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JP2006317527A - 楽曲データ配信システム及び楽曲データ配信装置 - Google Patents

楽曲データ配信システム及び楽曲データ配信装置 Download PDF

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JP2006317527A
JP2006317527A JP2005137360A JP2005137360A JP2006317527A JP 2006317527 A JP2006317527 A JP 2006317527A JP 2005137360 A JP2005137360 A JP 2005137360A JP 2005137360 A JP2005137360 A JP 2005137360A JP 2006317527 A JP2006317527 A JP 2006317527A
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Abstract

【課題】 楽曲データをダウンロードする際におけるユーザの利便性を向上させつつ、楽曲データをダウンロードするユーザにとって魅力のあるサービス態様を実現する。
【解決手段】 携帯用電話機MP-kが、ユーザの起床時及び就寝時に自動的に楽曲データをダウンロードするようになっており、当該機能によりダウンロードされた楽曲データに対応した楽曲が、(a)目覚まし用のアラーム音、或いは、(b)就寝時に聴取する曲(すなわち、子守歌)として拡声される。また、かかる楽曲データのダウンロードに際して、(i)ユーザの嗜好(例えば、ユーザの好きな楽曲のジャンルやアーティスト)や(ii)楽曲データの用途(具体的には、起床時にアラームとするのか、就寝時の子守歌とするのか)、(iii)ダウンロード日時等の要素を加味して配信すべき楽曲データを選択し、ユーザにとって魅力的なサービスを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サーバから通信端末に対して楽曲に対応したデータ(以下、「楽曲データ」という。)を配信するための技術に関する。
近年、携帯用電話機や簡易型携帯用電話機(以下、「携帯用電話機」と総称する。)の高機能化が進み、ネットワーク上のサーバから楽曲データをダウンロードして、アラーム設定時の報知音や通話着信時、或いは、電子メール着信時における着信音をユーザの好みに合わせて変更する機能を有する携帯用電話機が各種提供されている。従来、かかる楽曲データのダウンロードに際しては、携帯用電話機を用いてダウンロード対象となる楽曲データを選択することが必要となっており、かかる作業はユーザに煩雑な作業を強いる現状を招いている。そこで、最近では、ユーザに煩雑な作業を行わせることなく、楽曲データ等のコンテンツデータを自動にてダウンロードする機能を実現するためのシステムも提案されるに至っている。
特開2004−153572号公報
ところで、上記従来のシステムにおいては、ユーザの指定した日時にランダムに選択された楽曲データがダウンロードされる構成が採用されているに過ぎず、当該ダウンロードに際して、ユーザの嗜好や、楽曲データ利用時の用途が一切加味されていない状況にある。このため、携帯用電話機によりダウンロードされた楽曲データが実際にはユーザの嗜好に合致していなかったり、或いは、用途に全く合致しない楽曲がダウンロードされる等、当該システムを利用するユーザにとって魅力の乏しいものとなってしまっていた。
この発明は以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その課題の一例としては、楽曲データをダウンロードする際におけるユーザの利便性を向上させつつ、楽曲データをダウンロードするユーザにとって魅力のあるサービス態様を実現することが可能な楽曲データ配信システム及び楽曲データ配信装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため本願の一つの観点において請求項1に記載の楽曲データ配信システムは、通信端末装置に対して配信すべき楽曲データと当該楽曲データを選択するための条件を示す条件情報が対応付けて記録された記録手段と、前記通信端末装置から送信されるリクエストを受信する受信手段と、前記リクエストの受信時に(i)当該通信端末装置のユーザの嗜好を示す嗜好情報と(ii)前記楽曲データの用途を示す用途情報と(iii)当該リクエストの受信日時を示す時刻情報とを取得する取得手段と、少なくとも前記取得された嗜好情報、用途情報及び時刻情報により示される条件に合致する前記条件情報を検索し、当該条件情報と対応付けて記録された前記楽曲データを読み出す楽曲データ選択手段と、前記読み出された楽曲データを前記通信端末装置に配信する配信手段と、を有するサーバ装置と、前記リクエストを送信すると共に前記楽曲データを受信する受信手段と、前記楽曲データを再生することにより当該楽曲データに対応した楽曲を拡声する拡声手段と、を有する通信端末装置と、を備えることを特徴とする。
