JP2006302015A - ストレージシステム及びデータ管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】バックアップ処理及びボリューム復元処理に対するメイン側のストレージ装置の処理負荷及び容量負荷を格段的に低減し得るストレージシステム及びデータ管理方法を提案する。
【解決手段】第1のストレージ装置側において、第1のボリュームにデータの書き込みがあったときに、そのジャーナルを第2のストレージ装置に送信すると共に、第2のストレージ装置側において、第2のボリュームのスナップショット及び各ジャーナルを記憶し、第2のストレージ装置側において、復元命令に応じて、復元時刻における第1のボリュームを復元し、第2のストレージ装置側において、復元時刻以降に書き換えられたアドレスのデータを差分データとして第1のストレージ装置に送信し、第1のストレージ装置側において、差分データに基づいて、復元時刻における第1のボリュームを復元するようにした。
【選択図】 図2
【解決手段】第1のストレージ装置側において、第1のボリュームにデータの書き込みがあったときに、そのジャーナルを第2のストレージ装置に送信すると共に、第2のストレージ装置側において、第2のボリュームのスナップショット及び各ジャーナルを記憶し、第2のストレージ装置側において、復元命令に応じて、復元時刻における第1のボリュームを復元し、第2のストレージ装置側において、復元時刻以降に書き換えられたアドレスのデータを差分データとして第1のストレージ装置に送信し、第1のストレージ装置側において、差分データに基づいて、復元時刻における第1のボリュームを復元するようにした。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ストレージシステム及びデータ管理方法に関し、例えばストレージシステムに適用して好適なものである。
従来、ストレージシステムでは、記憶しているデータの管理方法として、ボリュームに保存されたデータをバックアップし、ボリューム(そのボリュームに記憶されたデータも含む)に障害が発生したときにはバックアップデータを用いてボリュームを障害前の状態に復元することが広く行われている。
このようなストレージシステムにおけるバックアップ方法として、従来、ホスト装置から正側のボリュームにデータの書き込みがあったときに、その書き込みの内容(データ自体やそのデータが書き込まれたアドレス等)を表すいわゆるジャーナルを正側から副側に転送し、副側においてこのジャーナルに従って副側のボリュームに同じデータを同じアドレスに書き込む方法がある。この方法によれば、正側のボリュームとまったく同じ内容のボリュームを副側において作成することが可能となる。
またストレージシステムにおけるボリュームの復元方法としては、かかるジャーナルとストレージシステムのスナップショット機能とを利用して、任意時点での正側のボリュームの状態を復元可能とする方法が提案されている(特許文献1参照。)なお、スナップショットとは、ある時点における正側のボリュームの記憶イメージをいう。
この方法は、ジャーナルを順次蓄積すると共に、一定時間ごとに正側のボリュームのスナップショットを取得してこれを蓄積し、ある時刻(以下、これを復元時刻と呼ぶ)におけるボリュームの内容を復元する場合に、その復元時刻よりも取得時刻が過去で、かつその取得時刻が復元時刻に最も近いスナップショットに対して、当該スナップショットを取得した時刻から復元時刻までのジャーナルを古いものから順番に順次適用するものである。また、かかる特許文献1には、ジャーナルの蓄積量に第1及び第2の限界値を設け、ジャーナルの蓄積量が常に第1及び第2の限界値内に収まるように制御することで、不要なジャーナルの蓄積による記憶容量の圧迫を未然に防止することも開示されている。
さらにバックアック及びボリュームの復元処理方法として、副側に、リモートコピーにより正側のボリュームと同一内容に保たれるボリュームと、ある時点の正側のボリュームのバックアップデータを保持するボリュームとを設け、正側のボリュームを回復させるときには、まず副側のバックアップデータを保持したボリュームを副側のもう1つのボリュームにコピーし、この後このボリュームを正側のボリュームにコピーする方法も提案されている(特許文献2参照)。
特開2005−18738号公報
特開2003−233518号公報
ところで、従来のストレージシステムでは、特許文献1に開示された方法のように、ホスト装置からのデータを記憶する正側のボリュームと、バックアップデータを記憶する副側のボリュームとが同じストレージ装置内に設けられている。このため従来のストレージシステムでは、ストレージ装置におけるバックアップ処理のための処理負荷や、バックアップデータを記憶するための容量負荷が大きく、バックアップ処理とホスト装置からのデータ入出力要求とが競合して当該データ入出力要求に対する応答性が悪化したり、ホスト装置からのデータを記憶するための記憶容量を圧迫するという問題があった。
上記特許文献1に開示された方法によっても、ストレージ装置におけるバックアップ処理のための処理負荷や容量負荷は依然として大きい問題であり、十分な解決方法とは言い得ない。
また上記特許文献2では、正側のボリュームをメイン側のストレージ装置に設けると共に副側のボリュームをサブ側のストレージ装置に設けることが開示されているものの、副側のボリュームをそのままコピーすることは、サブ側のストレージ装置と、ホスト装置からのデータを受け付けるメイン側のストレージ装置との間での転送負荷が大きくなる問題や、メイン側のストレージ装置の処理負荷が大きくなり、ホスト装置に対する応答性を悪化させる問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、バックアップ処理及びボリューム復元処理に対するメイン側のストレージ装置の処理負荷及び容量負荷を格段的に低減し得るストレージシステム及びデータ管理方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、上位装置に接続され、前記上位装置から送信されるデータを記憶するための第1のボリュームを提供する第1のストレージ装置と、前記第1のストレージ装置に接続され、前記第1のボリュームのバックアップデータを記憶するための第2のボリュームを提供する第2のストレージ装置とを有するストレージシステムであって、前記第1のストレージ装置は、前記第1のボリュームに前記データの書き込みがあったときに、当該書き込みの内容を表すジャーナルを生成するジャーナル生成部 を備え、前記第2のストレージ装置は、所定のタイミングで前記第2のボリュームのスナップショットを取得するスナップショット取得部と、前記第1のストレージ装置から送信される各前記ジャーナル及び前記スナップショット取得部により取得された前記スナップショットを記憶する記憶デバイスと、前記上位装置から与えられる復元時刻を指定した復元命令に応じて、前記記憶デバイスに記憶された対応する前記ジャーナル及び前記スナップショットを利用して、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元するボリューム復元部と、復元された前記復元時刻における前記第1のボリュームに記憶された前記データのうち、前記復元時刻以降に書き換えられたアドレスの前記データを差分データとして出力する差分データ出力部とを備え、前記第1のストレージ装置は、第2のストレージ装置から送信される前記差分データに基づいて、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元するようにした。
