JP2006325806A - 把手の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ネジ固定せずに把手を木製扉の端面部に取り付けることを可能とする把手の取付構造を提供すること。
【解決手段】 把手1の取付面部4に蟻溝7が設けられ、この蟻溝内に頭部を挿入して締付具が配置され、締付具のネジが切られた脚部が蟻溝から突出し、この突出した締付具の脚部に、内周部にネジが切られたダボがねじ込まれてダボが把手に固定され、木製扉の上下の端面部のいずれか一方または両方に形成されたダボ孔に、ダボが嵌め込まれ、把手が木製扉に取り付けられる。
【選択図】図1
【解決手段】 把手1の取付面部4に蟻溝7が設けられ、この蟻溝内に頭部を挿入して締付具が配置され、締付具のネジが切られた脚部が蟻溝から突出し、この突出した締付具の脚部に、内周部にネジが切られたダボがねじ込まれてダボが把手に固定され、木製扉の上下の端面部のいずれか一方または両方に形成されたダボ孔に、ダボが嵌め込まれ、把手が木製扉に取り付けられる。
【選択図】図1
Description
本願発明は、キャビネットの木製扉に押出材等から形成された把手を取り付けるための把手の取付構造に関する。
家具や厨房装置などのキャビネットに設けられた木製扉には、開閉を容易とするために把手が設けられている。把手には様々なタイプのものが知られているが、たとえば、木製扉の上下いずれかまたは両方の端面部に固定されるものがある。図9は、その一例を示している(たとえば、特許文献1参照)。
把手91は、断面略コ字型の形状を有する本体92と本体92から外側に向かって延出する脚93とを備えている。本体92には、正面側に、背側に対向して手掛かり部94が設けられている。
このような把手91を木製扉95に取り付ける際には、木製扉95の端面部に縦方向に形成された溝96に脚93を差し込み、本体92の取付面部97を木製扉95の端面に当接配置し、ドリルネジ98を、木製扉95の裏面側から表面側に向かって脚93を貫通するようにねじ込む。このようにしてねじ込まれるドリルネジ98によって、把手91は木製扉95の端面部に固定される。
特開2003−13632号公報
上記の通り、把手91の取り付けにはドリルネジ98を必要としているため、ドリルネジ98のねじ込みは、木製扉95の横方向に複数箇所で行わなければならず、把手91の取付作業は煩わしいものとなっている。また、ドリルネジ98の頭部は木製扉95の裏面に位置するため、木製扉95を開けた時にドリルネジ98の頭部が露出する。この露出は外観上好ましいものではない。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ネジ固定せずに把手を木製扉の端面部に取り付けることを可能とする把手の取付構造を提供することを課題としている。
本願発明は、上記の課題を解決するために、第1には、把手の取付面部に蟻溝が設けられ、この蟻溝内に頭部を挿入して締付具が配置され、締付具のネジが切られた脚部が蟻溝から突出し、この突出した締付具の脚部に、内周部にネジが切られたダボがねじ込まれてダボが把手に固定され、木製扉の上下の端面部のいずれか一方または両方に形成されたダボ孔に、ダボが嵌め込まれ、把手が木製扉に取り付けられることを特徴としている。
本願発明は、第2には、蟻溝周辺の把手の取付面部にダボ固定用の切り込みが設けられていることを特徴としている。
本願発明は、第3には、ダボは、締付具の脚部の先端に向かってすぼむ形状を有し、外周面がテーパー状になっていることを特徴としている。
本願の第1の発明によれば、ダボ孔へのダボの嵌め込みによって、把手が木製扉の端面部に取り付けられる。ネジ固定が解消され、把手の取付作業が容易となる。また、ダボはダボ孔に埋設されるため、表に露出せず、外観が良好となる。
本願の第2の発明によれば、把手へのダボの固定が安定化し、確実にダボを把手に固定することができる。
本願の第3の発明によれば、ダボ孔へのダボの嵌め込みが容易となる。
図1〜図4は、本願発明の把手の取付構造の一実施形態について示した要部斜視図、断面図および要部断面図である。
本実施形態では、把手1は、断面略L字型の形状を有する本体2を備えている。本体2は、背板部3と取付面部4を有し、取付面部4は、背板部3の一端において略直角に交わっている。本体2の正面側には、背板部3に対向して配置された手掛かり部5が設けられている。手掛かり部5は、手指が掛かるようにしたものであり、取付面部4の正面側の端部から延出している。また、本体2の正面側には、木製扉の正面に当接する位置決め部6が設けられ、位置決め部6は、手掛かり部5とは反対側に取付面部4の正面側の端部から延出している。そして、取付面部4には、断面T字型の形状を有する蟻溝7が設けられている。蟻溝7は、取付面部4の側端および裏面で開口している。このような把手1は、たとえば、アルミニウム等の金属、プラスチック等の適宜な素材の押出材から一体的に形成することができる。
また、本実施形態では、図2に示したように、把手1の本体2が有する取付面部4に設けられた蟻溝7内に頭部8を挿入して締付具9が配置される。締付具9は、ビス等とすることができ、脚部10はネジが切られている。ネジの切られた脚部10は、蟻溝7から外側に突出する。このような締付具9の配置は、図1に示した取付面部4の側端において開口する蟻溝7に頭部8を挿入し、蟻溝7に沿って締付具9を横方向に移動させることによって可能となる。
さらに、本実施形態では、図3に示したように、蟻溝7から外側に突出する締付具9の脚部10にダボ11がねじ込まれる。ダボ11は円柱状の形状を有し、内周部に締付具9の脚部10と螺合するネジが切られている。ねじ込みによってダボ11は把手1に固定される。
そして、本実施形態では、図4に示したように、木製扉12の上下の端面部のいずれか一方または両方にダボ孔13が形成されている。ダボ孔13は、木製扉12の縦方向にくりぬかれ、ダボ11の嵌め込みを可能としている。ダボ11をダボ孔13に嵌め込むことによって把手1と木製扉12は結合し、図5に示したように、取付面部4が端面に当接配置され、把手1が木製扉12の端面部に固定される。把手1の位置決め部6が木製扉12の正面に当接し、把手1の位置が決められる。なお、把手1の側端では、蟻溝7が露出することのないように、蟻溝7の大きさおよび形状に略一致する断面T字型の形状を有するスペーサー14を嵌め込むことができる。