この楽曲データ配信システムによれば、通信端末装置から送信されたリクエストの受信時に(i)嗜好情報と(ii)用途情報と(iii)時刻情報により示される条件に合致する条件情報が抽出され、当該条件に合致する楽曲データが配信対象として読み出されることとなる。この結果、楽曲データをダウンロードする際におけるユーザの利便性を向上させつつ、ユーザの嗜好や楽曲データの利用用途、更には、ダウンロード時刻に応じて通信端末装置に配信すべき楽曲データを変化させることが可能となり、もって、楽曲データをダウンロードするユーザにとって魅力のあるサービス態様を実現することが可能となる。
なお、この場合における条件情報の内容に関しては任意であり、例えば、(i)前記楽曲データに対応した楽曲の属性と(ii)前記楽曲データの用途と(iii)当該楽曲データの利用日時のみを含むように構成しても良く(請求項2)、他の条件を示す情報をも含める構成としても良い。
また、上記構成において、日時の変化に伴って変化する時刻対応情報が記録された時刻対応情報記録手段をサーバ装置に保有させ、時刻情報に対応した時刻対応情報を読み出すと共に、嗜好情報、用途情報、時刻情報及び当該時刻対応情報により示される条件に合致する条件情報を検索する構成とすれば(請求項3)、例えば、(i)各日時における天候、(ii)各日時における前記ユーザの運勢、(iii)各日時における公共交通機関の運行状況(請求項4)のような各種の時刻対応情報に基づいて楽曲データを選択することが可能となる。この結果、通信端末装置のユーザは、通信端末装置において拡声された楽曲を聴取することにより、これらの情報を直感的に認識することが可能となり、更なるユーザの利便性向上を図ることが可能となる。
また更に、請求項1に記載の構成において、通信端末装置に所定の所定の事象の発生を検出する検出手段と、前記事象の発生が検出された場合に、用途情報として当該発生した事象の内容を示す情報を生成する生成手段と、を設け、この生成した用途情報をリクエストメッセージに付加して送信するようにしても良い(請求項5)。この構成により、通信端末装置において検出された事象に基づいて、楽曲データの読み出しが行われることとなり、もって、当該事象に対応した用途に最適な楽曲データの選択が可能となる。なお、この場合において、上記事象として(a)ユーザの起床時刻の到来及び(b)ユーザの就寝時刻の到来、の少なくとも何れか一方の事象の発生を検出するようにすれば(請求項6)、通信端末装置において目覚まし用の報知音を拡声させ、或いは、就寝時に聴取する楽曲を拡声させることが可能となると共に、これらの用途に応じて拡声される楽曲を変化させることも可能となる。
更に、この場合において、かかる事象の発生が検出された日時が自装置のユーザの休日に該当するか否かを特定する特定手段を通信端末装置に設け、当該特定結果に応じて休日或いは平日の別を示す休日情報を生成して、当該休日情報を用途情報と共に前記リクエストメッセージに付加して送信するようにする。そして、サーバ装置において嗜好情報及び時刻情報、並びに当該リクエストメッセージに付加された用途情報及び休日情報により示される条件に合致する条件情報を検索する構成とすれば(請求項7)、楽曲データのダウンロード日が通信端末装置のユーザの休日に当たるか否かにより、配信する楽曲データを変化させることが可能となり、もって、ユーザにとって更に魅力的なサービス態様を実現することが可能となる。
また、本願の他の観点において請求項8に記載の楽曲データ配信装置によれば、通信端末装置において所定の事象の発生を報知するための報知音として拡声される楽曲に対応した楽曲データを、前記通信端末装置に配信する楽曲データ配信装置であって、前記楽曲データと当該楽曲データを選択するための条件を示す条件情報が対応付けて記録された記録手段と、前記通信端末装置から送信されるリクエストを受信する受信手段と、前記リクエストの受信時に(i)当該通信端末装置のユーザの嗜好を示す嗜好情報と(ii)前記楽曲データの用途を示す用途情報と(iii)当該リクエストの受信日時を示す時刻情報とを取得する取得手段と、少なくとも前記取得された嗜好情報、用途情報及び時刻情報により示される条件に合致する前記条件情報を検索し、当該条件情報と対応付けて記録された前記楽曲データを読み出す楽曲データ選択手段と、前記読み出された楽曲データを前記通信端末装置に配信する配信手段と、を具備することを特徴とする。この楽曲データ配信装置によれば、上記請求項1に記載の楽曲データ配信システムと同様の作用効果を奏することが可能となる。
本願の各発明によれば、楽曲データをダウンロードする際におけるユーザの利便性を向上させると共に、ユーザの嗜好を反映させたダウンロードを可能とし、もって、楽曲データをダウンロードするユーザにとって魅力のあるサービス態様を実現することが可能となる。
[1]実施形態
[1.1]実施形態の構成
以下、図1を参照しつつ本実施形態にかかる楽曲データ配信システムSの構成について説明することとする。なお、図1は、本実施形態にかかる楽曲データ配信システムSの構成を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施形態にかかる楽曲データ配信システムSは、インターネットと移動パケット通信網とが関門中継交換局を介して相互接続されたネットワークNETと、複数の携帯用電話機MP-k(k=1,2,・・・,n)と、楽曲配信サーバTSと、を有している。この楽曲データ配信システムSは、各種の楽曲に対応した楽曲データを楽曲配信サーバTSから携帯用電話機MP-kに配信する楽曲配信サービスを提供するためのものとなっている。
