JP2006320440A - Dishwasher - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、水蒸気による洗浄を専用のボイラーを設けることなく、簡単な構成でより洗浄効果を高めた食器洗浄機を提供することを目的とする。
【解決手段】食器を収納する洗浄室と、洗浄水を洗浄室内に噴射する回転噴射ノズルと、洗浄室の底側に設けられ、かつ洗浄水を加熱するヒータと、洗浄室内に給水された水を噴霧する噴霧部と、給水された水の噴霧給水を間歇的に行い噴霧された水が気化する温度にヒータを制御する制御部とを備える。
【選択図】図2
An object of the present invention is to provide a dishwasher having a simpler structure and a higher cleaning effect without providing a boiler dedicated to cleaning with water vapor.
A cleaning chamber for storing tableware, a rotary spray nozzle for spraying cleaning water into the cleaning chamber, a heater provided on the bottom side of the cleaning chamber for heating the cleaning water, and water supplied to the cleaning chamber And a controller for controlling the heater to a temperature at which the sprayed water vaporizes by intermittently spraying the supplied water.
[Selection] Figure 2
Description
本発明は、しつこい汚れを洗い流す食器洗浄機に関する。 The present invention relates to a dishwasher for washing away persistent stains.
食器類に付着する洗い難い汚れを、水蒸気を使って洗浄する食器洗浄機は、例えば、特開2003−235778号公報(特許文献1)に記載されている。 A dishwasher that uses water vapor to wash dirt that is difficult to wash and adheres to tableware is described in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2003-235778 (Patent Document 1).
また、噴霧給水手段を備えた食器洗浄機は、例えば、特開2001−275921号公報(特許文献2)に記載されている。 Moreover, the tableware washing machine provided with the spray water supply means is described in Unexamined-Japanese-Patent No. 2001-275921 (patent document 2), for example.
特許文献1に記載された食器洗浄機は、水蒸気を発生するボイラーを備えている。しかし専用のボイラーを備えると装置のコストアップにつながる。また、ボイラーを置く場所が必要となるので、スペースが無駄になる。また、水を供給する配管、給水弁、加熱用のヒータ、配線、制御機器に加えてボイラーを設けるとさらに構成が複雑になる等の問題がある。
The dishwasher described in
具体的には、短時間に、洗浄室内の食器汚れを落すのに十分な水蒸気を供給するには、高出力の水蒸気発生手段を必要とする。そのような水蒸気発生手段を備えることは、洗浄室の容量を減らしたり内部構成部品のスペースを減らしたりと、設計上望ましくない。 Specifically, in order to supply water vapor sufficient to remove dish dirt in the cleaning chamber in a short time, a high output water vapor generating means is required. Providing such water vapor generating means is undesirable in design, such as reducing the capacity of the cleaning chamber or reducing the space for internal components.
特許文献2に記載された食器洗浄機は、ただ噴霧給水手段で噴霧した霧状の給水では、汚れを洗い流すのに、洗い難い、しつこい汚れの洗浄には不向きである。
The dishwasher described in
給水された水を洗浄室内に噴霧すると、汚れの表面に水滴が粒状に付着し、一見すると洗浄室内に満遍なく水分が供給されると考えられる。しかし、食器の表面に付着した汚れ全体を水滴が覆いつくすには効率が悪い。 When the supplied water is sprayed into the cleaning chamber, water droplets adhere to the surface of the dirt in a granular form. At first glance, it is considered that moisture is uniformly supplied into the cleaning chamber. However, it is not efficient for the water droplets to cover the entire dirt adhering to the surface of the tableware.
本発明は、上記の問題に鑑み、汚れに対して簡単な構成により洗浄作用を高めることができる食器洗浄機を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the dishwasher which can heighten a washing | cleaning effect with a simple structure with respect to dirt in view of said problem.
上記目的を達成するために本発明の食器洗浄機は、食器を収納する洗浄室と、その洗浄室内に外部から給水された水を噴霧する噴霧部と、洗浄室内に貯留した洗浄水を噴射する噴射部と、洗浄室内に設けられて洗浄水を加熱するヒータと、噴霧部から間歇的に水を噴霧させてヒータを噴霧された水が気化する温度に制御する制御部とを備える。 In order to achieve the above object, a dishwasher of the present invention injects washing water stored in a washing room, a washing room for storing tableware, a spraying part for spraying water supplied from the outside into the washing room. An injection unit, a heater that is provided in the cleaning chamber and that heats the cleaning water, and a control unit that sprays water intermittently from the spraying unit and controls the heater to a temperature at which the sprayed water vaporizes.
通常は給水された水を加熱するときには溜まった水の中で水を加熱するが、まだ水が溜まっていない状態で空焚きしないように温度制御することによって、噴霧された水を適切に水蒸気を発生させる。それによって簡単な構成で洗浄力を上げることができる。 Normally, when heating the supplied water, the water is heated in the accumulated water, but by controlling the temperature so that it does not scoop in the state where water has not accumulated yet, the sprayed water is appropriately steamed. generate. Thereby, the cleaning power can be increased with a simple configuration.
本発明によれば、水蒸気による洗浄を専用のボイラーを設けることなく、簡単な構成により実現できる。 According to the present invention, cleaning with water vapor can be realized with a simple configuration without providing a dedicated boiler.
