JP2006318818A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 コンバータを介さずに2次電池に充放電でき、充放電効率を向上させることにより、より一層エネルギ効率の向上を図った燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 電源系に燃料電池1、キャパシタ2および2次電池3を有する燃料電池システムにおいて、2次電池3を、燃料電池1とキャパシタ2が並列接続される配線10に対してリレースイッチ(スイッチング手段)7を介して並列接続した構成とし、制御部20の接続オン演算部22により、キャパシタ2および2次電池3の状態に基づきリレースイッチ7の接続をオンさせ、接続オフ演算部23により、2次電池3の状態に基づきリレースイッチ7の接続をオフさせる。
【選択図】 図1
【解決手段】 電源系に燃料電池1、キャパシタ2および2次電池3を有する燃料電池システムにおいて、2次電池3を、燃料電池1とキャパシタ2が並列接続される配線10に対してリレースイッチ(スイッチング手段)7を介して並列接続した構成とし、制御部20の接続オン演算部22により、キャパシタ2および2次電池3の状態に基づきリレースイッチ7の接続をオンさせ、接続オフ演算部23により、2次電池3の状態に基づきリレースイッチ7の接続をオフさせる。
【選択図】 図1
Description
本発明は燃料電池、キャパシタおよび2次電池を有する燃料電池システムに係り、特に、コンバータを介さずに2次電池に充放電でき、充放電効率を向上させることにより、より一層エネルギ効率の向上を図った燃料電池システムに関する。
燃料電池システムは、燃料電池の燃料極に燃料ガスとして水素を供給し、燃料電池の酸化剤極に酸化剤ガスとして空気を供給し、これら水素と空気中の酸素とを電気化学的に反応させて発電電力を得るものである。このような燃料電池システムは、例えば自動車の動力源等として実用化に大きな期待が寄せられており、現在、実用化に向けての研究開発が盛んに行われている。
燃料電池車両では、燃料電池が発電する電力を車両の駆動モータに供給することにより、車両の駆動力を得ている。このような燃料電池車両の電源装置として、燃料電池にキャパシタおよび2次電池を備える構成が、例えば特開2003−249236号公報の「電源装置」に開示されている。
この従来例は、負荷に電力を供給する配線に対して並列に接続される燃料電池およびキャパシタと、燃料電池と配線との間の接続を入り切りするスイッチと、配線に対して燃料電池およびキャパシタと並列に接続され燃料電池の出力電圧を制御するコンバータと、該コンバータを介して配線に接続される2次電池と、を備えた構成とし、負荷側から電源装置側に電力が供給される場合には、キャパシタによって速やかに電力を蓄積し、その後負荷側に電力を供給する際にはキャパシタから負荷に対して電力を供給するようにして、エネルギ効率を向上させたものである。また、燃料電池システム全体のエネルギ効率が望ましくない程度に低下したときは、スイッチを開状態として燃料電池から負荷への電力供給を停止し、エネルギ効率をさらに向上させている。
特開2003−249236号公報
一般的に、燃料電池、キャパシタおよび2次電池を有するシステムにおいて、すべてを並列に接続しようとすると、それぞれの電圧範囲および特性の違いにより、静的な状態であっても電力の充放電バランスがずれてしまい意図する出力が取れない。これに対して特許文献1の従来技術では、コンバータを用いて2次電池電圧の変圧を行い、燃料電池とキャパシタの電圧使用範囲に合わせることにより、充放電バランスをコントロールするようにしている。
しかしながら従来技術で使用されるコンバータは、電圧変換効率が一般的に95%程度であり、コンバータを介して2次電池を接続する場合、燃料電池で発生した電力をコンバータ経由で充電し、さらにコンバータ経由で放電すると、コンバータの損失は充放電で2倍になるという事情があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、燃料電池、キャパシタおよび2次電池を有する燃料電池システムにおいて、コンバータを介さずに2次電池に充放電でき、充放電効率を向上させることにより、より一層エネルギ効率の向上を図った燃料電池システムを提供することを目的としている。
