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JP2006314400A - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機 Download PDF

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JP2006314400A
JP2006314400A JP2005137712A JP2005137712A JP2006314400A JP 2006314400 A JP2006314400 A JP 2006314400A JP 2005137712 A JP2005137712 A JP 2005137712A JP 2005137712 A JP2005137712 A JP 2005137712A JP 2006314400 A JP2006314400 A JP 2006314400A
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JP2005137712A
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Shingaku Itagaki
信岳 板垣
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Sammy Corp
Samy KK
Original Assignee
Sammy Corp
Samy KK
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Publication date
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Abstract

【課題】 目の不自由な遊技者や、特別遊技進行状況を認識していない遊技者に対しても、現在の特別遊技進行状況を伝達可能な手段の提供。
【解決手段】 特別遊技状態時における遊技進行状況に応じて、音量を変化させる音量制御手段を更に有することを特徴とするパチンコ遊技機。
【選択図】 図10

Description

本発明は、所定条件下で遊技者に有利な特別遊技状態に移行するタイプのパチンコ遊技機に関する。
現在最も普及しているパチンコ遊技機は、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機として、液晶等のディスプレー上で、通常は三列の図柄列が上下又は左右に図柄変動を行い、所定時間後に停止した結果、有効ライン上に所定態様(例えば「777」)が揃った場合、通常遊技時には閉状態にある大入賞口が開状態となる特別遊技に移行するタイプの機種(いわゆる「デジパチ」や従来の「第一種」と称される機種)である。ここで、この種のタイプのパチンコ遊技機における特別遊技の多くは、所定時間(例えば30秒)経過するまで又は所定個数(例えば10球)入賞するまで大入賞口を開放し続けるという単位遊技を所定回数(例えば15回)行なう。そして、当該従来機は、特別遊技中、特別遊技全体を通して又は単位遊技毎に、一体化しており連続した効果音(典型的には音楽)を出力するという、遊技者の気分を高揚させる工夫がなされているのが通常である。
特開2001−46594
ここで、前記従来機においては、特別遊技中の効果音の音量は常に一定である(例えば、特許文献1は、高音と低音という音質変化に係るものである)。そのため、特別遊技中の効果音の音質と特別遊技終了後の効果音の音質が全く異なる場合(例えば、全く異なる音楽である場合)、特別遊技から通常遊技への移行の際、音質的なつながりが不自然となる。更に、前記従来機は、特別遊技の遊技進行状況(例えば、現在のラウンド・大入賞口への入賞個数等)をディスプレー等を介して視覚を通じて伝達可能に構成されている。このために、遊技者の中には、(1)特別遊技終了後(正確には最終の単位遊技終了後)から通常遊技に移行するまでの間は、始動入賞口への入賞が無駄になるので、通常遊技に移行するまでは遊技を中止する、(2)特別遊技中において大入賞口への遊技球の寄りが悪いので、打球発射強度を調整する、(3)単位遊技間での大入賞口閉鎖状態の間、無駄打ちを防止する、といった、利益と直結する手段を講じることが困難乃至は不能な状況にある者も存在する。
そこで、本発明者は鋭意研究の結果、以下の発明(1)〜(4)に到達した。即ち、本発明(1)は、開状態と閉状態を採り得る可変入賞口(大入賞口12)と、
前記可変入賞口(大入賞口12)を遊技者に有利な状態に可変させる特別遊技状態に移行するか否かを判定する特別遊技移行判定手段(特別遊技移行決定手段110)と、
前記特別遊技を実行するための特別遊技実行手段(特別遊技移行判定実行手段140)と
を有するパチンコ遊技機において、
特別遊技状態時における遊技進行状況に応じ、音量を変化させる音量制御手段(効果音制御手段50)を更に有することを特徴とするパチンコ遊技機である。
本発明(2)は、前記特別遊技が、所定条件下で開状態を継続する、1回又は複数回の単位遊技から構成され、かつ
前記音量制御手段(効果音制御手段50)が、前記1回又は複数回の単位遊技の最終回のときに、音量を変化させるよう制御する、本発明(1)のパチンコ遊技機である。
本発明(3)は、前記特別遊技が、所定時間開状態を継続する、1回又は複数回の単位遊技から構成され、かつ
前記音量制御手段(効果音制御手段50)が、前記開状態の経過時間に基づき、音量を変化させるよう制御する、前記発明(1)のパチンコ遊技機である。
本発明(4)は、前記特別遊技が、所定時間開状態を継続する、1回又は複数回の単位遊技から構成され、かつ