ここで、本実施形態に特徴的な事項として、楽曲データ配信システムSおいては、携帯用電話機MP-kが、ユーザの(a)起床時及び(b)就寝時に自動的に楽曲データをダウンロードするようになっており、当該機能によりダウンロードされた楽曲データに対応した楽曲が、(a)目覚まし用のアラーム音、或いは、(b)就寝時に聴取する曲(すなわち、子守歌)として拡声されるようになっている。
一方、かかる楽曲データの配信に際して、(i)ユーザの嗜好や(ii)当該楽曲データを利用する際の用途を考慮することなく、楽曲配信サーバTSにおいて配信する楽曲データを選択した場合、ユーザにとって非常に魅力のないものとなりかねない。例えば、ロックの好きなユーザに演歌に対応した楽曲データを配信したとしても、ユーザにとっては何の魅力も感じられない楽曲データが勝手にダウンロードされたと認識されかねない。また、就寝時に聴取すべき楽曲として五月蠅い楽曲が拡声された場合、ユーザが寝られなくなってしまう可能性がある一方、目覚まし用のアラーム音として、あまりにも静かすぎる楽曲が拡声されたとしても、ユーザが目を覚まさない可能性もある。更に、目覚ましに関して言うならば、平日に聴きたい曲と、休日に聴きたい曲とは異なっている可能性が高く、就寝時に聴取するとしても、その聴取時刻によって聴きたい曲が変わる可能性も高い。
そこで、本実施形態においては、楽曲データのダウンロードに際して、(i)ユーザの嗜好(例えば、ユーザの好きな楽曲のジャンルやアーティスト)や(ii)楽曲データの用途(具体的には、起床時にアラームとするのか、就寝時の子守歌とするのか)、更には、(iii)ダウンロード時の日時、という要素を加味して配信すべき楽曲データを選択する方法を採用することとした。
また、ユーザを取り巻く環境(例えば、天候)は、ダウンロード日時に応じて変化するものであり、ユーザの利便性を考えた場合、ダウンロードされた曲の雰囲気によって、その環境が分かれば、非常に魅力の高いものとなりうる。かかる観点から、本実施形態においては、(iv)ダウンロード日時におけるユーザの周囲環境までも考慮してダウンロードする楽曲データを選択する方法を採用することとした。なお、この周囲環境としては、その日時における天候の他、運勢や公共交通機関の運行状況等が考えられるが、本実施形態においては天候を例に説明を行うこととする。
以下、かかる機能を実現するため各要素について、より詳細に説明することとする。
まず、携帯用電話機MP-kは、音声通信用プログラムやWWW(World Wide Web)ブラウザといった通信プログラムを搭載しており、これらの通信プログラムを実行することにより基地局BSとデータの授受を行い、ネットワークNETを介したデータ通信を行う。また、この携帯用電話機MP-kは、所定時間以上、入力操作や通信が行われない状態が継続すると、待ち受けモード(すなわち、音声通話着信や入力操作等のイベントの発生を待ち受けるモード)に遷移し、この待ち受けモード下において、ユーザの指定したアプリケーションを自動的に実行するようになっている(このアプリケーションは、「待ち受けアプリケーション」と呼ばれる)。
本実施形態において、この携帯用電話機MP-kは、上記待ち受けアプリケーションとして、ユーザのスケジュールを管理するためのアプリケーションプログラム(以下、「スケジューラ」)を実行するように設定されており、ユーザは、このスケジューラを用いることにより自己の起床時刻や休日等の管理を行うことができるようになっている。また、このスケジューラには、本実施形態に特徴的な機能として、次の2つの機能が設けられており、かかる機能に基づいて、上記ダウンロード形態が実現されるようになっている。
目覚まし機能
この機能は、ユーザがスケジューラにおいて登録した起床時刻に楽曲配信サーバTS宛のGET要求(具他的にはHTTPのGETメソッドを用いたリクエストメッセージ)を送信し、楽曲配信サーバTSから楽曲データをダウンロードすると共に、当該楽曲データを再生して、対応する楽曲を拡声する機能である。
就寝用楽曲拡声機能
この機能は、ユーザが携帯用電話機MP-kに対して電源をOFFする旨の入力操作を行った場合に、所定時間だけ、電源ONの状態を維持すると共に、当該時間内に楽曲配信サーバTSから楽曲データをダウンロードして、対応する当該楽曲を拡声する機能である。
一方、かかる機能の実現に際して、楽曲データの用途を加味したダウンロード態様を実現するためには、当該ダウンロード日時がユーザにとって休日か否か、或いは、当該ダウンロード対象となっている楽曲データが目覚まし用のものなのか、就寝用のものなのかを楽曲配信サーバTSにおいて把握できるようにすることが必要となってくる。そこで、本実施形態において携帯用電話機MP-kは、かかるダウンロードに際して送信するGET要求に対して、ユーザの登録しているスケジュールに従って、当該日時がユーザに取っての休日であるか否かを示す情報(以下、「休日情報」という)と、ダウンロード対象となる楽曲データが就寝用のものであるのか否かを示す情報(以下、「用途情報」という)を付加して送信するようになっている。