図面を用いて、本発明の一実施態様について説明する。 An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1に示される食器洗浄機の本体1は、前面に上蓋2と下蓋3を備える。上蓋2は上方に開き、下蓋3は手前側に開くことで、食器洗浄機の本体1は、内部を開放する。
A
上蓋2は本体1の前面から上面に至る曲面をなす。この上蓋2はその曲面に沿って本体1の上面に向かって回動可能に本体1に取り付けられている。
The
下蓋3は本体1の前面の一部であり略矩形の形状を備える。この下蓋3は下端部を支点として開閉可能に本体1に取り付けられている。下蓋3は、本体1内部を開放した状態では、概ね水平状態になる。上蓋2と下蓋3とは連動して開閉してもよい。
The
上蓋2は、透明窓4を有する。この透明窓4から本体1の内部を覗くことが可能となる。そのため食器洗浄機の洗浄状態を目視できる。
The
図2は本発明の一実施形態が適用された食器洗浄機の断面図である。本体1内には、洗浄室5が設けられている。洗浄室5には、上段と下段の2段に洗浄対象となる食器を搭載する食器かご6が備えられる。
FIG. 2 is a sectional view of a dishwasher to which an embodiment of the present invention is applied. A
洗浄室5の上側と下側には、複数の回転噴射ノズル7が設けられる。複数の噴射口を有する回転噴射ノズル7は、加圧された洗浄水が噴射口から噴射する反作用で回転しながら洗浄水を食器かご6に搭載された食器類に噴射する。洗浄水を噴射する複数の噴射口の中には、食器に向かって噴射することより、回転噴射ノズル7に回転力を与えることを主に噴射方向が決まっているものもある。
A plurality of
洗浄水が貯溜する貯溜部8は、洗浄室5の底に設けられる。本実施形態の場合、貯溜部8に溜まる洗浄水の貯水量は、2.8リットル程度である。
A
貯溜部8は、洗浄室5の底部前側に設けられ、横方向に延びた樋形状を有する。貯溜部8には、例えば発熱線を内蔵するシーズヒータであるヒータ9が、貯留部8には直接触れないよう隙間を開けて、その底部を覆うようにほぼ同一平面上に何箇所も曲げられて設けられる。
The
ヒータ9の下側には、合成樹脂製の貯溜部8を熱から保護するために設けられた樋形状の下保護カバー10を備える。貯留部8が熱に強い材料であればした保護カバー10は備えなくても良い。
Below the
ヒータ9の上側には、ヒータ9を上から覆う多数の孔を有する上保護カバー11を備える。上保護カバー11は、食器等から落下する汚れがヒータ9へ直接落下して付着するのを防ぐ。
An upper
噴霧部12は複数の上噴霧ノズル13と下噴霧ノズル14とを備える。この噴霧部12は、図2においては洗浄室5の側面に設けられているが、洗浄室5の奥である背面(図中、洗浄室5の右側)に設けてもよい。図2においては、噴霧部12は上段の食器かご6を保持するレール部を備えている。
The
上噴霧ノズル13は洗浄室5の内側を向き、食器かご6の上段と下段の間に設けられている。下噴霧ノズル14はヒータ9に向いている。図2において、下噴霧ノズル14は下段の食器かご6の側方に位置しているが、異なる位置に設けても構わない。また、複数設けられた上噴霧ノズル14の一つがヒータ9の方向に向いていても構わない。
The
後で詳細に説明するが、噴霧部12は本体1の外部にある給水管と接続する。給水された水道水は、途中の減圧弁15を経由して上噴霧ノズル13と下噴霧ノズル14から洗浄室5の内部に噴霧される。噴霧部12から噴霧されたミクロンレベルの水滴は洗浄室5の内部に拡散する。噴霧された水はミスト(霧状)となり、食器かご6や食器かご6に搭載された食器に付着すると共に、上保護カバー11を通り抜けて加熱状態にあるヒータ9に接触することで気化する。
As will be described in detail later, the
減圧弁15は、例えば上噴霧ノズル13や下噴霧ノズル14が目詰まりを起こすなどして給水された水の圧力が異常に高まったときに、洗浄室5の内部に給水された水を放出する。
The
図3は本実施形態の食器洗浄機における前面側断面図である。貯溜部8に設けられたヒータ9は、その引出端子16が貯溜部8の左側に設けられる。引出端子16の反対側になる貯溜部8右側の底部には、流出口17が設けられる。流出口17は、洗浄循環ポンプ18や排水ポンプ19と、水配管を通じて接続して連通する。
FIG. 3 is a front sectional view of the dishwasher according to the present embodiment. The
洗浄循環ポンプ18は、水配管を通じて接続する回転噴射ノズル7に加圧した洗浄水を供給する。洗浄室5の上側に設けられた回転噴射ノズル7には、洗浄水の水路20を通じて連通する。
The
洗浄循環ポンプ18の運転により、洗浄水は回転噴射ノズル7の噴射口より噴射され、噴射の反動で回転噴射ノズル7は回転する。そのため広い範囲に洗浄水の噴射が行われる。
By the operation of the
排水ポンプ19の吐出側は、装置の外部に洗浄水を排出する排水口(図示せず)に連通する。排水ポンプ19の運転により、貯溜部8に溜まった洗浄水を残らず排水する。
The discharge side of the drain pump 19 communicates with a drain port (not shown) that discharges cleaning water to the outside of the apparatus. By the operation of the drainage pump 19, all of the cleaning water accumulated in the
水位センサー21は貯溜部8に連通する連通管22の先に設けられていて、貯溜部8に溜まる洗浄水の水位を検知する。水位センサー21で検知された貯溜部8の水位は制御部(図示せず)にて食器洗浄機の運転制御に利用される。
The