前記音量制御手段(効果音制御手段50)が、前記単位遊技における遊技球の入賞個数に基づき、音量を変化させるよう制御する、前記発明(1)のパチンコ遊技機である。
ここで、本明細書における各用語の意義について説明する。まず、「入賞」とは、賞球の払出の有無に関わらず、遊技者に対して何らかの利益状態を生じ得るもの一切を包含する概念であり、いわゆる「スルーチャッカー」も含む。「開状態」とは、遊技球が流入し易い状態を指し、「閉状態」とは、遊技球が流入不能な状態や遊技球が流入困難な状態を指す。「音量を変化させる」とは、例えば、音量を上昇、低下又は抑揚を持たせることを意味する。
本発明(1)によれば、特別遊技中に遊技進行状況に応じて音量を変化させるという構成を採っているので、音質変化の形では遊技者に十分付与できない抑揚感を与えることが可能になると共に、遊技進行状況の変化に伴い音質が切り換わる結果、好ましくない音質となる場合には当該音質の影響を低減させることが可能になると共に、遊技進行状況を遊技者に分かり易い形で伝達可能であるという効果も奏する。
本発明(2)によれば、前記発明(1)の効果に加え、最終単位遊技時には、当該単位遊技進行につれて音量が変化するので、特別遊技終了後に全く異なる音質と切り替わる場合であっても、遊技者に対して聴覚的に不自然さを感じさせないことが可能になる(例えば、音量を低下させてフェードアウトさせることにより)という効果を奏する。更に、特別遊技の最終単位遊技で、効果音量を下げるので、特別遊技進行状況を認識していない遊技者に対しても、当該ラウンドが最終ラウンドである、換言すると、特別遊技が終了に近づいているという情報を、聴覚を通じて認識させることができるという効果も奏する。
本発明(3)によれば、前記発明(1)の効果に加え、現在の単位遊技がどのような状況であるのかに関する情報、即ち、あとどの程度の時間で単位遊技が終了するのかに関する情報を、遊技者に対して分かり易い形で報知することができるという効果を奏する。
本発明(4)によれば、前記発明(1)の効果に加え、現在の単位遊技がどのような状況であるのかに関する情報、即ち、あとどの程度の遊技球の入賞で一単位遊技が終了するのかに関する情報を、遊技者に対して分かり易い形で報知することができるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良形態について説明する。尚、あくまで最良の形態であり、本発明が適用可能なパチンコ遊技機、各手段が存在する場所や機能等、各種処理に関しての各ステップの順序、フラグのオン・オフのタイミング、各ステップの処理を担う手段名等につき、以下の態様に限定されるものではない。例えば、本発明が適用可能な遊技機は、特別遊技状態に移行可能なすべての機種である限り何ら限定されず、以下の最良形態における従来の第1種遊技機のみならず、従来の第2種や第3種、一般電役やこれらの複合機も、本発明の対象となり得る。
ここで、以下の第一の最良形態〜第三の最良形態を簡単に説明する。まず、第一の最良形態に係るパチンコ遊技機は、特別遊技の最終ラウンド時に、大入賞口への入賞個数に応じて特別遊技時の効果音量を「フェードアウト」させるという形態である。次に、第二の最良形態に係るパチンコ遊技機は、特別遊技の各ラウンド内において、大入賞口への入賞個数に応じて特別遊技時の効果音量を変更させるという形態である。また、第三の最良形態に係るパチンコ遊技機は、特別遊技のラウンド毎に特別遊技時の効果音量を変更させるという形態である。
はじめに、本発明の第一の最良形態に係るパチンコ遊技機の一例を、図を参照しながら説明する。まず、図1に示すように、該パチンコ遊技機は、外枠に対して前枠が回動可能に固定されている構成を採っている。該前枠には、遊技領域1を有する遊技盤を収容する収容枠が形成されており、この収容枠に遊技盤が保持されている。該遊技盤には、内レール及び外レールにより区画された遊技領域1が形成されており、この遊技領域1に、特別図柄の表示等を行う特別遊技表示部14aと装飾図柄の表示等を行う装飾図柄表示部14bとを有するディスプレー(識別情報表示部)14と、打球の流入を検知可能なセンサが取り付けられている始動入賞口11と、特別遊技中に所定条件で図示しないソレノイドで駆動されて開状態をとり得る大入賞口12と、いずれの入賞口にも入賞しなかった打球を遊技領域外に排出するためのアウト口20とが設けられている。更に、前枠右上には、特別遊技中に異なる音量の音を出力可能なスピーカ17が設置されており、また、前枠右下には、遊技領域へ遊技球を発射する際の発射強度を連続的又は段階的に変化させ得るハンドルを備えた遊技球発射装置10が設置されている。
図2は、該パチンコ遊技機の背面であり、主制御装置(メイン基板)100、表示制御装置(サブ基板)200、賞球払出機構19(賞球タンク19a、賞球レール19b、賞球払出装置19c)、賞球払出制御手段(賞球制御装置)150などが、前枠裏面(遊技側と反対側)に設けられている。
次に、図3のブロック図を参照しながら、本最良形態に係るパチンコ遊技機の各要素について説明する。まず、主制御装置100は、各種周辺機器、即ち、遊技球が入賞した際に入賞信号を発するセンサが取り付けられた始動入賞口11、通常遊技状態においては閉状態であるが特別遊技状態において開状態に可変する大入賞口12、特別図柄や装飾図柄が変動表示及び停止表示を行なうディスプレー(識別情報表示部)14、主に装飾図柄関連の表示制御を担う表示制御装置200、特別遊技中に出力する効果音に関する音響制御を行なう効果音制御手段50、賞球払出制御手段150からの指示に基づき所定個数の賞球を払い出す賞球払出装置18と情報伝達可能に接続されている。更に、ディスプレー14の装飾図柄表示部14bは、表示制御装置200と情報伝達可能に接続されている。尚、ディスプレー14は、特別図柄表示部14aと装飾図柄表示部14bとから成り立っており、前者は主制御装置100により、後者は表示制御装置200により制御される。更に、両者は物理的に別々のディスプレーから構成されている。以下、各要素について詳述する。