上記目的を解決するため、本発明は、移動体を駆動するモータと、前記モータに供給する電力を変換するインバータと、前記モータに電力を供給する配線に対して並列に接続される燃料電池、キャパシタおよび2次電池と、前記2次電池と前記配線との間の接続をオン/オフするスイッチング手段と、前記インバータに電力を供給する配線の電圧を検知する第1電圧計と、前記2次電池の電圧を検知する第2電圧計と前記スイッチング手段の接続を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記キャパシタおよび前記2次電池の状態に基づき前記スイッチング手段の接続をオンする接続オン演算部と、前記2次電池の状態に基づき前記スイッチング手段の接続をオフする接続オフ演算部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る燃料電池システムでは、電源系に燃料電池、キャパシタおよび2次電池を有する燃料電池システムにおいて、2次電池を、燃料電池とキャパシタが並列接続される配線に対してスイッチング手段を介して並列接続した構成とし、制御部の接続オン演算部により、キャパシタおよび2次電池の状態に基づきスイッチング手段の接続をオンさせ、接続オフ演算部により、2次電池の状態に基づきスイッチング手段の接続をオフさせることとしたので、コンバータを介さずに2次電池を充放電させることができ、充放電効率を向上させることができるので、結果として、より一層エネルギ効率の向上を図ることができる。
以下、本発明の燃料電池システムの実施例について、〔実施例〕、〔変形例〕の順に図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例に係る燃料電池システムの構成図である。
同図において、本実施例の燃料電池システムは、燃料電池1、キャパシタ2、2次電池3、モータ4、インバータ5、第2電圧計6、リレースイッチ(スイッチング手段)7、ダイオード8、第1電圧計9、配線10、並びに、接続オン演算部22および接続オフ演算部23を備える制御部20を備えている。
本実施例の燃料電池システムは、燃料電池車両の駆動動力源として用いられるものであり、燃料電池1、キャパシタ2および2次電池3を並列接続して構成される電源系と、インバータ5を介して接続されるモータ4と、を有して構成されている。モータ4は、例えば三相交流モータで実現され、インバータ5によって電源系からの直流電力が所望の交流電力に変換されて供給され、燃料電池車両が走行するための走行トルクを発生する。
電源系では、燃料電池1とキャパシタ2がモータ4に電力を供給する配線10に対して並列に接続されており、該燃料電池1およびキャパシタ2間には、燃料電池1へ電流が逆流するのを防止するためのダイオード8が直列に接続されている。またさらに、燃料電池1とキャパシタ2が並列接続される配線10に対して、2次電池3がリレースイッチ7を介して並列に接続されている。なお、本実施例では、2次電池3と配線10との間の接続をオン/オフするスイッチング手段としてリレースイッチ7を用いているが、トランジスタスイッチを用いた構成としても良い。
また、このような電源系において、インバータ5に電力を供給する配線10の電圧を測定するための第1電圧計9と、2次電池3の電圧を測定するための第2電圧計6が設置されている。
電源系において、燃料電池1は、燃料ガスである水素が供給される燃料極(アノード)と酸化剤ガスである空気が供給される酸化剤極(カソード)とが電解質を挟んで重ね合わされて発電セルが構成されると共に、複数の発電セルが多段積層されたスタック構造を有しており、水素と空気中の酸素とを基にした電気化学反応により化学エネルギを電気エネルギに変換するものである。この燃料電池1の各発電セルでは、燃料極に供給された水素が水素イオンと電子とに分離される反応が起き、水素イオンは電解質を通り、電子は外部回路を通って電力を発生させ、酸化剤極にそれぞれ移動する。酸化剤極では、供給された空気中の酸素と電解質を通って移動した水素イオンおよび電子が反応して水が生成され、外部に排出される。