噴霧部12は、水道水を導く給水管と接続する給水電磁弁23と、減圧弁15と、上噴霧ノズル13とを接続する噴霧給水路24とからなる。
The
減圧弁15は、圧力逃口25と、圧力逃口25を塞ぐように設けた弁体26と、弁体26を圧力逃口25に押し付けるように付勢するバネ28と、圧力逃口25の下流側に設けられた逃口流路29とを有する。この逃口流路29は洗浄室5に給水された水を排出するように設けられている(詳細には図4参照)。
The
図5、図6及び図7を用いてヒータ9に関して説明する。下保護カバー10、上保護カバー11は、ステンレス鋼板からなる。上保護カバー11には孔30が多数設けられている。孔30の口径は数mmである。この孔30は、噴霧部12によって噴霧されたミスト(マイクロオーダの水粒子)が通過してヒータ9に到達させるために設けられている。また、上保護カバー11は、食器から落ちた食べ残しがヒータ9に到達するのを防ぐためのものでもある。
The
図6に示すように、下保護カバー10と上保護カバー11とは、上下方向に分割可能な取り付け部をそれぞれ有している。上下に組み合わせた保護カバーは、引出端子16が保護カバーの外に出るための開口部を備える。
As shown in FIG. 6, the lower
本実施形態ではヒータ9を用いて水蒸気を発生させる。水蒸気を発生させるために、ヒータ9が水に浸りきる前にヒータ9は加熱状態になる。ところが、食器洗浄機の運転開始時に直ぐに食器等から落下する汚れがあると、水蒸気を発生させるために加熱されたヒータ9へそのような汚れが付着して加熱され、場合によっては焦げたりする。
In this embodiment, water vapor is generated using the
このような状況を防ぐために、ヒータ9の温度制御により落下した汚れに対して焦がしたり臭いを生じさせたりしないことも可能である。上保護カバー11としては、そのような汚れが付着しやすい食器が搭載されている食器かごの下の領域にあっては、他の領域よりも孔の密度を減らすことで、水蒸気を効率よく発生させることに寄与できる。
In order to prevent such a situation, it is possible not to burn or cause odor to fallen dirt by temperature control of the
しかし、ヒータ9からの水蒸気を食器等に到達させるために、必要以上に上保護カバー11の孔を減らすのは望ましくない。従って、上保護カバー11の孔は、食器類の搭載後であって洗浄工程の開始前に付着した汚れが落ちやすい食器類の下方の領域にあっては密度を減らし、洗浄工程前に付着した汚れが落ちにくい食器類の下方の領域にあっては密度を増やすことが望ましい。
However, it is not desirable to reduce the number of holes in the upper
但し、ヒータ9の曲げ部分にあっては直線部分に比べてヒータ9の加熱量が多い領域と考えられ、そのような領域に対応する上保護カバー11の孔の密度は高いほうが水蒸気を放出するのに効率がよい。
However, the bent portion of the
そのため、汚れが落ちやすい食器類の下方の領域にあっては、ヒータ9が臨む位置(孔からヒータ9が見える位置)に上保護カバー11の孔を設けず、汚れが落ちにくい食器類の下方の領域にあっては、ヒータ9が臨む位置に上保護カバー11の孔を設けるようにしてもよい。ちなみに、食器類の搭載後であって洗浄工程の開始前に、付着した汚れが落ちやすい食器類としては、載せるものにもよるが、流動性の高い汚れやクリーム状の汚れが残りやすい小皿や大皿がある。またクリームスープを装うスープカップ等もある。
For this reason, in the area below the tableware that is easily cleaned, the upper
図8及び図9を用いて、噴霧ノズルに関して詳細に説明する。まず図7に上噴霧ノズル13の断面を示す。上噴霧ノズル13と下噴霧ノズル14とは基本的に同じ構造を備える。
The spray nozzle will be described in detail with reference to FIGS. First, FIG. 7 shows a cross section of the
噴霧ノズルは、噴霧口31が洗浄室5内を向くように設けられ、その位置は、食器かご6に搭載された食器に対してできるだけ多くの食器に噴霧された水粒子が当たるような場所に設けるのが望ましい。
The spray nozzle is provided so that the spray port 31 faces the inside of the
噴霧口31に対して噴霧給水路24を通って給水された水は、円形状の駒収納室32に入る。駒収納室32は、噴霧給水路24と噴霧口31とに接続されていて、中駒33を収納する。この中駒33を介して駒収納室32と噴霧口31は連通している。
The water supplied through the spray
図8において、中駒33は外周に複数の螺旋溝44を有している。螺旋溝44は駒収納室32の内壁とで水通路を形成する。
In FIG. 8, the
以上の構成を備えた噴射ノズルにおいて、給水された水が霧状となって噴霧される仕組みについて説明する。外部から給水された水道水が駒収納室32に入り、駒33の螺旋溝44を通過して噴霧口31より放出される。このとき複数の螺旋溝34によって複数の水流が形成され、その水流がぶつかり合うことにより、螺旋溝44による水流が粒子化して、噴霧口31にて水粒子がぶつかり合って拡散されることで、水が霧状になり洗浄室5内に噴霧される。
A mechanism in which the supplied water is sprayed in the form of a mist in the spray nozzle having the above configuration will be described. Tap water supplied from outside enters the