この結果、このストレージシステムでは、第1のストレージ装置がバックアップデータを保持することに起因する第1のストレージ装置の記憶容量の圧迫を有効に防止しながら、第1のストレージ装置に負担を与えることなく、第1のボリュームを復元することができる。
また本発明においては、上位装置に接続され、前記上位装置から送信されるデータを記憶するための第1のボリュームを提供する第1のストレージ装置と、前記第1のストレージ装置に接続され、前記第1のボリュームのバックアップデータを記憶するための第2のボリュームを提供する第2のストレージ装置とを有するストレージシステムにおけるボリューム復元方法であって、前記第1のストレージ装置側において、前記第1のボリュームに前記データの書き込みがあったときに、当該書き込みの内容を表すジャーナルを生成して前記第2のストレージ装置に送信し、前記第2のストレージ装置側において、所定のタイミングで前記第2のボリュームのスナップショットを取得し、当該スナップショット及び前記第1のストレージ装置から送信される各前記ジャーナルを記憶する第1のステップと、前記第2のストレージ装置側において、前記上位装置から与えられる復元時刻を指定した復元命令に応じて、前記記憶デバイスに記憶された対応する前記ジャーナル及び前記スナップショットを利用して、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する第2のステップと、前記第2のストレージ装置側において、復元された前記復元時刻における前記第1のボリュームに記憶された前記データのうち、前記復元時刻以降に書き換えられたアドレスの前記データを差分データとして前記第1のストレージ装置に送信する第3のステップと、前記第1のストレージ装置側において、前記差分データに基づいて、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する第4のステップとを備えるようにした。
この結果、このデータ管理方法によれば、第1のストレージ装置がバックアップデータを保持することに起因する第1のストレージ装置の記憶容量の圧迫を有効に防止しながら、第1のストレージ装置に負担を与えることなく、第1のボリュームを復元することができる。
さらに本発明においては、上位装置に接続され、前記上位装置から送信されるデータを記憶する第1のボリュームを備える第1のストレージ装置と、前記第1のストレージ装置と接続され、前記第1のボリュームのバックアップデータを記憶する第2のボリュームを備える第2のストレージ装置と、を有するストレージシステムであって、前記第1のストレージ装置は、前記第1のボリュームに前記データの書き込みがあった場合に当該書き込みの内容を表すジャーナルと、前記ジャーナルを前記第2のストレージ装置に送信する送信部と、を備え、前記第2のストレージ装置は、所定のタイミングで前記第2のボリュームのスナップショットを取得するスナップショット取得部と、前記第1のストレージ装置から送信される前記ジャーナル及び前記スナップショット取得部により取得された前記スナップショットを記憶する記憶デバイスと、前記上位装置から与えられる復元時刻が指定された復元命令に応じて、前記記憶デバイスに記憶された前記スナップショットと、前記記憶デバイスに記憶され、前記復元命令と前記スナップショットに関係する前記ジャーナルと、を用いて前記復元時刻における前記第1のボリュームに記憶されたデータ内容を復元する復元部と、前記データ内容のうち、前記復元時刻より後に前記上位装置から書き込まれたアドレスに該当するデータを差分データとして前記第1のストレージ装置に対して送信する差分データ出力部と、を備え、前記第1のストレージ装置は、第2のストレージ装置から送信される前記差分データと、前記第1のボリュームと、に基づいて、前記復元時刻における前記第1のボリュームに記憶されたデータ内容を復元するようにした。
この結果、このストレージシステムでは、第1のストレージ装置がバックアップデータを保持することに起因する第1のストレージ装置の記憶容量の圧迫を有効に防止しながら、第1のストレージ装置に負担を与えることなく、第1のボリュームを復元することができる。
本発明によれば、バックアップ処理及びボリューム復元処理に対するメイン側のストレージ装置である第1のストレージ装置の処理負荷及び容量負荷を格段的に低減することができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)本実施の形態によるストレージシステムの構成
図1は、本実施の形態によるストレージシステム1を示す。ストレージシステム1は、ホスト装置2がネットワーク3を介して第1のストレージ装置4と接続されると共に、この第1のストレージ装置4にデータバックアップ用の第2のストレージ装置5が接続されて構成されている。
(1−1)本実施の形態によるストレージシステムの構成
図1は、本実施の形態によるストレージシステム1を示す。ストレージシステム1は、ホスト装置2がネットワーク3を介して第1のストレージ装置4と接続されると共に、この第1のストレージ装置4にデータバックアップ用の第2のストレージ装置5が接続されて構成されている。
ホスト装置2は、CPU(Central Processing Unit)やメモリを備えたコンピュータである。ホスト装置2が備えるCPUにより各種プログラムが実行されることによって、様々な機能が実現される。ホスト装置2は、例えばパーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレームコンピュータ等により構成される。
ホスト装置2は、ネットワーク3を介して第1のストレージ装置4に対してデータの入出力を行うことができる。ネットワークとして3は、例えばLAN、SAN、インターネット、専用回線、公衆回線等を場合に応じて適宜用いることができる。このネットワーク3を介したホスト装置2及び第1のストレージ装置4間の通信は、例えばネットワーク3がSANである場合にはファイバーチャネルプロトコルに従って行われ、ネットワーク3がLANである場合にはTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコルに従って行われる。
第1のストレージ装置4は、複数のチャネルアダプタ10A、複数のディスクアダプタ11A、キャッシュメモリ12A、共有メモリ13A及び複数の記憶デバイス14Aを備えて構成されている。
チャネルアダプタ10Aは、第1のストレージ装置4に接続された外部の装置(例えば、ホスト装置2や第2のストレージ装置5)との間でデータや各種コマンド等の送受信を行う送受信部としての機能を有するものであり、通信ポートを備えている。各チャネルアダプタ10Aは、それぞれマイクロプロセッサ(MP:Micro Processor)や内部メモリ等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成され、外部の装置から受信した各種コマンドを解釈して実行する。チャネルアダプタ10Aの各通信ポートには、それぞれを識別するためのネットワークアドレス(例えばIP(Internet Protocol)アドレスやWWN(World Wide Name))が割り当てられており、その場合、チャネルアダプタ10Aは、それぞれが個別にNAS(Network Attached Storage)として振る舞うことができるようになっている。また、各チャネルアダプタ10Aは、かかる内部メモリに格納された制御プログラムを実行することで各種処理を行うことができ、これにより例えば後述のバックアップ処理や復元処理を実行することができる。
ディスクアダプタ11Aは、記憶デバイス14Aとの間のデータ授受を行うためのものであり、冗長性をもたせるため2つが一対となって同じ記憶デバイス14Aに接続されている。各ディスクアダプタ11Aは、CPUやメモリ等を備えたマイクロコンピュータシステムとして構成されている。