なお、楽曲データのダウンロード後に、この楽曲データを保存するようにするか否かは任意である。例えば、ダウンロード後に当該データを保存しておくようにすれば、当該楽曲データを用いて通話着信時や電子メール着信時における報知音(すなわち、着信メロディ)を設定し、或いは、当該楽曲データを再生して対応する楽曲を拡声させるようにすることも可能となる。
次に、楽曲配信サーバTSは、IP(Information Provider)の保有するHTTP(Hypertext Transfer Protocol)サーバであり、携帯用電話機MP-kから送信されたGET要求を受信し、当該GET要求に基づきユーザの嗜好や楽曲データの用途、ダウンロード日時、更には、ダウンロード時の天候を加味して選択された楽曲データを携帯用電話機MP-kに配信する。かかる機能を実現するための本実施形態にかかる楽曲配信サーバTSの構成を図2に示す。同図に示すように、本実施形態にかかる楽曲配信サーバTSは、通信部11と、ユーザ属性データベース(以下、「データベース」を「DB」と略称する。)12と、ユーザ属性管理部13と、天候データDB14と、天候データ更新管理部15と、楽曲データDB16と、データ配信管理部17と、を有している。
これらの要素中、ユーザ属性DB12は、各携帯用電話機MP-kのユーザの属性(具体的には、当該ユーザの住所、氏名、電話番号や、当該ユーザの好きな楽曲ジャンルやアーティスト名等の属性)を示すユーザ属性データが格納されるDBとなっており、各ユーザ属性データには当該ユーザを一意に特定するためのユーザID(具体的には、携帯用電話機MP-kの加入者番号や製造番号等)が対応付けられている。この結果、楽曲データの配信に際して、配信先の携帯用電話機MP-kのユーザに対応したユーザ属性データを特定し、当該ユーザの嗜好に合致する楽曲データを選択する機能が実現されることとなる。
ユーザ属性管理部13は、ユーザ属性DB12に格納されたユーザ属性データを管理するための要素であり、例えば、携帯用電話機MP-kを用いて楽曲配信サーバTSの開設するWebページ上にて入力されたアーティスト名や楽曲ジャンル等の情報に基づいてユーザ属性情報を生成する。そして、この生成したユーザ属性情報をユーザ属性DB12に格納することにより、ユーザ属性DB12に対するユーザ属性データの新規登録及び更新を行う。
次いで、天候データDB14は、全国の各地域における天候状態を示す天候データが格納されたDBとなっている。また、各地域における天候は、時刻の変化に伴って、刻一刻と変化するものであるため、この天候データは、天候データ更新管理部15によって、随時、更新されるようになっている。なお、天候データ更新管理部15が天候データを更新する方法については任意であり、例えば、所定の公共機関、或いは、民間のサービス機関の運営するサーバから天候データを取得して、天候データDB14に格納された天候データを更新するようにしても良い。また、天候データ更新管理部14に所定の入力端末を通信接続し、上記公共機関等から取得された情報に基づいてオペレータが天候データを入力するようにしても良い。
次いで、楽曲データDB16は、携帯用電話機MP-kに配信される楽曲データが格納されたDBであり、データ配信管理部17は、携帯用電話機MP-kから送信されたGET要求に基づき楽曲データを配信するための要素である。かかる楽曲データの配信に際して、データ配信管理部17は、ユーザ属性DB12に格納されたユーザ属性データに基づいてユーザの嗜好に合致する楽曲データを選択する。そして、当該選択された楽曲データの中から、更に、(i)携帯用電話機MP-kから送信された休日情報や用途情報、(ii)当該ダウンロード時刻、(iii)天候データDB14に格納された天候データ、により示される条件に合致する楽曲データを選択し、配信対象を決定するようになっている。
かかる機能を実現するための楽曲データDB16の記録内容を図3に示す。同図に示すように、本実施形態において、この楽曲データDB16には各楽曲データを一意に識別するための楽曲識別情報と対応付けて楽曲データが格納されている。また、各楽曲データには楽曲データを選択するための条件を示す情報(「特許請求の範囲」における「条件情報」に対応)として、例えば、(i)当該楽曲の属性(すなわち、ジャンルやアーティスト名)と、(ii)当該楽曲データを利用すべき用途(すなわち、起床用、就寝用)及び平日休日の別と、(iii)当該楽曲データを利用すべき時刻と、(iv)天候と、を示す情報が格納されている。
なお、各楽曲データに対して、如何なる選択条件を与えるかについては任意であり、例えば、曲調の明るい楽曲については選択条件として「晴れ」を与え、暗い楽曲については「雨」を対応付けるようにしても良い。
本実施形態においては、かかる楽曲データDB16に格納された各種の情報に基づいて、データ配信管理部17がユーザ属性情報等により示される条件に合致する楽曲データを選択し、当該楽曲データを携帯用電話機MP-kに配信することとなる。なお、この際の具体的な、選択方法については、次述する動作の項にて詳述することとする。
[1.2]実施形態の動作
次に、上記構成を有する本実施形態にかかる楽曲データ配信システムSにおいて楽曲データをダウンロードする際の動作について説明する。