次に食器洗浄機の制御部を含む回路について図10を用いて述べる。商用電源60は、コンセント61、電源スイッチ62、電源ヒューズ63を介して各種負荷、直流電源用整流回路64に接続される。マイコンを主体とした主制御回路65、駆動回路66には、直流電源用整流回路64より直流が供給される。
Next, a circuit including a controller of the dishwasher will be described with reference to FIG. The commercial power source 60 is connected to various loads and a DC power source rectifier circuit 64 via an
洗浄水の温度を検知するサーミスタ67及び洗浄水の貯溜部8における水位を検知する水位センサー21の検知信号は、主制御回路65に送られて各種の制御が行われる。各種負荷は、全負荷スイッチ80を介して商用電源60に接続される。
Detection signals of the thermistor 67 that detects the temperature of the cleaning water and the
表示装置69は主制御回路65からの制御に基づき、食器洗浄機の運転に関する情報を表示する。
The
シーズヒータを用いたヒータ9の回路は、直列に接続されるサーモスイッチ81、温度ヒューズ82、サーモスイッチ83を有する。このヒータ9の回路は、全負荷スイッチ80を介して商用電源60に接続される。
The circuit of the
サーモスイッチ81、温度ヒューズ82、サーモスイッチ83は、ヒータ9の近傍である下保護カバー10に設けられる。ヒータ9が、300℃を越えた過熱し過ぎのときにサーモスイッチ81、温度ヒューズ82、サーモスイッチ83が作動してヒータ9の過熱防止をする。
The
サーミスタ67は下保護カバー10に設けられ、貯溜部8に溜まる洗浄水の温度を制御する。ヒータ9で加熱される洗浄水の温度は、サーミスタ67により検知され、その温度情報は主制御回路65に提供される。主制御回路65は、サーミスタ67の検知温度が、例えば、60℃に達したら、ヒータ9の通電を止める指示をする。
The thermistor 67 is provided in the lower
全負荷スイッチ80は、駆動回路84によりオン・オフの作動が行われる。駆動回路84には、直流電源用整流回路64より直流が供給され、主制御回路65の指示にしたがって負荷のオン・オフを行う。
The full load switch 80 is turned on and off by the drive circuit 84. Direct current is supplied to the drive circuit 84 from the DC power supply rectifier circuit 64, and the load is turned on and off in accordance with an instruction from the
給水電磁弁23は、給水電磁弁スイッチ85、全負荷スイッチ80を介して商用電源60に接続される。給水電磁弁スイッチ85は、駆動回路84によりオン・オフの作動が行われる。
The water supply
切換弁モータ86は水路20の途中に設けられ、洗浄室5の上側と下側に備わる回転噴射ノズル7への洗浄水の分配をする。この切換弁モータ86は図示されていない。切換弁モータ86は、切換弁モータスイッチ87、全負荷スイッチ80を介して商用電源60に接続される。切換弁モータスイッチ87は、駆動回路84によりオン・オフの作動が行われる。
The switching valve motor 86 is provided in the middle of the
洗浄兼排水モータ88は、洗浄循環ポンプ18と排水ポンプ19を駆動する。例えば、洗浄兼排水モータ88の正転で洗浄循環ポンプ18がポンプとして機能し、逆転で排水ポンプ19がポンプとして機能するようになっている。
The cleaning /
洗浄兼排水モータ88は、コンデンサーランの単相誘導電動機で、並列に設けられる正転用スイッチ89A、逆転用スイッチ89B、全負荷スイッチ80を介して商用電源60に接続される。正転用スイッチ89A、逆転用スイッチ89Bは、駆動回路84によりオン・オフの作動が行われる。
The washing and draining
ファンモータ用トランス100は、一次側が全負荷スイッチ80を介して商用電源60に接続される。ファンモータ用トランス100の一次側には、ファンモータ101が整流器102、ファンモータスイッチ103を介して接続される。ファンモータスイッチ103は、駆動回路84によりオン・オフの作動が行われる。
The primary side of the
ファンモータ101は、洗浄室5内に温風や冷風の循環を行う。この温風や冷風の循環により、洗浄後に食器類は、速やかに乾燥される。
The fan motor 101 circulates hot air and cold air in the
食器洗浄機の動作を図11に沿って説明する。図11の運転動作行程は、食器洗浄機の標準的な行程を示す。標準的行程(「標準コース」)は、「予洗い」、「本洗い」、「すすぎ(1)」、「すすぎ(2)」、「加熱すすぎ」、「乾燥」、「終了」の各行程を推移する。 The operation of the dishwasher will be described with reference to FIG. The operation stroke of FIG. 11 shows a standard stroke of a dishwasher. The standard process ("Standard Course") includes "Prewash", "Main Wash", "Rinse (1)", "Rinse (2)", "Hot Rinse", "Dry", and "Finish" Transition.