各ディスクアダプタ11Aは、チャネルアダプタ10Aからの指示に従って、記憶デバイス14Aにデータを書き込んだり、記憶デバイス14Aからデータを読み出す処理を行う。記憶デバイス14Aとの間でデータ入出力を行う場合、各ディスクアダプタ11Aは、ホスト装置2により指定される論理的なアドレスを物理的なアドレスに変換する。各ディスクアダプタ11Aは、記憶デバイス14AがRAIDに従って管理されている場合は、RAID構成に応じたデータアクセスを行う。
キャッシュメモリ12Aは、ホスト装置2から受信したデータや記憶デバイス14Aから読み出したデータ等を一時的に記憶するためのメモリである。共有メモリ13Aには、第1のストレージ装置4の動作を制御するための制御情報などが格納される。
これらチャネルアダプタ10A、ディスクアダプタ11A、キャッシュメモリ12A及び共有メモリ13Aは、LAN15Aを通じて相互に接続されており、このLAN15Aを通じて必要なコマンドやデータを送受できるようになされている。
記憶デバイス14Aは、例えばSCSI(Small Computer System Interface)ディスク等の高価なディスクドライブ、又はSATA(Serial AT Attachment)ディスクや光ディスク等の安価なディスクデバイスから構成される。1又は複数のディスクデバイスにより提供される物理的な記憶領域上に、1又は複数の論理的なボリューム(以下、これを論理ボリュームと呼ぶ)が設定される。そしてデータは、この論理ボリュームに記憶される。
第2のストレージ装置5は、記憶デバイス14Bとして、SATA(Serial AT Attachment)ディスクや光ディスク等の安価なディスクデバイスが用いられる点を除いて第1のストレージ装置4と同様に構成されている。図1では、第2のストレージ装置5の各構成要素について、第1のストレージ装置4の構成要素と同一部分に、同一符号に添え字「A」に代えて添え字「B」を付している。第2のストレージ装置5は、第1のストレージ装置4とケーブル又はLAN等の信号線16を介して接続されており、この信号線16を通じて必要なコマンドやデータを第1のストレージ装置4との間で送受し得るようになされている。
第2のストレージ装置5においても、当該第2のストレージ装置5内の記憶デバイス14Bにより提供される物理的な記憶領域上に1又は複数の論理ボリュームが設定され、後述のようにこの論理ボリュームに第1のストレージ装置4のバックアップデータ等の各種データが記憶される。
ここで、このストレージシステム1におけるホスト装置2及び第1のストレージ装置4間のデータの入出力の流れについて説明する。ホスト装置2は、ユーザ操作により第1のストレージ装置4内の論理ボリュームに対してデータを書き込むべき旨の指令が入力されると、これに応じたデータ書込み要求及び書込み対象のデータを第1のストレージ装置4の所定のチャネルアダプタ10Aに送信する。
このデータ書込み要求を受信したチャネルアダプタ10Aは、書込みコマンドを共有メモリ13Aに書き込むと共に、かかる書込み対象のデータをキャッシュメモリ12Aに書き込む。一方、ディスクアダプタ11Aは共有メモリ13Aを常時監視しており、共有メモリ13Aに書込みコマンドが書き込まれたことを検出すると、論理アドレス指定によるデータ書込み要求を物理アドレス指定によるデータ書込み要求に変換し、さらにキャッシュメモリ12Aから書込み対象のデータを読み出して、これを対応する記憶デバイス14Aの対応するアドレス位置に書き込む。
これに対して、ホスト装置2は、ユーザ操作により第1のストレージ装置4内の所定の論理ボリュームに記憶されているデータの読出し指令が入力されると、これに応じたデータ読出し要求を第1のストレージ装置4内の所定のチャネルアダプタ10Aに送信する。
このデータ読出し要求を受信したチャネルアダプタ10Aは、読出しコマンドを共有メモリ12Aに書き込む。またディスクアダプタ11Aは共有メモリ12Aに読出しコマンドが書き込まれたことを検出すると、論理アドレス指定によるデータ読出し要求を物理アドレス指定によるデータ読出し要求に変換して、このアドレスに基づいて対応する記憶デバイス14Aの対応するアドレス位置から指定されたデータを読み出させる。
またディスクアダプタ11Aは、この記憶デバイス14Aから読み出したデータをキャッシュメモリ12Aに書き込むと共に、読出しコマンドを共有メモリ13Aに書き込む。このとき、チャネルアダプタ10Aは共有メモリ13Aを常時監視しており、共有メモリ13Aに読出しコマンドが書き込まれたことを検出すると、この読出しコマンドに従ってキャッシュメモリ12Aから対応するデータを読み出し、これをネットワーク3を介して対応するホスト装置2に送信する。
(1−2)バックアップ処理及びボリューム復元処理
次に、かかるストレージシステム1におけるバックアップ処理及びボリューム復元処理に関するデータ管理方法について、図2〜図4を参照して説明する。本実施の形態によるストレージシステム1では、ある時刻における第1のストレージ装置4内の論理ボリュームの内容を復元するボリューム復元処理を第2のストレージ装置5内で行い、現在の論理ボリュームの内容との差分だけを第2のストレージ装置5から第1のストレージ装置4に与え、これに基づいて第1のストレージ装置5の論理ボリュームを指定された時刻の状態に復元することを特徴の1つとしている。
次に、かかるストレージシステム1におけるバックアップ処理及びボリューム復元処理に関するデータ管理方法について、図2〜図4を参照して説明する。本実施の形態によるストレージシステム1では、ある時刻における第1のストレージ装置4内の論理ボリュームの内容を復元するボリューム復元処理を第2のストレージ装置5内で行い、現在の論理ボリュームの内容との差分だけを第2のストレージ装置5から第1のストレージ装置4に与え、これに基づいて第1のストレージ装置5の論理ボリュームを指定された時刻の状態に復元することを特徴の1つとしている。
図2は、かかるバックアップ処理及びボリューム復元処理の内容を概略的に示した概念図である。また図3及び図4は、このストレージシステム1におけるバックアップ処理及びボリューム復元処理に関する第1及び第2のストレージ装置4,5の具体的な処理手順を示したフローチャートである。またなお、以下においては、第1のストレージ装置4内のデータを入出力するための論理ボリュームを正論理ボリュームVOLP(図2)と呼び、そのバックアップ用として第2のストレージ装置5内に設けられた論理ボリュームを副論理ボリュームVOLS(図2)と呼ぶものとする。
第1のストレージ装置4のチャネルアダプタ(以下、これを正側チャネルアダプタと呼ぶ)10Aは、初期時、図3に示すバックアップ・ボリューム復元処理手順RT1に従って、ホスト装置2から何らかの入出力(以下、これをホストI/Oと呼ぶ)を待機モードで待つ(SP1)。ホストI/Oには、データ入出力要求のほか、所望時刻における正論理ボリュームの復元命令である復元コマンドという本発明で使用する命令系コマンドも含まれる。
やがて正側チャネルアダプタ10Aは、ホスト装置2からのホストI/Oを受信すると(SP1;YES)、現在、第1のストレージ装置4が、対応する正論理ボリュームVOLPに書き込みを許可する書込み許可モードに設定されているか否かをチェックする(SP2)。第1のストレージ装置4は、通常、書込み許可モードに設定されているが、後述のようにボリューム復元処理時にはその正論理ボリュームVOLPに対する書き込みを禁止する書込み禁止モードに設定される。