まず、本実施形態にかかる楽曲データ配信システムSにおいて、楽曲データをダウンロードしようとする場合、ユーザは、携帯用電話機MP-kの図示せぬ操作部に対してスケジューラを実行する旨の入力操作を行い、自己のスケジュールとして、少なくとも平日と休日の別、及び、自己の起床時刻を登録することが必要となる。なお、かかるスケジュール登録の具体的な方法については任意であり、例えば、スケジューラの実行時にスケジュールを登録するための画面を携帯用電話機MP-kの図示せぬ表示部に表示させ、当該画面に従って自己のスケジュールの内容を登録するようにしても良い。
このようにしてスケジュール登録が完了した状態となると、携帯用電話機MP-kは、待ち受けモードにおいて、このスケジューラを常時実行する状態に移行し、次の何れかの事象の発生を待機する状態となる。
事象1
この事象は、目覚まし用のアラーム音を拡声すべき時刻の到来を意味するものとなっている。より具体的には、スケジューラにより提供される機能を利用して、ユーザが起床時刻として設定した時刻が到来した場合に携帯用電話機MP-kにおいては、この事象1の発生が検出されることとなる。なお、当該起床時刻前に携帯用電話機MP-kの電源がOFFの状態にあることも考えられるが、この場合における具体的な処理方法については任意である。例えば、携帯用電話機MP-kに搭載されるOS(オペレーションシステム)に電源のON/OFFを管理する機能を設け、スケジューラにおいて設定された時刻を電源ONの時刻として設定するようにしても良い。この場合、当該時刻の到来に伴って、携帯用電話機MP-kにおいて電源がONとなり、これに伴って、スケジューラが実行され、当該時刻の到来が検出されることとなる。
事象2
この事象2は、就寝用の楽曲を拡声すべきタイミングの到来を意味するものとなっている。より具体的には、携帯用電話機MP-kにおいて電源をOFFする旨の入力操作が行われた場合に、この事象2の発生が検出されることとなる。この事象2の発生が検出された場合、携帯用電話機MP-kにおいては、その後、所定時間だけ電源ONの状態が維持され、楽曲データのダウンロード及び楽曲の拡声が行われることとなる。
このようにして、上記何れかの事象の発生が検出されると、携帯用電話機MP-kは、スケジューラに基づいて図4に示す処理を実行し、当該発生した事象が上記事象1であるか否かを判定する(ステップSa1)。そして、この判定において「yes」と判定すると、携帯用電話機MP-kは、上記用途情報として「目覚まし用」である旨の情報を生成する一方(ステップSa2)、「no」と判定すると、「就寝用」である旨の情報を生成する(ステップSa3)。
次いで、携帯用電話機MP-kは、現在時刻を取得した後(ステップSa4)、登録されているスケジュールに基づいて現在時刻の属する日が休日であるか否かを判定する状態となる(ステップSa5)。そして、この判定において、「yes」と判定すると上記休日情報として休日である旨を示す情報を生成するのに対して(ステップSa6)、「no」と判定すると休日情報として平日である旨の情報を生成する(ステップSa7)。
このようにして、用途情報及び休日情報の生成が完了すると、携帯用電話機MP-kは、当該生成した用途情報及び休日情報を付加したGET要求を楽曲配信サーバTS宛に送信して(ステップSa8)、楽曲データの受信を待機する状態となる(ステップSa9「no」)。この際、携帯用電話機MP-kは、楽曲配信サーバTS宛のGET要求に対して、自装置のユーザに対応したユーザID(携帯用電話機MP-kの加入者番号を用いている場合、その番号)を付加して送信する。
一方、このGET要求が楽曲配信サーバTSの通信部11により受信されると、データ配信管理部17は、図5に示す処理を実行する。この処理において、データ配信管理部17は、まず、当該GET要求に付加されたユーザIDと、用途情報及び休日情報を抽出して、図示せぬRAMに一時的に記憶した後(ステップSb1)、当該ユーザIDと対応付けてユーザ属性DB12に格納されているユーザ属性データを読み出す(ステップSb2)。そして、データ配信管理部17は、楽曲データDB16に格納された楽曲データ中において、当該ユーザ属性データにより示されるジャンルやアーティスト名に合致する楽曲に対応した楽曲識別情報を読み出す(ステップSb3)。この結果、ユーザの嗜好に合致する楽曲に対応した楽曲識別情報が楽曲データDB16から読み出されることとなる。
次いで、データ配信管理部17は、当該読み出された楽曲識別情報の数Nが「N=1」であるか否かを判定し(ステップSb4)、「yes」と判定すると当該楽曲識別情報に対応した楽曲データを読み出して携帯用電話機MP-kに配信する一方(ステップSb12)、「no」と判定すると、処理をステップSb5に移行させる。
このステップSb5において、データ配信管理部17は、ステップSb3において読み出された楽曲識別情報と対応付けて楽曲データDB16に格納された各種情報に基づいて、RAMに記憶された用途情報及び休日情報に合致するものを抽出する。このようにして楽曲識別情報が抽出されると、データ配信管理部17は、当該抽出された楽曲識別情報数「N=1」であるか否かを判定し(ステップSb6)、「yes」と判定すると当該楽曲識別情報に対応した楽曲データを読み出して携帯用電話機MP-kに配信する一方(ステップSb12)、「no」と判定すると、処理をステップSb7に移行させる。