電源スイッチ62をオンにして、表示装置69より標準コースを選択してスタートスイッチ(図示せず)をオンすることにより、「標準コース」運転が開始される。
By turning on the power switch 62, selecting a standard course from the
まず「予洗い」に先立ち、洗浄兼排水モータ88により排水ポンプ19を運転して排水処理が行われる。これは、排水を行わずに食器洗浄機を止めることもあるので、排水の行程を設けたものである。
First, prior to “pre-washing”, the wastewater treatment is performed by operating the drainage pump 19 by the washing and draining
「予洗い」行程に入る。ヒータ9を通電して加熱状態とする。これと同時に給水電磁弁23に通電して、給水電磁弁23が開かれて、噴霧部12の上噴霧ノズル13及び下噴霧ノズル14から、給水された水の噴霧(ミストシャワー)が行われる。
Enter the "Prewash" process. The
図12に、上蓋2と下蓋3を便宜的に取り除いた食器洗浄機を示す。この図から分かるように、上下の食器かご6の間から上噴霧ノズル13により給水された水が噴霧され上下の食器に吹き付けられる。また、下噴霧ノズル14からは、ヒータ9に向かって水を噴霧する。下噴霧ノズル14からの噴霧先には下段の食器かご6及びそこに搭載された食器が存在することになるが、水の粒子は食器に当たって跳ね返りヒータ9に到達するのもあるし、直接到達するのもあり、実用上問題はない。
FIG. 12 shows a dishwasher in which the
この噴霧による給水(噴霧給水)について説明する。本実施形態の一部分である噴霧部からの噴霧だけでは、食器の汚れに対して水分を供給しにくいものがある。すなわち、油分中心の汚れや乾燥してこびり付いた汚れなど食器に付着した汚れは多様であり、それらに対してマイクロミスト状の水粒子では汚れの内部にまで水が浸透するのは難しい。 The water supply by spraying (spray water supply) will be described. Some sprays from the spray unit, which is a part of the present embodiment, are difficult to supply moisture to tableware stains. That is, there are various types of dirt attached to the tableware such as oil-centered dirt and dried and stuck dirt. On the other hand, it is difficult for water to penetrate into the dirt with micromist water particles.
そこで本実施形態における給水は、水道水を洗浄室5内に噴霧しながらヒータ9を加熱させる。噴霧された水の粒子は、上保護カバー11の孔30を通り、ヒータ9に接触して水蒸気に気化する。マイクロミストレベル程度の微粒子は粒が微細なので、噴霧された水の水蒸気への気化が早い。
Therefore, the water supply in the present embodiment heats the
噴霧された水の粒子(粒径はミクロンオーダー)がヒータ9で加熱され水蒸気となり、その水蒸気が熱を放出して噴霧された水の粒子よりも小さな微粒子(粒径はナノオーダー)となる。本実施形態における給水では、この水の微粒子を洗浄室5内に充満させる。
The sprayed water particles (particle size is in the micron order) are heated by the
噴霧した水の粒子を食器かご6に搭載した食器に吹き付けることによって、汚れ全体に水を供給すると共に、洗浄室5内を水蒸気で充満させることによって細かな隙間や噴霧した水の粒子が付着していない部分に対しても水分を供給できる。
By spraying the sprayed water particles on the tableware mounted on the
更に、水蒸気が水の微粒子に相転移することによって放出される潜熱が洗浄室5内の食器や食器に付着した汚れを温め、また、食器の汚れを次々に高温の水微粒子が覆うことにより、例え油汚れに対しても水分が浸透して、汚れを蒸らし、汚れを落しやすくする。
Furthermore, the latent heat released by the phase transition of water vapor to fine water particles warms the dirt adhering to the dishes and dishes in the
つまり、孔30を通った水蒸気からできた水の微粒子は上昇して、噴霧された水の粒子と混ざって食器類や食器についている汚れに付着する。この微粒子の噴霧と水蒸気の付着により、汚れは高温多湿に包まれ、自然にふやけて流れ落ちる。また落ち易くなる。
That is, the water fine particles made from the water vapor passing through the
噴霧したミクロンオーダーの水の粒子を水蒸気にするために、ヒータ9の温度管理が必要となる。ヒータ9の表面が必要以上に高い温度になっていた場合、噴霧された水滴がヒータ9にはじかれて蒸発しない。また、ヒータ9の表面が適切な温度よりも低い場合は、当然ながら噴霧された水滴が蒸発しない。ヒータ9の温度を上限値が250℃〜300℃に、下限値が180℃〜260℃に制御するのが好ましい。上限値(250℃〜300℃)を上回る温度になると、ヒータ9の通電をオフし、下限値(210℃〜260℃)を下回る温度になると、ヒータ9の通電はオンするように制御する。
In order to make the sprayed micron-order water particles into water vapor, the temperature control of the
この給水された水を噴霧する噴霧給水とヒータ9による加熱は、所定量の洗浄水が貯溜部8に溜まるまで続けられる。貯溜部に溜める洗浄水の量は、通常、2.8リットル程度である。早くて、1分程度かかる。数分かけて、ゆっくり給水することにより、高温高湿に包まれる時間を長くすることにより、汚れ落ちを促進させる。