なお、燃料電池1で発電を行うには、燃料ガスである水素や酸化剤ガスである空気を各発電セルの燃料極(アノード)や酸化剤極(カソード)に供給する必要があり、そのための機構として水素供給系および空気供給系を備えており、また、その他にも燃料電池1を冷却する冷却機構を備えるが、これらは本発明の特徴的部分と直接的な関連を持たないため、これら構成要素の図示と詳細な説明を省略する。
また、2次電池3としては、鉛蓄電池、ニッケル−カドニウム蓄電池、ニッケル−水素蓄電池またはリチウム2次電池等々の2次電池を用いることができる。2次電池3は、燃料電池システムの起動時に各部を駆動するための電力を供給し、また、暖機運転が完了するまでの間に各部に電力を供給し、さらに、燃料電池1が通常状態で発電を行うときにも、負荷が所定値よりも大きくなる場合には電力を補う。つまり、2次電池3は、燃料電池1の発電電力やモータ4の回生電力が供給されて、該供給された電力を充電し、モータ4を駆動させるに際して、蓄積した電力を放電するが、これらの充放電動作は制御部20によるリレースイッチ7の接続オン/オフ制御に基づき行われる。
またさらに、キャパシタ2は、通常の2次電池に比べてパワー密度の高い蓄電手段であり、充放電効率も高い蓄電手段である。キャパシタ2は、残存する電荷量と出力電圧とが対応しており、残存する電荷量が減少するに従って出力電圧が低くなる。そのため、キャパシタ2の残存容量が少ないときにモータ4が回生するときには生じた電力を速やかに吸収して、残存容量の上昇に伴ってキャパシタ2の電圧は上昇する。その後、モータ4が電力を消費するようになると、電圧が上昇しているキャパシタ2が燃料電池1に優先してモータ4に電力を供給する。これにより、キャパシタ2の残存容量が低下すると共に電圧が低下して、次の回生時に備えることとなる。
さらに、制御部20は、例えばCPUやROM、RAM、周辺インターフェース等を有するマイクロコンピュータとして構成されており、燃料電池システム内の各部に設置された各種センサの検出値や電圧計6,9の検出値を読み込んで、その検出値に対する判断、演算結果により、各種制御信号を出力して、燃料電池システムの各部における動作を制御する。
図1において、制御部20は、構成要素として接続オン演算部22および接続オフ演算部23を備えているが、これらはCPU上で実行されるプログラムの機能的なまとまりを表したものであり、接続オン演算部22は、キャパシタ2および2次電池3の状態に基づきリレースイッチ7の接続をオンさせ、接続オフ演算部23は、2次電池3の状態に基づきリレースイッチ7の接続をオフさせる。
より具体的には、燃料電池1のみでキャパシタ2を充電して満充電となった時の該キャパシタ1の開放端電圧が、2次電池3の使用範囲下限SOC(State of Charge;充電状態)における該2次電池3の開放端電圧よりも低く、キャパシタ2の最大充電状態での開放端電圧が、2次電池3の使用範囲上限SOCにおいて該2次電池3が充電可能な最大電力を充電している時の該2次電池3の開放端電圧よりも高いことを前提条件として、接続オン演算部22は、第1電圧計9からキャパシタ2の状態を読み取り、また第2電圧計6から2次電池3の状態を読み取り、これらキャパシタ2および2次電池3の状態に基づきリレースイッチ7の接続をオンさせ、また、接続オフ演算部23は、第2電圧計6から2次電池3の状態を読み取り、該2次電池3の状態に基づきリレースイッチ7の接続をオフさせる。
ここで、「燃料電池1のみでキャパシタ2を充電して満充電となった時の該キャパシタ1の開放端電圧が、2次電池3の使用範囲下限SOC(State of Charge;充電状態)における該2次電池3の開放端電圧よりも低い」という第1の前提条件について、図2,図3および図7を参照して説明する。
図2および図3は、キャパシタ2および2次電池3の電流電圧特性をそれぞれの充電状態毎に例示する説明図であり、図2は前提条件を満たすときの説明に、また図3は該前提条件を満たさないときの説明に供するものである。また、図7は本実施例の燃料電池車両を運転走行させたときの車速(図7(a))、リレースイッチ7の接続状態(図7(b))、モータ4の出力モード(図7(c))、並びに、燃料電池1、キャパシタ2および2次電池3それぞれの開放端電圧(図7(d))のタイミングチャートである。
