紫外線カットフィルタ13に入射する。紫外線カットフィルタ13で紫外線を除去された光は、コリメートレンズ14、15で平行光化され、第1のアレイレンズ16、第2のアレイレンズ17を通って、複数の2次光源像を結像する。該結像光は、偏光変換素子18に入射され、該偏光変換素子18内で偏光ビームスプリッタ(図示なし)により白色光のP偏光光とS偏光光とに分離され、同じく該偏光変換素子18内で1/2波長位相差板(図示なし)により、該分離されたP偏光光が偏光方向を回転されてS偏光光とされ、上記偏光ビームスプリッタで分離されたS偏光光と併せ、集光レンズ19を経て赤色光反射用ダイクロイックミラー21に入射される。該赤色光反射用ダイクロイックミラー21では、その色分離膜において、白色光のS偏光光のうち赤色光のS偏光光が反射され、緑色光+青色光のS偏光光が透過される。反射された赤色光のS偏光光は、リレーレンズ35を経て全反射ミラー29で反射され、フィールドレンズ36、赤外線吸収フィルタ33、集光レンズ37を通って赤色光用の偏光分離部41に入射される。
赤色光用の偏光分離部41内では、該赤色光のS偏光光は、赤色光用の偏光分離膜411の偏光分離面で反射される。該反射された赤色光のS偏光光は、赤色光用の1/4波長位相差板71で偏光方向を揃えられ、赤色光用の反射型液晶パネル51に照射される。駆動回路100により駆動される該反射型液晶パネル51では、該照射された赤色光のS偏光光が映像信号に応じて変調されかつ反射されて、赤色光のP偏光光として出射される。該出射された赤色光のP偏光光は、1/4波長位相差板71を通った後、再び偏光分離部41に入射される。該赤色光用の偏光分離部41内では、該赤色光のP偏光光は、赤色光用の偏光分離膜411の偏光分離面を透過する。該透過した該赤色光のP偏光光は、偏光分離部41内のプリズム材41b部分を経て該偏光分離部41から出射され、1/2波長位相差板401を通過するときS偏光光に変換され、クロスダイクロイックプリズム80に入射される。該クロスダイクロイックプリズム80内では、該赤色光のS偏光光はダイクロイック膜801で反射される。上記赤色光用の偏光分離膜411の偏光分離面に入射される上記赤色光のS偏光光及びP偏光光はともに、該偏光分離面の法線に対して、光の取り込み角が例えば約±10°で該偏光分離面に入射される。これにより、該偏光分離面への光の取り込み量が増大するようにされる。Y軸方向では取り込み角を例えば10°としても、光取り込み角と該偏光分離面の法線となす角は、後述するように入射角45°から約0.9°以内の変化に抑えられる。従って、偏光分離膜411の偏光分離面における偏光分離性能は最良範囲内に維持される。
一方、赤色光反射用ダイクロイックミラー21を透過した緑色光+青色光のS偏光光は、緑色光反射用ダイクロイックミラー22に入射する。該緑色光反射用ダイクロイックミラー22では、その色分離膜において、該緑色光のS偏光光が反射され、青色光のS偏光光が透過される。反射された緑色光のS偏光光は、集光レンズ26を通って緑色光用の偏光分離部42に入射される。該緑色光用の偏光分離部42では該緑色光のS偏光光は、緑色光用の偏光分離膜421の偏光分離面で反射される。該反射された緑色光のS偏光光は、緑色光用の1/4波長位相差板72で偏光方向を揃えられ、緑色光用の反射型液晶パネル52に照射される。駆動回路100により駆動される該反射型液晶パネル52では、該照射された緑色光のS偏光光が映像信号に応じて変調されかつ反射され、緑色光のP偏光光として出射される。該出射された緑色光のP偏光光は、1/4波長位相差板72を通った後、再び偏光分離部42に入射される。該緑色光用の偏光分離部42内では、該緑色光のP偏光光は、緑色光用の偏光分離膜421の偏光分離面を透過する。該透過した該緑色光のP偏光光は、偏光分離部42内のプリズム材42b部分を経て該偏光分離部42から出射され、クロスダイクロイックプリズム80に入射される。該クロスダイクロイックプリズム80内では、該緑色光のP偏光光はダイクロイック膜801、802を透過する。上記緑色光用の偏光分離膜421の偏光分離面に入射される上記緑色光のS偏光光及びP偏光光はともに、上記赤色光の場合と同様に、該偏光分離面の法線に対して、光の取り込み角が例えば約±10°で該偏光分離面に入射される。これにより、該偏光分離面への光の取り込み量が増大するようにされる。Y軸方向では取り込み角を例えば10°としても、光取り込み角と該偏光分離面の法線となす角は、後述するように入射角45°から約0.9°以内の変化に抑えられる。従って、偏光分離膜411の偏光分離面における偏光分離性能は最良範囲内に維持される。