The spray water supply for spraying the supplied water and the heating by the
この噴霧された水滴を効率的に気化させるためには、噴霧された水滴の供給量管理と、ヒータ9の温度管理とを行う必要がある。噴霧された水滴の供給量を管理するためには、給水の噴霧を間欠的にすることにより実現できる。噴霧ノズルにかける水道水の圧力を下げたり、噴霧ノズルの噴霧口31を絞ったりする方法もあるが、間欠的な噴霧給水は、給水電磁弁23の開閉で対応できるので、本実施形態における構成では容易に実現できる。
In order to efficiently vaporize the sprayed water droplets, it is necessary to perform supply amount management of the sprayed water droplets and temperature management of the
ヒータ9の表面温度の管理は、温度が下がってきたら加熱するように、温度が上がったら加熱することを止めるように制御する。噴霧給水時には、ヒータ9の通電を断続的に行う。ヒータ9は、噴霧給水時には噴霧の気化熱しか奪われない。そのため、ヒータ9表面に接触した噴霧水滴の量が少ない場合には、直に適切な温度を越える。更に過熱温度を越えると、サーモスイッチ81、温度ヒューズ82、サーモスイッチ83が作動して、加熱不能になる。
Management of the surface temperature of the
しかし、ヒータ9の通電を断続的に行うことにより、サーモスイッチ81、温度ヒューズ82、サーモスイッチ83が作動しないように制御して、噴霧給水時の加熱を確実に行うことができる。
However, by intermittently energizing the
従来のヒータ9の役割は、貯溜部8に溜めた洗浄水を「洗い」運転前に水温を60℃程度まで加熱し、温風乾燥に際して循環空気を温めるために用いていた。しかし本実施形態においては、このヒータ9を水蒸気の発生に利用することにより、水の微粒子の生成ができ、従来例のような専用の水蒸気発生機を備える必要がなく、安価に水蒸気を得るとともに水蒸気発生機に占められて洗浄室のスペースが狭まることもない。
The role of the
このように、噴霧された水滴の供給量と、ヒータ9の温度のいずれかを一定にして他方を制御するようにして、噴霧の気化を制御しても良い。しかし双方を制御することでより安定して噴霧を気化できると共に、汚れをふやかす効果をたかめることができる。噴霧量とヒータ温度の双方を制御する例について説明する。
As described above, the vaporization of the spray may be controlled by controlling either the supply amount of the sprayed water droplets or the temperature of the
図13は、時間の経過に伴いヒータ9通電時間及び給水電磁弁23の開閉時間との関係を示す。横軸は時間の経過を表す。
FIG. 13 shows the relationship between the
噴霧給水を始めるにあたりヒータ9へ通電し、給水電磁弁23をオンにして弁が開かれ噴霧給水をおこなう。その結果、ヒータ9が適温になると噴霧された水の粒子が気化し始める。
When starting the spray water supply, the
一定量の噴霧給水を終えると、ヒータ9への通電は継続したまま給水電磁弁23をオフにして弁を閉じる。噴霧給水を停止しても洗浄室5内に浮遊するミスト状の水微粒子が存在しているため、水微粒子の気化が行なわれている。噴霧を一旦停止させるのは、洗浄室5内に十分、水粒子が存在することとなり、ヒータ9における気化の効率が低下するからである。
When a certain amount of spray water supply is completed, the water supply
そして所定時間経過するとヒータ9への通電もオフにして加熱を止める。これはヒータ9への通電を続けるとヒータ9の温度が上限値を超えてしまい、噴霧された水の粒子が気化するのに効率が悪くなるからである。
When a predetermined time elapses, the power supply to the
ヒータ9への通電も噴霧給水も所定時間行わず、その所定時間の経過後にヒータ9への通電を再開するとともに噴霧給水も再開するために給水電磁弁23をオンにする。このヒータ9への通電と噴霧による間歇給水を繰り返すが、ヒータ9が水蒸気を発生させるに十分な温度に達した後は、ヒータ9への通電時間を短くする。
Neither energization of the
例えば図13においては、初めの3サイクルまでは、ヒータ9への通電時間を10秒とし、4サイクル目は6秒、5サイクル目は4秒、と減らしていくのが望ましい。ヒータ9の熱容量や噴霧水とのトレードオフであるが、一般的にはヒータ9への通電時間は変えていくのが望ましい。
For example, in FIG. 13, it is desirable to reduce the energization time to the
この間、噴霧量は給水圧力が一定であれば、洗浄室5内に適当な量の噴霧をすれば足りるので、給水電磁弁23をオンする時間はほぼ一定でよい。また、ヒータ9の温度が気化適正温度である200℃〜250℃の範囲にあれば、所定時間内に水滴を気化させても温度の低下及び回復に影響が少ない。
During this time, as long as the water supply pressure is constant, it is sufficient to spray an appropriate amount of water into the
よって、給水電磁弁23の開弁開始とヒータ9への通電開始から次の開弁/通電開始までを1サイクルとして一定時間として、給水電磁弁23の弁を閉じる時間は変えずにヒータ9への通電停止時間を変えるようにした。
Therefore, the period from the start of opening of the water supply
また、図13において3サイクル目までのヒータ9への通電時間を10秒としたが、ヒータ9が所定温度以上になっていた場合、3サイクル目からヒータ9への通電時間を短くしてもよい。
In FIG. 13, the energization time to the