図2において、燃料電池1のみでキャパシタ2を充電して満充電状態となった時のキャパシタの電流電圧特性は、上限および下限の特性に挟まれた右下がりの特性で表される。また、2次電池3の電流電圧特性については、SOC20%(使用範囲下限SOC)からSOC80%(使用範囲上限SOC)の充電状態のそれぞれについて示されている。
ここで、満充電となったキャパシタ2の開放端電圧を2次電池3の下限SOCの開放端電圧よりも低いように組み合わせると、図中(P1)で示されるポイントとなる。つまり、燃料電池1だけで満充電となった時のキャパシタ2の開放端電圧が、2次電池3の開放端電圧よりも低いという第1の前提条件下で、キャパシタ2をさらに充電して電圧を高めるためには、モータ4による回生のみでしか行えないことを意味している。このことを逆に利用すれば、キャパシタ2と2次電池3との接続はモータ4の出力が回生モードにある時にのみ行えることとなり、モータ出力が力行モードにある時の接続が回避されることとなる。
すなわち、直接接続された燃料電池1、キャパシタ2および2次電池3の3種類の電源供給源の分配を制御する必要が無くなり、コンバータを介さずに最小限のシステム構成で2次電池3を充放電させることができ、充放電効率を向上させることができるので、結果として、より一層エネルギ効率の向上を図ることができる。
図7を用いて説明すると、燃料電池車両が走行中に、キャパシタ2がモータ4の回生によって電圧上昇し、時刻T1または時刻T3に到達した時点で、キャパシタ2の開放端電圧が2次電池3の開放端電圧と一致し、この時、制御部20の接続オン演算部22によってリレースイッチ7の接続がオン状態に制御され、2次電池3が接続されることになる。
これとは逆に、この一連の動作を第1の前提条件とは合致しない条件で行った場合を想定すると、キャパシタ2および2次電池3の電流電圧特性は図3に示される如くなる。つまり、キャパシタ2の開放端電圧が2次電池3の開放端電圧を上回っていると、キャパシタ2が放電中であるポイント(図3中、P3)で2次電池3と接続する必要があり、モータ3への電力供給源として、燃料電池1、キャパシタ2および2次電池3が接続された状態になる。これら3種の電力供給源がコンバータなく接続された状態では、電力供給の分担をコントロールすることができず、2次電池3からの放電が過大になる恐れがある。もしくは、2次電池3の放電により必要なSOCを確保できなくなる場合もある。
次に、「キャパシタ2の最大充電状態での開放端電圧が、2次電池3の使用範囲上限SOCにおいて該2次電池3が充電可能な最大電力を充電している時の該2次電池3の開放端電圧よりも高い」という第2の前提条件について、図2を参照して説明する。
図2において、キャパシタ2の最大充電状態での開放端電圧が、2次電池3の上限SOCで充電可能な最大電力を充電している時の電圧を上回るように設定すると、図中(P2)で示されるポイントとなる。このポイント(P2)よりも高くできれば、モータ4の回生によって2次電池3の容量上限(使用範囲上限SOC)まで充電することができる。
逆に、キャパシタ2の満充電での開放端電圧が、上限SOCで最大電力を充電中の2次電池3の電圧よりも低い場合には、2次電池3の容量上限(使用範囲上限SOC)まで利用することができない。すなわち、第2の前提条件により、回生時の車両運動エネルギの回収を最大限行うことができるので、エネルギ損失を低減できることになる。
次に、本実施例の燃料電池システムの運転時の動作について、図4〜図6、図8および図9を参照しながら説明する。ここで、図4は運転時のメインフローを説明するフローチャート、図5は接続オフ演算部23によるサブルーチンを説明するフローチャート、図6は接続オン演算部22によるサブルーチンを説明するフローチャート、図8はキャパシタ2および2次電池3の電流電圧特性を例示する説明図、図9はリレースイッチ7の接続をオフすべきSOC閾値を算出するテーブルを説明する説明図である。
図4に示す運転時のメインフローにおいて、リレースイッチ7の接続状態に応じて分岐し(ステップS101)、リレースイッチ7がオン状態のときにはステップS102の接続オフ演算部23によるサブルーチン処理に進み、リレースイッチ7がオフ状態のときにはステップS103の接続オン演算部22によるサブルーチン処理に進む。