また、緑色光反射用ダイクロイックミラー22を透過した青色光のS偏光光は、集光レンズ25を通り、青色光用の偏光分離部43に入射される。該青色光用の偏光分離部43内では、該青色光のS偏光光は、青色光用の偏光分離膜431の偏光分離面で反射される。該反射された青色光のS偏光光は、青色光用の1/4波長位相差板73で偏光方向を揃えられ、青色光用の反射型液晶パネル53に照射される。駆動回路100で駆動される該反射型液晶パネル53では、該照射された青色光のS偏光光が映像信号に応じて変調されかつ反射され、青色光のP偏光光として出射される。該出射された青色光のP偏光光は、1/4波長位相差板73を通った後、再び偏光分離部43に入射される。該青色光用の偏光分離部43内では、該青色光のP偏光光は、青色光用の偏光分離膜431の偏光分離面を透過する。該透過した該青色光のP偏光光は、1/2波長位相差板403を通過するときS偏光光に変換され、偏光分離部43内のプリズム材部分を経て該偏光分離部43から出射され、クロスダイクロイックプリズム80に入射される。該クロスダイクロイックプリズム80内では、該青色光のS偏光光はダイクロイック膜802で反射される。上記青色光用の偏光分離膜431の偏光分離面に入射される上記青色光のS偏光光及びP偏光光はともに、上記赤色光や緑色光の場合と同様に、該偏光分離面の法線に対して、光の取り込み角が例えば約±10°で該偏光分離面に入射される。これにより、該偏光分離面への光の取り込み量が増大するようにされる。Y軸方向では取り込み角を例えば10°としても、光取り込み角と該偏光分離面の法線となす角は、後述するように入射角45°から約0.9°以内の変化に抑えられる。従って、偏光分離膜411の偏光分離面における偏光分離性能は最良範囲内に維持される。
上記クロスダイクロイックプリズム80内では、上記偏光分離部41から出射された赤色光のS偏光光と、上記偏光分離部42から出射された緑色光のP偏光光と、上記偏光分離部43から出射された青色光のS偏光光とが互いに色合成され、白色光の光学像光として出射される。該出射された光学像光は投射レンズユニット90に入射され、スクリーン等に拡大投射されて映像表示が行われる。このとき、クロスダイクロイックプリズム80の出射面に1/4波長位相差板を設けて、青、赤、緑の色光全てを円偏光にすると、スクリーン等での反射むらを軽減することが可能となる。
以下の説明中で用いる上記図1の構成要素には、該図1で用いた符号と同じ符号を付して用いる。また、以下、図2〜図4に対しても上記図1の場合と同じ座標軸を用いて説明する。
図2は、図1の投射型映像表示装置における偏光分離部41、42、43と、色合成部としてのクロスダイクロイックプリズム80との結合構成を示す外観図である。
図2において、a、b、cはそれぞれ、赤色光用の偏光分離部41の外形寸法であって、aはX軸方向の外形寸法、bはY軸方向の外形寸法、cはZ軸方向の外形寸法、a、b、cはそれぞれ、緑色光用の偏光分離部42の外形寸法であって、aはZ軸方向の外形寸法、bはY軸方向の外形寸法、cはX軸方向の外形寸法、a、b、cはそれぞれ、青色光用の偏光分離部43の外形寸法であって、aはX軸方向の外形寸法、bはY軸方向の外形寸法、cはZ軸方向の外形寸法、d、e、fはそれぞれ、クロスダイクロイックプリズム80の外形寸法であって、dはX軸方向の外形寸法、eはY軸方向の外形寸法、fはZ軸方向の外形寸法である。赤色光用の偏光分離部41の偏光分離膜411は、XY平面、YZ平面のそれぞれに対し45°傾斜した状態でプリズム材41a、41b間に配され、Y軸方向に長さbの長辺を有し、X'軸方向に長さ21/2の短辺を有する偏光分離面を表面に形成している。緑色光用の偏光分離部42の偏光分離膜421は、Yc平面、XY平面のそれぞれに対し45°傾斜した状態でプリズム材42a、42b間に配され、Y軸方向に長さbの長辺を有し、Z'軸方向に長さ21/2の短辺を有する偏光分離面を表面に形成している。また、青色光用の偏光分離部43の偏光分離膜431は、XY平面、YZ平面のそれぞれに対し45°傾斜した状態でプリズム材43a、43b間に配され、Y軸方向に長さbの長辺を有し、Z'軸方向に長さ21/2の短辺を有する偏光分離面を表面に形成している。外形寸法a、a、aは互いに略等しく、b、b、bも互いに略等しく、c、c、cも互いに略等しく、d、fも互いに略等しく、また、dはa、aのいずれよりも大きく、fはaよりも大きく、eはb、b、bのいずれよりも大きくされている。また、赤色光用の偏光分離部41においては、b>21/2、緑色光用の偏光分離部42においては、b>21/2、青色光用の偏光分離部43においては、b>21/2の関係を満たしている。