次いで、データ配信管理部17は、現在時刻を取得した後(ステップSb7)、当該抽出された楽曲識別情報と対応付けて楽曲データDB16に格納された各種情報に基づいて現在時刻において利用すべき楽曲データに対応した楽曲識別情報を抽出する(ステップSb8)。かかる一連の抽出処理により、楽曲データの利用シチュエーションに合致する楽曲データに対応した楽曲識別情報が抽出されることとなる。
次に、データ配信管理部17は、当該抽出された楽曲識別情報数「N=1」であるか否かを判定し(ステップSb9)、「yes」と判定すると当該楽曲識別情報に対応した楽曲データを読み出して携帯用電話機MP-kに配信する一方(ステップSb12)、「no」と判定すると、ユーザ属性データに記述された住所に基づいて、当該住所に対応した天候データを天候データDB14から読み出す(ステップSb10)。そして、データ配信管理部17は、ステップSb8において抽出された楽曲識別情報と対応付けて楽曲データDB16に格納された各種情報に基づいて、当該読み出した天候データに合致する楽曲識別情報を抽出し(ステップSb11)、この結果、当該ダウンロード時の天候をも反映させた形で楽曲データの選択がなされることとなる。
以上の処理により、各種条件に合致する楽曲データが選択されると、データ配信管理部17は、当該選択された楽曲データを携帯用電話機MP-kに配信して(ステップSb12)、処理を終了する。なお、上記処理に基づいて、選択された楽曲データが複数曲に昇る場合、データ配信管理部17は、当該選択された楽曲データ中からランダムに一つの楽曲データを選択し、当該選択した楽曲データを配信対象とする。
一方、この楽曲データが携帯用電話機MP-kにより受信されると、携帯用電話機MP-kにおいては、ステップSa9における判定が「yes」に変化する。そして、携帯用電話機MP-kは、当該楽曲データを図示せぬRAMに一時記憶した後(ステップSa10)、当該楽曲データを再生し(ステップSa11)、楽曲を拡声させて、処理を終了する。なお、この際に、当該楽曲データを不揮発性メモリに記録するようにするか否かは上述のように任意である。
このようにして、本実施形態にかかる楽曲データ配信システムSにおいては、楽曲配信サーバTSに楽曲データと当該楽曲データを選択するための条件を示す各種情報が対応付けて格納された楽曲データDB16を保有させ、この楽曲データDB16に基づいてユーザ属性情報と、用途情報と、現在時刻に合致する楽曲データを検索する構成が採用されている。この構成により、携帯用電話機MP-kから送信されたGET要求の受信時に(i)ユーザ属性情報と(ii)用途情報と(iii)現在時刻に合致する楽曲データが配信対象として読み出されることとなり、ユーザの嗜好等を加味した楽曲データの配信態様が実現可能となる。この結果、楽曲データをダウンロードする際におけるユーザの利便性を向上させつつ、楽曲データをダウンロードするユーザにとって魅力のあるサービス態様を実現することが可能となる。
また、上記実施形態においては、日時の変化に伴って変化する天気データが格納された天気データDB14を楽曲配信サーバTSに保有させ、楽曲データの選択時に天気を反映させる構成が採用されているため、携帯用電話機MP-kのユーザは、拡声された楽曲を聴取することにより、そのときの天気を直感的に認識することが可能となり、更なるユーザの利便性向上を図ることが可能となる。
また更に、上記実施形態においては、携帯用電話機MP-kにおいて上記事象1及び事象2の少なくとも何れか一方の事象の発生が検出された場合に、用途情報として目覚まし用、或いは、就寝用である旨の情報を生成して、楽曲配信サーバTSに送信する構成が採用されている。この結果、楽曲データの利用態様が目覚まし用であるのか、就寝時に聴取する子守歌用であるのかに応じて配信する楽曲データを変化させることが可能となり、もって、ユーザにとって、更に魅力的なサービス提供を実現することが可能となる。
更に、上記実施形態においては、携帯用電話機MP-kにおいて休日情報を生成し、楽曲配信サーバTSに送信する構成が採用されているため、休日と平日に拡声される楽曲を変化させ、その時々におけるユーザの気持ちを反映させた楽曲データの配信を行うことが可能となる。
なお、上記実施形態においては目覚まし用のアラーム音や就寝時に拡声すべき楽曲に対応した楽曲データを携帯用電話機MP-kを用いてダウンロードする場合を例に説明を行った。しかし、例えば、目覚まし時計やPC(パーソナルコンピュータ)、PDA(Personal Digital Assistant)のような各種電子機器についても、本実施形態における携帯用電話機MP-kと同様の機能を実現することが可能である。
また、上記実施形態においては、楽曲配信サーバTSのデータ配信管理部17において選択された一つの楽曲データのみを携帯用電話機MP-kに配信する構成を採用したが、複数の楽曲データを配信するようにしても良い。