接続オフ演算部23では、図5に示すサブルーチン処理を行う。まず、リレースイッチ7の接続をオフするSOC閾値を算出し(ステップS111)、次に、現在のSOCが接続オフすべきSOC閾値以下であるか否かを判断する(ステップS112)。
ステップS112において、現在のSOCが接続オフすべきSOC閾値以下である場合には、ステップS113に進んで、リレースイッチ7の接続をオフし、また、現在のSOCが接続オフすべきSOC閾値を上回っている場合には、ステップS114に進んで、リレースイッチ7の接続をオン状態で継続とする。
また、接続オフ演算部22では、図6に示すサブルーチン処理を行う。すなわち、キャパシタ2の開放端電圧が2次電池3の開放端電圧と一致するか否かを判断し(ステップS121)、キャパシタ2の開放端電圧が2次電池3の開放端電圧と一致しない場合には、ステップS122に進んで、リレースイッチ7の接続をオフ状態で継続とし、キャパシタ2の開放端電圧が2次電池3の開放端電圧と一致する場合には、ステップS123に進んで、リレースイッチ7の接続をオンする。
燃料電池システムの運転時の動作については、以上説明したとおりであるが、ここで、ステップS111において行われる、リレースイッチ7の接続をオフするSOC閾値の算出について説明する。
図9は、接続オフすべきSOC閾値の算出に用いるテーブルを示しているが、横軸を現在のSOCの値、縦軸をモータ4の消費電力として、SOC値と許容モータ消費電力との対応を表したものである。図9のテーブルを参照して、現在のSOC値で許容できるモータ消費電力を下回っていれば、接続オフすべきSOC閾値は接続オフ下限SOCとなる。また、現在のSOC値で許容できるモータ電力を上回っていた場合には、接続オフすべきSOC閾値は現在のSOC値が選択されることになる。
2次電池3の電圧によってリレースイッチ7の接続をオフする場合、一定の電圧であっても、2次電池3の放電量の違いでSOCにばらつきがあるため、2次電池3の下限SOCを下回る可能性がある。そこで、このように接続オフすべきSOC閾値を用いてリレースイッチ7の接続をオフすることにより、2次電池3の下限SOCを下回ることを防止できる。
またここで、図9のテーブルの作成方法について説明しておく。図8に示すキャパシタ2および2次電池3の電流電圧特性の関係において、SOCによって許容できる2次電池3の放電電流を図中のBのように決めておき、該Bのそれぞれの電圧でキャパシタ2が放電可能な電流を求める(図中のA)。図9は、それぞれのSOCについてこれらAとBの和をモータ消費電力として表したものである。
以上説明したように、本実施例の燃料電池システムでは、電源系に燃料電池1、キャパシタ2および2次電池3を有する燃料電池システムにおいて、2次電池3を、燃料電池1とキャパシタ2が並列接続される配線10に対してリレースイッチ(スイッチング手段)7を介して並列接続した構成とし、制御部20の接続オン演算部22により、キャパシタ2および2次電池3の状態に基づきリレースイッチ7の接続をオンさせ、接続オフ演算部23により、2次電池3の状態に基づきリレースイッチ7の接続をオフさせることとしたので、コンバータを介さずに2次電池を充放電させることができ、充放電効率を向上させることができるので、結果として、より一層エネルギ効率の向上を図ることができる。
また、本実施例の燃料電池システムでは、「燃料電池1のみでキャパシタ2を充電して満充電となった時の該キャパシタ1の開放端電圧が、2次電池3の使用範囲下限SOC(State of Charge;充電状態)における該2次電池3の開放端電圧よりも低い」という第1の前提条件を設定することとしたので、直接接続された燃料電池1、キャパシタ2および2次電池3の3種類の電源供給源の分配を制御する必要が無くなり、コンバータを介さずに最小限のシステム構成で2次電池3を充放電させることができ、充放電効率を向上させることができるので、結果として、より一層エネルギ効率の向上を図ることができる。