また、クロスダイクロイックプリズム80に対し、赤色光用の偏光分離部41は、プリズム材41bが1/2波長位相差板401を介して結合され、緑色光用の偏光分離部42は、プリズム材42bが直接的に結合され、青色光用の偏光分離部43は、プリズム材43bが1/2波長位相差板403(図1参照)を介して結合される。赤色光用の偏光分離部41の偏光分離膜411の上記偏光分離面は、該クロスダイクロイックプリズム80に対し、ダイクロイック膜802の膜面に平行になるように配され、緑色光用の偏光分離部42の偏光分離膜421の上記偏光分離面及び青色光用の偏光分離膜431の上記偏光分離面は、ダイクロイック膜801の膜面と平行になるように配されている。
図3は、図2に示す偏光分離部を形成する偏光分離用部材の外観図である。本図3では、赤色光用の偏光分離部41を形成する偏光分離用部材の外観図を示す。緑色光用の偏光分離部42を形成する偏光分離用部材、青色光用の偏光分離部43を形成する偏光分離用部材も、基本的にこれと同様の構成である。
図3において、集光レンズ37(図1参照)側からほぼX軸方向に沿って入射した赤色光のS偏光光Aは、赤色光用の偏光分離膜411の偏光分離面でほぼZ軸方向に沿って反射される。ここで、偏光分離部の光入射面は、反射型液晶パネルの表示面のアスペクト比よりも大きくされる。反射型液晶パネルの表示面のアスペクト比が、ワイドなアスペクト比(すなわち16:9)を有する場合、偏光分離部の光入射面のアスペクト比はこれよりも大きくされている。具体的には、そのアスペクト比は、18/9以上であり25/9以下とすることが好ましい。この上限の数値は、上記第2方向のF値と第1方向のF値との比率により求められる。例えば、第2方向のF値と第1方向のF値との比率の上限を約1.4とすると、1.4×16/9=22.4だが、ここでは、若干のマージンを考慮して25としている。このように構成すれば、Y軸方向のF値をZ軸方向のF値よりも大きくでき、偏光分離部の光入射面のY軸方向における光の取り込み量が増加することができる。
本発明は、図1、図2の説明においても述べたように、偏光分離膜411の偏光分離面におけるY軸方向のF値を、Z'軸方向のF値よりも小さくすることで、該偏光分離面への入射光量を増やしつつも、該偏光分離面における光の入射角変化量すなわち入射角45°に対する入射角の変化量(入射角変化量)を、コントラスト劣化を起こさない程度の小さな値に抑えるようにしている。
図4は、図1の投射型映像表示装置における各偏光分離部の偏光分離膜における光の入射角の説明図である。本図4では、本発明の上記特徴構成を、赤色光用の偏光分離部41の偏光分離膜411の場合につき説明する。他の偏光分離部42、43の場合も、基本的にはこれと同様である。
図4において、411sは、偏光分離膜411の偏光分離面、A、Bはそれぞれ、偏光分離用部材の面イホチニ側から偏光分離面411sに入射する赤色光のS偏光光であって、Aは、XY平面内でX軸(偏光分離面411sに対する入射角45°の方向)に対しθの角度方向から入射する光すなわちY軸方向にθだけ傾斜した入射光(以下、入射光Aという)、Bは、XZ平面内でX軸に対しθの角度方向から入射する光(以下、入射光Bという)、Oは、偏光分離面411s上における入射光Aまたは入射光Bの入射点である。
入射光Aの場合における入射角45°からの入射角変化量φは、XY平面内でX軸に対する角θに対し、
φ=cos−1(|sinθ|/21/2tanθ) …(数1)
で表され、
また、入射光Bの場合における入射角45°からの入射角変化量φは、XZ平面内でX軸に対する角θに対し、
φ=cos−1(|sinθ|/21/2(1/tanθ−1) …(数2)
で表される。