そして正側チャネルアダプタ10Aは、その正論理ボリュームVOLPに対するモードが書込み禁止モードに設定されていた場合には(SP2;NO)、ホスト装置2にその旨を通知するなどの所定のエラー処理を実行する(SP3)。これに対して、正側チャネルアダプタ10Aは、当該正論理ボリュームVOLPに対するモードが書込み許可モードに設定されていた場合には(SP2;YES)、そのホストI/Oが復元コマンドであるか否かをチェックする(SP4)。
正側チャネルアダプタ10Aは、かかるホストI/Oが復元コマンドでない場合(SP4;NO)には、当該ホストI/Oがデータ書込み要求であるか否かをチェックする(SP5)。そして正側チャネルアダプタ10Aは、ホストI/Oがデータ書込み要求でない、例えばデータ読出し要求等のコマンドであった場合には(SP5;NO)、そのホストI/Oに応じた対応する所定の処理を実行し(SP6)、この後再びホスト装置2からのホストI/Oを待ち受ける待機モードに戻る(SP1)。
一方、正側チャネルアダプタ10Aは、ホストI/Oがデータ書込み要求であった場合には(SP5;YES)、このホストI/O(データ書込み要求コマンド)に従って通常の書込み処理を実行する(SP7)。具体的には、正側チャネルアダプタ10Aは、このホストI/Oに基づくデータ書込み要求コマンドを共有メモリ13Aに書き込むと共に、当該ホストI/Oと共にホスト装置2から送信される書込み対象のデータをキャッシュメモリ12Aに書き込む。これによりこのデータが上述のようにディスクアダプタ11Aによって対応する記憶デバイス14A内の対応するアドレス位置に書き込まれることとなる。
また正側チャネルアダプタ10Aは、この後、そのデータ書き込みに対する1エントリ分のジャーナル20(図5)を作成する(SP8)。本実施の形態の場合、ジャーナル20は、図5に示すように、シーケンス番号フィールド21、アクセス時刻フィールド22、書込み先アドレスフィールド23及びデータフィールド24から構成される。そしてジャーナルのシーケンスフィールド21にはシーケンス番号が格納され、アクセス時刻フィールド22にはそのデータの書き込みが行われた日時が格納され、書込み先アドレスフィールド23にはそのデータの書き込み先の論理アドレスが格納され、データフィールド24には実際に正論理ボリュームVOLPに書き込まれたデータが格納される。
そして正側チャネルアダプタ10Aは、このジャーナル20のデータでなるジャーナルデータを、予め第1のストレージ装置4内に設けられたジャーナル用の論理ボリューム(以下、これを正側ジャーナル論理ボリュームと呼ぶ)VOLMJ(図2)に格納する共に、この1エントリ分のジャーナルデータを第2のストレージ装置5に送信する(SP9)。なお、正側ジャーナル論理ボリュームVOLMJは、例えば第1のストレージ装置4内の記憶デバイス14Aに設けることができる。
第2のストレージ装置5では、第1のストレージ装置4から送信されるジャーナルデータを対応するチャネルアダプタ(以下、これを副側チャネルアダプタと呼ぶ)10Bにおいて受信する。そして、かかる副側チャネルアダプタ10Bは、受信したジャーナルデータを、ジャーナル保存用に予め第2のストレージ装置5内に設けられた論理ボリューム(以下、これを副側ジャーナル論理ボリュームと呼ぶ)VOLRJ(図2)に格納する(SP10)。なお、副側ジャーナル論理ボリュームVOLRJは、例えば第2のストレージ装置5内の記憶デバイス14Bに設けることができる。
また、かかる副側チャネルアダプタ10Bは、このジャーナルデータに基づくジャーナル20のデータフィールド24(図5)に格納されたデータを、副論理ボリュームVOLSにおける当該ジャーナル20の書込み先アドレスフィールド23(図5)に格納されているアドレス位置に書き込ませる(SP11)。具体的に、副側チャネルアダプタ10Bは、ステップSP7について上述したデータ書込み処理と同様の処理を行う。これにより正論理ボリュームVOLPに書き込まれたデータと同一のデータ、つまり正論理ボリュームVOLPのバックアップデータが副論理ボリュームVOLSに格納されることとなる。そしてこの副側チャネルアダプタ10Bは、この後、かかるデータを書き終えた旨の通知を第1のストレージ装置4に送信する。
この通知を受けた第1のストレージ装置4の正側チャネルアダプタ10Aは、上述のステップSP8において作成したそのデータについてのジャーナル20のエントリを正側ジャーナル論理ボリュームVOLMJから削除する(SP12)。
またこの通知を送信した副側チャネルアダプタ10Bは、副側ジャーナル論理ボリュームVOLRJに格納されたジャーナル20のデータ量(以下、これをジャーナルデータ量と呼ぶ)が予め設定された第1の限界値を超えたか否かをチェックする(SP13)。
そして、副側チャネルアダプタ10Bは、副側ジャーナル論理ボリュームVOLRJに格納されたジャーナルデータ量が第1の限界値を超えていないときには(SP13;NO)、再びホスト装置2からのホストI/Oを待ち受ける待受けモードに戻る(SP1)。これに対して副側チャネルアダプタ10Bは、かかるジャーナルデータ量が第1の限界値を超えていたときには(SP13;YES)、ジャーナルデータ量を減らすための所定のジャーナル削除処理を実行する(SP14)。
具体的に、副側チャネルアダプタ10Bには、図6(A)に示すように、ジャーナルデータ量の限界値として第1の限界値とこれより少ない第2の限界値とが予め与えられている。そして副側チャネルアダプタ10Bは、図6(B)に示すように、ジャーナルデータ量が第1の限界値に達した場合には、図6(C)に示すように、ジャーナルデータ量が第2の限界値に達するまでジャーナル20のエントリを古いものから順番に削除する。
また、このとき副側チャネルアダプタ10Bは、図7(A)に示すように、後述するスナップショット論理ボリュームVOLSS(図2)に格納された幾つかのスナップショット25(図2)のうち、最古のスナップショット25Aに対して、削除しようとするジャーナル20を古いエントリから順番に順次適用することにより、図7(B)に示すように、新たに最古のスナップショット25Cを取得する。このようにして副側チャネルアダプタ10Bは、復元のためのジャーナル20のエントリを一定量確保しながら、不要なジャーナル20のエントリを削除する。
そして副側チャネルアダプタ10Bは、かかるジャーナル20の削除処理を終えると、この後再びホスト装置2からのホストI/Oを待ち受ける待受けモードに戻り(SP1)、この後同様の処理を繰り返す(SP1〜SP14−SP1)。
この際、副側チャネルアダプタ10Bは、上述のようにして正論理ボリュームVOLPと同じデータが格納された副論理ボリュームVOLSを利用して、副論理ボリュームVOLSのスナップショット25を一定時間(例えば1又は数時間)ごとに取得し、そのデータを予め設定されたスナップショット用の論理ボリュームでなる上述のスナップショット論理ボリュームVOLSSに順次格納する。
また、かかる副側チャネルアダプタ10Bは、これと共に例えば図8に示すようなそのスナップショット25のシーケンス番号と、そのスナップショット25が取得された日時と、スナップショット論理ボリュームVOLSSにおけるそのスナップショット25のデータが格納されているアドレスとなどをスナップショット管理用に作成されたスナップショット管理テーブル26(図)に登録し、このスナップショット管理テーブル26をスナップショット論理ボリュームVOLSSに保存する。
他方、正側チャネルアダプタ10A及び副側チャネルアダプタ10Bは、やがてホスト装置2から復元コマンドが与えられると(SP5;YES)、指定された復元時刻の正論理ボリュームVOLPを復元するボリューム復元処理を実行する(SP15)。
具体的には、図4に示す第1のボリューム復元処理手順RT2に従って、まず正側チャネルアダプタ10Aが、自己及び他の正側チャネルアダプタ10Aに対して復元対象の正論理ボリュームVOLPに対するデータの書込みを禁止するデータ書込み禁止モードを設定する(SP20)。また、この正側チャネルアダプタ10Aは、この後復元時刻を指定したその正論理ボリュームVOLPの復元命令と、当該正論理ボリュームVOLPに最後に書き込みがあった時刻とを第2のストレージ装置5に送信する(SP21)。