まず、主制御装置100は、遊技者に有利な特別遊技状態に移行するか否かの判定を行う特別遊技移行決定手段110と、特別図柄表示部14a上で所定時間特別図柄を変動させた後に停止表示する制御を行う特別図柄表示制御手段120と、表示制御装置200側で表示制御を行うに際して必要なすべての情報{例えば、停止図柄の属性(例えば、確率変動当たり、通常当たり、外れ)、変動態様に関する情報(例えば、変動時間)、遊技状態の移行に関する情報(例えば、通常遊技、確率変動遊技、時間短縮遊技)}を送信すると共に、効果音制御手段50側で特別遊技中の音響制御を行なうに際して必要なすべての最新情報(例えば、特別遊技中の現在のラウンド数、特別遊技中の大入賞口への入賞個数、特別遊技中の大入賞口の開放時間等)を送信するための情報送信手段130と、停止した特別図柄が所定態様であるか否かの判定を行なうと共に、所定態様である場合には、大入賞口12を所定条件で開状態にするという特別遊技を実行するための特別遊技移行判定実行手段140と、始動入賞口11等をはじめとする各種入賞口への遊技球の入賞に基づき所定の賞球の払出を行うように賞球払出装置18を制御する賞球払出制御手段150とを有する。ここで、特別遊技移行決定手段110は、始動入賞口11へ遊技球が入賞したか否かを判定する始動入賞口入賞判定手段111と、始動入賞口11への遊技球の入賞に基づき乱数を取得するか否かを判定すると共に判定結果に応じて遊技内容決定乱数(例えば、当選乱数、変動態様決定乱数、特別図柄決定乱数等)を取得する乱数取得判定実行手段112と、取得した遊技内容決定乱数に基づく図柄変動が許可されていない場合に当該乱数を保留情報記録手段113aに記録するための保留情報記録判定実行手段113と、遊技内容決定乱数に基づき、特別図柄の停止図柄と変動態様(変動時間等)を決定する図柄内容決定手段114とを有している。また、特別図柄表示制御手段120は、前記図柄内容決定手段114により決定された変動時間を管理するための図柄変動時間管理手段121を更に有している。ここで、図柄変動時間管理手段121は、ゼロクリア可能なタイマ121a(デクリメントカウンタ)を更に有している。
次に、本最良形態に係るパチンコ遊技機における周辺機器について詳述する。まず、ディスプレー14は、前記のように、主制御装置100からの指示に基づき特別図柄の変動表示及び停止表示を行なうと共に、現時点での保留情報の報知を行なう特別図柄表示部14aと、後述する表示制御装置200からの指示に基づき装飾図柄の変動表示及び停止表示を行なうことを含め、特別遊技移行とは直接関係しない各種演出表示を行なう装飾図柄表示部14bとを有している。
次に、表示制御装置200は、主制御装置100側からの表示情報{例えば、図柄の変動時間や図柄の属性(当たりの普通図柄、当たりの確率変動図柄、外れ図柄)、図柄変動の開始タイミングや確定表示タイミング情報}を受信するための表示情報受信手段210と、前記主制御装置100側からの情報及び変動内容決定テーブル221に基づき、装飾図柄の表示内容(装飾図柄の停止図柄や変動態様)を決定するための装飾図柄表示内容決定手段220と、前記装飾図柄表示内容決定手段220による決定内容に従い、装飾図柄の表示制御を行う装飾図柄表示制御手段230とを有している。尚、表示制御装置200は、図示しないが、他にも、装飾図柄が変動していない状況で行うデモ表示、特別遊技中の表示、確率変動遊技時や時間短縮遊技時に行う特殊背景表示等を行う各種手段を有している。
次に、効果音制御手段50は、主制御装置100側(特に、情報送信手段130)から効果音に関する情報、即ち、特別遊技中の音響制御を行なうに際して必要なすべての最新情報(例えば、特別遊技中の現在のラウンド数、当該単位遊技中の大入賞口への入賞個数、当該単位遊技中の大入賞口の開放時間等)を受信するための効果音情報受信手段51と、前記主制御装置100側からの情報に基づき、特別遊技中の効果音の音量を変更するか否かを判定する効果音変更判定手段52と、現在の特別遊技中の効果音情報を一時的に記憶すると共に、効果音の音響データを記憶するための効果音情報記憶手段53と、前記効果音情報記憶手段53に記憶されている現在の効果音情報に係る効果音をスピーカ17から出力するよう制御を行なうための効果音出力制御手段54と、効果音情報変更条件を充足している場合に、前記効果音情報記憶手段53に記憶されている現在の効果音情報を参照し、変更後の効果音音量を決定すると共に、当該変更後の効果音情報に前記効果音情報記憶手段53を更新する処理を行なうための効果音変更内容決定手段55を有している。また、効果音制御手段50は、様々な音響を出力可能なスピーカ17と情報伝達可能に接続されている。
次に、本最良形態に係る処理の流れを説明する。まず、図4は、主制御装置100が行う一般的な処理の流れを示したメインフローチャートである。図4に示すように、主制御装置100は、第1種特別遊技決定用乱数取得処理300、第1種特別遊技移行決定・特別図柄表示処理400、第1種特別遊技実行処理500、賞球払出処理600の各処理をループして行っている。そして、各処理の条件が成立した際、当該処理を行うこととし、当該条件が不成立の場合には当該処理をスキップしている。各処理の概要を説明する(以下で詳述されている処理を除く)と、賞球払出処理600は、すべての入賞口(始動入賞口、大入賞口等)への入賞を受け、賞球払出制御手段150が、賞球払出装置18を駆動して行う、予め各入賞口に設定された払出数に対応した所定個数の賞球払出処理である。以下、第1種特別遊技決定用乱数取得処理300から詳述する。尚、本最良形態における処理では、ある処理の途中(終了していない状況)で他の処理に移行し、かつ、他の処理が終了した後に当該処理の途中に戻る必要がある場合には、他の処理が終了した後に再び当該処理の途中に戻ることを担保するため、例えば、当該処理の途中から他の処理に移行する際にフラグを発生させる等のステップが存在する。但し、フローチャートが複雑になるので、以下のフローチャートでは、このようなステップは原則として割愛することとする。