また更に、上記実施形態においては、楽曲配信サーバTSにユーザ属性DB12を保有させ、このDB12内に格納されたユーザ属性データに基づいて配信対象となる楽曲データを選択する方法を採用していた。しかし、ユーザ属性データは、携帯用電話機MP-kに保有させるようにし、楽曲データのダウンロード時に上記用途情報等と共に、携帯用電話機MP-kから楽曲配信サーバTSに送信するようにすることも可能である。
更にまた、上記天候データに関しても楽曲配信サーバTSに保有させず、他のサーバにおいて保有、管理するようにしても良い。
更に、上記実施形態においては、携帯用電話機MP-kにスケジューラを搭載し、当該スケジューラを用いて登録されたユーザのスケジュールを携帯用電話機MP-kにおいて管理する方法を採用していた。しかし、ユーザによって登録されたスケジュール内容を示すデータを携帯用電話機MP-kから楽曲配信サーバTSにアップロードするようにし、楽曲配信サーバTSにおいてユーザのスケジュールを管理するようにしても良い。
また、上記実施形態においては、携帯用電話機MP-kの図示せぬ操作部に対してユーザが電源をOFFする旨の入力操作を行った場合に、上記事象2(すなわち、ユーザの就寝)の発生を検出する構成を採用していたが、スケジューラにおいてユーザの就寝時刻まで管理し、登録されているスケジュールに基づいて上記事象2の発生を検出するようにしても良い。
また更に、上記実施形態においては、起床時刻及び就寝時刻の管理は行っていなかったが、これらの時刻を管理して、ユーザの睡眠時間数を管理し、当該睡眠時間数に基づいてユーザの健康管理を行う構成を採用することも可能である。
更に、上記実施形態においては、携帯用電話機MP-k単体にてネットワークNETを介したデータ通信を行う構成となっていたが、SIM(Subscriber Identify Module)内に携帯用電話機MP-kのユーザの加入者情報を記録すると共に当該SIMを携帯用電話機MP-kに接続してSIM内に記録された加入者情報を用いてネットワークNETを介したデータ通信を行うようにしても良い。
[1.3]実施形態の変形例
(1)変形例1
上記実施形態においては、ユーザの起床時及び就寝時に上記図4及び図5に示す処理を実行し、楽曲データのダウンロード及び楽曲の拡声を行う構成を採用していた。しかし、楽曲データのダウンロード等を行うタイミングはこれに限られない。例えば、スケジュール中に起床時刻以外のアラームを設定すべき時刻を登録するようにして、当該時刻に上記図4及び図5と同様の処理を実行するようにしても良い。また、この場合、スケジュール登録時に楽曲データの利用用途を登録し、当該用途を示す用途情報を生成して、楽曲配信サーバTSに送信するGET要求に付加するようにすれば良い。
(2)変形例2
上記実施形態においては、天候により配信する楽曲データを選択する構成を採用していたが、天候以外の要素を加味するようにしても良い。例えば、ダウンロード日時に応じて変化する環境としては、ユーザの運勢や公共交通機関の運行状況が考えられる。
この場合、上記天気データDB14に換えて、或いは、これと共に(i)星占いや血液型占い等の占い結果を示すデータを格納したDBや(ii)公共交通機関の運行状況を示す情報を格納したDBを設けるようにする。また、ユーザ属性データ中に(i)ユーザの生年月日や血液型等の占いを行うために必要となる情報や(ii)ユーザの利用している路線を記述する。そして、楽曲データDB16内に(i)占いの結果に応じて楽曲データを選択するための情報や(ii)運行状況に応じて楽曲データを選択するための情報を格納し、これらの情報に基づいて楽曲データの選択を行うようにすれば良い。
かかる方法を採用することにより、ダウンロード時の天候のみならず、ユーザを取り巻く各種の環境に応じて、配信すべき楽曲データを選択し、その際の状況をユーザに報知することが可能となる。
(3)変形例3
上記実施形態においては、楽曲配信サーバTSから携帯用電話機MP-kに一度配信された楽曲データに関しても同様の取り扱いを行っていたが、一度配信された楽曲データに関しては、配信対象から除外するようにしても良い。この場合、楽曲配信サーバTSにて、各携帯用電話機MP-kに対する楽曲データの配信履歴を管理するようにし、上記図5ステップSb3において抽出された楽曲識別情報中に一度配信された楽曲データに対応したものが含まれている場合には、当該楽曲識別情報を除外して、ステップSb4〜Sb12の処理を実行するようにすれば良い。
(4)変形例4
上記実施形態においては、楽曲データDB16に楽曲データの選択条件を示す各種情報を予め格納しておき、このデータに基づいて、楽曲データの選択を行う構成が採用されていた。しかし、選曲の条件に関しては、ユーザが任意に設定できる構成とすることも可能である。この場合、事前に、携帯用電話機MP-kを用いて楽曲配信サーバTSにアクセスし、ユーザの所望する選択条件を各楽曲毎に登録し、当該登録された選択条件を示すデータを楽曲配信サーバTSにて管理するようにすれば良い。この方法を採用することにより、ユーザは自身の所望する選択条件を任意に設定することが可能となり、もって、ユーザの嗜好をより反映させた楽曲データの配信態様を実現することが可能となる。