復元命令を受信した副側チャネルアダプタ10Bは、スナップショット論理ボリュームVOLSSに保存されているスナップショット管理テーブル26を参照して、復元時刻よりも過去で、かつ復元時刻に最も近い時刻に取得されたスナップショット25を選択する(SP22)。また副側チャネルアダプタ10Bは、この後選択したスナップショット25の取得後、復元時刻までの間のすべてのジャーナル20のエントリを取得時刻の早いものから順番に副側ジャーナル論理ボリュームVOLRJから読み出し、これらをステップSP22において選択したスナップショット26に順次適用(リストア)することにより、指定された復元時刻の正論理ボリュームVOLPのスナップショットを取得する(SP23)。なお、以下においては、このスナップショットを復元ボリュームVOLRと呼ぶ。
さらにかかる副側チャネルアダプタ10Bは、復元時刻から復元のジャーナル20のエントリ数が正論理ボリュームVOLP内のブロック数よりも大きいか否かを判断する(SP24)。そして副側チャネルアダプタ10Bは、否定結果を得た場合には(SP24;NO)、かかる復元時刻以降の各ジャーナル20の各エントリのデータを用いて、復元時刻以降に書き換えられた各ブロックのアドレスを抽出する(SP25)。具体的には、副側チャネルアダプタ10Bは、復元時刻以降の各ジャーナル20の書込み先アドレスフィールド23(図5)に格納されているアドレスを抽出する。
これに対して副側チャネルアダプタ10Bは、ステップSP19において肯定結果を得た場合には(SP24;YES)、復元ボリュームVOLRを用いて、復元時刻以降に書き換えられた各ブロックのアドレスを抽出する(SP26)。具体的には、副側チャネルアダプタ10Bは、副論理ボリュームVOLSに格納されている正論理ボリュームVOLPのバックアップデータと、復元ボリュームVOLRのデータとをブロック毎に順次比較してデータの異なるブロックを見つけ出すことで、かかるアドレスを抽出する。
そして副側チャネルアダプタ10Bは、この後この抽出結果に基づいて、復元ボリュームVOLRに記憶されたデータのうち、復元時刻以降に書き換えられたアドレス、つまり復元ボリュームVOLR及び現在の正論理ボリュームVOLP間でデータが異なる各ブロックのアドレスと、そのブロックの復元時刻におけるデータ、つまり復元ボリュームVOLRのそのブロックのデータとを対応付けた図9に示すような差分データD1を生成し(SP27)、これを第1のストレージ装置4に送信する(SP28)。
この差分データD1を受信した正側チャネルアダプタ10Aは、この差分データD1に基づいて、指定された復元時刻の正論理ボリュームVOLPを復元する(SP29)。具体的に、正側チャネルアダプタ10Aは、正論理ボリュームVOLPの各ブロックに格納されたデータのうち、差分データD1として復元時刻のデータが与えられた各ブロックについて、そのデータを現在の正論理ボリュームVOLPの対応するアドレス位置に上書きする。これにより指定された復元時刻の正論理ボリュームVOLP´を得ることができる。
そしてかかる正側チャネルアダプタ10Aは、この後自己及び他の正側チャネルアダプタ10Aに対して、復元した正論理ボリュームVOLP´に対する書き込みを許可する書込み許可モードを再設定する(SP30)。さらに正側チャネルアダプタは、この後このボリューム復元処理を終了して、再びホスト装置2からのホストI/Oを待ち受ける待受けモードに戻る(SP1)。
このようにこのストレージシステム1では、ある時刻における正論理ボリュームVOLPの復元処理を第2のストレージ装置5内で行うようにしているため、バックアップ処理及びボリューム復元処理に対するメイン側のストレージ装置である第1のストレージ装置4の処理負荷を格段敵に低減させることができる。
またこのストレージシステム1では、第2のストレージ装置5において行ったボリューム復元処理の処理結果を正論理ボリュームVOLPに反映させる際に、第2のストレージ装置5から現在の正論理ボリュームVOLPとの差分のみを第1のストレージ装置5に送信するようにしているため、例えば第2のストレージ装置5において復元した正論理ボリュームVOLPのデータをすべて第1のストレージ装置4に転送して現在の正論理ボリュームVOLPのデータを置き換えるようにする場合に比べて、第1のストレージ装置4の処理負荷をより一層と低減することができる。
さらにこのストレージシステム1では、副論理ボリュームVOLSや副側ジャーナル論理ボリュームVOLRJを第2のストレージ装置5に配置すると共に、第1のストレージ装置4において作成したジャーナル20についても、副論理ボリュームVOLSへの反映が完了した後に直ちに削除するようにしているため、第1のストレージ装置4においてバックアップのために保持するデータを最低限度のものだけにすることができる。かくするにつきこのストレージシステム1では、バックアップ用の各種データを保持することに起因する第1のストレージ装置4の記憶容量の圧迫を未然かつ有効に防止して、バックアップ処理及びボリューム復元処理に関する第1のストレージ装置4の容量負荷を格段的に低減することができる。
さらにこのストレージシステム1では、第2のストレージ装置5において差分データD1を生成する際に、復元時刻以降の各ジャーナル20と、第2のストレージ装置5において保持している副論理ボリュームVOLSとのうち、演算量が少なくなる方のデータを用いるようにしているため、かかるボリューム復元処理における第2のストレージ装置5の処理負荷をも低減することができる。
(2)第2の実施の形態
図1との対応部分に同一符号を付して示す図10は、第2の実施の形態によるストレージシステム30を示す。このストレージシステム30は、バックアップ処理及びボリューム復元処理に関する第1のストレージ装置31の正側チャネルアダプタ33A及び第2のストレージ装置32の副側チャネルアダプタ33Bの処理内容が異なる点を除いて第1の実施の形態によるストレージシステム1(図1)と同様に構成されている。
図1との対応部分に同一符号を付して示す図10は、第2の実施の形態によるストレージシステム30を示す。このストレージシステム30は、バックアップ処理及びボリューム復元処理に関する第1のストレージ装置31の正側チャネルアダプタ33A及び第2のストレージ装置32の副側チャネルアダプタ33Bの処理内容が異なる点を除いて第1の実施の形態によるストレージシステム1(図1)と同様に構成されている。
実際上、このストレージシステム30の場合、図11に示すように、第1のストレージ装置31は、ホスト装置2から復元コマンドが与えられたときに、その復元コマンドが与えられた時点の正論理ボリュームVOLPのスナップショット34を取得し、この後第1の実施の形態と同様にして得られた差分データD1をこのスナップショット34に適用するようにして、指定された復元時刻の正論理ボリュームVOLPのスナップショット35を取得するようになされている。
図12は、このようなバックアップ処理及びボリューム復元処理に関する第1及び第2のストレージ装置31,32の具体的な処理のうち、ボリューム復元処理の手順を示すフローチャートである。以下、図11及び図12を用いてこのストレージシステム30におけるボリューム復元処理の処理手順について説明する。