まず、図5のフローチャートを参照しながら、本最良形態に係る第1種特別遊技決定用乱数取得処理300について説明する。まず、ステップ302で、始動入賞口入賞判定手段111が、始動入賞口11に入賞したか否かを判定する。ステップ302でYesの場合、ステップ304で、乱数取得判定実行手段112は、保留情報記録手段113aを参照し、保留球が上限(例えば4個)でないか否かを判定する。ステップ304でYesの場合、ステップ306で、乱数取得判定実行手段112は、遊技内容決定乱数(当選乱数、変動態様決定乱数、特別図柄決定乱数等)を取得し、保留情報記録判定実行手段113が、何個目の保留であるかという情報と共に当該乱数を保留情報記録手段113aにセットし、次の処理(第1種特別遊技移行決定・特別図柄表示処理400)に移行する。尚、ステップ302及びステップ304でNoの場合も、次の処理(第1種特別遊技移行決定・特別図柄表示処理400)に移行する。
次に、図6のフローチャートを参照しながら、本最良形態に係る第1種特別遊技移行決定・特別図柄表示処理400について説明する。まず、ステップ402で、特別遊技移行決定手段110は、変動開始条件が成立しているか否かを判定する。ステップ402でYesの場合、ステップ404で、図柄内容決定手段114が、遊技内容決定乱数(例えば、当選乱数及び特別図柄決定乱数)に基づいて特別図柄に関する停止図柄を決定すると共に、遊技内容決定乱数(例えば、当選乱数及び変動態様決定乱数)に基づいて特別図柄の変動態様(変動時間)を決定する。次に、ステップ406で、情報送信手段130が、ステップ404で決定した特別図柄に関する情報を表示制御装置200に送信する。次に、ステップ408で、図柄変動時間管理手段121が、所定時間(前記図柄内容決定手段114が決定した図柄の変動時間)をタイマ121aにセットする。次に、ステップ410で、特別図柄表示制御手段120は、特別図柄表示部14a上で、前記図柄内容決定手段114により決定された変動態様に従い、特別図柄の変動表示を開始する。そして、ステップ412で、図柄変動時間管理手段121が、前記所定時間に到達したか否かを判定する。ステップ412でYesの場合、ステップ414で、情報送信手段130が、所定時間に到達した旨のコマンドを表示制御装置200側に送信する。次に、ステップ416で、特別図柄表示制御手段120は、特別図柄表示部14a上での特別図柄の変動表示を停止し、前記図柄内容決定手段114により決定された停止図柄を確定停止図柄として表示制御する。次に、ステップ418で、特別遊技移行決定手段110は、特別図柄表示部14a上で停止した特別図柄が特定態様(当たり)であるか否かを判定し、特定態様である場合には、ステップ420で、第1種特別遊技実行フラグをオンにし、次の処理(第1種特別遊技実行処理500)に移行する。他方、ステップ402でNoの場合、ステップ422で、特別遊技移行決定手段110は、特別図柄が変動中であるか否かを判定する。ステップ422でYesの場合、ステップ412に移行する。尚、ステップ412及びステップ422でNoの場合も、次の処理(第1種特別遊技実行処理500)に移行する。
次に、図7のフローチャートを参照しながら、本最良形態に係る第1種特別遊技実行処理500について説明する。まず、ステップ502で、特別遊技移行判定実行手段140が、第一種特別遊技実行フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ502でYesの場合、ステップ504で、情報送信手段130は、表示制御装置200側に特別遊技開始信号を送信する。次に、ステップ505で、特別遊技移行判定実行手段140は、第一種特別遊技実行フラグをオフにする。次に、ステップ506で、特別遊技移行判定実行手段140は、第一種特別遊技実行継続フラグをオンにし、ステップ510に移行する。他方、ステップ502でNoの場合、ステップ508で、特別遊技移行判定実行手段140は、特別遊技実行継続フラグがオンであるか否かを判定する。そして、ステップ508でYesの場合には、ステップ510に移行する。尚、ステップ508でNoの場合には、特別遊技移行判定実行手段140は、特別遊技の許可が下りていないと判定し、次の処理(賞球払出処理600)に移行する。
次に、ステップ510で、特別遊技移行判定実行手段140は、ラウンド継続フラグがオンであるか否か、換言すれば、当該ラウンドが途中であるか否かを判定する。ステップ510でYesの場合、即ち、当該ラウンドが途中である場合、以下で詳述するステップ512〜520の処理を行うことなく、ステップ521に移行する。他方、ステップ510でNoの場合、即ち、当該ラウンドの開始直前である場合、まず、ステップ512で、特別遊技移行判定実行手段140は、タイマをゼロクリアすると共に所定値(例えば30秒)セットする。次に、ステップ514で、特別遊技移行判定実行手段140は、入賞球カウンタをゼロクリアする。そして、ステップ516で、特別遊技移行判定実行手段140は、ラウンド数カウンタに1を加算する。尚、ラウンド数カウンタ内に記録されているラウンド数は、特別遊技開始直後(初期値)は0であり、以後ラウンドを重ねていく毎に1ずつインクリメントされる。次に、ステップ518で、特別遊技移行判定実行手段140は、ラウンド継続フラグをオンにする。そして、ステップ520で、特別遊技移行判定実行手段140は、大入賞口12のソレノイドを駆動して大入賞口12を開放し、ステップ521に移行する。