ここで、2次電池3を接続するコンバータを必要せず、充放電における効率の低下を防止できることについて定量的に説明しておく。コンバータによる充放電の効率は、一般的に95%程度で、これに加えて2次電池3への充放電も95%程度であることから、発電もしくは回生した電力を2次電池3に蓄え、再度取り出す工程において、コンバータ充放電効率0.95、2次電池3の充放電効率を0.95として、単位電力で損失分を計算すると、損失Ploss1は0.19(損失Ploss1=1−0.95×0.95×0.95×0.95=0.19)となる。
一方、2次電池3とキャパシタ2を直接接続する場合は、コンバータ分を考慮せず充放電分のみとなり、損失Ploss0は0.1(損失Ploss0=1−0.95×0.95=0.1)となる。すなわち、本実施例の燃料電池システムにより、コンバータを使用した場合の充放電の損失を約5割低下させることができる。
また、本実施例の燃料電池システムでは、「キャパシタ2の最大充電状態での開放端電圧が、2次電池3の使用範囲上限SOCにおいて該2次電池3が充電可能な最大電力を充電している時の該2次電池3の開放端電圧よりも高い」という第2の前提条件を設定することとしたので、回生時の車両運動エネルギの回収を最大限行うことができ、エネルギ損失を低減できる。
また、本実施例の燃料電池システムでは、接続オフ演算部23において、2次電池3のSOCを算出し、該2次電池SOCの値に基づいてリレースイッチ(スイッチング手段)7の接続をオフすることとしたので、2次電池3の放電量の違いでSOCにばらつきがあっても、2次電池3の下限SOCを下回ることを防止できる。
さらに、本実施例の燃料電池システムでは、接続オフ演算部23において、2次電池3のSOCを算出し、該2次電池SOCの値とインバータ5に供給する電力に基づいて、リレースイッチ(スイッチング手段)7の接続をオフすることとしている。
コンバータなしで2次電池3およびキャパシタ2を接続した場合には、各々の電圧電流特性が決まっているため、動作中に意図的に配分を決めることはできない。つまり、モータ4への電力供給時において、2次電池3から放電する電力のうち何割かがキャパシタ2に電力移動するか、或いは、キャパシタ2から2次電池3への電力移動が起こることがある。この電力移動分を極力最小にすることで、充放電効率の低下を防止することができる。
つまり、本実施例の燃料電池システムでは、この電力移動を低減する方法として、電力移動が起こる2次電池3とキャパシタ2の電圧条件および放電条件を予め調べておき、その条件を避けて動作させているのである。すなわち、本実施例では、電力移動の起こる条件を設定するにあたり、2次電池3のSOCとモータ4への入力電力とによって代用して設定することができ、損失の低減を図ることができる。
〔変形例〕
次に、実施例の接続オフ演算部23において、リレースイッチ7の接続をオフするSOC閾値の算出(ステップS111)するときに参照されるテーブルについて、いくつかの変形例(図10〜図12)を示す。図10〜図12はリレースイッチ7の接続をオフすべきSOC閾値を算出するテーブルを説明する説明図である。
次に、実施例の接続オフ演算部23において、リレースイッチ7の接続をオフするSOC閾値の算出(ステップS111)するときに参照されるテーブルについて、いくつかの変形例(図10〜図12)を示す。図10〜図12はリレースイッチ7の接続をオフすべきSOC閾値を算出するテーブルを説明する説明図である。
(変形例1)
まず、変形例1は、接続オフ演算部23において、燃料電池車両の移動速度が高いほどリレースイッチ(スイッチング手段)7の接続をオフするSOC閾値を低くし、該移動速度が低いほど該SOC閾値を高くするものである。
まず、変形例1は、接続オフ演算部23において、燃料電池車両の移動速度が高いほどリレースイッチ(スイッチング手段)7の接続をオフするSOC閾値を低くし、該移動速度が低いほど該SOC閾値を高くするものである。
図10は、接続オフ下限SOCを車速(10km/h,40km/hおよび70km/h)に応じて変更した例であり、図11は、車速に応じてモータ消費電力の設定を変更し、特に車速が低い場合には、許容するモータ消費電力を小さく設定し、車速が低い場合には入りにくくした例である。