例えば、θ=10°のとき、数1、数2により、φ=0.9°、φ=10°となる。この結果、入射光Aの場合すなわちXY平面内でX軸(偏光分離面411sに対する入射角45°の方向)に対し10°傾けた方向すなわち入射角55°の方向から偏光分離面411sに光を入射させるようにした場合には、偏光分離性能が最良とされる入射角45°からの入射角変化量を0.9°と小さな値とすることができる。これにより、偏光分離面411sにおける光の偏光分離性能は、入射角45°の場合の偏光分離性能とほぼ同じレベルに維持され、入射角45°の場合と同様、最良範囲内のレベルに維持される。θが、10°よりも小さい角の場合には、入射角変化量φは0.9°よりも一層小さな値となり、偏光分離面411sにおける光の偏光分離性能は、入射角45°の場合の最良の偏光分離性能とさらに近い値となる。一方、入射光Bの場合すなわちXZ平面内でX軸(偏光分離面411sに対する入射角45°の方向)に対し10°傾けた方向すなわち55°の方向から偏光分離面411sに光を入射させるようにした場合には、入射角45°からの入射角変化量は、10°と大きな値となる。これにより、偏光分離面411sにおける光の偏光分離性能は、入射角45°の場合の偏光分離性能よりも大幅に低下する。従って、偏光分離面411sに対し光を、XY平面内でX軸(偏光分離面411sに対する入射角45°の方向)に対し傾けてすなわちY軸方向に傾けて入射させることで、入射角変化量を小さく抑えることができるとともに、偏光分離面411sへの光の取り込み量を増大させることができる。入射角変化量を小さく抑えることは、偏光分離面411sにおける偏光分離性能を最良範囲に維持して映像のコントラスト性能の確保を可能にし、光の取り込み量を増大させることは、映像の明るさを増大させることを可能にする。すなわち、上記構成により、映像のコントラスト性能確保と明るさ増大との双方が可能となる。XY平面内でのX軸方向(偏光分離面411sに対する入射角45°の方向)において、入射光Aの光の取り込み角θは、例えば10°前後とすることが好ましいが、これよりも大きくてもよい。
図4における上記説明は、赤色光用の偏光分離部41の偏光分離膜411についてのものであるが、緑色光用の偏光分離部42の偏光分離膜421、青色光用の偏光分離部43の偏光分離膜431についても、これと同様である。
上記実施例によれば、投射型映像表示装置において、部品数の増加などを伴わずに簡易な構成下で、映像のコントラスト性能の確保と明るさの増大とが可能となる。
なお、上記実施例では、ライトバルブとして、3個のライトバルブすなわち3個の反射型液晶パネルを用いた場合の例につき説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、1個のライトバルブを用いる構成としてもよい。また、上記実施例では、偏光分離膜411、421、431それぞれの偏光分離面は、長方形であるとしたが、本発明はこれにも限定されず、他の形状であってもよい。偏光分離膜411、421、431それぞれについても同様である。
本発明の実施例としての投射型映像表示装置の構成例図である。 図1の投射型映像表示装置の偏光分離部と色合成部の結合構成の外観図である。 図2に示す偏光分離部を形成する偏光分離用部材の外観図である。 図1の投射型映像表示装置の偏光分離部における光の入射角の説明図である。
符号の説明
11…光源、
12…リフレクタ、
13…紫外線カットフィルタ、
16…第1のマルチレンズアレイ、
17…第2のマルチレンズアレイ、
14、15…コリメートレンズ、
18…偏光変換素子、
19、25、26、37…集光レンズ、
21、22…ダイクロイックミラー、
29…全反射ミラー、
33…赤外線吸収フィルタ、
35…リレーレンズ、
36…フィールドレンズ、
401、403…1/2波長位相差板、
41、42、43…偏光分離部、
411、421、431…偏光分離膜、
41a、41b、42a、42b、43a、43b…プリズム材、
51、52、53…反射型液晶パネル、
71、72、73…1/4波長位相差板、
80…クロスダイクロイックプリズム、
801、802…ダイクロイック膜、
90…投射レンズユニット、
100…駆動回路。

Claims (7)

  1. 光源側からの光をライトバルブで映像信号に応じて変調し光学像を形成して、拡大投射する投射型映像表示装置であって、