次に、ステップ521で、情報送信手段130は、効果音制御手段50側に特別遊技状態情報を送信する。ここで、「特別遊技状態情報」は、特別遊技状態に移行した後当該状態が終了するまで効果音制御手段50側に逐次送信する、特別遊技中の各種パラメータ(例えば、現在のラウンド数、当該単位遊技中の大入賞口入賞個数、当該単位遊技中の大入賞口開放時間等)の最新情報である。
次に、ステップ522で、特別遊技移行判定実行手段140は、入賞球カウンタを参照して当該ラウンドで所定球(例えば10球)の入賞球があったか否かを判定する。ステップ522でYesの場合には、ステップ526に移行する。他方、ステップ522でNoの場合、ステップ524で、特別遊技移行判定実行手段140は、タイマを参照して所定時間が経過したか否かを判定する。ステップ524でYesの場合にも、ステップ526に移行し、Noの場合には、次の処理(賞球払出処理600)に移行する。
次に、ステップ526で、特別遊技移行判定実行手段140は、ソレノイドの駆動を停止して大入賞口12を閉鎖する。そして、ステップ527で、情報送信手段130は、効果音制御手段50側に大入賞口閉鎖信号を送信する。次に、ステップ528で、特別遊技移行判定実行手段140は、ラウンド継続フラグをオフにする。そして、ステップ530で、特別遊技移行判定実行手段140は、ラウンド数カウンタを参照して、当該ラウンドが最終ラウンドか否かを判定する。ステップ530でYesの場合、ステップ532で、特別遊技移行判定実行手段140は、第一種特別遊技実行継続フラグをオフにする。次に、ステップ533で、情報送信手段130は、効果音制御手段50側に特別遊技終了信号を送信し、次の処理(賞球払出処理600)に移行する。尚、ステップ524及びステップ530でNoの場合にも、次の処理(賞球払出処理600)に移行する。
次に、本最良形態に係るパチンコ遊技機における表示制御装置200側で行なわれる各種処理について説明する。表示制御装置200は、非遊技状態時、通常遊技状態時(確率変動状態時や時間短縮遊技状態時を含む)及び特別遊技状態時の夫々で、様々な画像表示処理を行っている。以下では、図8のフローチャートを参照しながら、装飾図柄表示内容決定・表示処理900について詳述する。
まず、ステップ902で、表示情報受信手段210は、特別図柄に関する変動態様情報(例えば、変動時間に関する情報)及び停止図柄情報{例えば、当たり図柄表示をすべきか、外れ図柄表示をすべきか、当たり図柄表示をする場合には、確率変動当たり図柄、通常当たり図柄のいずれにすべきか等の情報}を主制御装置100側より受信したか否かを判定する。ステップ902でYesの場合、ステップ904で、装飾図柄表示内容決定手段220は、主制御装置100側からの前記図柄情報に基づき、当該変動に係る装飾図柄の変動態様と停止図柄を決定する。次に、ステップ906で、装飾図柄表示制御手段230は、前記ステップ904での決定内容に従い、装飾図柄表示部14b上で装飾図柄の変動表示を開始する。そして、ステップ908で、表示情報受信手段210は、主制御装置100側から、確定表示コマンドを受信したか否かを判定する。ステップ908でYesの場合、ステップ910で、装飾図柄表示制御手段230は、ステップ904での決定内容に従い、装飾図柄の停止図柄を確定表示し、次の処理に移行する。尚、ステップ902及びステップ908でNoの場合にも、次の処理に移行する。
次に、本最良形態に係るパチンコ遊技機における効果音制御手段50側で行なわれる各種処理について説明する。効果音制御手段50は、非遊技状態時、通常遊技状態時(確率変動状態時や時間短縮遊技状態時を含む)及び特別遊技状態時の夫々で、様々な効果音出力処理を行っている。以下では、図9のフローチャートを参照しながら、特別遊技時効果音制御処理800(1)について詳述する。
まず、ステップ802(1)で、効果音情報受信手段51は、主制御装置100側から特別遊技開始信号(図7のステップ504参照)を受信したか否かを判定する。ステップ802(1)でYesの場合、ステップ804(1)で、効果音情報受信手段51は、主制御装置100側から送信された特別遊技状態情報を取得する。ここで、特別遊技状態情報は、特別遊技中の各種パラメータ(例えば、現在のラウンド数、大入賞口への入賞個数、大入賞口の開放時間等)であり、当該ステップをループする度に当該情報の最新情報を逐次取得することになる。次に、ステップ806(1)で、効果音変更判定手段52は、ステップ804(1)で取得した最新の特別遊技状態情報の内、現在のラウンド数情報に基づき、当該ラウンド数が最終ラウンドか否かを判定する。ステップ806(1)でYesの場合、ステップ808(1)で、効果音変更判定手段52は、ステップ804(1)で取得した最新の特別遊技状態情報の内、大入賞口への入賞個数情報に基づき、効果音変更に係る所定条件を充足しているか否かを判定する。例えば、大入賞口への入賞個数が6個目以上において大入賞口への入賞個数が1個増える毎に効果音を変更する構成を採る場合、特別遊技の大入賞口への入賞個数を判定するよう構成する。ステップ808(1)でYesの場合、ステップ810(1)で、効果音変更内容決定手段55は、効果音記憶手段53を参照して、効果音記憶手段53中に記憶されている現在の効果音情報を取得し、当該効果音の音量よりも所定音量分小さくなるように効果音情報を書き換える。