以上により、ヒータ9への通電をオフしても、洗浄室5内に噴霧された水粒子がヒータ9により水蒸気となり、水が微粒子になって洗浄室5内に供給される。すると、先に述べたように食器に付着した汚れが浮いてきて、蒸らし効果が高まることになる。
As described above, even if the power supply to the
尚、スチーム発生噴霧給水を所定回数実施すると、一定の蒸らし効果も得られるし、貯留部8に水が溜まってきて、ヒータ9による加熱が水蒸気発生作用から洗浄水の加熱作用に切り替わるため、間歇的な噴霧給水を止めて所定量の水を貯留部8に貯める水補給処理をおこなう。このときのヒータ9の温度管理は、洗浄水の温度管理に切り替わる。
In addition, when steam generation spray water supply is performed a predetermined number of times, a certain steaming effect is also obtained, and water accumulates in the
このように、給水モードにおいて噴霧給水を間歇的に行い、その噴霧された水の粒子の供給状態に応じて、水粒子を気化させ蒸発させるに適したヒータ9の温度管理を実行することで、水蒸気を効率よく発生させることができる。また、水蒸気によって生じた水の微粒子を適切に洗浄室5内に供給して、汚れを蒸らす時間も得て食器の汚れを落す効果を更に高めることも可能となる。
In this way, by performing spray water supply intermittently in the water supply mode, and performing temperature management of the
給水された水の量が一定量超えたら、「予洗い」行程における洗いモードに入る。具体的には、水位センサー21は貯溜部8に所定量の洗浄水が溜まると、接点21Aがオンする。主制御回路65は、接点21Aのオン信号の入力により、給水電磁弁23を閉じる指示を出して給水電磁弁23が閉じる。
When the amount of supplied water exceeds a certain amount, the washing mode in the “prewash” process is entered. Specifically, in the
水位センサー21の接点21Bは、貯溜部8に溜まる洗浄水の量がオーバフローに達すると、オンして主制御回路65に知らせる。
The
所定量の洗浄水が貯溜部8に溜まった後(接点21Aオン)は、ヒータ9の通電が連続に行われて洗浄水の加熱が促進される。貯溜部8に所定量の洗浄水が溜まると、ヒータ9は洗浄水に十分に浸かる。ヒータ9の温度上昇は抑えられて過熱することはなくなるので、連続な通電に切り替えて洗浄水の加熱を早めるようにしている。
After a predetermined amount of cleaning water has accumulated in the reservoir 8 (on the contact 21A), the
「予洗い」行程における洗いモード運転に移行すると、洗浄兼排水モータ88により洗浄循環ポンプ18の運転が行われる。温められた貯溜部8内の洗浄水は、洗浄循環ポンプ18、洗浄水の水路20を経て回転噴射ノズル7から洗浄室5に広範囲に噴射され、食器かご6に並ぶ食器類の洗浄が行われる。
When shifting to the washing mode operation in the “pre-washing” process, the washing and draining
この回転噴射ノズル7の噴射による洗浄に先立ち、既に噴霧給水と加熱により、汚れが流されたり、ふやけたりしているため「予洗い」の洗浄が効果的に行われる。
Prior to the cleaning by the spray of the
なお、洗剤の使用は、噴霧給水と加熱を終えた後から使用するのが望ましい。 In addition, it is desirable to use the detergent after the spray water supply and heating are completed.
回転噴射ノズル7の噴射による洗浄中も水位センサー21により貯溜部8内の水位は、検知されている。洗浄循環ポンプ18の運転で、水位センサー21の接点21Aがオフになっても追加給水は行わない。
The water level in the
回転噴射ノズル7の噴射による洗いモードの途中で洗浄循環ポンプ18の運転を止め、水位センサー21の接点21Aがオンに戻らないで、オフが継続するときは、洗浄水が漏れていると主制御回路65は判断し、表示装置69はアラームの表示等をするとともに運転を止める。
When the
洗浄水の温度は、回転噴射ノズル7の噴射による洗浄中もサーミスタ67により検知されている。検知温度が60℃になったら、ヒータ9の通電を止め、60℃を下回ると通電して洗浄水の温度が一定になるように制御している。
The temperature of the washing water is detected by the thermistor 67 even during washing by the jet of the
回転噴射ノズル7の噴射による洗いモードの所定時間が経過すると、洗浄循環ポンプ18の運転を止め、排水ポンプ19を運転して洗浄後の洗浄水を排水する。所定の排水時間が経過したら排水ポンプ19を止める。こうして、「予洗い」行程は終える。
When a predetermined time of the washing mode by the injection of the
「予洗い」行程後に「本洗い」行程が行われる。「本洗い」行程は、「予洗い」の行程と内容的には変わらない。「本洗い」行程では、洗いはもっぱら「加熱洗い」になるが、「予洗い」の行程では「加熱洗い」と加熱をしない常温での「洗い」が任意に選択できる。 After the “prewash” process, the “main wash” process is performed. The “main wash” process is not different in content from the “pre-wash” process. In the “main wash” step, the washing is exclusively “heated wash”, but in the “prewash” step, “heated wash” and “washing” at room temperature without heating can be arbitrarily selected.