第1のストレージ装置31のチャネルアダプタである正側チャネルアダプタ33A及び第2のストレージ装置32のチャネルアダプタである副側チャネルアダプタ33Bは、通常時、第1の実施の形態の正側チャネルアダプタ10A(図1)及び副側チャネルアダプタ10B(図1)と同様にして、図3について上述したバックアップ・ボリューム復元処理手順RT1のステップSP1〜ステップSP14を繰り返し処理する。そして正側チャネルアダプタ33A及び副側チャネルアダプタ33Bは、やがてホスト装置2から復元コマンドが与えられると(SP4;YES)、図12に示す第2のボリューム復元処理手順RT3に従って、ボリューム復元処理を実行する(SP15)。
すなわち正側チャネルアダプタ33Aは、まず復元コマンドがホスト装置2から与えられた時点の正論理ボリュームVOLPのスナップショット34を取得し、そのデータを予め設定された所定のスナップショット論理ボリュームVOLMSSに格納する。また正側チャネルアダプタ33Aは、この後その正論理ボリュームVOLPの復元時刻を指定した復元命令と、当該正論理ボリュームVOLPに最後に書き込みがあった時刻とを第2のストレージ装置32に送信する(SP40)。
この後、正側チャネルアダプタ33A及び副側チャネルアダプタ33Bは、この第2のボリューム復元処理手順RT3のステップSP41〜ステップSP48を、図4について上述した第1のボリューム復元処理手順RT2のステップSP21〜ステップSP28と同様に処理する。この結果、第2のストレージ装置32側において図9について上述した差分データD1が生成され、これが第1のストレージ装置31に送信される。
この差分データD1を受信した正側チャネルアダプタ33Aは、この差分データD1を、第1のストレージ装置31のスナップショット論理ボリュームVOLMSSに格納されている、この第2のボリューム復元処理手順RT3のステップSP40において取得したスナップショット34に適用する(SP49)。具体的に、正側チャネルアダプタ33Aは、差分データD1に含まれる各データをそれぞれスナップショット34の対応するアドレスに上書きするようにする。また、正側チャネルアダプタ33Aは、かかるスナップショット34にそのデータを上書きすべきデータが存在しないときには、差分データD1に含まれるデータを新たにそのスナップショット34に登録するようにする。これにより指定された復元時刻の正論理ボリュームVOLPのスナップショット35を得ることができる。
そして正側チャネルアダプタ33Aは、この後この第2のボリューム復元処理手順RT3を終了して、再びホスト装置2からのホストI/Oを待ち受ける待機モードに戻る(図3のSP1)。
このようにこのストレージシステム30では、ホスト装置2から復元コマンドが与えられた時点での正論理ボリュームVOLPのスナップショット34を取得し、このスナップショット34に差分データD1を適用して、指定された復元時刻の正論理ボリュームVOLPのスナップショット35を取得(正論理ボリュームVOLPを復元)するようにしているため、ボリューム復元処理を行っている最中でも正論理ボリュームVOLPに対するホスト装置2からのデータ書込み要求を禁止する必要がない。従って、このストレージシステム30では、例えば上書きしたデータのある時刻の内容を確認したいといった要求にも、当該正論理ボリュームVOLPへのデータ書込みを禁止することなく、容易に対応することができる。
(3)第3の実施の形態
図1との対応部分に同一符号を付して示す図13は、第3の実施の形態によるストレージシステム40を示す。このストレージシステム40は、ボリューム復元処理のモードとして、第1の実施の形態のように正論理ボリュームVOLP自体を復元時刻の状態に戻す第1のボリューム復元処理モードと、第2の実施の形態のように正論理ボリュームVOLPの復元時刻のスナップショット35(図11)を取得する第2のボリューム復元処理モードとのいずれか一方を、ユーザが自由に選択できるようになされている点を除いて第1の実施の形態によるストレージシステム1(図1)と同様に構成されている。
図1との対応部分に同一符号を付して示す図13は、第3の実施の形態によるストレージシステム40を示す。このストレージシステム40は、ボリューム復元処理のモードとして、第1の実施の形態のように正論理ボリュームVOLP自体を復元時刻の状態に戻す第1のボリューム復元処理モードと、第2の実施の形態のように正論理ボリュームVOLPの復元時刻のスナップショット35(図11)を取得する第2のボリューム復元処理モードとのいずれか一方を、ユーザが自由に選択できるようになされている点を除いて第1の実施の形態によるストレージシステム1(図1)と同様に構成されている。
実際上、このストレージシステム40の場合、ユーザは、ホスト装置41を操作することにより、所望する復元時刻を設定入力するための例えば図14に示すようなボリューム復元処理モード設定画面50を当該ホスト装置41のディスプレイに表示させることができる。
このボリューム復元処理モード設定画面50では、その中段位置にタイムライン51及びカーソルバー52が表示され、タイムライン51の上側に復元時刻表示欄53が表示される。そしてユーザは、タイムライン51に表示された時刻を指標として、カーソルバー52のカーソル52Aをマウス操作によりタイムライン51上の所望する時刻に移動させることで、所望の復元時刻を指定することができる。このとき復元時刻表示欄53には、カーソル52Aが指し示す正確な時刻、つまりその操作によりユーザが指定した復元時刻が表示される。
またボリューム復元処理モード設定画面50では、カーソルバー52の下側に、上述の第1のボリューム復元処理モードと対応付けられた第1のラジオスイッチ54Aと、第2のボリューム復元処理モードと対応付けられた第2のラジオスイッチ54Bとが表示される。かくしてユーザは、マウス操作により第1又は第2のラジオスイッチ54A,54Bのいずれかを選択することで、第1及び第2のボリューム復元処理モードのうちの所望するデータ処理モードを択一的に選択して設定することができる。そしてユーザは、所望のボリューム復元処理モードを選択後、復元ボタン55をクリックするようにする。この結果、このときユーザが選択したボリューム復元処理モード(第1又は第2のボリューム復元処理モード)に応じた復元コマンドがそのホスト装置41から第1のストレージ装置42に送信される。
第1のストレージ装置42のチャネルアダプタである正側チャネルアダプタ44A及び第2のストレージ装置43のチャネルアダプタである副側チャネルアダプタ44Bは、通常時、第1の実施の形態の正側チャネルアダプタ10A(図1)及び副側チャネルアダプタ10B(図1)と同様にして、図3について上述したバックアップ・ボリューム復元処理手順RT1のステップSP1〜ステップSP14を繰り返し処理する。そして正側チャネルアダプタ44A及び副側チャネルアダプタ44Bは、ホスト装置41から復元コマンドが与えられると(SP4;YES)、図15に示す第3のボリューム復元処理手順RT4に従って、ボリューム復元処理を実行する(SP15)。
すなわち正側チャネルアダプタ44Aは、まず復元コマンドに基づいて、ユーザがボリューム復元処理モードとして第1のボリューム復元処理モードを選択したか否かを判断する(SP50)。そして正側チャネルアダプタ44Aは、この判断において肯定結果を得ると(SP50;YES)、この後副側チャネルアダプタ44Bと共に図4について上述した第1のボリューム復元処理手順RT2を実行することにより、指定された復元時刻の正論理ボリュームVOLPを復元する(SP51)。これに対して、正側チャネルアダプタ44Aは、かかる判断において否定結果を得ると(SP50;NO)、この後副側チャネルアダプタ44Bと共に図12について上述した第2のボリューム復元処理手順RT3を実行することにより、指定された復元時刻における正論理ボリュームVOLPのスナップショット35(図11)を取得する(SP52)。
そして正側チャネルアダプタ44Aは、第1又は第2のボリューム復元処理手順RT2,RT3を終了すると、再びホスト装置41からのホストI/Oを待ち受ける待受けモードに戻る(図3のSP1)。