これを受け、効果音出力制御手段54は、効果音記憶手段53を参照することにより、当該手段中に書き込まれた最新の効果音情報に従い、現在の効果音よりも小さい音量の効果音をスピーカ17から出力するよう制御を行い、ステップ812(1)に移行する。尚、ステップ806(1)及びステップ808(1)でNoの場合にも、ステップ812(1)に移行する。次に、ステップ812(1)で、効果音情報受信手段51は、主制御装置100側から大入賞口閉鎖信号(図7のステップ527参照)を受信したか否かを判定する。ステップ812(1)でYesの場合、ステップ814(1)で、効果音変更内容決定手段55は、効果音記憶手段53に記憶されている現在の効果音情報を初期状態にし、次の処理に移行する。尚、ステップ802(1)でNoの場合も、次の処理に移行する。また、ステップ812(1)でNoの場合、即ち、最終ラウンドが終了していない場合、ステップ804(1)へ移行する。
次に、図10のタイミングチャートを参照しながら、本最良形態に係るパチンコ遊技機の作用について説明する。まず、図中、「特別遊技時効果音量」は、特別遊技時の効果音に係る音量を示している。また、「通常遊技時効果音量」は、通常遊技の効果音(特別遊技時の効果音とは音質が異なる)に係る音量を示している。「大入賞口入賞個数」は、各ラウンド内における、大入賞口への入賞個数を示している。尚、本最良形態における「大入賞口入賞個数」の最大個数は10個である。そこで、当該タイミングチャートを時系列的に説明すると、まず、1ラウンドから14ラウンドまでは(図中の「A1(1)」まで)、特別遊技時の効果音量が初期値のまま変わらない。そして、最終ラウンド開始から大入賞口への入賞個数が5個目までは(図中の「A1(1)」から「B1(1)」まで)、特別遊技時の効果音量が初期値のままであるが、6個目以降の遊技球の入賞に関しては(図中の「B1(1)」から「C1(1)」まで)、1個入賞する毎に効果音量が小さくなる(フェードアウト)。その後、特別遊技状態から通常遊技状態に移行する際(図中の「C1(1)」)、特別遊技時の効果音量がOFFになり、通常遊技時の効果音量がONになる。
本最良形態によれば、最終単位遊技時には、当該単位遊技進行につれて音量が低下するので、特別遊技終了後に全く異なる音質と切り替わる場合であっても、遊技者に対して聴覚的に不自然さを感じさせないという効果を奏する。
更に、特別遊技の最終ラウンドで、効果音量が「フェードアウト」しているので、目の不自由な遊技者や、特別遊技進行状況を認識していない遊技者に対しても、当該ラウンドが最終ラウンドである、換言すると、特別遊技が終了に近づいているという情報を、聴覚を通じて認識させることができるという効果も奏する。
次に、第一の最良形態の変更例を挙げる。上記最良形態では、最終ラウンドにおける入賞個数に応じて効果音を低下させる構成を採ったが、本変更例では、最終ラウンドにおける経過時間に応じて効果音を低下させるというものである。以下、特別遊技時効果音制御処理800(2)について説明する。尚、他の構成や処理に関しては上記最良形態と同一である。
そこで、図11のフローチャートを参照しながら、特別遊技時効果音制御処理800(2)について説明する。尚、図中、ステップ808(2)が、第一の最良形態における当該処理との相違点である。そこで当該ステップを説明すると、ステップ808(2)で、効果音変更判定手段52は、ステップ804(2)で取得した最新の特別遊技状態情報の内、大入賞口の開放時間情報に基づき、効果音変更に係る所定条件を充足しているか否かを判定する。例えば、大入賞口の開放時間が0.1秒経過する毎に、効果音の音量を変更する構成を採っている。このような構成を採った場合、図12のタイミングチャートに示すように、最終ラウンドにおいては、序々に音量が低下する。このような形での音量変化は、ランダムに入賞する遊技球に基づいては構成困難である。
次に、本発明の第二の最良形態(ラウンド中における効果音音量変化)を説明する。尚、各種手段や特別遊技時効果音制御処理以外の処理に関しては、第一の最良形態と同一である。
以下、図13のフローチャートを参照しながら、特別遊技時効果音制御処理900(1)について説明する。まず、ステップ902(1)で、効果音情報受信手段51は、主制御装置100側から特別遊技開始信号(図7のステップ504参照)を受信したか否かを判定する。ステップ902(1)でYesの場合、ステップ904(1)で、効果音情報受信手段51は、主制御装置100側から送信された特別遊技状態情報を取得する。ここで、特別遊技状態情報は、特別遊技中の各種パラメータ(例えば、現在のラウンド数、大入賞口への入賞個数、大入賞口の開放時間等)であり、当該ステップをループする度に当該情報の最新情報を逐次取得することになる。次に、ステップ908(1)で、効果音変更判定手段52は、ステップ904(1)で取得した最新の特別遊技状態情報の内、大入賞口への入賞個数情報に基づき、効果音変更に係る所定条件を充足しているか否かを判定する。例えば、大入賞口への入賞個数が2個増える毎に効果音を変更する構成を採る場合、特別遊技の大入賞口への入賞個数を判定するよう構成する。ステップ908(1)でYesの場合、ステップ910(1)で、効果音変更内容決定手段55は、効果音記憶手段53を参照して、効果音記憶手段53中に記憶されている現在の効果音情報を取得し、当該効果音よりも所定音量が大きくなるように効果音情報を書き換える。これを受け、効果音出力制御手段54は、効果音記憶手段53を参照することにより、当該手段中に書き込まれた最新の効果音情報に従い、現在の効果音よりも大きく音量の効果音をスピーカ17から出力するよう制御を行い、ステップ912(1)へ移行する。尚、ステップ908(1)でNoの場合にも、ステップ912(1)に移行する。次に、ステップ912(1)で、効果音情報受信手段51は、主制御装置100側から大入賞口閉鎖信号(図7のステップ527参照)を受信したか否かを判定する。ステップ912(1)でYesの場合、ステップ914(1)で、効果音変更内容決定手段55は、効果音記憶手段53に記憶されている現在の効果音情報を初期状態にする。次に、ステップ916(1)で、効果音情報受信手段51は、主制御装置100側から特別遊技終了信号(図7のステップ527参照)を受信したか否かを判定する。ステップ916(1)でYesの場合、次の処理に移行する。他方、ステップ916(1)でNoの場合、即ち、特別遊技が終了していない場合、ステップ904(1)へ移行する。尚、ステップ902(1)でNoの場合も、次の処理に移行する。