    光源側からの光の偏光方向を揃え、P偏光光またはS偏光光を形成する偏光変換部と、
    上記偏光変換された偏光光を、赤、緑、青の各色光に分離する色分離部と、
    上記分離された各色光の偏光光が照射され、映像信号に基づき該偏光光を変調するライトバルブと、
    光を偏光分離する偏光分離面がプリズム材の間に形成され、該偏光分離面で上記ライトバルブに照射される光及び該ライトバルブで変調された光を偏光分離する偏光分離部と、
    上記偏光分離された光を色合成する色合成部と、
    上記色合成された光を拡大投射する投射レンズユニットと、
    上記ライトバルブを駆動する駆動回路と、
    を備え、上記偏光分離部の上記偏光分離面に入射される入射光の第1方向のF値が、該入射光の第2方向のF値よりも小さくなるように構成され、上記入射光の第1方向は、上記入射光の光軸に直交し、かつ該光軸と上記偏光分離面の法線とを含む平面と直交する方向であり、上記入射光の第2方向は、上記入射光の光軸に直交し、該光軸と上記偏光分離面の法線とを含む平面と平行な方向であることを特徴とする投射型映像表示装置。
  2. 上記偏光分離面は長方形であり、上記入射光の第1方向は、該長方形の長辺方向であり、上記入射光の第2方向は、該長方形の短辺方向であることを特徴とする請求項1に記載の投射型映像表示装置。
  3. 上記入射光の第1方向における光の取り込み角が、上記入射光の第2方向における光の取り込み角よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の投射型映像表示装置。
  4. 光源側からの光を偏光変換してライトバルブに照射し、映像信号に応じた光学像を形成して拡大投射する投射型映像表示装置用の光学ユニットであって、
    光を偏光分離する偏光分離面がプリズム材の間に形成され、該偏光分離面で上記ライトバルブに照射される光及び該ライトバルブで変調された光を偏光分離する偏光分離部と、
    上記偏光分離された光を色合成する色合成部と、
    上記色合成された光を拡大投射する投射レンズユニットと、
    を備え、上記偏光分離部の上記偏光分離面に入射される入射光の第1方向のF値が、該入射光の第2方向のF値よりも小さくなるように構成され、上記入射光の第1方向は、上記入射光の光軸に直交し、かつ該光軸と上記偏光分離面の法線とを含む平面と直交する方向であり、上記入射光の第2方向は、上記入射光の光軸に直交し、該光軸と上記偏光分離面の法線とを含む平面と平行な方向であることを特徴とする光学ユニット。
  5. プリズム材の間に偏光分離面を形成し、入射光を偏光分離する偏光分離用部材であって、
    上記偏光分離面に入射される入射光の第1方向のF値が、該入射光の第2方向のF値よりも小さくなるように構成され、上記入射光の第1方向は、上記入射光の光軸に直交し、かつ該光軸と上記偏光分離面の法線とを含む平面と直交する方向であり、上記入射光の第2方向は、上記入射光の光軸に直交し、該光軸と上記偏光分離面の法線とを含む平面と平行な方向であることを特徴とする偏光分離用部材。
  6. 投射型映像表示装置であって、
    光源と、
    上記光源からの光の偏光方向を揃え、P偏光光またはS偏光光を形成する偏光変換部と、
    上記偏光変換された偏光光を、赤、緑、青の各色光に分離する色分離部と、
    上記分離された各色光の偏光光が照射され、映像信号に基づき該偏光光を変調するライトバルブと、
    上記ライトバルブで変調された光を色合成する色合成部と、
    光を偏光分離する偏光分離面がプリズム材の間に形成され、上記色分離部で分離された色光を上記該偏光分離面で反射して上記ライトバルブに照射し、該ライトバルブで反射された光を上記色合成部に導く偏光分離部と、
    上記色合成された光を拡大投射する投射レンズユニットと、
    を備え、上記偏光分離部の光が入射される入射面は長方形であり、かつ該入射面のアスペクト比が16:9よりも大きいことを特徴とする投射型映像表示装置。
  7. 上記偏光分離部の光入射面のアスペクト比が、18:9以上で、かつ24:9以下であることを特徴とする請求項6に記載の投射型映像表示装置。
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