このようにこのストレージシステム40では、ボリューム復元処理モードとして、正論理ボリュームVOLP自体を指定された復元時刻の状態に戻す第1のボリューム復元処理モードと、指定された復元時刻の正論理ボリュームVOLPのスナップショット35(図11)を取得する第2のボリューム復元処理モードとのいずれかをユーザが自由に選択することができる。従って、データが壊れているときには、第1のボリューム復元処理モードによって、データが壊れていない時刻にまで正論理ボリュームVOLPを戻し、これに対して単に上書き前のデータ内容を確認したいときには、第2のボリューム復元処理モードによって、上書き前の正論理ボリュームVOLPのスナップショット35を取得するといった使い分けが可能となる。この結果として、ユーザから見たストレージシステム40の使い勝手を格段的に向上させることができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の第1〜第3の実施の形態においては、ボリューム復元処理時に復元時刻における正論理ボリュームVOLPと復元ボリュームVOLRとの差分を表す差分データD1を第2のストレージ装置5,32,43側において生成し、これを第1のストレージ装置4,31,42側に送信するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばボリューム復元処理時に第2のストレージ装置5,32,43から復元時刻よりも過去で、かつ復元時刻に最も近い時刻に作成された副論理ボリュームVOLSのデータ及び復元時刻以降のジャーナル20の各エントリのデータを第1のストレージ装置4,31,42側に送信し、これらのデータに基づいて第1のストレージ装置4,31,42側において正論理ボリュームVOLPの復元処理を行うようにしても良い。
なお上述の第1〜第3の実施の形態においては、ボリューム復元処理時に復元時刻における正論理ボリュームVOLPと復元ボリュームVOLRとの差分を表す差分データD1を第2のストレージ装置5,32,43側において生成し、これを第1のストレージ装置4,31,42側に送信するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばボリューム復元処理時に第2のストレージ装置5,32,43から復元時刻よりも過去で、かつ復元時刻に最も近い時刻に作成された副論理ボリュームVOLSのデータ及び復元時刻以降のジャーナル20の各エントリのデータを第1のストレージ装置4,31,42側に送信し、これらのデータに基づいて第1のストレージ装置4,31,42側において正論理ボリュームVOLPの復元処理を行うようにしても良い。
また上述の第1〜第3の実施の形態においては、ジャーナル20のデータとして対応するデータの書き込みがあった時刻を設けることで、この時刻に基づいて各エントリの順位性を確保するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この時刻に加え又は代えて各エントリにシーケンス番号を付与し、このシーケンス番号に基づいて各エントリの順位性を確保するようにしても良い。なお、この場合には、各シーケンス番号と、対応するデータが書き込まれた時刻とを対応付けた管理テーブルが別途必要となる。
これと同様にして第2のストレージ装置5,32,43において一定時間ごとに取得される副論理ボリュームVOLSのスナップショット25の順位性についてもそのスナップショット25が取得された時刻ではなくシーケンス番号で管理するようにしても良い。この場合には、各シーケンス番号とそのスナップショットが取得された時刻との対応付けを、例えばスナップショット管理テーブル26において行うようにすれば良い。
本発明は、種々の形態のストレージシステムに広く適用することができる。
1,30,40……ストレージシステム、2,41……ホスト装置、4,5,31,32,42,43……ストレージ装置、10A,33A,44A……正側チャネルアダプタ、10B,33B,44B……副側チャネルアダプタ、14A,14B……記憶デバイス、20……ジャーナル、25,34,35……スナップショット、26……スナップショット管理テーブル、D1……差分データ、VOLMSS,VOLSS……スナップショット論理ボリューム、VOLP……正論理ボリューム、VOLR……復元ボリューム、VOLS……副論理ボリューム。
Claims (13)
- 上位装置に接続され、前記上位装置から送信されるデータを記憶するための第1のボリュームを提供する第1のストレージ装置と、前記第1のストレージ装置に接続され、前記第1のボリュームのバックアップデータを記憶するための第2のボリュームを提供する第2のストレージ装置とを有するストレージシステムであって、
前記第1のストレージ装置は、
前記第1のボリュームに前記データの書き込みがあったときに、当該書き込みの内容を表すジャーナルを生成するジャーナル生成部
を備え、
前記第2のストレージ装置は、
所定のタイミングで前記第2のボリュームのスナップショットを取得するスナップショット取得部と、
前記第1のストレージ装置から送信される各前記ジャーナル及び前記スナップショット取得部により取得された前記スナップショットを記憶する記憶デバイスと、
前記上位装置から与えられる復元時刻を指定した復元命令に応じて、前記記憶デバイスに記憶された対応する前記ジャーナル及び前記スナップショットを利用して、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元するボリューム復元部と、
復元された前記復元時刻における前記第1のボリュームに記憶された前記データのうち、前記復元時刻以降に書き換えられたアドレスの前記データを差分データとして出力する差分データ出力部と
を備え、
前記第1のストレージ装置は、第2のストレージ装置から送信される前記差分データに基づいて、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する
ことを特徴とするストレージシステム。 - 前記第1のストレージ装置は、
前記上位装置から前記復元命令が与えられたときに、前記第1のボリュームに対する書込みを禁止し、
前記第2のストレージ装置から送信される前記差分データを前記第1のボリュームに適用するようにして、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する
ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。 - 前記第1のストレージ装置は、
前記上位装置から前記復元命令が与えられたときに前記第1のボリュームのスナップショットを取得し、
前記第2のストレージ装置から送信される前記差分データを前記第1のボリュームのスナップショットに適用するようにして、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する
ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。 - 前記上位装置は、
前記第1のボリュームを復元するための復元処理モードとして、第1及び第2の復元処理モードのいずれかを択一的に選択して設定するための所定の設定画面を表示すると共に、前記設定画面を用いて設定された前記復元処理モードに応じた前記復元命令を前記第1のストレージ装置に送信し、
前記第1のストレージ装置は、