次に、図14のタイミングチャートを参照しながら、本最良形態に係るパチンコ遊技機の作用について説明する。尚、「特別遊技時効果音量」は、Y軸の正方向に向かうにつれ、特別遊技時の効果音量が大きくなることを示している。そこで、当該タイミングチャートを時系列的に説明すると、まず、1ラウンド目の開始後、大入賞口への入賞個数が2個になった時点{図中のA2(1)}で、一段階分、効果音量が大きくなる。以後、入賞個数が偶数個(4個、6個、8個)に到達する度、一段階づつ効果音量が大きくなる。そして、入賞個数が10個に到達した時点{図中のC2(1)}で1ラウンドは終了し、2ラウンドの開始の際には、効果音量は再び初期状態に戻る。以後、最終ラウンドまで当該処理が繰り返される。
本最良形態によれば、特別遊技の各ラウンド内で効果音量が変化するので、特別遊技進行状況を認識していない遊技者に対しても、特別遊技の遊技進行状況を聴覚を通じて認識させることができるという効果を奏する。
更に、ラウンド移行間においては効果音量が初期化される、換言すれば、効果音量が急に変化するので、ラウンド移行間での大入賞口閉鎖状態を遊技者に対して聴覚を通じて認識させることが可能になる。
次に、第二の最良形態の変更例を挙げる。上記最良形態では、ラウンドにおける入賞個数に応じて効果音を上昇させる構成を採ったが、本変更例では、ラウンドにおける経過時間に応じて効果音を上昇させるというものである。以下、特別遊技時効果音制御処理900(2)について説明する。尚、他の構成や処理に関しては上記最良形態と同一である。
そこで、図15のフローチャートを参照しながら、特別遊技時効果音制御処理900(2)について説明する。尚、図中、ステップ908(2)が、第二の最良形態における当該処理との相違点である。そこで当該ステップを説明すると、ステップ908(2)で、効果音変更判定手段52は、ステップ904(2)で取得した最新の特別遊技状態情報の内、当該ラウンドにおける大入賞口の開放時間情報に基づき、効果音変更に係る所定条件を充足しているか否かを判定する。例えば、当該ラウンドにおける大入賞口の開放時間が0.1秒経過する毎に、効果音の音量を変更する構成を採っている。このような構成を採った場合、図16のタイミングチャートに示すように、最終ラウンドにおいては、序々に音量が低下する。このような形での音量変化は、ランダムに入賞する遊技球に基づいては構成困難である。
次に、本発明の第三の最良形態(ラウンド毎の効果音音量変化)を説明する。尚、各種手段や特別遊技時効果音制御処理以外の処理に関しては、第一の最良形態と同一である。
以下、図17のフローチャートを参照しながら、特別遊技時効果音制御処理1000について説明する。まず、ステップ1002で、効果音情報受信手段51は、主制御装置100側から特別遊技開始信号(図7のステップ504参照)を受信したか否かを判定する。ステップ1002でYesの場合、ステップ1004で、効果音情報受信手段51は、主制御装置100側から送信された特別遊技状態情報を取得する。ここで、特別遊技状態情報は、特別遊技中の各種パラメータ(例えば、現在のラウンド数、大入賞口への入賞個数、大入賞口の開放時間等)であり、当該ステップをループする度に当該情報の最新情報を逐次取得することになる。次に、ステップ1006で、効果音情報受信手段51は、主制御装置100側から本最良形態において効果音変更に係る大入賞口閉鎖信号(図7のステップ527参照)を受信したか否かを判定する。ステップ1006でYesの場合、ステップ1008で、効果音変更内容決定手段55は、効果音記憶手段53を参照して、効果音記憶手段53中に記憶されている現在の効果音情報を取得し、当該効果音よりも所定音量が大きくなるように効果音情報を書き換える。次に、ステップ1010で、効果音情報受信手段51は、主制御装置100側から特別遊技終了信号(図7のステップ527参照)を受信したか否かを判定する。ステップ1010でYesの場合、ステップ1012で、効果音変更内容決定手段55は、効果音記憶手段53に記憶されている現在の効果音情報を初期状態にし、次の処理へ移行する。他方、ステップ1010でNoの場合、即ち、特別遊技が終了していない場合、ステップ1004へ移行する。また、ステップ1006でNoの場合、即ち、当該ラウンドが終了していない場合も、ステップ1004へ移行する。尚、ステップ1002でNoの場合、次の処理に移行する。
次に、図18のタイミングチャートを参照しながら、本最良形態に係るパチンコ遊技機の作用について説明する。そこで、当該タイミングチャートを時系列的に説明すると、1ラウンドから2ラウンドへの移行時に、一段階分、効果音量が大きくなる。以後、最終ラウンドまで当該処理が繰り返される。