このように、変形例1によれば、車速が低い渋滞中はインバータ5の回生、放電電力は小さくキャパシタだけで吸収することができるので、2次電池3の充放電頻度を低減することで、2次電池3の劣化を防止することができる。
(変形例2)
次に、変形例2は、接続オフ演算部23において、燃料電池1の劣化を検知したとき、該劣化による電圧低下分に応じて、リレースイッチ(スイッチング手段)7の接続をオフするSOC閾値を下げるようにしたものである。
次に、変形例2は、接続オフ演算部23において、燃料電池1の劣化を検知したとき、該劣化による電圧低下分に応じて、リレースイッチ(スイッチング手段)7の接続をオフするSOC閾値を下げるようにしたものである。
図11は、燃料電池1の劣化を検知した場合に、該燃料電池1の劣化の度合いに応じて、モータ消費電力の設定を大きくした例である。
このように、変形例2によれば、燃料電池1の電圧が低下した場合でも、キャパシタ2だけでカバーする電圧領域が広がることを防止できるので、キャパシタ2の負担を低減してキャパシタ2の劣化を防止できる。
1 燃料電池
2 キャパシタ
3 2次電池
4 モータ
5 インバータ
6 第2電圧計
7 リレースイッチ(スイッチング手段)
8 ダイオード
9 第1電圧計
10 配線
20 制御部
22 接続オン演算部
23 接続オフ演算部
2 キャパシタ
3 2次電池
4 モータ
5 インバータ
6 第2電圧計
7 リレースイッチ(スイッチング手段)
8 ダイオード
9 第1電圧計
10 配線
20 制御部
22 接続オン演算部
23 接続オフ演算部
Claims (7)
- 移動体を駆動するモータと、
前記モータに供給する電力を変換するインバータと、
前記モータに電力を供給する配線に対して並列に接続される燃料電池、キャパシタおよび2次電池と、
前記2次電池と前記配線との間の接続をオン/オフするスイッチング手段と、
前記インバータに電力を供給する配線の電圧を検知する第1電圧計と、
前記2次電池の電圧を検知する第2電圧計と
前記スイッチング手段の接続を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記キャパシタおよび前記2次電池の状態に基づき前記スイッチング手段の接続をオンする接続オン演算部と、
前記2次電池の状態に基づき前記スイッチング手段の接続をオフする接続オフ演算部と、
を有することを特徴とする燃料電池システム。 - 前記燃料電池のみで前記キャパシタを充電して満充電となった時の該キャパシタの開放端電圧が、前記2次電池の使用範囲下限SOC(State of Charge;充電状態)における該2次電池の開放端電圧よりも低いことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
- 前記キャパシタの最大充電状態での開放端電圧が、前記2次電池の使用範囲上限SOCにおいて該2次電池が充電可能な最大電力を充電している時の該2次電池の開放端電圧よりも高いことを特徴とする請求項1または請求項2の何れか1項に記載の燃料電池システム。
- 前記接続オフ演算部は、前記2次電池のSOCを算出し、該2次電池SOCの値に基づいて前記スイッチング手段の接続をオフすることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の燃料電池システム。
- 前記接続オフ演算部は、前記2次電池のSOCを算出し、該2次電池SOCの値と前記インバータに供給する電力に基づいて、前記スイッチング手段の接続をオフすることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の燃料電池システム。
- 前記接続オフ演算部は、前記移動体の移動速度が高いほど前記スイッチング手段の接続をオフするSOC閾値を低くし、該移動速度が低いほど該SOC閾値を高くすることを特徴とする請求項4または請求項5の何れか1項に記載の燃料電池システム。
- 前記接続オフ演算部は、前記燃料電池の劣化を検知したとき、該劣化による電圧低下分に応じて、前記スイッチング手段の接続をオフするSOC閾値を下げることを特徴とする請求項4〜請求項6の何れか1項に記載の燃料電池システム。
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