前記復元命令に基づいて、前記第1の復元処理モードが設定されたときには、前記上位装置から前記復元命令が与えられたときに、前記第1のボリュームに対する書込みを禁止し、前記第2のストレージ装置から送信される前記差分データを前記第1のボリュームに適用するようにして、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元し、前記第2の復元処理モードが設定されたときには、前記上位装置から前記復元命令が与えられたときに前記第1のボリュームのスナップショットを取得し、前記第2のストレージ装置から送信される前記差分データを前記第1のボリュームのスナップショットに適用するようにして、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する
ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。 - 前記第2のストレージ装置の前記差分データ出力部は、
前記復元時刻から前記復元命令が与えられるまでの各前記ジャーナルと、前記第2のボリュームとのうちの演算量が少なくなるいずれか一方を用いて、前記復元時刻以降に書き換えられたアドレスを検出する
ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。 - 前記第2のストレージ装置のスナップショット取得部は、
一定時間間隔で前記第2のボリュームのスナップショットを取得する
ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。 - 上位装置に接続され、前記上位装置から送信されるデータを記憶するための第1のボリュームを提供する第1のストレージ装置と、前記第1のストレージ装置に接続され、前記第1のボリュームのバックアップデータを記憶するための第2のボリュームを提供する第2のストレージ装置とを有するストレージシステムにおけるデータ管理方法であって、
前記第1のストレージ装置側において、前記第1のボリュームに前記データの書き込みがあったときに、当該書き込みの内容を表すジャーナルを生成して前記第2のストレージ装置に送信し、前記第2のストレージ装置側において、所定のタイミングで前記第2のボリュームのスナップショットを取得し、当該スナップショット及び前記第1のストレージ装置から送信される各前記ジャーナルを記憶する第1のステップと、
前記第2のストレージ装置側において、前記上位装置から与えられる復元時刻を指定した復元命令に応じて、前記記憶デバイスに記憶された対応する前記ジャーナル及び前記スナップショットを利用して、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する第2のステップと、
前記第2のストレージ装置側において、復元された前記復元時刻における前記第1のボリュームに記憶された前記データのうち、前記復元時刻以降に書き換えられたアドレスの前記データを差分データとして前記第1のストレージ装置に送信する第3のステップと、
前記第1のストレージ装置側において、前記差分データに基づいて、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する第4のステップと
を備えることを特徴とするデータ管理方法。 - 前記第1のストレージ装置は、
前記第2のステップにおいて、前記上位装置から前記復元命令が与えられたときに、前記第1のボリュームに対する書込みを禁止し、
前記第4のステップにおいて、前記第2のストレージ装置から送信される前記差分データを前記第1のボリュームに適用するようにして、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する
ことを特徴とする請求項7に記載のデータ管理方法。 - 前記第1のストレージ装置は、
前記第2のステップにおいて、前記上位装置から前記復元命令が与えられたときに前記第1のボリュームのスナップショットを取得し、
前記第4のステップにおいて、前記第2のストレージ装置から送信される前記差分データを前記第1のボリュームのスナップショットに適用するようにして、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する
ことを特徴とする請求項7に記載のデータ管理方法。 - 前記上位装置は、
前記第1のボリュームを復元するための復元処理モードとして、第1及び第2の復元処理モードのいずれかを択一的に選択して設定するための所定の設定画面を表示すると共に、前記設定画面を用いて設定された前記復元処理モードに応じた前記復元命令を前記第1のストレージ装置に送信し、
前記第1のストレージ装置は、
前記第2のステップにおいて、前記復元命令に基づいて、前記第1の復元処理モードが設定されたときには、前記上位装置から前記復元命令が与えられたときに、前記第1のボリュームに対する書込みを禁止すると共に、前記第4のステップにおいて、前記第2のストレージ装置から送信される前記差分データを前記第1のボリュームに適用するようにして、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する一方、前記第2の復元処理モードが設定されたときには、前記第2のステップにおいて、前記上位装置から前記復元命令が与えられたときに前記第1のボリュームのスナップショットを取得すると共に、前記第4のステップにおいて、前記第2のストレージ装置から送信される前記差分データを前記第1のボリュームのスナップショットに適用するようにして、前記復元時刻における前記第1のボリュームを復元する
ことを特徴とする請求項7に記載のデータ管理方法。 - 前記第2のストレージ装置は、
前記第3のステップにおいて、前記復元時刻から前記復元命令が与えられるまでの各前記ジャーナルと、前記第2のボリュームとのうちの演算量が少なくなるいずれか一方を用いて、前記復元時刻以降に書き換えられたアドレスを検出する
ことを特徴とする請求項7に記載のデータ管理方法。 - 前記第2のストレージ装置は、
前記第1のステップにおいて、一定時間間隔で前記第2のボリュームのスナップショットを取得する
ことを特徴とする請求項7に記載のデータ管理方法。 - 上位装置に接続され、前記上位装置から送信されるデータを記憶する第1のボリュームを備える第1のストレージ装置と、
前記第1のストレージ装置と接続され、前記第1のボリュームのバックアップデータを記憶する第2のボリュームを備える第2のストレージ装置と、を有するストレージシステムであって、
前記第1のストレージ装置は、
前記第1のボリュームに前記データの書き込みがあった場合に当該書き込みの内容を表すジャーナルと、前記ジャーナルを前記第2のストレージ装置に送信する送信部と、を備え、
前記第2のストレージ装置は、
所定のタイミングで前記第2のボリュームのスナップショットを取得するスナップショット取得部と、
前記第1のストレージ装置から送信される前記ジャーナル及び前記スナップショット取得部により取得された前記スナップショットを記憶する記憶デバイスと、
前記上位装置から与えられる復元時刻が指定された復元命令に応じて、前記記憶デバイスに記憶された前記スナップショットと、前記記憶デバイスに記憶され、前記復元命令と前記スナップショットに関係する前記ジャーナルと、を用いて前記復元時刻における前記第1のボリュームに記憶されたデータ内容を復元する復元部と、
前記データ内容のうち、前記復元時刻より後に前記上位装置から書き込まれたアドレスに該当するデータを差分データとして前記第1のストレージ装置に対して送信する差分データ出力部と、
を備え、
前記第1のストレージ装置は、第2のストレージ装置から送信される前記差分データと、前記第1のボリュームと、に基づいて、前記復元時刻における前記第1のボリュームに記憶されたデータ内容を復元する
ことを特徴とするストレージシステム。
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