本最良形態によれば、特別遊技のラウンド移行毎に効果音量が大きくなるので、特別遊技進行状況を認識していない遊技者に対しても、特別遊技の遊技進行状況を聴覚を通じて認識させることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の第一の最良形態〜第三の最良形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。 図2は、本発明の第一の最良形態〜第三の最良形態に係るパチンコ遊技機の背面図である。 図3は、本発明の第一の最良形態〜第三の最良形態に係るパチンコ遊技機の機能ブロック図である。 図4は、本発明の第一の最良形態〜第三の最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側でのメインフローチャートである。 図5は、本発明の第一の最良形態〜第三の最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での第1種特別遊技決定用乱数取得処理のフローチャートである。 図6は、本発明の第一の最良形態〜第三の最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での第1種特別遊技移行決定・特別図柄表示処理のフローチャートである。 図7は、本発明の第一の最良形態〜第三の最良形態に係るパチンコ遊技機における、主制御装置側での第1種特別遊技実行処理のフローチャートである。 図8は、本発明の第一の最良形態〜第三の最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における、表示制御装置側で行われる装飾図柄表示内容決定・表示処理のフローチャートである。 図9は、本発明の第一の最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における、効果音制御手段が行なう特別遊技時効果音制御処理のフローチャートである。 図10は、本発明の第一の最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における作用を示すタイミングチャートの一例である。 図11は、本発明の第一の最良形態の変更例に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における、効果音制御手段が行なう特別遊技時効果音制御処理のフローチャートである。 図12は、本発明の第一の最良形態の変更例に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における作用を示すタイミングチャートの一例である。 図13は、本発明の第二の最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における、効果音制御手段が行なう特別遊技時効果音制御処理のフローチャートである。 図14は、本発明の第二の最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における作用を示すタイミングチャートの一例である。 図15は、本発明の第二の最良形態の変更例に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における、効果音制御手段が行なう特別遊技時効果音制御処理のフローチャートである。 図16は、本発明の第二の最良形態の変更例に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における作用を示すタイミングチャートの一例である。 図17は、本発明の第三の最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における、効果音制御手段が行なう特別遊技時効果音制御処理のフローチャートである。 図18は、本発明の第三の最良形態に係るパチンコ遊技機に係るパチンコ遊技機における作用を示すタイミングチャートの一例である。
符号の説明
11 始動入賞口
12 大入賞口
14a 特別図柄表示部
50 効果音制御手段
110 特別遊技移行決定手段
112 乱数取得判定実行手段
113 保留情報記録判定実行手段
113a 保留情報記録手段
114 図柄内容決定手段
120 特別図柄表示制御手段
140 特別遊技移行判定実行手段

Claims (4)

  1. 開状態と閉状態を採り得る可変入賞口と、
    前記可変入賞口を遊技者に有利な状態に可変させる特別遊技状態に移行するか否かを判定する特別遊技移行判定手段と、
    前記特別遊技を実行するための特別遊技実行手段と
    を有するパチンコ遊技機において、
    特別遊技状態時における遊技進行状況に応じ、音量を変化させる音量制御手段を更に有することを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記特別遊技が、所定条件下で開状態を継続する、1回又は複数回の単位遊技から構成され、かつ
    前記音量制御手段が、前記1回又は複数回の単位遊技の最終回のときに、音量を変化させるよう制御する、請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記特別遊技が、所定時間開状態を継続する、1回又は複数回の単位遊技から構成され、かつ
    前記音量制御手段が、前記開状態の経過時間に基づき、音量を変化させるよう制御する、請求項1記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記特別遊技が、所定時間開状態を継続する、1回又は複数回の単位遊技から構成され、かつ
    前記音量制御手段が、前記単位遊技における遊技球の入賞個数に基づき、音量を変化させるよう制御する、請求項1記載のパチンコ遊技機。
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