「本洗い」行程の後に「すすぎ(1)」、「すすぎ(2)」の行程が引き続き行われる。「すすぎ(1)」、「すすぎ(2)」は、同じ内容である。すすぎを二度することにより、食器がより良く濯がれる。 The "rinse (1)" and "rinse (2)" processes are subsequently performed after the "main wash" process. “Rinse (1)” and “Rinse (2)” have the same contents. By rinsing twice, the dishes are rinsed better.
すすぎ工程(1)、(2)と「本洗い」工程と違う点は、すすぎ工程では噴霧給水時に加熱をしない点、また、ヒータによる加熱をしないで洗う点である。即ち、「すすぎ(1)」、「すすぎ(2)」では、洗いモードの前に加熱をしないで噴霧給水のみが行なわれる。 The difference between the rinsing steps (1) and (2) and the “main wash” step is that the rinsing step is not heated during spray water supply, and the washing is performed without heating by a heater. That is, in "Rinse (1)" and "Rinse (2)", only spray water supply is performed without heating before the washing mode.
この噴霧給水により、「本洗い」、「すすぎ(1)」の各工程にて再付着した細かな汚れが流し落される。すなわち、噴射ノズル部40から噴射する微粒子の噴霧は極く細かで、洗浄室5内に万遍なく噴霧される。このため、微粒子の噴霧が、食器類はもちろん、食器かご、洗浄室の内面に隈無く付着して、再付着した細かな汚れを流してしまう。ここで、加熱を伴わない噴霧給水をしたのは、再付着した細かな汚れは、ふやかさなくても十分に流れ落ちるからである。このように回転噴射ノズル7の噴射によるすすぎの前に予め、再付着した細かな汚れを流してしまうので、すすぎがより効果的に行われる。
By this spray water supply, fine dirt that has re-attached in each step of “main wash” and “rinse (1)” is washed away. That is, the spray of fine particles sprayed from the spray nozzle portion 40 is extremely fine and sprayed uniformly in the
「すすぎ(2)」の行程の後に「加熱すすぎ」行程に移る。「加熱すすぎ」行程は、加熱洗いをする点が「すすぎ(1)」、「すすぎ(2)」と違う。加熱洗いで食器類を暖めることにより、後に続く乾燥を速めることができる。 After the "rinse (2)" process, the process proceeds to the "heated rinse" process. The “heating rinse” step is different from “rinsing (1)” and “rinsing (2)” in that it is heated and washed. The subsequent drying can be accelerated by warming the dishes with heat washing.
「加熱すすぎ」行程の後に「乾燥」行程を踏んで、食器洗浄機の運転は終了する。「乾燥」行程では、先に温風の乾燥を行う。先の「加熱すすぎ」で、温っているので「乾燥」工程は迅速に行われる。 After the “heating rinse” step, the “drying” step is performed to finish the operation of the dishwasher. In the “drying” step, the hot air is dried first. The “drying” step is performed quickly because the previous “heating rinse” is warm.
この「乾燥」行程では、ヒータ9の温度上限値は200℃〜220℃に、温度下限値が180℃〜210℃に設定されている。つまり、上限値(200℃〜220℃)を上回る温度になると、ヒータ9の通電をオフし、下限値(180℃〜210℃)を下回る温度になると、ヒータ9の通電はオンするように制御を行う。
In this “drying” process, the upper temperature limit of the
温風による乾燥後に、ヒータ9の加熱をしない送風だけの乾燥が行われる。加熱を伴わない送風により食器類が直ぐ使えるように冷やす。以上の各工程を経て、最後にブザーの報知で終了を知ることができる。
After drying with warm air, only air blowing without heating the
以上述べたように、本実施形態における噴霧給水にヒータ加熱を組み合わせた給水を行うことによって、従来は単に給水しか行わなかった行程において、汚れに水を浸透させて洗浄室5内を水蒸気より生じた水微粒子を充満させることで蒸らし作用を働かせることによって、格段に汚れ落とし効果を高めることができる。
As described above, by supplying water in which the heater heating is combined with the spray water supply in the present embodiment, water is infiltrated into dirt and the inside of the
2…洗浄室、4…回転ノズル体、9…ヒータ、29…噴霧手段。
2 ... cleaning chamber, 4 ... rotating nozzle body, 9 ... heater, 29 ... spraying means.
Claims (6)
5. The dishwasher according to claim 4, wherein the protective cover has a plurality of holes, and the density of the holes is changed according to the type of the tableware placed above the protective cover.
Priority Applications (1)
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JP2005144840A JP2006320440A (en) | 2005-05-18 | 2005-05-18 | Dishwasher |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007130143A (en) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Toshiba Corp | Dishwasher |
CN101653347B (en) * | 2008-08-21 | 2012-11-21 | Lg电子株式会社 | Controlling method of dishwasher |
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2005
- 2005-05-18 JP JP2005144840A patent/JP2006320440A/en not_active Withdrawn
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JP2007130143A (en) * | 2005-11-09 | 2007-05-31 | Toshiba Corp | Dishwasher |
CN101653347B (en) * | 2008-08-21 | 2012-11-21 | Lg电子株式会社 | Controlling method of dishwasher |
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