実施形態における楽曲データ配信システムSの構成を示すブロック図である。 同実施形態における楽曲配信サーバTSの構成を示すブロック図である。 同実施形態における楽曲データDB16の記録内容を示す図である。 同実施形態において楽曲データのダウンロード時に携帯用電話機MP-kが実行する処理を示すフローチャートである。 同実施形態において楽曲配信サーバTSのデータ配信管理部17が実行する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
S・・・楽曲データ配信システム
MP-k・・・携帯用電話機
NET・・・ネットワーク
TS・・・楽曲配信サーバ

Claims (8)

  1. 通信端末装置に対して配信すべき楽曲データと当該楽曲データを選択するための条件を示す条件情報が対応付けて記録された記録手段と、
    前記通信端末装置から送信されるリクエストを受信する受信手段と、
    前記リクエストの受信時に(i)当該通信端末装置のユーザの嗜好を示す嗜好情報と(ii)前記楽曲データの用途を示す用途情報と(iii)当該リクエストの受信日時を示す時刻情報とを取得する取得手段と、
    少なくとも前記取得された嗜好情報、用途情報及び時刻情報により示される条件に合致する前記条件情報を検索し、当該条件情報と対応付けて記録された前記楽曲データを読み出す楽曲データ選択手段と、
    前記読み出された楽曲データを前記通信端末装置に配信する配信手段と、を有するサーバ装置と、
    前記リクエストを送信すると共に前記楽曲データを受信する受信手段と、
    前記楽曲データを再生することにより当該楽曲データに対応した楽曲を拡声する拡声手段と、を有する通信端末装置と、
    を備えることを特徴とする楽曲データ配信システム。
  2. 前記条件情報は、少なくとも、(i)前記楽曲データに対応した楽曲の属性と(ii)前記楽曲データの用途と(iii)当該楽曲データの利用日時を含むことを特徴とする請求項1に記載の楽曲データ配信システム。
  3. 前記サーバ装置は、
    日時の変化に伴って変化する時刻対応情報が記録された時刻対応情報記録手段を更に備え、
    前記サーバ装置の取得手段は、前記嗜好情報、用途情報、時刻情報を取得すると共に、当該時刻情報により示される日時に対応した時刻対応情報を読み出すと共に、
    前記楽曲データ選択手段は、当該取得された嗜好情報、用途情報、時刻情報及び当該時刻対応情報により示される条件に合致する条件情報を検索することを特徴とする請求項1に記載の楽曲データ配信システム。
  4. 前記時刻対応情報は、(i)各日時における天候、(ii)各日時における前記ユーザの運勢、(iii)各日時における公共交通機関の運行状況、の少なくとも一つ以上を示すものであることを特徴とする請求項3に記載の楽曲データ配信システム。
  5. 前記通信端末装置は、
    所定の事象の発生を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記事象の発生が検出された場合に、前記用途情報として当該発生した事象の内容を示す情報を生成する生成手段と、を更に備え、
    前記通信端末装置の通信手段は、当該生成した用途情報を前記リクエストメッセージに付加して送信することを特徴とする請求項1に記載の楽曲データ配信システム。
  6. 前記通信端末装置の前記検出手段は、前記事象として(a)ユーザの起床時刻の到来及び(b)ユーザの就寝時刻の到来、の少なくとも何れか一方の事象の発生を検出することを特徴とする請求項5に記載の楽曲データ配信システム。
  7. 前記通信端末装置は、
    前記検出手段によって前記事象の発生が検出された日時が、自装置のユーザの休日に該当するか否かを特定する特定手段を更に備え、
    前記通信端末装置の生成手段は、前記用途情報と共に、前記特定手段における特定結果に応じて休日或いは平日の別を示す休日情報を生成し、
    前記通信端末装置の通信手段は、前記用途情報と共に、当該休日情報を前記リクエストメッセージに付加して送信する一方、
    前記サーバ装置の前記楽曲データ選択手段は、前記嗜好情報及び時刻情報、並びに当該リクエストメッセージに付加された用途情報及び休日情報により示される条件に合致する条件情報を検索することを特徴とする請求項5に記載の楽曲データ配信システム。
  8. 通信端末装置において所定の事象の発生を報知するための報知音として拡声される楽曲に対応した楽曲データを、前記通信端末装置に配信する楽曲データ配信装置であって、
    前記楽曲データと当該楽曲データを選択するための条件を示す条件情報が対応付けて記録された記録手段と、
    前記通信端末装置から送信されるリクエストを受信する受信手段と、
    前記リクエストの受信時に(i)当該通信端末装置のユーザの嗜好を示す嗜好情報と(ii)前記楽曲データの用途を示す用途情報と(iii)当該リクエストの受信日時を示す時刻情報とを取得する取得手段と、
    少なくとも前記取得された嗜好情報、用途情報及び時刻情報により示される条件に合致する前記条件情報を検索し、当該条件情報と対応付けて記録された前記楽曲データを読み出す楽曲データ選択手段と、
    前記読み出された楽曲データを前記通信端末装置に配信する配信手段と、
    を具備することを特徴とする楽曲データ配信装置。
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