このように、本実施形態では、従来のドリルネジ98を用いず、ダボ11によって把手1を木製扉12の端面部に固定するので、把手1の取付作業に際しては、ダボ11をダボ孔13に嵌め込むという作業ですみ、把手1の取付作業が容易となっている。把手1へのダボ11の固定は、把手1に配置された締付具9にダボ11をねじ込むだけでよく、ダボ11の固定作業も容易となっている。また、ダボ11は、ダボ孔13に埋設されるので、木製扉12を開けても表に露出することはなく、外観が良好となっている。
把手1の取付作業は、たとえば以下のようにして行うことができる。
まず、図2に示したように、把手1の側端の蟻溝7に頭部8を挿入し、締付具9を蟻溝7に沿って横方向にスライドさせ、所定位置に配置する。次いで、図3に示したように、ダボ11を蟻溝7から外側に突出する締付具9の脚部10にねじ込み、ダボ11を把手1に固定する。好ましくは、締付具9の頭部8を蟻溝7に挿入する前に、ダボ11を締付具9とある程度結合させ、この状態において、締付具9の頭部8を蟻溝7に挿入し、所定位置に配置した後、さらにねじ込んでダボ11を把手1に固定する。そして、ダボ11を、図4に示したように、木製扉12の端面部に形成されたダボ孔13に嵌め込み、把手1を木製扉12の端面部に結合させ、固定する。この後、把手1の側端で開口する蟻溝7に、図5に示したようなスペーサー14を嵌め込む。
本願発明では、たとえば図6に示したように、把手1において、蟻溝7の周辺の取付面部4に切り込み15を設けることができる。切り込み15は、ダボ11の固定用の部位である。ダボ11を締付具9に結合させ、把手1に固定する時に、ダボ11の端部を切り込み15内に挿入することができ、把手1へのダボ11の固定が安定化する。ダボ11は確実に把手1に固定される。
また、図7に示したように、ダボ11については、締付具9の脚部10の先端に向かってすぼむ形状とし、外周面をテーパー状にすることができる。この場合、ダボ孔13へのダボ11の挿入が容易となる。
なお、本願発明では、把手1の形状については、上記実施形態に限定されることはなく、たとえば図8に示したように、手指を挿入するための凹部16が湾曲面状に形成された本体2を有し、凹部16に沿って手掛かり部5が本体2と一体的に設けられたもの等とすることができる。蟻溝7が設けられる取付面部4を備えているものであればどのような形状の把手1であっても、本願発明の把手の取付構造は適用可能である。
1 把手
2 本体
3 背板部
4 取付面部
5 手掛かり部
6 位置決め部
7 蟻溝
8 頭部
9 締付具
10 脚部
11 ダボ
12 木製扉
13 ダボ孔
14 スペーサー
15 切り込み
16 凹部
2 本体
3 背板部
4 取付面部
5 手掛かり部
6 位置決め部
7 蟻溝
8 頭部
9 締付具
10 脚部
11 ダボ
12 木製扉
13 ダボ孔
14 スペーサー
15 切り込み
16 凹部
Claims (3)
- 把手の取付面部に蟻溝が設けられ、この蟻溝内に頭部を挿入して締付具が配置され、締付具のネジが切られた脚部が蟻溝から突出し、この突出した締付具の脚部に、内周部にネジが切られたダボがねじ込まれてダボが把手に固定され、木製扉の上下の端面部のいずれか一方または両方に形成されたダボ孔に、ダボが嵌め込まれ、把手が木製扉に取り付けられることを特徴とする把手の取付構造。
- 蟻溝周辺の把手の取付面部にダボ固定用の切り込みが設けられている請求項1記載の把手の取付構造。
- ダボは、締付具の脚部の先端に向かってすぼむ形状を有し、外周面がテーパー状になっている請求項1または2記載の把手の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005151975A JP2006325806A (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | 把手の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005151975A JP2006325806A (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | 把手の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006325806A true JP2006325806A (ja) | 2006-12-07 |
Family
ID=37548149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005151975A Pending JP2006325806A (ja) | 2005-05-25 | 2005-05-25 | 把手の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006325806A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010126139A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Honda Motor Co Ltd | サスペンションアーム締結構造 |
WO2013060917A1 (es) * | 2011-10-24 | 2013-05-02 | Famar Muebles, S.L. | Puerta con tirador |
EP3530148A1 (de) * | 2018-02-22 | 2019-08-28 | Angel Palashev | Abnehmbare abdeckkante mit griff für möbelbauplatten mit facettierten fronträndern |
KR102303479B1 (ko) * | 2021-04-15 | 2021-09-24 | (주)아모스아인스가구 | 분할 교체 구조로 된 매립형 도어손잡이 |
KR102356320B1 (ko) * | 2021-12-27 | 2022-02-09 | 곽만탁 | 크리스탈 지지기둥을 포함한 식탁 |
-
2005
- 2005-05-25 JP JP2005151975A patent/JP2006325806A/ja active Pending
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